JP2011207494A - ラベル貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、極端に広幅であったり細長いラベルでも、傾いたり曲がったりせずに姿勢よく目的物に貼り付けることのできるラベル貼付装置を提供することにある。
【解決手段】吸着板2にラベル101が供給されるときには、ラベルガイド機構5のガイド部本体9が、吸着面3から突出してラベルの進行方向を規制することにより、ラベルが傾いたり、曲がった状態で吸着板2に吸着されるのを効果的に防止できる。そして、ラベルをダンボール箱108に貼付する際には、前記ガイド部本体9はダンボール箱108に当接して、吸着板2のガイド溝8および収容部7内に後退(沈降)するので、ダンボール箱108に損傷を与えるのが防止できる。
【選択図】図3
【解決手段】吸着板2にラベル101が供給されるときには、ラベルガイド機構5のガイド部本体9が、吸着面3から突出してラベルの進行方向を規制することにより、ラベルが傾いたり、曲がった状態で吸着板2に吸着されるのを効果的に防止できる。そして、ラベルをダンボール箱108に貼付する際には、前記ガイド部本体9はダンボール箱108に当接して、吸着板2のガイド溝8および収容部7内に後退(沈降)するので、ダンボール箱108に損傷を与えるのが防止できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、段ボール等のラベル貼付対象物(目的物)に自動的にラベルを貼付するラベル貼付装置に関し、特に帯状台紙から剥離して送出されるラベルを吸着板に保持し、ラベル貼付対象物(目的物)へ貼付するラベル貼付装置に関する。
従来、吸着板と、これを移動させる駆動手段と、前記吸着板にラベルを供給するラベル供給部とを備えたラベル貼付装置が、特許文献1等により知られている。
以下、公知技術について図11、図12、図13を用いて説明する。
図中、100は吸着板を示し、該吸着板100は ラベル101の粘着剤の塗られていない方の面(図中、上側の面)を吸引することによって、ラベル100を後述するラベル供給部104から受け取って保持し、ラベル貼付対象物(目的物)として、コンベア113上を搬送される段ボール箱108(図1参照)の表面まで運び、該段ボール箱108にラベル101を貼付するものである。
102は駆動手段としてのシリンダを示し、該シリンダ102は伸縮するロッド103を備え、該ロッド103の先端に前記吸着板100が連結されている。
シリンダ102は吸着板100をラベル供給装置104と段ボール箱108との間で往復動させることにより、該段ボール箱108に粘着剤の塗られた面(図中、下側の面)を押圧してラベル101を吸着板100側から段ボール箱108側に移動させ貼付するものである。なお、吸着板100が段ボール箱108に接触する際に、吸着板100にて吸引していた空気の方向を吐出方向に切り替え、ラベル100を確実に段ボール箱108に貼り付けるようにしている。
104はラベル供給部であり、長尺帯状の台紙105上に剥離可能に貼付されたラベル101を台紙105ごと台紙の長手方向に進行させ、途中に設けた剥離板106で台紙105の進行方向を急角度に折り返してラベル101を台紙105から剥離し、この剥離したラベル101のみを前記吸着板100の移動方向と交差する方向に直進させて吸着板100に供給するようになっている。
107はエアー吹き付け部であり、該エアー吹き付け部107は、前記剥離板106の位置で台紙105から剥離されたラベル101の先端部分付近に空気を吹き付けることによって剥離作用を促進するとともに、剥離されたラベル101が自重で下向きに垂れ下がったり落下したりしないように、上向きの空気の流れを供給するものである。
以下、公知技術について図11、図12、図13を用いて説明する。
図中、100は吸着板を示し、該吸着板100は ラベル101の粘着剤の塗られていない方の面(図中、上側の面)を吸引することによって、ラベル100を後述するラベル供給部104から受け取って保持し、ラベル貼付対象物(目的物)として、コンベア113上を搬送される段ボール箱108(図1参照)の表面まで運び、該段ボール箱108にラベル101を貼付するものである。
102は駆動手段としてのシリンダを示し、該シリンダ102は伸縮するロッド103を備え、該ロッド103の先端に前記吸着板100が連結されている。
シリンダ102は吸着板100をラベル供給装置104と段ボール箱108との間で往復動させることにより、該段ボール箱108に粘着剤の塗られた面(図中、下側の面)を押圧してラベル101を吸着板100側から段ボール箱108側に移動させ貼付するものである。なお、吸着板100が段ボール箱108に接触する際に、吸着板100にて吸引していた空気の方向を吐出方向に切り替え、ラベル100を確実に段ボール箱108に貼り付けるようにしている。
104はラベル供給部であり、長尺帯状の台紙105上に剥離可能に貼付されたラベル101を台紙105ごと台紙の長手方向に進行させ、途中に設けた剥離板106で台紙105の進行方向を急角度に折り返してラベル101を台紙105から剥離し、この剥離したラベル101のみを前記吸着板100の移動方向と交差する方向に直進させて吸着板100に供給するようになっている。
107はエアー吹き付け部であり、該エアー吹き付け部107は、前記剥離板106の位置で台紙105から剥離されたラベル101の先端部分付近に空気を吹き付けることによって剥離作用を促進するとともに、剥離されたラベル101が自重で下向きに垂れ下がったり落下したりしないように、上向きの空気の流れを供給するものである。
ところで、上記従来技術のラベル貼付装置には以下の問題がある。
即ち、ラベル供給部においてラベルは進行方向先端側より、順次台紙から剥離されて吸着板に吸着されるようになっている。
この際、未だ台紙に接着されているラベルの後端が、台紙が搬送されるのに伴って移動することで、ラベルの先端は吸着板の中央部、さらには吸着板の奥側へと押し進められていく。
然るに、ラベル進行方向の長さに対し、これと直行方向(幅方向)の長さの比が極端に大きいラベルでは、ラベルの先端が台紙から剥離してすぐにラベルの後端も台紙から剥離してしまうため、ラベルが十分に吸着板の中央や奥側に送られないまま吸着されてしまい、ラベルが吸着板に傾いて吸着し易くなってしまうため、段ボール箱に貼り付けたラベルも傾いてしまうという問題がある。
また一方で、ラベル進行方向の長さに対し、これと直行方向(幅方向)の長さの比が極端に小さいラベルでは、ラベルの剛性(言い換えれば、「ラベルの腰の強さ」、あるいは、「ラベルの芯の強さ」)が弱くなってしまい、台紙から剥離したラベルの先端がそれ自身で形態を保てず、ラベルの後端側から吸着板の中央側に押し込まれることにより進行方向が曲がり、段ボール箱に貼り付けたラベルも曲がってしまうという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、極端に広幅であったり細長いラベルでも、傾いたり曲がったりせずに姿勢よく目的物に貼り付けることのできるラベル貼付装置を提供することにある。
即ち、ラベル供給部においてラベルは進行方向先端側より、順次台紙から剥離されて吸着板に吸着されるようになっている。
この際、未だ台紙に接着されているラベルの後端が、台紙が搬送されるのに伴って移動することで、ラベルの先端は吸着板の中央部、さらには吸着板の奥側へと押し進められていく。
然るに、ラベル進行方向の長さに対し、これと直行方向(幅方向)の長さの比が極端に大きいラベルでは、ラベルの先端が台紙から剥離してすぐにラベルの後端も台紙から剥離してしまうため、ラベルが十分に吸着板の中央や奥側に送られないまま吸着されてしまい、ラベルが吸着板に傾いて吸着し易くなってしまうため、段ボール箱に貼り付けたラベルも傾いてしまうという問題がある。
また一方で、ラベル進行方向の長さに対し、これと直行方向(幅方向)の長さの比が極端に小さいラベルでは、ラベルの剛性(言い換えれば、「ラベルの腰の強さ」、あるいは、「ラベルの芯の強さ」)が弱くなってしまい、台紙から剥離したラベルの先端がそれ自身で形態を保てず、ラベルの後端側から吸着板の中央側に押し込まれることにより進行方向が曲がり、段ボール箱に貼り付けたラベルも曲がってしまうという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、極端に広幅であったり細長いラベルでも、傾いたり曲がったりせずに姿勢よく目的物に貼り付けることのできるラベル貼付装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明が採用する構成の特徴は、ラベルの粘着剤の塗られていない面を吸引することによって、ラベルをラベル供給部から受け取って保持し、ラベル貼付対象物(目的物)まで運んで貼付する吸着板と、前記吸着板をラベル供給装置とラベル貼付対象物(目的物)との間で往復動させ、目的物に粘着剤の塗られた面を押圧してラベルを吸着板から目的物に移動させ貼付する駆動手段と、長尺帯状の台紙上に剥離可能に貼付されたラベルを台紙ごと前記台紙の長手方向に進行させ、途中で急角度に折り返してラベルを台紙から剥離し、この剥離したラベルのみを前記吸着板の移動方向と交差する方向に直進させて吸着板に供給するラベル供給部とからなるラベル貼付装置において、前記吸着板には、前記ラベル供給部から吸着板にラベルが供給されるときには吸着板から突出してラベルの進行方向を規制するとともに、ラベルの貼付時には吸着板内に後退して目的物に損傷を与えないようにし、吸着板内でその位置をスライドして移動できるようにしたラベルガイド機構を設けたことにある。
ここで、前記ラベルガイド機構を、ラベル供給装置から吸着板に向けて供給されるラベルの一辺に摺接してラベルを進行方向にガイドする摺動ガイド部とすることが好ましい。
また、前記ラベルガイド機構を、ラベル供給装置から吸着板に供給されるラベルの進行方向の先端でラベルの進行を規制するストッパ部とすることもできる
さらに、前記ラベルガイド機構は、摺動ガイド部とストッパ部とを一体化されたものとすることもできる。
ここで、前記ラベルガイド機構を、ラベル供給装置から吸着板に向けて供給されるラベルの一辺に摺接してラベルを進行方向にガイドする摺動ガイド部とすることが好ましい。
また、前記ラベルガイド機構を、ラベル供給装置から吸着板に供給されるラベルの進行方向の先端でラベルの進行を規制するストッパ部とすることもできる
さらに、前記ラベルガイド機構は、摺動ガイド部とストッパ部とを一体化されたものとすることもできる。
本発明によれば、吸着板にラベルが供給されるときにラベルガイド機構が吸着板から突出してラベルの進行方向を規制するので、ラベルが傾いて吸着されたり、ラベルの進行方向が曲がるのを制限でき、ラベルを姿勢正しく目的物に貼ることができる。
そして、該ラベルガイド機構はラベルの形状やラベル貼付目的物に応じて吸着板内でその位置をスライドして移動できるうえに、ラベルの貼付時には吸着板内に後退して目的物に損傷を与えないため、ラベル形状や貼付目的物に応じた幅広い運用が可能となる。
そして、該ラベルガイド機構はラベルの形状やラベル貼付目的物に応じて吸着板内でその位置をスライドして移動できるうえに、ラベルの貼付時には吸着板内に後退して目的物に損傷を与えないため、ラベル形状や貼付目的物に応じた幅広い運用が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図2を用いて詳述する。なお、上述した従来の技術と同一の構成要素には同一符号を付し、その説明は省略する。
図中1は発明の実施形態にかかるラベル貼付装置を示し、該ラベル貼付装置1は、ラベル101が帯状台紙105に間隔を置いて仮着されたラベル連続体を回転可能に保持するラベル供給ロール109と、ラベル101に印字を施すと共に、印字後のラベル101を帯状台紙105から剥離する剥離板106と、ラベル101が剥離された帯状台紙105を巻き取る台紙巻取ロール110とからなる。
図示しないモータによって回転駆動されるプラテンローラ112と、複数の発熱体がプラテンローラ112に対向する面に形成されているサーマルヘッド111とを備えており、ラベル供給ロール109から繰り出されたラベル連続体は、プラテンローラ112とサーマルヘッド111とで挟持搬送されると共に、印字データに基づいてサーマルヘッド111に形成された複数の発熱体を選択的に発熱させ、ラベル101に印字が施される。ラベル101に印字が施されたラベル連続体は、剥離板106の先端で帯状台紙105を折り返すことにより、ラベル101を帯状台紙105から剥離される。
また記述した従来技術によるラベル貼付装置とほぼ同様に、吸着板2と、シリンダ102と、ロッド103と、ラベル供給部104とを備え攻勢されているものの、本実施形態による新規な吸着板2には、後述するラベルガイド機構5が設けられている。
また記述した従来技術によるラベル貼付装置とほぼ同様に、吸着板2と、シリンダ102と、ロッド103と、ラベル供給部104とを備え攻勢されているものの、本実施形態による新規な吸着板2には、後述するラベルガイド機構5が設けられている。
図3に示すのは、図1および図2中の吸着板2を下側方向から観た概観斜視図である。吸着板2の吸着面3には複数の吸着孔4が形成され、前記吸着面3の一方の辺に沿ってラベルガイド機構5が設けられている。ラベルガイド機構5は、図4に示す如く、ガイド部材6、収容部7、ガイド溝8とから構成されている。ガイド部材6はさらに、後述するガイド部本体9、摺動部10、支柱11、ばね受け12、ばね13とから構成されている。
収容部7は、ガイド部本体9のストッパ部15が収容される凹部であり、吸着面3よりも、ガイド部本体9の厚み相当分、低く形成されている。
ガイド溝8は、直行方向断面が略H字型をなす溝であり、中間の段部17が前記収容部7と連通しており、収容部7と段部17の深さは同一となっている。また中間の段部17には、中央に下方向に貫通する連通溝18が形成され、該連通溝18内を支柱11が摺動できるように挿入されている。
摺動部10は、前記ガイド溝8の段部17の下側に収容され、ガイド溝内を移動する部材であり、支柱11を介して、ガイド部本体9に連通さている。
ばね受け12は、中央に貫通穴の形成された円板状の部材で、前記支柱11に挿通され、前記段部17上でばね13を受承している。
前記ガイド部本体9は、ラベル101を進行方向にガイドする摺動ガイド部14とラベル101の進行方向先端で当接してラベルの進行を規制するストッパ部15とを備えた略L時形状をなし、スコヤ(=Square、直角定規)に類似の部材である。
収容部7は、ガイド部本体9のストッパ部15が収容される凹部であり、吸着面3よりも、ガイド部本体9の厚み相当分、低く形成されている。
ガイド溝8は、直行方向断面が略H字型をなす溝であり、中間の段部17が前記収容部7と連通しており、収容部7と段部17の深さは同一となっている。また中間の段部17には、中央に下方向に貫通する連通溝18が形成され、該連通溝18内を支柱11が摺動できるように挿入されている。
摺動部10は、前記ガイド溝8の段部17の下側に収容され、ガイド溝内を移動する部材であり、支柱11を介して、ガイド部本体9に連通さている。
ばね受け12は、中央に貫通穴の形成された円板状の部材で、前記支柱11に挿通され、前記段部17上でばね13を受承している。
前記ガイド部本体9は、ラベル101を進行方向にガイドする摺動ガイド部14とラベル101の進行方向先端で当接してラベルの進行を規制するストッパ部15とを備えた略L時形状をなし、スコヤ(=Square、直角定規)に類似の部材である。
以上の如く構成されるラベルガイド機構5は、図3、図5中の両矢印イ方向にスライド移動が可能であり、図5およぶ図7に示す位置で、図6及び図8中の矢印F方向に力が加えられると、ガイド部本体9は、ばね13を変形させてガイド溝8の内部に後退(沈降)するようになっている。また力Fが加わらなくなると、逆に図5、図7の状態に復帰するようになっている。
かくして、本実施形態によれば、吸着板2にラベル101が供給されるときには、ラベルガイド機構5のガイド部本体9が、吸着面3から突出してラベルの進行方向を規制することにより、ラベルが傾いたり、曲がった状態で吸着板2に吸着されるのを効果的に防止できる。
そして、ラベルをダンボール箱108に貼付する際には、前記ガイド部本体9はダンボール箱108に当接して、吸着板2のガイド溝8および収容部7内に後退(沈降)するので、ダンボール箱108に損傷を与えるのが防止できる。
そして、ラベルをダンボール箱108に貼付する際には、前記ガイド部本体9はダンボール箱108に当接して、吸着板2のガイド溝8および収容部7内に後退(沈降)するので、ダンボール箱108に損傷を与えるのが防止できる。
なお図9を参照すると、例えば本件実施例では吸着面3の吸着面上部3Bは、上記説明の
とおり貼付時、ガイド部本体9を収容部7へ後退(沈降)するため、段ボール箱108に
ラベル101を貼付する際に、ガイド部本体9が障害とならないようになっている。一方
で吸着面3の吸着面下部3Cは後退(沈降)するために必要な各種構成を設けていないため、
ラベル貼付時に段ボール箱108に押圧することが可能である。ここで、吸着面下部3C
側の面積が、吸着面上部3B側よりも広いことが望ましい。吸着面下部3C側の面積が狭す
ぎると被貼付物への押圧力が弱くなり、貼付時にラベル101に余計なたわみ、シワが発
生し易くなってしまう。また吸着面に多数存在する吸着孔4において、エアー吹き付け部
107による供給動作時の吸着面3の吸引力、貼付動作時の空気の方向を吐出方向に切り
替えた際の噴射に関しても、吸着面下部3C側の面積が狭すぎると、剥離版106によっ
て台紙105から剥離されたラベル101、特に本件課題のラベルにおいて吸着力、噴射
が不十分となる。したがって吸着面下部3C側の面積が、吸着面上部3B側よりも広くする
のがよい。なお吸引力に関しては、エアー吹き付け部107を、吸着面上部3B側へ位置
させることでも、吸引力の安定を補助することができる。
とおり貼付時、ガイド部本体9を収容部7へ後退(沈降)するため、段ボール箱108に
ラベル101を貼付する際に、ガイド部本体9が障害とならないようになっている。一方
で吸着面3の吸着面下部3Cは後退(沈降)するために必要な各種構成を設けていないため、
ラベル貼付時に段ボール箱108に押圧することが可能である。ここで、吸着面下部3C
側の面積が、吸着面上部3B側よりも広いことが望ましい。吸着面下部3C側の面積が狭す
ぎると被貼付物への押圧力が弱くなり、貼付時にラベル101に余計なたわみ、シワが発
生し易くなってしまう。また吸着面に多数存在する吸着孔4において、エアー吹き付け部
107による供給動作時の吸着面3の吸引力、貼付動作時の空気の方向を吐出方向に切り
替えた際の噴射に関しても、吸着面下部3C側の面積が狭すぎると、剥離版106によっ
て台紙105から剥離されたラベル101、特に本件課題のラベルにおいて吸着力、噴射
が不十分となる。したがって吸着面下部3C側の面積が、吸着面上部3B側よりも広くする
のがよい。なお吸引力に関しては、エアー吹き付け部107を、吸着面上部3B側へ位置
させることでも、吸引力の安定を補助することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定することなく、請求の範囲に記載した発明の技術思想の内で変形することができる。例えば、図10に例示の如く、摺動ガイド部14とストッパ部16とを、独立したガイド部材6と6によって構成し、各々別のガイド溝、8、8内に設置してもよい。その他図示しない実施例として、ガイド部材6、ガイド溝8をラベル進入口以外の3方向を囲む略コの字型の形状としてもよい。
1 ラベル貼付装置
2 吸着板
3 吸着面
4 吸着孔
5 ラベルガイド機構
6 ガイド部材
7 収容部
8 ガイド溝
9 ガイド部本体
10 摺動部
11 支柱
12 ばね受け
13 ばね
14 摺動ガイド部
15 ストッパ部
101 ラベル
102 シリンダ
104 ラベル供給部
2 吸着板
3 吸着面
4 吸着孔
5 ラベルガイド機構
6 ガイド部材
7 収容部
8 ガイド溝
9 ガイド部本体
10 摺動部
11 支柱
12 ばね受け
13 ばね
14 摺動ガイド部
15 ストッパ部
101 ラベル
102 シリンダ
104 ラベル供給部
Claims (4)
- ラベルの粘着剤の塗られていない面を吸引することによって、ラベルをラベル供給部から受け取って保持し、ラベル貼付対象物(目的物)まで運んで貼付する吸着板と、
前記吸着板をラベル供給装置とラベル貼付対象物(目的物)との間で往復動させ、目的物に粘着剤の塗られた面を押圧してラベルを吸着板から目的物に移動させ貼付する駆動手段と、
長尺帯状の台紙上に剥離可能に貼付されたラベルを台紙ごと前記台紙の長手方向に進行させ、途中で急角度に折り返してラベルを台紙から剥離し、この剥離したラベルのみを前記吸着板の移動方向と交差する方向に直進させて吸着板に供給するラベル供給部と、
からなるラベル貼付装置において、前記吸着板には、
前記ラベル供給部から吸着板にラベルが供給されるときには吸着板から突出してラベルの進行方向を規制するとともに、ラベルの貼付時には吸着板内に後退して目的物に損傷を与えないようにし、吸着板内でその位置をスライドして移動できるようにしたラベルガイド機構を設けたことを特徴とするラベル貼付装置。 - 前記ラベルガイド機構は、ラベル供給装置から吸着板に向けて供給されるラベルの一辺に摺接してラベルを進行方向にガイドする摺動ガイド部を備えてなる、請求項1に記載のラベル貼付装置。
- 前記ラベルガイド機構は、ラベル供給装置から吸着板に供給されるラベルの進行方向の先端でラベルの進行を規制するストッパ部を備えてなる、請求項1に記載のラベル貼付装置。
- 前記ラベルガイド機構は、摺動ガイド部とストッパ部とが一体化されてなる、請求項2ないし請求項3に記載のラベル貼付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010075026A JP2011207494A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | ラベル貼付装置 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=44939013
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JP (1) | JP2011207494A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024826A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | リンテック株式会社 | シート貼付装置および貼付方法 |
CN104417806A (zh) * | 2013-08-26 | 2015-03-18 | 纬创资通股份有限公司 | 标签治具 |
-
2010
- 2010-03-29 JP JP2010075026A patent/JP2011207494A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024826A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | リンテック株式会社 | シート貼付装置および貼付方法 |
CN104417806A (zh) * | 2013-08-26 | 2015-03-18 | 纬创资通股份有限公司 | 标签治具 |
CN104417806B (zh) * | 2013-08-26 | 2016-08-10 | 纬创资通股份有限公司 | 标签治具 |
TWI547421B (zh) * | 2013-08-26 | 2016-09-01 | 緯創資通股份有限公司 | 標籤治具 |
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