JP2011216134A - 不揮発性半導体メモリ、及び不揮発性半導体メモリへの書込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体メモリ、及び不揮発性半導体メモリへの書込み方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】不揮発性半導体メモリの周辺回路を小さくし、集積回路の縮小化に寄与する。
【解決手段】p型基板10に形成され、ソース線430と接続するn型拡散層50と、p型基板10上に設けられ、ワード線400と接続するワード電極200と、p型基板10とワード電極200の間に設けられたワード絶縁層と、n型拡散層50上、及びワード電極200の側壁に設けられたトンネル絶縁層と、トンネル絶縁層上に設けられた電荷蓄積層と、電荷蓄積層上に設けられたコントロール絶縁層と、コントロール絶縁層上に設けられ、コントロール線420と接続するコントロール電極300と、を備え、制御部は、メモリ素子600に書込みを行うときに、ソース線430に正電圧を印加し、ワード線400に負電圧を印加し、かつコントロール線420に正電圧を印加する不揮発性半導体メモリ。
【選択図】図1
【解決手段】p型基板10に形成され、ソース線430と接続するn型拡散層50と、p型基板10上に設けられ、ワード線400と接続するワード電極200と、p型基板10とワード電極200の間に設けられたワード絶縁層と、n型拡散層50上、及びワード電極200の側壁に設けられたトンネル絶縁層と、トンネル絶縁層上に設けられた電荷蓄積層と、電荷蓄積層上に設けられたコントロール絶縁層と、コントロール絶縁層上に設けられ、コントロール線420と接続するコントロール電極300と、を備え、制御部は、メモリ素子600に書込みを行うときに、ソース線430に正電圧を印加し、ワード線400に負電圧を印加し、かつコントロール線420に正電圧を印加する不揮発性半導体メモリ。
【選択図】図1
Description
本発明は、不揮発性半導体メモリ、及び不揮発性半導体メモリへの書込み方法に関する。
電気的に書込み、消去が可能な不揮発性半導体メモリとして、電荷蓄積型メモリがある。電荷蓄積型メモリは、電荷蓄積層に電荷が蓄積されているか否かによりデータ1、0を不揮発的に記憶させるものである。
電荷蓄積層に電荷を注入する方法の一つにチャネルホットエレクトロン(CHE)注入方式がある。CHE方式は、ドレイン領域近傍のチャネル内にホットエレクトロンを発生させ、これを電荷蓄積層に注入するものである。例えば特許文献1、及び2に記載の技術は、チャネルホットエレクトロン注入の効率化を目的としたものである。
特許文献1に記載の技術は、電荷蓄積層を有するゲート絶縁膜を三層構造とし、チャネル中のキャリアをチャネルとゲート絶縁膜との間の電位障壁を越えて注入するようにしたものである。特許文献2に記載の技術は、不揮発性半導体メモリがMIS型トランジスタとメモリトランジスタを有するようにしたものである。
また、例えば特許文献3に記載の技術は、不揮発性半導体メモリの製造コストの抑制や高速動作の実現を目的としたものである。特許文献3に記載の技術は、2つのコントロールゲートを有するツインMONOSメモリトランジスタについて、ビット線がワード線、及びコントロール線と交差するようにしたものである。
しかし、CHE方式では電荷蓄積層に電子を注入する場合、チャネルを形成するため大きな電流が流れる。電流が大きいと不揮発性半導体メモリを動作させる周辺回路の面積は大きくなる。特許文献1、2、及び3に記載の技術では、不揮発性半導体メモリの周辺回路を小さくし、集積回路の縮小化に寄与することができない。
本発明によれば、p型基板と、
前記p型基板を用いて形成された第1のメモリ素子と、
第1のソース線と、
第1のワード線と
コントロール線と、
前記第1のソース線、前記第1のワード線、及び前記コントロール線に印加する電圧を制御する制御部と、
を備え、
前記第1のメモリ素子は、
前記p型基板に形成され、前記第1のソース線と接続する第1のn型拡散層と、
前記p型基板上に設けられ、前記第1のワード線と接続する第1のワード電極と、
前記p型基板と前記第1のワード電極の間に設けられた第1のワード絶縁層と、
前記第1のn型拡散層上、及び前記第1のワード電極の側壁に設けられた第1のトンネル絶縁層と
前記第1のトンネル絶縁層上に設けられた第1の電荷蓄積層と、
前記第1の電荷蓄積層上に設けられた第1のコントロール絶縁層と、
前記第1のコントロール絶縁層上に設けられ、前記コントロール線と接続する第1のコントロール電極と、
を有し、
前記制御部は、前記第1のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第1のソース線に正電圧を印加し、前記第1のワード線に負電圧を印加し、かつ前記コントロール線に正電圧を印加する不揮発性半導体メモリが提供される。
前記p型基板を用いて形成された第1のメモリ素子と、
第1のソース線と、
第1のワード線と
コントロール線と、
前記第1のソース線、前記第1のワード線、及び前記コントロール線に印加する電圧を制御する制御部と、
を備え、
前記第1のメモリ素子は、
前記p型基板に形成され、前記第1のソース線と接続する第1のn型拡散層と、
前記p型基板上に設けられ、前記第1のワード線と接続する第1のワード電極と、
前記p型基板と前記第1のワード電極の間に設けられた第1のワード絶縁層と、
前記第1のn型拡散層上、及び前記第1のワード電極の側壁に設けられた第1のトンネル絶縁層と
前記第1のトンネル絶縁層上に設けられた第1の電荷蓄積層と、
前記第1の電荷蓄積層上に設けられた第1のコントロール絶縁層と、
前記第1のコントロール絶縁層上に設けられ、前記コントロール線と接続する第1のコントロール電極と、
を有し、
前記制御部は、前記第1のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第1のソース線に正電圧を印加し、前記第1のワード線に負電圧を印加し、かつ前記コントロール線に正電圧を印加する不揮発性半導体メモリが提供される。
本発明によれば、電荷蓄積層への電子の注入は以下の通りに行われる。まずn型拡散層に正電圧を印加し、かつワード電極に負電圧を印加することで、pn接合により生じる電位差、すなわちエネルギーバンドギャップに起因して正孔電子対が発生する。発生した正孔電子対の電子は、コントロール電極に印加された正電圧によりコントロール電極に引き寄せられる。コントロール電極に引き寄せられた正孔電子対の電子は、p型基板とトンネル絶縁膜の間の電位障壁を越えて電荷蓄積層に蓄積される。これにより、電荷蓄積層に電子が注入される。
そのため本発明によれば、電荷蓄積層に電子を注入する際にチャネルを形成する必要がない。これにより電荷蓄積層に電子を注入する際に、低電流化を実現することができる。従って、不揮発性半導体メモリの周辺回路を小さくし、集積回路の縮小化に寄与することができる。
本発明によれば、p型基板と、前記p型基板を用いて形成された第1のメモリ素子と第1のソース線と、第1のワード線とコントロール線と、前記第1のソース線、前記第1のワード線、及び前記コントロール線に印加する電圧を制御する制御部と、を備え、前記第1のメモリ素子は、前記p型基板に形成され、前記第1のソース線と接続する第1のn型拡散層と、前記p型基板上に設けられ、前記第1のワード線と接続する第1のワード電極と、前記p型基板と前記第1のワード電極の間に設けられた第1のワード絶縁層と、前記第1のn型拡散層上、及び前記第1のワード電極の側壁に設けられた第1のトンネル絶縁層と、前記第1のトンネル絶縁層上に設けられた第1の電荷蓄積層と、前記第1の電荷蓄積層上に設けられた第1のコントロール絶縁層と、前記第1のコントロール絶縁層上に設けられ、前記コントロール線と接続する第1のコントロール電極と、を有する不揮発性半導体メモリにおいて、前記第1のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第1のソース線に第1の正電圧を印加し、前記第1のワード線に負電圧を印加し、前記コントロール線に第2の正電圧を印加する不揮発性半導体メモリへの書込み方法が提供される。
本発明によれば、不揮発性半導体メモリの周辺回路を小さくし、集積回路の縮小化に寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は第1の実施形態に係る不揮発性半導体メモリの結線状態を示す図である。不揮発性半導体メモリは、p型基板10と、p型基板10を用いて形成されたメモリ素子600と、ワード線400と、コントロール線420と、ソース線430と、制御部(図示せず)を備えている。メモリ素子600は、n型拡散層50と、ワード電極200と、コントロール電極300とを備えている。
n型拡散層50は、p型基板10に形成され、ソース線430と接続している。ワード電極200は、p型基板10上に形成され、ワード線400と接続している。コントロール電極300は、n型拡散層50上に形成され、コントロール線420と接続している。制御部はワード線400、コントロール線420、及びソース線430に印加する電圧を制御する。
また不揮発性半導体メモリは、ビット線450と、n型拡散層60を備えている。n型拡散層60は、p型基板10の表面に形成され、ワード電極200を介してn型拡散層50の逆側に位置する。ビット線450は、n型拡散層60と接続している。制御部は、ビット線450に印加する電圧を制御する。
ソース線430、及びビット線450に第1の正電圧を、ワード線400に負電圧を、コントロール線420に第2の正電圧を印加することでメモリ素子600への書込みが行われる。例えばソース線430、及びビット線450に5V、ワード線に−1V、コントロール線に5Vの電圧を印加した場合、メモリ素子600への書込みが行われる。
さらに不揮発性半導体メモリは、メモリ素子610と、ワード線410と、n型拡散層70を備えている。メモリ素子610は、メモリ素子600と隣接し、n型拡散層50をメモリ素子600と共有し、かつn型拡散層50を介してメモリ素子600と線対称な構造を有する。メモリ素子610は、ワード電極210と、コントロール電極310とを備えている。
ワード電極210は、n型拡散層50を介してワード電極200とは逆側に位置し、ワード線410と接続している。コントロール電極310は、n型拡散層50を介してコントロール電極300とは逆側に位置し、n型拡散層50上に設けられ、かつコントロール線420と接続している。制御部は、ワード線410に印加する電圧を制御する。n型拡散層70は、p型基板10の表面に形成され、n型拡散層50を介してn型拡散層60とは逆側に位置する。ビット線450は、n型拡散層70と接続している。
ソース線430、及びビット線450に第1の正電圧を、ワード線400、及びワード線410に負電圧を、コントロール線420に第2の正電圧を印加することでメモリ素子600、及びメモリ素子610への書込みが行われる。一方ソース線430、及びビット線450に第1の正電圧を、ワード線400に負電荷を、ワード線410に第3の正電圧を、コントロール線420に第2の正電圧を印加すると、メモリ素子600への書込みは行われるが、メモリ素子610への書込みは行われない。例えば、ソース線430、及びビット線450に5V、ワード線400に−1V、ワード線410に1V、コントロール線420に5Vの電圧を印加した場合、メモリ素子600への書込みは行われるが、メモリ素子610への書込みは行われない。
図2は図1に示す不揮発性半導体メモリの一部を示す断面図である。メモリ素子600はワード絶縁層120と、トンネル絶縁層140と、電荷蓄積層100と、コントロール絶縁層160とをさらに備える。
ワード絶縁層120は、p型基板10とワード電極200の間に設けられている。トンネル絶縁層140、電荷蓄積層100、及びコントロール絶縁層160は、コントロール電極300と、n型拡散層50及びワード電極200との間に設けられている。トンネル絶縁層140は、n型拡散層50上、及びワード電極200の側壁に設けられている。電荷蓄積層100は、トンネル絶縁層140上に設けられている。コントロール絶縁層160は、電荷蓄積層100上に設けられている。
ワード絶縁層120、トンネル絶縁層140、及びコントロール絶縁層160は、例えばシリコン酸化膜である。また電荷蓄積層100は、例えばシリコン窒化膜や多結晶シリコンである。
不揮発性半導体メモリは、メモリ素子620をさらに備える。メモリ素子620は、ワード電極200をメモリ素子600と共有し、ワード電極200を介してメモリ素子600と線対称な構造を有し、かつn型拡散層60上に設けられている。
図3は不揮発性半導体メモリへの書込み方法の原理を示す断面図である。n型拡散層50に正電圧を印加し、かつワード電極200に負電圧を印加することで、pn接合により生じる電位差、すなわちエネルギーバンドギャップに起因して正孔電子対90が発生する。発生した正孔電子対90の電子は、コントロール電極300に印加された正電圧によりコントロール電極300に引き寄せられる。コントロール電極300に引き寄せられた正孔電子対90の電子は、p型基板10とトンネル絶縁層140の間の電位障壁を越えて電荷蓄積層100に蓄積される。これにより不揮発性半導体メモリへの書込みが行われる。
図4は図1に示す不揮発性半導体メモリの結線状態を示す図である。不揮発性半導体メモリは、メモリ素子600と同じ構造を有するメモリ素子630と、ソース線440と、ビット線460をさらに備える。メモリ素子630はワード線400と接続するワード電極220と、コントロール線420と接続するコントロール電極320とを有する。コントロール電極320下に設けられたn型拡散層(図示せず)はソース線440と接続している。ワード電極220を介してコントロール電極320下に設けられたn型拡散層(図示せず)と逆側に位置するn型拡散層(図示せず)はビット線460と接続している。制御部は、ソース線440、及びビット線460に印加する電圧を制御する。
ソース線430、ソース線440、ビット線450、及びビット線460に第1の正電圧を、ワード線400に負電圧を、コントロール線420に第2の正電圧を印加することでメモリ素子600、及びメモリ素子630への書込みは行われる。一方ソース線430、及びビット線450に第1の正電圧を、ワード線400に負電圧を、コントロール線420に第2の正電圧を印加し、ソース線440、及びビット線460に電圧を印加せず、かつワード線400とソース線440との間の電位差を小さくした場合は、メモリ素子600への書込みは行われるが、メモリ素子630への書込みは行われない。例えば、ソース線430、及びビット線450に5V、ワード線400に−1V、コントロール線420に5Vの電圧を印加し、ソース線440、及びビット線460に電圧を印加しない場合、メモリ素子600への書込みは行われるが、メモリ素子630への書込みは行われない。
次に本実施形態の作用及び効果について説明する。図5は比較例における不揮発性半導体メモリの書込み方法の原理を示す断面図である。比較例においては、コントロール電極300、n型拡散層50及びワード電極200に正電圧を印加する。これにより、まずn型拡散層50とn型拡散層60との間に形成されたチャネル80に電子が流れる。次いで衝突電離によりホットエレクトロンが生じる。ホットエレクトロンはコントロール電極300の高電圧により引き寄せられる。その後ホットエレクトロンが電荷蓄積層100に蓄積されることで、不揮発性半導体メモリへの書込みが行われる。
一方、本実施形態によれば、pn接合付近の電位差によりエネルギーバンド間で発生した電子を電荷蓄積層に注入するため、チャネルを形成する必要がない。これにより電荷蓄積層に電子を注入する際に、低電流化を実現することができる。従って、不揮発性半導体メモリの周辺回路を小さくし、集積回路の縮小化に寄与することができる。
また、制御部により印加する電圧を制御することで、書込みの対象ではないメモリセルへの誤書込みを防止することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 p型基板
50 n型拡散層
60 n型拡散層
70 n型拡散層
80 チャネル
90 正孔電子対
100 電荷蓄積層
120 ワード絶縁層
140 トンネル絶縁層
160 コントロール絶縁層
200 ワード電極
210 ワード電極
220 ワード電極
300 コントロール電極
310 コントロール電極
320 コントロール電極
400 ワード線
410 ワード線
420 コントロール線
430 ソース線
440 ソース線
450 ビット線
460 ビット線
600 メモリ素子
610 メモリ素子
620 メモリ素子
630 メモリ素子
50 n型拡散層
60 n型拡散層
70 n型拡散層
80 チャネル
90 正孔電子対
100 電荷蓄積層
120 ワード絶縁層
140 トンネル絶縁層
160 コントロール絶縁層
200 ワード電極
210 ワード電極
220 ワード電極
300 コントロール電極
310 コントロール電極
320 コントロール電極
400 ワード線
410 ワード線
420 コントロール線
430 ソース線
440 ソース線
450 ビット線
460 ビット線
600 メモリ素子
610 メモリ素子
620 メモリ素子
630 メモリ素子
Claims (8)
- p型基板と、
前記p型基板を用いて形成された第1のメモリ素子と、
第1のソース線と、
第1のワード線と
コントロール線と、
前記第1のソース線、前記第1のワード線、及び前記コントロール線に印加する電圧を制御する制御部と、
を備え、
前記第1のメモリ素子は、
前記p型基板に形成され、前記第1のソース線と接続する第1のn型拡散層と、
前記p型基板上に設けられ、前記第1のワード線と接続する第1のワード電極と、
前記p型基板と前記第1のワード電極の間に設けられた第1のワード絶縁層と、
前記第1のn型拡散層上、及び前記第1のワード電極の側壁に設けられた第1のトンネル絶縁層と
前記第1のトンネル絶縁層上に設けられた第1の電荷蓄積層と、
前記第1の電荷蓄積層上に設けられた第1のコントロール絶縁層と、
前記第1のコントロール絶縁層上に設けられ、前記コントロール線と接続する第1のコントロール電極と、
を有し、
前記制御部は、前記第1のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第1のソース線に正電圧を印加し、前記第1のワード線に負電圧を印加し、かつ前記コントロール線に正電圧を印加する不揮発性半導体メモリ。 - 請求項1に記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
ビット線と、
前記基板に形成され、前記第1のワード電極を介して前記第1のn型拡散層とは逆側に位置し、前記ビット線と接続する第2のn型拡散層と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記第1のメモリ素子に書込みを行うときに、前記ビット線に前記第1のソース線と同じ正電圧を印加する不揮発性半導体メモリ。 - 請求項1または2に記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記第1のワード電極を前記第1のメモリ素子と共有し、前記第1のワード電極を介して前記第1のメモリ素子と線対称な構造を有し、かつ第2の拡散層上に設けられた第2のメモリ素子をさらに備える不揮発性半導体メモリ。 - 請求項1ないし3いずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記第1のメモリ素子と隣接し、前記第1のn型拡散層を前記第1のメモリ素子と共有し、前記第1のn型拡散層を介して前記第1のメモリ素子と線対称な構造を有する第3のメモリ素子と、
第2のワード線と、
をさらに備え
前記第3のメモリ素子は、
前記第1のn型拡散層を介して前記第1のワード電極とは逆側に位置し、前記第2のワード線と接続する第2のワード電極と、
前記第1のn型拡散層を介して前記第1のコントロール電極とは逆側に位置し、前記第1のn型拡散層上に設けられ、前記コントロール線と接続する第2のコントロール電極と、
を有し、
前記制御部は、前記第3のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第2のワード線に負電圧を印加し、前記第3のメモリ素子に書込みを行わないときに、前記第2のワード線に正電圧を印加する不揮発性半導体メモリ。 - 請求項1ないし4いずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記第1のメモリ素子と隣接し、前記第1のメモリ素子と同じ構造を有する第4のメモリ素子と、
第2のソース線と、
をさらに備え、
前記第4のメモリ素子は、
前記p型基板に形成され、前記第2のソース線と接続する第3のn型拡散層と、
前記第1のワード線に接続する第3のワード電極と、
前記第3のn型拡散層と隣接し、前記コントロール線に接続する第3のコントロール電極と、
を有し、
前記制御部は、前記第4のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第2のソース線に正電圧を印加し、前記第4のメモリ素子に書込みを行わないときに、前記第2のソース線に電圧を印加しない不揮発性半導体メモリ。 - 請求項1ないし5いずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記第1のワード絶縁層、前記第1のトンネル絶縁層、及び前記第1のコントロール絶縁層がシリコン酸化膜であって、前記第1の電荷蓄積層がシリコン窒化膜である不揮発性半導体メモリ。 - 請求項1ないし5いずれか1項に記載の不揮発性半導体メモリにおいて、
前記第1のワード絶縁層、前記第1のトンネル絶縁層、及び前記第1のコントロール絶縁層がシリコン酸化膜であって、前記第1の電荷蓄積層が多結晶シリコンである不揮発性半導体メモリ。 - p型基板と、
前記p型基板を用いて形成された第1のメモリ素子と、
第1のソース線と、
第1のワード線と
コントロール線と、
前記第1のソース線、前記第1のワード線、及び前記コントロール線に印加する電圧を制御する制御部と、
を備え、
前記第1のメモリ素子は、
前記p型基板に形成され、前記第1のソース線と接続する第1のn型拡散層と、
前記p型基板上に設けられ、前記第1のワード線と接続する第1のワード電極と、
前記p型基板と前記第1のワード電極の間に設けられた第1のワード絶縁層と、
前記第1のn型拡散層上、及び前記第1のワード電極の側壁に設けられた第1のトンネル絶縁層と、
前記第1のトンネル絶縁層上に設けられた第1の電荷蓄積層と、
前記第1の電荷蓄積層上に設けられた第1のコントロール絶縁層と、
前記第1のコントロール絶縁層上に設けられ、前記コントロール線と接続する第1のコントロール電極と、
を有する不揮発性半導体メモリにおいて、
前記第1のメモリ素子に書込みを行うときに、前記第1のソース線に第1の正電圧を印加し、前記第1のワード線に負電圧を印加し、前記コントロール線に第2の正電圧を印加する不揮発性半導体メモリへの書込み方法。
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JP2010080468A JP2011216134A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 不揮発性半導体メモリ、及び不揮発性半導体メモリへの書込み方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9244714B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-01-26 | Fujitsu Limited | Computer system and virtual machine arranging method |
JP2018107300A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
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2010
- 2010-03-31 JP JP2010080468A patent/JP2011216134A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9244714B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-01-26 | Fujitsu Limited | Computer system and virtual machine arranging method |
JP2018107300A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
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