JP2011211760A - 非接触給電装置及び非接触充電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】性能や金属異物にばらつきが存在する場合であっても、金属異物を検出できる非接触給電装置及び非接触充電システムを提供すること。
【解決手段】1次側制御装置12は、充電状態において、入力電流計測部11で計測された基準電流値と、予め決められている電流値とを加算した電流値を第1閾値とし、前記入力電流計測部で計測された入力電流が、前記第1閾値以上の場合、金属異物が1次コイルL1の近傍に存在すると判定する。
【選択図】図1
【解決手段】1次側制御装置12は、充電状態において、入力電流計測部11で計測された基準電流値と、予め決められている電流値とを加算した電流値を第1閾値とし、前記入力電流計測部で計測された入力電流が、前記第1閾値以上の場合、金属異物が1次コイルL1の近傍に存在すると判定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁誘導を利用して、機器間の電力伝送を非接触にて行う非接触給電装置、及び非接触給電装置を有する非接触充電システムに関するものである。
このような非接触給電装置は、携帯電話やデジタルカメラ等の携帯機器に内蔵される二次電池(バッテリ)を非接触で充電することのできる装置として、近年、広く知られている。このような携帯機器及びこの携帯機器に対応する充電器には、充電のための電力を授受するコイルがそれぞれ備えられており、それら両コイル間での電磁誘導により充電器から携帯機器に伝送された交流電力が携帯機器にて直流電力に変換されることで、携帯機器の電源である二次電池への充電が行なわれるようになっている。ただし、このような非接触充電によって充電器と携帯機器とを電気的に接続するための接続端子が省略可能とはなるものの、コイル間にクリップやコインなどの金属異物が存在する可能性がある。
そして、コイルは高周波磁束を発生しているため、漏れ磁束による過電流がコイル近傍に存在する金属に流れ、その金属が発熱し、非接触給電装置に影響を与える虞があった。このため、コイル近傍に存在する金属異物を検知するための手段が考えられていた(例えば、特許文献1)。そして、一般的に、金属異物を検知する方法としては、電流値に基づいて金属が存在すると判定する方法がある。
電流値に基づく判定方法について詳しく説明すると、金属がコイル近傍に存在するときにコイル等に流れる電流値を実験により計測し、金属がコイル近傍に存在すると判断することができる閾値を予め設定する。そして、非接触給電装置は、電流値を計測して、設定した閾値を超えると、金属異物が存在すると判断し、警告表示や充電を停止する等の処理を実行する。
ところで、異物としての金属には、さまざまな種類があり、その形状、材質、大きさなどが異なっている。また、異物が存在する状況(温度や異物までの距離など)も様々となっている。また、非接触給電装置は、多数の素子(ダイオード、コンデンサなど)から構成されている。そして、各素子は、同じ種類であっても製造過程により、その性能が若干ばらつくため、非接触給電装置も性能にばらつきが生じる。このため、どんな状況でも同じ閾値を設定した場合、金属異物を検出することができる場合と、できない場合が存在することがあるという課題があった。一方、金属異物を検出できない事態を防ぐため、閾値を低めに設定した場合には、金属異物のないときであっても、金属異物が存在すると誤って検出する虞があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、性能や金属異物にばらつきが存在する場合であっても、金属を検出できる非接触給電装置及び非接触充電システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、交流電流が供給されることにより交番磁束を発生する1次コイルを備え、前記1次コイルから発生した交番磁束を2次コイルに交差させることにより、前記2次コイルを介して前記1次コイルに供給された交流電流を送電すると共に直流電流に変換させて負荷に供給させる非接触給電装置であって、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差している充電状態であるとき、前記1次コイルの入力電流の電流値を計測する入力電流計測部と、前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定する判定部を備えたものである。
第2の発明は、第1の発明において、前記判定部は、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差していない待機状態であるとき、又は前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差しているか否かを判断する認証状態であるとき、前記入力電流計測部が計測した電流値が予め決められた第2の閾値以上であるときに、金属異物を検知したと判定し、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差している充電状態であるとき、前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した第1の閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定するものである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、前記判定部は、前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した第1の閾値以上である場合、又は前記入力電流計測部が計測した電流値が予め決められた第2の閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定するものである。
第4の発明は、第1の発明〜第3の発明のうちいずれかの発明において、前記入力電流計測部が検出した前記基準電流値を、一定周期毎に更新するものである。
第5の発明は、第1の発明〜第4の発明のうちいずれかの発明において、前記入力電流計測部は、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差していないときの入力電流が通過する計測用抵抗の抵抗値と、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差しているときの入力電流が通過する計測用抵抗の抵抗値とを異ならせているものである。
第5の発明は、第1の発明〜第4の発明のうちいずれかの発明において、前記入力電流計測部は、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差していないときの入力電流が通過する計測用抵抗の抵抗値と、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差しているときの入力電流が通過する計測用抵抗の抵抗値とを異ならせているものである。
第6の発明は、交流電流が供給されることにより交番磁束を発生する1次コイルを有する非接触給電装置と、前記1次コイルから発生した交番磁束と交差する2次コイル、前記2次コイルを介して前記1次コイルから供給された交流電流を直流電流に変換する変換部、及び前記変換部により変換された直流電流が供給される負荷を有する非接触受電装置を備える非接触充電システムにおいて、前記非接触給電装置は、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差している充電状態であるとき、前記1次コイルの入力電流の電流値を計測する入力電流計測部と、前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定する判定部と、を備え、前記非接触受電装置は、前記変換部により直流電流に変換された負荷電流を定電流制御する負荷電流制御部と、負荷電流を充電電流として負荷に供給する充電電流制御部と、充電電流の電流値を計測する受電側計測部と、を備え、前記負荷電流制御部は、前記負荷電流の電流値が前記充電電流の電流値よりも低くなるように負荷電流を定電流制御するように構成され、前記判定部は、前記負荷電流制御部が定電流制御されているときに判定するものである。
第7の発明は、第6の発明の発明において、前記非接触受電装置は、負荷への充電電流が負荷電流より低くなった場合、その旨を通知する信号を送信し、前記非接触給電装置は、前記信号が受信された際に前記予め決められた電流値を変化させるものである。
本発明によれば、性能や金属異物にばらつきが存在する場合であっても、金属を検出できる。
以下、本発明に係る非接触給電装置及び非接触充電システムを具体化した実施形態について図に従って説明する。図1は、本実施形態の非接触給電装置及び非接触受電装置を備えた非接触充電システム100についての構成を示すブロック図である。図1に示すように、非接触充電システム100は、大きく分けて、非接触給電装置10と非接触受電装置20とから構成されている。
まず、非接触給電装置10について説明する。
非接触給電装置10は、外部の電源Eから入力される入力電流を計測する入力電流計測部(給電側計測部)11と、入力電流の入出力に係わる各種制御を実行する1次側制御装置(判定部)12と、入力電流に基づき交番磁束を発生させる発振部13から構成されている。
非接触給電装置10は、外部の電源Eから入力される入力電流を計測する入力電流計測部(給電側計測部)11と、入力電流の入出力に係わる各種制御を実行する1次側制御装置(判定部)12と、入力電流に基づき交番磁束を発生させる発振部13から構成されている。
入力電流計測部(給電側計測部)11は、非接触給電装置10に接続される外部の電源Eから入力される入力電流を入力し、電流値を計測する回路を有している。また、入力電流計測部11は、1次側制御装置12と接続されており、電流値を計測した入力電流を1次側制御装置12に出力するようになっている。また、入力電流計測部11は、1次側制御装置12と接続されており、計測した電流値を1次側制御装置12に通知するようになっている。また、入力電流計測部11は、直流電源Eからの入力電流を計測する際に、入力電流を通過させる抵抗値が異なる抵抗(計測用抵抗)R1と、抵抗(計測用抵抗)R2が並列に接続されており、スイッチング素子SWにより、切り替え可能に構成されている。なお、入力電流計測部11は、1次側制御装置12からの制御信号により、抵抗R1と抵抗R2を切り替え可能となっている。
1次側制御装置12は、中央演算処理装置(CPU)、記憶部としての記憶装置(不揮発性メモリー(ROM)、揮発性メモリー(RAM)など)を有するマイクロコンピュータを中心に構成されており、メモリーに格納されている各種データ及びプログラムに基づいて、発振部13のLC回路の発振制御などの各種制御を実行する。なお、本実施形態の1次側制御装置12は、非接触受電装置20からの電磁誘導式におけるデータ通信を復調するとともに、復調された信号を解析して、同解析結果に基づいて発振部13の発振を制御するようにもなっている。また、ROMには、各種閾値や、後に詳述する非接触受電装置20との間の無線通信信号の復調、同復調された信号の解析などに必要とされる各種のパラメータなどが予め保存されている。以上により、本実施形態の1次側制御装置12は、記憶部であり、判定部となる。
発振部13は、1次コイルL1及び共振用コンデンサC1が並列に接続される1次側LC回路(共振回路)13aを有している。そして、1次側制御装置12から入力された入力電流を1次側LC回路13aに流している。1次側LC回路13aに入力電流が流れると、1次側LC回路13aの機能により、1次コイルL1には、交流電流が流れることとなり、1次コイルL1から所定の周波数の交番磁束が発生することとなる。
次に、非接触受電装置20について説明する。
非接触受電装置20は、非接触給電装置10から交番磁束を受ける共振回路部(出力部)21と、交流電流を直流電流に変換する整流回路部(変換部)22と、整流回路部22からの直流電流を定電流制御して負荷電流として供給する負荷電流制御部23とを備えている。また、非接触受電装置20は、負荷電流を入力することにより、負荷に充電電流を供給する2次側制御装置(充電電流制御部)24と、充電電流の電流値を計測する充電電流計測部(受電側計測部)25と、2次側制御装置24から電流(電力)が供給される負荷としてのバッテリBAとを備えている。
非接触受電装置20は、非接触給電装置10から交番磁束を受ける共振回路部(出力部)21と、交流電流を直流電流に変換する整流回路部(変換部)22と、整流回路部22からの直流電流を定電流制御して負荷電流として供給する負荷電流制御部23とを備えている。また、非接触受電装置20は、負荷電流を入力することにより、負荷に充電電流を供給する2次側制御装置(充電電流制御部)24と、充電電流の電流値を計測する充電電流計測部(受電側計測部)25と、2次側制御装置24から電流(電力)が供給される負荷としてのバッテリBAとを備えている。
共振回路部21は、1次コイルL1の交番磁界に誘起された交流電流を出力する2次コイルL2と、その2次コイルL2に並列に接続されるコンデンサC2とからなる2次側の共振回路(LC回路)21aを有している。そして、共振回路部21は、整流回路部22と接続されており、交流電流を整流回路部22に出力するようになっている。
なお、本実施形態では、2次コイルL2とコンデンサC2とからなる2次側の共振回路(LC回路)21aは、そのコンデンサC2の値が、2次コイルL2と1次コイルL1との磁気的な結合性が良好となる値に設定されている。すなわち、2次コイルL2と1次コイルL1との磁気的な結合性が良好であるため、非接触受電装置20は、効率良く多くの電力を受電することができ、このとき、2次コイルL2は1次コイルL1から多くの電力を受電することができる。すなわち、バッテリBAにも多くの直流電力(電流)を供給することができるようになる。
整流回路部22には、共振回路部21の2次コイルL2の端子間に生じる電力(電圧)が供給される。整流回路部22は、共振回路部21に直列接続される整流ダイオードと、整流ダイオードにて整流された電力を平滑化させる平滑コンデンサとを備えており、共振回路部21から入力された交流電流を直流電流に変換する、いわゆる半波整流回路として構成されている。そして、整流回路部22は、負荷電流制御部23と接続されており、変換した直流電流を負荷電流制御部23に出力するようになっている。なお、この整流回路部22の構成は、交流電流を直流電流に変換する整流回路としての一例に過ぎず、この構成に限定されるものではなく、ダイオードブリッジを用いた全波整流回路やその他の周知の整流回路の構成を有していてもよい。
負荷電流制御部23は、整流回路部22から入力した直流電流を、負荷電流として2次側制御装置24に出力するようになっている。負荷電流制御部23は、定電流制御を行うことができるように構成されており、出力する負荷電流を予め決められた電流値となるように、定電流制御を行うようになっている。また、負荷電流制御部23は、負荷電流の電流値を変更可能に構成されている。また、負荷電流制御部23は、2次側制御装置24から制御信号を入力して、負荷電流の電流値を制御することができるようになっている。
2次側制御装置24は、中央演算処理装置(CPU)、記憶装置(ROM、RAMなど)を有するマイクロコンピュータを中心に構成されており、メモリーに格納されている各種データ及びプログラムに基づいて、非接触受電装置20が有するバッテリBAの充電状態を判定するとともにその充電量制御などの各種制御を実行する。なお、本実施形態では、バッテリBAの充電量に基づいて非接触給電装置10への無線通信信号を生成するようにもなっている。また、ROMには、バッテリBAの充電量の判定等の充電量制御に必要とされる各種情報や、非接触給電装置10との間の無線通信信号の生成や、同通信信号に基づく変調のために必要とされる各種のパラメータなどが予め保存されている。以上により、本実施形態の2次側制御装置24は、充電電流制御部となる。
そして、2次側制御装置24には、バッテリBAの正極及び負極がそれぞれ接続され、バッテリBAから駆動用の電力供給を受けるとともに、2次側制御装置24は、バッテリBAの端子間電圧などからバッテリBAの充電量を把握することができるようになっている。また、2次側制御装置24は、整流回路部22の直流の電圧に基づいてバッテリBAへの電力の給電をオン又はオフにする制御を行う。具体的には、2次側制御装置24は整流回路部22で直流に変換された電圧からバッテリBAに供給する電力を制御する。また、2次側制御装置24は、バッテリBAの充電量に応じて充電電流を出力するか否かを切り替えるようになっている。例えば、2次側制御装置24は、バッテリBAの端子間電圧が予め設定された充電量判定用の閾値よりも低くいことなどからバッテリBAを充電することが好ましいと判断される場合、充電電流をバッテリBAに供給する。一方、バッテリBAの端子間電圧が上記の充電量判定用の閾値よりも高いことなどからバッテリBAを充電する必要が無いと判断される場合、2次側制御装置24は、充電電流をバッテリBAに供給しない。
また、充電電流計測部(受電側計測部)25は、2次側制御装置24からバッテリBAに入力される充電電流の電流値を計測する回路を有している。また、充電電流計測部25は、2次側制御装置24と接続されており、計測した電流値を2次側制御装置24に通知するようになっている。
次に、バッテリBAの充電に係わる制御について説明する。まず、非接触給電装置10側における制御について説明する。
1次側制御装置12は、待機状態であるとき、1次コイル電圧のピーク電圧が閾値を超えたか否かにより、非接触受電装置20の設置を判別する。1次コイル電圧がピーク電圧を超えなければ待機状態を維持する。待機状態であると判定すると、非接触給電装置10の1次側制御装置12は、出力電流を充電状態であるときよりも抑えるように間欠動作にて制御する。具体的には、非接触給電装置10は、充電状態であるときの電流値よりも低い電流値であって、予め定められた電流値の入力電流を発振部13に出力するようになっている。
1次側制御装置12は、待機状態であるとき、1次コイル電圧のピーク電圧が閾値を超えたか否かにより、非接触受電装置20の設置を判別する。1次コイル電圧がピーク電圧を超えなければ待機状態を維持する。待機状態であると判定すると、非接触給電装置10の1次側制御装置12は、出力電流を充電状態であるときよりも抑えるように間欠動作にて制御する。具体的には、非接触給電装置10は、充電状態であるときの電流値よりも低い電流値であって、予め定められた電流値の入力電流を発振部13に出力するようになっている。
一方、非接触受電装置20からの第1の応答信号を入力した場合、1次側制御装置12は、認証時であると判定し、それと共に、認証を開始する。具体的には、1次側制御装置12は、機器が設置されていることを示す第1の応答信号を入力した場合、充電準備が整っているか否かを確認するための充電確認信号を出力する。そして、1次側制御装置12は、充電確認信号の出力に応じて、充電準備が整っていることを示す第2の応答信号を入力すると、機種などを示すID確認信号を出力する。そして、1次側制御装置12は、ID確認信号の出力に応じて、IDを確認したことを示す第3の応答信号を入力すると、認証を完了し、充電を開始する。
なお、2次側制御装置24は、充電状態でないときに機器検知信号を入力すると、第1の応答信号を出力して設置されていることを通知する。すなわち、2次側制御装置24は、1次側制御装置12の1次コイルL1から発生する交番磁束が2次コイルL2に交差する位置に配置されていることを通知する。また、2次側制御装置24は、充電状態でないときに充電確認信号を入力すると、バッテリBAの充電量などを確認して充電可能であるときには、充電準備が整っていることを示す第2の応答信号を出力する。また、2次側制御装置24は、充電状態でないとき、ID確認信号を入力すると、ID確認信号が示す情報を確認して、充電可能で有れば、IDを確認したことを示す第3の応答信号を出力する。
また、1次側制御装置12は、認証状態であると判定すると、入力電流の出力を充電状態であるときよりも抑えるように制御する。具体的には、1次側制御装置12は、充電状態であるときの電流値よりも低い電流値であって、予め定められた電流値の入力電流を発振部13に出力するようになっている。
1次側制御装置12は、認証が正常に終了すると、充電可能であると判定する。そして、1次側制御装置12は、充電可能であると判定すると、入力電流の出力が最大となるように制御する。そして、1次コイルL1に入力電流が流れることにより、1次コイルL1から交番磁束が発生する。また、充電状態となると、入力電流計測部11は、待機状態又は認証状態用の抵抗R1から、充電状態用の抵抗R2に切り替え、入力電流の電流値を計測するようになっている。なお、充電状態用の抵抗R2の抵抗値は、待機状態又は認証状態用の抵抗R1の抵抗値よりも小さくなっており、充電状態中の電力ロスを少なくしている。
次に、非接触受電装置20側における充電状態の制御について説明する。
2次コイルL2が交番磁束と交差すると、2次コイルL2から交流電流が流れ、整流回路部22に出力される。整流回路部22は、入力した交流電流を直流電流に変換して、負荷電流制御部23に出力する。負荷電流制御部23は、2次側制御装置24から充電状態であると通知を受けると、2次側制御装置24に出力する負荷電流を定電流制御する。2次側制御装置24は、負荷電流制御部23から負荷電流を入力すると、バッテリBAの充電量を把握し、充電量に応じて充電電流を出力する。
2次コイルL2が交番磁束と交差すると、2次コイルL2から交流電流が流れ、整流回路部22に出力される。整流回路部22は、入力した交流電流を直流電流に変換して、負荷電流制御部23に出力する。負荷電流制御部23は、2次側制御装置24から充電状態であると通知を受けると、2次側制御装置24に出力する負荷電流を定電流制御する。2次側制御装置24は、負荷電流制御部23から負荷電流を入力すると、バッテリBAの充電量を把握し、充電量に応じて充電電流を出力する。
なお、充電状態において、充電電流計測部25は、バッテリBAへの充電電流の電流値を計測して、2次側制御装置24に通知するようになっている。そして、2次側制御装置24は、充電電流計測部25から通知された充電電流の電流値が、負荷電流の電流値よりも低くならないように、負荷電流制御部23に対して指示する制御信号を出力する。負荷電流制御部23は、2次側制御装置24からの制御信号に基づき、充電電流の電流値よりも負荷電流の電流値の方が低くなるように、負荷電流の電流値を制御する。
これにより、バッテリBAの充電量が多くなってバッテリBAの電圧が高くなり、充電電流の電流値が低くなっても、それにあわせて負荷電流の電流値を充電電流よりも低くすることができる。このため、バッテリBAの充電量が多くなっても、満充電となるまで充電電流を入力し続けることができる。
そして、本実施形態の非接触給電装置10は、1次コイルL1の近傍にクリップ、指輪、コインなどの金属異物が存在する場合(図2(a)、図2(b)に示すような状態)、過電流による金属の発熱を事前に防止するために、金属を検知することができるようになっている。なお、1次コイルL1の近傍とは、1次コイルL1からの交番磁束が届き、金属が発熱する距離であり、入力電流の電流値、気温、1次コイルL1の形状、金属の大きさ、形状、材質などにより変化するようになっている。但し、1次コイルL1に対して金属が前後、左右、上下のいずれの方向に設置されていても、設定された距離よりも近ければ、1次コイルL1の近傍と判断される。以下、金属検知に係わる制御について説明する。
1次側制御装置12は、所定の検出周期毎に、入力電流計測部11から発振部13への入力電流の電流値を入力する。なお、検出周期は、金属が発熱する時間に基づき設定されている。より詳しく説明すると、検出周期は、異物として想定する金属の大きさ、種類、材質、形状、異常が発生すると思われる発熱温度となるまでの時間、1次コイルL1の形状、大きさ、材質、入力電流の電流値などにより異なり、実験により定められている。
そして、1次側制御装置12は、充電状態において、入力電流計測部11で計測された基準電流値と、予め決められている電流値とを加算した電流値Iを第1閾値とし、前記入力電流計測部で計測された入力電流が、前記第1閾値以上の場合、金属異物を検知したと判定する(図3(a)参照)。前記基準電流値は、1周期前に計測された入力電流の電流値である。なお、基準電流値に加算する電流値Iは、異物として想定する金属の大きさ、種類、材質、形状、異常が発生すると思われる発熱温度、検出周期、1次コイルL1の形状、大きさ、材質、通常の入力電流の電流値などにより異なり、実験により定められている。
この判定結果が否定の場合、1次側制御装置12は、入力した入力電流の電流値を新たな基準電流値としてRAMに記憶する。また、1次側制御装置12は、第1閾値以上でなかった場合、入力した入力電流の電流値(計測値)が、予め決められた第2閾値以上であるか否かを判定する(図3(b)参照)。なお、第2閾値は、異物として想定する金属の大きさ、種類、材質、形状、異常が発生すると思われる発熱温度となるまでの時間、及び1次コイルL1の形状、大きさ、材質、異物が存在するときの入力電流の電流値などにより異なり、実験により定められている。
上記いずれの判定結果も否定である場合(閾値以下である場合)、1次側制御装置12は、金属異物は存在しないと判断する。一方、上記いずれかの判定結果が肯定である場合、1次側制御装置12は、金属異物が存在すると判定し、入力電流を発振部13に入力することを停止する。また、1次側制御装置12に接続された表示ランプWを点灯させて、金属異物が存在することを報知する。
なお、待機状態又は認証状態である場合には、1次側制御装置12は、入力した入力電流の電流値(計測値)が、予め決められた第2閾値以上であるか否かを判定することにより、金属異物を判定する(図3(b)参照)。
また、1次側制御装置12は、充電状態において、入力した入力電流の電流値がRAMに記憶されている基準電流値よりも低かった場合、判定することなく、入力した電流値を新たな基準電流値として設定する。それと共に、1次側制御装置12は、充電状態用の第1閾値(より詳しくは、基準電流値に加算する電流値I)を新たに設定した基準電流値に応じて決定する。充電状態において、入力電流は、バッテリBAの充電量に応じて入力することができる電流値が変化するようになっている。具体的には、入力電流の電流値は、バッテリBAの充電量が少ない場合(充電が進んでない場合)と比較してバッテリBAの充電量が多い場合(満充電に近い場合)には、低くなるようになっている。その一方で、充電中の非接触受電装置20自身が本体機器側の消費電流が上がるタイミング(例えば、携帯電話の着信やバックライトの点灯など)で駆動することで、入力電流の電流値が増加することがある。この場合、金属異物がなくても、入力電流の電流値の差が大きくなり、低下前の第1閾値と同じ閾値を使用した場合、誤検知する可能性がある。そこで、1次側制御装置12は、充電状態において、1次コイルに入力される入力電流の電流値が低下した場合、電流値に応じて、充電状態用の第1閾値を変更するようにした。
以上詳述したように、本実施形態は、以下の効果を有する。
(1)1次側制御装置12は、充電状態において、入力電流計測部11で計測された基準電流値と、予め決められている電流値とを加算した電流値を第1閾値とし、前記入力電流計測部で計測された入力電流が、前記第1閾値以上の場合、金属異物が1次コイルL1の近傍に存在すると判定する。このように、一定周期毎の入力電流の電流値の差によって、金属異物の有無を判断するため、電流値そのものの値が第2閾値以上であるか否かを判定する場合と比較して、気温、金属の形状、種類、大きさなどの外的条件によって、判定結果が異なることがない。つまり、一定周期毎の電流値の差と、閾値を比較する場合、電流値の大きさと閾値を比較するよりも比較条件(金属異物の大きさ、種類(材質)、形状、気温等)を同じにすることができる。このため、より正確に金属異物の有無を判断することができる。また、気温、金属の形状、種類、大きさ等による判定のばらつきを少なくすることができる。
(1)1次側制御装置12は、充電状態において、入力電流計測部11で計測された基準電流値と、予め決められている電流値とを加算した電流値を第1閾値とし、前記入力電流計測部で計測された入力電流が、前記第1閾値以上の場合、金属異物が1次コイルL1の近傍に存在すると判定する。このように、一定周期毎の入力電流の電流値の差によって、金属異物の有無を判断するため、電流値そのものの値が第2閾値以上であるか否かを判定する場合と比較して、気温、金属の形状、種類、大きさなどの外的条件によって、判定結果が異なることがない。つまり、一定周期毎の電流値の差と、閾値を比較する場合、電流値の大きさと閾値を比較するよりも比較条件(金属異物の大きさ、種類(材質)、形状、気温等)を同じにすることができる。このため、より正確に金属異物の有無を判断することができる。また、気温、金属の形状、種類、大きさ等による判定のばらつきを少なくすることができる。
(2)待機状態、認証状態、及び充電状態は、それぞれ入力される入力電流の条件が異なるため、入力電流の電流値と、当該入力電流の入力時の状態が異なるときに取得した基準電流値とを比較しても、金属検知に誤差がある虞がある。そこで、上記実施形態のように充電状態で取得した基準電流値に基づき第1閾値を設定して金属異物の有無を検知するようにした。このように、基準電流値を取得した状態と同じ状態にて取得した入力電流の電流値を比較しているため、より正確に金属を検知することができる。また、第1閾値も状態に応じて変更している。このため、より正確に金属異物を検知することができる。
(3)1次側制御装置12は、電流値が第2閾値以上である場合も金属異物として検知する。このため、電流値の差だけで判定するよりも正確に金属を検知することができる。
(4)一定周期毎に、基準電流値を更新するようにした。このため、入力電流の状態や1次コイルL1と2次コイルL2間のギャップが変化しても、その変化に対応してほぼ同じ状態で入力電流の電流値を比較することができ、より正確に金属異物を検知することができる。
(4)一定周期毎に、基準電流値を更新するようにした。このため、入力電流の状態や1次コイルL1と2次コイルL2間のギャップが変化しても、その変化に対応してほぼ同じ状態で入力電流の電流値を比較することができ、より正確に金属異物を検知することができる。
(5)入力電流の電流値は、バッテリBAの充電がどれだけ完了しているか(すなわち、充電量)により変化するようになっており、低下した場合には、満充電に近いことを判定できる。その一方で、充電中の非接触受電装置20自身が何らかのタイミングで駆動することで、入力電流の電流値が増加することがある。この場合、金属異物がなくても、入力電流の電流値の差が大きくなり、低下前の第1閾値と同じ閾値を使用した場合、誤検知する可能性がある。そこで、1次側制御装置12は、充電状態において、1次コイルに入力される入力電流の電流値が低下した場合、電流値に応じて、充電状態用の第1閾値を変更するようにした。これにより、バッテリBAの充電量がどのような場合であっても、金属異物の誤検知を少なくすることができる。
(6)入力電流計測部11は、1次コイルL1から発生した交番磁束が2次コイルL2と交差していないときの入力電流が通過する抵抗R1の抵抗値と、交差しているときの入力電流が通過する抵抗R2の抵抗値とを異ならせている。すなわち、充電時とそれ以外では、入力電流の電流値の大きさが異なるため、それに応じて抵抗の抵抗値を変更するようになっている。このため、入力電流の電流値が小さいときには抵抗値を大きくし、入力電流の電流値が大きいときには抵抗値を小さくして、電力を無駄に消費することを防止できる。
(7)一般的に、バッテリBAの充電量により充電電流が変動する。このため、2次コイルL2から入力及び変換した直流電流をそのままバッテリBAに供給すると、2次コイルL2に流れる電流値が、バッテリBAの充電量により変動することとなる。そして、2次コイルL2の電流値に応じて、1次コイルL1に流れる入力電流の電流値も変動するため、入力電流の電流値を比較しても、金属異物による影響であるか、バッテリBAの充電量によるものなのか判断できない場合がある。そこで、本実施形態では、直流電流を定電流制御して2次コイルL2に同じ電流値の電流が流れるようにした。これにより、1次コイルL1に流れる入力電流の電流値が変動した場合には、金属検知による影響と判断することができ、誤検知を少なくすることができる。
(8)一般的に、バッテリBAの充電量が満充電に近ければ、バッテリBAの電圧が上昇して、充電電流の電流値が低下する。このため、負荷電流制御部23は、負荷電流の電流値が充電電流の電流値よりも低くなるように負荷電流を定電流制御して、受電電流を確保することができるようにした。これにより、充電を行いつつ、金属異物検知を行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、1次側制御装置12は、入力電流の電流値が第2閾値以上であるか否かを判定して金属異物を検知していたが、電流変化量を判定する、第1閾値のみを用いても良い。
・上記実施形態では、1次側制御装置12は、入力電流の電流値が第2閾値以上であるか否かを判定して金属異物を検知していたが、電流変化量を判定する、第1閾値のみを用いても良い。
・上記実施形態では、入力電流計測部11は、充電状態と、それ以外の状態とで抵抗R1,R2を切り替えて、抵抗値を変更させたが、抵抗を変更しなくても良い。
・上記実施形態では、1次側制御装置12は、入力電流計測部11が計測した入力電流の電流値と、1周期前の電流値(基準電流値)との差が、第1閾値以上である場合に、金属異物があると判定した。この別例として、1次側制御装置12は、2周期前の電流値(基準電流値)と1周期前の電流値との差、及び2周期前の電流値(基準電流値)と判定時の入力電流の電流値との差、がいずれも第1閾値以上である場合に、金属異物があると判定しても良い。これにより、より正確に金属異物を判定することができる。この場合、1次側制御装置12は、1周期前の電流値及び2周期前の電流値をそれぞれ基準電流値として記憶することとなる。
・上記実施形態では、1次側制御装置12は、入力電流計測部11が計測した入力電流の電流値と、1周期前の電流値(基準電流値)との差が、第1閾値以上である場合に、金属異物があると判定した。この別例として、1次側制御装置12は、2周期前の電流値(基準電流値)と1周期前の電流値との差、及び2周期前の電流値(基準電流値)と判定時の入力電流の電流値との差、がいずれも第1閾値以上である場合に、金属異物があると判定しても良い。これにより、より正確に金属異物を判定することができる。この場合、1次側制御装置12は、1周期前の電流値及び2周期前の電流値をそれぞれ基準電流値として記憶することとなる。
・上記実施形態では、1次側制御装置12は、充電状態において、1次コイルに入力される入力電流の電流値が低下した場合、電流値に応じて、充電状態用の第1閾値を変更するようにした。この別例として、1次側制御装置12は、2次側制御装置24から充電量を通知する制御信号を入力し、当該制御信号に基づき、充電状態用の第1閾値を変更するようにしてもよい。より具体的には、2次側制御装置24は、充電電流の電流値が負荷電流の電流値よりも小さくなった場合、第1閾値を変更する旨の制御信号を出力する。1次側制御装置12は、当該制御信号を入力すると、制御信号又は入力電流の電流値に基づき、充電状態用の第1閾値を変更する。
・上記実施形態では、非接触受電装置20にて充電制御を行うとしているが、機器本体側に充電電流制御部が存在する場合は、機器本体側で充電制御を行っても良い。
・上記実施形態では、金属検知は、負荷電流を充電電流以下の電流値で制御しているときに行うとしているが、負荷電流値を固定値としても良い。また、充電電流が負荷電流以下となった際は、基準電流値に加算する電流値を変更しても良い。
・上記実施形態では、金属検知は、負荷電流を充電電流以下の電流値で制御しているときに行うとしているが、負荷電流値を固定値としても良い。また、充電電流が負荷電流以下となった際は、基準電流値に加算する電流値を変更しても良い。
100…非接触充電システム、10…非接触給電装置、11…入力電流計測部、12…1次側制御装置、13…発振部、20…非接触受電装置、21…共振回路部、22…整流回路部、23…負荷電流制御部、24…2次側制御装置、25…充電電流計測部、BA…バッテリ、L1…1次コイル、L2…2次コイル。
Claims (7)
- 交流電流が供給されることにより交番磁束を発生する1次コイルを備え、前記1次コイルから発生した交番磁束を2次コイルに交差させることにより、前記2次コイルを介して前記1次コイルに供給された交流電流を送電すると共に直流電流に変換させて負荷に供給させる非接触給電装置であって、
前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差している充電状態であるとき、前記1次コイルの入力電流の電流値を計測する入力電流計測部と、
前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定する判定部を備えたことを特徴とする非接触給電装置。 - 前記判定部は、
前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差していない待機状態であるとき、又は前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差しているか否かを判断する認証状態であるとき、前記入力電流計測部が計測した電流値が予め決められた第2の閾値以上であるときに、金属異物を検知したと判定し、
前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差している充電状態であるとき、前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した第1の閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定することを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。 - 前記判定部は、前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した第1の閾値以上である場合、又は前記入力電流計測部が計測した電流値が予め決められた第2の閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の非接触給電装置。
- 前記入力電流計測部が計測した基準電流値を、一定周期毎に更新することを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の非接触給電装置。
- 前記入力電流計測部は、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差していないときの入力電流が通過する計測用抵抗の抵抗値と、前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差しているときの入力電流が通過する計測用抵抗の抵抗値とを異ならせていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の非接触給電装置。
- 交流電流が供給されることにより交番磁束を発生する1次コイルを有する非接触給電装置と、前記1次コイルから発生した交番磁束と交差する2次コイル、前記2次コイルを介して前記1次コイルから供給された交流電流を直流電流に変換する変換部、及び前記変換部により変換された直流電流が供給される負荷を有する非接触受電装置を備える非接触充電システムにおいて、
前記非接触給電装置は、
前記1次コイルから発生した交番磁束が2次コイルと交差している充電状態であるとき、前記1次コイルの入力電流の電流値を計測する入力電流計測部と、
前記入力電流計測部が計測した1次コイルの入力電流が、前記入力電流計測部が計測した基準電流値に予め決められた電流値を加算した閾値以上である場合、金属異物を検知したと判定する判定部と、を備え、
前記非接触受電装置は、
前記変換部により直流電流に変換された負荷電流を定電流制御する負荷電流制御部と、負荷電流を充電電流として負荷に供給する充電電流制御部と、充電電流の電流値を計測する受電側計測部と、を備え、
前記負荷電流制御部は、前記負荷電流の電流値が前記充電電流の電流値よりも低くなるように負荷電流を定電流制御するように構成され、
前記判定部は、前記負荷電流制御部が定電流制御されているときに判定することを特徴とする非接触充電システム。 - 前記非接触受電装置は、負荷への充電電流が負荷電流より低くなった場合、その旨を通知する信号を送信し、
前記非接触給電装置は、前記信号が受信された際に前記予め決められた電流値を変化させることを特徴とする請求項6に記載の非接触充電システム。
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