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JP2011205494A - 携帯端末装置 - Google Patents

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JP2011205494A
JP2011205494A JP2010072092A JP2010072092A JP2011205494A JP 2011205494 A JP2011205494 A JP 2011205494A JP 2010072092 A JP2010072092 A JP 2010072092A JP 2010072092 A JP2010072092 A JP 2010072092A JP 2011205494 A JP2011205494 A JP 2011205494A
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housing
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mobile phone
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JP2010072092A
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Yoshifumi Kajiwara
義史 梶原
Hiroyuki Takita
寛幸 瀧田
Haruyoshi Yada
晴義 矢田
Kenta Sugimori
健太 杉森
Hiroshi Kubo
洋 久保
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
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  • Acoustics & Sound (AREA)
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Abstract

【課題】収音性能の劣化を防止することができる携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】携帯端末装置が、第1の面と第2の面を有し、第1の面を貫通する第1の開口部が形成された第1の筐体と、第1の筐体内の第1の開口部近傍に設けられる第1のマイクと、第1の筐体の第2の面とスライドするスライド面を有し、スライドによって第1の筐体との重なり範囲が最小範囲となるときに第1のマイクが設けられた位置を含んで第1の筐体と重なり、スライド面と反対側の面のうち最小範囲における面を貫通する第2の開口部が形成された第2の筐体とを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、携帯端末装置に関する。
携帯電話機などの携帯端末装置には、操作部等を備えた固定側筐体と、液晶表示部等を備えた可動側筐体とがスライド自在に連結されるものがある。スライド型の携帯端末装置は、固定側筐体と可動側筐体とが最大の重なり範囲で重ねられた閉状態である場合に、最も小型の形状になる。したがって、ユーザは、非使用時には閉状態にすることで小型の携帯端末装置を持ち運びできる。また、スライド型の携帯端末装置は、固定側筐体と可動側筐体とが最小の重なり範囲で重ねられた開状態である場合に、各種機能を提供する。例えば、ユーザは、固定側筐体に対して可動側筐体をスライドさせて開状態した後に、携帯端末装置を電話として用いる。
ところで、近年では、携帯端末装置の多機能化が進んでおり、1つの装置に多数の機能が設けられるのが一般的となっている。例えば、携帯電話機にワンセグメント放送の視聴機能が設けられたり、ダブルマイクと呼ばれる2個のマイクを備えることで通話時に混入する周囲の雑音を低減する機能等が設けられたりする。
ここで、図9〜図13を用いて、ダブルマイクを備える従来のスライド型携帯電話機について説明する。図9は、従来のスライド型携帯電話機の前面側外観例を示す斜視図である。図9に示すように、従来の携帯電話機200は、可動側筐体210と、固定側筐体220とを備える。可動側筐体210と固定側筐体220とは、相互にスライド自在に連結される。なお、図9は、固定側筐体220に対して可動側筐体210がスライドされた開状態を示している。
可動側筐体210は、液晶表示部等が設けられる。固定側筐体220は、操作キー等が設けられる。なお、以下では、図9に示した固定側筐体220の操作キーが備えられた面を「前面」と表記する場合があり、固定側筐体220の操作キーが備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。かかる固定側筐体220は、操作キー側に位置する前面外装ケース221と、背面側に位置する背面外装ケース222との2つ割り構造である。前面外装ケース221は、開口部223が設けられる。開口部223は、固定側筐体220内部の前面側に備えられたマイクへ通じる貫通孔である。
図10は、従来の固定側筐体220内部の前面側に備えられたマイク周辺の拡大図である。図10に示すように、固定側筐体220は、内部にメイン基板224が配置される。そして、メイン基板224には、開口部223の近傍にマイク225が設置される。例えば、マイク225は、開口部223に対応するメイン基板224上の位置に設置される。これにより、ユーザが発する発話音声は、開口部223から固定側筐体220の内部へ進入し、前面側に備えられたマイク225によって収音される。
図11は、従来のスライド型携帯電話機200の背面側外観例を示す斜視図である。図11に示すように、固定側筐体220の背面外装ケース222には、開口部227が設けられた電池カバーケース226が装着される。開口部227は、固定側筐体220内部の背面側に備えられたマイクへ通じる貫通孔である。
図12は、従来の固定側筐体220内部の背面側に備えられたマイク周辺の拡大図である。図12に示すように、固定側筐体220内のメイン基板224には、開口部227の近傍にマイク228が設置される。これにより、携帯電話機200の周囲の音は、開口部227から固定側筐体220の内部へ進入し、背面側に備えられたマイク228によって収音される。これにより、携帯電話機200は、マイク225によって収音される発話音声から、マイク228によって収音される周辺音を削除することにより、通話時に混入する雑音を低減することができる。
図13は、図9のI−I線における断面を模式的に示す図である。図13に示すように、前面側のマイク225及び背面側のマイク228は、双方の近傍に設置される。例えば、マイク225とマイク228とは、メイン基板224面に対する垂直方向に略同一の位置に設置される。これにより、マイク228は、マイク225周辺の音を収音することができる。その結果、携帯電話機200は、通話時に混入する雑音をより低減することができる。
特開2003−338769号公報 特開2006−345246号公報
しかしながら、上記の従来技術には、収音性能が劣化するおそれがあるという問題がある。具体的には、図9に示した携帯電話機200は、電話として用いられる場合に、開口部223及び開口部227がユーザの手によって塞がれてしまうおそれがある。開口部223及び開口部227が塞がれた場合に、マイク225は、ユーザが発する発話音声を十分に収音できない場合があり、マイク228は、周囲音を十分に収音できない場合がある。このことは、高品質な発話音声を通話相手先に送信できないという問題や、周囲の雑音を低減することが困難になるという問題を招く。
上述したように、スライド型の携帯端末装置は、電話として用いられる場合には一般的には開状態となる。このため、スライド型携帯端末装置については、マイクを配置する位置がある程度限られてくる。また、ダブルマイク構造を採用するスライド型携帯端末装置については、2個のマイクが近傍に位置することが望ましいので、マイクの配置位置はさらに限られてくる。このようなことから、ダブルマイク構造を採用するスライド型携帯端末装置は、図9に示した例のような位置にマイクが配置されており、その結果、開口部が塞がれることで収音性能が劣化するおそれがあった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、収音性能の劣化を防止することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本願の開示する携帯端末装置は、一つの態様において、第1の面と該第1の面の反対側の第2の面とを有し、前記第1の面を貫通する第1の開口部が形成された第1の筐体と、前記第1の筐体内の前記第1の開口部近傍に設けられる第1のマイクと、前記第1の筐体の第2の面とスライドするスライド面を有し、スライドによって前記第1の筐体との重なり範囲が最小範囲となるときに前記第1のマイクが設けられた位置を含んで前記第1の筐体と重なり、前記スライド面と反対側の面のうち前記最小範囲における面を貫通する第2の開口部が形成された第2の筐体と、前記第2の筐体内の前記第2の開口部近傍に設けられる第2のマイクとを備える。
本願の開示する携帯端末装置の一つの態様によれば、収音性能の劣化を防止することができるという効果を奏する。
図1は、実施例に係る携帯電話機の前面側外観例を示す斜視図である。 図2は、実施例に係る携帯電話機の背面側外観例を示す斜視図である。 図3は、可動側筐体内部の前面側に備えられるマイク周辺の拡大図である。 図4は、可動側筐体内部の前面側に備えられるマイク周辺の拡大図である。 図5は、フレキシブルケーブルの拡大図である。 図6は、フレキシブルケーブルの拡大図である。 図7は、固定側筐体内部の背面側に備えられるマイク周辺の拡大図である。 図8は、図1のII−II線における断面を模式的に示す図である。 図9は、従来のスライド型携帯電話機の外観例を示す斜視図である。 図10は、従来の固定側筐体内部の前面側に備えられたマイク周辺の拡大図である。 図11は、従来のスライド型携帯電話機の背面側外観例を示す斜視図である。 図12は、従来の固定側筐体内部の背面側に備えられたマイク周辺の拡大図である。 図13は、図9のI−I線における断面を模式的に示す図である。
以下に、本願の開示する携帯端末装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する携帯端末装置が限定されるものではない。例えば、以下の実施例では、本願の開示する携帯端末装置を携帯電話機に適用する例を示すが、本願の開示する携帯端末装置は、PDA(Personal Digital Assistant)などの他の携帯端末装置にも適用することができる。
本実施例に係る携帯電話機は、ダブルマイクの構成を採っており、一方のマイクが可動側筐体内に配置され、他方のマイクが固定側筐体に配置される。以下に、各マイクの配置位置等について説明する。まず、図1を用いて、本実施例に係る携帯電話機の外観について説明する。図1は、本実施例に係る携帯電話機100の前面側外観例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110と、固定側筐体120とを備える。
なお、以下では、可動側筐体110の液晶表示部が備えられた面を「前面」と表記する場合があり、可動側筐体110の液晶表示部が備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。また、固定側筐体120の操作キーが備えられた面を「前面」と表記する場合があり、固定側筐体120の操作キーが備えられた面の裏面を「背面」と表記する場合がある。
可動側筐体110及び固定側筐体120は、図示しない連結部によって可動自在に連結される。かかる連結部は、スライド機構であり、可動側筐体110及び固定側筐体120をスライド自在に連結する。なお、図1は、可動側筐体110がスライドされて、可動側筐体110と固定側筐体120とが最小の重なり範囲で重なった開状態を示している。このようなスライド型の携帯電話機100は、一般に、非使用時には可動側筐体110と固定側筐体120とが重ねられて閉状態となる。また、携帯電話機100は、固定側筐体120に設けられたキー操作時には、可動側筐体110が固定側筐体120に対して長手方向にスライドさせられ開状態となる。
可動側筐体110は、図1に示すように、前面外装ケース111と、背面外装ケース112とを有する。前面外装ケース111は、閉状態時における携帯電話機100の外面となる。また、背面外装ケース112は、閉状態時における携帯電話機100の内側に位置する。
前面外装ケース111は、通話音声を受話する受話部113、各種情報を表示する液晶表示部114、前面外装ケース111を貫通する開口部115等が設けられる。開口部115は、可動側筐体110内部の前面側に備えられた図示しないマイクへ通じる貫通孔である。図1に示した例において、開口部115は、可動側筐体110の前面外装ケース111のうち、液晶表示部114の下部に設けられる。言い換えれば、開口部115は、開状態時における携帯電話機100の長手方向の中央近傍に設けられる。また、図1に示した例において、開口部115は、可動側筐体110の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられる。
このように、本実施例に係る携帯電話機100は、液晶表示部114の下部に開口部115が設けられるので、電話として用いられる場合であっても、ユーザによって開口部115が塞がれにくい。これは、一般に、ユーザは、携帯電話機100を電話として用いる場合に、携帯電話機100の長手方向の中央近傍を保持しないからである。さらに、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110の短手方向の幅D1における中央近傍に開口部115が設けられる。一般に、ユーザは、携帯電話機100を電話として用いる場合に、携帯電話機100の長手方向の中央近傍かつ短手方向の中央近傍を保持しない。したがって、本実施例に係る携帯電話機100は、ユーザによって開口部115が塞がれることを防止することができる。
固定側筐体120は、可動側筐体110との重なり範囲が最小範囲H10となるときに、開口部115が設けられた位置を含んで可動側筐体110と重なる。言い換えれば、固定側筐体120は、開状態又は閉状態のいずれの状態であっても、可動側筐体110の開口部115と重なる。
また、固定側筐体120は、図1に示すように、前面外装ケース121と、背面外装ケース122とを有する。前面外装ケース121は、閉状態時における携帯電話機100の内側に位置する。また、背面外装ケース122は、閉状態時における携帯電話機100の外面となる。前面外装ケース121は、多機能キー、決定キー、ダイヤルキー、テンキー等の操作キーを有するキーパッド123が設けられる。
次に、図2を用いて、本実施例に係る携帯電話機100の背面側の外観について説明する。図2は、本実施例に係る携帯電話機100の背面側外観例を示す斜視図である。図2に示すように、固定側筐体120の背面外装ケース122は、背面外装ケース122を貫通する開口部124が設けられる。
開口部124は、固定側筐体120内部の背面側に備えられた図示しないマイクへ通じる貫通孔である。かかる開口部124は、背面外装ケース122のうち、可動側筐体110と固定側筐体120との最小の重なり範囲である最小範囲H10における部位に設けられる。また、図2に示した例において、開口部124は、固定側筐体120の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられる。
このように、本実施例における携帯電話機100は、固定側筐体120上の中央近傍に開口部124が設けられる。このため、携帯電話機100は、電話として用いられる場合であっても、ユーザによって開口部124が塞がれにくい。
次に、図3及び図4を用いて、可動側筐体110内部に備えられるマイクについて説明する。図3及び図4は、可動側筐体110内部の前面側に備えられるマイク周辺の拡大図である。なお、図3は、図1に示したA矢視による背面外装ケース112の部分拡大図を示す。また、図4は、図1に示したB矢視による前面外装ケース111の部分拡大図を示す。
図3に示すように、可動側筐体110の背面外装ケース112には、液晶表示部114や、フレキシブルケーブル130等が設けられる。液晶表示部114は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)モジュール等であり、各種情報を表示する。なお、液晶表示部114は、図示しないタッチパッドと協働して入力機能として動作するタッチパネルとなる場合もある。
フレキシブルケーブル130は、FM(Frequency Modulation)トランスミッタアンテナ131と一体化されており、可動側筐体110内の図示しない電気系統と接続される。すなわち、フレキシブルケーブル130は、FMトランスミッタアンテナ131と、可動側筐体110内の図示しない電気系統との間における通電を行う。かかるフレキシブルケーブル130は、締結部材132aによって背面外装ケース112に締結される。
また、本実施例における可動側筐体110は、前面外装ケース111の開口部115の近傍にマイク116が設置される。具体的には、図3に示すように、マイク116は、フレキシブルケーブル130上に設置される。例えば、マイク116は、開口部115に対応するフレキシブルケーブル130上の位置に設置される。すなわち、フレキシブルケーブル130は、マイク116と可動側筐体110内の図示しない電気系統との間における通電も行う。これにより、ユーザが発する発話音声は、開口部115から可動側筐体110の内部へ進入し、前面側に備えられたマイク116によって収音される。
続いて、図4を用いて、図3に示したフレキシブルケーブル130が前面外装ケース111に配置された状態について説明する。図4に示すように、前面外装ケース111には、FPC(Flexible Printed Circuit)コネクタ117、LCDフレキシブルケーブル118、タッチパネルフレキシブルケーブル119等が設けられる。
FPCコネクタ117は、フレキシブルケーブル130が接続されるコネクタであり、フレキシブルケーブル130に設けられたFMトランスミッタアンテナ131及びマイク116と、基板等との間における通電を行う。LCDフレキシブルケーブル118は、液晶表示部114であるLCDモジュールと基板等との間における通電を行う。タッチパネルフレキシブルケーブル119は、図示しないタッチパッドと基板等との間における通電を行う。
次に、図5及び図6を用いて、フレキシブルケーブル130について説明する。図5及び図6は、フレキシブルケーブル130の拡大図である。図5及び図6に示すように、フレキシブルケーブル130は、フレキ孔132bが形成される。フレキ孔132bは、図3に示した締結部材132aが挿通される孔である。すなわち、図3に示した締結部材132aは、フレキ孔132bを挿通することにより、フレキシブルケーブル130と背面外装ケース112とを締結する。
また、図5及び図6に示すように、フレキシブルケーブル130は、一端にFMトランスミッタアンテナ131が設けられており、他端にFPCコネクタ挿入部134が形成される。FPCコネクタ挿入部134は、図4に示したFPCコネクタ117に挿入される。FPCコネクタ挿入部134がFPCコネクタ117に挿入され、フレキシブルケーブル130は、可動側筐体110内の図示しない電気系統と接続される。これにより、フレキシブルケーブル130は、FMトランスミッタアンテナ131及びマイク116と、可動側筐体110内の図示しない電気系統との間における通電を行うことが可能になる。
このように、本実施例に係る携帯電話機100は、FMトランスミッタアンテナ131が接続されるフレキシブルケーブル130上にマイク116が設けられるので、マイク116専用のフレキシブルケーブルを要しない。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、内部点数の増大を防止することができる。
また、本実施例に係る携帯電話機100は、フレキシブルケーブル130上の空きスペースにマイク116が設けられるので、マイク116を設置するスペースを新たに要しない。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、マイク116を有する場合であっても、実装スペースが増大することを防止できる。
次に、図7を用いて、固定側筐体120内部に備えられるマイクについて説明する。図7は、固定側筐体120内部の背面側に備えられるマイク周辺の拡大図である。図7に示すように、固定側筐体120は、内部にリア基板125が設けられる。リア基板125は、種々の電子部品を実装する。
本実施例における固定側筐体120は、背面外装ケース122の開口部124の近傍におけるリア基板125上にマイク126が設置される。例えば、マイク126は、開口部124に対応するリア基板125上の位置に設置される。これにより、携帯電話機100の周囲の音は、開口部124から固定側筐体120の内部へ進入し、マイク126によって収音される。
そして、本実施例に係る携帯電話機100は、マイク116によって収音される発話音声から、マイク126によって収音される周辺音を削除することにより、通話時に混入する雑音を低減することができる。
次に、図8を用いて、本実施例に係る携帯電話機100が有するマイク116及びマイク126の位置関係について説明する。図8は、図1のII−II線における断面を模式的に示す図である。なお、図8は、可動側筐体110がスライドされて、可動側筐体110と固定側筐体120とが最小の重なり範囲で重なった開状態を示している。
図8に示すように、可動側筐体110は、液晶表示部114側に位置する表示面110aと、表示面110aの反対側の背面110bとを有する。そして、可動側筐体110は、表示面110aを貫通する開口部115が形成される。そして、マイク116は、可動側筐体110内の開口部115の近傍に設けられる。
また、図8に示すように、固定側筐体120は、可動側筐体110の背面110bとスライドするスライド面120aと、スライド面120aと反対側の背面120bとを有する。なお、スライド面120aは、キーパッド123側に位置する面である。
そして、固定側筐体120は、可動側筐体110がスライドすることによって、可動側筐体110との重なり範囲が最小範囲H10となるときに、マイク116が設けられた位置を含んで可動側筐体110と重なる。さらに、固定側筐体120は、背面120bのうち最小範囲H10における面を貫通する開口部124が形成される。そして、マイク126は、固定側筐体120内の開口部124の近傍に設けられる。
すなわち、本実施例に係る携帯電話機100では、固定側筐体120と可動側筐体110との重なり範囲が最小範囲H10となるときに、かかる最小範囲H10内に開口部115及び124が位置する。言い換えれば、本実施例に係る携帯電話機100では、最小範囲H10内にマイク116及びマイク126が位置する。
一般に、携帯電話機100のようにダブルマイクの構成を採っている携帯電話機は、2個のマイクが近傍に位置することが望ましい。これは、一方のマイクによって収音される発話音声から、他方のマイクによって収音される周辺音を削除することにより、通話時に混入する雑音を低減するからである。すなわち、2個のマイクが近傍に位置することにより、他方のマイクが、発話音声を収音する一方のマイクの周辺音を収音することができ、その結果、携帯電話機は、通話時に混入する雑音を低減することが可能になる。また、携帯電話機100のようなスライド型の携帯電話機は、電話として用いられる場合には、一般に開状態となる。本実施例に係る携帯電話機100は、図8に示した例のように、開状態である場合に、マイク116とマイク126とが近傍に位置する。このため、本実施例に係る携帯電話機100は、通話時に混入する雑音を低減することができる。
上述してきたように、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110上の液晶表示部114下部に開口部115が設けられる。また、発話音声を収音するマイク116は、可動側筐体110内の開口部115近傍に設けられる。また、本実施例に係る携帯電話機100は、固定側筐体120上の中央近傍に開口部124が設けられる。また、周囲音を収音するマイク126は、固定側筐体120内の開口部124近傍に設けられる。さらに、本実施例に係る携帯電話機100は、図8に示した例のように、開状態である場合に、マイク116とマイク126とが近傍に位置する。
これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、通話に利用されている状況において、ユーザによって開口部115及び開口部124が塞がれる可能性が低い。したがって、本実施例に係る携帯電話機100は、ユーザが発する発話音声を高精度に収音することができるとともに、周囲音を高精度に収音することができる。このように、本実施例に係る携帯電話機100は、収音性能の劣化を防止することができるので、通話時に混入する周囲の雑音を低減することができ、高品質な発話音声を通話相手先に送信できる。
また、本実施例に係る携帯電話機100において、開口部115は、可動側筐体110の前面外装ケース111のうち、可動側筐体110の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられる。すなわち、マイク116は、可動側筐体110の短手方向の幅D1における中央近傍に配置される。また、開口部124は、固定側筐体120の背面外装ケース122のうち、固定側筐体120の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられる。すなわち、マイク126は、固定側筐体120の短手方向の幅D1における中央近傍に配置される。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、電話として用いられる場合であっても、ユーザによって開口部116及び開口部124が塞がれることを防止できる。その結果、本実施例に係る携帯電話機100は、通話時に混入する周囲の雑音を低減することができ、高品質な発話音声を通話相手先に送信できる。また、本実施例に係る携帯電話機100は、開口部115及び開口部124が筐体の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられることで、デザインに統一感を出すことができる。
また、本実施例に係る携帯電話機100は、FMトランスミッタアンテナ131に接続されるフレキシブルケーブル130上の空きスペースにマイク116が設けられる。これにより、本実施例に係る携帯電話機100は、フレキシブルケーブル等の部品点数が増大することを防止できるとともに、実装スペースが増大することを防止できる。
また、本実施例に係る携帯電話機100は、可動側筐体110の液晶表示部114側に開口部115が設けられるので、閉状態であっても、開口部115が筐体によって塞がれることがなく、その結果、ユーザが発する発話音声を高精度に収音することができる。
なお、上記実施例では、図1に示した例のように、開口部115が可動側筐体110の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられ、開口部124が固定側筐体120の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられる例を示した。しかし、開口部115は、可動側筐体110の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられなくてもよく、開口部124は、固定側筐体120の短手方向の幅D1における中央近傍に設けられなくてもよい。かかる場合であっても、マイク116は、開口部115の近傍に配置され、マイク126は、開口部124の近傍に配置される。さらに、かかる場合であっても、開口部115及び124は、可動側筐体110及び固定側筐体120のスライド面に対する垂直方向に略同一の位置に設置されることが望ましい。これにより、開口部115及び124が可動側筐体110又は固定側筐体120の短手方向の幅D1の中央近傍に設けられなくても、マイク116及びマイク126は近傍に位置することになる。
また、上記実施例では、FMトランスミッタアンテナ131と一体化されたフレキシブルケーブル130上にマイク116が設置される例を示した。しかし、マイク116が配置されるフレキシブルケーブルは、FMトランスミッタアンテナに限られず、他の種類のマイクと一体化されたフレキシブルケーブルであってもよい。
100 携帯電話機
110 可動側筐体
110a 表示面
110b 背面
111 前面外装ケース
112 背面外装ケース
113 受話部
114 液晶表示部
115 開口部
116 マイク
117 FPCコネクタ
118 LCDフレキシブルケーブル
119 タッチパネルフレキシブルケーブル
120 固定側筐体
120a スライド面
120b 背面
121 前面外装ケース
122 背面外装ケース
123 キーパッド
124 開口部
125 リア基板
126 マイク
130 フレキシブルケーブル
131 FMトランスミッタアンテナ
132a 締結部材
132b フレキ孔
134 FPCコネクタ挿入部
200 携帯電話機
210 可動側筐体
220 固定側筐体
221 前面外装ケース
222 背面外装ケース
223 開口部
224 メイン基板
225 マイク
226 電池カバーケース
227 開口部
228 マイク

Claims (3)

  1. 第1の面と該第1の面の反対側の第2の面とを有し、前記第1の面を貫通する第1の開口部が形成された第1の筐体と、
    前記第1の筐体内の前記第1の開口部近傍に設けられる第1のマイクと、
    前記第1の筐体の第2の面とスライドするスライド面を有し、スライドによって前記第1の筐体との重なり範囲が最小範囲となるときに前記第1のマイクが設けられた位置を含んで前記第1の筐体と重なり、前記スライド面と反対側の面のうち前記最小範囲における面を貫通する第2の開口部が形成された第2の筐体と、
    前記第2の筐体内の前記第2の開口部近傍に設けられる第2のマイクと
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記第1のマイクは、
    前記第1の筐体の短手方向の幅における中央近傍に設けられ、
    前記第2のマイクは、
    前記第2の筐体の短手方向の幅における中央近傍に設けられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記第1のマイクは、
    前記第1の筐体内に設置されるアンテナと電気系統との間における通電を行うケーブルに接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
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