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JP2011526407A - 直流電磁加熱素子 - Google Patents

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JP2011526407A JP2011515056A JP2011515056A JP2011526407A JP 2011526407 A JP2011526407 A JP 2011526407A JP 2011515056 A JP2011515056 A JP 2011515056A JP 2011515056 A JP2011515056 A JP 2011515056A JP 2011526407 A JP2011526407 A JP 2011526407A
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Abstract

DC電磁場を介した電熱エネルギー伝達の原理を用いる直流電磁加熱素子が開示される。直流電流がコイルを流れて閉じた磁場を十分にチャージしているとき、上記磁場は上記DCライン回路に対する外部2D加熱空間を形成する。この2D加熱空間における磁気媒体は、非常に大きな熱エネルギーを放出する。一般のAC加熱装置と比較すると、DC電磁場を介する上記DCライン回路を備えた当該加熱装置は、40%を超える電力消費の節約を行う。

Description

発明の詳細な説明
〔技術分野〕
本発明は、物体を加熱する発熱素子に関し、特に、ヒータに用いられる直流電磁加熱素子に関する。
〔背景技術〕
今日、種々の加熱方法が提案されている。ところで、グリーンガス排出の削減を考慮した場合、従来の化石燃料(例えば、天然ガスや石油)を使用することに代えて、電気を用いるのが望ましい。抵抗加熱や誘導過熱を含む、電気を用いた種々の方法が提案されている。抵抗加熱は、導電体に電流を流すことにより電気的に加熱する方法である。一方、誘導加熱は、交流電力を用いて導電体を電気的に加熱する方法である。交流電力が銅のような導電コイルに供給されて、交流磁場が形成される。この交流磁場によって、上記コイルに密に結合したワークピース内に、交流電圧及び交流電流が誘導される。これらの交流電圧及び交流電流は、電気抵抗損を創り出して、その結果、上記ワークピースを加熱する。ところで、このような加熱方法は、非常に多くのエネルギーを消費するので、伝統的に、石油や天然ガスによる加熱が、これまでの電気的な加熱方法よりも好まれてきた。クリーンエネルギー加熱方法に対する要求が増加しているため、同じ発熱量を創り出すために、より低消費電力あるいはより高いエネルギー効率として、従来の問題を解決した代替の電気的な加熱が望まれている。
〔発明の概要〕
本発明は、物を加熱する加熱素子に関し、特に、ヒータに用いられる直流電磁加熱素子に関する。
本発明の目的は、ヒータ、湯沸かし器、そして他の装置に用いられる直流電磁加熱素子を提供することである。
本発明の一つの特徴によれば、直流電磁加熱素子は、少なくとも一つのコイルを有し、DC(直流)電圧がコイルに印加されると、固定極性を有する閉じた磁場が十分にチャージされ、さらに、上記磁場によって、熱エネルギーを放出するための、上記コイルに対する外部2D加熱空間が形成される。
本発明の他の特徴によれば、ヒータは、直流電磁加熱素子を有し、その直流電磁加熱素子は、少なくとも一つのコイルを有し、DC(直流)電圧がコイルに印加されると、固定極性を有する閉じた磁場が十分にチャージされ、さらに、上記磁場によって、熱エネルギーを放出するための、上記コイルに対する外部2D加熱空間が形成される。
本発明のさらに他の特徴によれば、物体を加熱する方法は、少なくとも1つのコイルに直流電圧を印加して、固定極性を有する閉じた磁場を発生させるとともに上記磁場を十分にチャージし、さらに、上記磁場によって、熱エネルギーを放出するための、上記コイルに対する外部2D加熱空間を形成するステップ(i)と、上記熱エネルギーを上記物体に供給するステップ(ii)とを含んでいる。
〔図面の簡単な説明〕
本発明は、添付の図面を参照しながらさらに詳細に説明される。
図1〜図3は、本発明の直流電磁ヒータの直流回路の概略構成図である。
図4,5は、交流電圧がコイルに印加されるときの磁場影響下の電圧・電流と時間との関係を示すグラフである。
図6,7は、直流電圧がコイルに印加されるときの磁場影響下の電圧・電流と時間との関係を示すグラフである。
図8は、電磁ヒータの写真による斜視図である。
図9は、上記電磁ヒータの概略制御回路図である。
図10は、管理された環境試験設備の概略図である。
図11は、直流電磁ヒータおよび交流オイル放熱器の測定テスト結果を示すグラフである。
図12は、直流電磁ヒータおよび交流オイル放熱器の経過時間に対する温度上昇を示す図である。
図13は、直流電磁ヒータおよび交流オイル放熱器の経過時間に対する全電力消費を示す図である。
〔発明の詳細な説明〕
直流(DC)電磁場による電熱エネルギー伝達の原理は、当該電熱エネルギー伝達に関係している。直流電流がコイルに流れて、閉じた磁場を十分にチャージすると、この磁場は、DCライン回路に対する、外部2D加熱空間、垂直空間、あるいは他の空間を形成する。チャージされた磁場の磁気媒体は、非常に大きな熱エネルギーを放出する。
電気技術の分野において、通常動作における変流器(CT)の回路(すなわち2次側回路)を開放すると、変成器が過熱されることによって損傷を受けることは、一般に知られている。この損傷は、CTに過度にチャージされた電磁場によって引き起こされる。尤も、これは、交流(AC)ライン回路において知られている。
事実、DCライン回路において、DC電流がコイルに流れて閉じた磁場を十分にチャージすると、電磁場における磁気媒体は、非常に大きな熱エネルギーを放出する。このDCライン回路の通常動作においては、誘導抵抗が無い代わりに、コイルの純粋な内部抵抗のみがあり、それによって、それを通るDC電流の最適な量が与えられる。従って、コイルに印加される非常に低いDC電圧は、コイルに対して十分な量のDC電流を流し、磁場を十分にチャージすることを可能にする。このDC回路の電力消費は非常に小さいが、安定した、連続的な、そして静的な方法で、非常に大きな熱エネルギー容量を生成する。
このDC回路は、以下に示す2つの特徴点を有している。
1.電磁場がDCライン回路内に加わることで、当該ライン回路に対する新たな外部2D加熱空間が形成される。この空間から放出される熱エネルギーの、容量/量は、AC加熱方法によって生成される熱エネルギーよりも、さらに大きくそして安定している。
2.電磁場がDCライン回路内に存在するか否かに関わらず、回路全体の電力消費は、変化することなく維持される。この回路において、コイルによって消費される電気エネルギーは、紛れも無く、ジュール則に従って正しく熱エネルギーに変換される。しかしながら、DC磁場の外部2D加熱空間からの熱エネルギーは、ジュール則に従った計算から外れると考えられる。一般的なAC加熱に比べて、この磁場を伴うDC回路はより少ない電力を消費する。
図1〜3に示すように、コイル10は、内部抵抗Rを有している。図1,2,3では、コイル10に流す電流を、それぞれI1、I2、I3と記す。同様に、図1,2,3では、コイル10で消費される電力を、それぞれW1,W2、W3と記し、電力エネルギーを、それぞれP1,P2,P3と記す。
図1は、第2コイル(図示せず)を除いた第1コイルのみを備えた変流器に相当する回路図である。DC電圧がコイル10に印加されると、DC電流I1がコイルを流れ、閉じた回路の磁場をチャージする。このDCで磁場は、新たな外部2D加熱空間20(図3)を形成する。
図2において、磁場が形成される前に、この回路200で消費される電力は、W2=I2Rワットとなり、ジュール則に従った電力エネルギーは、P2=W2t=I2Rtジュールとなる。
図3において、磁場が回路300に一旦形成されると、コイル10の端子A3−B3間の電圧とそのコイルを流れる電流I3とは、図2に示すコイル10の端子AI2−B2間の電圧とそのコイルを流れる電流I2と同じ一定値、すなわちI2=I3、を保つ。これは、まさに、磁場が存在するか否かに関わらず、このDCライン回路の電力消費が不変であることを意味している。外部2D加熱空間20は、これまで電力消費が不変であった全体の回路に入り込む。このことによって、回路300の全電力エネルギーは、以下のようになる。
P3=I3Rt+2Dt
ここで、I3=I2であるから、
P3=I3Rt+2Dt=I2Rt+2Dt=P2+2Dt
となる。
上記結果は、回路300の電力エネルギーが回路200の電力エネルギーよりも2Dt分大きいにも関わらず、回路200と回路300との電力消費が依然として等しいことを示している。
図4は、図1,2,3に示す端子A1−B1,A2−B2,A3−B3それぞれにおいて、AC電圧が印加されたとき、その電圧30が、時間経過に伴って1サイクルごとに変化する様子を示している。多くの国において、交流は、50Hzあるいは60Hzで供給されている。従って、上記電圧30は、1秒間に50回あるいは60回のサイクルを示す。図4に示すように、電圧30は、1サイクルの最初の半分には正極性を示し、1サイクルの後半の半分には負極性に振れる。
図5は、図1,2,3におけるコイル10を通した電圧30と電流35とが時間経過に伴って変化する様子を示している。同様に、AC電圧30は、正極性と負極性とに交互に入れ替わり(時間経過に伴う正弦波によって示している)、コイル10を流れる電流35もまた電圧30に従って正極性と負極性とに交互に入れ替わる。さらに、コイル10の内部抵抗Rに加えて、コイル10を流れるAC電流の大きさは、主にコイル10の誘導抵抗に比例する。最初の半サイクル(0とMとの間)でコイル10の回りに磁場が形成されるが、次の半サイクル(MとNとの間)で他の磁場が形成されることによって弱まり消失する。ある半サイクルで形成される任意の磁場は、その前の半サイクルに形成された磁場によって破壊あるいは影響され、そして、次の磁場に影響を与える。さらに、各々のサイクルの全体を通して、実質的にチャージされた磁場の値は0である。
図6は、図1,2,3に示す端子A1−B1,A2−B2,A3−B3のそれぞれにおいて、DC電圧が印加されたとき、時間経過に伴うDC電圧30’の値を示している。図7から分かるように、DC電流35’はコイル10の内部抵抗Rに抗することのみに比例した大きさに達する。時間経過に伴ってこのようなDC電流35’がコイル10を流れるならば、磁場が効率的に形成される。このようなプロセスは、また、さらなる熱発生を促進する。AC電圧の場合とは異なって、コイル10にDC電圧が印加されると、当該電圧は、固定された向きの極性を有する同じ磁場をチャージし続けるため、コイル10にAC電圧が印加されるとしたならば発生するようなリアクティブな電圧が発生しない。コイル10へのDC電圧の印加は、コイル10の周りに効率的に磁場のチャージおよび励磁を行い、熱伝達のための磁場へのチャージを大いに強める。
図8に、前述した、DC電磁場を介した電熱エネルギー伝達の原理に従う300WのDC電磁ヒータ54を示す。当該電磁ヒータは、直列に接続された5つのコイルを備えている。各コイルのコアは32mm×62mmの大きさを有しており、1.9#あるいは1.12mm直径のゲージのエナメル銅線が周囲に1層あたり43巻回されたものを6層分、従って合計で1コイルあたり258巻回、を備えている。(電磁ヒータ54は5つのコイルを備えているので、実際は、合計で1290巻回を有している。)このヒータの電源は、DC48−60V/5.5−5.6Aである。
図9に、電磁ヒータ54の制御回路図を示す。AC電圧が端子AおよびBにおいて電磁ヒータ54に供給される。電磁ヒータ54は、1次巻線の長さを選択するためのスイッチ70を介して接続された変圧器75を備えており、ヒートシンク77の下のコイル(図示せず)で発生する熱の量を制御する。ブリッジ整流回路76が変圧器75の2次巻線に接続されており、AC電圧をDC電圧に変換する。電磁ヒータ54はさらに、温度サンプリング端子85において電磁ヒータ54のヒートシンク77の温度をサンプリングする温度モニタ80を備えている。電磁ヒータ54はまた、気流を発生させる複数のファン95を備えており、ファン95によって電磁ヒータ54の外部へ効率的に放熱を行うとともに、電磁ヒータに指定された温度範囲内で動作を行わせる。ファン95はファン電源90に接続されて制御される。ファン電源90は温度モニタ80と通信しており、温度モニタ80からの信号によって、ヒートシンク温度を冷却低下させるように電源が投入されるか、次の冷却低下まで待機するように電源供給が停止されるかの制御が行われる。所望の温度範囲内でこのヒータの温度を制御するために、温度モニタ80を、開始時および停止時の所望の温度、および、温度の変動範囲を調整することによってプリセットする。
電磁ヒータ54は、香港科学工科大学の制御環境試験設備において試験され、欧州製(すなわちワールプール製)の「オイル放熱器」ヒータと比較することにより、上記DC電磁ヒータおよび上記オイル放熱器の性能の測定および比較が行われた。上記オイル放熱器は2000Wの加熱パワーを発生する。
〔試験設備〕
図10に、制御環境試験設備40の概略図を示す。制御環境試験設備40は、閉じたループのエア循環を有し、ヒートシンクと制御環境試験設備40との間を行き来する熱の断熱材45によって取り囲まれている。制御環境試験設備40は2つのセクション、すなわち、試験セクション50とリコンディショニングセクション60とを備えている。リコンディショニングセクション60にはリコンディショニング装置が備えられている。当該リコンディショニング装置は、リコンディショニングヒータ61と、制御環境試験設備40の内部の雰囲気温度を制御するリコンディショニング冷却コイル62と、エアを循環させるリコンディショニングファン63とを備えている。試験セクション50には、リコンディショニングセクション60においてコンディショニングが行われた給気51が吹き出され、層流が生成される。試験セクション50の中央に2つの室温サンプリングユニット53a・53bが配置され、制御環境試験設備40の雰囲気温度の収集および測定を行う。また、試験セクション50の内側にユニットアンダーテスト54が配置されている。帰還エア55が回収されてリコンディショニングセクション60に戻される。
〔試験のセットアップおよび手順〕
ユニットアンダーテストが制御環境試験設備40の内側に配置されて稼動状態に保持される。制御環境試験設備40の温度は18℃に設定され、リコンディショニング装置によってその温度が維持される。試験セクション50の中央に2つの室温サンプリングユニット53a・53bが配置され、試験中は固定される。一旦、制御環境試験設備40の雰囲気温度が1時間だけ18.0℃に安定するように維持されると、リコンディショニングヒータ61およびリコンディショニング冷却コイル62の電源が切られるが、リコンディショニングファンは試験の間を通して稼動するように維持される。上記雰囲気温度が2つの室温サンプリングユニット53a・53bによって、毎分、測定および記録される。当該試験は、制御環境試験設備40の雰囲気温度が28℃に達するまで続けられる。ユニットアンダーテストによる全消費電力は、電力計、すなわちYokogawa(登録商標) Power Meter WT-110 によって、毎分、測定および記録される。制御環境試験設備40の雰囲気温度は、ハイブリッドレコーダ、すなわちYokogawa(登録商標)Hybrid Recorder DR-242を用いて、毎分、記録される。室温サンプリングユニット53a・53bとして、Chino(登録商標) Resistance Thermometer (Sampling Unit) Pt-100s が使用される。
〔試験結果〕
DC電磁ヒータとオイル放熱器とのそれぞれは、独立に、2回ずつ、同じ試験条件/手順の下で試験された。それらの動作の結果を、図11において記録および比較した。図12は、時間経過に対する温度上昇を示す図である。図13は、時間経過に対する全消費電力を示す図である。図11に示されるように、DC電磁ヒータは、試験室温を18℃から28℃まで上昇させるのに平均1705WHを消費したのに対して、オイル放熱器は、同じ結果を得るのに平均3121WHを消費した。理論的には、2つのヒータは同じ室温を18℃から28℃まで上昇させるのに同じ量の熱エネルギーを放出したことになる。また、ジュール則の計算によれば、1705WHは、オイル放熱器による3121WHが生成した熱エネルギーと同じ量の熱エネルギーを生成してはいない。図13から分かるように、オイル放熱器の傾斜ラインはステップ状のラインであることを示しているが、電磁ヒータのラインはもっと連続的な直線状であることを示している。なお、オイル放熱器のステップ状のラインは、オイル放熱器がヒートシンクの温度を過熱から保護するように制御および保持する電源を遮断したことに起因している。電磁ヒータの温度が非常に小さな変化の範囲内で制御されることが観察された。また、オイル放熱器ヒータのヒートシンク温度が52℃−72℃の範囲(20℃範囲)内にあるのに対して、電磁ヒータのヒートシンク温度は61℃−64℃の範囲(3℃範囲)内にあることが観察された。このことは、電磁加熱が非常に安定した加熱方法であることを意味している。電磁ヒータは低電圧(約60V)を用いるので、これは他の従来の方法よりも安全に物体を加熱する方法である。
2つのヒータ(オイル放熱器およびDC電磁ヒータ)は同じ量の熱エネルギーを生成したので、
3121WH=1705WH+2Dt
従って、
2Dt=3121WH−1705WH=1416WH
となる。
換言すれば、DC電磁ヒータの2D空間は、265分という試験期間内に1416WHの熱エネルギーを生成し、オイルヒータが生成した熱量を生成するエネルギーの40%を超えるエネルギーの節約を提供する。
ここに示され記述された実施形態およびその変形例は、単に発明の原理を例示したものに過ぎず、当業者によって発明の精神および範囲を逸脱することなく様々に修正して実施され得るものであることを考慮されたい。
本発明の直流電磁ヒータの直流回路の概略構成図である。 本発明の直流電磁ヒータの直流回路の概略構成図である。 本発明の直流電磁ヒータの直流回路の概略構成図である。 交流電圧がコイルに印加されるときの磁場影響下の電圧・電流と時間との関係を示すグラフである。 交流電圧がコイルに印加されるときの磁場影響下の電圧・電流と時間との関係を示すグラフである。 直流電圧がコイルに印加されるときの磁場影響下の電圧・電流と時間との関係を示すグラフである。 直流電圧がコイルに印加されるときの磁場影響下の電圧・電流と時間との関係を示すグラフである。 電磁ヒータの写真による斜視図である。 上記電磁ヒータの概略制御回路図である。 管理された環境試験設備の概略図である。 直流電磁ヒータおよび交流オイル放熱器の測定テスト結果を示すグラフである。 直流電磁ヒータおよび交流オイル放熱器の経過時間に対する温度上昇を示す図である。 直流電磁ヒータおよび交流オイル放熱器の経過時間に対する全電力消費を示す図である。

Claims (6)

  1. 直流電磁加熱素子であって、
    少なくとも1つのコイルを備えており、
    上記少なくとも1つのコイルにDC電圧が印加されると、固定極性を有する閉じた磁場が十分にチャージされ、さらに、上記磁場によって、熱エネルギーを放出するための、上記コイルに対する外部2D加熱空間が形成されることを特徴とする直流電磁加熱素子。
  2. 直流電磁加熱素子を備えるヒータであって、
    上記直流電磁加熱素子は少なくとも1つのコイルを備えており、
    上記少なくとも1つのコイルにDC電圧が印加されると、固定極性を有する閉じた磁場が十分にチャージされ、さらに、上記磁場によって、熱エネルギーを放出するための、上記コイルに対する外部2D加熱空間が形成されることを特徴とするヒータ。
  3. 上記少なくとも1つのコイルは、DC電圧が印加されると、誘導リアクタンスが減少するとともに純粋な内部抵抗を呈し、電力消費を低減するのに最適な大きさの電流が上記少なくとも1つのコイルに流れることを特徴とする請求項2に記載のヒータ。
  4. 温度モニタと、上記直流電磁加熱素子によって生成される熱のモニタリングおよび調整を行うために上記温度モニタと通信する少なくとも1つの温度サンプリング端子と、上記少なくとも1つのコイルに印加されるDC電圧を調整するために上記温度モニタによって駆動されるスイッチとをさらに備えており、上記センサは上記ヒータを指定された温度範囲内に制御するための温度をモンタリングすることを特徴とする請求項2に記載のヒータ。
  5. 上記少なくとも1つのコイルは直列に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のヒータ。
  6. 物体を加熱する方法であって、
    少なくとも1つのコイルに直流電圧を印加して、固定極性を有する閉じた磁場を発生させるとともに上記磁場を十分にチャージし、さらに、上記磁場によって、熱エネルギーを放出するための、上記コイルに対する外部2D加熱空間を形成するステップ(i)と、
    上記熱エネルギーを上記物体に供給するステップ(ii)とを含んでいることを特徴とする方法。
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