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JP2012026921A - 光学式測距装置およびそれを搭載した機器 - Google Patents

光学式測距装置およびそれを搭載した機器 Download PDF

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JP2012026921A JP2010167192A JP2010167192A JP2012026921A JP 2012026921 A JP2012026921 A JP 2012026921A JP 2010167192 A JP2010167192 A JP 2010167192A JP 2010167192 A JP2010167192 A JP 2010167192A JP 2012026921 A JP2012026921 A JP 2012026921A
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measuring device
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Abstract

【課題】発光素子11からの投光方向に複数の対象物15,16が存在する場合であっても、個々の対象物15,16までの距離を測定できる光学式測距装置を提供すること。
【解決手段】発光素子11、投光用集光部13、受光用集光部14、受光素子12を備える。受光素子12は、受光用集光部14によって集光された光スポットLs1,Ls2を受ける受光面12aを有する。受光面12aには複数の受光要素が一次元または二次元に並べて配列されている。受光面12a内に光スポットLs1,Ls2が入射したとき、複数の受光要素がそれぞれ出力する信号に基づいて、各光スポットLs1,Ls2毎にその光スポットの受光面12a内での位置x1,x2を求める。各光スポットの受光面内での位置x1,x2に応じて、発光素子11から各光スポットに対応する対象物15,16までの距離をそれぞれ三角測距方式で算出する。
【選択図】図1

Description

この発明は光学式測距装置に関し、より詳しくは、発光素子と、上記発光素子から離間して配置され受光素子とを備えて、上記発光素子から対象物へ光を投射し、上記対象物からの反射光を上記受光素子で受光することにより、上記発光素子から上記対象物までの距離を三角測距方式で検知する光学式測距装置に関する。なお、「対象物」とは、上記発光素子からの距離が測定されるべき物体を意味する(以下同様)。
また、この発明は、そのような光学式測距装置を搭載した機器に関する。
従来、例えば図6に示すように、光学式測距装置100としては、対象物までの距離を三角測距方式で検知するものが知られている(例えば特許文献1(特公平02−19403号公報)、特許文献2(実公平07−34334号公報)参照。)。この光学式測距装置100は、発光ダイオードなどの光源である発光素子101と、投光用集光部103と、受光用集光部104と、受光素子102とを備えている。
この光学式測距装置100において、発光素子101から出射された光Lは、投光用集光部103によって集光されて、対象物105に照射される。対象物105で反射された一部の光L′は、受光用集光部104を通して絞られ、光スポットLsとして受光素子102の受光面102aに入射する。
上記受光素子102は、PSD(Position Sensitive Device:位置検出素子)であり、その受光面102aには、入射する光量に応じた電圧を発生する材料が一様に塗布されている。受光面102aに光スポットが入射すると、光スポットが入射した部分に光量に応じた電圧が発生する。受光面内でその部分から離れた点の電位は、塗布された材料の抵抗により低下する。したがって、受光素子102の両端に発生する電圧の比に基づいて、上記光スポットLsの受光面102a内での位置xを求めることができる。
発光素子101から対象物105までの距離dが変化すると、その変化に応じて、上記光スポットLsが入射する受光面102a内での位置xは変化する。したがって、上記光スポットLsが入射する受光面102a内での位置xを求めることで、その位置xに応じて、発光素子101から対象物105までの距離dを求めることができる(三角測距方式)。
特公平02−19403号公報 実公平07−34334号公報
ところで、光学式測距装置100から見て、略同じ方向に複数の対象物が存在する場合がある。例えば、光学式測距装置100から見て、まず半透明の第1の対象物が存在し、その後方に不透明の第2の対象物が存在する場合などである。
このような場合、従来の光学式測距装置100では、受光素子102は第1の対象物からの反射光と第2の対象物からの反射光とを合成して検知してしまうため、個々の対象物についての出力が得られない。つまり、従来の光学式測距装置100は、発光素子からの投光方向に複数の対象物が存在する場合、個々の対象物までの距離を測定できないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、発光素子からの投光方向に複数の対象物が存在する場合であっても、個々の対象物までの距離を測定できる光学式測距装置を提供することにある。
また、この発明の課題は、そのような光学式測距装置を搭載した機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の光学式測距装置は、
光を出射する発光素子と、
上記発光素子から出射された光を集光して対象物に照射する投光用集光部と、
上記対象物からの反射光を集光して光スポットにする受光用集光部と、
上記発光素子から離間して配置され、上記受光用集光部によって集光された上記光スポットを受ける受光面を有する受光素子とを備え、この受光素子の上記受光面には複数の受光要素が一次元または二次元に並べて配列され、上記複数の受光要素はそれぞれその受光要素に入射する光強度に応じた信号を出力するようになっており、
上記受光面内に光スポットが入射したとき、上記複数の受光要素がそれぞれ出力する信号に基づいて、各光スポット毎にその光スポットの上記受光面内での位置を求める光スポット位置算出部と、
上記光スポット位置算出部が求めた上記各光スポットの上記受光面内での位置に応じて、上記発光素子から上記各光スポットに対応する対象物までの距離をそれぞれ三角測距方式で算出する距離算出部を備えたことを特徴とする。
この発明の光学式測距装置では、発光素子から出射された光は、投光用集光部によって集光されて、対象物に照射される。対象物からの反射光は、受光用集光部を通して絞られ、光スポットとして受光素子の受光面に入射する。この受光素子の上記受光面には複数の受光要素が一次元または二次元に並べて配列され、上記複数の受光要素はそれぞれその受光要素に入射する光強度に応じた信号を出力する。したがって、上記受光素子の複数の受光要素の出力は、全体として、上記受光面内の光強度分布を表すものとなる。光スポット位置算出部は、上記受光面内に光スポットが入射したとき、各光スポット毎にその光スポットの上記受光面内での位置を求める。距離算出部は、上記光スポット位置算出部が求めた上記各光スポットの上記受光面内での位置に応じて、上記発光素子から上記各光スポットに対応する対象物までの距離をそれぞれ三角測距方式で算出する。したがって、この発明の光学式測距装置では、上記発光素子からの投光方向に複数の対象物が存在する場合であっても、個々の対象物までの距離を測定できる。
なお、上記光スポット位置算出部と上記距離算出部を、CPU(中央演算処理装置)を含むハードウエアとそのハードウエアを動作させるソフトウエア(コンピュータプログラム)とによって構成すれば、個々の対象物までの距離を並行して、実質的に同時に求めることができる。
一実施形態の光学式測距装置では、上記光スポット位置算出部は、上記各光スポットの光強度分布の重心をその光スポットの上記受光面内での位置として求めることを特徴とする。
この一実施形態の光学式測距装置では、上記光スポット位置算出部は、上記各光スポットの光強度分布の重心をその光スポットの上記受光面内での位置として求める。したがって、上記各光スポットの上記受光面内での位置を精度良く求めることができる。
一実施形態の光学式測距装置では、上記光スポット位置算出部は、上記受光面内に入射する上記光スポットの光強度分布のピークの数に応じて、上記対象物の数を求めることを特徴とする。
この一実施形態の光学式測距装置では、上記光スポット位置算出部は、上記受光面内に入射する上記光スポットの光強度分布のピークの数に応じて、上記対象物の数を求める。したがって、距離を測定すべき対象物の数を正確に求めることができる。この求めた対象物の数に応じて、上記受光面内で幾つの光スポットの位置を求めるかを決定することができる。
一実施形態の光学式測距装置では、上記各光スポットに対応する対象物毎に、上記距離算出部が求めた上記距離を表示画面上に並べて表示する表示部を備えたことを特徴とする。
この一実施形態の光学式測距装置では、表示部は、上記各光スポットに対応する対象物毎に、上記距離算出部が求めた上記距離を表示画面上に並べて表示する。したがって、ユーザは、上記発光素子から対象物までの距離を、対象物毎に、ひと目で認識できる。
この発明の機器は、上記光学式測距装置を備えたことを特徴とする。
この発明の機器では、上記光学式測距装置の動作によって、上記発光素子からの投光方向に複数の対象物が存在する場合であっても、個々の対象物までの距離を測定できる。
以上より明らかなように、この発明の光学式測距装置およびそれを搭載した機器では、上記発光素子からの投光方向に複数の対象物が存在する場合であっても、個々の対象物までの距離を測定できる。
この発明の一実施形態の光学式測距装置が有する光学系の構成を示す図である。 発光素子からの投光方向に二つの対象物が存在する場合に、CMOSイメージャが出力する受光面内の光強度分布を示す図である。 発光素子からの投光方向に一つの対象物が存在する場合に、CMOSイメージャが出力する受光面内の光強度分布を示す図である。 上記光学式測距装置が有する信号処理回路のブロック構成を示す図である。 液晶表示素子に表示される表示内容を例示する図である。 上記光学式測距装置を内蔵した機器としてのパーソナルコンピュータを示す図である。 従来の光学式測距装置の構成および動作状態を示す図である。を示す図である。
図1は、この発明の一実施形態の光学式測距装置が有する光学系の構成を示している。
この光学式測距装置10は、発光素子11と、投光用集光部13と、受光用集光部14と、受光素子12とを備えている。
発光素子11は、透光性樹脂(図示せず)により樹脂封止された発光ダイオードまたは面発光レーザなどからなる光源である。発光素子11は、光出射面11aから或る方向、この例では対象物15,16が存在する方向へ光を出射する。
投光用集光部13は、正の屈折力を有するレンズを含み、発光素子11から出射された光Lを集光して対象物15,16に照射する。
受光用集光部14は、正の屈折力を有するレンズを含み、対象物15,16からの反射光L1,L2を集光して光スポットLs1,Ls2にする。
受光素子12は、発光素子11とは別体として樹脂封止されたCMOSイメージャであり、発光素子11から水平方向に離間して配置されている。この受光素子12は、受光用集光部14によって集光された光スポットLs1,Ls2を受ける受光面12aを有している。三角測距を行うために、発光素子11の光出射面11aと受光素子12の受光面12aとは、略同一の平面内で、略同一の高さレベルに位置している。
上記受光素子12の受光面12aには、受光要素として、複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nが一次元(この例ではx方向)に並べて配列されている。フォトダイオードの個数nは、例えばn=2000〜10000の範囲内の数とする。複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nは、それぞれそのフォトダイオードに入射する光強度に応じた信号を出力する。したがって、受光素子12の複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nの出力は、全体として、受光面12a内の光強度分布を表すものとなる(後述の図2A、図2B参照。)。
なお、このような受光素子12としては、市販されている「ラインセンサ」を使用することができる。
図3は、上記光学式測距装置10が有する信号処理回路20のブロック構成を示している。この信号処理回路20は、光スポット位置算出部21と、距離算出部22と、表示処理部23とを備えている。
光スポット位置算出部21は、上記受光素子(CMOS(コンプリメンタリ・メタル・オキサイド・セミコンダクタ)イメージャ)12の複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nがそれぞれ出力する信号に基づいて、受光面12a内に入射する光スポットの受光面12a内での位置を求める。
特に、この光スポット位置算出部21は、まず、受光面12a内に入射する光スポットの光強度分布のピークの数に応じて、対象物の数を求める。これにより、対象物の数を求めることができる。また、この求めた対象物の数に応じて、受光面12a内で幾つの光スポットの位置を求めるかを決定することができる。次に、光スポット位置算出部21は、各光スポット毎に(つまり各対象物毎に)、その光スポットの受光面12a内での位置xを求める。ここで、光スポットの受光面12a内での位置xは、各光スポットの光強度分布の重心を算出することによって、精度良く求めることができる。
距離算出部22は、光スポット位置算出部21が求めた各光スポットの受光面12a内での位置に応じて、発光素子11から各光スポットに対応する対象物までの距離をそれぞれ三角測距方式で算出する。
表示処理部23は、各光スポットに対応する対象物毎に、距離算出部22が求めた距離を、この例では液晶表示素子(LCD)19の表示画面上に並べて表示するように2次元画像を作成する画像処理を行う。この例では、表示処理部23とLCD19とによって、表示部が構成されている。
この例では、信号処理回路20(光スポット位置算出部21と距離算出部22と表示処理部23)は、CPU(中央演算処理装置)を含むハードウエアとそのハードウエアを動作させるソフトウエア(コンピュータプログラム)とによって構成されている。
この光学式測距装置10は、全体として、次のように動作する。
(1) まず、図1において、発光素子11からの投光方向に対象物15が存在せず、一つの対象物16のみが存在する場合の動作について説明する。
この場合、発光素子11から出射された光Lは、投光用集光部13によって集光されて、対象物16に照射される。対象物16で反射された一部の光L2は、受光用集光部14を通して絞られ、光スポットLs2として受光素子12の受光面12aに入射する。
このとき、受光素子12の複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nの出力が表す受光面12a内の光強度分布は、図2Bに示すように、一つのピークIs2を示すものとなる。
ここで、図3中の光スポット位置算出部21は、まず、受光面12a内に入射する光スポットの光強度分布のピークIs2の数が一つであることに応じて、対象物の数が一つ(この例では図1中に示す対象物16)であると決定する。次に、光スポット位置算出部21は、光スポットLs2の受光面12a内での位置x2を求める。
次に、距離算出部22は、その位置x2に応じて、図1中に示す発光素子11から対象物16までの距離d2を三角測距方式で算出する。
距離算出部22が求めた対象物16までの距離d2は、表示処理部23によってLCD19の表示画面に表示される。
(2) 次に、図1において、発光素子11からの投光方向に半透明の第1の対象物15と不透明の第2の対象物16とが存在する場合、つまり二つの対象物が存在する場合の動作について説明する。
この場合、発光素子11から出射された光Lは、投光用集光部13によって集光されて、まず対象物15に照射され、一部の光L1が反射される。光Lの残りの部分は、対象物15透過して、対象物16に照射されて反射される。対象物15,16でそれぞれ反射された光L1,L2は、受光用集光部14を通して絞られ、光スポットLs1,Ls2として受光素子12の受光面12aに入射する。
このとき、受光素子12の複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nの出力が表す受光面12a内の光強度分布は、図2Aに示すように、二つのピークIs1,Is2を示すものとなる。
ここで、図3中の光スポット位置算出部21は、まず、受光面12a内に入射する光スポットの光強度分布のピークIs1,Is2の数が二つであることに応じて、対象物の数が二つ(この例では図1中に示す対象物15,16)であると決定する。次に、光スポット位置算出部21は、各光スポットLs1,Ls2毎に、その光スポットの受光面12a内での位置を求める。この例では、光スポットLs1の受光面12a内での位置x1と、光スポットの受光面12a内での位置x2とを求める。
次に、距離算出部22は、各光スポットの受光面12a内での位置x1,x2に応じて、図1中に示す発光素子11から対象物15,16までの距離d1,d2を三角測距方式で算出する。
距離算出部22が求めた対象物15,16までの距離d1,d2は、例えば図4に示すように、表示処理部23によってLCD19の表示画面に並べて表示される。図4の例では、画面の左半分に対象物15,16を特定する識別番号(「1」、「2」)が、画面の上から下へ向かって表示されている。画面の左半分の表示に対応して、画面の右半分に、対象物15,16までの距離d1,d2(この例では「1.0m」「1.5m」)が、画面の上から下へ向かって表示されている。したがって、ユーザは、発光素子11から対象物15,16までの距離d1,d2を、対象物15,16毎に、ひと目で認識できる。
このように、この光学式測距装置10では、発光素子11からの投光方向に複数の対象物15,16が存在する場合であっても、個々の対象物15,16までの距離を測定できる。
また、この例では、光スポット位置算出部21と距離算出部22と表示処理部23を、CPU(中央演算処理装置)を含むハードウエアとそのハードウエアを動作させるソフトウエア(コンピュータプログラム)とによって構成しているので、個々の対象物15,16までの距離を並行して、実質的に同時に求めることができる。
図5は、上記光学式測距装置10を、機器の一例としてのパーソナルコンピュータ40に内蔵した例を示している。
この例では、パーソナルコンピュータ40は、コンピュータ本体41と、ディスプレイ部42と、キーボード43と、マウス44とを備えている。光学式測距装置10の発光素子11と受光素子12は、ディスプレイ部42の上縁部42aに組み込まれている。光学式測距装置10の信号処理回路20(光スポット位置算出部21と距離算出部22と表示処理部23)は、コンピュータ本体41内のCPU(中央演算処理装置)を含むハードウエアとそのハードウエアを動作させるソフトウエア(コンピュータプログラム)とによって構成されている。光学式測距装置10のLCD19は、ディスプレイ部42の表示画面に相当する。
このように、上記光学式測距装置10は、パーソナルコンピュータ40に組み込んでコンパクトに内蔵することができる。このパーソナルコンピュータ40では、上記光学式測距装置10の動作によって、発光素子11からの投光方向に複数の対象物が存在する場合であっても、個々の対象物までの距離を測定できる。しかも、個々の対象物までの距離を並行して、実質的に同時に求めることができる。
この実施形態では、上記光学式測距装置10が一つの対象物16、二つの対象物15,16が存在する場合について述べたが、これに限られるものではない。上記光学式測距装置10は、発光素子11の投光方向に三つ以上の複数の対象物が存在する場合であっても、上述の動作の仕方と同様の動作によって、個々の対象物までの距離を測定できる。
また、発光素子11の投光方向に二つの対象物15,16が存在する場合において、第1の対象物15は半透明であるものとしたが、これに限られるものではない。例えば、第1の対象物15が不透明であり、投光用集光部13の照射範囲に第1の対象物15のエッジが存在し、そのエッジ越しに第2の対象物16が存在する場合にも、本発明は適用可能である。
また、上記受光素子12では、複数のフォトダイオード12−1,12−2,…,12−nが一次元(この例ではx方向)に並べて配列されているものとしたが、これに限られるものではない、受光素子12の受光面12a内に複数のフォトダイオードが二次元に並べて配列されているものとしても良い。このような受光素子12としては、市販されている「エリアセンサ」を使用することができる。そのようにした場合、発光素子と対象物との間の水平方向の位置の差および高さ方向の位置の差を加味して、発光素子から個々の対象物までの距離をより精度良く測定することができる。
この例では、受光素子12は、CMOSイメージャであるものとしたが、それに代えてCCD(チャージ・カップルド・デバイス)イメージャを用いることもできる。
10 光学式測距装置
11 発光素子
12 受光素子
13 投光用集光部
14 受光用集光部
15 第1の対象物
16 第2の対象物
20 信号処理回路
Ls1 第1の光スポット
Ls2 第2の光スポット

Claims (5)

  1. 光を出射する発光素子と、
    上記発光素子から出射された光を集光して対象物に照射する投光用集光部と、
    上記対象物からの反射光を集光して光スポットにする受光用集光部と、
    上記発光素子から離間して配置され、上記受光用集光部によって集光された上記光スポットを受ける受光面を有する受光素子とを備え、この受光素子の上記受光面には複数の受光要素が一次元または二次元に並べて配列され、上記複数の受光要素はそれぞれその受光要素に入射する光強度に応じた信号を出力するようになっており、
    上記受光面内に光スポットが入射したとき、上記複数の受光要素がそれぞれ出力する信号に基づいて、各光スポット毎にその光スポットの上記受光面内での位置を求める光スポット位置算出部と、
    上記光スポット位置算出部が求めた上記各光スポットの上記受光面内での位置に応じて、上記発光素子から上記各光スポットに対応する対象物までの距離をそれぞれ三角測距方式で算出する距離算出部を備えたことを特徴とする光学式測距装置。
  2. 請求項1に記載の光学式測距装置において、
    上記光スポット位置算出部は、上記各光スポットの光強度分布の重心をその光スポットの上記受光面内での位置として求めることを特徴とする光学式測距装置。
  3. 請求項1または2に記載の光学式測距装置において、
    上記光スポット位置算出部は、上記受光面内に入射する上記光スポットの光強度分布のピークの数に応じて、上記対象物の数を求めることを特徴とする光学式測距装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つに記載の光学式測距装置において、
    上記各光スポットに対応する対象物毎に、上記距離算出部が求めた上記距離を表示画面上に並べて表示する表示部を備えたことを特徴とする光学式測距装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか一つに記載の光学式測距装置を備えたことを特徴とする機器。
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