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JP2011200526A - 洗濯機 - Google Patents

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JP2011200526A JP2010072021A JP2010072021A JP2011200526A JP 2011200526 A JP2011200526 A JP 2011200526A JP 2010072021 A JP2010072021 A JP 2010072021A JP 2010072021 A JP2010072021 A JP 2010072021A JP 2011200526 A JP2011200526 A JP 2011200526A
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】洗濯液の汚れに応じて、効率的な行程制御を行なうこと。
【解決手段】排水ダクト75に設けられ、赤外線の透過度合により洗濯液の濁度を検知する濁度検知手段92と、外槽43の外周下部内方に設けられた一対の電極94、および、水検知回路98、汚れ検知回路99などから構成される導電率検知手段78と、駆動手段48などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段87とを備え、制御手段87は、洗い行程において、濁度検知手段92にて洗濯液濁度を検知して汚れ度合いを判定するとともに、導電率検知手段78にて洗濯液電導度を検知して汚れ度合いを判定し、二つの判定結果をもとに、衣類からの汚れ度合いを最終判定して、以降の行程制御を行なうことにより、効率的な行程制御と性能向上を達成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯液の汚れ度合いに応じて、行程運転の動作制御をおこなう洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、洗濯液状態検出手段として、水槽内に導電率センサー等の洗濯液の状態を検知する汚れセンサーを設置し、洗濯液の汚れ等の状態を検知することで洗濯行程の制御を行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の洗濯行程における汚れ度合いの検知と、その汚れ度合いに対する洗い行程制御の実施例の図である。
図6において、V1fは、洗濯兼脱水槽を内包する外槽下部に設けた電導センサーにより検知された洗い撹拌初期の電導度V1から、洗い攪拌終了直前の電導度Vfを引いた値(V1−Vf=V1f)であり、各水位における前記V1fの値により汚れ度合いを判定し、洗い時間の増減や、水流の強弱を変化させる制御するものである。
特開平4−187183号公報
しかしながら、このような従来の構成では、洗濯液の汚れ度合いを、電導センサーにて電導度を測定することにより検知しているが、電導度は汚れの種類によっても大きく変化し、電導度だけで汚れ度合いを検知するには課題があった。
電導センサーは、塩分を含んだ水の場合に電導度が大きくなるという特徴があり、汗汚れ主体の洗濯物に対しては、汚れ度合いが大きいと判定して十分に洗浄するが、泥汚れ主体の洗濯物の場合は、実際の汚れ度合いは大きいにもかかわらず、電導度が小さいため汚れ度合いは小さいと判定してしまい、洗浄が不足するという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、汚れ度合いを適切に判定することにより、洗い行程やすすぎ行程の制御を適切に行なうことを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持された内槽と、この内槽の内底部に設けられたパルセータと、前記内槽またはパルセータを回転駆動する駆動手段と、前記筺体上部に設けた給水弁と、前記外槽底部に連通する排水ダクトと、前記排水ダクトを介して前記外槽から排水させる排水弁と、前記排水ダクトに設けられ光線の透過度合により洗濯液の濁度を検知する濁度検知手段と、前記外槽の底部近傍に設けられた一対の電極で構成される導電率検知手段と、前記駆動手段、給水弁などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、前記濁度検知手段にて洗濯液の濁度を検知するとともに、前記導電率検知手段にて洗濯液の電導度を検知し、前記濁度検知手段と前記導電率検知手段の判定結果をもとに、衣類の汚れ度合いを最終判定して、以降の行程制御を行なうようにしたものである。
これにより、信頼性の高い汚れ度合いの判定ができ、洗い行程またはすすぎ行程の適切な時間設定を行うことができる。
本発明の洗濯機は、洗濯液の正確な汚れ度合いの検知により、洗い行程またはすすぎ行程の適切な時間設定を行うことができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図 同洗濯機のブロック回路図 同洗濯機の洗いから脱水までのシーケンスを示す図 同洗濯機の洗いから脱水までのフローチャート 同洗濯機の濁度、電導度と汚れ度合いのマトリックスを示す図 従来の洗濯機の洗濯行程における汚れ度合いの検知結果と、その汚れ度合いに対する洗い行程の制御を示す図
第1の発明は、筐体内に弾性的に吊支した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持された内槽と、この内槽の内底部に設けられたパルセータと、前記内槽またはパルセータを回転駆動する駆動手段と、前記筺体上部に設けた給水弁と、前記外槽底部に連通する排水ダクトと、前記排水ダクトを介して前記外槽から排水させる排水弁と、前記排水ダクトに設けられ光線の透過度合により洗濯液の濁度を検知する濁度検知手段と、前記外槽の底部近傍に設けられた一対の電極で構成される導電率検知手段と、前記駆動手段、給水弁などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、前記濁度検知手段にて洗濯液の濁度を検知するとともに、前記導電率検知手段にて洗濯液の電導度を検知し、前記濁度検知手段と前記導電率検知手段の判定結果をもとに、衣類の汚れ度合いを最終判定して、以降の行程制御を行なうようにしたことにより、信頼性の高い汚れ度合いの判定ができ、洗い行程またはすすぎ行程の適切な時間設定を行うことができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、導電率検知手段は、水検知回路と汚れ検知回路とを備え、電極からの信号を前記水検知回路と前記汚れ検知回路とで切り替え可能な構成としたことにより、水位検知と汚れ検知の電極構成を共用化したので、構造が簡略化され、かつコスト的な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機のブロック回路図である。
図1において、筐体41は、内部に複数のサスペンション42によって弾性的に吊り下げた外槽43を設け、脱水時の振動をサスペンション42によって吸収する構成としている。外槽43の内部には、衣類および乾燥対象物を収容する内槽44を中空で2重構造とした洗濯・脱水軸45を中心に回転可能に配設し、内槽44の内底部に衣類や乾燥対象物を撹拌するパルセータ46を回転自在に配設している。
また、内槽44の内部周壁には脱水時の水抜き穴であって兼通気孔44aを多数設けるとともに、上方には流体バランサ47を設けている。モータ(駆動手段)48は、外槽43の外底部に取り付け、洗濯または脱水時に回転力の伝達を洗濯・脱水軸45に切り換えるクラッチ49と洗濯・脱水軸45を介して、内槽44またはパルセータ46に連結している。パルセータ46は外周部に傾斜面50を有する略鍋型の形状をし、撹拌用突出部51を形成し、洗濯行程時に衣類が攪拌されるとともに、乾燥行程において、乾燥対象物をパルセータ46の回転による遠心力で傾斜面に沿って上方へと舞い上がりやすくしている。すなわち、衣類は攪拌により左右(回転方向)に入れ替わるとともに、上下にも入れ替わるという動きをするように構成されている。
乾燥機能の熱交換ダクト52は、循環する湿った温風(循環風)を除湿するもので、一旦を、接続ダクト53を介して外槽43の下部に設けた排水経路口54に接続し、他端を、温風循環経路57を構成する温風送風手段61の入り口側に接続している。
また、温風循環経路57の入り口側には、温風送風手段61に入ってくる循環風の温度を検知する第1の温度検知手段62が設けられ、出口側にはヒータで温められた循環風の温度を検知する第2の温度検知手段63が設けられ、乾燥行程時の循環風温度を検知している。
外槽43には、外槽43の上面を気密的に覆う外槽カバー65を設けており、この外槽カバー65に伸縮自在の上部蛇腹状ホース58からの温風噴出孔60を開口している。また、外槽カバー65に中蓋66を開閉自在に設け、衣類を出し入れするようにしている。
筺体41の上部は、略中央部に衣類投入口67を有する上部枠体68が装着されており、衣類投入口67を覆うように外蓋69が開閉自在に設けられている。
また、上部枠体68後部内方には、前記乾燥機能用の温風送風手段61や給水弁70などを装着した支持部材71が設けられている。
給水弁70は、2個以上の水路が開閉可能な複数弁構成とし、水道水あるいは風呂水吸水機構(図示せず)等から供給され、一方の水路は弁の開面積または洗浄ホース72側の吐出口面積を小さくして小流量の水が流れる構成で、洗浄ホース72にて外槽43外底部の排水ダクト75に形成された洗浄パイプ77に接続し、他方の水路は弁の開面積または給水ホース73側の吐出口面積を大きくして大流量で水が流れる構成で、給水ホース73にて支持部材71に設けた注水部材(図示せず)等を介して内槽44に洗濯水として給水可能に接続される。
また、上部枠体68内方の支持部材71には、複数回の洗濯に使用できる量の液体洗剤が収納可能で、その液体洗剤を外槽43内に自動的に投入する液体洗剤自動投入装置64が構成されている。液体洗剤自動投入装置64と外槽カバー65の間には、可撓性のある洗剤注水ホース59が接続され、空気ポンプ等(図示せず)によって、液体洗剤自動投入装置64から圧送された液体洗剤が、この洗剤注水ホース59を介して、外槽43と内槽44の間に滴下される。なお、洗剤注水ホース59は可撓性があるために、脱水時に、振動系である外槽43全体が振れ回っても、振動系や洗剤注水ホース59そのものへの影響はほとんど無い。
外槽43の底部には、外槽43内の水を排水する排水弁74を設け、前記排水ダクト75を介して熱交換ダクト52と接続ダクト53とに接続し、接続ダクト53と熱交換ダクト52からの排水を排水ダクト75、排水弁74に導き、排水ホース76から機外へ排水するようにしている。また、前述のように、排水ダクト75には、給水弁70に配管された洗浄ホース72の一端が接続された洗浄パイプ77が形成されている。
また、排水ダクト75には、排水弁74の上流に、光線を発光・受光させ、その透過度合、変化率により洗濯水の濁度を検知し、衣類の汚れ度合いを検知する濁度検知手段92が取り付けられている。また、排水ダクト75外面には、第3の温度検知手段97が設けられ、排水ダクト75内の水温を、つまり連通する外槽43内に給水弁70より給水された洗濯水の水温を検知するようになっている。
外槽43の底部近傍には、洗濯水の電導度を検知して水に溶解したイオン等から汚れの落ち程度を検知すると共に、抵抗値の変化より水の有無などを検知する一対の電極94を有する導電率検知手段78が設けられており、外槽43の下部でパルセータ46外周部上面より下方にあるため、パルセータ46の回転による水流の影響を受けにくく、安定して導電率を検知することができる。
また、外槽43の外周側壁には、前記導電率検知手段78の電極94よりも低い位置にエアートラップ95を構成し、空気管96にて圧力センサーなどで構成された水位検知手段90に連接し、外槽43内部に給水された洗濯水の水圧により複数段の水位を検知する事が出来る。
制御装置80は、一体集中的に形成するとともに、筺体41の背面部(裏カバー)81に略垂直に配設し、制御装置80の下側に冷却用送風機79を設けている。また、制御装置80は、カバー82にて覆われ保護されている。
上部枠体68の前面部には、入力設定手段83と、表示手段84(図2で後述)とで構成される操作表示部85が設けられている。
図2のブロック回路図において、制御装置80は、負荷駆動手段86を介して、モータ(駆動手段)48、クラッチ49や、温風送風手段61を構成する乾燥用ファン55およびヒータ56、排水弁74、冷却用送風機(冷却手段)79、給水弁70などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程および除菌・脱臭行程を制御する制御手段87を有している。
制御手段87は、マイクロコンピュータなどで構成し、商用電源88から、電源スイッチ89のONにより電力が供給されて動作を始め、布量検知手段93、水位検知手段90、第1の温度検知手段62、第2の温度検知手段63、第3の温度検知手段97の出力を入力し、入力設定手段83にて使用者の入力により設定された内容に基づいて、表示手段84に設定内容を表示するとともに、双方向サイリスタ、リレーなどで構成した負荷駆動手段86を介して、モータ48、クラッチ49、乾燥用ファン55、ヒータ56、排水弁74、冷却用送風機79、給水弁70、吸水ポンプ91、空気ポンプ40などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各行程を制御する。また、入力設定手段83と表示手段84とで、操作表示部85を構成している。
また、制御手段87は、導電率検知手段78から得られる洗濯液の電導度や、濁度検知手段92から得られる赤外線透過度合、およびその変化率をもとに、洗濯水の有無や洗剤の種類や衣類の汚れ度合いなどを検知し、各行程を制御する。
前記導電率検知手段78は、水検知回路98と汚れ検知回路99の二つの回路、既述した一対の電極94、およびリレー100から構成され、電極94で検知した電導度から水検知回路98により洗濯水の有無を検知する水位センサーとしての機能とともに、リレー100を切り替えることにより汚れ検知回路99により汚れ度合いを検知する汚れセンサー機能を発揮することができるように構成している。
また、制御手段87は、乾燥行程にて、第2の温度検知手段63により検知した温度が第1の所定温度(たとえば、110℃)に達したときヒータ56をオフし、そのときの第1の温度検知手段62による温度から第2の所定温度(たとえば、2k)が下がったとき、ヒータ56を動作させて循環風の温度を調節するよう構成している。
上記構成において、本願の言及する洗濯液の汚れ度合いに応じた動作制御の内容を、洗濯、すすぎ、脱水行程までの基本的な動作で説明する。
図3は、本発明の実施の形態1における全自動洗濯機の洗い〜脱水のシーケンス表を示すものであり、図4は、同洗い〜脱水制御のフローチャートである。
図3のシーケンス表において、基本行程は、洗い行程、すすぎ(1)の行程、すすぎ(2)の行程、そして脱水の行程で構成される。
図4のフローチャートにおいて、行程がスタートする(S101)と、布量検知定手段93にて投入された布量を検知(S102)し、制御手段87にて布量に応じた水位、洗剤量の決定および以降のシーケンスの仮決定をし、表示手段84にて表示する(S103)。なお、運転が開始されると、蓋ロック装置(図示せず)にて、外蓋69が固定され、入力設定手段83の一時停止ボタン(図示せず)を押さないと、外蓋69の開閉ができなくなる。
同時に、小流量の給水弁70が動作して洗浄ホース72側へ給水が開始(給水b)され、洗浄パイプ77から排水ダクト75内に、排水ダクト75が満たされる程度の水量が給水される(S104)。そして、濁度検知手段92による濁度検知のD0取得(S105)が行なわれ、給水された水道水の濁度が濁度検知手段92にて検知され、そのデータが制御手段87に入力される。なお、大流量の給水弁70を動作させ(給水a)、水道水を給水ホース73を介して内槽44内に給水すると、水道水は汚れた衣類を通過して排水ダクト75へ溜まるので、正確な水道水の濁度が検知されないが、小流量の給水弁70を動作させた場合は、洗浄パイプ77側から少量給水するので、衣類等の汚れが混入しない正確な濁度が検知できる。
なお、水位は、ランク1からランク9まで順に水位が高くなるように設定されており、ランク3までがパルセータ46の外周部上面よりも低い水位であり、また、ランク4からランク9までが布量に応じて、後述する洗い攪拌bが行なわれる水位であり、ランク9が最高水位である。なお、図3、図4は、布量が多く、ランク9の高水位を設定するように検知された場合の例を示している。
そして、使用者がその洗剤量表示に応じて、洗剤を投入する(S106)。洗剤は、使用者が洗剤量表示に応じて粉末洗剤あるいは液体洗剤を投入する場合と、液体洗剤自動投入装置64を利用して、液体洗剤が自動投入される場合があるが、本実施の形態では、使用者が洗剤量表示に応じて、粉末洗剤あるいは液体洗剤を投入する場合で説明する。
洗剤が投入されると、給水bにて、つまり小流量の給水弁70が動作して、洗浄ホース72、洗浄パイプ77を介して、排水ダクト75、接続ダクト53を通り、下側から槽内へ水位ランク1まで給水される(S107)。水位ランク1とは、パルセータ46の外周部上面よりも略100mm低く、導電率検知手段78が水に浸かる水位であり、導電率検知手段78の水検知回路98にて水位が検知され(S108)、給水が停止する(S109)。
なお、既述の水位検知手段90は、外槽43に設けたエアートラップ95で受圧した水圧を検知するという方式であるが、パルセータ46外周上面より略100mmも低い最低ランクの水位を正確に検知することは、水圧が非常に小さいために困難である。しかし、導電率検知手段78にて検知することにより、水が導電率検知手段78の一対の電極94に触れた時点で、水検知回路98にて最低ランクの低水位になったことを正確に検知することができる。
次に、排水弁74は閉じた状態で、伝達機構部のクラッチ49を脱水側に切り換えて、モータ48の動力を、脱水軸を介し内槽44に伝達して回転させ、内槽44とパルセータ46を同時に50〜120r/min前後の低速で回転させる、洗剤溶解のための槽回転動作をおこなう(S110)。これにより、槽内の洗濯液は、遠心力の作用で内槽44と外槽43の間をゆっくりと回転し、洗濯液が衣類の汚れに付着することなく、洗剤が十分に溶解され泡立てられる。
そして、槽回転を停止して、洗濯液の洗剤による濁度の初期値を得るために、濁度検知手段92により、濁度による汚れ検知のD1取得が行なわれ(S111)、同時に、導電率検知手段78のリレー100が切り替わり、汚れ検知回路99により、電導度による汚れ検知のE1取得が行なわれる(S112)。
この衣類からの汚れが抽出していない状態の洗濯液のデータは制御手段87に入力されるとともに、前のステップ(D0取得)で検知した水道水の濁度を排除して、S0判定(S0=D1−D0)により濁度値を演算し、投入された洗剤が、粉末洗剤か、液体洗剤かの洗剤の種類が判定され、その洗剤の種類に応じて、以降の洗い行程やすすぎ行程の時間が制御される(S113)。
次に、水位ランク2まで給水をしながら、排水弁74は閉じた状態で、伝達機構部のクラッチ49を脱水側に切り換えて、モータ48の動力を、脱水軸を介し内槽44に伝達して回転させ、内槽44とパルセータ46を一緒に、上記よりさらに低速の35r/min前後で回転させる(給水&槽回転)(S114)。そして、槽回転を停止した後、ランク3まで給水して(S115)、伝達機構部のクラッチ49によりモータ48の動力を、洗濯軸を介してパルセータ46に伝達し、パルセータ46が回転するという攪拌aを行ない(S116)、さらに、ランク5まで給水して(S117)攪拌aを行なう(S118)。これらの給水時のランク2以上の複数の水位検知は、圧力式の水位検知手段90にて行われる。
これらの動作により、定格水位(ここでは布量検知により設定されたランク9の水位)より低い水位で、この場合は、高水位より4ランク下の水位で、いわゆる洗浄効果の高い洗剤高濃度攪拌が行なわれ、泡立ちも十分になされ、衣類の汚れも洗濯液中に溶出される。
そして、攪拌aを停止して、濁度検知手段92により、濁度による汚れ検知のD2取得が行なわれ(S119)、同時に、導電率検知手段78の汚れ検知回路99により、電導度による汚れ検知のE2取得が行なわれる(S120)。これにより、高水位より低い水位での洗濯液の濁度のデータが制御手段87に入力、演算される(S121)。
次に、大流量の給水弁70を動作させ、給水ホース73を介して内槽44内に給水が始まり、定格水位まで、図3、図4の場合は高水位(ランク9)まで給水される(S122)。給水が終わると、制御手段による演算(S121)で決定された時間、例えば粉末洗剤なら8分間、液体洗剤なら10分間の洗い攪拌b(S123)が始まる。
洗い攪拌b(S123)が始まり、パルセータ46が回転することで、衣類がパルセータ46の攪拌用突出部11に引っかかり、中心部へ引き込まれる。内槽44の中心下層部の衣類は、引き込まれた衣類により、内槽44の上層部へ押し上げられる。このようにして内槽44内の衣類を撹拌して、衣類同士、または内槽44の内壁やパルセータ46との接触により作用する機械力と、水流力により行われ、衣類に含まれた汚れは洗濯水中に溶出し洗濯水の濁度が、順次変化していく。
所定の定格水位(ランク6〜9)で洗い行程の洗い攪拌bが開始された後も濁度検知手段92にて洗濯液の濁度による汚れ検知のD3取得を行ない(S124)、同時に、導電率検知手段78の汚れ検知回路99により、電導度による汚れ検知のE3取得が行なわれる(S125)。
これにより、D2取得にて検知したデータと合わせてS2判定(S2=D3−D2またはD3−D1)とT2判定(T2=E3−E2またはE3−E1)、およびその結果をもとに演算を行ない、洗濯液の汚れ度合い、つまり洗濯物からの汚れ落ち度合いを判定する(S126)。
そして、その汚れ落ち度合いをもとに、以降の洗濯時間の補正や、すすぎ行程の時間短縮などの行程制御を行なう。
洗濯液の汚れ度合い、即ち衣類からの汚れ落ち度合いの判定については、後述の図5の説明で述べる。
次行程の、すすぎ(1)行程では、排水弁74を開いて内槽44内の水を排水した後、伝達機構部のクラッチ49を脱水側に切り換えて、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで行ったのち、給水aにて、大流量の給水弁70を動作させ、高水位(ランク9)まで給水し、再度モータ48が駆動し、衣類から洗剤液を出すためのすすぎ攪拌cが開始される(S128)。
すすぎ(2)行程、つまり最終すすぎ行程では、すすぎ(1)と同様に排水と脱水が行なわれ、それが終わった後に、すすぎ攪拌cが開始される(S129)。
脱水行程では、すすぎ終了後、排水弁74を開いて内槽44内の水を排水ホース76より排水した後、伝達機構部のクラッチ49を脱水側に切り換えて、モータ48の動力を、脱水軸を介し内槽44に伝達して回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、水分を衣類から分離することで行う(S130)。
図5は、本発明の実施の形態1における全自動洗濯機の濁度、電導度と汚れ度合いのマトリックス表である。
衣類の汚れには、汗汚れや泥汚れなど様々な汚れがあるが、例えば汗汚れの場合、赤外線の透過度合いにより汚れを検知する濁度検知手段92では、洗濯液の濁りが小さいため、汗で大きく汚れていても、適切に判定することは困難である。しかし、洗濯液の電導度により汚れを検知する導電率検知手段78では、塩分を含んだ水の場合には、電導度が大きくなるという特徴があり、実際の汚れ度合いと同じく、汚れ度合いは大きい即ち、衣類からの汚れ落ちは十分と判定することができる。
ところが、泥汚れの場合は、洗濯液は濁っているが電導度は小さいために、濁度検知手段92では、正しく汚れが落ちていると判定できるが、導電率検知手段78では、適切に判定することは困難である。
図5は、この二つの汚れ検知手段から得られるデータを総合的に見て、汚れ度合い即ち、衣類からの汚れ落ち度合いを判定しようというものであり、図5において、縦軸のD−L1〜D−L4は、濁度検知手段92により取得した濁度による汚れ度合いS2判定を表し、D−L1からD−L4になるにつれ洗濯水の汚れ度合いが増す。
横軸のE−L1〜E−L4は、導電率検知手段78の汚れ検知回路99により取得した電導度による汚れ度合いT2判定を表し、E−L1からE−L4になるにつれ洗濯水の汚れ度合いが増す。
図5のマトリックス表で、T−L1からT−L4は、上記二つの汚れ検知手段から得られる汚れ度合いを総合的に判定するものである。洗濯水の汚れを二つの検知手段で検知し、例えば、濁度による汚れ度合いがD−L1で、軽い汚れと判定し、電導度による汚れ度合いがE−L4で、ひどい汚れと判定した場合は、総合的な汚れ度合いをT−L4のひどい汚れと判定し、汗等の汚れの強かった衣類からの汚れは離脱していると判断する。
あるいは、濁度による汚れ度合いがD−L3で、中程度の汚れと判定し、電導度による汚れ度合いがE−L3で、同じ中程度の汚れと判定した場合は、総合的な汚れ度合いをT−L3の中程度の汚れと判定し、衣類の中程度の汗汚れや泥汚れは離脱しているとする。
そして、この総合的な判定をもとに、衣類からの汚れが十分に離脱したかのS2判定、T2判定以降の洗い行程(S127)の延長もしくは短縮や、すすぎ行程(S128、S129)の時間短縮などの行程制御を行なう。例えば、T−L1・T−L2・T−L3・T−L4の順に洗い時間が長くなるように設定する。あるいは、T−L1・T−L2・T−L3・T−L4の順にすすぎ時間が長くなるように設定する。
以上のように、本実施の形態においては、洗い行程において、濁度検知手段にて洗濯液濁度を検知して汚れ度合いを判定するとともに、導電率検知手段にて洗濯液電導度を検知して汚れ度合いを判定し、二つの判定結果をもとに、汚れ度合い、即ち衣類から汚れが十分離脱したかどうかを最終判定して、以降の行程制御を行なうようにしたものである。
しかも、導電率検知手段は、通常のエアートラップで受圧した圧力式の水位検知手段では検知困難な極低水位の検知を行う事で、水位検知と汚れ検知の電極構成を共用化したので、リレーおよび一部の汚れ検知回路を追加するだけで実現でき、構造が簡略化され、コスト的にも安価に実現が可能となる。
これにより、信頼性の高い汚れ度合いの判定ができるので、洗い行程やすすぎ行程の適切な時間設定、および性能向上を達成することができる。
本発明にかかる洗濯機は、洗濯液の汚れに応じて、効率的な行程制御が可能となるので、各種の洗濯機等の用途にも適用できる。
43 外槽
44 内槽
46 パルセータ
48 モータ(駆動手段)
53 接続ダクト
68 上部枠体
70 給水弁
74 排水弁
75 排水ダクト
78 導電率検知手段
87 制御手段
92 濁度検知手段
94 電極
98 水検知回路
99 汚れ検知回路
100 リレー

Claims (2)

  1. 筐体内に弾性的に吊支した外槽と、前記外槽内に回転自在に支持された内槽と、この内槽の内底部に設けられたパルセータと、前記内槽またはパルセータを回転駆動する駆動手段と、前記筺体上部に設けた給水弁と、前記外槽底部に連通する排水ダクトと、前記排水ダクトを介して前記外槽から排水させる排水弁と、前記排水ダクトに設けられ光線の透過度合により洗濯液の濁度を検知する濁度検知手段と、前記外槽の底部近傍に設けられた一対の電極で構成される導電率検知手段と、前記駆動手段、給水弁などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、前記濁度検知手段にて洗濯液の濁度を検知するとともに、前記導電率検知手段にて洗濯液の電導度を検知し、前記濁度検知手段と前記導電率検知手段の判定結果をもとに、衣類の汚れ度合いを最終判定して、以降の行程制御を行なうことを特徴とする洗濯機。
  2. 導電率検知手段は、水検知回路と汚れ検知回路とを備え、電極からの信号を前記水検知回路と前記汚れ検知回路とで切り替え可能な構成とした請求項1記載の洗濯機。
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