JP2011233614A - 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便なプロセスの採用が可能で、過電流耐性の高い構成を有した炭化珪素半導体装置を得る。
【解決手段】中央のドット状の半導体領域5は、輪郭部分が太線で示されているが、当該太線で示されるリング状領域に、ドット状の半導体領域5より深い位置にp型不純物が達する電流制限部5a(大深度部)が形成されている。ドット状の半導体領域5のp型不純物の到達深さが0.2〜0.4μmであるのに対して、リング状の電流制限部5aでは、ドリフト層である半導体層1の厚さの3分の1以下となる深さに設定される。
【選択図】図2
【解決手段】中央のドット状の半導体領域5は、輪郭部分が太線で示されているが、当該太線で示されるリング状領域に、ドット状の半導体領域5より深い位置にp型不純物が達する電流制限部5a(大深度部)が形成されている。ドット状の半導体領域5のp型不純物の到達深さが0.2〜0.4μmであるのに対して、リング状の電流制限部5aでは、ドリフト層である半導体層1の厚さの3分の1以下となる深さに設定される。
【選択図】図2
Description
本発明は炭化珪素半導体装置およびその製造方法に関し、特に電力用の炭化珪素半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体層の上層部に、pn接合ダイオード部と、ショットキー接合ダイオード部とを備え、双方にアノード電極が共通に接続されたダイオードは、JBS(Junction barrier schottky)型ダイオードとして知られている。当該JBS型ダイオードを炭化珪素(SiC)基板上に形成したSiC−JBS型ダイオードにおいては、例えば、特許文献1の図1に開示されるように、ショットキー接合ダイオード部とpn接合ダイオード部との間に絶縁体を設けることで、ショットキー接合ダイオード部から流れ出る電流がpn接合ダイオード部下層のn型ドリフト層に流入することを防止して、過電流耐性を向上させる構成が採用されている。
上述したような構成の半導体装置を製造するには複雑なプロセスが必要となり、製造コストの低減が難しいという問題点がある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡便なプロセスの採用が可能で、過電流耐性の高い構成を有した炭化珪素半導体装置を得ることを目的とする。
本発明に係る炭化珪素半導体装置の態様は、炭化珪素基板の主面上に配設されたn型不純物を含む炭化珪素半導体層と、前記炭化珪素半導体層の上層部に選択的に配設されたp型不純物を含む複数の半導体領域と、前記複数の半導体領域が配設された領域上を覆い、前記炭化珪素半導体層に対してショットキー電極となるアノード電極と、前記炭化珪素基板の前記炭化珪素半導体層が配設された側とは反対側の主面上に配設されたカソード電極とを備え、前記複数の半導体領域のうち、少なくとも一部において、その端縁部の全部または一部の深さが他の部分よりも深く形成された大深度部を有する。
本発明に係る炭化珪素半導体装置の態様によれば、定格電流をはるかに超える過電流が発生するような順方向電圧が印加された場合には、半導体領域と炭化珪素半導体層とで構成されるpn接合ダイオードにおいてもオン電圧を超え、半導体領域から炭化珪素半導体層に向けて電流が流れるが、大深度部を有する半導体領域を設けることで、ショットキー接合ダイオードから半導体領域の下方の炭化珪素半導体層に回り込む電流の電流経路長が長くなり電位上昇が抑えられることとなる。この結果、過電流に対する耐性が高まる。
<実施の形態1>
<装置構成>
図1は本発明に係る実施の形態1のSiC−JBS型ダイオード100の構成を示す断面図である。
<装置構成>
図1は本発明に係る実施の形態1のSiC−JBS型ダイオード100の構成を示す断面図である。
図1に示すようにSiC−JBS型ダイオード100は、例えばポリタイプが4Hで、n型不純物を比較的高濃度(n+)に含んだ炭化珪素基板2上に、例えば厚さ4〜6μmのn型不純物を比較的低濃度(n-)に含んだドリフト層である半導体層1を備え、当該半導体層1の上層部にp型不純物を含んだ半導体領域3および5を選択的に配設した構成を有している。
半導体層1は、炭化珪素基板2上に、例えば化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法を用いたエピタキシャル結晶成長により形成することができる。
半導体領域3は、半導体領域5が配設された領域を囲むように形成された環状の領域であり、半導体領域3で囲まれた領域内の半導体層1の上部を覆うように、例えばTi(チタン)膜で構成されるアノード電極4が形成されている。なお、Ti膜の代わりにNi(ニッケル)膜あるいはMo(モリブデン)膜でアノード電極4を形成しても良い。
また、アノード電極4が配設された側とは反対の炭化珪素基板2の主面(裏面)の上は、例えばニッケルシリサイド等の金属シリサイド膜NLで覆われてオーミック電極となり、金属シリサイド膜NLは、半田接合に適したメタライズ膜MLで覆われており、金属シリサイド膜NLとメタライズ膜MLとでカソード電極9を構成している。
図2は、図1に示したSiC−JBS型ダイオード100を、アノード電極4が形成された側から見た平面図であるが、ここではカソード電極4は省略している。なお、図2のA−A線での矢示方向断面が図1の断面図である。
環状に形成された半導体領域3は、逆方向電圧印加時に電界強度を下げるための電界緩和構造の一例であり、他にもガードリング構造、電解集中緩和構造、フローティングガードリング構造等様々な電界緩和構造が提案されているが、何れに限定されるものではない。
半導体領域5は、例えば図2に示すようにそれぞれがドット状の平面視形状を有し、互いに離隔して分散配置されている。配置の一例としては、直径5〜20μmのドット状の半導体領域5を、互いに5〜10μmの間隔を開けて配置する。
なお、図1および図2では簡素化のため、半導体領域5を3×3個で配置した例を示しているが、実際には半導体装置は1辺が数ミリの方形であるため、さらに多くの半導体領域5が配置されることになる。
また、図1においては、半導体領域3の内周に沿って、半導体領域3とオーバーラップするように環状の半導体領域5が形成されている。この環状の半導体領域5を便宜的に半導体領域51と呼称する。
図2において、中央のドット状の半導体領域5は、輪郭部分が太線で示されているが、当該太線で示されるリング状領域に、図1に示すようにドット状の半導体領域5より深い位置にp型不純物が達する電流制限部5a(大深度部)が形成されている。
ドット状の半導体領域5のp型不純物の到達深さが0.2〜0.4μmであるのに対して、リング状の電流制限部5aでは、ドリフト層である半導体層1の厚さの3分の1以下となる深さに設定される。なお、本例では、電流制限部5aは約1μmの深さに達しているものとするが、半導体領域5の深さに対して1.2〜5倍の範囲に設定すれば、上述した半導体層1の厚さの3分の1以下とすることができる。
このSiC−JBS型ダイオード100の動作としては、順方向に電圧が印加された場合には、半導体領域5が配設されていない半導体層1の領域でアノード電極4から半導体層1に向けて電流が流れるショットキー接合ダイオードとして機能する。このとき、アノード電極4に接する半導体層1から鉛直下方に電流が流れるだけでなく、水平方向の広がり角を有して電流が流れるため、半導体領域5の近傍のアノード電極4から流れ出た電流は、半導体領域5の下方の半導体層1にも回り込む。このように電流が水平方向に広がることで順方向の抵抗が低くなる。
一方、SiC−JBS型ダイオード100に逆方向に電圧が印加された場合には、半導体領域5および3の下方全面に広がるように空乏層が形成されるので、電圧が維持され低い逆方向電流が維持される。
ここで、SiC−JBS型ダイオード100に、定格電流をはるかに超える過電流が発生するような順方向電圧が印加された場合には、半導体領域5と半導体層1とで構成されるpn接合ダイオードにおいてもオン電圧を超え、半導体領域5から半導体層1に向けて電流が流れるが、電流制限部5aを有する半導体領域5を設けることで、ショットキー接合ダイオードから半導体領域5の下方の半導体層1に回り込む電流の電流経路長が長くなり、電流制限部5aを有する半導体領域5が配置された中央部において電位上昇が抑えられることとなる。この結果、過電流に対する耐性が高まることとなる。
なお、図2では、電流制限部5aを有する半導体領域5を1つだけ配設した例を示しているが、先に説明したように、実際にはドット状の半導体領域5は図2に示した個数以上を配設するので、電流制限部5aを有する半導体領域5の個数も増やすこととなり、ドット状の半導体領域5の総数に対して、10%〜90%の範囲で適宜設定する。
すなわち、先に説明したようにアノード電極4から流れ出た電流が、半導体領域5の下方の半導体層1に回り込むことで順方向の抵抗が低くなるので、通常の順方向電圧が印加されることを想定した場合には、電流制限部5aを有する半導体領域5の個数は少ない方が良く、大きなサージ電流が流れるような順方向電圧が印加されることを想定した場合には、電流制限部5aを有する半導体領域5の個数は多い方が望ましい。このように、2つの電圧印加状態に対して電流制限部5aを有する半導体領域5の個数はトレードオフ関係にあり、どのような電圧印加状態が起きるかを考慮して電流制限部5aを有する半導体領域5の個数を設定することとなる。
なお、半導体領域5の平面視形状をドット状とすることで、電流制限部5aを有する半導体領域5の個数を調整することで上述したトレードオフ関係の調整を細かく行うことができる。
また、電流制限部5aを有する半導体領域5を、半導体装置の中央部に集中的に配置することで、半導体装置中央部での電位上昇を防止できるが、中央部に限定されるものではなく、半導体領域3で囲まれた領域内に均等に分散配置しても良いし、所定の領域のみに配置しても良い。
<製造方法>
次に、製造工程を順に示す断面図である図3〜図11を用いて、SiC−JBS型ダイオード100の製造方法を説明する。
次に、製造工程を順に示す断面図である図3〜図11を用いて、SiC−JBS型ダイオード100の製造方法を説明する。
図3に示す工程において、比抵抗15〜25mΩcmの炭化珪素基板2を準備し、炭化珪素基板2の一方の主面上に半導体層1を、例えばCVD法を用いたエピタキシャル結晶成長により形成する。ここで、半導体層1には、n型不純物として、リン(P)または窒素(N)を3×1015〜3×1016/cm3の濃度で導入することが濃度が望ましいが、ここでは半導体層1の厚さを4〜6μmとし、不純物濃度を3×1016/cm3とした。
次に、図4に示す工程において、半導体層1上に、環状の半導体領域3の形成領域に対応する部分が環状の開口部OP1となった注入マスクMS1を形成する。その後、注入マスクMS1の上方からアルミニウム(Al)などのp型不純物のイオン注入を行い、半導体領域3の形成領域に第1の濃度の半導体領域31を形成する。
次に、注入マスクMS1を除去した後、図5に示す工程において、環状の半導体領域3の形成領域のうち内周側となる領域に対応する部分が環状の開口部OP2となった注入マスクMS2を形成する。その後、注入マスクMS2の上方からp型不純物のイオン注入を行うことで、内周側が第1の濃度よりも高い第2の濃度となり、外周側が第1の濃度となった濃度ステップを有した半導体領域3が形成される。
ここで、内周側の第2の濃度が、例えば3×1017〜9×1017/cm3となり、外周側の第1の濃度が、例えば1×1017〜3×1017/cm3となるように、注入条件を設定した。
次に、注入マスクMS2を除去した後、図6に示す工程において、環状の半導体領域51およびドット状の半導体領域5の形成領域に対応する部分が、それぞれ環状の開口部OP3およびドット状の開口部OP4となった注入マスクMS3を形成する。その後、注入マスクMS3の上方からp型不純物のイオン注入を行い、環状の半導体領域51およびドット状の半導体領域5を形成する。
なお、半導体領域5の不純物濃度は、1×1017〜1×1020/cm3の範囲となるように設定され、半導体領域5の中心部で5×1019〜5×1020/cm3となるように注入条件を設定する。
次に、注入マスクMS3を除去した後、図7に示す工程において、中央部のドット状の半導体領域5の端縁部、すなわち電流制限部5aの形成領域に対応する部分が、環状の開口部OP5となった注入マスクMS4を形成する。その後、注入マスクMS4の上方からp型不純物のイオン注入を行い、電流制限部5aを形成する。
なお、電流制限部5aの形成に際しては、より深い位置へのイオン注入を行うため、MeVレベルの高エネルギーイオン注入を使用し、不純物濃度は1×1017〜1×1019/cm3となるように注入条件を設定した。
ここで、以上のイオン注入においては注入マスクMS1〜MS4のマスク材は、主としてフォトレジストを用いたが、高温下でのイオン注入を行う場合にはシリコン酸化膜を用いれば良い。
次に、図8に示す工程において、注入された不純物の活性化アニールに先立って減圧CVD法により厚さ1μm未満、例えば厚さ100nmのグラファイト膜CGを半導体層1が形成された炭化珪素基板2の全表面に形成する。なお、図8は、炭化珪素基板2の一部の断面を表しており、グラファイト膜CGは、炭化珪素基板2の上下の主面上にのみ形成されるように表されているが、炭化珪素基板2の側面にも形成される。
グラファイト膜CGは、不純物の活性化アニールに際して、高温に曝された炭化珪素基板2の表面から構成元素であるSiおよび炭素(C)が蒸発する際に、SiおよびCの蒸発条件が異なり、かつ結晶軸が傾いているために、SiおよびCの蒸発量が炭化珪素基板2の面内で異なることになり、炭化珪素基板2の表面にステップバンチングと呼ばれる凹凸面が形成されることを防止するために設けられる。
グラファイト膜CGの形成後、炭化珪素基板2はアルゴン(Ar)雰囲気中で約1700℃の活性化アニールが施され、半導体領域3および5が完成する。
次に、図9に示す工程において、グラファイト膜CGを除去した後、半導体層1が形成された炭化珪素基板2の全表面に熱酸化により犠牲酸化膜OXを形成する。犠牲酸化膜OXは、グラファイト膜CGの形成および除去、活性化アニールなどで生じた炭化珪素層の表面変質層を酸化膜に改質し、最終的に除去するための膜であり、犠牲酸化膜OXを除去することで、安定したショットキー界面となる炭化珪素層表面を得ることができる。
次に、図10に示す工程において、オーミック電極形成のために、炭化珪素基板2の裏面を機械加工で1〜30μmの厚さで除去した後、厚さ50〜200nmのNi膜NLを形成する。その後、Ar雰囲気中で1000℃のアニールを実施し、炭化珪素層に接するNi膜NLをシリサイド化して、Niシリサイド膜を形成する。
次に、図11に示す工程において、炭化珪素基板2の裏面の未反応のNi膜NLを硫酸で除去することで、Niシリサイド膜NSを得る。その後、半導体領域5が配設された側の主面に残る犠牲酸化膜OXをフッ酸溶液により除去した後、スパッタリング法などにより、半導体領域5が配設された側の主面全面に、厚さ100〜500nmのTi膜を形成し、当該Ti膜が半導体領域5が配設された領域上に残るようにエッチングを行うことで、Ti膜で構成されるアノード電極4を形成する。
また、炭化珪素基板2の裏面のNiシリサイド膜NS上にはTi/Ni/Auの積層膜で構成されるメタライズ膜MLを形成することで、金属シリサイド膜NLとメタライズ膜MLとでカソード電極9を形成する。
その後、ショットキー障壁高さの安定化のために、窒素雰囲気中で400〜700℃、より望ましくは500℃のアニールを実施する。
なお、図示は省略するが、アノード電極4、カソード電極9を形成した後、厚さ2〜20μmのAlまたはCu等で構成される配線層を形成し、当該配線層と、半導体領域5の表面の保護のために、例えば厚さ3〜20μmのポリイミド樹脂層を形成する。
<効果>
以上説明したSiC−JBS型ダイオード100によれば、一部の半導体領域5に電流制限部5aを設けることで瞬時過渡電流を2割程度低減することができ、過電流耐性を高めることができた。また、このような構成は、半導体領域5に電流制限部5aを追加形成するだけで得られるので、従来のJBS型ダイオードの製造工程にマスク製作工程とイオン注入工程とが加わるだけなので、製造工程が複雑にならず、製造コストの増加を抑制できるという利点がある。
以上説明したSiC−JBS型ダイオード100によれば、一部の半導体領域5に電流制限部5aを設けることで瞬時過渡電流を2割程度低減することができ、過電流耐性を高めることができた。また、このような構成は、半導体領域5に電流制限部5aを追加形成するだけで得られるので、従来のJBS型ダイオードの製造工程にマスク製作工程とイオン注入工程とが加わるだけなので、製造工程が複雑にならず、製造コストの増加を抑制できるという利点がある。
<変形例>
以上説明したSiC−JBS型ダイオード100においては、図2を用いて説明したように、平面視形状がドット状の半導体領域5の端縁部沿って、半導体領域5より深い位置にp型不純物が達するリング状の電流制限部5aを設けた構成を示したが、半導体領域5の平面視形状はドット状に限定されるものではない。
以上説明したSiC−JBS型ダイオード100においては、図2を用いて説明したように、平面視形状がドット状の半導体領域5の端縁部沿って、半導体領域5より深い位置にp型不純物が達するリング状の電流制限部5aを設けた構成を示したが、半導体領域5の平面視形状はドット状に限定されるものではない。
図12には、ストライプ状の半導体領域5を有するSiC−JBS型ダイオード100Aの平面図を示す。
図12に示すように、SiC−JBS型ダイオード100Aにおいては、半導体領域5は、半導体領域3で囲まれる領域の一辺から対向する一辺に達するストライプ状の領域として形成されている。ここで、半導体領域5の幅は2〜20μmに設定され、半導体領域5間の間隔は5〜10μmに設定される。なお、図12においては、半導体領域5の幅は10μmに設定し、配設間隔も10μmに設定している。
このような構成を採る場合、電流制限部5aはストライプ状の半導体領域5の全体渡って形成する必要はなく、図12に太線で示すようにストライプ状の半導体領域5の延在方向に沿った端縁部の一部に電流制限部5aを設ければ良い。
なお、電流制限部5aを有するストライプ状の半導体領域5の個数は、ストライプ状の半導体領域5の総数に対して、10%〜90%の範囲で適宜設定する。
なお、電流制限部5aが設けられた部分での幅方向の断面形状は、図1で示したドット状の半導体領域5および電流制限部5aの形状と同じである。
このような構成を採る場合も、電流制限部5aを設けない部分では、アノード電極4から流れ出た電流が、半導体領域5の下方の半導体層1に回り込むことで順方向の抵抗が低くなるという効果を奏し、電流制限部5aを設けた部分では、大きなサージ電流が流れるような順方向電圧が印加された場合に、電流経路が長くなることで電位上昇が抑えられるという効果を奏する。
また、半導体領域5の平面視形状をストライプ状とすることで、注入マスクなどの製作が容易となる。
また、SiC−JBS型ダイオード100と同様に、製造工程が複雑にならず、製造コストの増加を抑制できるという利点がある。
<実施の形態2>
図3〜図11を用いて説明したSiC−JBS型ダイオード100の製造方法においては、半導体領域3および5の形成のために注入マスクを形成する工程を説明したが、注入マスクのパターニングにはフォトリソグラフィを用いる。このとき、フォトリソグラフィのためのマスクの位置合わせのための位置合わせパターン(アライメントパターン)を、炭化珪素基板2上、より正確には炭化珪素基板2上に設けた半導体層1の表面に形成する。
図3〜図11を用いて説明したSiC−JBS型ダイオード100の製造方法においては、半導体領域3および5の形成のために注入マスクを形成する工程を説明したが、注入マスクのパターニングにはフォトリソグラフィを用いる。このとき、フォトリソグラフィのためのマスクの位置合わせのための位置合わせパターン(アライメントパターン)を、炭化珪素基板2上、より正確には炭化珪素基板2上に設けた半導体層1の表面に形成する。
このアライメントパターンの形成には、例えば4フッ化炭素ガスによるエッチングを使用するが、実施の形態2の製造方法においては、このエッチング工程を利用して、電流制限部5aの形成に先立って、電流制限部5aの形成領域に対応する部分に溝加工を行うことを特徴としている。
以下、図13〜図18を用いて、本発明に係る実施の形態2のSiC−JBS型ダイオード200の製造方法について説明する。なお、SiC−JBS型ダイオード200の構成については、最終工程を示す図18に示す。
まず、図13に示す工程において、炭化珪素基板2上の半導体層1の主面の電流制限部5aの形成領域に対応する部分が環状の開口部OP11となったエッチングマスクMS11を形成し、4フッ化炭素ガスを用いたエッチングにより、電流制限部5aの平面視形状に一致するリセス部RPを形成する(図14)。
ここでは、電流制限部5aの平面視形状は、図2に示した環状とする。なお、このエッチングにより、同時に、フォトリソグラフィのためのマスクのアライメントパターンも炭化珪素基板2上の何れかに形成される。
ここで、リセス部RPの深さは電流制限部5aの形成深さによって変わるが、0.02〜1μmの範囲に設定される。なお、電流制限部5aの形成深さを1μmに設定した本例においては約0.4μmに設定する。
次に、図15に示す工程において、半導体層1上に、半導体領域5の形成領域に対応する部分がドット状の開口部OP12となった注入マスクMS12を形成する。その後、注入マスクMS12の上方からp型不純物のイオン注入を行い、ドット状の半導体領域5を形成する。このとき、リセス部RPが形成された部分にもp型不純物がイオン注入されるが、リセス部RPの窪みの分だけ深い位置に注入されることとなり、環状の電流制限部5aが同時に形成される。
注入マスクMS12を除去した後、図16に示す工程において、半導体層1上に、環状の半導体領域3の形成領域に対応する部分が環状の開口部OP13となった注入マスクMS13を形成する。その後、注入マスクMS13の上方からアルミニウム(Al)などのp型不純物のイオン注入を行い、半導体領域3の形成領域に第1の濃度の半導体領域31を形成する。
次に、注入マスクMS13を除去した後、図17に示す工程において、環状の半導体領域3の形成領域のうち内周側となる領域に対応する部分が環状の開口部OP14となった注入マスクMS14を形成する。その後、注入マスクMS14の上方からp型不純物のイオン注入を行うことで、内周側が第1の濃度よりも高い第2の濃度となり、外周側が第1の濃度となった濃度ステップを有した半導体領域3が形成される。
ここで、内周側の第2の濃度が、例えば3×1017〜9×1017/cm3となり、外周側の第1の濃度が、例えば1×1017〜3×1017/cm3となるように、注入条件を設定する。
注入マスクMS12を除去した後、図8〜図11を用いて説明した工程を経て、Ti膜で構成されるアノード電極4およびNiシリサイド膜NSとメタライズ膜MLとで構成されるカソード電極9を形成することで、図18に示すSiC−JBS型ダイオード200を得る。
以上説明したように、SiC−JBS型ダイオード200においては、炭化珪素基板2上の半導体層1の主面の電流制限部5aの形成領域に対応する部分に、アライメントパターンの形成工程を利用してリセス部RPを形成し、半導体領域5のイオン注入に際して、リセス部RPにもイオン注入を行うことで、リセス部RPの窪みの分だけ深い位置に不純物が注入されることとなり、電流制限部5aを同時に形成することができる。このため、電流制限部5aの形成に、MeVレベルの高エネルギーイオン注入を使用する必要がなくなり、製造コストの増加をさらに抑制できる。
<変形例>
以上説明したSiC−JBS型ダイオード200の製造方法においては、図13を用いて説明したように、エッチングによりリセス部RPを形成した後は、エッチングマスクMS11を除去し、その後、改めて注入マスクMS12を形成してp型不純物のイオン注入を行って半導体領域5と電流制限部5aとを同時に形成する工程を開示したが、エッチングマスクMS11を、イオン注入に十分な耐性がある材質、あるいは厚みで形成することで、注入マスクとしても使用することが可能であるので、マスクの有効利用が可能となる。
以上説明したSiC−JBS型ダイオード200の製造方法においては、図13を用いて説明したように、エッチングによりリセス部RPを形成した後は、エッチングマスクMS11を除去し、その後、改めて注入マスクMS12を形成してp型不純物のイオン注入を行って半導体領域5と電流制限部5aとを同時に形成する工程を開示したが、エッチングマスクMS11を、イオン注入に十分な耐性がある材質、あるいは厚みで形成することで、注入マスクとしても使用することが可能であるので、マスクの有効利用が可能となる。
図19は、炭化珪素基板2上の半導体層1の主面の電流制限部5aの形成領域に対応する部分が環状の開口部OP21となったエッチングマスクMS21を用いて、4フッ化炭素ガスを用いたエッチングによりリセス部RPを形成する工程を示しており、エッチングマスクMS21は、注入マスクとしても使用可能なようにイオン注入に十分な耐性がある厚みで形成されたレジストマスクである。
リセス部RPの形成後、図20に示す工程において、エッチングマスクMS21の上方からp型不純物のイオン注入を行い、環状の電流制限部5aを形成する。
以後は、図15〜図18を用いて説明した工程を経て、SiC−JBS型ダイオード200を得ることができる。
<実施の形態3>
以上説明した実施の形態1および2のSiC−JBS型ダイオード100および200においては、アノード電極4が、Ti等の単一の金属膜で構成される例を示したが、p型の半導体領域5に対しては良好なオーミック電極となり、n型の半導体層1に対しては良好なショットキー電極となるように、種類の異なる金属膜で構成される多層膜でアノード電極を構成しても良い。
以上説明した実施の形態1および2のSiC−JBS型ダイオード100および200においては、アノード電極4が、Ti等の単一の金属膜で構成される例を示したが、p型の半導体領域5に対しては良好なオーミック電極となり、n型の半導体層1に対しては良好なショットキー電極となるように、種類の異なる金属膜で構成される多層膜でアノード電極を構成しても良い。
図21は、本発明に係る実施の形態3のSiC−JBS型ダイオード300の構成を示す断面図である。なお、図1に示したSiC−JBS型ダイオード100と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図21に示すように、SiC−JBS型ダイオード300においては、半導体領域5が配設された領域上に、半導体層1にはTi膜TLが接触し、半導体領域5および5aにはNiシリサイド膜NLが接触する多層膜によって構成されるアノード電極40が配設されている。Niシリサイド膜NLは、半導体領域5および5aに対しては良好なオーミック電極となり、Ti膜TLはn型の半導体層1に対しては良好なショットキー電極となる。
このように、種類の異なる多層膜でアノード電極を構成することで、オーミック電極としてもショットキー電極としても良好なアノード電極となる。
<製造方法>
次に、製造工程を順に示す断面図である図22〜図25を用いて、SiC−JBS型ダイオード300の製造方法を説明する。図3〜図9を用いて説明した工程を経て、半導体層1が形成された炭化珪素基板2の全表面に熱酸化により犠牲酸化膜OXを形成した後、図22に示すように、半導体領域5が配設される側の主面上の犠牲酸化膜OXを、半導体領域3、5および5a上が開口部となるように選択的に除去する。
次に、製造工程を順に示す断面図である図22〜図25を用いて、SiC−JBS型ダイオード300の製造方法を説明する。図3〜図9を用いて説明した工程を経て、半導体層1が形成された炭化珪素基板2の全表面に熱酸化により犠牲酸化膜OXを形成した後、図22に示すように、半導体領域5が配設される側の主面上の犠牲酸化膜OXを、半導体領域3、5および5a上が開口部となるように選択的に除去する。
次に、図23に示す工程において、炭化珪素基板2の裏面を機械加工で1〜30μmの厚さで除去した後、厚さ50〜200nmのNi膜NLを形成し、また、半導体領域5が配設される側の主面上にも同様のNi膜NLを形成する。
その後、Ar雰囲気中で1000℃のアニールを実施し、炭化珪素層に接するNi膜NLをシリサイド化して、Niシリサイド膜を形成する。
次に、図24に示す工程において、未反応のNi膜NLを硫酸で除去することで、Niシリサイド膜NSを得る。その後、半導体領域5が配設された側の主面に残る犠牲酸化膜OXをフッ酸溶液により除去した後、スパッタリング法などにより、半導体領域5が配設された側の主面全面に、厚さ100〜500nmのTi膜TLを形成する(図25)。また、炭化珪素基板2の裏面のNiシリサイド膜NS上にはTi/Ni/Auの積層膜で構成されるメタライズ膜MLを形成することで、金属シリサイド膜NLとメタライズ膜MLとでカソード電極9を形成する。
その後、Ti膜TLおよびNiシリサイド膜NSが半導体領域5が配設された領域上に残るようにエッチングを行うことで、図21に示したようTi膜TLおよびNiシリサイド膜NSで構成されるアノード電極40を形成することで、SiC−JBS型ダイオード300が得られる。
1 半導体層、2 炭化珪素基板、3,5 半導体領域、5a 電流制限部、RP リセス部。
Claims (7)
- 炭化珪素基板の主面上に配設されたn型不純物を含む炭化珪素半導体層と、
前記炭化珪素半導体層の上層部に選択的に配設されたp型不純物を含む複数の半導体領域と、
前記複数の半導体領域が配設された領域上を覆い、前記炭化珪素半導体層に対してショットキー電極となるアノード電極と、
前記炭化珪素基板の前記炭化珪素半導体層が配設された側とは反対側の主面上に配設されたカソード電極とを備え、
前記複数の半導体領域のうち、少なくとも一部において、その端縁部の全部または一部の深さが他の部分よりも深く形成された大深度部を有する、炭化珪素半導体装置。 - 前記複数の半導体領域のそれぞれは、平面視形状がドット状の半導体領域であって、
前記ドット状の半導体領域の、端縁部全部に前記大深度部を有する、請求項1記載の炭化珪素半導体装置。 - 前記複数の半導体領域のそれぞれは、平面視形状が一定方向に延在するストライプ状の半導体領域であって、
前記ストライプ状の半導体領域の、延在方向に沿った端縁部の一部に前記大深度部を有する、請求項1記載の炭化珪素半導体装置。 - 前記複数の半導体領域のうち前記大深度部を有する半導体領域は、前記炭化珪素半導体装置の中心部に集中的に配設される、請求項1記載の炭化珪素半導体装置。
- 前記炭化珪素半導体層は、
前記大深度部が形成された領域に対応する部分が、前記大深度部の平面視形状の形に窪んだリセス部を有する、請求項1記載の炭化珪素半導体装置。 - 炭化珪素基板の主面上に配設されたn型不純物を含む炭化珪素半導体層と、前記炭化珪素半導体層の上層部に選択的に配設されたp型不純物を含む複数の半導体領域と、前記複数の半導体領域が配設された領域上を覆い、前記炭化珪素半導体層に対してショットキー電極となるアノード電極と、前記炭化珪素基板の前記炭化珪素半導体層が配設された側とは反対側の主面上に配設されたカソード電極とを備え、前記複数の半導体領域のうち、少なくとも一部において、その端縁部の全部または一部の深さが他の部分よりも深く形成された大深度部を有する炭化珪素半導体装置の製造方法であって、
(a)前記炭化珪素半導体層の前記大深度部を形成する領域に対応する部分を、前記大深度部の平面視形状の形にエッチングしてリセス部を形成する工程と、
(b)前記リセス部が形成された前記炭化珪素半導体層に対して、p型不純物を選択的にイオン注入して、前記複数の半導体領域を形成する工程と、を備える、炭化珪素半導体装置の製造方法。 - 前記工程(a)と前記工程(b)との間に、
前記リセス部のエッチングに使用したエッチングマスクを、注入マスクとして、前記リセス部にp型不純物をイオン注入して前記大深度部を形成する工程をさらに備える、請求項6記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
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