JP2012034516A - 動作モード切替型dc−dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】一定の出力電圧を得るための動作モード切替型DC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】降圧コンバータ部と、昇圧コンバータ部と、昇圧モード、昇降圧モード、及び降圧モードから選択される2つの動作モードに対応する駆動信号を出力する制御部を備え、制御部は、誤差信号を出力する誤差増幅回路と、第1の三角波信号と第1の三角波信号と同じ周期かつ第1の三角波信号よりも振幅が小さい第2の三角波信号とを出力する発振回路と、第1の三角波信号と誤差信号とを比較して第1の駆動信号を生成し、第2の三角波信号と誤差信号とを比較して第2の駆動信号を生成する比較回路と、デューティー比に基づいて動作モード制御信号を出力する動作モード制御回路を含み、比較回路は動作モード制御信号に基づいて第1の駆動信号と第2の駆動信号とのいずれかを出力する動作モード切替型DC−DCコンバータである。
【選択図】図5
【解決手段】降圧コンバータ部と、昇圧コンバータ部と、昇圧モード、昇降圧モード、及び降圧モードから選択される2つの動作モードに対応する駆動信号を出力する制御部を備え、制御部は、誤差信号を出力する誤差増幅回路と、第1の三角波信号と第1の三角波信号と同じ周期かつ第1の三角波信号よりも振幅が小さい第2の三角波信号とを出力する発振回路と、第1の三角波信号と誤差信号とを比較して第1の駆動信号を生成し、第2の三角波信号と誤差信号とを比較して第2の駆動信号を生成する比較回路と、デューティー比に基づいて動作モード制御信号を出力する動作モード制御回路を含み、比較回路は動作モード制御信号に基づいて第1の駆動信号と第2の駆動信号とのいずれかを出力する動作モード切替型DC−DCコンバータである。
【選択図】図5
Description
本発明は、動作モード切替型DC−DCコンバータ及び動作モード切替型DC−DCコンバータの制御方法に関する。
DC−DCコンバータは、ある電圧の直流電流を異なる電圧の直流電流に変換するものである。DC−DCコンバータとしては、従来から、昇圧モード、昇降圧モード、降圧モード等の動作モードを切り替えて動作する動作モード切替型DC−DCコンバータが知られている。
動作モードを切り替えるための手段として、特許文献1に記載されているような、入力電圧と出力電圧とを比較して切り替える手段や、特許文献2に記載されているような、各動作モードにおいて駆動信号のパルス幅と周期の比を示すデューティー比に応じて切り替える手段等が知られている。
図1は、特許文献1に記載されているような入出力電圧比較による従来の動作モード切替型DC−DCコンバータの回路図である。図1には、降圧コンバータ部20と、昇圧コンバータ部30と、誤差増幅回路81と、発振回路82と、比較回路83と、入出力電圧比較回路84とが示されている。降圧コンバータ部20は、第1のスイッチ21と、整流手段22と、インダクタ23とを有する。昇圧コンバータ部30は、インダクタ23と、第2のスイッチ31と、整流手段32と、平滑手段33とを有する。インダクタ23は、降圧コンバータ部20と昇圧コンバータ部30とで共有されている。
図1に示される動作モード切替型DC−DCコンバータでは、入出力電圧比較回路84が入力電圧と出力電圧とを比較して、その比較に基づいて制御信号を出力することにより、動作モードを切り替えている。
図2は、特許文献2に記載されているような、駆動信号のデューティー比による従来の動作モード切替型DC−DCコンバータの回路図である。図2には、降圧コンバータ部20と、昇圧コンバータ部30と、誤差増幅回路91と、発振回路92と、比較回路93と、スイッチ制御回路94と、動作モード切替回路95とが示されている。降圧コンバータ部20は、第1のスイッチ21と、整流手段22と、インダクタ23とを有する。昇圧コンバータ部30は、インダクタ23と、第2のスイッチ31と、整流手段32と、平滑手段33とを有する。インダクタ23は、降圧コンバータ部20と昇圧コンバータ部30とで共有されている。図2に示される動作モード切替型DC−DCコンバータでは、動作モード切替回路95が駆動信号のデューティー比に応じてスイッチ制御回路94に制御信号を出力することにより動作モードを切り替えている。
しかし、特許文献1に記載の入出力電圧の比較により動作モードを切り替える手段では、入力電圧と出力電圧が等しくなる付近ではいずれの動作モードでも動作しない領域があり、好ましくない。また、特許文献1に記載の入出力電圧の比較により動作モードを切り替える手段、及び特許文献2に記載の各動作モードの駆動信号のデューティー比に応じて動作モードを切り替える手段では、動作モードが切り替わった瞬間から定常状態になるまでの過渡状態の間のデューティー比が所望の値とならず、ダウンシュート(出力電力不足)やオーバーシュート(出力電力過剰)を起こしてしまう。
図3は、従来のDC−DCコンバータの入力電圧10Vのときの昇圧モード及び昇降圧モードにおける駆動信号のデューティー比と出力電圧の関係を例示する。例えば、従来のDC−DCコンバータを昇圧モードでデューティー比20%(出力電圧12.5V)で制御していたときに、昇降圧モードへ切り替えた場合を考える。回路内の容量素子や誘導素子等の影響を勘案しないと、切り替えた瞬間の過渡状態として昇降圧モードでデューティー比20%で動作するため、出力電圧は2.5Vとなりダウンシュートが発生する。DC−DCコンバータを昇降圧モードから昇圧モードに切り替えたときは、逆にオーバーシュートが発生する。
ダウンシュートが発生すると、負荷となる回路の誤動作や、動作のばらつき(例えば、負荷がLEDの場合に出力光がチラつく等)が生じ得る。また、オーバーシュートが発生すると、負荷となる回路の部品の耐圧オーバーにより部品が故障したり、入力ラッシュ電流によりヒューズの溶断等が生じ得る。
そこで本発明は、動作モードが切り替わった瞬間から、所望のデューティー比で動作し、ダウンシュートやオーバーシュートの発生を抑制するための動作モード切替型DC−DCコンバータ及びその制御方法を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を鑑みて鋭意検討した結果、第1のスイッチを有する降圧コンバータ部と、第2のスイッチを有する昇圧コンバータ部と、前記第1のスイッチを常時導通し、前記第2のスイッチをオン/オフする昇圧モード、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを相補的にオン/オフする昇降圧モード、及び前記第1のスイッチをオン/オフして前記第2のスイッチを常時開放する降圧モードの3つの動作モードから選択される2つの動作モードの各々に対応する駆動信号を生成して出力する制御部とを備え、前記制御部は、出力電圧に関する信号と第1の基準電圧との誤差を増幅した誤差信号を生成して出力する誤差増幅回路と、所定の周期を有する第1の三角波信号と、前記第1の三角波信号と同じ周期であり、かつ、前記第1の三角波信号よりも小さい振幅である第2の三角波信号とを出力する発振回路と、前記第1の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第1の駆動信号を生成し、前記第2の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第2の駆動信号を生成する比較回路と、駆動信号のデューティー比に基づいて、前記3つの動作モードから選択される2つの動作モードを切り替えるための動作モード制御信号を出力する動作モード制御回路とを含み、前記比較回路は、前記動作モード制御信号に基づいて、前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号とのいずれかを選択して前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに出力し、前記第1の駆動信号は前記昇圧モードに対応する信号であり、前記第2の駆動信号は前記昇降圧モードに対応する信号であるか、又は前記第1の駆動信号は前記昇降圧モードに対応する信号であり、前記第2の駆動信号は前記降圧モードに対応する信号であることを特徴とする動作モード切替型DC−DCコンバータにより上記課題を解決することを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、動作モードが切り替わった瞬間から所望のデューティー比で動作し、ダウンシュートやオーバーシュートの発生を抑制するための動作モード切替型DC−DCコンバータ及びその制御方法を提供することが可能となる。
[第1の実施形態]
図4は、本発明の第1の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータのブロック図である。図4に示されるように、動作モード切替型DC−DCコンバータ10は、入力ノード11と接続された降圧コンバータ部20と、降圧コンバータ部20と接続された昇圧コンバータ部30と、昇圧コンバータ部30と接続された制御部40及び出力ノード12を備える。該動作モード切替型DC−DCコンバータ10は、降圧コンバータ部20の入力側に入力ノード11を有し、昇圧コンバータ部30の出力側と制御部40の間に出力ノード12を有する。降圧コンバータ部20は、入力ノード11と接続された第1のスイッチ21と、第1のスイッチ21及びグラウンド端子と接続された整流手段22と、一方の端子に第1のスイッチ21及び整流手段22が接続されたインダクタ23とを有する。昇圧コンバータ部30は、インダクタ23と、インダクタ23の他方の端子及びグラウンド端子と接続された第2のスイッチ31と、インダクタ23の他方の端子及び第2のスイッチ31と接続された整流手段32と、一方の端子に整流手段32及び出力ポート12が接続され、他方の端子にグラウンド端子が接続された平滑手段33とを有する。インダクタ23は、降圧コンバータ部20と昇圧コンバータ部30とで共有されている。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータのブロック図である。図4に示されるように、動作モード切替型DC−DCコンバータ10は、入力ノード11と接続された降圧コンバータ部20と、降圧コンバータ部20と接続された昇圧コンバータ部30と、昇圧コンバータ部30と接続された制御部40及び出力ノード12を備える。該動作モード切替型DC−DCコンバータ10は、降圧コンバータ部20の入力側に入力ノード11を有し、昇圧コンバータ部30の出力側と制御部40の間に出力ノード12を有する。降圧コンバータ部20は、入力ノード11と接続された第1のスイッチ21と、第1のスイッチ21及びグラウンド端子と接続された整流手段22と、一方の端子に第1のスイッチ21及び整流手段22が接続されたインダクタ23とを有する。昇圧コンバータ部30は、インダクタ23と、インダクタ23の他方の端子及びグラウンド端子と接続された第2のスイッチ31と、インダクタ23の他方の端子及び第2のスイッチ31と接続された整流手段32と、一方の端子に整流手段32及び出力ポート12が接続され、他方の端子にグラウンド端子が接続された平滑手段33とを有する。インダクタ23は、降圧コンバータ部20と昇圧コンバータ部30とで共有されている。
第1のスイッチ21及び第2のスイッチ31は、所望のタイミングで回路の導通・遮断が可能なものであれば特に制限されず、例えば、MOSFET、BJT、又はIGBTなどが挙げられる。制御性の観点及び製造プロセスの観点からMOSFETが好適に用いられる。
制御部40は、誤差増幅回路41と、発振回路42と、比較回路43と、動作モード制御回路44とを備える。誤差増幅回路41は昇圧コンバータ部30の出力側に接続され、さらに比較回路43と接続されている。発振回路42は、比較回路43と接続されている。動作モード制御回路44は、比較回路43と接続されている。
誤差増幅回路41は誤差信号S1を出力し、発信回路42は第1の三角波信号S21と第2の三角波信号S22を出力し、動作モード制御回路44は動作モード制御信号S43を出力する。比較回路43は、誤差信号S1と、第1の三角波信号S21と、第2の三角波信号S22と、動作モード制御信号S43とを入力して、駆動信号S33と駆動信号S34とを生成して、それぞれ、降圧コンバータ部20の第1のスイッチ21と昇圧コンバータ部30の第2のスイッチ31とに出力する。
以下に、本発明の動作モード切替型DC−DCコンバータ10においてとることのできる昇圧モード、昇降圧モード、及び降圧モードについて説明する。動作モード切替型DC−DCコンバータ10は、駆動信号S33及び駆動信号S34により、昇圧コンバータ部20の第1のスイッチ21及び降圧コンバータ部30の第2のスイッチ31のオン/オフを制御することによって、昇圧モード、昇降圧モード、降圧モードをとることができる。
駆動信号S33により第1のスイッチ21を常時導通させ、出力電圧に応じたデューティー比を有する駆動信号S34により第2のスイッチ31を一定周期でオン/オフする場合は昇圧モードとなる。昇圧モードの場合、入力電圧VINと出力電圧VOUTと駆動信号S34のデューティー比Dとの間の関係は、下記式(1)で表される。
出力電圧に応じたデューティー比を有する駆動信号S33及び駆動信号S34により第1のスイッチ21及び第2のスイッチ31を相補的にオン/オフする場合は昇降圧モードとなる。昇降圧モードの場合、入力電圧VINと出力電圧VOUTと駆動信号S33及び駆動信号S34のデューティー比Dの関係は、下記式(2)で表される。
出力電圧に応じたデューティー比を有する駆動信号S33により第1のスイッチ21を一定周期でオン/オフし、駆動信号S34により第2のスイッチ31を常時開放する場合は降圧モードとなる。降圧モードの場合、入力電圧VINと出力電圧VOUTと駆動信号S33のデューティー比Dの関係は、下記式(3)で表される。
本実施形態の動作モード切替型DC−DCコンバータは、昇圧モード、昇降圧モード、降圧モードの3つの動作モードから選択された少なくとも2つの動作モードのうちから、動作モードが選択されるものであれば特に制限されず、3つの動作モード全てから動作モードが選択されるものであってもよいし、当該3つの動作モード以外の動作モード(例えばスイッチ21及び31の両方をオフにするスリープモード)をさらに選択してもよい。
図5は、図4で示される本発明の第1の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータ10における誤差増幅回路41と、発振回路42と、比較回路43と、動作モード制御回路44との構成をより詳細に示した回路図である。図5に示されるように、誤差増幅回路41は、エラーコンパレータ51と、抵抗R1、R2、R3と、容量素子C1と、第1の基準電圧Vref1とを有する。エラーコンパレータ51の出力ノード12とグラウンドとの間に直列に接続される抵抗R3と容量素子C1とで、RC補償回路が構成される。誤差増幅回路41は、昇圧コンバータ部30の平滑手段33からの出力値と第1の基準電圧Vref1との誤差を増幅した誤差信号S1を生成して比較回路34に出力する。
ここで、平滑手段33からの出力値は、平滑手段33の一端の電圧値と一定の相関を有する値であれば特に制限されず、例えば、平滑手段33の一端の電圧値そのものであってもよい。図5で示される動作モード切替型DC−DCコンバータ10においては、平滑手段33からの出力値を、平滑手段33の一端の電位とグラウンドとの間の電圧を抵抗R1及び抵抗R2により分圧した電圧値とした。
誤差増幅回路41のエラーコンパレータ51は、平滑手段33からの出力値と第1の基準電圧Vref1とを入力して誤差信号S1を生成し、当該誤差信号S1を比較回路43に出力する。
平滑手段33の一端の電位とグラウンドとの間の電圧を分圧するための他の手段として、例えば、図6で示される構成が挙げられる。図6は、本発明の動作モード切替型DC−DCコンバータ10において平滑手段33の一端の電位とグラウンドの間の電圧を分圧するための他の構成を示す。
図6に示されるように、平滑手段33の出力端に存在する出力ノード12に負荷71として直列接続されたLEDが接続され、負荷71のもう一端とグラウンドの間に接続される抵抗素子によって分圧された電圧値が誤差増幅回路41に入力される。
また、図示はしないが負荷71に流れる電流を誤差増幅回路41の一端に入力し、所望の定電流を誤差増幅回路41の他端に入力し、誤差信号S1を生成することも可能である。
発振回路42は、所定の周期を有する第1の三角波信号S21と、該第1の三角波信号S21と同じ周期であり、かつ、第1の三角波信号S21よりも小さい振幅である第2の三角波信号S22の2種類の三角波信号を出力するものとすることができる。
図5で示される動作モード切替型DC−DCコンバータ10において使用する発振回路42として、1つの発振回路により第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22を並行して生成して出力するものを使用した。
ここで、本発明の動作モード切替型DC−DCコンバータ10において用いることのできる他の発振回路としては、例えば、後述する図7に示すような、動作モード制御信号S43に応じて第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22の一方を生成して出力するものが挙げられる。
また、2つの発振回路を用いて、一方の発振回路が第1の三角波信号S21を生成して出力し、他方の発振回路が第2の三角波信号S22を生成して出力する構成としてもよいが、容易に制御する観点からは、1つの発振回路によって第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22を生成して出力するものが好ましい。
図5に示されるように、比較回路43は、誤差増幅回路41及び発振回路42と接続された第1のPWMコンパレータ52及び第2のPWMコンパレータ53と、切替手段54と、バッファ回路55、56とを備える。また、第1のPWMコンパレータ52又は第2のPWMコンパレータ53は、切替手段54を介してバッファ回路55、56と接続される。比較回路43は、第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22と、誤差信号S1と、後述する動作モード制御信号S43とを入力し、駆動信号S33及び駆動信号S34を生成して出力する。
第1のPWMコンパレータ52は、誤差信号S1と第1の三角信号S21とを入力して第1の比較信号S31を生成して出力する。第2のPWMコンパレータ53は、誤差信号S1と第2の三角信号S22とを入力して第2の比較信号S32を生成して出力する。
切替手段54は、後述する動作モード制御信号S43に応じて、第1のPWMコンパレータ52から出力された第1の比較信号S31と第2のPWMコンパレータ53から出力された第2の比較信号S32とのいずれか一方を選択可能なように構成されている。
バッファ回路55は、第1の比較信号S31又は第2の比較信号S32を入力して、駆動信号S34を生成して第2のスイッチ31に出力するように構成される。バッファ回路56は、第1の比較信号S31又は第2の比較信号S32を入力して、駆動信号S33を生成して第1のスイッチ21に出力するように構成される。
バッファ回路55は、後述する動作モード制御信号S43に基づいて、第1の比較信号S31及び第2の比較信号S32を増幅することより、一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比で第2のスイッチ31をオン/オフさせるように駆動信号S34を設定することができる。バッファ回路56は、後述する動作モード制御信号S43に基づいて、第1の比較信号S31及び第2の比較信号S32を増幅することより、一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比で第1のスイッチ21をオン/オフさせるように駆動信号S33を設定することができる。
また、バッファ回路55は、後述する動作モード制御信号S43に基づいて、第2のスイッチ31を常時オンする又は常時オフするように駆動信号S34を設定することができる。バッファ回路56は、後述する動作モード制御信号S43に基づいて、第1のスイッチ21を常時オンする又は常時オフするように駆動信号S33を設定することができる。
比較回路43は、第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22と誤差信号S1とを比較して、駆動信号S33及び駆動信号S34のいずれか一方を生成して出力することが可能であれば特に制限されない。図5に示すように、発振回路42が第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22を並行して出力する場合は、誤差信号S1と第1の三角波信号S21を入力して第1の比較信号S31を出力する第1のPWMコンパレータ52と、誤差信号S1と第2の三角波信号S22を入力して第2の比較信号S32を出力する第2のPWMコンパレータ53とを有することが回路構成を容易にする観点から好ましい。
第1の比較信号S31及び第2の比較信号S32の周期は、第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22の周期と等しい。また、第1の比較信号S31は、第1の三角波信号S21の振幅と誤差信号S1のレベルとに応じてオン時間が定まる方形波信号であり、第2の比較信号S32は、第2の三角波信号S22の振幅と誤差信号S1のレベルとに応じてオン時間が定まる方形波信号である。第1の比較信号S31及び第2の比較信号S32は、回路構成や動作モードによっては、そのまま駆動信号S33及び駆動信号S34として使用することも可能である。しかしながら、第1のスイッチ21及び第2のスイッチ31を精密に制御する観点から、第1の比較信号S31又は第2の比較信号S32をバッファ回路55、56を介して増幅することにより、駆動信号S33及び駆動信号S34を生成して、それぞれ第1のスイッチ21及び第2のスイッチ31に出力することが好ましい。
比較回路43は、動作モードに応じて駆動信号S33及び駆動信号S34を容易かつ正確に制御する観点から、動作モード制御信号S43に応じて第1のPWMコンパレータ52及び第2のPWMコンパレータ53からの出力のいずれか一方を選択する切替手段54を有することが好ましい。
図5に示されるように、動作モード制御回路44は、第3のPWMコンパレータ57と、第4のPWMコンパレータ58と、NOR回路59と、AND回路60と、SRフリップフロップ回路61と、遅延回路62、63と、NOT回路64と、第2の基準電圧Vref2と、第3の基準電圧Vref3とを有する。
動作モード制御回路44は、上述の3つの動作モードから選択された少なくとも2つの動作モードを切り替えるための動作モード制御信号S43を生成して、比較回路43に出力する。動作モード制御信号S43は、信号S40のデューティー比、すなわち駆動信号のデューティー比に応じて動作モードを切り替させるための信号である。動作モード制御信号S43を比較回路43の切替手段54に入力することにより、比較回路43は動作モード制御信号S43に基づいて切替手段54、及びバッファ回路55、56を制御して、選択された動作モードに応じた駆動信号S33及び駆動信号S34を生成することが可能である。
動作モード制御回路44により昇圧モードが選択された場合、動作モード制御信号S43がバッファ回路55、56に入力され、比較回路43は第1のスイッチ21を常時オンにするように駆動信号S33を生成し、第2のスイッチ31を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S34を生成することができる。
動作モード制御回路44により昇降圧モードが選択された場合、動作モード制御信号S43がバッファ回路55、56に入力され、比較回路43は第1のスイッチ21を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S33を生成し、第2のスイッチ31を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S34を生成することができる。
動作モード制御回路44により降圧モードが選択された場合、動作モード制御信号S43がバッファ回路55、56に入力され、比較回路43は第2のスイッチ31を常時オフにするように駆動信号S34を生成し、第1のスイッチ21を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S33を生成することができる。
図7は、本発明の動作モード切替型DC−DCコンバータ10の発振回路42、比較回路43及び動作モード制御回路44の他の構成を例示する。図7に示される動作モード切替型DC−DCコンバータ10は、入力ノード11及び出力ノード12と、降圧コンバータ部20と、昇圧コンバータ部30と、誤差増幅回路41と、発振回路42と、比較回路43と、動作モード制御回路44とを備える。
比較回路43は、第1のPWNコンパレータ52と、バッファ回路55、56とを有する。動作モード制御回路44は、動作モード制御信号S43を発振回路42及び比較回路43に出力するように構成されている。発振回路42は、動作モード制御回路44から出力された動作モード制御信号S43を入力し、動作モード制御信号S43に基づいて第1の三角波信号S21又は第2の三角波信号S22のいずれか一方を出力するように構成されている。
動作モード制御回路44は、動作モード制御信号S43を比較回路43に加えて発振回路42にも出力することができる。図7に示されるように、発振回路42が、動作モード制御信号S43に基づいて第1の三角波信号S21又は第2の三角波信号S22を生成して出力する場合は、第1のPWMコンパレータ52のみが誤差信号S1と第1の三角波信号S21又は第2の三角波信号S22を入力し、第1の比較信号S31又は第2の比較信号S32を出力して、バッファ回路55、56を介して駆動信号S33及び駆動信号S34を生成するような構成とすることも可能である。
比較回路43は、動作モード制御信号S43を入力することにより、動作モード制御信号S43に基づいてバッファ回路55、56を制御して、第1のスイッチ21及び/又は第2のスイッチ31をオン/オフする、常時オンする、及び/又は常時オフするように駆動信号S33及び駆動信号S34を設定して出力することができる。
以下、図5に記載された動作モード制御回路44の動作を図8及び図9を用いて説明する。図8は、図5に記載された動作モード切替型DC−DCコンバータ10の動作モード制御回路44を抜き出してより詳細に示した図である。図5でも説明したように、動作モード制御回路44は、第3のPWMコンパレータ57と、第4のPWMコンパレータ58と、NOR回路59と、AND回路60と、SRフリップフロップ回路61と、遅延回路62、63と、NOT回路64と、第2の基準電圧Vref2と、第3の基準電圧Vref3とを有する。
ここで、図8に示される各信号について説明する。図8において、信号S40は、比較回路43から出力された比較信号であり、信号S40のデューティー比は駆動信号のデューティー比と等しい。信号S40’は、信号S40をNOT回路64により反転させた信号である。信号S41は第3のPWMコンパレータ57から遅延回路62を介して出力された信号であり、信号S42は第4のPWMコンパレータ58から遅延回路63を介して出力された信号である。信号S61は、NOR回路59から出力され、SRフリップフロップ回路61のSETに入力されるパルス信号である。信号S62は、AND回路60から出力され、SRフリップフロップ回路61のRESETに入力されるパルス信号である。
信号S41は、発振回路42から出力された第1の三角波信号S21と第2の基準電圧Vref2とを第3のPWMコンパレータ57が比較することにより、所定のデューティー比を有する方形波を示すことができる。例えばデューティー比が60%を超えたら昇降圧モードから昇圧モードに切り替えたい(すなわち、動作モード制御信号S43をHIGHにしたい)場合、信号S41のデューティー比が60%となるように第2の基準電圧Vref2を定めることができる。
信号S42は、発振回路42から出力された第1の三角波信号S21と、第3の基準電圧Vref3とを第4のPWMコンパレータ58で比較することにより、所定のデューティー比を有する方形波を示すことができる。例えばデューティー比が20%を下回ったら昇圧モードから昇降圧モードに切り替えたい(動作モード制御信号S43をLOWにしたい)場合、信号S42のデューティー比が20%となるように第3の基準電圧Vref3を定めることができる。
なお、信号S41は遅延回路62を介して出力され、信号S42は遅延回路63を介して出力される。これにより、信号S41及び信号S42の位相は、信号S40’の位相と基準が等しくなるように調整される。
図9は、図8の動作モード制御回路44における各信号の波形を示す。図9(a)には、信号S40のデューティー比が徐々に高くなる場合の信号S41、信号S40’、信号S61、及び動作モード制御信号S43の波形が示されている。図9(b)には、信号S40のデューティー比が徐々に低くなる場合の信号S42、信号S40’、信号S62、動作モード制御信号S43の波形が示されている。ここで、動作モード制御信号S43がHIGHのときは昇圧モードを示し、LOWのときは昇降圧モードを示すものとする。
図9(a)を用いて動作モード制御信号S43がHIGHになる動作を説明する。図9(a)においては、信号S41のデューティー比が60%となるように第2の基準電圧Vref2を定めた。
信号S40のデューティー比が徐々に高くなると、信号S40を反転させた信号S40’のオフタイムの比率がそれに連動して高くなる。そして、信号S40のデューティー比を示す信号S40’のオフタイムの比率が60%を超えると、信号S41も信号S40’もLOWとなる期間が発生し、NOR回路59からSRフリップフロップ回路61のSETに信号S61が入力され、動作モード制御信号S43はHIGHとなる。
次に図9(b)を用いて動作モード制御信号S43がLOWになる動作を説明する。図9(b)においては、信号S42のデューティー比が20%となるように第3の基準電圧Vref3を定めた。
信号S40のデューティー比が徐々に低くなると、信号S40を反転させた信号S40’のオンタイムの比率がそれに連動して高くなる。そして、信号S40のデューティー比を示す信号S40’のオフタイムの比率が20%を下回ると、信号S41も信号S40’もHIGHとなる期間が発生し、AND回路60からSRフリップフロップ回路61のRESETに信号S62が入力され、動作モード制御信号S43はLOWとなる。
本発明の動作モード切替型DC−DCコンバータ10の動作を図10、図11を用いて以下に説明する。図10は、本発明の動作モード切替型DC−DCコンバータの昇圧モード及び昇降圧モードにおいて出力電圧を20Vに設定した場合の入力電圧(横軸)とデューティー比(縦軸)の関係を示す。図11は、三角波信号を用いた動作モード切替型DC−DCコンバータにおいて、昇圧モードから昇降圧モードに切り替えたときの各波形図である。図11(a)は、1つの三角波信号を用いた従来の動作モード切替型DC−DCコンバータにおいて、昇圧モードから昇降圧モードに切り替えたときの駆動信号と入力電圧VINと出力電圧VOUTとの波形図を示す。図11(a)において用いた従来の動作モード切替型DC−DCコンバータは、昇圧モードでデューティー比が20%を下回ったら昇降圧モードに切り替えるように設定されているものとする。図11(a)においては、誤差信号と、三角波信号と、駆動信号と、入力電圧VINと、出力電圧VOUTとの波形図が示されている。経時的動作は以下の通りである。
(1)昇圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの上昇に伴い、デューティー比を下げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が20%を下回ったこと(上記式(1)より、入力電圧VINは16V)を検出すると、昇圧モードから昇降圧モードに切り替えられる。
(3)動作モードを切り替えた直後は、入力電圧VINが16Vで、デューティー比が切り替え前の20%で昇降圧モード動作をするため、その後、出力電圧VOUTは上記式(2)より4Vとなり、ダウンシュートが発生する。
(1)昇圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの上昇に伴い、デューティー比を下げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が20%を下回ったこと(上記式(1)より、入力電圧VINは16V)を検出すると、昇圧モードから昇降圧モードに切り替えられる。
(3)動作モードを切り替えた直後は、入力電圧VINが16Vで、デューティー比が切り替え前の20%で昇降圧モード動作をするため、その後、出力電圧VOUTは上記式(2)より4Vとなり、ダウンシュートが発生する。
図11(b)は、図5に示すような、2つの三角波信号を用いた本実施形態の動作モード切替型DC−DCコンバータにおいて、昇圧モードから昇降圧モードに切り替えたときの各波形図である。図11(b)においては、誤差信号と、第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22と、駆動信号と、入力電圧VINと、出力電圧VOUTとの波形図が示されている。本実施形態の動作モード切替型DC−DCコンバータは、昇圧モードでデューティー比が20%を下回ったら昇降圧モードに切り替えると同時に、比較回路43内部の切り替え手段54を切り替えて、昇降圧モードに対応する駆動信号S33及び駆動信号S34を生成して出力するように設定されている。
第2の三角波信号S22は、第1の三角波信号S21と同じ周期を有し、かつ、昇圧モード時に駆動信号のデューティー比が20%である場合の誤差信号S1を第2のPWMコンパレータ53が入力したときに、駆動信号のデューティー比を55.5%とするような第2の比較信号S32を第2のPWMコンパレータ53に生成させるように設定されている。経時的動作は以下の通りである。昇圧モードで動作している初期状態においては、切替手段54により、第1のPWMコンパレータ52側に切り替えられている。
(1)昇圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの上昇に伴いデューティー比を下げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が20%を下回ったこと(上記式(1)より、入力電圧VINは16V)を検出すると、昇圧モードから昇降圧モードにモード切替される。
(3)モード切替と同時に、切替手段54により第1のPWMコンパレータ52側から第2のPWMコンパレータ53側に切り替えられ、第2のPWMコンパレータ53が駆動信号のデューティー比を55.5%とするような第2の比較信号S32を生成して出力するので、切り替えた直後の入力電圧VINが16V、デューティー比が55.5%で昇降圧モード動作をするため、上記式(2)より、出力電圧VOUT=20Vとなり、ダウンシュートを抑制することができる。
(1)昇圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの上昇に伴いデューティー比を下げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が20%を下回ったこと(上記式(1)より、入力電圧VINは16V)を検出すると、昇圧モードから昇降圧モードにモード切替される。
(3)モード切替と同時に、切替手段54により第1のPWMコンパレータ52側から第2のPWMコンパレータ53側に切り替えられ、第2のPWMコンパレータ53が駆動信号のデューティー比を55.5%とするような第2の比較信号S32を生成して出力するので、切り替えた直後の入力電圧VINが16V、デューティー比が55.5%で昇降圧モード動作をするため、上記式(2)より、出力電圧VOUT=20Vとなり、ダウンシュートを抑制することができる。
図12は、三角波信号を用いた動作モード切替型DC−DCコンバータにおいて、降圧モードから昇降圧モードに切り替えたときの各波形図である。図12(a)は、1つの三角波信号を用いた従来の動作モード切替型DC−DCコンバータにおいて、降圧モードから昇降圧モードに切り替えたときの駆動信号と入力電圧VINと出力電圧VOUTとの波形図を示す。図12(a)において用いた従来の動作モード切替型DC−DCコンバータは、降圧モードでデューティー比が90%を上回ったら昇降圧モードに切り替えるように設定されているものとする。図12(a)においては、誤差信号と、三角波信号と、駆動信号と、入力電圧VINと、出力電圧VOUTとの波形図が示されている。経時的動作は以下の通りである。
(1)降圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの下降に伴い、デューティー比を上げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が90%を上回ったこと(上記式(3)より、入力電圧VINは22.2V)を検出すると、降圧モードから昇降圧モードに切り替えられる。
(3)動作モードを切り替えた直後は、デューティー比が切り替え前の90%で昇降圧モード動作をするため、その後、出力電圧VOUTは上記式(2)より200Vとなり、オーバーシュートが発生する。
(1)降圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの下降に伴い、デューティー比を上げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が90%を上回ったこと(上記式(3)より、入力電圧VINは22.2V)を検出すると、降圧モードから昇降圧モードに切り替えられる。
(3)動作モードを切り替えた直後は、デューティー比が切り替え前の90%で昇降圧モード動作をするため、その後、出力電圧VOUTは上記式(2)より200Vとなり、オーバーシュートが発生する。
図12(b)は、図5に示すような、2つの三角波信号を用いた本実施形態の動作モード切替型DC−DCコンバータにおいて、降圧モードから昇降圧モードに切り替えたときの各波形図である。図12(b)においては、誤差信号と、第1の三角波信号S21及び第2の三角波信号S22と、駆動信号と、入力電圧VINと、出力電圧VOUTとの波形図が示されている。本実施形態の動作モード切替型DC−DCコンバータは、降圧モードでデューティー比が90%を上回ったら昇降圧モードに切り替えると同時に、比較回路43内部の切り替え手段54を切り替えて、昇降圧モードに対応する駆動信号S33及び駆動信号S34を生成して出力するように設定されている。
第1の三角波信号S21は、第2の三角波信号S22と同じ周期を有し、かつ、降圧モード時に駆動信号のデューティー比が90%である場合の誤差信号S1を第1のPWMコンパレータ52が入力したときに、駆動信号のデューティー比を47.4%とするような第1の比較信号S31を第1のPWMコンパレータ52に生成させるように設定されている。経時的動作は以下の通りである。降圧モードで動作している初期状態においては、切替手段54により、第2のPWMコンパレータ53側に切り替えられている。
(1)降圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの下降に伴いデューティー比を上げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が90%を上回ったことを検出すると、(式(3)より、入力電圧VINは22.2V)降圧モードから昇降圧モードにモード切替される。
(3)モード切替と同時に、切替手段54により第2のPWMコンパレータ53側から第1のPWMコンパレータ52側に切り替えられ、第1のPWMコンパレータ52が駆動信号のデューティー比を47.4%とするような第1の比較信号S31を生成して出力するので、切り替えた直後の入力電圧VINが22.2V、デューティー比が47.4%で昇降圧モード動作をするため、上記式(2)より、出力電圧VOUT=20Vとなり、オーバーシュートを抑制することができる。
(1)降圧モードで動作している初期状態において、入力電圧VINの下降に伴いデューティー比を上げることで出力電圧VOUTを一定に保っている。
(2)デューティー比が90%を上回ったことを検出すると、(式(3)より、入力電圧VINは22.2V)降圧モードから昇降圧モードにモード切替される。
(3)モード切替と同時に、切替手段54により第2のPWMコンパレータ53側から第1のPWMコンパレータ52側に切り替えられ、第1のPWMコンパレータ52が駆動信号のデューティー比を47.4%とするような第1の比較信号S31を生成して出力するので、切り替えた直後の入力電圧VINが22.2V、デューティー比が47.4%で昇降圧モード動作をするため、上記式(2)より、出力電圧VOUT=20Vとなり、オーバーシュートを抑制することができる。
従来の動作モード切替型DC−DCコンバータにおいては、昇圧モードから昇降圧モードに、昇降圧モードから昇圧モードに、昇降圧モードから降圧モードに、降圧モードから昇降圧モードに切り替えるときに、ダウンシュート又はオーバーシュートが発生するが、本実施形態の動作モード切替型DC−DCコンバータ及びその制御方法によれば、これらの現象を抑制することが可能となる。
[第2の実施形態]
以下に、本発明の第2の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータを説明する。第2の実施形態では、昇圧モード、昇降圧モード、降圧モードの3つの動作モード全てから動作モードを選択可能である。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータを説明する。第2の実施形態では、昇圧モード、昇降圧モード、降圧モードの3つの動作モード全てから動作モードを選択可能である。
図13は、本発明の第2の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータの回路図を示す。図13に示されるように、本発明の第2の実施形態に係る動作モード切替型DC−DCコンバータは、入力ノード11及び出力ノード12と、降圧コンバータ部20と、昇圧コンバータ部30と、誤差増幅回路41と、発振回路42と、比較回路43と、動作モード制御回路44とを備える。
発振回路42は、所定の周期を有する第1の三角波信号S81と、該第1の三角波信号S81と同じ周期であり、かつ、第1の三角波信号S81よりも小さい振幅である第2の三角波信号S82と、第1の三角波信号S81及び第2の三角波信号S82と同じ周期であり、かつ、第2の三角波信号S82よりも小さい振幅である第3の三角波信号S83とを出力することができる。
比較回路43は、第1の三角波信号S81、第2の三角波信号S82及び第3の三角波信号S83のいずれか1つと誤差信号S1とを比較して、駆動信号を生成して出力することができる。その場合、比較回路43は、誤差信号S1と第1の三角波信号S81とを入力して第1の比較信号S84を出力するPWMコンパレータ81と、誤差信号S1と第2の三角波信号S82とを入力して第2の比較信号S85を出力するPWMコンパレータ82と、誤差信号S1と第3の三角波信号S83とを入力して第3の比較信号S86を出力するPWMコンパレータ83と、バッファ回路55、56を有する。
バッファ回路55、56は、動作モード制御回路44から出力された動作モード制御信号S43に応じて、第1のスイッチ21及び/又は第2のスイッチ31をオン/オフする、常時オンする、及び/又は常時オフするように、それぞれ駆動信号S33及び駆動信号S34を設定して出力することができる。
切替手段54は、動作モード制御回路44から出力された動作モード制御信号S43に応じて、第1の比較信号S84、第2の比較信号S85、又は第3の比較信号S86のうちの1つを選択的に導通するように構成される。
例えば、昇圧モード時は、切替手段54によって第1の比較信号S84が選択されて、第1の比較信号S84がバッファ回路55、56に出力され、バッファ回路56は第1のスイッチ21を常時導通するように駆動信号S33を生成して出力し、バッファ回路55は第2のスイッチ31を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S34を生成して出力する。
昇降圧モード時は、切替手段54によって第2の比較信号S85が選択されて、第2の比較信号S85がバッファ回路55、56に出力され、バッファ回路56は第1のスイッチ21を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S33を生成して出力し、バッファ回路55は第2のスイッチ31を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S34を生成して出力する。
降圧モード時は、切替手段54によって第3の比較信号S86が選択されて、第3の比較信号S86がバッファ回路55、56に出力され、バッファ回路56は第1のスイッチ21を一定周期かつ出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフするように駆動信号S33を生成して出力し、バッファ回路55は第2のスイッチ31を常時開放する信号を入力するように駆動信号S34を生成して出力する。
本発明の第2の実施形態においては、昇圧モード、昇降圧モード、降圧モードの全てから動作モードを選択でき、それらを切り替えることができる。
本発明は、一定の出力電圧を得るための動作モード切替型DC−DCコンバータとして好適である。
10 動作モード切替型DC−DCコンバータ
11 入力ノード
12 出力ノード
20 降圧コンバータ部
21 第1のスイッチ
22、32 整流手段
23 インダクタ
30 昇圧コンバータ部
31 第2のスイッチ
33 平滑手段
40 制御部
41 誤差増幅回路
42 発振回路
43 比較回路
44 動作モード制御回路
51 エラーコンパレータ
52 第1のPWMコンパレータ
53 第2のPWMコンパレータ
54 切替手段
55、56 バッファ回路
57 第3のPWMコンパレータ
58 第4のPWMコンパレータ
59 NOR回路
60 AND回路
61 SRフリップフロップ回路
62、63 遅延回路
64 NOT回路
71 負荷
72 抵抗素子
81、82、83 PWMコンパレータ
S1 誤差信号
S43 動作モード制御信号
S21、S81 第1の三角波信号
S22、S82 第2の三角波信号
S83 第3の三角波信号
S31、S84 第1の比較信号
S32、S85 第2の比較信号
S86 第3の比較信号
S33、S34 駆動信号
11 入力ノード
12 出力ノード
20 降圧コンバータ部
21 第1のスイッチ
22、32 整流手段
23 インダクタ
30 昇圧コンバータ部
31 第2のスイッチ
33 平滑手段
40 制御部
41 誤差増幅回路
42 発振回路
43 比較回路
44 動作モード制御回路
51 エラーコンパレータ
52 第1のPWMコンパレータ
53 第2のPWMコンパレータ
54 切替手段
55、56 バッファ回路
57 第3のPWMコンパレータ
58 第4のPWMコンパレータ
59 NOR回路
60 AND回路
61 SRフリップフロップ回路
62、63 遅延回路
64 NOT回路
71 負荷
72 抵抗素子
81、82、83 PWMコンパレータ
S1 誤差信号
S43 動作モード制御信号
S21、S81 第1の三角波信号
S22、S82 第2の三角波信号
S83 第3の三角波信号
S31、S84 第1の比較信号
S32、S85 第2の比較信号
S86 第3の比較信号
S33、S34 駆動信号
Claims (9)
- 第1のスイッチを有する降圧コンバータ部と、
第2のスイッチを有する昇圧コンバータ部と、
前記第1のスイッチを常時導通し、前記第2のスイッチをオン/オフする昇圧モード、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを相補的にオン/オフする昇降圧モード、及び前記第1のスイッチをオン/オフして前記第2のスイッチを常時開放する降圧モードの3つの動作モードから選択される2つの動作モードの各々に対応する駆動信号を生成して出力する制御部とを備え、
前記制御部は、
出力電圧に関する信号と第1の基準電圧との誤差を増幅した誤差信号を生成して出力する誤差増幅回路と、
所定の周期を有する第1の三角波信号と、前記第1の三角波信号と同じ周期であり、かつ、前記第1の三角波信号よりも小さい振幅である第2の三角波信号とを出力する発振回路と、
前記第1の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第1の駆動信号を生成し、前記第2の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第2の駆動信号を生成する比較回路と、
駆動信号のデューティー比に基づいて、前記3つの動作モードから選択される2つの動作モードを切り替えるための動作モード制御信号を出力する動作モード制御回路とを含み、
前記比較回路は、前記動作モード制御信号に基づいて、前記第1の駆動信号と前記第2の駆動信号とのいずれかを選択して前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに出力し、
前記第1の駆動信号は前記昇圧モードに対応する信号であり、前記第2の駆動信号は前記昇降圧モードに対応する信号であるか、又は前記第1の駆動信号は前記昇降圧モードに対応する信号であり、前記第2の駆動信号は前記降圧モードに対応する信号であることを特徴とする動作モード切替型DC−DCコンバータ。 - 前記比較回路は、
前記誤差信号と前記第1の三角波信号とを入力して、前記第1の駆動信号を出力する第1のPWMコンパレータと、
前記誤差信号と前記第2の三角波信号とを入力して、前記第2の駆動信号を出力する第2のPWMコンパレータと
を有することを特徴とする請求項1に記載の動作モード切替型DC−DCコンバータ。 - 前記比較回路は、前記動作モード制御信号に基づいて、前記第1の駆動信号又は前記第2の駆動信号のいずれかを選択するための切替手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の動作モード切替型DC−DCコンバータ。
- 第1のスイッチを有する降圧コンバータ部と、
第2のスイッチを有する昇圧コンバータ部と、
前記第1のスイッチを常時導通し、前記第2のスイッチをオン/オフする昇圧モード、前記第1のスイッチと前記第2のスイッチとを相補的にオン/オフする昇降圧モード、及び前記第1のスイッチをオン/オフして前記第2のスイッチを常時開放する降圧モードの3つの動作モードの各々に応じた駆動信号を生成して出力する制御部とを備え、
前記制御部は、
出力電圧に関する信号と第1の基準電圧との誤差を増幅した誤差信号を生成して出力する誤差増幅回路と、
所定の周期を有する第1の三角波信号と、該第1の三角波信号と同じ周期であり、かつ、第1の三角波信号よりも小さい振幅である第2の三角波信号の2種類の三角波信号と、該第1及び第2の三角波信号と同じ周期であり、かつ、第2の三角波信号よりも小さい振幅である第3の三角波信号を出力する発振回路と、
前記第1の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第1の駆動信号を生成し、前記第2の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第2の駆動信号を生成し、前記第3の三角波信号と前記誤差信号とを比較して第3の駆動信号を生成する比較回路と、
駆動信号のデューティー比に基づいて、動作モードを切り替えるための動作モード制御信号を出力する動作モード制御回路とを含み、
前記比較回路は、前記動作モード制御信号に基づいて、前記第1の駆動信号と、前記第2の駆動信号と、前記第3の駆動信号とのうちの1つを選択して前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに出力し、
前記第1の駆動信号は前記昇圧モードに対応し、前記第2の駆動信号は前記昇降圧モードに対応し、前記第3の駆動信号は前記降圧モードに対応することを特徴とする動作モード切替型DC−DCコンバータ。 - 前記比較回路は、
前記誤差信号と前記第1の三角波信号とを入力して、前記第1の駆動信号を出力する第1のPWMコンパレータと、
前記誤差信号と前記第2の三角波信号とを入力して、前記第2の駆動信号を出力する第2のPWMコンパレータと、
前記誤差信号と前記第3の三角波信号とを入力して、前記第3の駆動信号を出力する第3のPWMコンパレータと
を有することを特徴とする請求項4に記載の動作モード切替型DC−DCコンバータ。 - 前記比較回路は、前記動作モード制御信号に基づいて、前記第1の駆動信号と、前記第2の駆動信号と、前記第3の駆動信号とのうちの1つを選択するための切替手段を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の動作モード切替型DC−DCコンバータ。
- 降圧コンバータ部と昇圧コンバータ部とを有し、
前記降圧コンバータを常にオンし、前記昇圧コンバータ部を出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフする昇圧モードと、前記降圧コンバータ部と前記昇圧コンバータ部を出力電圧に応じたデューティー比で相補的にオン/オフする昇降圧モードと、前記昇圧コンバータ部を常にオフし、前記降圧コンバータ部を出力電圧に応じたデューティー比でオン/オフする降圧モードとの3つの動作モードから選択される少なくとも2つの動作モードを切り替えて制御する動作モード切替型DC−DCコンバータの制御方法であって、
前記デューティー比は、出力電圧に応じた信号と、前記3つの動作モードのデューティー比を定めるための複数の三角波信号の各々と、を比較することで定められ、
一方の動作モードで動作しているときに、前記デューティー比が所定の値に達した場合に、降圧コンバータ部及び昇圧コンバータ部に入力される駆動信号を切り替え前の駆動信号とは異なる駆動信号に切り替えることを特徴とする動作モード切替型DC−DCコンバータの制御方法。 - 昇降圧モードのデューティー比を定めるための三角波信号は、昇圧モードのデューティー比を定めるための三角波信号と同じ周期の三角波信号であり、かつ、昇圧モードのデューティー比を定めるための三角波信号よりも振幅が小さく、
降圧モードのデューティー比を定めるための三角波信号は、昇圧モードのデューティー比を定めるための三角波信号と同じ周期の三角波信号であり、かつ、昇降圧モードのデューティー比を定めるための三角波信号よりも振幅が小さいことを特徴とする請求項7に記載の動作モード切替型DC−DCコンバータの制御方法。 - 前記出力電圧に応じた信号を生成する回路は、いずれの動作モードでも同じであることを特徴とする請求項7又は8に記載の動作モード切替型DC−DCコンバータの制御方法。
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