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JP2012002533A - 電子時計 - Google Patents

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JP2012002533A
JP2012002533A JP2010135130A JP2010135130A JP2012002533A JP 2012002533 A JP2012002533 A JP 2012002533A JP 2010135130 A JP2010135130 A JP 2010135130A JP 2010135130 A JP2010135130 A JP 2010135130A JP 2012002533 A JP2012002533 A JP 2012002533A
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JP
Japan
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impact
pulse
circuit
lock
lock pulse
Prior art date
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Application number
JP2010135130A
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English (en)
Inventor
Daisuke Iri
大祐 入
Takayuki Uchida
高行 内田
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Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Holdings Co Ltd
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

【課題】
従来技術ではロックパルスは十分に大きいパルスであれば良いという発想により一律16msフルパルスが印加されており、適切な印加時間や形状もしくは出力、打ち切りのタイミング等について十分な議論がなされていなかった。そのため、エネルギーロスが生じていた。
【解決手段】
衝撃検出回路114で検出された衝撃の大きさを衝撃判別回路115によって判別し、衝撃の大きさに適した大きさのロックパルスを発生することで従来と同等、もしくはそれ以上の確実な制動力を保ちつつ従来よりも低消費電力にする事が可能である。また、従来ではフルパルス形状のみであったロックパルスを櫛歯形状化(チョッパー化)することでロックパルスによる消費電流を削減する。
【選択図】 図1

Description

本発明は外部衝撃による衝撃逆起電圧を検出することで衝撃を検出し、衝撃によるロータ回転を制動するためのロックパルスを出力するように前記パルス成形回路に指示する衝撃検出回路を有する電子時計に関する。
電子式腕時計は、従来から小型化とそれに伴う低消費電力化が求められてきたが、最近は特に太陽電池などを使用した充電系電源が広く用いられるため、低消費電力化がますます強く求められるようになってきた。
低消費電力化の1つの手段として、モータに使用するロータの保持力を低減することでモータの消費電力を低減することが良く行われている。しかし、この方法では、片錘の大きな指針を取り付けられず指針が細くなり、視認性が低下する問題があった。
上記のようなモータにおいて、視認性を向上させるために、例えば、秒針を太くすると、この秒針が重くなり小さな衝撃を受けただけで時刻が狂ってしまうという耐衝撃性の低下が懸念される。
このような耐衝撃性を向上させるためには、駆動電源であるステップモータの保持力を増大させればよいが、上述のごとく駆動時の消費電流が増大し、採用することはできない。
そこで、衝撃に起因するステップモータのロータの振動によりステップモータのコイルに発生する逆起電流(電圧)波形を検出することで衝撃の発生を検出し、ロータに制動をかけることが考えられてきた。
このような、外部から衝撃が加えられたときに時刻の狂いをなくす機構としては、例えば下記の特許文献1、2等が開示されている。特許文献1に開示された技術は、衝撃によってステップモータのロータが振動時の逆起電力を検出したとき、このロータを制動させ時刻の狂いを防止するものである。なお、以後この方法を単に電磁制動方式と称する。また、特許文献2に開示された技術は、衝撃検出時の逆起電力と、この逆起電力レベルを周期的に増幅させて衝撃を検出しやすくしたものである。
特開2005-172677号公報 特公昭61-61356号公報
特許文献1に開示された従来技術を図7、図8を用いて簡単に説明する。図7は従来例の構成を示すブロック線図、図8は従来例の電子時計の出力する波形図である。図7において1はロータ10とコイル13より構成されるステップモータ、101はステップモータ1を駆動する駆動パルスPaを発生する駆動パルス発生回路、102はステップモータ1に衝撃が加わったときにロータ10を制動制御するためのロックパルスPLを発生するロックパルス発生回路、103は駆動パルス発生回路101の発生する駆動パルスPa、またはロックパルス発生回路102の発生するロックパルスPLを選択するパルス選択回路、108はパルス選択回路103の選択したパルスをコイル13に出力するドライバ回路、104はロータ10の振動によってコイル13に発生する逆起電流によって衝撃の有無を検出する衝撃検出回路である。
続いて回路動作について説明する。図8に示すように正秒のタイミングs1で駆動パル
ス発生回路101から出力された駆動パルスPaは、パルス選択回路103及びドライバ回路108を介してコイル13のO1より出力され、ロータ10を180度回転させる。そして駆動によるロータ10の振動が収まると推測される一定期間は衝撃検出を行わない不感期間T1として設け、その後、衝撃を検出する衝撃検出期間T2に移行する。衝撃検出期間T2では衝撃検出回路104は周期的に衝撃検出信号gにより衝撃による逆起電圧を検出する。そして、衝撃検出期間T2の期間内で衝撃Gによって逆起電圧が生じた場合は、衝撃検出回路104は直ちにロックパルスPLを出力するようにロックパルス発生回路102及びパルス選択回路103を制御する。そしてコイル13のO1より出力されたロックパルスPLによってロータ10を制動制御する。ロックパルスPLが出力された後は、ロックパルスPLによる振動が収まる不感期間T1を設け、その後、再度衝撃を検出する衝撃検出期間T2に移行する。
なお、ロックパルスPLは一律フルパルスが出力される。
また、ロックパルスPLは駆動パルスPaと同じ位相(O1)に出される。通常は駆動パルスPaによってロータ10が180度回転しているため、その後出力されるロックパルスPLはロータ10が回転しない位相で出力される。
しかしながら、上述した従来技術では、衝撃に対し一種類のフルパルスのロックパルスPLにて対応していた。そのため、消費電力が大きくなるという問題を生じていた。詳細には、以下のことが問題であった。
(1)固定のロックパルス
時計は常に一定の衝撃が来るわけではない。着用中に少し体に触れた程度の弱い衝撃から、着用時に誤って硬い床に落とした場合の強い衝撃まで、さまざまな強度の衝撃が起こりうる。それら各種の衝撃に対し固定のロックパルスで対応しようとした場合、想定される最強度の衝撃に対応可能なロックパルスに設定せざるを得ない。このため、弱衝撃時にも最強度の衝撃に対応可能な大きな制動力のロックパルスPLが出力されてしまい、非常に無駄な消費電力が消費されていた。
(2)ロックパルスがフルパルス
ロックパルスPLは制動初期に大きな制動力が必要であり、ロータ振動が収まった後半は制動初期のような制動力は不要であり、結果的に無駄な消費電力が消費されることとなっていた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、衝撃の強さに応じてロックパルスPLの大きさや形状を変更することによって、従来の電磁制動方式における消費電流のロスを削減することを目的とする。
上記の課題を解決し目的を達成するために、請求項1の発明にかかるアナログ電子時計は、衝撃の大きさを判別し、ロックパルスPLの大きさや形状を変更することを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかるアナログ電子時計は、外部衝撃強度の強弱を逆起電圧値により判別することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかるアナログ電子時計は、外部衝撃強度の強弱を衝撃発生時
から衝撃逆起電圧が閾値を越えるまでの時間により検出することを特徴とする。
また、制動能力の変更を実行パルスの幅や形状にて変更することを特徴とする。
本発明にかかるアナログ電子時計によれば、外部衝撃が加えられ発生するロックパルスPLによる消費電流を必要最低限に抑える効果を奏する。特に、バッテリが低容量化された場合であっても衝撃時の時刻狂いを防止できるという効果を奏する。
本発明の実施例1の電子時計回路構成を示すブロック線図である。 本発明の実施例1の電子時計回路の出力波形図である。 本発明の実施例1の電子時計動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施例2の電子時計回路の出力波形図である。 本発明の実施例2の電子時計動作を示すフローチャート図である。 低消費電流を可能にする各種ロックパルスの図である。(実施例3) 従来の電子時計の回路構成を示すブロック線図である。 従来の電子時計の回路の動作を説明する波形図である。 本発明の実施例1の衝撃判別回路の回路構成を示すブロック線図である。 本発明の実施例1の衝撃判別回路内の判定テーブルである。 本発明の実施例2の衝撃判別回路の回路構成を示すブロック線図である。 本発明の実施例2の衝撃判別回路内の判定テーブルである。 本発明の実施例3の衝撃の検出方法を示すブロック線図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかるアナログ電子時計の好適な実施の形態を詳細に説明する。
[実施例1:衝撃の大きさを逆起電圧の大きさにより判別]
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて詳述する。
実施例1は、衝撃の大きさを衝撃により発生する逆起電圧の大きさにより判別し、最適なロックパルスを選択する実施例である。
図1は実施例1の電子時計の回路構成を示すブロック線図、図2は実施例1の電子時計の出力する波形図、図3は実施例1の電子時計の回路の動作を示すフローチャート図である。なお、従来例で説明したものと同じ構成要素には同じ番号をつけて説明を省略する。
また、図1は後述の実施例2以下でも適宜使用される。
図1において、1はロータ10とコイル13より構成されるステップモータ、111は通常駆動パルスPsを発生する通常駆動パルス発生回路、112は通常駆動パルスPsで駆動できない場合に出力される補正駆動パルスPfを発生する補正駆動パルス発生回路、102はロックパルスPLを発生するロックパルス発生回路である。
ロックパルス発生回路102は、強衝撃用ロックパルスPL1、中衝撃用ロックパルスPL2、弱衝撃用ロックパルスPL3を出力可能に構成される。それぞれ、制動力がPL1>PL2>PL3となり、同時に消費電力がPL1>PL2>PL3となるように構成される。
なお、本実施例1では、中衝撃用ロックパルスPL2は使用されない。
113は通常駆動発生回路111の発生する通常駆動パルスPs、補正駆動パルス発生回路112の発生する補正駆動パルスPf、またはロックパルス発生回路102の発生するロックパルスPLのいずれかを選択するパルス選択回路である。
108はパルス選択回路113の選択したパルスをコイル13に出力するドライバ回路、114はロータ10の振動によってコイル13に発生する逆起電流によって衝撃の有無を検出する衝撃検出回路、115は114の結果によってロックパルスPLの種類を決定する衝撃力判別回路である。
続いて回路動作について図1及び図2を用いて説明する。図2に示すように、衝撃逆起電圧の高さは衝撃の大きさによって変動する。
すなわち、非常に大きな衝撃により発生する重衝撃波形G1の波高値は、軽い衝撃により発生する軽衝撃波形G3の波高値より高くなる。
従って、軽衝撃波形G3の波高値は閾値F1より高くはなるが、閾値F1より高い閾値F2より高くなることは無い。それに対し、重衝撃波形G1の波高値は、閾値F2より高くなる(閾値F1より高くなるのは当然のことである)。
このことを利用し、所定の電圧値(図2では、F1,F2)と比較することにより、衝撃の大きさを判定することが可能となる。
そこで、衝撃逆起電圧の大きさを判別する電圧閾値を複数用意し、衝撃力判別回路115にて衝撃の大きさを判別する。
図9は、実施例1の衝撃力判別回路115の詳細を示したブロック構成図である。120,121は比較器であり、衝撃検出回路114の出力S3、すなわち、コイル1で発生した逆起電圧波形の信号S1、S2と、所定の閾値とを比較する。
120は、軽衝撃波形G3を検出するための比較器であり、S3と閾値F1とを比較する。121は、重衝撃波形G1を検出するための比較器であり、S3と閾値F2とを比較する。比較器120,121とも、各閾値F1、F2を超えた場合に検出した旨の信号を出力する。比較器120,121は例えば、公知のコンパレータにより構成することができる。
122は判定回路であり、比較器120,121からの信号を元に、衝撃の有無と大きさを判定し、その結果をロックパルス発生回路102に出力しロックパルスPLの大きさを指示する。
判定回路122内には図10に示す判定テーブル123が例えばROM等で構成され、この判定テーブル123を元に判定される。
また、判定回路122内には経過時間カウンタ124を有し、SF1、SF2検出における時間監視を担っている。
衝撃逆起電圧が閾値F1を越えた後、一定時間後に閾値F2を越えることが無ければ軽衝撃G3と判別し、衝撃力判別回路115はロックパルス発生回路102に対し弱ロックパルスPL3の出力を指示し、ロックパルス発生回路102は弱ロックパルスPL3を出
力する。
衝撃逆起電圧が閾値F1及び閾値F2を越えた場合は重衝撃G1と判別し、衝撃力判別回路115はロックパルス発生回路102に対し強ロックパルスPL1の出力を指示し、ロックパルス発生回路102は強ロックパルスPL1を出力する。
先述のごとく、ロックパルスPL1,PL3は、制動力がPL1>PL3となり、同時に消費電力がPL1>PL3となるように構成されている。図2に示すように、本実施例1では、PL1、PL3のパルス幅を変更することで実現している。
そして、それぞれの場合のロックパルスはパルス選択回路113を介してドライバ回路108の端子O1からロックパルスPLが出力され、ロータ10を制動し、ロータ10が衝撃によって回転させられるのを防止する。
なお、衝撃逆起電圧が閾値F1及び閾値F2を検出しなかった場合は、衝撃を検出しなかったと判断し、ロックパルスの出力は実施されない。
上記動作について図3のフローチャートを用いて説明する。まず通常運針終了後、衝撃検出回路114によって衝撃の検出が行われる(ステップST11)。具体的には、図8に示す衝撃検出区間T2の間に閾値F1を越える衝撃を衝撃力判別回路115にて検出したかどうかを判定する。所定時間内、具体的には衝撃検出区間T2の間に閾値F1を越える衝撃を検出しなかった場合には(ステップST12のN)、衝撃は検出されなかったので、ロックパルスは出力せず、衝撃検出処理を終了する。
もし衝撃があった場合は(ステップST12のY)、その衝撃が重衝撃か軽衝撃かを判別するために、その衝撃の大きさを衝撃力判別回路115にてF2信号の有無にて判別する(ステップST13)。そして、SF1、SF2両信号が発生した場合は(ステップST13のY)重衝撃G1と判断し(判定テーブル1のG1)、大きいロックパルスPL1を発生する。
SF2が所定時間内(例えば、衝撃検出区間T2の間)に検出されず、検出されたのがSF1信号のみであった場合は(ステップST13のN)、軽衝撃G3と判定し(判定テーブル1のG3)小さいロックパルスPL3を出力する。
<実施例1の効果>
本実施例1は以下のような効果を有する。
(1)軽衝撃G3と重衝撃G1を衝撃に起因する逆起電圧の大きさで判別し、各衝撃に対応した制動力のロックパルスを出力することが可能となる。
従って、従来と同等、もしくはそれ以上の確実な制動力を保ちつつ、従来よりも低消費電力にすることが可能となる。
(2)軽衝撃G3と重衝撃G1の判別を公知レベルの比較器やテーブル参照、カウンタによる時間監視といった簡単な回路構成で実現できる。
従って、従来回路から大きな変更無く本実施例を実施することができる。
<実施例1の変形例>
上述の実施例1の構成は一例であり、発明の主旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。例えば、以下のとおりである。
(1)閾値F1、F2の値については固定値である必要は無く、むしろ、モータ1の構成や取り付けられる表示体(指針)により適宜変更、設定されるべきものである。ロックパルスPL1,PL3のパルス幅についても同様である。
(2)比較器120,121や判定回路122の構成は、その役割を達成できれば、どの
ような構成でも良い。
例えば、判定テーブル123も、ROMだけでなく、ゲートで構成されても良い。
比較器120、121についても、閾値F1、F2が固定であれば、VthをF1、F2に設定したインバータであっても良い。こうすれば、比較器120、121を小さく作成することが可能である。
(3)図3のフローチャートのST14による判定時間は衝撃検出区間T2としていたが、重衝撃G1の有無はもっと早い時間に判定可能であるので、衝撃検出区間T2よりも早期に検出を打ち切っても良い。このようにすれば、軽衝撃G3への対応も早期に出来るので、より確実な制動が可能となる。
(4)同じく図3のフローチャートのST14による判定は、時間ではなく、SF1の再検出で実施しても良い。すなわち、SF2を検出することなく逆起電圧波形が下回った場合には軽衝撃G3と判定できる。時間判定と併用すれば、より確実である。
(5)ロックパルスPL1,PL3の制動力や消費電力の変更方法は、パルス幅だけに限定されない。これについての詳細は、後述の実施例にて説明を行う。
(6)比較器120,121は、検出に使用する期間だけ電源を入れるようにすればさらなる低消費電力化が可能である。比較器をコンパレータで作成する場合は特に有利である。
(7)実施例1では比較器を120,121の2つ用意したが、まず比較する閾値をF1に設定し、F1検出後は比較する閾値をF2に変更しF2を検出する構成とすれば、1つのコンパレータでも実施可能である。
このようにすれば、IC化した場合に大きな回路となるコンパレータが1つで済み、回路の小型化に貢献できる。
(8)実施例1では閾値をF1,F2の2値を用意したが、閾値の個数はいくつでも実施可能である。閾値の個数が多くなるほど細かいロックパルスPL設定が可能となり、更なる低消電化に貢献する。
[実施例2:衝撃検出の大きさを所定逆起電圧値検出までの時間により検出]
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて詳述する。実施例2は外部衝撃の大きさを衝撃により発生する逆起電圧が衝撃発生時から閾値F0を越えるまでの時間の長さにより判別し、最適なロックパルスを選択する実施例である。
図4に示すように、衝撃による逆起電圧波形の立ち上がりの傾きは衝撃の強弱によって変動する(衝撃が強いほど傾きが急になる)。すなわち、非常に大きな衝撃により発生する重衝撃波形G1の立ち上がりの傾きは、軽衝撃により発生する軽衝撃波形G3や重衝撃G1と軽衝撃G3の中間の衝撃により発生する中衝撃波形G2の波形の立ち上がりよりも大きくなる。従って、衝撃発生時点を0として、そこから衝撃逆起電圧が閾値F0に到達するまでの時間は、衝撃が大きくなるほど短くなる。
これを利用し、所定の電圧閾値を越えるまでの時間(図4では、t1、t2)を比較することにより、衝撃の大きさを判定することが可能となる。
実施例2と上述の実施例1との相違は衝撃力判別回路115における判別方法である。
図11は、実施例2における衝撃判別回路115の詳細を示したブロック構成図である。130は比較器であり、衝撃検出回路114の出力S3と閾値F0とを比較する。比較器130は閾値F0を超えた場合に検出した旨の信号を出力する。130は例えば公知の
コンパレータにより構成することができる。
131は経過時間カウンタであり、衝撃発生時からF0検出までにおける時間監視を行っている。また、カウンタ131からの信号を元に例えばROM等で構成された図12に示す判定テーブル132によって衝撃の大きさが判定される。
衝撃後、閾値F0を越えるまでの時間tがt1以下であれば重衝撃G1と判別し、衝撃力判別回路115はロックパルス発生回路102に対し、重衝撃用ロックパルスPL1の出力を指示し、ロックパルス発生回路102は重衝撃用ロックパルスPL1を出力する。
また、衝撃後、閾値F0を越えるまでの時間がt2以上であれば軽衝撃G3と判別し、衝撃力判別回路115はロックパルス発生回路102に対し、軽衝撃用ロックパルスPL3の出力を指示し、ロックパルス発生回路102は軽衝撃用ロックパルスPL3を出力する。
そして、衝撃後、閾値F0を越えるまでの時間tがt1以上t2以下であれば上述の重衝撃G1、軽衝撃G3の中間である中衝撃G2と判別し、衝撃力判別回路115はロックパルス発生回路102に対し、中衝撃用ロックパルスPL2の出力を指示し、ロックパルス発生回路102は中衝撃用ロックパルスPL2を出力する。
先述のごとく、ロックパルスPL1、PL2、PL3は、制動力がPL1>PL2>PL3となり、同時に消費電力がPL1>PL2>PL3となるように構成されている。図4に示すように、本実施例は、PL1、PL2、PL3のパルス幅を変更することで実現している。
そして、それぞれの場合のロックパルスはパルス選択回路113を介してドライバ回路108の端子O1からロックパルスPLが出力され、ロータ10を制動し、ロータ10が衝撃によって回転させられるのを防止する。
なお、衝撃逆起電圧が閾値F0を検出しなかった場合は、衝撃を検出しなかったと判断し、ロックパルスの出力は実施されない。
上記動作について図5のフローチャートを用いて説明する。まず通常運針終了後、衝撃検出回路114によって衝撃の検出が行われる(ステップST21)。具体的には図8に示す衝撃検出区間T2の間に閾値F0を越える衝撃を衝撃力判別回路115にて検出したかどうかを検出する。所定時間内、具体的には衝撃検出区間T2の間に閾値F0を越える衝撃を検出しなかった場合には(ステップST22のN)、衝撃は検出されなかったので、ロックパルスは出力せず、衝撃検出処理を終了する。
もし、衝撃があった場合は(ステップST22のY)、その衝撃が重衝撃か軽衝撃かを判別するために、その衝撃の大きさを衝撃力判別回路115にて閾値F0を越えるまでの経過時間にて判別する(ステップST22)。そして、閾値F0を越えた時間tがt1以下の場合は(ステップST23のY)重衝撃G1と判断し(判定テーブル2のG1)、重衝撃用ロックパルスPL1を発生する。
閾値F0を越えた時間tがt2以上の場合は(ステップST24のN)軽衝撃G3と判断し(判定テーブル2のG3)、軽衝撃用ロックパルスPL3を発生する。
閾値F0を越えた時間tがt1以上t2以下の場合は(ステップST24のY)中衝撃G2と判断し(判定テーブル2のG2)、重衝撃用ロックパルスPL1と軽衝撃用ロックパルスG2の中間に位置する中衝撃用ロックパルスLP2を出力する。
<実施例2の効果>
本実施例2は以下のような効果を有する。
(1)軽衝撃G3と中衝撃G2と重衝撃G1を衝撃発生時から衝撃に起因する逆起電圧が閾値F0を越えるまでの時間で判別し、各衝撃に対応した制動力のロックパルスPLを出力することが可能となる。
従って、従来と同等、もしくはそれ以上の確実な制動力を保ちつつ、従来よりも低消費電力にすることが可能となる。
(2)軽衝撃G3と中衝撃G2と重衝撃G1の判別を公知レベルのカウンタによる時間監視やテーブル参照といった簡単な回路構成で実現できる。
従って、従来回路から大きな変更無く本実施例を実施することが出来る。
(3)軽衝撃G3と中衝撃G2と重衝撃G1といった数種類の衝撃の大きさを複数の閾値を設けなくとも1つの閾値を設けることで判別可能とする。従って、回路の小型化に貢献する。
<実施例2の変形例>
上述の実施例2の構成は一例であり、発明の主旨を変更しない範囲で適 宜変更可能である。例えば以下の通りである。
(1)実施例2では軽衝撃G3と中衝撃G2と重衝撃G1を判別する判定基準時間をt1とt2の2つを用意したが、判定基準時間の設定はいくつあってもよい。判定基準時間の設定数は多くなるほど衝撃の大きさを判別の分解能が上がり、さらに細かく各衝撃に対応した制動力を持つロックパルスPL設定が可能となり、更なる低消電化に貢献する。
(2)実施例2では逆起電圧検出用の閾値をF0の1つ用意しているが、この閾値は複数あっても良い。
(3)比較器130やカウンタ131や判定テーブル132の構成は、その役割を達成できれば、どのような構成でも良い。
例えば、判定テーブル132も、ROMだけでなく、ゲートで構成されても良い。比較器130についても、閾値F0が固定であれば、VthをF0に設定したインバータであっても良い。こうすれば、比較器130を小さく作成することが可能である。
(4)図5のフローチャートのST23、ST24による判定は最初の衝撃からF0検出するまでの時間ではなく、F0の検出からF0の再検出までの時間で実施しても良い。
(5)ロックパルスPL1,PL2,PL3の制動力や消費電力の変更方法は、パルス幅だけに限定されない。これについての詳細は、後述の実施例にて説明を行う。
(6)比較器130は、検出に使用する期間だけ電源を入れるようにすればさらなる低消費電力化が可能となる。
[実施例3:制動能力をロックパルス幅、ロックパルス形状にて可変にする]
次に、本発明の実施例3を図6、図13に基づいて詳述する。
実施例3はロックパルスPLの制動能力を実効パルス幅や形状、もしくはロックパルスPLの発生・打ち切りのタイミングを変更する事によって制動能力を可変にし、低消費電力化した例である。
(3−1)ゼロクロス検出による打ち切り判定
図6(a)に示すように、モータに発生する逆起電流が0となる点(図6では、点P)をゼロクロス点と呼んでいる。通常、このゼロクロス点以降は大きな駆動力を必要としなくなる。そこで、このゼロクロス点を検出し、所定時間後にロックパルスの出力を停止することで、ロックパルスによる消費電力を低く抑えることが出来る。
図13は、本実施形態のシステム構成図である。図1との差は、ドライバ回路108内にゼロクロス検出回路160を有していることである。ゼロクロス検出回路160は、例えば、特許3645908号公報などに見られる公知技術であり、その構成などの詳細説明は省略する。
ゼロクロス検出回路160は、ロックパルスPL0出力開始後ゼロクロス点Pの検出を開始し、0クロス点P検出時にゼロクロス点検出信号P0をロックパルス発生回路102に出力する。ゼロクロス点検出信号P0を受けたロックパルス発生回路102は、モータ特性などから適宜決定された所定時間経過後に、ロックパルスPL0を停止する。
以上により、今まで固定幅であったロックパルスPL0の可変幅制御が可能となり無駄に大きなロックパルスPL0を出力しなくてもすむため、消費電力を低く抑えることが出来る。
(3−2)Dutyの変更
モータ駆動パルスにおいて、低消費電力化のために、フルパルスではなくチョッピングされたパルスを使用することは周知慣用とも言える公知技術である。本実施例は、この公知技術をロックパルスにも適用した上で、さらなる低消費電力化を図るものである。
時計に衝撃が加わる事によってロータが振動させられると、このロータの振動によって逆起電流が図6の如く発生し、ロックパルスPLCが発生する。
図6(b)に示すように、ロックパルスPLCは所定のDutyのチョッピングされたパルスとして出力される。
ここで、ロックパルスPLC出力後ある程度の時間(概ね数ミリ秒後)が経過すると、ロータの振動はかなり収まる。つまりは、衝撃時にロータ制動の為に必要としたロックパルスPLCのエネルギーは数ミリ秒後にはロータ振動が収まり始めるため余剰となる。そこで、ロックパルスPLC発生後、ロータ振動が収まり始める時間に合わせてロックパルスPLCのDutyを出力開始後のDutyより小さいパルスとして出力する。これにより、ロックパルスPLCによる余剰エネルギーを軽減し、より低消費電力化することが可能となる。
(3−3)内蔵抵抗による電流制限
電流制限方法としてはDutyを変更するほか、図6(c)に示すように、ロータ振動が収まり始める時間に合わせて時計内に実装された抵抗とコイル13を直列接続されるようにスイッチングすることで、ロックパルスPLCによる余剰エネルギーを軽減しても良い。
なお、抵抗は回路基板上に実装する他、IC内に作りこんでも良い。
<実施例3の効果>
本実施例3は以下のような効果を有する。
(1)従来、ロックパルスPLの幅は長めに設定されており、衝撃によるロータの揺さぶりに対して過剰スペックになっている事が多々ある。逆起電圧値がゼロ値を通過した後、一定時間後にロックパルスPLを打ち切る事で、従来と同等、もしくはそれ以上の確実な制動力を保ちつつ従来よりも低消費電力にする事が可能である。
(2)ロックパルス形状を櫛歯(チョップ)状にする事で従来と同等、もしくはそれ以上の確実な制動力を保ちつつ従来よりも低消費電力にする事が可能である。
(3)衝撃によるロータの揺さぶりがロックパルスPLによって制動されてきた後、ロックパルスPLによりコイルに流れる余分な電流量を抵抗によって絞ることで、従来よりも
低消費電力にする事が可能である。
<実施例3の変形例>
上述の実施例3の構成は一例であり、発明の主旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。例えば以下のとおりである。
(1)ロックパルスPL0を打ち切るタイミングは、逆起電流値がゼロ点を通過した時間を基準とするのみではなく、モータの構成や取り付けられる表示体(指針)により適宜変更、設定しても良い。
(2)駆動パルスやロックパルスPLを出力するコイルの他にゼロクロス検出用のコイルを設けても良い。
(3)ゼロクロスによる打ち切りやロックパルスのチョッパー化はそれぞれが単独で使用されなければならない事はない。これらを合わせて使用しても良い。
例えば、ゼロクロス検出(から所定時間)後Dutyを小さくしたり、内蔵抵抗を接続するようにしても良い。
こうすることで、より効果的な低消費電力を実現できる。
(4)ロックパルスPLを櫛歯(チョップ)状にする場合、パルス全体を櫛歯状にしなくとも良い。ロックパルスPLを前段・後段もしくは前段・中段・後段という具合に複数分割し、それぞれにフルパルスや櫛歯状パルスを宛がう事で制動能力と消費電力のバランスを取ることが可能となる。
(5)実施例3を実施例1や実施例2と組み合わせても良い。こうすれば、より効果的な低消費電力を実現することが出来る。
1 ステップモータ
10 ロータ
11 磁石
12 ステータ
13 コイル
101駆動パルス発生回路
102ロックパルス発生回路
111通常駆動パルス発生回路
103、113 パルス選択回路
108 ドライバ回路
104、114 衝撃検出回路
115 衝撃力判別回路
Pa 駆動パルス
Ps 通常駆動パルス
Pf 補正パルス
PL ロックパルス
S1、S2 衝撃信号

Claims (4)

  1. ロータとコイルとからなるステップモータと、
    該ステップモータを駆動するモータドライバーと、
    各種タイミング信号を出力する基準信号作成回路と、
    該基準信号作成回路の出力する各種タイミング信号を受け、
    ステップモータを駆動するための各種パルス信号を作成し、
    前記モータドライバーに出力するパルス成形回路を有し、さらに、
    外部衝撃による前記ロータの振動に起因する逆起電圧(以下、衝撃逆起電圧)を検出することで衝撃を検出し、衝撃によるロータ回転を制動するためのロックパルスを出力するように前記パルス成形回路に指示する衝撃検出回路と、
    を有する電子時計において、
    前記パルス成形回路は、
    制動能力が異なる複数種類のロックパルスを出力可能に構成され、
    前記衝撃検出回路は、外部衝撃の強度を複数段階に分けて検出可能に構成されるとともに、
    検出した衝撃強度に適合するロックパルスを選択し、
    前記パルス成形回路に出力指示することを特徴とする電子時計。
  2. 前記衝撃検出回路は、
    複数段階の外部衝撃強度を、衝撃逆起電圧の高さにより判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記衝撃検出回路は、
    複数段階の外部衝撃強度を、
    衝撃逆起電圧の検出開始から、所定の逆起電圧値を検出するまでの時間により判別することを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  4. 前記パルス成形回路は、
    複数種類のロックパルスの制動能力を、実効パルス幅により変更する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電子時計。









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