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JP2012010124A - テレビ及びテレビシステム - Google Patents

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JP2012010124A JP2010144521A JP2010144521A JP2012010124A JP 2012010124 A JP2012010124 A JP 2012010124A JP 2010144521 A JP2010144521 A JP 2010144521A JP 2010144521 A JP2010144521 A JP 2010144521A JP 2012010124 A JP2012010124 A JP 2012010124A
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Japan
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television
setting
content
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electric device
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JP2010144521A
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Yasumasa Matsumoto
泰昌 松本
Hiroyuki Kinoshita
浩行 木下
Tsutomu Fujie
努 藤江
Mizuho Kikuchi
瑞穂 菊地
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

【課題】テレビと連動可能な電気機器をテレビの動作に対応させて効果的に制御する技術を提供する。
【解決手段】テレビシステム1は、液晶テレビ10と、周辺機器80と、コンテンツサーバ92とを備える。液晶テレビ10の周辺機器制御部45は、周辺機器80の動作を連動可能に制御する連動制御手段であって、設定制御部40において設定された周辺機器80との各種の連動制御を行い、通信部70を介し周辺機器80に対して所望の動作をさせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、テレビ及びテレビシステムに係り、例えば、接続される電気機器を連動可能に制御するテレビ及びテレビと連動可能な電気機器とを備えたテレビシステムに関する。
近年では液晶テレビ等の薄型テレビにはLAN(Local Area Network)等の通信手段が備わり、テレビとレコーダとの連動のような単なるAV機器等の連動に留まらず、ネットワークを介した外部装置との通信が可能になっている。
外部装置との連携技術については、例えば、テレビの映像信号と共に受信される付加データ(EPG用データ等)から、番組情報を取得し、番組内容に合わせて周辺の照明を制御する方法がある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示の技術では、上記付加データとしてメタデータが使用されており、テレビがメタデータの記述を参照して、ジャンル情報等に応じて、照明を制御している。
特開2005−531909号公報
ところで、特許文献1に開示の技術は、番組情報のジャンル(映画、スポーツ等)情報を元に制御しているのみで、実際の効果としては不十分であったり、テレビの機能を十分に活用できていなかったりした。そのため、テレビと連動可能な機器をテレビの動作に対応させて効果的に制御する別の技術が求められていた。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、テレビと連動可能な電気機器をテレビの動作に対応させて効果的に制御する技術を提供することにある。
本発明に係る装置は、テレビと当該テレビと連動可能な電気機器とを備えたテレビシステムであって、前記テレビは、前記電気機器と通信を行うテレビ側通信手段と、再生するコンテンツの進行に応じて前記電気機器を連動させるために前記電気機器に指令を出力するとともに、前記コンテンツの進行とは無関係に前記電気機器の動作設定を変更する指令を出力する連動制御手段と、前記電気機器の動作設定をメニュー画面によって設定する設定制御手段と、前記電気機器の動作状態を表示する状態表示手段と、を備え、前記電気機器は、前記テレビと通信を行う機器側通信手段と、前記テレビの前記連動制御手段の指令に基づき、電気機器本体の動作を制御する機器制御手段と、を備える。
また、前記電気機器の前記機器制御手段は、前記テレビの動作とは無関係なトリガによって動作状態が遷移したときに、変更後の動作状態を前記テレビに通知してもよい。
また、前記テレビの前記連動制御手段は、前記コンテンツのジャンル情報及びシーン情報に基づいて、前記電気機器を連動させてもよい。
また、前記テレビの前記連動制御手段は、ネットワークに接続されたコンテンツサーバから、前記テレビで再生するコンテンツに関連づけられたタイミングチャートを取得し、前記コンテンツの再生にあわせて前記タイミングチャートに基づいて、前記電気機器の動作を制御してもよい。
また、前記電気機器として、照明機器を備え、前記テレビの前記連動制御手段は、前記照明機器の出力の明るさ及び色を変更してもよい。
また、前記電気機器として、空調機器を備え、前記テレビの前記連動制御手段は、前記空調機器の送風温度及び送風強さを変更してもよい。
また、前記電気機器として、電話機を備え、前記テレビの前記連動制御手段は、前記電話機の着信時の動作を変更してもよい。
本発明に係る別の装置はテレビに関する。このテレビは、通信可能に接続される電気機器を連動可能に制御するテレビであって、前記電気機器と通信を行うテレビ側通信手段と、再生するコンテンツの進行に応じて前記電気機器を連動させるために前記電気機器に指令を出力するとともに、前記コンテンツの進行とは無関係に前記電気機器の動作設定を変更する指令を出力する連動制御手段と、前記電気機器の動作設定をメニュー画面によって設定する設定制御手段と、前記電気機器の動作状態を表示する状態表示手段と、を備える。
本発明によれば、テレビと連動可能な電気機器をテレビの動作に対応させて効果的に制御する技術を提供することができる。
本発明の実施形態に係る、本実施形態に係るテレビシステムを示した図である。 本発明の実施形態に係る、液晶テレビの構成を示した機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る、通信部、当該通信部によって通信接続される周辺機器及びコンテンツサーバを示した図である。 本発明の実施形態に係る、エアコンの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る、照明装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る、設定画面の一例を示した図である。 本発明の実施形態に係る、周辺機器の設定可能内容の一覧について、「連動効果」の項目に着目して示した図である。 本発明の実施形態に係る、エアコンについて設定する際の画面の例を示した図である。 本発明の実施形態に係る、エアコンについて設定可能な内容の詳細を示した図である。 本発明の実施形態に係る、電話機について設定可能な内容の詳細を示した図である。 本発明の実施形態に係る、照明装置について設定可能な内容の詳細を示した図である。 本発明の実施形態に係る、の詳細を示した図である。
以下、本発明を実施する形態(以下、単に「実施形態」という)を図面を参照して説明する。本実施形態の概要は、まず、テレビのメニュー機能に、周辺機器を設定するメニューを追加する。メニューには、照明、電話、エアコン、空気清浄機、掃除機の各種機能を制御できるインターフェイスを備える。この機能は、テレビのメニュー(例えば、画質機能やタイマ)に連動させて各種機能を設定させるか、もしくは独立させて使用することで、ユーザの希望する視聴環境を作りあげることが可能となる。また、インターネット等のネットワーク回線を通じ、番組もしくは記憶媒体に入っている映像コンテンツのシーンごとの情報を入手し、TV側が情報を処理し、周辺機器を操作する。以下、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るテレビシステム1を示す図である。テレビシステム1は、液晶テレビ10と、周辺機器80と、コンテンツサーバ92とを備えている。液晶テレビ10は、電力線91を介して周辺機器80と通信可能となっている。また、液晶テレビ10は、インターネット等のネットワーク90を介してコンテンツサーバ92と通信可能に接続されている。ここで周辺機器80の例として、図3で後述するように、エアコン100、電話(携帯)200、空気清浄機300、照明装置400及び掃除機500が接続されている。
図2は、液晶テレビ10の構成を示す機能ブロック図である。液晶テレビ10は、図示のように、液晶テレビ10の各構成要素を統括的に制御する主制御部15と、作業エリアや記憶エリアとして機能するメモリ16とを備えている。さらに、液晶テレビ10は、チューナ21と外部入力部22とを備えるソース部20と、ソース部20のソース選択を行うセレクタ25と、信号処理部35と、表示出力部50とを備える。チューナ21は、例えば、地上デジタル放送用のチューナである。また、外部入力部22は、外部機器であるBDレコーダ等とHDMI規格に基づいて連動可能に接続されている。なお、図示しないが、ソース部20は内蔵レコーダを備えてもよい。
信号処理部35は、セレクタ25を介してソース部20から取得した映像信号や音声信号を所望の信号フォーマットに変換する。より具体的には、信号処理部35は、映像信号の処理を行い表示出力部50に出力する映像信号処理手段(図示せず)と、音声信号の処理を行いスピーカに出力する音声信号処理手段(図示せず)とを備える。なお、映像信号処理手段は、メニュー表示などのOSD(On Screen Display)処理のためのデータを主制御部15から取得して、表示出力部50へ出力する機能も備えている。
表示出力部50は、一般的な液晶表示手段として、表示パネル52と、LCDコントローラ51とを備える。なお、電源回路や、ユーザの操作手段であるリモコン、操作パネル等については図示を省略している。
液晶テレビ10は、さらに、センサ部60と、通信部70と、設定制御部40と、周辺機器制御部45とを備えている。センサ部60は、人感センサやCCDセンサ等である。センサ部60のセンシング結果に基づいて省電力制御等がなされる。
設定制御部40は、液晶テレビ10の各種設定を制御する。具体的には、ユーザがリモコン等を操作して所定のメニュー画面を表示させ、明るさや色合い、外部機器との接続設定等を行う際に、設定制御部40がメニュー画面の表示制御や、設定項目の取得、記憶及び反映を行う。なお、この処理は、信号処理部35のOSD処理機能と協働によりなされる。詳細は後述するが、設定制御部40が周辺機器80との連動制御の設定を制御する。
また、設定制御部40は、ユーザによる設定を設定データとして所定の記憶領域に記憶する。さらに、設定制御部40は、周辺機器80を連動して制御する場合、その制御に用いるための設定データをメモリ16に記憶する。つまり、設定画面においてユーザが設定した周辺機器80との連動制御設定(設定データ)が記録される。
周辺機器制御部45は、周辺機器80の動作を連動可能に制御する連動制御手段であって、設定制御部40において設定された周辺機器80との各種の連動制御を行い、通信部70を介し周辺機器80に対して所望の動作をさせる。
図3に、通信部70、当該通信部70によって通信接続される周辺機器80及びコンテンツサーバ92を示している。
通信部70は、通信データ処理部71と、電力線モデム72と、LAN部73とを備える。LAN部73は、LAN等のネットワーク90に接続して通信を行う。電力線モデム72は、PLCを行うためのアダプタである。具体的には、電力線モデム72は、PLCの所定の規格による通信のために、送信するデータに対して所定の符号化処理や圧縮処理を行い、通信データを生成し、その通信データを電力線91に重畳させる。また、電力線モデム72は、電力線91に重畳されて送信されてきた所定のPLC規格の通信データを復号処理及び解凍処理して、テレビ10内で利用可能な形式の信号に変換する。通信データ処理部71は、電力線モデム72又はLAN部73を介した通信の為のデータを生成したり、取得したデータを液晶テレビ10における処理のためのデータ形式に変換したりする。なお、ここでは、液晶テレビ10と周辺機器80の接続手段としてPLCを例示するが、ブルートゥース(登録商標)等の通信手段が用いられてもよい。また、機器同士の認証処理は、各規格で定められている一般的な処理によってなされる。
コンテンツサーバ92は、コンテンツに関する周辺機器制御データを液晶テレビ10に提供可能に構成されている。ここでは、コンテンツサーバ92は、データ要求制御部93と、認証部94及びデータ部95とを備えている。データ部95は、液晶テレビ10で再生等されるコンテンツの進行に合わせて周辺機器80を制御するためのデータ(図12で後述)を備えている。認証部94は、データを要求してきた液晶テレビ10の認証処理を行う。データ要求制御部93は、認証部94での認証処理や、データ部95でのデータの入出力処理等を統括的に制御したり、液晶テレビ10との通信処理を行う。
次に、周辺機器80について説明する。液晶テレビ10に接続される周辺機器80は、上述にしたように、エアコン100、電話(携帯)200、空気清浄機300、照明装置400及び掃除機500である。
ここで、周辺機器80の例としてエアコン100と照明装置400を示す。図4にエアコン100の機能ブロック図を示し、さらに、図5に照明装置400の機能ブロック図を示す。
エアコン100は、図4に示すように、一般的な機能を実現するエアコン本体101と、液晶テレビ10と通信する機能である通信制御部102とを備える。通信制御部102は、電力線モデム103を備え、電力線91を介して液晶テレビ10と通信を行う。この電力線モデム103は、液晶テレビ10の電力線モデム72と同様の機能を有している。そして、通信制御部102は、電力線モデム103によって液晶テレビ10からの指示を取得すると、その指示をエアコン本体101に通知する。エアコン本体101では、その指示に従って駆動制御を行う。例えば、冷風や温風を送出する駆動がなされたり、送出の停止がなされたりする。また、通信制御部102は、エアコン本体101の動作状態が遷移した場合に、その旨を液晶テレビ10に通知する。動作状態の遷移は、液晶テレビ10の指令に基づく場合と、それ以外のトリガに基づく場合の両方がある。したがって、例えば、エアコン本体101に通常動作として設定された制御温度に変更があった場合に、その旨を通知したり、エアコン本体101が検知した室内の温度を液晶テレビ10に通知したりする。
照明装置400は、図5に示すように、一般的な機能を実現す照明装置本体401と、液晶テレビ10と通信する機能である通信制御部402とを備える。照明装置本体401は、例えばRGBそれぞれの色に対応したLEDを備えるLED部405と、その駆動制御手段であるLED駆動制御部406とを備える。また、上述と同様に、通信制御部402は、電力線モデム403を備え、電力線91を介して液晶テレビ10と通信を行う。この電力線モデム403は、液晶テレビ10やエアコン100の電力線モデム72、103と同様の機能を有している。そして、通信制御部402は、電力線モデム403によって液晶テレビ10からの指示を取得すると、その指示をLED駆動制御部406に通知する。通信制御部402では、その指示に従って駆動制御を行う。例えば、LED部405の明るさを調整したり、点滅させたり、色を変えたり、それらの変更等を徐々に反映させたりする。
つぎに、図6をもとに、周辺機器80の制御設定の例を説明する。図6は、設定画面A0の一例を示している。
ユーザがリモコンの操作等することで設定画面A0の表示選択がなされると、設定制御部40は、図示のような設定画面A0を表示出力部50の表示パネル52にOSD表示する。具体的には、設定画面A0の上端の領域には、帯状の領域「大項目」A10が設けられ、「大項目」A10は、「設定」、「ツール」、「リンク操作」、「リンク予約」、「番組表」、「チャンネル」の項目領域が選択可能に設けられている。図示では、「設定」が選択され、選択されている旨が強調表示(反転表示)されている。
「大項目」A10の下側の領域には、設定可能な項目が階層的に表示されるようになっている。具体的には、まず画面左側には、「中項目」A20として、どのような項目が設定可能であるかが選択可能に表示されている。ここでは、一番上の項目「AVポジション」から一番下の項目「室内機器設定」まで、13種類の項目が選択可能に表示されている。図示の例では、ユーザによって、一番下の項目「室内機器設定」が選択され、選択されている旨が強調表示(反転表示)されている。
さらに、「中項目」A20の右側の「小項目」A30には、「中項目」A20で選択されている「室内機器設定」について、設定によって連動可能となる機器が表示されている。ここでは、上から順に「エアコン(100)」「電話(200)」「空気清浄機(300)」「照明装置(400)」「掃除機(500)」の項目が選択可能に表示されている。そして、上から4番目の「照明装置(400)」が選択され、選択されている旨が強調表示(反転表示)されている。
そして、「小項目」A30のさらに右側には、「小項目」A30で選択された機器の設定項目が表示されている「個別設定項目」A40が、選択可能に表示されている。ここでは、一番上の項目「明るさ設定(調光)」から一番下の項目「連動効果」まで、6種類の設定項目が選択可能に表示されている。図示の例では、上から2番目の「色調」が選択され、選択されている旨が強調表示(反転表示)されている。
そして、一番右側の領域A50には、色調を調整する設定バーが操作可能に表示されている。ユーザは、リモコン等を操作して、設定バーを動かすことで、一番明るい昼白色から一番下の電球色までの間で、7段階で所望に調整することができる。ここでは、上から3番目の色調が選択されている。
図7に、周辺機器80の各構成装置(100、200、300、400、500)の設定可能内容の一覧について、それぞれの「連動効果」の項目で設定可能な内容を示している。
まず、エアコン100について説明する。図8は、エアコン100について設定する際の画面A0の例を示している。ここでは、「中項目」A20で「室内機器設定」が、「小項目」A30で「エアコン」が、「個別設定項目」A40で「ON/OFF設定」の「送風効果」が選択され、設定中となっている。
図9を参照して、エアコン100について設定可能な内容の詳細を説明する。ここでは、選択されたAVポジションに応じた設定が可能となっている「ON/OFF設定」と、コンテンツ情報に連動する設定が可能となっている「連動効果」がある。
まず、「ON/OFF設定」について説明する。「ON/OFF設定」では、「温度効果」「送風効果」「風向効果」「静音モード」「その他」の5項目について設定可能である。なお、AVポジションとして、「標準」「映画」「ゲーム」「AVメモリ」「ダイナミック」等がある。「標準」は、画質・音質の設定が、すべて標準値になるモード(ポジション)である。「映画」は、コントラスト感を抑えることにより、暗い映像を見やすくするモードである。「ゲーム」は、テレビゲームなどの映像を、明るさを抑えて目にやさしい映像にするモードである。「AVメモリ」は、入力ごとにユーザの好みの調整内容を記憶させることができるモードである。「ダイナミック」は、くっきりと色鮮やかな映像で、スポーツ番組などを迫力あふれたものにするモードである。
「温度効果」では、エアコン100の制御温度を+3℃〜−3℃で設定することができる。つまり、エアコン100が「25℃」の制御温度で稼働しており、図8のA40の様に「温度効果」で「+1℃」が設定されている場合、エアコン100の制御温度は「26℃」となる。
「送風効果」では、エアコン100の送風の強さを+1ステップで変更する設定ができる。「−1」が設定されていれば、エアコンの送風強さを1ステップ下げて制御されることになる。
「風向効果」では、エアコン100の送風方向を、センサ部60の検知結果に基づき、人が存在していると判断した場所に、送風方向を調整する設定ができる。
「静音モード」では、エアコン100を静音モードで駆動するように設定することができる。
つづいて、「連動効果」について説明する。「連動効果」では、「ジャンル」及び「シーン」の2項目について設定可能である。
「ジャンル」の項目では、コンテンツのジャンル情報に基づいて、エアコン100の温度・送風・風向き等の効果を組み合わせた設定変更が可能となっている。例えば、コンテンツのジャンルが「バラエティ番組」であれば、エアコン100の設定は変更されない。また、ジャンルが「ホラー映画番組」であれば、エアコン100の設定は、温度効果−1℃、送風効果+1と設定変更する。
「シーン」の項目では、(1)シーン毎の情報に含まれるキーワード数でカテゴリ分類され、エアコン100を連動させる設定と、(2)外部データに連動させる設定ができる。カテゴリ分類でエアコン100を連動させる設定では、例えば、映画のコンテンツで、カテゴリ分類で「恐怖シーン」と判断された場合、風向効果が「オン」、送風効果が「+1」とする。このような設定変更を行うことで、シーンに応じた視聴効果を提供することができる。
外部データに連動させる設定では、コンテンツサーバ92から後述の図12に示すような周辺機器80の制御用のタイムチャートを取得して効果を反映させる設定を行うことができる。
次に、図10をもとに電話機200について設定可能な内容の詳細を説明する。ここでは、「1.呼出音設定条件」、「2.電話呼出自動設定」及び「3.TV動作設定」について設定可能となっている。つまり、液晶テレビ10からの指令とは異なるトリガによって、動作状態が着信状態に遷移したときの動作設定が可能である。
「1.呼出音設定条件」では、例えば、外部からの着信の条件とし「番号通知あり」「番号非通知」「登録済みの発信者番号」「未登録の発信者番号」の4条件のそれぞれについて、「呼出音量減」「呼出音量切り且つバイブ駆動」「呼出音量切り且つ他の子機転送」「呼出音量切り且つ留守電対応」「呼出音量回数設定」の5項目を設定することができる。
「2.電話呼出自動設定」では、(1)コンテンツ情報に連動させた設定と、(2)TVに設定されているカレンダー/時間情報に連動させた設定の2種類について、設定することができる。(1)コンテンツ情報に連動させた設定では、さらにコンテンツ情報に基づいて設定と、シーン情報に基づいた設定と、時間に基づいた設定が可能となっている。ジャンル情報に基づく設定では、電話機200の呼出音設定条件と呼出音効果とを組み合わせて設定できる。シーン情報に基づいた設定では、コンテンツのチャプタ情報やシーン情報に基づいた設定や、コンテンツサーバ92の制御用のタイムチャートに基づいた設定が可能となっている。時間に基づいた設定では、開始/終了時刻に合わせ、「呼出音設定条件」と「呼出音効果」とを組み合わせて設定可能となっている。例えば、開始時には、「呼出音量減」として、開始から所定時間経過後に「バイブレーション」とし、さらに終了間近やハイライトシーンのタイミングで「呼出音切り且つ留守録対応」と言った設定をすることができる。
「3.TV動作設定」では、電話機200の通話中には、通話中に液晶テレビ10の音量を下げたり、呼び出し時に発信者情報を液晶テレビ10に表示したりする設定をすることができる。この場合は、電話機200は、液晶テレビ10に対して、発信者情報等を液晶テレビ10に通知する。
次に、図11をもとに照明装置400について設定可能な内容の詳細を説明する。
ここでは、「1.コンテンツ情報に連想した設定」と「2.テレビに設定されているカレンダー/時間情報に連動した設定」について設定可能となっている。
「1.コンテンツ情報に連想した設定」では、「ジャンル」「シーン」「音」「時間」の4項目について設定することができる。
「ジャンル」の項目では、コンテンツのジャンル情報に基づいて、照明装置400の明るさや色温度等を設定変更が可能となっている。例えば、バラエティ番組やアクション映画のコンテンツでは白昼色(色温度高)、恋愛映画では電球色(色温度低)とする。
「シーン」の項目では、(1)シーン毎の情報に含まれるキーワード数でカテゴリ分類され、照明装置400を連動させる設定と、(2)外部データに連動させる設定ができる。カテゴリ分類で照明装置400を連動させる設定では、例えば、映画のコンテンツで、カテゴリ分類で「恐怖シーン」と判断された場合、明るさ(調光)を3段階下げる。また、恋愛シーンと判断された場合、赤色が強調されたあだっぽい色に調整する。光源にEGBのLEDを用いている場合には、色の調整の自由度が高く、さまざまな効果を加えることができる。
「音」の項目では、コンテンツの音声に基づいて音量や強調する周波数帯域を設定することできる。例えば、会話部分であると判断した場合には、人の声の周波数帯域を強調するようにする。
「時間」の項目では、コンテンツの再生時間に基づく設定をすることができる。例えば、コンテンツが映画の場合、映画の終了時刻にあわせて元の状態、つまり開始前の状態に戻す設定をする。その際に、エンディングロールに合わせて変更することもできる。
「2.テレビに設定されているカレンダー/時間情報に連動した設定」では、「季節・時刻」に基づく設定や、「タイマ」に基づく設定を行うことができる。例えば、「季節・時刻」では、季節の変化に伴う日没等に時刻や、周囲環境の明るさ等の反映させ設定を行うことができる。より具体的には、夏であれば、日没の時刻が遅かったり、日没後でも比較的明るい状態が続くことから、そのような環境にあわせた明るさ(調光)を変更する設定が可能となる。この設定は、コンテンツ等に連動するものではなく、液晶テレビ10のカレンダー機能に基づいたり、センサ部60による明るさ検知に基づいたりする。また、「タイマ」では、例えばスリープタイマにオフ時間にあわせて徐々に照明装置400の明るさを暗くする設定にすることができる。
つづいて、図12を参照して、コンテンツサーバ92からコンテンツに対応したタイミングチャートを取得して周辺機器80を制御するケースについて説明する。
主制御部15が信号処理部35の処理の結果、コンテンツの情報を取得すると、周辺機器制御部45は、通信部70を介して、そのコンテンツの情報に関連づけられたタイムチャートをコンテンツサーバ92に要求する。コンテンツサーバ92では、認証部94がタイムチャートを要求してきた液晶テレビ10について認証処理を行い、タイムチャートを提供してよい相手であるか否かを確認する。この認証処理は、ユーザ登録の有無をもとに判断してもよいし、また、液晶テレビ10の機能が対応可能であるか否かをもとに判断してもよい。
コンテンツサーバ92の認証部94で認証された場合、データ要求制御部93は要求されたタイムチャートがデータ部95に蓄積されているか否かを判断する。蓄積されていれば、要求されたタイムチャートを液晶テレビ10に送信する。蓄積されていない場合は、その旨を液晶テレビ10に返答する。
タイムチャートには、連動可能な周辺機器80とそれぞれの制御情報が含まれている。ここでは、エアコン100と照明装置400の制御情報が含まれている。図に示すような、タイミングチャートを取得した液晶テレビ10では、周辺機器制御部45が、そのタイミングチャートに応じた周辺機器80の制御を行う。
まず、第1時刻t1〜第4時刻t4の制御について説明する。ここでは、恐怖シーンに効果的な制御を行う。第1時刻t1になると、周辺機器制御部45は、照明装置400に対して点滅駆動するように指令を出力し、さらに、エアコン100に対して冷風を出力するように指令を出力する。なお、エアコン100が稼働中であれば、温度を1℃下げる指令が出力される。
第2時刻t2になると、周辺機器制御部45は照明装置400に対して明るさを3段階下げる指令を出力する。第3時刻t3になると、周辺機器制御部45は、エアコン100に対して、冷風の出力を停止するように指令を出力し、さらに、照明装置400に対して、第4時間t4まで徐々に明るさを元に戻す指令を出力する。
つづいて、第5時刻t5〜第8時刻t8の制御について説明する。ここでは、恋愛シーンに効果的な制御を行う。まず、第5時刻t5となると周辺機器制御部45は、エアコン100に対して温風の送風を開始するように指令を出力する。同時に、周辺機器制御部45は、照明装置400に対して、明るさを第6時刻t6に設定される色調に徐々に遷移するように出力する。つぎに、第6時刻t6になると、周辺機器制御部45は、第7時刻t7まで照明装置400に対して色調が「赤(R)」となるように指令を出力する。そして第7時刻t7になると、周辺機器制御部45は、照明装置400に対して徐々もとの照明状態に戻すように指令を出力する。また、第8時刻t8になると、周辺機器制御部45は、エアコン100に対して温風の出力を停止するように指示する。
最後に、第9時刻t9〜第10時刻t10では、周辺機器制御部45は、コンテンツのエンディングにあわせて、エアコン100に対して送風を行うように指令を出力する。
以上、本実施形態によると、液晶テレビ10に備わっている機能に付随させてエアコン100や照明装置400等の周辺機器80を制御することができる。また、番組のジャンルだけでなく、番組中のシーンごとに合わせた制御についても、よりきめ細やかに、さらに新たな効果を得ることができる制御が実現できる。また、ユーザは、コンテンツの視聴中に、周辺機器80の動作状態が遷移した場合であっても、コンテンツの視聴がじゃまされない。
以上、本発明を実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 テレビシステム
10 液晶テレビ
40 設定制御部
45 周辺機器制御部
60 センサ部
70 通信部
72、103、403 電力線モデム
80 周辺機器
90 ネットワーク
92 コンテンツサーバ
93 データ要求制御部
94 認証部
95 データ部
100 エアコン
102、402 通信制御部
200 電話機
300 空気清浄機
400 照明装置
500 掃除機

Claims (8)

  1. テレビと当該テレビと連動可能な電気機器とを備えたテレビシステムであって、
    前記テレビは、
    前記電気機器と通信を行うテレビ側通信手段と、
    再生するコンテンツの進行に応じて前記電気機器を連動させるために前記電気機器に指令を出力するとともに、前記コンテンツの進行とは無関係に前記電気機器の動作設定を変更する指令を出力する連動制御手段と、
    前記電気機器の動作設定をメニュー画面によって設定する設定制御手段と、
    前記電気機器の動作状態を表示する状態表示手段と、
    を備え、
    前記電気機器は、
    前記テレビと通信を行う機器側通信手段と、
    前記テレビの前記連動制御手段の指令に基づき、電気機器本体の動作を制御する機器制御手段と、
    を備えることを特徴とするテレビシステム。
  2. 前記電気機器の前記機器制御手段は、前記テレビの動作とは無関係なトリガによって動作状態が遷移したときに、変更後の動作状態を前記テレビに通知することを特徴とする請求項1に記載のテレビシステム。
  3. 前記テレビの前記連動制御手段は、前記コンテンツのジャンル情報及びシーン情報に基づいて、前記電気機器を連動させることを特徴とする請求項1または2に記載のテレビシステム。
  4. 前記テレビの前記連動制御手段は、ネットワークに接続されたコンテンツサーバから、前記テレビで再生するコンテンツに関連づけられたタイミングチャートを取得し、前記コンテンツの再生にあわせて前記タイミングチャートに基づいて、前記電気機器の動作を制御することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のテレビシステム。
  5. 前記電気機器として、照明機器を備え、
    前記テレビの前記連動制御手段は、前記照明機器の出力の明るさ及び色を変更することを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載のテレビシステム。
  6. 前記電気機器として、空調機器を備え、
    前記テレビの前記連動制御手段は、前記空調機器の送風温度及び送風強さを変更することを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載のテレビシステム。
  7. 前記電気機器として、電話機を備え、
    前記テレビの前記連動制御手段は、前記電話機の着信時の動作を変更することを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載のテレビシステム。
  8. 通信可能に接続される電気機器を連動可能に制御するテレビであって、
    前記電気機器と通信を行うテレビ側通信手段と、
    再生するコンテンツの進行に応じて前記電気機器を連動させるために前記電気機器に指令を出力するとともに、前記コンテンツの進行とは無関係に前記電気機器の動作設定を変更する指令を出力する連動制御手段と、
    前記電気機器の動作設定をメニュー画面によって設定する設定制御手段と、
    前記電気機器の動作状態を表示する状態表示手段と、
    を備えることを特徴とするテレビ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017139792A (ja) * 2013-12-02 2017-08-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 中継装置、連動システム、配信装置、中継装置の処理方法およびプログラム

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