JP2012037214A - ライターの安全装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
着火装置の動作阻止/阻止解除を行うストッパー部材を、使用者による着火操作後に着火装置の動作阻止位置へ、簡単な構造で確実かつ容易に自動復帰することができるようにしたライターの安全装置を提供する。
【解決手段】着火動作が終了し、使用者が操作片8の押し下げを止めると、圧電素子スパーカー4が戻しスプリングの作用により上昇復帰し、さらにストッパー部材9がコイルスプリング12の付勢力を受けて上昇復帰する。このとき、ストッパー部材9の操作突起10は、水平孔部13の傾斜案内側部13aに当接して、この傾斜案内側部13aで傾斜の分力作用を受けて、水平孔部13の阻止位置に自動復帰する。
【選択図】図1
着火装置の動作阻止/阻止解除を行うストッパー部材を、使用者による着火操作後に着火装置の動作阻止位置へ、簡単な構造で確実かつ容易に自動復帰することができるようにしたライターの安全装置を提供する。
【解決手段】着火動作が終了し、使用者が操作片8の押し下げを止めると、圧電素子スパーカー4が戻しスプリングの作用により上昇復帰し、さらにストッパー部材9がコイルスプリング12の付勢力を受けて上昇復帰する。このとき、ストッパー部材9の操作突起10は、水平孔部13の傾斜案内側部13aに当接して、この傾斜案内側部13aで傾斜の分力作用を受けて、水平孔部13の阻止位置に自動復帰する。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料タンクと、燃料タンクのノズルから放出される燃料ガスに着火する着火装置と、この着火装置を操作する操作片とを備え、さらに不用意に着火装置が作動しないようにする安全装置を備えたライターに関するものである。
従来、ライターにおいて、低価格ライター以外のものでは、不用意に着火装置が作動して着火しないようにするための安全装置を具備した構成のものが提供されている。
近年、低年齢の子供によるライターを操作して各種の事故を発生させる事例が多く報道されてきており、ライター全般に子供が操作し難い構造にすることが要求されてきている。
例えば、操作力を重くして子供の力では容易に操作することができないようにすること、安全ストッパーを設けることなど多くの提案がなされている。
前記のようなライターの安全装置の発明,考案は従来古くから実施され、種々の構成の出願がなされている。その中で、ライターの外部あるいは内部に、着火装置の動作を不使用時には阻止するストッパー機構やロック機構を設けたものがある。
また、使用者が、作動阻止位置にあるストッパー機構やロック機構を操作して、着火装置の操作片を操作することで着火動作を行った後には、ストッパー機構やロック機構が再び自動的に作動阻止位置に復帰するようにした構成のものも提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
従来の特許文献1,2に記載されたライターでは、使用者によるストッパー機構やロック機構を作動阻止位置に戻すことを忘れるという危険を防ぐことができ、安全性を向上させることができ、ライターの安全装置として有効である。
しかしながら、特許文献1,2に記載されたライターにおけるストッパー機構やロック機構の復帰構造を含む安全装置全体において、その構造が複雑であり、また各部における操作性において確実性や安定性に課題がある。
本発明の目的は、前記従来の技術の課題を解決し、着火装置の動作阻止/阻止解除を行うストッパー部材を、使用者による着火操作後に着火装置の動作阻止位置へ、簡単な構造で確実かつ容易に自動復帰することができるようにしたライターの安全装置を提供することを目的とする。
本発明のライターの安全装置は、料タンクと、燃料タンクのノズルから放出される燃料ガスに着火する着火装置と、この着火装置を操作する操作片とを備えたライターにおいて、ライターの外装ケースの側部に、水平孔部と垂直孔部とを連通してなる鉤状案内部を設け、この鉤状案内部に外部から前記水平孔部と前記垂直孔部間を移動する操作突起を配し、この操作突起を前記外装ケース内部に配されたストッパー部材に一体に設け、かつ前記外装ケース内部に前記ストッパー部材を上方に付勢するスプリングを配し、前記操作突起が前記鉤状案内部の水平孔部の阻止位置にあるときに、前記ストッパー部材が待機位置にある前記着火装置あるいは前記操作片の一部と当接して前記着火装置の着火動作を阻止し、前記操作突起が前記鉤状案内部の垂直孔部にあるとき、前記操作突起が下降可能となり、かつ前記ストッパー部材と前記着火装置との当接が解除されて、前記操作片による前記着火装置の着火動作を可能にし、前記着火装置が着火動作を終了して前記待機位置に復帰する際、前記ストッパー部材が前記スプリングの付勢力を受けて前記垂直孔部を上方復帰するときに、前記ストッパー部材の前記操作突起と当接して該操作突起を前記水平孔部の前記阻止位置に移動させる傾斜案内側部を、前記鉤状案内部の前記水平孔部の上辺部に形成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記鉤状案内部の前記水平孔部の前記傾斜案内側部が直線状をなすことを特徴とする。
また、本発明は、前記鉤状案内部の前記水平孔部の前記傾斜案内側部が円弧状をなすことを特徴とする。
また、本発明は、前記鉤状案内部における前記垂直孔部上方の前記水平孔部の隅部に、前記操作突起と一時的に係合する係止部を設けたことを特徴とする。
また、本発明は、前記鉤状案内部における前記水平孔部の前記係止部と対向する部位の前記垂直孔部に、傾斜案内突起部を設けたことを特徴とする。
本発明のライターの安全装置によれば、ストッパー部材の操作突起が鉤状案内部の水平孔部の阻止位置にあるときには着火装置の動作を阻止し、使用者が操作突起を鉤状案内部の垂直孔部に移動させ、この状態で使用者が操作片によって着火装置を動作させることにより着火動作が行われる。
また、着火装置が着火動作を終了して上方復帰する際に、ストッパー部材の操作突起が鉤状案内部の傾斜案内側部により水平孔部の阻止位置に自動復帰するため、使用者がストッパー部材を阻止位置へ戻し忘れてしまうことによる危険性がなくなる。
このように、本発明のライターの安全装置は、簡単な構造で2アクションによる安全機能とストッパー部材の自動復帰機能とを具備し、操作性も優れた構成であるため、実用性に優れたライター用の安全装置として有効である。
以下に本発明の好適な実施形態を図面にて説明する。
図1において、1は液化ガス燃料が収納されている燃料タンク、2は本例では燃料タンク1と一体に形成されている外装ケース、3は燃料タンク1に設けられた公知のガス噴出ノズル、4は外装ケース2内部に設けられた着火装置としての圧電素子スパーカー、5は、圧電素子スパーカー4の上部に摺動可能に設けられて、加圧されて圧電素子スパーカー4内部の圧電素子(図示せず)に高電圧を発生させるための作動部、6は、圧電素子スパーカー4内部の圧電素子に発生した高電圧により、ガス噴出ノズル3の先端部分との間で着火放電を生成する放電電極である。
7は、ガス噴出ノズル3に一端部と係合し、ガス噴出ノズル3を上昇させることにより開弁させ、燃料タンク1から気化ガスを噴出させるガス開閉板、8は、圧電素子スパーカー4の作動部5上部に固定され、ガス開閉板7の他端部を下降させてガス噴出ノズル3を上昇させることにより開弁させる操作片である。
9は外装ケース2内部と圧電素子スパーカー4の側壁との空間部に設けられた棒状体のストッパー部材、10はストッパー部材9に一体に突設された操作突起、11は操作突起10が摺動する後述する鉤状案内部、12はストッパー部材9を上方に付勢するでコイルスプリングである。
図2に示すように、前記鉤状案内部11は、ストッパー部材9の操作突起10が摺動可能な水平孔部13と垂直孔部14が連通されてなる略『状をなしており、水平孔部13の上辺部に直線状の傾斜案内側部13aが直線状に形成されている。また垂直孔部14上方の水平孔部13の隅部に、平坦状(凹状でもよい)の係止部13bが形成されている。
鉤状案内部11の垂直孔部14は、操作突起10の下方への移動を可能に案内するものであり、また、水平孔部13の係止部13bと対向する垂直孔部14側部には傾斜案内突起部14aが形成されている。
次に、本実施形態のガスライターの動作について、図3から図6を参照して説明する。
鉤状案内部11において、操作突起10が、水平孔部13の阻止位置にあるときに、ストッパー部材9は不動であって、待機位置にある圧電素子スパーカー4あるいは操作片8の一部と当接して圧電素子スパーカー4の着火動作を阻止する。本例ではストッパー部材9の上端部が操作片8の下部に当接して、圧電素子スパーカー4の下降を阻止し着火動作ができない(図3参照)。
そして、使用者の操作により、操作突起10を水平孔部13の阻止位置から垂直孔部14に移動させると、操作突起10が垂直孔部14を下降可能となる。このとき使用者が、操作突起10を、コイルスプリング12の付勢力に抗して、傾斜案内側部13aに沿って垂直孔部14方向に移動させると操作突起10は、水平孔部13の隅部で係止部13bに一時的に係止される(図4参照)。
この係止状態において、使用者は、ストッパー部材9による移動阻止が解除されている操作片8を押し下げることにより、圧電素子スパーカー4の作動部5が下降して着火動作が行われる(図5参照)。
前記操作片8の押し下げにより、ガス開閉板7の他端部を下降させてガス噴出ノズル3を開弁する。そしてガス噴出ノズル3での気化ガスの放出にタイミングを合わせて、圧電素子スパーカー4内部の圧電素子に発生する高電圧により、ガス噴出ノズル3の先端部分と放電電極6との間で着火放電を生成され、気化ガスに着火する(図6参照)。
前記着火動作が終了し、使用者が操作片8の押し下げを止めると、ガス開閉板7が上昇して閉弁し、圧電素子スパーカー4内部の図示しない戻しスプリングの作用により作動部5が上昇復帰し、さらにストッパー部材9がコイルスプリング12の付勢力を受けて上昇復帰する。
このとき、ストッパー部材9の操作突起10は、垂直孔部14側部の傾斜案内突起部14aにより、水平孔部13の係止部13b部分を避けて傾斜案内側部13aに当接するようになっており、傾斜案内側部13aで傾斜の分力作用を受けて、水平孔部13の図2,図3に示す阻止位置に自動復帰することになる。
なお、前記実施形態の各構成部材の形状,材質などは特に限定されず、デザイン・仕様などにより適宜変更して実施する。
例えば、本実施形態の水平孔部13の傾斜案内側部13aは円弧状をなすものにしてもよい。
本発明は、ガスライターあるいはオイルライター、さらに着火装置が圧電式のものに限らず、ヤスリ着火式や電気回路を具備したものにも適用される。
2 外装ケース
4 圧電素子スパーカー
5 作動部
8 操作片
9 ストッパー部材
10 操作突起
11 鉤状案内部
12 コイルスプリング
13 水平孔部
13a 傾斜案内側部
13b 係止部
14 垂直孔部
14a 傾斜案内突起部
4 圧電素子スパーカー
5 作動部
8 操作片
9 ストッパー部材
10 操作突起
11 鉤状案内部
12 コイルスプリング
13 水平孔部
13a 傾斜案内側部
13b 係止部
14 垂直孔部
14a 傾斜案内突起部
Claims (5)
- 燃料タンクと、燃料タンクのノズルから放出される燃料ガスに着火する着火装置と、この着火装置を操作する操作片とを備えたライターにおいて、
ライターの外装ケースの側部に、水平孔部と垂直孔部とを連通してなる鉤状案内部を設け、この鉤状案内部に外部から前記水平孔部と前記垂直孔部間を移動する操作突起を配し、この操作突起を前記外装ケース内部に配されたストッパー部材に一体に設け、かつ前記外装ケース内部に前記ストッパー部材を上方に付勢するスプリングを配し、
前記操作突起が前記鉤状案内部の水平孔部の阻止位置にあるときに、前記ストッパー部材が待機位置にある前記着火装置あるいは前記操作片の一部と当接して前記着火装置の着火動作を阻止し、前記操作突起が前記鉤状案内部の垂直孔部にあるとき、前記操作突起が下降可能となり、かつ前記ストッパー部材と前記着火装置との当接が解除されて、前記操作片による前記着火装置の着火動作を可能にし、
前記着火装置が着火動作を終了して前記待機位置に復帰する際、前記ストッパー部材が前記スプリングの付勢力を受けて前記垂直孔部を上方復帰するときに、前記ストッパー部材の前記操作突起と当接して該操作突起を前記水平孔部の前記阻止位置に移動させる傾斜案内側部を、前記鉤状案内部の前記水平孔部の上辺部に形成したことを特徴とするライターの安全装置。 - 前記鉤状案内部の前記水平孔部の前記傾斜案内側部が直線状をなすことを特徴とする請求項1記載のライターの安全装置。
- 前記鉤状案内部の前記水平孔部の前記傾斜案内側部が円弧状をなすことを特徴とする請求項1記載のライターの安全装置。
- 前記鉤状案内部における前記垂直孔部上方の前記水平孔部の隅部に、前記操作突起と一時的に係合する係止部を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のライターの安全装置。
- 前記鉤状案内部における前記水平孔部の前記係止部と対向する部位の前記垂直孔部に、傾斜案内突起部を設けたことを特徴とする請求項4記載のライターの安全装置。
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Family
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2013179680A1 (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-05 | フマキラー株式会社 | 薬剤放散装置 |
CN110268194A (zh) * | 2016-12-13 | 2019-09-20 | 毕克有限公司 | 点火总成和生产这种点火总成的方法 |
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- 2010-08-09 JP JP2010188814A patent/JP2012037214A/ja active Pending
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