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JP2011176093A - 発光素子用基板および発光素子 - Google Patents

発光素子用基板および発光素子 Download PDF

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JP2011176093A JP2010038551A JP2010038551A JP2011176093A JP 2011176093 A JP2011176093 A JP 2011176093A JP 2010038551 A JP2010038551 A JP 2010038551A JP 2010038551 A JP2010038551 A JP 2010038551A JP 2011176093 A JP2011176093 A JP 2011176093A
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Kuniaki Ishihara
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Abstract

【課題】基礎基板からの半導体層の剥離といった問題の発生を抑制すると共に、十分な光の取り出し効率を得ることが可能な発光素子用基板および発光素子を提供する。
【解決手段】発光素子用基板は、発光層6を含む半導体層(n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7、基板4)と、半導体層と中間層35を介して接合された基礎基板2とを備える。半導体層と基礎基板2との接合部にフォトニック結晶構造層3が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、発光素子用基板および発光素子に関し、より特定的には、2次元回折格子を備える発光素子用基板および発光素子に関する。
III−V族化合物半導体(たとえばGaNなど)は、発光素子の材料として近年応用が進んでいる。たとえば、当該発光素子を構成する基板としてIII−V族化合物半導体基板(たとえばGaN基板)を用いれば、当該基板の主表面上にIII−V族化合物からなる発光層を形成することにより、発光層と基板との間の応力の発生を抑制することができる。この結果、結晶品質の良い発光層を形成できる。しかし、GaN基板などのIII−V族化合物半導体基板は、一般的にシリコン基板などに比べて非常に高価となっている。このため、発光層の結晶品質は若干低下するが、発光ダイオード(LED)などの発光素子には安価なサファイア基板などが多く使用されている。
上記の問題に対して結晶品質の良い発光層を形成するための基板を安価に提供するために、特開2006−210660号公報(特許文献1)は、シリコン(Si)基板などにGaN膜などの窒化物半導体膜を形成するため、Si基板の表面にGaN膜を接合する半導体基板の製造方法を開示する。また、J.W.Chung, 他2名, ”N-Face GaN/AlGaN HEMTs Fabricated Through Layer Transfer Technology”, IEEE Electron Device Letters, 30, 2, 2009(非特許文献1)は、中間接着層を介してSi基板の表面にGaN膜を接合する半導体基板の製造方法を開示する。
上述のように適用が進められている、III−V族化合物半導体の一つであるGaNは、屈折率が約2.5であり、空気(屈折率が1.0)に比べて屈折率が高いため、全反射角が小さくなる。このため、発光層から発した光が発光素子の外に出射しにくい、すなわち光取り出し効率が低いという問題がある。これは、発光素子の表面で一度全反射した光は、その後も全反射を繰り返しながら発光素子の内部を伝搬するが、その光の多くは伝搬するに従い、外部に出射するよりも先に発光素子の電極および半導体層内で吸収されてしまうためである。
上記の問題に対して、発光素子からの光の取り出し効率を向上させるとともに、発光素子から出射する光の指向性を変更するために、J. J. Wierer, 他4名,“InGaN/GaN quantum-well heterostructure light-emitting diodes employing photonic crystal structures”, Applied Physics Letters, 84, 19, May 10, 2004, pp3885-3887(非特許文献2)や、K. McGroddy, 他8名, “Directional emission control and increased light extraction in GaN photonic crystal light emitting diodes”, Applied Physics Letters, 93, 103502, 2008(非特許文献3)は、半導体デバイスの表面にフォトニック結晶構造を形成することを開示する。
特開2006−210660号公報
J.W.Chung,他2名,"N-Face GaN/AlGaN HEMTs Fabricated Through Layer Transfer Technology", IEEE Electron Device Letters, 30, 2, 2009 J. J. Wierer, 他4名, "InGaN/GaN quantum-well heterostructure light-emitting diodes employing photonic crystal structures", Applied Physics Letters, May 10, 2004, 84, 19, pp3885-3887 K. McGroddy, 他8名, "Directional emission control and increased light extraction in GaN photonic crystal light emitting diodes", Applied Physics Letters, 93, 103502, 2008
しかし、特許文献1に開示されるように、シリコン基板などの異種材料からなる基礎基板に窒化物半導体膜を接合する場合、基礎基板と窒化物半導体膜との接合界面における接合強度が不十分で基礎基板から窒化物半導体膜が剥離するといった問題が発生する場合があった。このような剥離が発生すると、発光素子が正常に動作しなくなるという問題が起きる。
また,非特許文献1では,中間層に水素シルセスキオキサン(HSQ)を前駆体とした酸化シリコン層が用いられている。このように、窒化物半導体膜に対して酸化シリコンの平坦層が形成されると、酸化シリコンは屈折率が1.5以下と低いため,光はやはりこの界面(窒化物半導体膜と酸化シリコンとの界面)で全反射してしまう。非特許文献1では,その用途がパワーデバイス向けなので問題とはなっていないが、本発明のように窒化物半導体膜を光学素子として用いる場合には、上述のような全反射は光取り出し効率の低下を招くため、問題となる。
また、非特許文献2、3に開示されるように、発光素子の表面に2次元回折格子(フォトニック結晶構造)を形成する場合、デバイスの表面には電極などの他の構造も形成する必要があり、2次元回折格子のためのスペースを十分確保できない場合もあった。このような場合、2次元回折格子による光の取り出し効率の向上効果を十分に得られない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、基礎基板からの半導体層の剥離といった問題の発生を抑制すると共に、十分な光取り出し効率を得ることが可能な発光素子用基板および発光素子を提供することである。
この発明に従った発光素子用基板は、発光層を含む半導体層と、半導体層と中間層を介して接合された基礎基板とを備える。半導体層と基礎基板との接合部に2次元回折格子が形成されている。
このようにすれば、中間層として半導体層と基礎基板との接合性に優れた材料からなる層を形成することで、半導体層と基礎基板との剥離を防止することができる。さらに、2次元回折格子が半導体層と基礎基板との接合部に形成されているので、電極などの他の構造と干渉することなく、十分なサイズの2次元回折格子を形成することができる。この結果、2次元回折格子により光の取り出し効率を改善する効果を高めることができる。
さらに,中間層は(酸化シリコンよりも)高屈折率の透明酸化膜で構成されてもよい。これにより、全反射条件が緩和されより多くの光が2次元回折格子と相互作用できるようになる。その結果,光取り出し効率をより一層高めることが出来る。
また、中間層として、酸化シリコンなどの屈折率は低いが接着力に優れた材料を使ってもよい。この場合、上記2次元回折格子は半導体層に直接接するように、中間層の半導体層寄りの位置(たとえば中間層において半導体層と接する表面層)、もしくは中間層を貫通する形態で設けられることが好ましい。これにより、半導体層から到来する光はたとえ半導体層と中間層との界面で全反射しても2次元回折格子の寄与を受ける(2次元回折格子と相互作用する)ことができる。その結果、基板と半導体層の接着性を保持しつつ、光取り出し効率をより一層高めることが出来る。
この発明に従った発光素子は、上記発光素子用基板を用いたものである。このようにすれば、半導体層が基礎基板から剥離する可能性を低減できるとともに、十分な広さの2次元回折格子を形成し、かつ、素子に本来閉じ込められたまま吸収されて失われていた光を効率よく回折格子と作用させることができるので、信頼性が高く、光の取り出し効率の高い発光素子を実現できる。
このように、本発明によれば、基礎基板からの半導体層の剥離といった問題の発生を抑制すると共に、十分な光の取り出し効率を得ることができる。
本発明に従った発光素子の実施の形態1を示す断面模式図である。 図1に示した発光素子の製造方法を説明するためのフローチャートである。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図2に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 本発明による発光素子の実施の形態2を示す断面模式図である。 図10に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図10に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図10に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 図10に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。 本発明による発光素子の実施の形態3を示す断面模式図である。 図15に示した発光素子の製造方法を説明するための断面模式図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1を参照して、本発明による発光素子の実施の形態1を説明する。
図1を参照して、発光素子1は、基礎基板2と、基礎基板2上に配置された中間層35と、中間層35上に配置された半導体からなる基板4と、基板4上に形成されたn型半導体層5と、発光層6と、p型半導体層7と、n電極8と、p電極9とを備える。中間層35は、基礎基板2の主表面上に接続されている。基板4は、中間層35上に配置されている。つまり、基礎基板2と基板4とは中間層35を介して接合されている。基板4と基礎基板2との接合部には2次元回折格子としてのフォトニック結晶構造層3が形成されている。具体的には、このフォトニック結晶構造層3は、基礎基板2において中間層35と接触する表面を含む表面層に形成されている。このフォトニック結晶構造層3は、2次元方向に屈折率が周期的に変化する構造であり、基礎基板2の上部表面(中間層35と接合された表面)に、開口部3bが周期的に(たとえばマトリックス状に)複数形成されている。フォトニック結晶構造層3においては、内部が真空もしくは空気により充填された状態の開口部3bと、この開口部3bの間に位置し、基礎基板2の表面層の一部からなるベース部3aとにおいて、屈折率が異なることにより、フォトニック結晶構造が構成されている。フォトニック結晶構造層3の開口部3bの形状やサイズ、ピッチや配置などは、光の取り出し効率など求める特性に応じて任意に決定することができる。
基板4の上部表面(中間層35と接合された表面とは反対側に位置する表面)上にはn型半導体層5が形成されている。n型半導体層上には発光層6が形成されている。発光層6上にはp型半導体層7が形成されている。発光素子1の端部においては、p型半導体層7、発光層6およびn型半導体層5の一部を除去することにより段差部10が形成されている。この段差部10内において露出しているn型半導体層5上にn電極8が形成されている。また、p型半導体層7の上部表面上には透明性の導電体からなるp電極9が形成されている。
発光素子1は、たとえば窒化ガリウム(GaN)を用いたLEDである。この場合、基礎基板2としては、たとえばサファイア基板を用いることができる。なお、基礎基板2としてはたとえば透明性の材料からなる基板を用いてもよいが、他の材料、たとえば金属からなる基板を用いてもよい。たとえば、基礎基板2としてスピネル製の基板、GaN製の基板、炭化シリコン(SiC)製の基板、あるいは石英製の基板を用いることができる。なお、基礎基板2としては表面を平滑に仕上げておくことが好ましい。
また、中間層35としては、たとえばインジウム亜鉛酸化物(IZO)を用いることができる。この中間層35の厚みは、たとえば300nmとすることができる。
また、基板4としてはGaN基板を用いることができる。また、n型半導体層5としては、n型のGaNエピタキシャル層を用いることができる。発光層6としては、たとえば多重量子井戸(MQW)構造を有する発光層を用いることができる。具体的には、たとえばGaN層とInGaN層との組合せを6組積重ねた積層構造を発光層6として用いることができる。
また、p型半導体層7としては、たとえばp型のGaNエピタキシャル層を用いることができる。p型半導体層7の厚みdは、たとえば90nmとすることができる。このような発光素子1においては、中間層35として半導体層としての基板4と基礎基板2との接合性に優れた酸化物材料からなる、たとえばIZOなどの層を形成することで、基板4と基礎基板2との剥離を防止することができる。さらに、フォトニック結晶構造層3が基板4と基礎基板2との接合部(より具体的には基礎基板2において中間層35と接する表面層)に形成されているので、電極などの他の構造と干渉することなく、十分なサイズのフォトニック結晶構造層3を形成することができる。この結果、フォトニック結晶構造層3により光の取り出し効率を改善する効果を高めることができる。
中間層として半導体層と基礎基板との接合性に優れた材料からなる層を形成することで、半導体層と基礎基板との剥離を防止することができる。さらに、2次元回折格子が半導体層と基礎基板との接合部に形成されているので、電極などの他の構造と干渉することなく、十分なサイズの2次元回折格子を形成することができる。加えて、中間層35として屈折率の高い材料を選択し、屈折率比が大きくなるように真空もしくは空気からなる回折格子を形成し回折効率を高めている。この結果、2次元回折格子により光の取り出し効率を改善する効果を高めることができる。また、中間層35として酸化シリコンより屈折率の高い材料を用いているので、基板4と中間層35との界面での全反射角度を大きくできる。このため、フォトニック結晶構造層3に到達できる光量を多くできるので、結果的に光の取り出し効率をより高めることができる。
次に、図2〜図9を参照して、図1に示した発光素子の製造方法を説明する。
図2を参照して、図1に示した発光素子の製造方法においては、まず成膜工程(S21)を実施する。具体的には、基板4の上部表面上に、n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7を順次たとえばエピタキシャル成長法などを用いて形成する。たとえば、発光素子としてGaNを用いた青色LEDを形成する場合、基板4としてGaN基板(あるいは、サファイア基板)を用いてもよい。
次に、図2に示すように、デバイス加工工程(S22)を実施する。具体的には、図4に示すように、フォトリソグラフィ法で形成したマスクを用いてp型半導体層7、発光層6およびn型半導体層5の一部をエッチングにより除去することにより、段差部10を形成する。そして、p型半導体層7の上部表面上および段差部10において露出したn型半導体層5の表面上にそれぞれp電極9およびn電極8を形成する。これらのp電極9およびn電極8の形成方法としては、従来周知の任意の方法を用いることができる。たとえば、まずフォトリソグラフィ法により電極が形成されるべき領域に開口部を有するマスクを形成する。当該マスク上および開口部の内部に電極を構成する金属膜を真空加熱蒸着法などの物理蒸着法により形成する。その後、マスク層を除去する(リフトオフ)ことにより、p電極9およびn電極8を形成する。
次に、図2に示す支持基板貼付け工程(S23)を実施する。具体的には、図5に示すように、p電極9が形成された側の基板表面上に接着剤26を介して支持基板25を貼付ける。支持基板25としてはたとえばシリコン基板を用いることができる。
次に、図2に示すように裏面研磨工程(S24)を実施する。具体的には、図5に示すように、基板4の裏面27を研磨する。この結果、基板4の厚みを所定の厚み(たとえば80μm程度)とすることができる。研磨方法としてはいわゆる機械研磨やCMP(化学的機械研磨)に加えて,ウェットエッチングや反応性イオンエッチングまで含めた任意の方法を用いることができる。また、研磨後の基板4の裏面27については鏡面仕上げを行なう。そして、当該研磨加工によるダメージ層を除去するため、たとえば塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングによって、裏面27の表面層を所定の厚さ(たとえば200nm程度)だけ除去する。その結果、上述した研磨工程により発生していたダメージ層を除去することができる。また、研磨後に必要とする膜厚によっては、基板4を除去しても良い。研磨後の基板4と基板5を合わせた厚みが薄いほど、後述するフォトニック結晶構造層3と発光層6とを近接させられるので、フォトニック結晶構造による光の回折効果を大きくすることができる。
さらに、裏面27に、スパッタ法を用いて中間層35となるべきIZO膜を形成する。このIZO膜の厚みはたとえば250nmとすることができる。このようにして、図6に示す中間層35を形成する。
次に、図2に示すように、2次元回折格子を形成する工程(S25)を実施する。具体的には、図7に示すように、たとえばサファイア単結晶からなる基礎基板2を準備し、当該基礎基板2において中間層35(図1参照)の裏面と接続される表面上に所定のパターンを有するレジスト膜28を形成する。具体的には、基礎基板2の表面上にフォトニック結晶構造層3の開口部3bの平面形状と同様の開口パターンを有するレジスト膜28を、i線ステッパを用いて形成する。なお、開口パターンの形成には、電子線描画法やナノインプリント法を用いてもよい。
次に、たとえば塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、当該レジスト膜28をマスクとして用いて基礎基板2の表面の一部をエッチングにより除去することにより、図8に示すように開口部3bを形成する。開口部3bの深さはたとえば250nmとすることができる。この後レジスト膜28を除去し、さらに基礎基板2の表面をアセトンで洗浄する。この結果、開口部3bと、この開口部3bの間に位置し、基礎基板2と同じ材質からなるベース部3a(図1参照)とによって構成されるフォトニック結晶構造層3が得られる。このようにして、2次元回折格子を形成する工程(S25)が実施される。なお、フォトニック結晶構造層3の開口部3bの平面パターンは、任意の構成とすることができるが、たとえば三角格子状とすることができる。このとき、開口部3bの格子ピッチはたとえば1.60μmとする。また、開口部3bの平面形状は円形状とし、当該開口部3bの直径は1.06μmとする。
次に、図2に示すように、基礎基板との貼り合せ工程(S26)を実施する。具体的には、図9に示すように、フォトニック結晶構造層3が形成された基礎基板2を、中間層35を介して基板4と接合する。基板4と基礎基板2との接合方法は、任意の方法を用いることができが、たとえばGaNからなる基板4の中間層35が形成された面と基礎基板2とを高真空中で貼り合わせ、加圧接合する、といった方法を用いることができる。このように基礎基板2を基板4の中間層35が形成された側に貼り合せることにより、内部に空気が充填された開口部3bと、ベース部3aとからなるフォトニック結晶構造層3が基礎基板2と基板4との境界部(具体的には中間層35と接する基礎基板2の表面層)に形成される。
次に、図2に示すように、支持基板除去工程(S27)を実施する。具体的には、基礎基板2が貼り付けられた貼り合せ基板をホットプレートなどで加熱することで、接着剤26(図9参照)を軟化させる。その状態で、支持基板25を基板4の主表面に沿った方向にスライドさせて当該支持基板25を貼り合せ基板から除去する(スライドオフ)。その後、貼り合せ基板の表面に残存する接着剤26を薬液(リムーバ)などで溶解・除去する。このようにして、図1に示すような構造のエピタキシャル層からなるLED構造を有する貼り合せ基板を得ることができる。
この後、図2に示すように、後処理工程(S28)を実施する。具体的には、上述した貼り合せ基板を発光素子となるべき領域ごとにダイヤモンドソーなどを用いてダイシングする、あるいはスクライブすることによりチップ化する。そして、得られたチップ(発光素子)をステムなどの上に固定し必要な配線を形成することで、発光装置を形成することができる。たとえば、p型半導体層7が上に向くように、基礎基板2を銀ペーストによりステムに貼り付ける。そして、発光素子のp電極9およびn電極8にそれぞれ金ワイヤを接続することで、発光装置(LED)を形成できる。
(実施の形態2)
図10を参照して、本発明による発光素子の実施の形態2を説明する。
図10を参照して、発光素子1は基本的には図1に示した発光素子1と同様の構造を備えるが、フォトニック結晶構造層3の構造が異なる。具体的には、フォトニック結晶構造層3を構成する開口部3bが、中間層35を貫通することなく、中間層35の厚さ方向の途中まで延在するとともに、基礎基板2の表面層にも延在している。このような構造の発光素子1によっても、図1に示した発光素子1と同様の効果を得ることができる。
図11〜図14を参照して、図10に示した発光素子の製造方法を説明する。
まず、図2に示した成膜工程(S21)〜裏面研磨工程(S24)までを実施の形態1における発光素子の製造方法と同様に実施する。具体的には、図3〜図6で説明した工程と同様の工程を実施する。この結果、図6に示すような、基板4の裏面27上にIZOからなる中間層35が形成された構造が得られる。なお、基板4側に形成された中間層35の厚みはたとえば150nmとすることができる。
さらに、その後図2に示した2次元回折格子を形成する工程(S25)として、図11〜図13で説明する工程を実施する。具体的には、まず、図11に示すように、たとえばサファイアからなる基礎基板2を準備し、当該基礎基板2において基板4(図10参照)の裏面側に面する表面上に中間層35を形成した。中間層35としては、スパッタ法を用いてIZO膜を形成した。このIZO膜の厚みはたとえば300nmとすることができる。
次に、図12に示すように、中間層35上に所定のパターンを有するレジスト膜28を形成する。レジスト膜28における開口パターンは、実施の形態1において図7に示したレジスト膜28における開口パターンと同様である。
次に、当該レジスト膜28をマスクとして用いて中間層35および基礎基板2の表面の一部をエッチングにより除去することにより、図13に示すように開口部3bを形成する。具体的には、まず塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングによりレジスト膜28のパターンをIZOからなる中間層35に転写し、さらに残存するレジスト膜28を利用して、塩素ガスを用いた反応性イオンエッチングにより基礎基板2を部分的に除去した。この結果、開口部3bと、この開口部3bの間に位置し、中間層35および基礎基板2と同じ材質からなるベース部3a(図10参照)とによって構成されるフォトニック結晶構造層3が得られる。このようにして、2次元回折格子を形成する工程(S25)が実施される。この後、レジスト膜28を除去し、基礎基板2表面をアセトンで洗浄した。ここで、フォトニック結晶構造層3を構成する開口部3の深さは、中間層35の部分では300nm、基礎基板2の部分では100nmとすることができる。
その後、IZOからなる基礎基板2側の(フォトニック結晶構造層3を構成する)中間層35の表面を50nmだけ研磨する。これにより中間層35表面に残ったレジスト膜28の残渣などを除去出来る。
その後、図2に示すように、基礎基板との貼り合せ工程(S26)を実施する。具体的には、図14に示すように、フォトニック結晶構造層3が形成された基礎基板2を、基板4の裏面27側に接合する。基板4と基礎基板2との接合方法は、たとえば高真空中で貼り合わせて加圧接合するといった方法や、他の任意の方法を用いることができる。
この後、図2に示した支持基板除去工程(S27)および後処理工程(S28)を実施することにより、図10に示した発光素子を得ることができる。
(実施の形態3)
図15を参照して、本発明による発光素子の実施の形態3を説明する。
図15に示す発光素子1は、基本的には図1に示した発光素子と同様の構造を備えるが、フォトニック結晶構造層3の配置が異なっている。すなわち、図15に示した発光素子1においては、フォトニック結晶構造層3が基礎基板2の上部表面(中間層35との接合面)を含む基礎基板2の表面層と中間層35とに形成された開口部3b(図15参照)と、当該開口部3bの周囲に位置する基礎基板2および中間層35の部分とにより構成される。異なる観点から言えば、図15に示した発光素子におけるフォトニック結晶構造層3は、空気が内部に充填された開口部3bと、開口部3bの間において、基礎基板2および中間層35と同じ材質からなるベース部3a(図15参照)とからなっている。開口部3bの配置は、図1に示した発光素子1のフォトニック結晶構造層3と同様である。このような構造の発光素子によっても、図1に示した発光素子と同様の効果を得ることができる。また、中間層35自体がフォトニック結晶構造層35となっていることから、光の取り出し効率をより高めることができる。
図16を参照して、図15に示した発光素子の製造方法を説明する。
まず、図2に示した成膜工程(S21)〜裏面研磨工程(S24)までを実施の形態1における発光素子の製造方法と同様に実施する。その後、図2に示した2次元回折格子を形成する工程(S25)として、図11〜図13で説明した工程と同様の工程を実施する。その後、レジスト膜28を除去し、基礎基板2表面をアセトンで洗浄した。
次に、図2に示すように、基礎基板との貼り合せ工程(S26)を実施する。具体的には、図16に示すように、中間層35および基礎基板2の表面層により構成されるフォトニック結晶構造層3が形成された基礎基板2を、基板4の裏面27に接合する。基板4と基礎基板2との接合方法は、実施の形態1における貼り合せ工程(S26)と同様の方法を用いることができるが、他の任意の方法を用いてもよい。
この後、図2に示した支持基板除去工程(S27)および後処理工程(S28)を実施することにより、図15に示した発光素子を得ることができる。
以下、上述した実施の形態と一部重複する部分もあるが、本発明の特徴的な構成を列挙する。
この発明に従った発光素子用基板は、発光層6を含む半導体層(n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7、基板4)と、半導体層(n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7、基板4)と中間層35を介して接合された基礎基板2とを備える。半導体層(n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7、基板4)と基礎基板2との接合部に2次元回折格子(フォトニック結晶構造層3)が形成されている。
このようにすれば、中間層35として基板4と基礎基板2との接合性に優れた材料からなる層を形成することで、基板4と基礎基板2との剥離を防止することができる。さらに、フォトニック結晶構造層3が基板4と基礎基板2との接合部に形成されているので、電極などの他の構造と干渉することなく、十分なサイズのフォトニック結晶構造層3を形成することができる。この結果、フォトニック結晶構造層3により光の取り出し効率を改善する効果を高めることができる。
さらに,中間層35は(酸化シリコンよりも)高屈折率の透明酸化膜で構成されてもよい。これにより、全反射条件が緩和されより多くの光が2次元回折格子としてのフォトニック結晶構造層3と相互作用できるようになる。その結果,光取り出し効率をより一層高めることが出来る。
また、中間層35として、酸化シリコンなどの屈折率は低いが接着力に優れた材料を使ってもよい。この場合、上記2次元回折格子は半導体層(n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7、基板4のうちの基礎基板2側の層、たとえば基板4)に直接接するように、中間層35の半導体層寄りの位置(たとえば中間層35において半導体層と接する表面層)、もしくは中間層35を貫通する形態で設けられることが好ましい。これにより、半導体層から到来する光はたとえ半導体層と中間層35との界面で全反射しても2次元回折格子の寄与を受ける(2次元回折格子と相互作用する)ことができる。その結果、基礎基板2と半導体層の接着性を保持しつつ、光取り出し効率をより一層高めることが出来る。なお、基礎基板2の材料としては、半導体層と同じ材料を用いてもよいし、半導体層と異なる材料を用いてもよい。
上記発光素子用基板において、フォトニック結晶構造層3は、中間層35と接触する基礎基板2の表面層に形成された基礎基板側空孔群(図1の開口部3b)と、基礎基板側空孔群の周囲の表面層の部分とを含んでいてもよい。中間層35は酸化シリコンの屈折率より高い屈折率を有する材料(たとえばIZO)により構成されていてもよい。この場合、中間層35の屈折率が酸化シリコンより高くなっているので、酸化シリコンを中間層35として用いた場合より基板4と中間層35との界面での全反射角を大きくすることができる。この結果、発光層6から出射した光のうちより多くの割合の光が中間層35を介して基礎基板2側へ到達できる。このため、基礎基板2側に形成されたフォトニック結晶構造層3により光の取り出し効率を容易に高めることができる。
上記発光素子用基板において、フォトニック結晶構造層3は、中間層35に周期的に形成された空孔群(開口部3b)と、開口部3bの周囲の中間層35の部分とを含んでいてもよい。この場合、中間層35に開口部3bを周期的に形成することで、フォトニック結晶構造層3を容易に形成することができる。また、中間層35自体を2次元回折格子(フォトニック結晶構造層3)として利用するので、基礎基板2表面に到達しない光もフォトニック結晶構造層3により素子の外部へ取り出すことが可能になる。
上記発光素子用基板において、フォトニック結晶構造層3は、図10や図15に示すように、中間層35に形成された空孔群の各空孔とそれぞれと連なるように基礎基板2の表面層に形成された基礎基板側空孔群と、基礎基板側空孔群の周囲の表面層の部分とをさらに含んでいてもよい。この場合、中間層35および基礎基板2の表面層に開口部3bを周期的に形成することで、フォトニック結晶構造層3を容易に形成することができる。また、中間層35として屈折率の相対的に高い材料(たとえば酸化シリコンより屈折率の高い材料)を用いることで、開口部3bとその周囲の部分との屈折率比が大きくなるようにしてもよい。この場合、より高い回折効率を得ることができる。
上記発光素子用基板において、図15に示すような構造において中間層35を構成する材料は酸化シリコンであってもよい。酸化シリコンは屈折率が1.5以下と酸化物中では比較的低い値を示すが,図15の場合はフォトニック結晶構造層3が基板4と直接接触しているため,フォトニック結晶による回折効果を十分に期待できる。加えて,酸化シリコンのもつ高い接着性を利用し基礎基板2と基板4との接合強度を確実に高めることができる。
上記発光素子用基板において、中間層35は酸化物からなっていてもよい。この場合、基板4と基礎基板2との接着性の高い酸化物(酸化シリコンなど)を用いることで、基板4と基礎基板2との剥離を確実に防止できる。
上記発光素子用基板において、中間層35を構成する材料は、酸窒化シリコン(SiON)、インジウムスズ酸化物(ITO)、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、チタニア(TiO)、ジルコニア(ZrO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、スピネル(MgAlO)、酸化ガリウム(Ga)からなる群から選択される少なくとも1種の材料を含んでいてもよい。これらの材料は、いずれも酸化シリコンより高い屈折率を示すため、酸化シリコンを中間層として用いた場合より基板4と中間層35との界面での全反射角を大きくすることができる。この結果、発光層6から出射した光がより中間層35を介して基礎基板2側へ到達できる。このため、基礎基板2側にフォトニック結晶構造層3が形成されたような場合にも、光の取り出し効率を容易に高めることができる。
上記発光素子用基板において、半導体層(n型半導体層5、発光層6、p型半導体層7、基板4)は窒化ガリウムを含んでいてもよい。これにより、紫外から可視(たとえば緑色)の波長域で十分な光の取り出し効率を得ることが可能な発光素子用基板および発光素子を提供できる。また、半導体層はIII−V族化合物半導体を含んでいてもよい。
上記発光素子用基板において、基礎基板2は透明基板であってもよい。この場合、基礎基板2側からも光を取り出すことが可能になる。なお、ここで透明基板とは、当該基板の単位厚さ(たとえば1mm)当たりでの可視光の透過率が60%以上の基板を言う。
上記発光素子用基板において、基礎基板2を構成する材料は、酸化アルミニウム(Al:サファイア)、酸化ガリウム(Ga)、スピネル(MgAlO)、窒化アルミニウム(AlN)、炭化シリコン(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、セレン化亜鉛(ZnSe)、酸化亜鉛(ZnO)、カーボン、ダイヤモンド、ガラス(たとえば合成石英、ソーダガラス、低アルカリガラスなど)からなる群から選択される1種からなっていてもよい。これらの材料は基板4などの半導体層を構成する材料(たとえばGaNなどのIII−V族化合物半導体)より安価であり、発光素子用の貼り合せ基板の全体を当該半導体で形成する場合より貼り合せ基板の製造コストを低減できる。
この発明に従った発光素子1は、図1、図10、図15に示すように、上記発光素子用基板を用いたものである。このようにすれば、基板4が基礎基板2から剥離する可能性を低減できるとともに、十分な広さのフォトニック結晶構造層3を形成できるので、信頼性が高く、光の取り出し効率の高い発光素子1を実現できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、2次元回折格子を備える発光素子用基板および発光素子に有利に適用される。
1 発光素子、2 基礎基板、3 フォトニック結晶構造層、3a ベース部、3b 開口部、4 基板、5 n型半導体層、6 発光層、7 p型半導体層、8 n電極、9 p電極、10 段差部、25 支持基板、26 接着剤、27 裏面、28 レジスト膜、35 中間層。

Claims (17)

  1. 発光層を含む半導体層と、
    前記半導体層と中間層を介して接合された基礎基板とを備え、
    前記半導体層と前記基礎基板との接合部に2次元回折格子が形成されている、発光素子用基板。
  2. 前記2次元回折格子は、前記中間層と接触する前記基礎基板の表面層に形成された基礎基板側空孔群と、前記基礎基板側空孔群の周囲の前記表面層の部分とを含み、
    前記中間層は酸化シリコンの屈折率より高い屈折率を有する材料により構成されている、請求項1に記載の発光素子用基板。
  3. 前記中間層は酸化物からなる、請求項2に記載の発光素子用基板。
  4. 前記中間層を構成する材料は、酸窒化シリコン、インジウムスズ酸化物、インジウム亜鉛酸化物、チタニア、ジルコニア、酸化亜鉛、酸化スズ、スピネル、酸化ガリウムからなる群から選択される少なくとも1種の材料を含む、請求項2または3に記載の発光素子用基板。
  5. 前記半導体層は窒化ガリウムを含む、請求項2〜4のいずれか1項に記載の発光素子用基板。
  6. 前記基礎基板は透明基板である、請求項2〜5のいずれか1項に記載の発光素子用基板。
  7. 前記基礎基板を構成する材料は、酸化アルミニウム、酸化ガリウム、スピネル、窒化アルミニウム、炭化シリコン、窒化ガリウム、セレン化亜鉛、酸化亜鉛、カーボン、ダイヤモンド、ガラスからなる群から選択される1種からなる、請求項2〜6のいずれか1項に記載の発光素子用基板。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の発光素子用基板を用いた、発光素子。
  9. 前記2次元回折格子は、前記中間層に周期的に形成された空孔群と、前記空孔群の周囲の前記中間層の部分とを含む、請求項1に記載の発光素子用基板。
  10. 前記2次元回折格子は、前記中間層に形成された前記空孔群の各空孔とそれぞれ連なるように前記基礎基板の表面層に形成された基礎基板側空孔群と、前記基礎基板側空孔群の周囲の前記表面層の部分とをさらに含む、請求項9に記載の発光素子用基板。
  11. 前記中間層は酸化物からなる、請求項9または10に記載の発光素子用基板。
  12. 前記中間層を構成する材料は、酸窒化シリコン、インジウムスズ酸化物、インジウム亜鉛酸化物、チタニア、ジルコニア、酸化亜鉛、酸化スズ、スピネル、酸化ガリウムからなる群から選択される少なくとも1種の材料を含む、請求項9または10に記載の発光素子用基板。
  13. 前記中間層を構成する材料が酸化シリコンである、請求項9または10に記載の発光素子用基板。
  14. 前記半導体層は窒化ガリウムを含む、請求項9〜13のいずれか1項に記載の発光素子用基板。
  15. 前記基礎基板は透明基板である、請求項9〜14のいずれか1項に記載の発光素子用基板。
  16. 前記基礎基板を構成する材料は、酸化アルミニウム、酸化ガリウム、スピネル、窒化アルミニウム、炭化シリコン、窒化ガリウム、セレン化亜鉛、酸化亜鉛、カーボン、ダイヤモンド、ガラスからなる群から選択される1種からなる、請求項9〜15のいずれか1項に記載の発光素子用基板。
  17. 請求項9〜16のいずれか1項に記載の発光素子用基板を用いた、発光素子。
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