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JP2011202381A - 木質床材の接合部構造 - Google Patents

木質床材の接合部構造 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の木質床材をならべて接合した時に床材が吸湿して膨張することによって起こる突き上げや反りを抑制するために床材の接合端面に設ける隙間を形成する目的に必要であった間隙形成材、スペーサー、スペース材などの副資材を使わずに、簡便に隙間を精度良く形成できる床材の接合部構造を提供すること。
【解決手段】複数の木質床材をならべて接合した時、床材1どおしの間に吸湿による膨張を収める隙間Aを開けるために床材の接合端面に形成する、床材膨張時には潰れる強度で木質床材と同材で一体に形成した小突起3および凹み4を設けた床材の接合部構造。
【選択図】図15

Description

本発明は建築物などにおける木質床材の接合部構造に関するものである。木質床材はその施工された室内環境中の湿度変化に応じて膨張収縮をすることが広く知られている。すなわち、吸湿により膨張し、乾燥により収縮する。木質床材は並べて接合するため、膨張すると床材どおしが押し合って床材を突き上げたり、床材自身が変形して床材表面に凸形状や凹形状の反りが発生するという不具合が生ずる。また、床材が膨張して互いに押し合った時には床材に加圧収縮を生じて、その後に乾燥して収縮した時には元の寸法より収縮して床材どおしの間に大きな隙間が発生する。本発明はこれらの不具合を防止する接合構造を提供するものである。
図1に示すように、床材1どおしを隙間Aが少なく近接して施工すると床材1の膨張により、前記の不具合が発生する頻度が高い。そこで、床材1どおしが膨張してもぶつかりにくくするために、施工する時に床材1どおしを図2のように隙間Aで示す0.3mm〜1mm程度の隙間を開けて施工すれば良いが、床材1どおしを正確にずらしながら同一隙間量を開けて施工することは極めて困難である。そこで隙間を機械的に開けるために図3、図4に示すように紙製やプラスティック製の離隔資材すなわちスペーサー2を床材1の嵌合部分に図4で示すように一定間隔に複数枚挟み込んで、床材を固定し、その後スペーサー2を外すという施工方法が行なわれている。このように施工する方法は例えば以下の特許文献1、特許文献4で開示されている。また、スペーサー2の代わりに弾性体などを床材端面に取り付けて床材どおしの隙間をあける方法が以下の特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献5、特許文献6では開示されている。
特開2006−322145(5頁、図1、図2、図3、図4)離隔資材(スペーサー2)が「間隙調整材」として説明され、床材どおしに隙間を開ける方法が開示されている。 特開平11−131771(5頁、図1、図2)には、床材の端部にスペース材を介在させて隙間を形成し、床材どおしに隙間を開ける方法が開示されている。 特開平10−37439(4頁、図1、図2)先端に弾性体を装着し、スペーサーを併用して床材どおしに隙間を開ける方法が開示されている。 特許2781054(3頁、図3、図5)スペーサーにより床材どおしに隙間を開ける方法が開示されている。 特開平9−144282(4頁、図1、図5、図7)には、床材の表面側を除く接合端面に隙間形成材を設けることにより、接合端面間に隙間を形成し、床材どおしに隙間を開ける方法が開示されている。 特開平9−203191には、床材の端部に、表面が床材と同色にした高発泡弾性体を設けて、床材どおしに隙間を開ける方法が開示されている。
前記特許文献1、特許文献4に開示されているそれぞれ間隙調整材、スペーサーすなわち図3、図4で示すスペーサー2を利用する従来の施工方法では、多量のスペーサー2を用意することが必要とされ、材料費、取り付け作業および取り外し作業に多くの費用がかかっていた。さらに、スペーサー2が取り外し作業時に挟んだ場所にちぎれて残ってしまい、それを完全取り外しする作業に手間がかかったり、除去しきれずに残る欠点があった。また、スペーサー2によって形成される隙間Aは必ずしもスペーサー2の厚さとはならず、厚さ以上に隙間Aが形成されることがあって、床材1の貼り上がりが均一できれいにならなかった。
前記特許文献2、特許文献3、特許文献5、特許文献6に開示されているそれぞれスペース材、弾性体、隙間形成材、高発泡弾性体は前述のスペーサー2とは異なり、施工後に取り除く必要はないが、床材とは別材料のため材料費および床材へ精度良く取り付けるために製造設備やその稼動に費用がかかる。さらにスペース材、弾性体、隙間形成材、高発泡弾性体は、床材の施工時にかかる圧力で容易に変形する弾性体素材でもあるために変形しにくい素材のスペーサー2と併用しても床材どおしの隙間量が均一になりにくいという欠点があった。また、床材とは違う材質であるため、経年劣化で色が変わって意匠を損ねたり、材質が変質劣化して弾性体機能を失うということが起こっていた。
前記課題を解決するために、本発明に係る木質床材の接合部構造における第一の特徴構造は、請求項1に記載したように、接合端面の一方または両方に例えば図5ないし図7に示す木質床材1と同材で一体形成され対向する端面に当接する小突起3を設けて接合端面間に図5、図7に示す隙間Aを形成する点にある。また、その小突起3の強度は木質床材1の施工時に作用する圧力では潰れず、木質床材が吸湿による膨張で近接して強い圧力が小突起3に集中して加わることにより図8、図9で示すように潰れる強度を持つ構造であるという点にある。
同第二の特徴構造は、請求項2に記載したように、本発明に係る木質床材の一方の端面に形成した例えば図15で示す請求項1の小突起3に当接する他方の端面の位置に、凹み4を木質床材と同材で一体形成し、前記小突起3と当接することで接合端面に隙間Aを形成し、図17、図18で示すように木質床材の吸湿による膨張で前記小突起3が潰れてその凹み4に収まる点にある。また、前記小突起3および凹み4のいずれかもしくは両方の大きさを加工時に調整することで隙間Aを必要な大きさに精度良く簡単に調整できる点にある。
同第三の特徴は、請求項3に記載したように、図5ないし図25で示すように凹凸に実継ぎする接合、図26、図27で示すように合じゃくり接合、図28ないし図30で示すようにいも接合など、接合端面の形状に関わらずに請求項1の小突起3および請求項2の凹み4を木質床材に設ける接合部構造である点にある。
同第四の特徴は、請求項4に記載したように、この木質床材の基材が無垢材、合板、中質木質繊維板、硬質木質繊維板、パーティクルボードからなる請求項1、2または3に記載の木質床材に設ける接合部構造である点にある。
同第五の特徴は、請求項5に記載したように、床面、壁面、天井面に取り付けられる請求項1、2、3または4に記載の木質床材に設ける接合部構造である点にある。
図5で示すような本発明の木質床材には、請求項1に記載した小突起3が、また、図15で示すような本発明の木質床材には、請求項1に記載した小突起3および請求項2に記載した凹み4が床材と同材で一体に精度良く加工されるので、施工ではただ単純に床材を並べてから固定する作業を行なうだけで、床材1どおしの間に吸湿による膨張スペースである隙間Aを精度良く確保できる。同時に、図8、図9で示すように小突起3が潰れることで、また、図17、図18で示すように小突起3が潰れて凹み4に収まることで、床材1どおしの膨張を吸収する機能が付与できるので、木質床材の突き上げや変形を防ぐことができる。従って、従来施工で使われたスペーサーの材料費、取り付け、取り外しの作業手間が省け、また、床材端面に取り付けていた弾性体等の材料費、取り付け費が不要で、さらに、小突起3および凹み4形成に追加的な加工費用の生ずることがないので、床材の施工および製造の両方で大幅に費用を節約できる。
図4で示す床材1は必ずしも全てがまっすぐではいないため、従来の施工方法では施工する床材に曲がりがあるとスペーサー2を挟んだ部分と挟まない部分との間で隙間Aの寸法がばらついて均一になりにくかったが、図6,図16に示すように本発明の小突起3および凹み4は加工時に床材1の接合部の接合端面に連続的に形成されているので例え床材1に曲がりがあってもその曲がりをまっすぐに補正しながら前に固定した床材にぴったり押し付けてながら固定することにより精度良く均一な隙間Aを形成できるので、床面の仕上り品質が格段に向上する。
本発明では従来技術で使用した、木質床材と別素材であるスペーサーや弾性体を使わないので、取り付けしたスペーサーがきれいに取り除けずに残骸が残ってしまうこともないし、弾性体が床材表面にはみ出したり、劣化してきたなくなるという副次的問題の発生もない。
本発明の小突起3および凹み4は床材1どおしが吸湿して膨張すると床材1の一部分である小突起3および小突起3が当たる一部分の木質部のみに床材の膨張圧力が集中して加わり押し潰されて隙間Aが小さくなるので、この膨張圧力による収縮変形は本発明の小突起3および凹み4部分だけに留まり、床材1自身全体に及ぶことはないので床材の反りや変形、加圧収縮による大きな隙間の発生を抑えることができる。
請求項4に記載した木質床材に使われる無垢材、合板、中質木質繊維板、硬質木質繊維板、パーティクルボードはそれぞれの木質素材ごと吸湿による膨張量が異なるため、従来のスペーサー2を利用する施工方法ではそれぞれの木質素材に合わせた隙間Aを形成するために厚みの違うスペーサー2をそれぞれ在庫しなければならなかったが、本発明により、それぞれの木質素材の膨張量に合わせた隙間Aの大きさの増減は、小突起3および凹み4を形成する加工刃物を調整するだけで容易に行なうことができる上に、スペーサー2の在庫も必要がない。
本発明の請求項1に記載した小突起3と請求項2に記載した凹み4は、本発明の請求項4に記載した無垢材、合板、中質木質繊維板、硬質木質繊維板、パーティクルボードなど木質素材を基材とした床材に、本発明の請求項3に記載した凹凸に実継ぎする接合、合じゃくり接合、もしくはいも接合構造に同材で一体加工で形成できるので、木質素材の材質および接合構造の広い範囲で本発明の効果を利用することができる。また、本発明の請求項4に記載した無垢材、合板、中質木質繊維板、硬質木質繊維板、パーティクルボードなど木質素材のいずれの基材も吸湿による膨張圧力で請求項1に記載した小突起3が潰れて変形する本発明の効果を利用することができる。また、その潰れた小突起3を本発明の請求項2に記載した凹み4に収容する本発明の効果も利用することができる。
本発明の請求項1に記載した小突起3と請求項2に記載した凹み4により提供される効果は本発明の請求項5に記載した通り、床面、壁面、天井面に取り付けられる木質床材にそのまま利用することができる。
接合部分に雄実(オザネ)、雌実(メザネ)を組み合せる床材の従来技術の実施例を示す断面図である。 従来技術の他の実施例を示す断面図である。 従来技術の他の実施例で、床材どおしの間にスペーサーを挟んで取り付けた状態の断面図である。 図3の斜視図である。 本発明の小突起を設けた断面図である。破線円V内は図7部分を示す。 図5の床材1枚の斜視図である。 図5のV部拡大図である。 本発明の小突起が潰れた様子を示す断面図である。破線円VI内は図9部分を示す。 図8のVI部拡大図である。 右のメザネ側上部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側中部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 右のメザネ側中部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側下部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 右のメザネ側下部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側上部分に本発明の小突起、右のメザネ側上部分に本発明の凹みを設けた断面図である。 図15の床材1枚の斜視図である。 図15の床材どおしが膨張して近接し、本発明の小突起が潰れて本発明の凹みの中に収容された断面図である。破線円VII内は図18部分を示す。 図17のVII部拡大図である。 左のオザネ側上部分に本発明の凹み、右のメザネ側上部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側上部分および下部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側上部分および右メザネ側下部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側上部分および下部分に本発明の小突起を設け、それぞれが当接する右のメザネ側部分に本発明の凹みを設けた断面図である。 左のオザネ側上部分および右のメザネ側下部分に本発明の小突起を設け、それぞれが当接する右のメザネ側上部分および左のオザネ側下部分に本発明の凹みを設けた断面図である。 左のオザネ側上部分に複数の本発明の小突起を設けた断面図である。 左のオザネ側下部分に複数の本発明の小突起を設けた断面図である。 左の合じゃくり加工形状の上部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 右の合じゃくり加工形状の下部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 いも接合加工形状の上部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 いも接合加工形状の下部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 いも接合加工形状の中部分に本発明の小突起を設けた断面図である。 図12の床材どおしが膨張し近接して本発明の小突起が潰れた様子を表した断面図である。 本発明の三角形形状の小突起の部分断面図である。 本発明の台形形状の小突起の部分断面図である。 本発明で二次曲線形形状の小突起の部分断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1ないし図4は従来技術の実施例を示し、図5ないし図34は本発明に係る技術の実施例を図に示すものである。
一般的に木質床材には凹凸に実継ぎする接合部分に本実(サネ)加工といって、凸部の雄実(オザネ)、凹部の雌実(メザネ)を嵌合部分として形成する。図5、図6、図8、図10ないし図17、図19ないし図25におけるオザネとメザネの嵌合部分には嵌合時3ヶ所の互いに近接した部分があるので、その3ヶ所の1ないし3ヶ所の部分に1個もしくは複数の小突起3をオザネもしくはメザネと同時に一体で加工した形状で本発明を実施する方法を示している。また図26,図27は合じゃくり接合端面に、図28ないし図30はいも接合(平面形状)の接合端面に形成した小突起3の加工形状を示して本発明の実施方法を示している。
図5および図10では、床材1の上部分に設けた本発明の請求項1の小突起3を示し、図7は図5のV部拡大図で小突起3を拡大して示し、図9は図8のVI部拡大図を示し、吸湿による膨張により床材1が近接して小突起3が潰れる本発明の請求項1の効果を示している。
図15ないし図19には本発明の小突起3とそれに当接する部分に形成した本発明の請求項2の凹み4を示している。図17は図15の床材1どおしの膨張による近接を示し、さらに図18は図17のVII部拡大図で床材1どおしの近接により小突起3が潰れて凹み4に収まり隙間Aがほぼゼロになる様子を拡大して示し、本発明の請求項2の効果を示している。
図20ないし図25には複数の本発明の小突起3を設けた断面図を示し、図22、図23にはさらに複数の本発明の凹み4を形成した断面図を示している。
図26、図27は合じゃくり接合に本発明の小突起3を設けた断面図を示し、図28ないし図30はいも接合に本発明の小突起3を設けた断面図を示している。
図31では図12の小突起3により床材にできた隙間Aが床材の膨張により小突起3が約半分ほど潰れることでゼロになり床材1表面が塞がる様子を示している。
図32ないし図34は本発明の小突起3のみの断面図で、それぞれ三角形、台形、二次曲線形の形状を示すが、実際には床材1と小突起3とは同材で一体化している。
床材の膨張を吸収するために必要な隙間Aの大きさは、床材材質の膨張率と床材の幅、長さによって異なる。乾湿により例えば含水率が5%変化すると木質床材の無垢材では樹種の違いや柾目、板目の木目の違いにより幅が0.5%〜2%の寸法変化をするために、膨張の吸収に必要な隙間Aの大きさには数倍以上の幅がある。隙間Aを大きく取り過ぎると床材上から眺めた時に隙間が目立って見苦しく、また、ゴミが隙間に詰まりやすくなるなど実用面で問題となるため、隙間Aは1mm以下が適当とされる。また、床材の幅や長さ寸法を大きくしてゆくと幅、長さの割合に応じて膨張する絶対量が変わるため、実用性と意匠に鑑みて床材の幅、長さ寸法を決めて、それに応じた本発明の小突起の大きさを決めることになる。さらに、樹種や材質により潰れる時の強度も異なるため、材質強度に合わせて本発明の小突起や凹みの大きさや形状を決定することになる。
例えば、厚さ15mmの床材の場合、図12に示す小突起3部分の断面形状は床材端面に接する底辺が0.5mm〜2mm、高さが0.5〜2mmの図32で示すような三角形もしくは上底が下底の6分の1〜4分の1で高さが0.5〜2mmの図33で示すような台形で、メザネと一体で加工する。実用的には三角形の先端は小さな曲面になる。
また、図15に示す凹み4部分の断面形状は深さが0.3〜1mm、直径が2〜5mmの円弧の凹みで、メザネと一体で加工する。
例えば、厚さ15mm、幅75mmのナラ無垢材を床材に使用する場合には、床材1の幅方向の隙間Aを0.5mmにするには、小突起3の床材端面から突出する大きさは小突起3の形状が三角形で0.6mm、台形で0.5mmとし、端面に接する底辺は1mm程度が適当である。さらに厚さ15mm、幅90mmのスギ無垢材を床材に使用する場合には、床材1の幅方向の隙間Aを0.5mmにするには、小突起3の床材端面から突出する大きさは小突起3の形状が三角形で0.7mm、台形で0.5mmとし、端面に接する底辺は1.5mm程度が適当である。
1 木質床材
2 スペーサー材
3 小突起
4 凹み
A 隙間
V 図5の一部分
VI 図8の一部分
VII 図17の一部分

Claims (5)

  1. 複数の木質床材を並べて接合する接合部構造であって、接合端面の一方または両方に木質床材と同材で一体形成され対向する端面に当接する小突起を設けて接合端面間に隙間を形成し、前記小突起の強度は前記木質床材が吸湿による膨張で近接すると潰れる強度とすることを特徴とする木質床材の接合部構造。
  2. 前記木質床材の一方の端面に形成した前記小突起に当接する他方の端面の位置に、凹みを木質床材と同材で一体形成し、前記小突起と当接することで接合端面に隙間を形成し、前記木質床材の吸湿による膨張で近接すると前記小突起が潰れてその凹みに収まることを特徴とする請求項1に記載の木質床材の接合部構造。
  3. 前記接合部構造が凹凸に実継ぎする接合、合じゃくり接合、もしくはいも接合からなる請求項1、または2に記載の木質床材の接合部構造。
  4. 前記木質床材の基材が無垢材、合板、中質木質繊維板、硬質木質繊維板、パーティクルボードからなる請求項1、2または3に記載の木質床材の接合部構造。
  5. 床面、壁面、天井面に取り付けられる請求項1、2、3または4に記載の木質床材の接合部構造。
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