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JP2011197119A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】満杯検知機能とライトディテクト機能の両方を1つのセンサで実現できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置の表面に形成され、装置外部の外光を装置内部に入射させる入光部と、画像形成装置の内部に設けられ、光量を検出する一の受光部と、受光部に向けてレーザを照射するレーザ照射部と、排出部に積載された記録材の高さを検知するフィラーと、フィラーにより予め定められた高さが検知された場合に受光部に向けて照射されるレーザを遮断する遮光部と、レーザの照射前に受光部で検出された光量と、レーザの照射後に受光部で検出された光量とを比較することで、排出部に積載された記録材が満杯であるかを検知する満杯検知機能を実行するとともに、受光部で検出された外光の光量と、予め設定されたライトディテクト閾値とを比較することで、比較結果に応じて予め定められた制御を行うライトディテクト機能を実行する制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複合機や複写機等の電子写真方式の画像形成装置に関し、装置自身の状態や装置周辺の状態に応じて制御を行う画像形成装置に関する。
本発明に関連する技術として以下の2つの例について説明する。
[技術例1]
電子写真方式の画像形成装置において、ユーザが排紙された用紙を取らずに印刷を続けると、用紙があふれ、整列やページ順が乱れることがある。これを防止するための検出手段として、積載された用紙の最上位置が予め定められた高さに到達したことを検知する機能(満杯検知機能)がある。そして、この機能は、フィラーとフォトインタラプタにより実現可能であることが既に知られている。
[技術例2]
電子写真方式の画像形成装置では、動作していない状態(待機中)においても、定着ヒータなどに電力を供給している。このような待機中の消費電力を減らすために、画像形成装置の外部の明るさを検知し、その明るさに応じて自動的に予め定められた制御を行う機能(ライトディテクト機能)がある。この機能では、例えば、検知された明るさが予め定められた閾値を下回ると、画像形成装置本体の電源が自動的にOFFされるといった制御が行われる。そして、この機能は、装置外に配置した照度センサにより電源OFFすることが既に知られている。なお、この技術例2に関連する例として、照度センサを用いて操作パネルの周囲の照度を測定し、その測定結果を用いて操作パネルのバックライトを制御する技術が、特許文献1(特開2001−265294号公報)に開示されている。
技術例1の満杯検知機能と技術例2のライトディテクト機能の両方を兼ね備える画像形成装置では、コスト削減のため、1つ(共通)のセンサにより両方の機能を実現することが望ましい。しかし、満杯検知機能を実現するためのレーザやセンサが画像形成装置の内部に配置される一方で、ライトディテクト機能を実現するためのセンサは画像形成装置の外部に配置される必要がある。よって、両機能におけるセンサの配置位置が根本的に異なるため、センサを1つにすることは構成上困難であった。このようなことから、1つのセンサにより満杯検知機能とライトディテクト機能の両方を実現することは困難であった。
なお、例えば特許文献2(特開2008−046304号公報)には、節電効率を高める目的で、複数の節電レベルを持つ省電力制御装置について開示されている。この省電力制御装置は、所定時間における外光の変化量により最適な節電レベルに制御することで、節電効率を高めている。この省電力制御装置の制御は、所定時間内での光量の差により外光を推測する点では、後述する本発明と似ている。しかし、装置外にセンサを配置する必要があるという問題は解消できていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、満杯検知機能とライトディテクト機能の両方を1つのセンサにより実現できる画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、画像形成装置の表面に形成され、画像形成装置の外部の光である外光を画像形成装置の内部に入射させる入光部と、画像形成装置の内部に設けられ、光量を検出する一の受光部と、受光部に向けてレーザを照射するレーザ照射部と、排出部に積載された記録材の高さを検知するフィラーと、フィラーにより予め定められた高さが検知された場合に、受光部に向けて照射されるレーザを遮断する遮光部と、レーザの照射前に受光部で検出された光量と、レーザの照射後に受光部で検出された光量とを比較することにより、排出部に積載された記録材が満杯であるか否かを検知する満杯検知機能を実行するとともに、受光部で検出された外光の光量と、予め設定されたライトディテクト閾値とを比較することにより、比較結果に応じて予め定められた制御を行うライトディテクト機能を実行する制御部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、制御部は、レーザの照射前に受光部で検出された光量の代わりとして、予め設定された第2の閾値を用い、第2の閾値と、レーザの照射後に受光部で検出された光量とを比較することにより、満杯検知機能を実行することを特徴としてもよい。
また、本発明の画像形成装置において、制御部は、画像形成装置の電源が投入されたとき又は画像形成装置が省エネモードから復帰したときの後で満杯検知機能を実行し、排紙部が満杯であることを検知した場合、印刷に係る調整処理を除いて画像形成装置の動作を停止させるように制御することを特徴としてもよい。
また、本発明の画像形成装置において、制御部は、レーザの照射後に受光部で検出された光量の代わりとして、予め設定された第3の閾値を用い、第3の閾値と、レーザの照射前に受光部で検出された光量とを比較することにより満杯検知機能を実行し、第3の閾値を用いた比較の後で印刷が開始され、印刷中に排紙部が満杯であることを検知した場合、レーザ照射部にレーザの照射を行わせ、レーザの照射後に受光部で検出された光量と、レーザの照射前に受光部で検出された光量とを比較することにより満杯検知機能をやり直すことを特徴としてもよい。
また、本発明の画像形成装置において、ライトディテクト閾値は、光量毎に複数用意されており、制御部は、受光部で検出された外光の光量に応じてライトディテクト閾値を選択し、受光部で検出された外光の光量と、選択したライトディテクト閾値とを比較することにより、ライトディテクト機能を実行することを特徴としてもよい。
また、本発明の画像形成装置において、制御部は、受光部で検出された外光の光量が選択したライトディテクト閾値以下であった場合、受光部で前回検出された外光の光量と、受光部で今回検出された外光の光量との差を算出し、算出した差が予め設定された第4の閾値を超えているかどうかを判断し、算出した差が第4の閾値を超えている場合、画像形成装置の電源を遮断しないように制御することを特徴としてもよい。
また、本発明の画像形成装置において、制御部は、算出した差が第4の閾値を超えている場合、受光部で定期的に検出される外光の光量が所定分連続して予め設定された第5の閾値以下となるかどうかを判断し、外光の光量が所定分連続して第5の閾値以下となった場合、画像形成装置の電源を遮断するように制御することを特徴としてもよい。
本発明によれば、満杯検知機能とライトディテクト機能の両方を1つのセンサにより実現できる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の排紙部の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の動作例1を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の動作例2を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)について添付図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置(例えば、複合機、複写機等)であり、上述した満杯検知機能とライトディテクト機能を兼ね備えている。本実施形態の画像形成装置は、以下に記す一連の画像形成動作を行う。まず、本実施形態の画像形成装置は、原稿画像又は画像データに応じて副走査方向に回転する像担持体である感光体(帯電装置により予め一様に帯電されている)上を露光装置により露光して静電潜像を形成する。次に、本実施形態の画像形成装置は、感光体上の静電潜像に対して現像装置によりトナーを付着させてトナー画像を形成する。次に、本実施形態の画像形成装置は、感光体上のトナー画像を転写装置により記録材(例えば用紙等)上に転写する。次に、本実施形態の画像形成装置は、記録材上のトナー画像を定着装置により定着させ、その記録材を装置外へ排出する。このような画像形成動作を行うための構成は従来一般的に知られているので、ここでの詳細な説明は省略する。
まず、本実施形態の画像形成装置の排紙部の基本的な構成について、図1(a)を用いて説明する。本実施形態では、排紙部(記録材の排出部)の一例を排紙トレイとして説明する。図1(a)において、トナー画像の定着により画像形成が完了したシート(記録材)は、ローラ100の回転により排紙トレイ20に排紙される。シートが排紙トレイ20に積載され続け、積載されたシートが正常に排紙できない高さに到達すると、その積載されたシートによって排紙フィラー101が押し上げられる。
次に、本実施形態の画像形成装置の排紙部の内部構成について、図1(b)を用いて説明する。図1(b)に示す構成は、図1(a)に示すAの部分(排紙トレイ20の内部)を拡大した構成である。図1(b)に示すように、排紙トレイ20の内部には、満杯検知機能を実現する手段の一部として、レーザ照射部106と、照度センサ(受光部)103とが設けられている。照度センサ103の数は1つである。レーザ照射部106と照度センサ103とは対向して配置されている。レーザ照射部106は、照度センサ103に向けてレーザを照射する。照度センサ103は、レーザ照射部106から射出されたレーザ及び後述する画像形成装置外部から入射された光の光量(照度、明るさ)を検出する。本実施形態では、レーザ照射部106から照射されたレーザが照度センサ103に到達するまでの径路を満杯検知径路(レーザ径路)aとする。
また、図1(b)に示すように、排紙トレイ20の内部には、ライトディテクト機能を実現する手段の一部として、光窓(入光部)104と、ミラー105とが設けられている。光窓104は、排紙トレイ20の上部(表面)に形成された開口部であり、外光(画像形成装置の外部の光)を装置内部に入射させるためのものである。なお、光窓104の形成場所は、排紙トレイ20に限定されず、画像形成装置の表面であればよい。また、ミラー105は、光窓104から入射した外光を照度センサ103に導くためのものである。本実施形態では、光窓104から入射した外光が照度センサ103に到達するまでの径路をライトディテクト径路(外光径路)bとする。
また、図1(b)に示すように、排紙トレイ20の内部には、満杯検知径路aとライトディテクト径路bを遮断するための遮光板(遮光部)102が設けられている。この遮光板102は、排紙フィラー101の動きと連動する。すなわち、遮光板102は、排紙フィラー101が下がっている状態、すなわちシートが満杯でないときは、満杯検知径路a及びライトディテクト径路b外に移動(位置)する。よって、レーザ照射部106からのレーザ光及び光窓104からの外光は遮られないので、照度センサ103まで導かれる。その一方、遮光板102は、排紙フィラー101が上がっている状態、すなわちシートが満杯であるときは、満杯検知径路a及びライトディテクト径路b上に移動(位置)する。よって、レーザ照射部106からのレーザ光及び光窓104からの外光は遮られるので、照度センサ103に導かれない。なお、遮光板102が満杯検知径路aのみを遮断するように構成してもよい。
レーザ照射部106によるレーザの照射は、図示しない制御部によって制御される。また、照度センサ103によって検出される光量は、上記図示しない制御部に送られる。この図示しない制御部は、画像形成装置全体の動作を制御する制御部であってもよいし、その制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
次に、本実施形態の画像形成装置の動作例について、図2、図3のフローチャートを用いて説明する。
図2は、排紙トレイ20の状態が不定となっているとき、すなわち、画像形成装置の電源がONされたとき又は画像形成装置が省エネモードから復帰したときの処理フロー(動作例1)を示す図である。
まず、満杯検知機能が行われる。まず、照度センサ103は、レーザ照射部106からレーザを照射しない状態での光量(初期光量)を検出する(S200)。検出された初期光量は、上記図示しない制御部(以下、制御部という)に送られる。制御部は、この初期光量を一時的に保存する。
次に、制御部は、初期光量を取得すると、レーザ照射部106にレーザを照射させる(S201)。
レーザ照射部106からレーザが照射されたら、照度センサ103は、再度光量(レーザ照射後の光量)を検出する(S202)。検出されたレーザ照射後の光量は、制御部に送られる。制御部は、このレーザ照射後の光量を一時的に保存する。
次に、制御部は、初期光量とレーザ照射後の光量とを比較する(S203)。
比較の結果、レーザ照射後の光量と初期光量とに変化がなければ(S203/NO)、レーザ照射にもかかわらず光量が変わらないことになるので、遮光板102が満杯検知径路a上に位置してレーザを遮光しているということになる。つまり、フィラー101が押し上げられた状態になっているので、制御部は、排紙トレイ20が排紙で満杯であると判断し、排紙トレイ満杯エラーとして画像形成装置を停止するように制御する。
比較の結果、レーザ照射後の光量の方が初期光量よりも大きければ(S203/YES)、遮光板102が満杯検知径路a外に位置しており、レーザを遮光していないということになる。つまり、フィラー101が押し上げられておらず、下がった状態になっているので、制御部は、排紙トレイ20が排紙で満杯ではないと判断し、照射中のレーザを停止するようレーザ照射部106を制御する(S204)。これにより、本実施形態の画像形成装置は印刷可能状態となる。
続いて、ライトディテクト動作が行われる。レーザ照射部106からのレーザが停止されたら、照度センサ103は、光窓104から入射された外光の光量(現在の光量)を検出する(S205)。検出された現在の光量は、制御部に送られる。制御部は、この現在の光量を一時的に保存する。
次に、制御部は、現在の光量と、予め設定されたライトディテクト閾値とを比較する(S206)。このライトディテクト閾値(第1の閾値)は、画像形成装置内又は制御部内に備えられた図示しない記憶部に、予め格納されている。
比較の結果、現在の光量がライトディテクト閾値以下であれば(S206/NO)、制御部は、画像形成装置の外が暗い、つまり人がいないと判断し、画像形成装置の電源をOFFにするよう電源部(図示せず)を制御する。
比較の結果、現在の光量がライトディテクト閾値より大きければ(S206/YES)、制御部は、画像形成装置の外が明るい、つまり人がいると判断し、印刷指示があるまで継続して現在の光量を監視する(S207/NO)。その後、印刷指示を受けたら(S207/YES)、制御部は印刷を開始させる。
図3は、印刷を開始したときの処理フロー(動作例2)を示す図である。図3の処理フローは、基本的には上述した図2の処理フローと同じであるので、共通する動作の説明は省略し、異なる動作のみを以下に説明する。
印刷が開始された後のS300〜S303は、図2のS200〜S203と同様である。S303での比較の結果、レーザ照射後の光量の方が初期光量よりも大きければ(3203/YES)、制御部は、排紙トレイ20が排紙で満杯ではないと判断し、実行中の印刷が終了するまで継続してレーザ照射後の光量を監視する(S304/NO)。実行中の印刷が終了したら(S304/YES)、制御部は、照射中のレーザを停止するようレーザ照射部106を制御する(S305)。その後のS306〜S308は、図2のS205〜S207と同様である。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置によれば、外光を入射させる窓を装置表面に設けるとともに、装置内部に設けたセンサでレーザの光量と外光の光量の両方を検出する構成にしたので、満杯検知機能及びライトディテクト機能の両方を1つのセンサで実現できる。その結果、画像形成装置のコストの削減を実現できる。また、1つのセンサを用いてレーザの光量と外光の光量を検出しようとすると、センサの絶対値に差が生じるため、満杯検知機能及びライトディテクト機能のそれぞれを有効にする閾値決めが困難であるという問題もあった。しかし、本実施形態の画像形成装置によれば、そのような閾値決めを必要としないので、満杯検知機能及びライトディテクト機能の両方を1つのセンサにより実現できる。
以上、本実施形態における基本的な動作例を説明したが、これに加えて、以下に説明する例のように動作してもよい。以下、上述した本実施形態における変形例を説明する。
変形例1について説明する。本実施形態の画像形成装置において、印刷が連続して行われているとき、画像形成装置が設置されている部屋が少しずつ暗くなるなどして、実際の光量が初期光量から変化する可能性がある。そのため、上記満杯検知機能の判断基準を初期光量とすると、満杯を誤検知する可能性がある。そこで、変形例1として、印刷中の満杯検知機能の判断では、制御部は、初期光量の代わりに、予め設定された満杯検知閾値(第2の閾値)を用いるようにしてもよい。満杯検知閾値は、画像形成装置内又は制御部内に備えられた図示しない記憶部に予め格納されている。図3のフローを例に説明すると、S304で印刷終了ではない場合(S304/NO)、制御部は、連続印刷中であると判断し、次のS303では、初期光量との比較を行うのではなく、予め設定された満杯検知閾値との比較を行うようにする。すなわち、最初のS303のみ初期光量を用いた比較が行われ、その後連続印刷と判断された以降のS303では満杯検知閾値を用いた比較が行われる。これにより、印刷中に初期光量が変化することで生じうる誤検知を防ぐことができる。
変形例2について説明する。図2及び図3の動作例において、満杯検知機能でエラー(排紙トレイ満杯エラー)となった場合、画像形成装置の動作は停止するが、図2において電源ONや省エネモードからの復帰の後にエラーとなった場合は、図3において印刷開始後(印刷中)にエラーとなった場合と比べて、ユーザがエラーに気付いてすぐに解除を行う可能性が高い。一方で、画像形成装置では、印刷準備の色合わせや濃度調整などの調整処理(印刷準備処理)を電源ON時に実行することが多いが、上記エラーの解除後に調整処理を実行していては、最初の印刷にかかる時間が長くなってしまう。そこで、変形例2として、特定のタイミング(例えば電源ON時や省エネモードからの復帰時など)の後に満杯検知機能でエラーになったとしても、制御部は、調整処理だけは実行するようにしてもよい。すなわち、制御部は、図2のフローにおいて排紙トレイ満杯エラーと判断した場合(S303/NO)、そのエラーをユーザに通知するとともに画像形成装置の動作を停止させるように制御するが、このとき調整処理だけは実行するように制御する。すなわち、調整処理を除いた画像形成装置の動作が停止させられる。これにより、ユーザがエラーの解除を行った後ですぐに印刷を開始できる。
変形例3について説明する。本実施形態の画像形成装置は、図2の動作例において、S201でのレーザ照射前に、S200で照度センサ103が検出した初期光量が予め設定された初期光量判断用閾値(第3の閾値)を超えているかどうかを制御部で判断することで、満杯検知機能を実現することもできる。制御部は、判断の結果、初期光量が初期光量判断用閾値を超えていて十分に明るい場合、レーザ照射を行わずに、排紙トレイ満杯エラーではない(印刷可能状態である)と判断する。すなわち、レーザ照射を行わずに満杯検知機能が実現できる。これにより、レーザ照射分の省電力を実現できる。しかしその後、印刷が連続して行われ、その間にユーザが光窓104の上に物を置くなどした場合、排紙トレイ満杯エラーの誤検知が起こってしまう。そこで、変形例3として、レーザ照射を行わずに印刷が開始され、その印刷中に排紙トレイ20の満杯が検知された場合、制御部は、レーザ照射を行い、そのレーザ照射後の光量と初期光量とを比較することで、満杯検知機能をやり直すようにしてもよい。
変形例4について説明する。本実施形態の画像形成装置では、ライトディテクト機能を行う場合、予め設定されたライトディテクト閾値を用いて判断するが、画像形成装置が元々暗い環境(場所)に設置されていた場合、人間が画像形成装置の近くなどを通ったときなどに生じる少しの光量の変化により、すぐに画像形成装置の電源がOFFされてしまう可能性がある。そこで、変形例4として、ライトディテクト閾値を光量毎に複数用意しておき、制御部が、その中から、図2のS205や図3のS306で取得した現在の光量に応じて適切な値を選択し、その後のS206やS307の判断に用いるようにしてもよい。これにより、少しの光量の変化によって生じうる電源OFFの制御を防ぐことができる。
変形例5について説明する。上記変形例4において、図2のS205や図3のS306で取得された現在の光量と、複数の中から選択されたライトディテクト閾値との差が小さい場合が起こりうる。そのような場合、制御部は、人間が装置近傍を通るなどして光量が少しでも変化した場合に、画像形成装置の電源をOFFしてしまう。そこで、変形例5として、制御部は、画像形成装置の外部の光量を監視し、その光量の変化が急であった場合には、電源をOFFしないようにしてもよい。図2及び図3のフローにおいて、制御部は、照度センサ103から現在の光量を取得して一時的に保存している(S205、S306)が、本例では、制御部が現在の光量を取得しても前回取得した現在の光量を消去しないようにする。そして、制御部は、今回取得した現在の光量が、選択したライトディテクト閾値以下であった場合(S206/NO、S307/NO)、電源OFFを行う前に、前回取得した光量と今回取得した光量との差、すなわち傾き(変化)を算出する。次に、制御部は、算出した傾きが予め設定された傾き判断用閾値(第4の閾値)を超えているかどうかを判断する。算出した傾きが傾き判断用閾値を超えている場合、制御部は、その傾きをノイズであると判断し、電源をOFFしないように制御する。一方、算出した傾きが傾き判断用閾値以下である場合、制御部は、電源をOFFにする。なお、室内の電気が消されたような場合でも傾きは急になるため、制御部は、傾きをノイズであると判断した場合、さらに以下の判断を行うようにしてもよい。制御部は、傾きをノイズであると判断した後で照度センサ103から現在の光量を定期的にいくつか取得し、それらの光量が連続して予め設定された連続判断用閾値(第5の閾値)以下となった場合は、電源をOFFするようにしてもよい。
以上が本実施形態における変形例であるが、これらの変形例1〜5は任意に組み合わせるようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施形態における動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させてもよい。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させてもよい。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read ONly Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送してもよい。または、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送してもよい。コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
20 排紙トレイ
100 ローラ
101 排紙フィラー
102 遮光板
103 照度センサ
104 光窓
105 ミラー
106 レーザ照射部
特開2001−265294号公報 特開2008−046304号公報

Claims (7)

  1. 画像形成装置の表面に形成され、前記画像形成装置の外部の光である外光を前記画像形成装置の内部に入射させる入光部と、
    前記画像形成装置の内部に設けられ、光量を検出する一の受光部と、
    前記受光部に向けてレーザを照射するレーザ照射部と、
    排出部に積載された記録材の高さを検知するフィラーと、
    前記フィラーにより予め定められた高さが検知された場合に、前記受光部に向けて照射されるレーザを遮断する遮光部と、
    前記レーザの照射前に前記受光部で検出された光量と、前記レーザの照射後に前記受光部で検出された光量とを比較することにより、前記排出部に積載された記録材が満杯であるか否かを検知する満杯検知機能を実行するとともに、前記受光部で検出された前記外光の光量と、予め設定されたライトディテクト閾値とを比較することにより、比較結果に応じて予め定められた制御を行うライトディテクト機能を実行する制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記レーザの照射前に前記受光部で検出された光量の代わりとして、予め設定された第2の閾値を用い、
    前記第2の閾値と、前記レーザの照射後に前記受光部で検出された光量とを比較することにより、前記満杯検知機能を実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記画像形成装置の電源が投入されたとき又は前記画像形成装置が省エネモードから復帰したときの後で前記満杯検知機能を実行し、前記排紙部が満杯であることを検知した場合、印刷に係る調整処理を除いて前記画像形成装置の動作を停止させるように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記レーザの照射後に前記受光部で検出された光量の代わりとして、予め設定された第3の閾値を用い、
    前記第3の閾値と、前記レーザの照射前に前記受光部で検出された光量とを比較することにより前記満杯検知機能を実行し、
    前記第3の閾値を用いた比較の後で印刷が開始され、印刷中に前記排紙部が満杯であることを検知した場合、前記レーザ照射部にレーザの照射を行わせ、
    前記レーザの照射後に前記受光部で検出された光量と、前記レーザの照射前に前記受光部で検出された光量とを比較することにより前記満杯検知機能をやり直すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記ライトディテクト閾値は、光量毎に複数用意されており、
    前記制御部は、
    前記受光部で検出された前記外光の光量に応じて前記ライトディテクト閾値を選択し、
    前記受光部で検出された前記外光の光量と、前記選択したライトディテクト閾値とを比較することにより、前記ライトディテクト機能を実行することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    前記受光部で検出された前記外光の光量が前記選択したライトディテクト閾値以下であった場合、前記受光部で前回検出された前記外光の光量と、前記受光部で今回検出された前記外光の光量との差を算出し、
    算出した差が予め設定された第4の閾値を超えているかどうかを判断し、
    前記算出した差が前記第4の閾値を超えている場合、前記画像形成装置の電源を遮断しないように制御することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記算出した差が前記第4の閾値を超えている場合、前記受光部で定期的に検出される外光の光量が所定分連続して予め設定された第5の閾値以下となるかどうかを判断し、
    前記外光の光量が所定分連続して前記第5の閾値以下となった場合、前記画像形成装置の電源を遮断するように制御することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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