JP2012019649A - 給電装置およびワイヤレス給電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】かばん等の収納体に入れて持ち運ぶポータブル機器を、かばんに入れたまま充電ができれば、利便性を大幅に向上することができる給電装置およびワイヤレス給電システムを提供する。
【解決手段】ワイヤレスで電力を給電可能な給電部21と、携帯型収納体としてのかばん22と、給電部21に動作電力を供給する電源部23と、を有し、給電部21は、電源部により動作電力が給電される送電部を含み、携帯型収納体22は、給電部21および電源部23のうち、少なくとも給電部21を固定的に収納する。
【選択図】図1
【解決手段】ワイヤレスで電力を給電可能な給電部21と、携帯型収納体としてのかばん22と、給電部21に動作電力を供給する電源部23と、を有し、給電部21は、電源部により動作電力が給電される送電部を含み、携帯型収納体22は、給電部21および電源部23のうち、少なくとも給電部21を固定的に収納する。
【選択図】図1
Description
本発明は、かばん等の収納体に適用可能な非接触(ワイヤレス)で電力の供給、受信を行う非接触給電方式の給電装置およびワイヤレス給電システムに関するものである。
ワイヤレス(無線)で電力の供給を行う方式として電磁誘導方式が知られている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
また、近年、電磁共鳴現象を利用した磁界共鳴方式と呼ばれる方式を用いたワイヤレス給電、および充電システムが注目されている。
現在、既に広く用いられている電磁誘導方式の非接触給電方式は、給電元と給電先(受電側)とで磁束を共有する必要があり、効率良く電力を送るには給電元と給電先とを極近接して配置する必要があり、結合の軸合わせも重要である。
一方、電磁共鳴現象を用いた非接触給電方式は、電磁共鳴現象という原理から、電磁誘導方式よりも距離を離して電力伝送することができ、かつ、多少軸合わせが悪くても伝送効率があまり落ちないという利点がある。
なお、電磁共鳴現象には磁界共鳴方式の他に電界共鳴方式がある。
この磁界共鳴型を用いたワイヤレス給電システムは、軸合わせが不要で、給電距離を長くすることが可能である。
なお、電磁共鳴現象には磁界共鳴方式の他に電界共鳴方式がある。
この磁界共鳴型を用いたワイヤレス給電システムは、軸合わせが不要で、給電距離を長くすることが可能である。
ところで、近年小型のポータブル電子機器を持ち運ぶことが増えている。これらの携帯機器(ポータブル機器)は2次電池を内蔵しており、定期的に給電して使用するものが一般的である。
髭剃り、歯ブラシなどで電磁誘導式の非接触給電技術が実用化されている。
これらは、送受コイル間の位置合せを厳密に行う必要があり、位置を固定するためのクレードル構造になっていることが多い。
髭剃り、歯ブラシなどで電磁誘導式の非接触給電技術が実用化されている。
これらは、送受コイル間の位置合せを厳密に行う必要があり、位置を固定するためのクレードル構造になっていることが多い。
ところが、この充電の際には、かばんなどに入れておいたポータブル電子機器を取り出し、充電器に接続する必要がある。
また、前記、電磁誘導を用いた非接触給電技術を用いたとしても、やはりポータブル機器はかばんから取り出して、充電台に設置する必要があった。
また、前記、電磁誘導を用いた非接触給電技術を用いたとしても、やはりポータブル機器はかばんから取り出して、充電台に設置する必要があった。
本発明は、かばん等の収納体に入れて持ち運ぶポータブル機器を、かばんに入れたまま充電ができれば、利便性を大幅に向上することができる給電装置およびワイヤレス給電システムを提供することにある。
本発明の第1の観点の給電装置は、ワイヤレスで電力を給電可能な給電部と、携帯型収納体と、上記給電部に動作電力を供給する電源部と、を有し、上記給電部は、上記電源部により動作電力が給電される送電部を含み、上記携帯型収納体は、上記給電部および上記電源部のうち、少なくとも上記給電部を固定的に収納する。
本発明の第2の観点のワイヤレス給電システムは、給電装置と、上記給電装置から送電された電力を、磁界共鳴関係をもって受電する受電装置と、を有し、上記給電装置は、ワイヤレスで電力を給電可能な給電部と、携帯型収納体と、上記給電部に動作電力を供給する電源部と、を有し、上記給電部は、上記電源部により動作電力が給電される送電部を含み、上記携帯型収納体は、上記給電部および上記電源部のうち、少なくとも上記給電部を固定的に収納する。
本発明によれば、かばん等の収納体に入れて持ち運ぶポータブル機器を、かばんに入れたまま充電ができれば、利便性を大幅に向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.ワイヤレス給電システムの第1の実施形態
2.ワイヤレス給電システムの第2の実施形態
3.ワイヤレス給電システムの第3の実施形態
4.ワイヤレス給電システムの第4の実施形態
5.ワイヤレス給電システムの第5の実施形態
6.ワイヤレス給電システムの第6の実施形態
なお、説明は以下の順序で行う。
1.ワイヤレス給電システムの第1の実施形態
2.ワイヤレス給電システムの第2の実施形態
3.ワイヤレス給電システムの第3の実施形態
4.ワイヤレス給電システムの第4の実施形態
5.ワイヤレス給電システムの第5の実施形態
6.ワイヤレス給電システムの第6の実施形態
<1.ワイヤレス給電システムの第1の実施形態>
図1(A)および(B)は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの全体の構成例を示す図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの電力の送受信系の構成例を示すブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの関係を模式的に示す図である。
図1(A)および(B)は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの全体の構成例を示す図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るワイヤレス給電システムの電力の送受信系の構成例を示すブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係るワイヤレス給電システムの送電側コイルおよび受電側コイルの関係を模式的に示す図である。
本ワイヤレス給電システム10は、給電装置20および受電装置30を有する。
給電装置20は、ワイヤレスで電力を給電可能な給電部21と、給電部21を収納する携帯型収納体としてのかばん22と、電源部としての載置台23を有する。
以下では、かばん22と、電源部としての載置台23の構成を説明した後、給電部21および受電装置30の構成および機能について説明する。
以下では、かばん22と、電源部としての載置台23の構成を説明した後、給電部21および受電装置30の構成および機能について説明する。
携帯型収納体であるかばん22は、その底部に第1の電力供給用端子221,222が形成されている。
かばん22には、給電部21をたとえばその側部に送電コイルを含む送電素子部211が配置され、送電回路212が底部に近い位置に配置される。
かばん22には、給電部21をたとえばその側部に送電コイルを含む送電素子部211が配置され、送電回路212が底部に近い位置に配置される。
載置台23は、商用電源に接続可能はACケーブル231を有する。
載置台23は、携帯型収納体であるかばん22が載置され、かばん22の第1の電力供給用端子221,222と接触状態で駆動電力をかばん22内の給電部21に動作電力を供給可能な第2の電力供給用端子231,232(+,−)が形成されている。
電源部としての載置台23は、交流電力(AC)を直流電力(DC)に変換する変換器234を含む。
載置台23は、携帯型収納体であるかばん22が載置され、かばん22の第1の電力供給用端子221,222と接触状態で駆動電力をかばん22内の給電部21に動作電力を供給可能な第2の電力供給用端子231,232(+,−)が形成されている。
電源部としての載置台23は、交流電力(AC)を直流電力(DC)に変換する変換器234を含む。
次に、以上のワイヤレス給電システム10に適用される給電部21および受電装置30について説明する。
給電部21は、送電素子部211および電源部から動作電力を受ける送電回路212を有する。
送電素子部211は、給電素子としての給電コイル2111、および共鳴素子としての共鳴コイル2112を有する。共鳴コイルは共振コイルとも呼ぶが、本実施形態においては共鳴コイルと呼ぶこととする。
給電コイル2111は、交流電流が給電される空心コイルにより形成される。
共鳴コイル2112は、給電コイル2111と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、受電装置30の共鳴コイル312と自己共振周波数が一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く伝送する。
共鳴コイル2112は、給電コイル2111と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、受電装置30の共鳴コイル312と自己共振周波数が一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く伝送する。
送電回路212は、ワイヤレス電力伝送のための高周波電力を発生する。
送電回路212は、高効率に高周波電力を発生させることが望ましいため、スイッチングアンプなどが用いられる。
送電回路212で発生された高周波電力は、図示しないインピーダンス検出器や整合回路等を通して送電コイル部211の給電コイル2111に給電(印加)される。
送電回路212は、高効率に高周波電力を発生させることが望ましいため、スイッチングアンプなどが用いられる。
送電回路212で発生された高周波電力は、図示しないインピーダンス検出器や整合回路等を通して送電コイル部211の給電コイル2111に給電(印加)される。
受電装置30は、受電素子部31、整流回路32、電圧安定化回路33、負荷34を含んで構成されている。
この受電装置30は、携帯電話等の負荷34である2次電池が搭載されている。
この受電装置30は、携帯電話等の負荷34である2次電池が搭載されている。
受電素子部31は、給電素子としての給電コイル311、および共鳴素子としての共振(共鳴)コイル312を有する。
給電コイル311は、共鳴コイル312から電磁誘導によって交流電流が給電される。
共鳴コイル312は、給電コイル311と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、給電装置20の給電部21の共鳴コイル2112と自己共振周波数が一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く受信する。
共鳴コイル312は、給電コイル311と電磁誘導により結合する空心コイルにより形成され、給電装置20の給電部21の共鳴コイル2112と自己共振周波数が一致したときに磁界共鳴関係となり電力を効率良く受信する。
整流回路32は、受電した交流電力を整流して直流(DC)電力として電圧安定化回路33に供給する。
電圧安定化回路33は、整流回路32により供給されるDC電力を、供給先である電子機器の仕様に応じたDC電圧に変換して、その安定化したDC電圧を電子機器である負荷34に供給する。
次に、磁界共鳴方式の原理について説明する。
[磁界共鳴方式の原理]
次に、磁界共鳴方式の原理について、図4〜図7に関連付けて説明する。
次に、磁界共鳴方式の原理について、図4〜図7に関連付けて説明する。
図4は、磁界共鳴方式の原理ついて説明するための図である。
なお、ここでは、給電コイルを給電素子、共鳴コイルを共鳴素子として原理説明を行う。
なお、ここでは、給電コイルを給電素子、共鳴コイルを共鳴素子として原理説明を行う。
電磁共鳴現象には電界共鳴方式と磁界共鳴方式があるが、図4は、そのうちの磁界共鳴方式のワイヤレス(非接触)給電システムで給電側元と受電側が1対1の基本ブロックを示している。
図1の構成と対応付けると、給電側には交流電源212、給電素子2111、共鳴素子2112を、受電側には共鳴素子312、給電素子311、整流回路32を有している。
図1の構成と対応付けると、給電側には交流電源212、給電素子2111、共鳴素子2112を、受電側には共鳴素子312、給電素子311、整流回路32を有している。
給電素子2111、311、共鳴素子2112、312は空心コイルで形成されている。
給電側において、給電素子2111と共鳴素子311とは電磁誘導により強く結合している。同様に、受電側において、給電素子311と共鳴素子312とは電磁誘導により強く結合している。
給電側、受電側双方の共鳴素子2112,312である各々の空心コイルの自己共振(共鳴)周波数が一致したときに磁界共鳴関係になり、結合量が最大、損失が最小となる。
交流電源212からは給電素子2111に交流電流が供給され、さらに電磁誘導によって共鳴素子2112へ電流を誘起させる。
交流電源212で発生させる交流電流の周波数は、共鳴素子2112、共鳴素子312の自己共振周波数と同一に設定される。
共鳴素子2112と共鳴素子312は互いに磁界共鳴の関係に配置され、共鳴周波数において共鳴素子2112から共鳴素子312へとワイヤレス(非接触)で交流電力が供給される。
受電側において、共鳴素子312から電磁誘導によって給電素子311に電流が供給され、整流回路32によって直流電流が作られ出力される。
給電側において、給電素子2111と共鳴素子311とは電磁誘導により強く結合している。同様に、受電側において、給電素子311と共鳴素子312とは電磁誘導により強く結合している。
給電側、受電側双方の共鳴素子2112,312である各々の空心コイルの自己共振(共鳴)周波数が一致したときに磁界共鳴関係になり、結合量が最大、損失が最小となる。
交流電源212からは給電素子2111に交流電流が供給され、さらに電磁誘導によって共鳴素子2112へ電流を誘起させる。
交流電源212で発生させる交流電流の周波数は、共鳴素子2112、共鳴素子312の自己共振周波数と同一に設定される。
共鳴素子2112と共鳴素子312は互いに磁界共鳴の関係に配置され、共鳴周波数において共鳴素子2112から共鳴素子312へとワイヤレス(非接触)で交流電力が供給される。
受電側において、共鳴素子312から電磁誘導によって給電素子311に電流が供給され、整流回路32によって直流電流が作られ出力される。
図5は、磁界共鳴方式における結合量の周波数特性を示す図である。
図5において、横軸が交流電源の周波数fを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図5において、横軸が交流電源の周波数fを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図5は、交流電源の周波数と結合量の関係を示している。
図5から磁気共鳴により周波数選択性を示すことがわかる。
図5から磁気共鳴により周波数選択性を示すことがわかる。
図6は、磁界共鳴方式における共鳴素子間距離と結合量との関係を示す図である。
図6において、横軸が共鳴素子間距離Dを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図6において、横軸が共鳴素子間距離Dを、縦軸が結合量をそれぞれ示している。
図6は、給電側の共鳴素子2112と受電側の共鳴素子312間の距離Dと結合量の関係を示している。
図6から、ある共鳴周波数において、結合量が最大となる距離Dがあることがわかる。
図6から、ある共鳴周波数において、結合量が最大となる距離Dがあることがわかる。
図7は、磁界共鳴方式における共鳴周波数と最大結合量が得られる共鳴素子間距離の関係を示す図である。
図7において、横軸が共鳴周波数fを、縦軸が共鳴素子間距離Dをそれぞれ示している。
図7において、横軸が共鳴周波数fを、縦軸が共鳴素子間距離Dをそれぞれ示している。
図7は、共鳴周波数と最大結合量が得られる給電側の共鳴素子2112と受電側の共鳴素子312間の距離Dの関係を示している。
図7から、共鳴周波数が低いと共鳴素子間隔を広く、共鳴周波数が高いと共鳴素子間隔を狭くすることによって最大結合量が得られることがわかる。
図7から、共鳴周波数が低いと共鳴素子間隔を広く、共鳴周波数が高いと共鳴素子間隔を狭くすることによって最大結合量が得られることがわかる。
以上のように、本実施形態の基本要件は、かばん22の内部においてワイヤレス給電を実現することで、使用者の利便性を格段に向上させることである。
かばん22の載置台(シート)23に端子(接点)231,232が設けられている。載置台23はACケーブル231が付いており、コンセントから有線で電力を供給する。
載置台23とかばん22の置かれる間には接点が設けられており、電力がかばんに有線で供給される。ここの電力の受け渡しは交流電力でも良いし、直流でも良い。
本第1の実施形態では、直流で受け渡しを行っており、AC/DC変換器234は載置台23内部に配置されている。
そして、かばん22の内部には送電回路212および非接触給電用の送電コイルである送電素子部211が配置される。
一方、受電装置30側となるポータブル電子機器は、受電用コイル、整流・平滑回路、電源安定化回路などを有しており、非接触で電力を受け、2次電池を充電することができる。
かばん22の載置台(シート)23に端子(接点)231,232が設けられている。載置台23はACケーブル231が付いており、コンセントから有線で電力を供給する。
載置台23とかばん22の置かれる間には接点が設けられており、電力がかばんに有線で供給される。ここの電力の受け渡しは交流電力でも良いし、直流でも良い。
本第1の実施形態では、直流で受け渡しを行っており、AC/DC変換器234は載置台23内部に配置されている。
そして、かばん22の内部には送電回路212および非接触給電用の送電コイルである送電素子部211が配置される。
一方、受電装置30側となるポータブル電子機器は、受電用コイル、整流・平滑回路、電源安定化回路などを有しており、非接触で電力を受け、2次電池を充電することができる。
<2.ワイヤレス給電システムの第2の実施形態>
図8は、本発明の第2の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図8は、本発明の第2の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第2の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Aと第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、交流で受け渡しをする場合であり、AC/DC変換器234はかばん22内部に配置されていることにある。
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
<3.ワイヤレス給電システムの第3の実施形態>
図9は、本発明の第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第3の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Bと第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、AC/DC変換器234はかばん22内部に配置されて、かつACケーブル231もかばん22に接続されている。
すなわち、本第3の実施形態では、載置台および第1の電力供給用端子が不要となっている。
すなわち、本第3の実施形態では、載置台および第1の電力供給用端子が不要となっている。
<4.ワイヤレス給電システムの第4の実施形態>
図10は、本発明の第4の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図10は、本発明の第4の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第4の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Cと第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、次の通りである。
すなわち、ワイヤレス給電システム10Cにおいては、電源部としての載置台23からの動作電力の供給を有線ではなく、ワイヤレス(無線)で行うことにある。
すなわち、ワイヤレス給電システム10Cにおいては、電源部としての載置台23からの動作電力の供給を有線ではなく、ワイヤレス(無線)で行うことにある。
載置台23Cは、交流電力を直流電力に変換する変換器234と、変換器234による電力を受けてワイヤレスで電力を送電可能な第2の送電回路(送電部)235と、を含む。
第2の送電部235は、給電部21と同様に、送電素子部2351および変換器234から動作電力を受ける送電回路2352を有する。
この第2の送電部235の構成および機能は、基本的に上記した給電部21と同様であることからその説明は省略する。
また、給電部21は、第2の送電部235から送電された電力を、磁界共鳴関係をもって受電し、受電した電力を動作電力として送電部に供給する受電部213を含む。
この受電部213の構成および機能は、基本的に上記した受電装置30と同様であることからその説明は省略する。
第2の送電部235は、給電部21と同様に、送電素子部2351および変換器234から動作電力を受ける送電回路2352を有する。
この第2の送電部235の構成および機能は、基本的に上記した給電部21と同様であることからその説明は省略する。
また、給電部21は、第2の送電部235から送電された電力を、磁界共鳴関係をもって受電し、受電した電力を動作電力として送電部に供給する受電部213を含む。
この受電部213の構成および機能は、基本的に上記した受電装置30と同様であることからその説明は省略する。
このように、本第4の実施形態においては、かばん22と載置台23C間を非接触電力供給し、さらにかばん22Cの内部は先に示した実施形態のように非接触給電する方法が採用される。
この場合、載置台23C内部に非接触給電用送電回路とコイルを有し、かばん22Cの内部は受電コイルと受電回路、そしてかばん22Cの内部での電力給電用の送電回路212とコイル素子部211を有する。
こうすることで、載置台23Cとかばん22C間を非接触給電できるので、端子が露出することがなく電気的な故障を軽減できる。
この場合、載置台23C内部に非接触給電用送電回路とコイルを有し、かばん22Cの内部は受電コイルと受電回路、そしてかばん22Cの内部での電力給電用の送電回路212とコイル素子部211を有する。
こうすることで、載置台23Cとかばん22C間を非接触給電できるので、端子が露出することがなく電気的な故障を軽減できる。
<5.ワイヤレス給電システムの第5の実施形態>
図11は、本発明の第5の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図11は、本発明の第5の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第5の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Dと第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、次の通りである。
ワイヤレス給電システム10Dにおいては、かばん22Dに収納する受電装置30として電子機器に対応する給電部21D−1,21D−2を含む収納部225,226を設けたことにある。
ワイヤレス給電システム10Dにおいては、かばん22Dに収納する受電装置30として電子機器に対応する給電部21D−1,21D−2を含む収納部225,226を設けたことにある。
非接触給電を行う際、磁界共鳴型の伝送方式を用いることで、送受コイル間の位置合せをある程度ラフにすることができる。
しかしながら、それでもコイル間の位置合せを行った方がよりよい給電効率が得られることが多い。
たとえば、かばんのひとつのポケットを携帯電話専用とし、そこに給電用コイルを取り付けることで、携帯電話に取り付けられた2次側受電コイルと精度良く位置を合わせることが可能となる。これにより、より、効率よく電力を伝送することが可能となる。
ポケットが複数ある場合、複数の送電コイルを取り付けることが可能となる。その際、ポケットごとに送電周波数を変えることで、干渉による特性劣化を防ぐことが可能となる。
この場合、使用周波数ごとに決まったポケット(送電コイル)を使用する必要がある。
しかしながら、それでもコイル間の位置合せを行った方がよりよい給電効率が得られることが多い。
たとえば、かばんのひとつのポケットを携帯電話専用とし、そこに給電用コイルを取り付けることで、携帯電話に取り付けられた2次側受電コイルと精度良く位置を合わせることが可能となる。これにより、より、効率よく電力を伝送することが可能となる。
ポケットが複数ある場合、複数の送電コイルを取り付けることが可能となる。その際、ポケットごとに送電周波数を変えることで、干渉による特性劣化を防ぐことが可能となる。
この場合、使用周波数ごとに決まったポケット(送電コイル)を使用する必要がある。
<6.ワイヤレス給電システムの第6の実施形態>
図12は、本発明の第6の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
図12は、本発明の第6の実施形態に係るワイヤレス給電システムの構成例を示すブロック図である。
本第6の実施形態に係るワイヤレス給電システム10Eと第1の実施形態に係るワイヤレス給電システム10と異なる点は、次の通りである。
本第6の実施形態においては、かばん22Eの外周部が、電界シールド部として機能する金属部材237により形成され、かつ、外周部に磁気シールド部としての磁性シート238が形成されている。
本第6の実施形態においては、かばん22Eの外周部が、電界シールド部として機能する金属部材237により形成され、かつ、外周部に磁気シールド部としての磁性シート238が形成されている。
たとえば、アルミニウムのアタッシュケースの場合などに非接触給電機能を載せる場合、アルミニウム金属の影響により給電特性が劣化する場合がある。
その場合は、アルミニウム材内側に磁性体を挿入すると特性を改善することが可能である。
このような構造の場合、かばん22Eが電磁シールド構造になるので、外部への漏洩電磁界がなく、大電力の給電が可能となる。同時に複数の電子機器への充電や、急速充電などの用途で大電力が必要な場合に対応可能である。
その場合は、アルミニウム材内側に磁性体を挿入すると特性を改善することが可能である。
このような構造の場合、かばん22Eが電磁シールド構造になるので、外部への漏洩電磁界がなく、大電力の給電が可能となる。同時に複数の電子機器への充電や、急速充電などの用途で大電力が必要な場合に対応可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
普段、かばんに入れて持ち運ぶことが多いポータブル電子機器の充電を、かばんから取り出すことなく行うことができ、使用者の利便性を格段に向上できる。
普段、かばんに入れて持ち運ぶことが多いポータブル電子機器の充電を、かばんから取り出すことなく行うことができ、使用者の利便性を格段に向上できる。
上記各実施形態においては、送電電力を中継して受電装置30側の送電する中継デバイスを適用することも可能である。
10,10A〜10E・・・ワイヤレス給電システム、20・・・給電装置、21・・・給電素部211・・・送電素子部、2111・・・給電コイル、2112・・・共鳴コイル、212・・・送電回路、22・・・かばん(携帯型収納体)、30・・・受電装置、31・・・受電素子部、32・・・整流回路、33・・・電圧安定化回路、34・・・負荷。
Claims (14)
- ワイヤレスで電力を給電可能な給電部と、
携帯型収納体と、
上記給電部に動作電力を供給する電源部と、を有し、
上記給電部は、
上記電源部により動作電力が給電される送電部を含み、
上記携帯型収納体は、
上記給電部および上記電源部のうち、少なくとも上記給電部を固定的に収納する
給電装置。 - 上記携帯型収納体は、
第1の電力供給用端子が形成され、
上記電源部は、
商用電源に接続可能で、上記携帯型収納体が載置され、上記携帯型収納体の上記第1の電力供給用端子と接触状態で駆動電力を上記携帯型収納体内の給電部に動作電力を供給可能な第2の電力供給用端子が形成された載置台を含む
請求項1記載の給電装置。 - 上記電源部の載置台は、
交流電力を直流電力に変換する変換器を含む
請求項2記載の給電装置。 - 上記携帯型収納体は、
上記第1の電力供給用端子を介して供給される交流電力を直流電力に変換する変換器を含む
請求項2記載の給電装置。 - 上記電源部は、
商用電源に接続可能で、上記携帯型収納体が載置される載置台を含み、
上記載置台は、
交流電力を直流電力に変換する変換器と、
上記変換器による電力を受けてワイヤレスで電力を送電可能な第2の送電部と、を含み、
上記給電部は、
上記送電部により送電された電力を、磁界共鳴関係をもって受電し、受電した電力を動作電力として送電部に供給する受電部を含む
請求項1記載の給電装置。 - 上記携帯型収納体は、
それぞれ送電コイル部が配置される複数の収納部を含み、
上記各送電コイル部の送電周波数が異なる
請求項1から5のいずれか一に記載の給電装置。 - 上記携帯型収納体は、
外周部が、電界シールド部として機能する金属部材により形成され、かつ、外周部に磁気シールド部が形成されている
請求項1から6のいずれか一に記載の給電装置。 - 給電装置と、
上記給電装置から送電された電力を、磁界共鳴関係をもって受電する受電装置と、を有し、
上記給電装置は、
ワイヤレスで電力を給電可能な給電部と、
携帯型収納体と、
上記給電部に動作電力を供給する電源部と、を有し、
上記給電部は、
上記電源部により動作電力が給電される送電部を含み、
上記携帯型収納体は、
上記給電部および上記電源部のうち、少なくとも上記給電部を固定的に収納する
ワイヤレス給電システム。 - 上記携帯型収納体は、
第1の電力供給用端子が形成され、
上記電源部は、
商用電源に接続可能で、上記携帯型収納体が載置され、上記携帯型収納体の上記第1の電力供給用端子と接触状態で駆動電力を上記携帯型収納体内の給電部に動作電力を供給可能な第2の電力供給用端子が形成された載置台を含む
請求項8記載のワイヤレス給電システム。 - 上記電源部の載置台は、
交流電力を直流電力に変換する変換器を含む
請求項9記載のワイヤレス給電システム。 - 上記携帯型収納体は、
上記第1の電力供給用端子を介して供給される交流電力を直流電力に変換する変換器を含む
請求項9記載のワイヤレス給電システム。 - 上記電源部は、
商用電源に接続可能で、上記携帯型収納体が載置される載置台を含み、
上記載置台は、
交流電力を直流電力に変換する変換器と、
上記変換器による電力を受けてワイヤレスで電力を送電可能な第2の送電部と、を含み、
上記給電部は、
上記送電部により送電された電力を、磁界共鳴関係をもって受電し、受電した電力を動作電力として送電部に供給する受電部を含む
請求項8記載のワイヤレス給電システム。 - 上記携帯型収納体は、
それぞれ送電コイル部が配置される複数の収納部を含み、
上記各送電コイル部の送電周波数が異なる
請求項8から12のいずれか一に記載のワイヤレス給電システム。 - 上記携帯型収納体は、
外周部が、電界シールド部として機能する金属部材により形成され、かつ、外周部に磁気シールド部が形成されている
請求項8から13のいずれか一に記載のワイヤレス給電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010156549A JP2012019649A (ja) | 2010-07-09 | 2010-07-09 | 給電装置およびワイヤレス給電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010156549A JP2012019649A (ja) | 2010-07-09 | 2010-07-09 | 給電装置およびワイヤレス給電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012019649A true JP2012019649A (ja) | 2012-01-26 |
Family
ID=45604459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010156549A Pending JP2012019649A (ja) | 2010-07-09 | 2010-07-09 | 給電装置およびワイヤレス給電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012019649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136737A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 矢崎総業株式会社 | 給電部、受電部及び給電システム |
US9729003B1 (en) * | 2016-12-21 | 2017-08-08 | C-Corp International Co., Limited | Wireless charging device and method thereof |
-
2010
- 2010-07-09 JP JP2010156549A patent/JP2012019649A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014136737A1 (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-12 | 矢崎総業株式会社 | 給電部、受電部及び給電システム |
JP2014176133A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Yazaki Corp | 給電部、受電部及び給電システム |
US9729003B1 (en) * | 2016-12-21 | 2017-08-08 | C-Corp International Co., Limited | Wireless charging device and method thereof |
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