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JP2011227977A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

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JP2011227977A
JP2011227977A JP2010099107A JP2010099107A JP2011227977A JP 2011227977 A JP2011227977 A JP 2011227977A JP 2010099107 A JP2010099107 A JP 2010099107A JP 2010099107 A JP2010099107 A JP 2010099107A JP 2011227977 A JP2011227977 A JP 2011227977A
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Masafumi Hayakawa
雅文 早川
Shinya Takami
伸哉 鷹見
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Renesas Electronics Corp
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Abstract

【課題】従来の半導体集積回路は、回路規模が増大するという問題があった。
【解決手段】本発明にかかる半導体集積回路は、メモリセル部27と、制御部と、ワンショットパルス生成回路25を含むパルス信号生成部38と、を備える。ワンショットパルス生成回路25は、トランジスタ601〜603とバスホルダー625とを有し、通常動作モード時、内部クロック35に基づいてトランジスタ603のオンオフを制御し、外部クロック31に基づいてトランジスタ601のオンオフを制御し、外部クロック31に遅延を与えた信号に基づいてトランジスタ602のオンオフを制御することにより、内部クロック35をパルス信号として生成する。また高速動作モード時、外部クロック31に遅延を与えた信号に加え、さらに内部クロック35に基づいてトランジスタ602のオンオフを制御することにより、連続した内部クロック35をパルス信号として生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体集積回路に関し、特に同一アドレスに対する連続アクセステストに関する。
近年、メモリとCPU(central processing unit )とを同一基板上に備えるマイクロプロセッサ等のLSI(Large Scale Integration)において、必要とされるメモリ容量が増加している。現状、メモリ領域は、1チップ内に占める割合が最も大きい。つまり、チップの故障のうちメモリ故障の割合が最も大きい。そのため、不良品の流出を防ぐためにはメモリテストを充実する必要がある。しかし、メモリテストに要する時間の増大はチップコストの増大を招いてしまう。今後さらに大規模化が進むと予想されるメモリにおいて、メモリテストに要する時間の短縮及びメモリテスト方法の簡略化が求められている。
ここで、メモリテストの一つとして、メモリの同一アドレスに複数回連続アクセスしてデータの読み出し確認を行うメモリテスト(以下、単に「連続アクセステスト」と称す)が知られている。この連続アクセステストでは、記憶領域(メモリセル)に格納されたデータの読み出し動作がデジット線の振幅不足等により不規則になる動作不良や、メモリセル上の劣化したノード電位の蓄積によって発生する動作不良等を検出することが可能である。
なお、これらの動作不良は、メモリの動作周波数が高いほど発生しやすくなる。つまり、高い動作周波数の連続アクセステストを実施したほうが、より高品質なメモリテストを実施することが可能である。近年では、このような高品質なメモリアクセステストを短期間で実施することが求められている。
このような要求に対する解決策として、高い動作周波数の連続アクセステストを実施することが可能な半導体装置(半導体集積回路)及びそのテスト方法が特許文献1に開示されている。従来技術の半導体集積回路は、ワード線を選択する行デコーダ及びビット線対を選択する列セレクタのうちいずれか一方を外部入力クロックよりも高速に動作させて、メモリセルを連続アクセスする。そして、この半導体集積回路は、当該連続アクセスによってメモリセルのデータ保持不良(動作不良)が発生していないかを、テストパターン数よりも少ない外部入力クロック信号のクロックサイクルに対応させたパターン数で判定することにより連続アクセステストを実施する。これにより従来技術の半導体集積回路は、1パターンで複数回メモリセルを連続アクセスするため、連続アクセス分のパターンを短縮させることができる。
特開2004−22014号公報
ここで従来技術の半導体集積回路は、列セレクタ及び行デコーダのうちいずれか一方に供給するための高速クロックを生成する逓倍回路を備える。そのため、従来技術の半導体集積回路では、回路規模が増大するという問題があった。また、1チップ上に複数のメモリが搭載されている場合、従来技術の半導体集積回路では、各メモリに対してそれぞれ逓倍回路の設定が必要となるため、メモリテストの複雑化に応じてテストコストが増加するという問題があった。
本発明にかかる半導体集積回路は、複数のメモリセルによって構成されるメモリセル部と、メモリセルへのデータの書き込み及び読み出しを制御する制御部と、外部クロックに応じて前記制御部へ入力されるパルス信号を生成するパルス信号生成部と、を備え、前記パルス信号生成部は、ワンショットパルス生成回路を有し、当該ワンショットパルス生成回路は、高電位側電源端子と低電位側電源端子との間に直列に接続された第1〜第3のトランジスタと、前記第1及び前記第2のトランジスタ間のノード上に一端が接続されたバスホルダーと、を有し、通常動作モード時には、前記第1及び前記第2のトランジスタ間のノードから出力された信号に基づいて前記第1のトランジスタのオンオフを制御し、前記外部クロックに基づいて前記第2のトランジスタのオンオフを制御し、前記外部クロックに遅延を与えた信号に基づいて前記第3のトランジスタのオンオフを制御することにより、ワンショットパルス信号を前記パルス信号として生成し、高速動作モード時には、前記外部クロックに遅延を与えた信号に加え、さらに前記第1の及び前記第2のトランジスタ間のノードから出力された信号に基づいて前記第3のトランジスタのオンオフを制御することにより、連続したワンショットパルス信号を前記パルス信号として生成する。
上述のような回路構成により、回路規模を増大させることなく連続アクセステストを実施することが可能である。
本発明により、回路規模を増大させることなく連続アクセステストを実施することが可能な半導体集積回路を提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路のブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路の通常動作モード時におけるタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路のテストモード時におけるタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路の真理値表である。 本発明の実施の形態1にかかるワンショットパルス生成回路の回路図である。 本発明の実施の形態1にかかるワンショットパルス生成回路の通常動作モード時におけるタイミングチャートである。 本発明の実施の形態1にかかるワンショットパルス生成回路のテストモード時におけるタイミングチャートである。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
図1に本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路21を示す。図1に示す半導体集積回路21は、メモリセル部27と、行デコーダ22と、列セレクタ23と、パルス信号生成部38と、ラッチ回路28と、を備える。また、パルス信号生成部38は、ワンショットパルス生成回路25と、タイミング調整回路26と、を有する。なお、行デコーダ22と、列セレクタ23と、によりメモリセルへのデータの書き込み及び読み出しを制御する制御部を構成する。また、制御部とメモリセル部27とにより内部回路を構成する。
まず、図1に示す回路の回路構成について説明する。ワンショットパルス生成回路25には、外部からのクロック信号(以下、単に外部クロックと称す)31、モード選択信号32及びRead/Write制御信号34が入力されるとともに、タイミング調整回路26からのフィードバック信号(動作完了信号;内部クロック35に遅延を与えた信号)36が入力される。そして、ワンショットパルス生成回路25は、内部クロック(パルス信号)35を生成してタイミング調整回路26に対して出力する。
タイミング調整回路26には、内部クロック35に加え、さらにRead/Write制御信号34が入力される。そして、タイミング調整回路26は、フィードバック信号36に加え、さらにセルアクセス信号37を生成し、行デコーダ22及び列セレクタ23に対して出力する。行デコーダ22及び列セレクタ23は、セルアクセス信号37に加え、さらにアドレス制御信号33が入力される。
メモリセル部27は、記憶素子であるメモリセルが行列状に複数配置して構成される。メモリセル部27と行デコーダ22との間には、行方向(図1の紙面の横方向)に並列に複数のワード線が配線される。メモリセル部27と列セレクタ23との間には、列方向(図1の紙面の縦方向)に並列に複数のビット線対が配線される。メモリセル部27は、選択されたメモリセルから読み出されたデータ(以下、単にセルデータと称す)40を、列セレクタ23を介して、ラッチ回路28に対して出力する。
ラッチ回路28は、セルデータ40に加え、さらにモード選択信号32と外部からの期待値データ41と外部クロック31と、が入力される。またラッチ回路28は、出力結果(以下、単に外部データと称す)42を外部に向けて出力する。
次に、図1に示す回路の動作について説明する。半導体集積回路21は、モード選択信号32によってテストモード(高速動作モード)及び通常動作モードのうちいずれかのモードに切り替わる。つまり、テストモードでは、メモリセル部27の同一アドレスに複数回連続アクセスしてデータの読み出し確認を行うメモリテスト(連続アクセステスト)が、高い動作周波数の内部クロック35に基づいて実施される。一方、通常動作モードでは、メモリセル部27に対するデータの読み出し/書き込み動作が外部クロック31に基づいて実施される。また、半導体集積回路21は、Read/Write制御信号34によってメモリセルに対するデータの読み出し/書き込みを制御する。
ワンショットパルス生成回路25は、外部クロック31、モード選択信号32、Read/Write制御信号34及びフィードバック信号36に基づいて半導体集積回路21の内部回路(行デコーダ22、列セレクタ23及びメモリセル部27)を動作するための内部クロック35を生成する。ここで通常動作モードの場合、ワンショットパルス生成回路25は、外部クロック31に対応する周波数のパルス信号からなる内部クロック35を生成する。一方、テストモードの場合、ワンショットパルス生成回路25は、外部クロック31よりも高い周波数のパルス信号からなる内部クロック35を生成する。なおワンショットパルス生成回路25の詳細については後述する。
タイミング調整回路26は、Read/Write制御信号34と、内部クロック35と、に基づいてフィードバック信号36及びセルアクセス信号37を生成する。なお、セルアクセス信号37の周波数は、内部クロック35と実質的に同一の周波数である。したがって、タイミング調整回路26がセルアクセス信号37を行デコーダ22及び列セレクタ23に対して出力する代わりに、ワンショットパルス生成回路25が直接内部クロック35を行デコーダ22及び列セレクタ23に対して出力する回路構成としても良い。
また、内部クロック35の検出エッジ(例えば、立ち上がりエッジ)とそれに対応するフィードバック信号36の検出エッジ(例えば、立ち下がりエッジ)と間の時間は、セルアクセス信号37が内部回路にアクセスするために必要な時間(アクセス時間)に対応する。したがってタイミング調整回路26は、例えば、内部回路のレプリカを備えることによりアクセス時間を検出し、フィードバック信号36を生成する。あるいはタイミング調整回路26は、内部回路から検出されるアクセス時間を受けてフィードバック信号36を生成する。あるいはタイミング調整回路26は、予め設定された所定のアクセス時間経過後、フィードバック信号36を生成する。
行デコーダ22は、アドレス制御信号33に基づいて複数のワード線のうちいずれかのワード線を選択する。列セレクタ23は、アドレス制御信号33に基づいて複数のビット線対のうちいずれかのビット線対を選択する。それにより、メモリセル部27に配置された複数のメモリセルのうち、データの読み出し又は書き込み対象となるメモリセルが選択される。それにより、書き込み動作では、選択されたメモリセルに対して外部からのデータが書き込まれる。一方、読み出し動作では、選択されたメモリセルに記憶されているデータが読み出される。なお、行デコーダ22及び列セレクタ23は、セルアクセス信号37に同期して動作する。
ラッチ回路28は、メモリセル部27から読み出されたセルデータ40と、外部からの期待値データ41と、外部クロック31と、モード選択信号32と、に基づいて外部データ42を出力する。
通常動作モードの場合、ラッチ回路28は、セルデータ40をそのまま外部データ42として出力する。一方、テストモードの場合、ラッチ回路28は、セルアクセス信号37に基づいて読み出される複数の読み出し結果を含むセルデータ40と、期待値データ41と、が一致するか否かを外部クロック31に基づいて検出し、外部データ42として出力する。このときラッチ回路28は、前記セルデータ40に含まれる複数の読み出し結果のうちいずれか一つでも期待値データ41と異なる場合、それ以降、次の外部クロック31の検出エッジ(例えば、立ち上がりエッジ)まで検出結果が不一致であるとの外部データ42を出力し続ける。半導体集積回路21の外部に設けられたテスター装置(不図示)は、外部データ42により、外部クロック31の1周期毎に実施される連続アクセステストの結果を確認する。
次に、図1に示す回路の動作について図2〜図4を用いてさらに詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路21の通常動作モード時におけるタイミングチャートである。図3は、本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路21のテストモード時におけるタイミングチャートである。図4は、本発明の実施の形態1にかかる半導体集積回路21の真理値表である。
まず、図1に示す回路の通常動作モード時における動作について図2を用いて説明する。なお、図1に示す回路は、モード選択信号32がLレベルの場合に通常動作モードを示し、モード選択信号32がHレベルの場合にテストモードを示す。また特に断りがない限り、各信号の検出エッジは立ち上がりエッジである場合を例に説明する。
タイミング調整回路26は、外部クロック31の立ち上がり(時刻T511、T521に同期してパルス信号を生成し、セルアクセス信号37として出力する。つまり、タイミング調整回路26は、外部クロック31の1周期毎(期間T51、T52)に1つのパルス信号を生成し、セルアクセス信号37として出力する。
メモリセル部27は、セルアクセス信号37の立ち上がりエッジ(時刻T511、T521)毎に読み出されたセルデータ40を、列セレクタ23を介して、ラッチ回路28に対して出力する。ラッチ回路28は、セルデータ40をそのまま外部データ42として出力する。そして、半導体集積回路21の後段に設けられた周辺回路(不図示)は、半導体集積回路21からの読み出しデータとして、例えば、時刻S21、S22の外部データ42を受け取る。図2に示す例の場合、外部データ42は、時刻S21ではLレベルを示し、時刻S22ではHレベルを示している。
次に、図1に示す回路のテストモード時における動作について図3を用いて説明する。時刻T411にて外部クロック31が立ち上がると、図1に示すラッチ回路28は、期待値データ41と同じデータを外部データ42として出力する。つまり、ラッチ回路28は、外部クロック31に同期して外部データ42を期待値データ41に初期化する。
外部クロック31がHレベルの間、タイミング調整回路26は、複数のパルス信号からなるセルアクセス信号37を行デコーダ22及び列セレクタ23に対して出力する。メモリセル部27は、セルアクセス信号37の立ち上がりエッジ毎に読み出されたセルデータ40を、列セレクタ23を介して、ラッチ回路28に対して出力する。
ラッチ回路28は、期待値データ41とセルデータ40とが一致している場合、期待値データ41と同じデータを外部データ42として出力する。一方、期待値データ41とセルデータ40とが不一致である場合、ラッチ回路28は、期待値データ41と論理値が異なるデータを外部データ42として出力し、ラッチ状態に移行する。つまり、ラッチ回路28は、前記セルデータ40に含まれる複数の読み出し結果のうちいずれか一つでも期待値データ41と異なる場合、それ以降、次の外部クロック31(時刻T421)の立ち上がりエッジまで、検出結果が不一致であるとの外部データ42を出力し続ける。
外部クロック31が立ち下がると、その後、外部クロック31が立ち上がるまで、タイミング調整回路26は、Lレベルのセルアクセス信号37を出力し続ける。この期間中にアドレス制御信号33が切り替わり、連続アクセステストの対象となる新たなメモリセルが選択される。また、外部に設けられたテスター装置(不図示)は、期間T41に実施される連続アクセステストの結果として、時刻S1の外部データ42の値を検出し、確認する。このようにテスター装置は、連続アクセステストの結果を、低速の外部クロック31に基づいて検出し、確認することができる。
時刻T421にて次のサイクルの外部クロック31が立ち上がると、ラッチ回路28は、外部データ42を次のサイクルの期待値データ41に初期化して出力する。それ以降、期間T41の場合と同様の手順で連続アクセステストが実施される。そして、外部に設けられたテスター装置は、期間T42に実施される連続アクセステストの結果として、時刻S2の外部データ42の値を検出し、確認する。
なお期間T41では、テスト対象のメモリセルに記憶されたデータが破壊され、それ以降、期待値データ41と異なる論理値のセルデータ40が出力された場合の例を示している。一方、期間T42では、テスト対象のメモリセルに記憶されたデータの読み出しに一度のみ失敗し、それ以降は、期待値データ41と同じ値のセルデータ40が出力された場合の例を示している。しかし、いずれの場合においても、時刻S1、S2において連続アクセステストの結果は不一致と判定される。
次に、ワンショットパルス生成回路25の回路構成及び動作について、図5〜図7を用いてさらに詳細に説明する。図5は、本発明の実施の形態1にかかるワンショットパルス生成回路25である。図6は、本発明の実施の形態1にかかるワンショットパルス生成回路25の通常動作モード時におけるタイミングチャートである。図7は、本発明の実施の形態1にかかるワンショットパルス生成回路25のテストモード時におけるタイミングチャートである。
まず、ワンショットパルス生成回路25の回路構成について、図5を用いて説明する。ワンショットパルス生成回路25は、トランジスタ601、602、603と、NANDゲート(以下、単にNANDと称す)611、612と、INVゲート(以下、単にINVと称す)621、622と、ANDゲート(以下、単にANDと称す)623と、ゲート遅延素子624と、バスホルダー625と、を有する。ゲート遅延素子624は、例えば、直列に接続された遅延素子により構成される。バスホルダー625は、例えば、ループ状に接続された2つのINVゲートにより構成される。なお、トランジスタ601、602はNチャネル型MOSトランジスタであって、トランジスタ603は、Pチャネル型MOSトランジスタである。
AND623は、モード選択信号32及びRead/Write制御信号34を入力とし、出力端子がNAND611の一方の入力端子に接続される。INV622は、フィードバック信号36を入力とし、出力端子がNAND611の他方の入力端子に接続される。NAND611は、出力端子がNAND612の一方の入力端子に接続される。ゲート遅延素子624は、外部クロック31を入力とし、出力端子がNAND612の他方の入力端子に接続される。NAND612は、出力端子がトランジスタ602のゲートに接続される。INV621は、フィードバック信号36を入力とし、出力端子がトランジスタ603のゲートに接続される。
高電位側電源端子VDDと低電位側電源端子GNDとの間に、トランジスタ601〜603が直列に接続される。具体的には、トランジスタ603は、ソースが高電位側電源端子VDDに接続され、ドレインがトランジスタ601のドレインに接続される。トランジスタ602は、ソースが低電位側電源端子GNDに接続され、ドレインがトランジスタ601のソースに接続される。トランジスタ601は、ゲートに外部クロック31が供給される。トランジスタ603のドレインとトランジスタ601のドレインとの間のノード50は、バスホルダー625と、タイミング調整回路26と、に接続される。なおノード50の電位は、内部クロック35として用いられる。
次に、ワンショットパルス生成回路25の通常動作モード時における動作について図5及び図6を用いて説明する。なお、通常動作モードの場合、モード選択信号32がLレベルを示すため、NAND612は一方の入力端子がHレベルに固定される。つまりNAND612は、ゲート遅延素子624を介して、外部クロック31の反転信号を出力する。これは、データの読み出し及び書き込みのいずれの場合においても同様である。ここでは、通常動作モード時におけるデータの読み出し動作(例えば、Read/Write制御信号34がHレベル)の例を示す。
初期状態(T21以前)では、内部クロック35が初期状態(Hレベル)に保持されるとともに、フィードバック信号36も初期状態(Lレベル)に保持される。そのため、トランジスタ602はオンするがトランジスタ603はオフする。また、外部クロック31がLレベルであるため、トランジスタ601はオフする。したがって、ノード50は、高電位側電源端子VDD及び低電位側電源端子GNDのいずれとも切り離された状態となるが、バスホルダー625に保持されたHレベルの電位を示す。つまり、内部クロック35はHレベルを示す。
時刻T21にて外部クロック31が立ち上がると、トランジスタ601がオンする。それにより、内部クロック35はHレベルからLレベルに遷移する。そして、ゲート遅延素子624による所定の期間経過後、トランジスタ602がオフする。それにより、ノード50は、再び高電位側電源端子VDD及び低電位側電源端子GNDのいずれとも切り離された状態となるが、バスホルダー625に保持されたLレベルの電位を示す。つまり、内部クロック35はLレベルの状態を維持する。
ここで、タイミング調整回路26は、内部クロック35の立ち下がりに応じて、例えば内部回路(メモリセル部27等)へのアクセス時間に対応する時間の経過後、フィードバック信号36を立ち上げる(時刻T22)。それによりトランジスタ603がオンするため、ノード50の電位がHレベルとなる。つまり、内部クロック35はLレベルからHレベルに遷移する。
タイミング調整回路26は、内部クロック35の立ち上がりに応じて、所定の時間経過後、フィードバック信号36を立ち下げる(時刻T23)。それによりトランジスタ603がオフするため、ノード50はバスホルダー625に保持されたHレベルの電位を示す。つまり、内部クロック35はHレベルの状態を維持する。
時刻T24にて外部クロック31が立ち下がると、トランジスタ601がオフするとともに、ゲート遅延素子624による所定の期間経過後、トランジスタ602がオンする。つまり、ワンショットパルス生成回路25は初期状態に戻る。
次に、ワンショットパルス生成回路25のテストモード時における動作について図5及び図7を用いて説明する。初期状態(T31以前)は通常動作モード時と同様であるため、説明を省略する。また、データの書き込み動作(例えば、Read/Write制御信号34がLレベル)も通常動作モード時と同様であるため、説明を省略する。ここでは、テストモード時におけるデータの読み出し動作(例えば、Read/Write制御信号34がHレベル)の例を示す。この場合、NAND611は一方の入力端子がHレベルに固定される。つまりNAND611は、フィードバック信号36の電位をそのままNAND612に対して出力する。
時刻T31にて外部クロック31が立ち上がると、トランジスタ601がオンする。それにより、内部クロック35はHレベルからLレベルに遷移する(時刻T31B)。このときNAND612は、一方の入力端子に内部クロックの反転信号であるLレベルのフィードバック信号36が入力されるため、外部クロック31に関わらずHレベルの信号を出力する。つまり、トランジスタ602はオン状態を維持する。それにより、内部クロック35はLレベルの状態を維持する。
その後、通常動作モードの場合と同様に、フィードバック信号36に応じてトランジスタ603のオンオフが切り替わることにより(時刻T32、T33)、内部クロック35が制御される。
時刻T33にてフィードバック信号36が立ち下がると、トランジスタ602,603のゲートにはHレベルの電位が印加される。このとき、トランジスタ603がオフしてトランジスタ602がオンするため、内部クロック35はHレベルからLレベルに遷移する。ここで、外部クロック31がHレベルの間、トランジスタ601は常にオンしているため、トランジスタ602とトランジスタ603とによりCMOSインバータを構成する。それにより、内部クロック35の反転信号(フィードバック信号36)を出力するタイミング調整回路26と、INV621,622と、トランジスタ602とトランジスタ603とからなるCMOSインバータと、がループ上に設けられた状態となる。つまり、奇数段のCMOSインバータがループ上に設けられた状態となる。したがって、内部クロック35は発振する。なお、フィードバック信号36がトランジスタ602のゲートに入力されるまでのパスと、フィードバック信号36がトランジスタ603のゲートに入力されるまでのパスとは、ゲート段数を合わせるなど、スキューを小さく調整しておく必要がある。
このようにして、ワンショットパルス生成回路25は、外部クロック31がHレベルの間、複数のパルス信号からなる内部クロック35を生成する。より具体的には、ワンショットパルス生成回路25は、外部クロック31の立ち上がりエッジに加え、フィードバック信号36の立ち下がりエッジに同期して、複数のパルス信号からなる内部クロック35を生成する。ここで、タイミング調整回路26は、内部クロック35の立ち下がりから次のサイクルの立ち下がりまでの間の時間が、内部回路の動作開始から動作完了までの時間に相当する時間となるように、フィードバック信号36を制御する。なお、内部回路の動作開始とは、例えば、セルアクセス信号37が立ち上がった時刻をいう。また、内部回路の動作完了とは、例えば、選択されたメモリセルから読み出されたセルデータ40がラッチ回路28に供給された時刻をいう。換言すると、当該セルアクセス信号37に基づいて動作した制御部によるメモリセルへのデータの読み出しが完了した時刻をいう。
したがってタイミング調整回路26は、例えば、内部回路のレプリカを備えることにより内部回路の動作完了時刻を検出し、フィードバック信号36を生成する。あるいはタイミング調整回路26は、内部回路から検出される動作完了時刻を受けてフィードバック信号を生成する。このように、内部クロック35の周波数は、内部回路の動作完了時刻を受けて生成されたフィードバック信号に基づいて決定される。そのため、ワンショットパルス生成回路25は、内部クロック35を内部回路の最高動作周波数に自動的に調整し、出力することが可能である。
時刻T34にて外部クロック31が立ち下がると、トランジスタ601がオフするとともに、ゲート遅延素子624による所定の期間経過後、フィードバック信号36の状態に関わらずトランジスタ602がオンする。つまり、ワンショットパルス生成回路25は、連続クロックの発生が止まり初期状態に戻る。このとき、内部クロック35がLレベルの場合には、強制的にリセットされることはなく、設定された周期を保ちながら初期状態(Hレベル)に戻る。
時刻T34以降、外部クロック31がLレベルの間、アドレス制御信号33、Read/Write制御信号34及びテストデータ等の設定が切り替わる。つまり、この期間中に、次のサイクルで実施される連続アクセステストの設定が行われる。
以上のように上記実施の形態にかかる半導体集積回路は、PLLのような逓倍回路を用いることなく、半導体集積回路にもともと備わっている回路(パルス信号生成部38)を用いて高速な内部クロックを生成することができる。そのため、上記実施の形態にかかる半導体集積回路は、回路規模を増大させることなく高速動作周波数で連続アクセステストを実施することが可能である。さらに、上記実施の形態にかかる半導体集積回路は、内部回路の動作周波数に基づいて内部クロックの周波数を制御するため、当該内部クロックを内部回路の最高動作周波数に自動的に調整することが可能である。
これにより、上記実施の形態にかかる半導体集積回路は、低速の外部クロックを用いて高品質の連続アクセステストを実施することが可能となる。つまり、高品質の連続アクセステスト用に高速テスター装置や高速インターフェースを準備する必要がないため、コストを削減することができる。
さらに、高速でテストを実施することにより連続アクセステストに要する時間を大幅に短縮することができる。また、数個の論理ゲートを追加するのみで上記実施の形態の適用が可能であることから設計コストが低減される。さらにテスト時の逓倍回路の設定等の複雑さもないことからテストコストの低減にも効果が得られる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上記実施の形態では、パルス信号生成部38が行デコーダ22及び列セレクタ23に対してセルアクセス信号37を出力する場合を例に説明したが、これに限られない。パルス信号生成部38が行デコーダ22及び列セレクタ23に対して内部クロック35を出力する回路構成にも適宜変更可能である。
21 半導体集積回路
22 行デコーダ
23 列セレクタ
25 ワンショットパルス生成回路
26 タイミング調整回路
27 メモリセル部
28 ラッチ回路
31 外部クロック
32 モード選択信号
33 アドレス制御信号
34 Read/Write制御信号
35 内部クロック
36 フィードバック信号
37 セルアクセス信号
38 パルス信号生成部
40 セルデータ
41 期待値データ
42 外部データ
50 ノード
601 トランジスタ
602 トランジスタ
603 トランジスタ
611 NAND
612 NAND
621 INV
622 INV
623 AND
624 ゲート遅延素子
625 バスホルダー
GND 低電位側電源端子
VDD 高電位側電源端子

Claims (7)

  1. 複数のメモリセルによって構成されるメモリセル部と、
    メモリセルへのデータの書き込み及び読み出しを制御する制御部と、
    外部クロックに応じて前記制御部へ入力されるパルス信号を生成するパルス信号生成部と、を備え、
    前記パルス信号生成部は、ワンショットパルス生成回路を有し、
    当該ワンショットパルス生成回路は、
    高電位側電源端子と低電位側電源端子との間に直列に接続された第1〜第3のトランジスタと、
    前記第1及び前記第2のトランジスタ間のノード上に一端が接続されたバスホルダーと、を有し、
    通常動作モード時には、前記第1及び前記第2のトランジスタ間のノードから出力された信号に基づいて前記第1のトランジスタのオンオフを制御し、前記外部クロックに基づいて前記第2のトランジスタのオンオフを制御し、前記外部クロックに遅延を与えた信号に基づいて前記第3のトランジスタのオンオフを制御することにより、ワンショットパルス信号を前記パルス信号として生成し、
    高速動作モード時には、前記外部クロックに遅延を与えた信号に加え、さらに前記第1の及び前記第2のトランジスタ間のノードから出力された信号に基づいて前記第3のトランジスタのオンオフを制御することにより、連続したワンショットパルス信号を前記パルス信号として生成する半導体集積回路。
  2. 前記パルス信号生成部は、
    前記第1及び前記第2のトランジスタ間のノードから出力された信号である前記パルス信号に遅延を与えて、前記ワンショットパルス生成回路に対して出力するタイミング調整回路をさらに備えた請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記タイミング調整回路は、
    前記パルス信号に基づいて動作した前記制御部による前記メモリセルへのデータの書き込み及び読み出しのいずれかが完了したことを検出し、当該パルス信号に遅延を与えた信号として前記ワンショットパルス生成回路に対して出力することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路。
  4. 高速動作モード時に、選択された前記メモリセルから前記パルス信号に基づいて連続して読み出される複数のデータの読み出し結果と、期待値と、が一致するか否かを外部クロックに基づいて検出し、出力するラッチ回路をさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記ラッチ回路は、
    通常動作モード時には、前記読み出し結果をそのまま出力することを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路。
  6. 前記ラッチ回路は、
    複数の前記読み出し結果のうち少なくともいずれか1つの読み出し結果が前記期待値と異なる場合には、前記外部クロックに基づいて当該読み出し結果と前記期待値とが異なるとの検出結果を出力することを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体集積回路。
  7. 前記第1のトランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであって、
    前記第2及び前記第3のトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
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