JP2011165788A - 半導体素子基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な方法で被転写領域を拡大でき、転写精度を向上させる事のできる半導体素子基板の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体素子基板の製造方法は、半導体素子が形成された転写元基板100に第1の粘度のシール材103を枠状に描画する描画工程と、シール材103の枠内にシール材103と類質で且つ第1の粘度より粘度の低い第2の粘度の接着剤104を塗布する塗布工程と、転写元基板100の接着剤104塗布面に第1転写先基板200を貼り合せる貼り合せ工程と、半導体素子を転写元基板100より第1転写先基板200へと転写する転写工程とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】半導体素子基板の製造方法は、半導体素子が形成された転写元基板100に第1の粘度のシール材103を枠状に描画する描画工程と、シール材103の枠内にシール材103と類質で且つ第1の粘度より粘度の低い第2の粘度の接着剤104を塗布する塗布工程と、転写元基板100の接着剤104塗布面に第1転写先基板200を貼り合せる貼り合せ工程と、半導体素子を転写元基板100より第1転写先基板200へと転写する転写工程とを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、転写技術を用いた半導体素子基板の製造方法に関するものである。
近年、薄型、軽量で自由に折り曲げる事のできる電子機器が注目されている。例えば、電子ペーパーに代表されるフレキシブルディスプレイは、携帯時の軽さに加え、衝撃に対する吸収や、手に馴染む柔軟性など、ユビキタス社会の一役を担う電子機器と成り得るものである。このような電子機器の作成方法としては、可撓性を有するプラスチック基板上に転写技術を用いて、薄膜トランジスター等の薄膜素子を転写したものが知られている。
従来の転写工程では、まず転写元基板上に剥離層を形成し、その上に通常のプロセスを用いて被転写層である半導体素子を形成する。そして、転写元基板と転写先基板とを接着剤により接着し、光、熱等により剥離層と転写元基板との密着力を弱めた後に転写元基板を剥離する事で、転写先基板へ被転写層を転写する事ができる。
このような転写工程では、転写元基板と転写先基板との貼り合せに液状の接着剤が用いられる場合、特許文献1に開示されているように、接着剤を封入する為の土手として予めシール材を枠状に描画し、その枠内に接着剤を塗布する方法が取られている。この時、封入する接着剤が漏れ出すのを防止する為、シール材の材質を封入する接着剤とは異質で、互いに相溶性の無いものを使用する事により両者が溶解する事無く、漏れずに接着剤を封入する方法が開示されている。
しかしながら、従来の方法では、接着剤と土手としてのシール材とは異質の材料を使用している為、接着剤領域とシール材領域で被転写層との接着状態及び保持性が異なる。その為、接着剤領域に於いては正常に転写が行われるのに対し、土手としてのシール材領域に於いては転写不良が発生する場合が多い。又、被転写層が転写される前に、シール材が工程中で除去される場合にはシール材領域では転写がされない。その為、土手としてのシール材領域は被転写領域に重ならないよう配置する必要があり、必然的に被転写領域が狭くなり制限されるといった問題点が生じる。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するように、以下の形態または適用例として実現される。
[適用例1]半導体素子が形成された第1基板に第1の粘度のシール材を枠状に描画する描画工程と、前記シール材の枠内に前記シール材と類質で且つ前記第1の粘度より粘度の低い第2の粘度の接着剤を塗布する塗布工程と、前記第1基板の前記接着剤の塗布面に第2基板を貼り合せる貼り合せ工程と、前記半導体素子を前記第1基板より前記第2基板へと転写する転写工程と、を有する半導体素子基板の製造方法。
ここで言う類質とは、主成分、硬化方法が同一であり、一方の硬化後の接着強度(kgf/cm2)が他方の硬化後の接着強度の±10%以内であり、且つ一方の硬化収縮率(%)が、他方の硬化収縮率の±10%以内である事を指す。この方法によれば、封入する接着剤に対して、シール材の粘度を高くし粘度差を付ける事で土手として機能し、接着剤が漏れる事無く封入する事ができる。又、シール材と接着剤の成分が類質な為、硬化後、接着剤が塗布される領域である接着剤領域と、シール材が描画される領域であるシール材領域との硬化状態及び、被転写層との接着状態及び保持性が同等となる事で、接着剤領域及びシール材領域いずれの領域に於いても安定した転写が可能となる。即ちシール材領域に於いても被転写領域を配置する事が可能となり、被転写領域を拡大する事ができる。
ここで言う類質とは、主成分、硬化方法が同一であり、一方の硬化後の接着強度(kgf/cm2)が他方の硬化後の接着強度の±10%以内であり、且つ一方の硬化収縮率(%)が、他方の硬化収縮率の±10%以内である事を指す。この方法によれば、封入する接着剤に対して、シール材の粘度を高くし粘度差を付ける事で土手として機能し、接着剤が漏れる事無く封入する事ができる。又、シール材と接着剤の成分が類質な為、硬化後、接着剤が塗布される領域である接着剤領域と、シール材が描画される領域であるシール材領域との硬化状態及び、被転写層との接着状態及び保持性が同等となる事で、接着剤領域及びシール材領域いずれの領域に於いても安定した転写が可能となる。即ちシール材領域に於いても被転写領域を配置する事が可能となり、被転写領域を拡大する事ができる。
ここで、本発明に於いて被転写層とは、薄膜トランジスター、ダイオード、抵抗、インダクター、キャパシター、その他能動素子、受動素子を問わない単体の素子、一定の機能を奏するように素子が集積され配線された集積回路等の回路、さらに複数の素子の組み合わせからなる回路の一部、集積回路等を1以上組み合わせて一定の機能を奏するように構成された装置の全部又は一部を意味し、被転写層の構成や形状、大きさに限定はない。
又、本発明に於いては、被転写層の転写回数は1回に限られない。即ち1回目の転写で転写元基板から転写先基板に被転写層を転写した後、被転写層が転写された転写先基板から更に別の転写先基板に被転写層を転写しても良い。又、転写先基板は必ずしも剛性を有している必要は無く、可撓性を有するフィルムのようなものでも良い。
[適用例2]前記第1の粘度は5,000cP以上300,000cP以下である上記半導体素子基板の製造方法。
シール材の粘度が5,000cP以上であれば、半導体素子が形成された基板上に描画した際ある一定の高さ及び形状を保持する事ができ、接着剤を封入する為の土手を容易に形成する事ができる。又、300,000cP以下であれば、一般的に流通しているディスペンサーなどの描画装置を使い描画する事が可能で、特殊な装置は必要なく容易に描画する事ができる。
シール材の粘度が5,000cP以上であれば、半導体素子が形成された基板上に描画した際ある一定の高さ及び形状を保持する事ができ、接着剤を封入する為の土手を容易に形成する事ができる。又、300,000cP以下であれば、一般的に流通しているディスペンサーなどの描画装置を使い描画する事が可能で、特殊な装置は必要なく容易に描画する事ができる。
[適用例3]前記第2の粘度は1cP以上100cP以下である上記半導体素子基板の製造方法。
接着剤の粘度が1cP以上であれば、一般に接着剤として流通しているものが使用でき接着剤の選択肢を広げる事ができる。又、接着剤の粘度が100cP以下であれば、半導体素子が形成された基板上に塗布した場合でも容易に濡れ広がり、接着剤の塗布ムラを抑制させる事ができる。即ち、塗布ムラを抑制する事により、接着剤の面内均一性が向上し転写後接着剤に保持される事となる被転写層の表面平坦性を向上させる事ができる。
接着剤の粘度が1cP以上であれば、一般に接着剤として流通しているものが使用でき接着剤の選択肢を広げる事ができる。又、接着剤の粘度が100cP以下であれば、半導体素子が形成された基板上に塗布した場合でも容易に濡れ広がり、接着剤の塗布ムラを抑制させる事ができる。即ち、塗布ムラを抑制する事により、接着剤の面内均一性が向上し転写後接着剤に保持される事となる被転写層の表面平坦性を向上させる事ができる。
[適用例4]前記シール材は、前記枠内に形成された柱形状を有する部分をさらに備える上記半導体素子基板の製造方法。
第1基板と第2基板とを貼り合せる際、基板の撓み等により貼り合せ後の基板厚(実際には接着剤層の厚さ)が均一にならない場合があり、接着剤層の厚みが均一で無い場合は、接着剤の薄い領域と厚い領域が存在する事となり必然的に接着剤層に凹凸が生じる。この接着剤層の凹凸が、接着剤に保持される被転写層に歪みを起こし、その部分に於いて転写不良となる場合がある。そこで上記のように基板面内にシール材を柱形状に配置して置く事により、封入する接着剤に比べ粘度の高いシール材が支えとなり、基板の撓みによる接着剤厚の面内バラツキを抑制し貼り合せ後の基板厚を均一に保つ事ができる。即ち、封入する接着剤の厚さが均一になり、転写後接着剤層に保持されている被転写層の表面平坦性を向上させる事ができ、結果、後の転写工程に於いて被転写層を精度良く転写する事ができる。又、シール材と接着剤が類質な材料を使用している為、シール材を被転写領域内に配置してもシール材部分で転写不良等の異常が発生する事は無い。仮に貼り合せ後の基板厚を均一にする目的で、接着剤に対し異質な材料やギャップ材等を被転写領域に配置すると、その部分に於いて転写不良が発生する場合がある。
第1基板と第2基板とを貼り合せる際、基板の撓み等により貼り合せ後の基板厚(実際には接着剤層の厚さ)が均一にならない場合があり、接着剤層の厚みが均一で無い場合は、接着剤の薄い領域と厚い領域が存在する事となり必然的に接着剤層に凹凸が生じる。この接着剤層の凹凸が、接着剤に保持される被転写層に歪みを起こし、その部分に於いて転写不良となる場合がある。そこで上記のように基板面内にシール材を柱形状に配置して置く事により、封入する接着剤に比べ粘度の高いシール材が支えとなり、基板の撓みによる接着剤厚の面内バラツキを抑制し貼り合せ後の基板厚を均一に保つ事ができる。即ち、封入する接着剤の厚さが均一になり、転写後接着剤層に保持されている被転写層の表面平坦性を向上させる事ができ、結果、後の転写工程に於いて被転写層を精度良く転写する事ができる。又、シール材と接着剤が類質な材料を使用している為、シール材を被転写領域内に配置してもシール材部分で転写不良等の異常が発生する事は無い。仮に貼り合せ後の基板厚を均一にする目的で、接着剤に対し異質な材料やギャップ材等を被転写領域に配置すると、その部分に於いて転写不良が発生する場合がある。
[適用例5]前記シール材は、前記枠内に形成された網目形状を有する部分をさらにえる上記半導体素子基板の製造方法。
このように、シール材を枠状に描画し、かつ網目形状にも描画する事が望ましい。その理由として、第1基板と第2基板とを貼り合せる際、基板の撓み等により貼り合せ後の基板厚(実際には接着剤層の厚さ)が均一にならない場合があり、接着剤層の厚みが均一で無い場合は、接着剤の薄い領域と厚い領域が存在する事となり必然的に接着剤層に凹凸が生じる。この接着剤層の凹凸が、接着剤に保持される被転写層に歪みを起こし、その部分に於いて転写不良となる場合がある。これを防止する為、基板面内にシール材を網目形状に配置して置く事により、封入する接着剤に比べ粘度の高いシール材が支えとなり、基板の撓みによる接着剤厚の面内バラツキを抑制し貼り合せ後の基板厚を均一に保つ事ができる。即ち、封入する接着剤の厚さが均一になり、転写後接着剤層に保持されている被転写層の表面平坦性を向上させる事ができ、結果後の転写工程に於いて被転写層を精度良く転写する事ができる。又、シール材と接着剤が類質な材料を使用している為、シール材を被転写領域内に配置してもシール材部分で転写不良等の異常が発生する事は無い。仮に、貼り合せ後の基板厚を均一にする目的で、接着剤に対し異質な材料やギャップ材等を被転写領域に配置すると、その部分に於いて転写不良が発生する場合がある。
このように、シール材を枠状に描画し、かつ網目形状にも描画する事が望ましい。その理由として、第1基板と第2基板とを貼り合せる際、基板の撓み等により貼り合せ後の基板厚(実際には接着剤層の厚さ)が均一にならない場合があり、接着剤層の厚みが均一で無い場合は、接着剤の薄い領域と厚い領域が存在する事となり必然的に接着剤層に凹凸が生じる。この接着剤層の凹凸が、接着剤に保持される被転写層に歪みを起こし、その部分に於いて転写不良となる場合がある。これを防止する為、基板面内にシール材を網目形状に配置して置く事により、封入する接着剤に比べ粘度の高いシール材が支えとなり、基板の撓みによる接着剤厚の面内バラツキを抑制し貼り合せ後の基板厚を均一に保つ事ができる。即ち、封入する接着剤の厚さが均一になり、転写後接着剤層に保持されている被転写層の表面平坦性を向上させる事ができ、結果後の転写工程に於いて被転写層を精度良く転写する事ができる。又、シール材と接着剤が類質な材料を使用している為、シール材を被転写領域内に配置してもシール材部分で転写不良等の異常が発生する事は無い。仮に、貼り合せ後の基板厚を均一にする目的で、接着剤に対し異質な材料やギャップ材等を被転写領域に配置すると、その部分に於いて転写不良が発生する場合がある。
上記に於いては、第1基板の被転写層が配置された面第2基板をシール材及び接着剤を介して貼り合せた後、シール材と接着剤を共通の硬化方法により同時に硬化させる事で、製造工程を簡略化する事ができる。
[適用例6]前記シール材は、平面視で前記半導体素子と重なる部分を有する上記半導体素子基板の製造方法。
シール材と接着剤とが類質であり、転写工程においてシール材と接着剤とが一体となったまま転写されるため、このようにシール材に重なる位置に半導体素子を配置することができる。このような方法によれば、シール材領域に関わらず半導体素子の配置でき、半導体素子の配置領域を広くとることができる。
シール材と接着剤とが類質であり、転写工程においてシール材と接着剤とが一体となったまま転写されるため、このようにシール材に重なる位置に半導体素子を配置することができる。このような方法によれば、シール材領域に関わらず半導体素子の配置でき、半導体素子の配置領域を広くとることができる。
次に、図面を参照して半導体素子基板の製造方法の実施形態について説明する。以下の図面に於いては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとする為、層や部材ごとに縮尺を異ならせてある。
図1(a)は、第1基板としての転写元基板100に薄膜デバイスを形成した状態の斜視模式図である。図1(b)は、図1(a)のA−B間の断面模式図である。図1(a)、(b)に示す構造体は、転写元基板100上に第1剥離層101及び被転写層102をこの順に形成することにより得られる。転写元基板100としては、例えば、ガラス、石英等の透光性を備えた基板が用いられる。又、転写元基板100は被転写層102のプロセス温度に耐え得る耐熱性を備えている事が必要である。即ち、被転写層102を形成する際の最高温度をT−Maxとした時、転写元基板100に求められる耐熱性(ガラス転移温度Tg)はT−Maxより高い事が望ましい。
第1剥離層101としては、エネルギーの付与によって、層内又は界面に於いて剥離を生じるような性質を有するものであり、光の照射により第1剥離層101を構成する物質の原子間又は分子間の結合力の消失又は減少する事、即ちアブレーションが生じて層内剥離又は界面剥離に至るものが良い。第1剥離層101としては、例えば、アモルファスシリコン、水素含有アモルファスシリコン、窒素含有アモルファスシリコン、水素含有合金、窒素含有合金、多層膜、セラミックス、金属、有機高分子材料等の材料を用いる事ができる。
被転写層102は、半導体素子を含む層である。半導体素子としては、例えば薄膜トランジスター、その他の能動素子や受動素子又は、それらの組み合わせからなる回路をあげることができる。又は、個々の素子であったり、集積回路等の独立した機能を有するチップであったりしてもよい。被転写層102はしたがって、その構造やサイズに限定は無い。本明細書に於いて、転写したい半導体素子が形成されている領域を被転写領域と呼ぶ。被転写層102には、矩形の被転写領域がマトリクス状に配列されており、各被転写領域に半導体素子が形成されている。
半導体素子は、例えば複数の画素スイッチング素子を含む画素回路と、各画素回路の周辺に配置されたデータ線駆動回路及び、走査線駆動回路等の周辺駆動回路とを含む。
次に図1(c)に示すように、転写元基板100に形成された被転写層102表層辺端部に、枠状にシール材103を描画(形成)する(描画工程)。この時、シール材103の描画される領域は被転写層102の被転写領域に重なっても良い。シール材103の枠内には、後に、図2(a)に示すように接着剤104が配置される。すなわち、シール材103は、接着剤104に対する土手として機能する。シール材103の種類としては、接着剤104に対して類質な材料である事が望ましい。即ち主成分、硬化方法、硬化後の接着強度、硬化収縮率が同等のものが良い。より詳しくは、類質とは、主成分、硬化方法が同一であり、一方の硬化後の接着強度(kgf/cm2)が他方の硬化後の接着強度の±10%以内であり、且つ一方の硬化収縮率(%)が、他方の硬化収縮率の±10%以内である事を指す。土手としてのシール材103と封入する接着剤104とを類質にする事で、後に硬化した際の硬化状態が同等となり、被転写層102に対して接着剤104の領域と、シール材103の領域共に同等の接着状態及び保持性を有する事になる。即ち、シール材103の領域についても接着剤104の領域と同様に安定した転写が可能となる。本実施形態では、シール材103の材料として、封入する接着剤104と類質である紫外線硬化型アクリル系水溶性接着剤が用いられる。又、シール材103については、封入する接着剤104に対して粘度が高い事が望ましい。理由として、シール材103と接着剤104が類質の材料を使用している為、相溶して接着剤104がシール材103から漏れ出す恐れがあるが、粘度差を持たせる事により接着剤104がシール材103から漏れ出すのを防止する事ができる。シール材103の描画方法は、ディスペンサー等の公知の印刷装置によって形成される。
シール材103の粘度は、5,000cP以上300,000cP以下である事が望ましい。シール材103の粘度は、土手としての必要な高さを調整する為に適宜調整されるが、5,000cP以上あれば描画面の表面状態に大きく左右される事無く、ある一定の高さ及び形状を保持する事が可能であり、土手を容易に形成する事ができる。又、シール材103の粘度が300,000cP以下であれば一般的なディスペンサーを使用して描画する事が可能であり、特殊な装置を用いる必要がなく容易に描画する事ができる。本実施形態では、シール材103として粘度10,000cP程度の材料が用いられる。
なお、シール材103は、接着剤104を封入する為の土手として枠状に描画する他に、図1(d)に示すように、被転写層102面内に複数の柱形状で描画してもよい。転写元基板100に第1転写先基板200(図2(a))の基板を貼り合せる際、基板の撓み等により接着剤104の厚みが不均一となって接着剤104の層に凹凸が生じる事がある。この凹凸が接着剤104に保持される被転写層102に歪みを起こし、その部分が、後の転写工程に於いて転写不良となる場合がある。この現象は基板サイズが大型化するにつれてより顕著に現れる。これを防止する為、封入する接着剤104より粘度の高いシール材103を被転写層102面内に柱形状に描画しておく事で、封入する接着剤104に比べ粘度の高いシール材103が支えとなり、基板の撓みによる接着剤104の厚さのバラツキを抑制する事ができ、貼り合せ後の基板厚を均一に保つ事ができる。即ち、封入する接着剤層の厚さが均一になり、転写後の接着剤104に保持される被転写層102の表面平坦性を向上させる事ができ、後の転写工程に於いて被転写層102を精度良く転写する事ができる。シール材103で描画する柱形状の点数は、基板のサイズ、シール材103の粘度等により適宜調整される。又、柱形状のシール材103は、被転写層102の被転写領域に重なっていても良い。
他の変形例としては、シール材103は、接着剤104を封入する為の土手として枠状に描画する他に、図1(e)に示すように被転写層102面内に網目形状に描画されていても良い。本明細書に於いて網目形状とは、複数の線状のシール材103が互いに交差するように配置され、被転写層102面内で複数の交点が存在するような形状を言い、図1(e)に示すような格子形状を含む。又、線状のシール材103は直線をなしていなくても良く、曲線部分を含んでいても良い。又、網目形状のシール材103は、被転写層102の被転写領域に重なっていても良い。これにより、上記柱形状と同様の作用効果が得られ、接着剤104に凹凸が生じることを防止し、貼り合せ後の基板厚を均一に保つことができる。シール材103の描画本数は、基板のサイズ、シール材103の粘度等により適宜調整される。
転写元基板100上にシール材103を形成した後、図2(a)に示すように、シール材103の枠内に接着剤104を塗布する(塗布工程)。接着剤104の種類としては、紫外線硬化型接着剤、反応性硬化型接着剤、熱硬化型接着剤等の接着剤を用いる事ができる。具体的には、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、ポリウレタン系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ポリイミド系接着剤、ポリアミド系接着剤等を用いる事ができこれらから適宜選択する。本実施形態では、接着剤104として、紫外線硬化型アクリル系水溶性接着剤が用いられる。接着剤104の塗布方法としては、ディスペンサー、インクジェット装置等の公知の印刷装置によって塗布される。
接着剤104の粘度は、1cP以上100cP以下である事が望ましい。接着剤104の粘度が1cP以上であれば、一般に接着剤として流通しているものが使用でき、接着剤104の選択肢を広げる事ができる。又、接着剤104の粘度が100cP以下であれば、半導体素子を含む被転写層102が形成された基板上に塗布した際に、容易に濡れ広げる事ができ、接着剤104の塗布ムラを抑制する事ができる。塗布ムラを抑制する事により、接着剤104の面内均一性を向上させる事ができる。即ち、転写後の接着剤104に保持される事となる被転写層102の表面平坦性を向上させる事ができる。本実施形態では、接着剤104の粘度として10cP程度のものが用いられる。
半導体素子を含む被転写層102を2回以上転写する場合には、シール材103及び接着剤104は工程中で容易に除去できる事が望ましい。理由として、2回以上転写を行う場合には、シール材103及び接着剤104は途中の工程で除去する必要があるからである。本実施形態では、シール材103及び接着剤104として水溶性接着剤を用いる事で容易に除去する事が可能である。
接着剤104を塗布した後に、転写元基板100の接着剤104の塗布面に、第2基板としての第1転写先基板200を貼り付ける(図2(a):貼り合せ工程)。2回以上被転写層102の転写を行う場合には、第1転写先基板200にも剥離層として、第2剥離層201を形成しておき、第1転写先基板200の第2剥離層201側に転写元基板100を貼り付ける。後に2回目の転写を行う際、後述する第2転写先基板300から剥離する第1転写先基板200の剥離を容易に行う為である。
第2剥離層201は、エネルギーの付与によって、層内又は界面に於いて剥離を生じるような性質を有するものであり、好ましくは、光の照射により第2剥離層201を構成する物質の原子間又は分子間の結合力消失又は減少する事、即ちアブレーションが生じて層内剥離又は界面剥離に至るものが良い。第2剥離層201としては、アモルファスシリコン、水素含有アモルファスシリコン、窒素含有アモルファスシリコン、水素含有合金、窒素含有合金、多層膜、セラミックス、金属、有機高分子材料等の材料を用いる事ができ、第1剥離層101と同様のものを用いる事ができる。
接着剤104をシール材103の枠内に塗布した後、転写元基板100と第1転写先基板200とを貼り合せる前に、接着剤104中の気泡を除去する事が望ましい。理由として、後の転写工程に於いて気泡部分の被転写層102が正常に転写されないといった不具合が生じる場合があるからである。具体的な方法として、接着剤104を塗布した後、減圧環境下に載置し接着剤104中の気泡を除去した後に、そのまま減圧下で転写元基板100と第1転写先基板200の貼り合せを行う。こうする事で、基板貼り合せ時の気泡混入を無くす事ができる。即ち、気泡混入による転写不良を防止する事ができ、結果、後の転写工程に於いて被転写層102を精度良く転写する事ができる。
転写元基板100の接着剤104の塗布面に、第1転写先基板200をシール材103及び、接着剤104を介して貼り合せた後、シール材103及び接着剤104を硬化させる。硬化方法としては、シール材103及び接着剤104の種類によって定められる。本実施形態では、シール材103及び接着剤104として、紫外線硬化型の接着剤を用いる為、図2(b)に示すように、紫外線光400を照射してシール材103及び接着剤104を同時に硬化する。この時、第1転写先基板200側から紫外線光400を照射して、接着剤104及びシール材103を硬化する事が望ましい。その理由として、転写元基板100には半導体素子が形成されている事から、転写元基板100側から紫外線光400を照射しても紫外線光400が通りにくく、又、紫外線光400による半導体素子の特性劣化をもたらす恐れがある為である。
接着剤104及びシール材103の硬化方法は、上記に限定されずシール材103を形成後、接着剤104を塗布する前に予めシール材103に紫外線光400を照射し、シール材103を硬化及び半硬化させておく事で土手としての強度を強くできる。その後、接着剤104を塗布し転写元基板100と第1転写先基板200を貼り合せ、再度紫外線光400を照射する事で接着剤104及びシール材103を同時に本硬化しても良い。こうする事で、接着剤104の漏れをより抑制する事ができる。
次に、半導体素子を含む被転写層102を転写元基板100から第1転写先基板200へと転写する転写工程を行う。この工程では、図3(a)に示すように、転写元基板100側から第1剥離層101に対して光401を照射し、第1剥離層101の密着力を弱める。第1剥離層101は光401が照射されると層内剥離又は界面剥離を生じる。層内剥離又は界面剥離が生じる原理は、第1剥離層101の構成材料にアブレーションが生じる事、又は第1剥離層101に含まれるガスの放出、さらには照射直後に生じる溶融の相変化によるものである。
照射する光401としては、第1剥離層101に層内剥離又は界面剥離を生じさせるものであれば如何なるものでも良く、例えば、X線、紫外線光、レーザー光、赤外線等、剥離層の性質によって適宜選択される。本実施形態では、第1剥離層101の層内剥離又は界面剥離を生じさせ易いといった点で、レーザー光が用いられる。
第1剥離層101の密着力を弱めた後、転写元基板100と第1転写先基板200とを引き離す力を加え、第1転写先基板200から転写元基板100を剥離する。剥離後、第1転写先基板200に転写された被転写層102の表面に第1剥離層101の残渣が付着している場合がある。この残渣を取り除く方法としては、例えば洗浄、エッチング、研磨等の方法から適宜選択する。
以上により、図3(b)に示すように、転写元基板100が剥離され転写元基板100上に形成されていた被転写層102が第1転写先基板200にシール材103及び接着剤104を介して転写される。
次に、半導体素子を含む被転写層102を第1転写先基板200から第2転写先基板300へと転写する2回目の転写工程を行う(図4(a)〜(c))。この工程では、まず図4(a)に示すように、第1転写先基板200に転写された被転写層102表面に接着剤301を介して第2転写先基板300を貼り合せる。
第2転写先基板300には、転写後に被転写層102を維持できるものであれば良く、ガラス、石英、プラスチック、ステンレス等の基板の他に、可撓性を有するフィルムのように剛性を有しないものでも良い。
接着剤301の種類としては、紫外線硬化型接着剤、反応性硬化型接着剤、熱硬化型接着剤等の接着剤を用いる事ができる。具体的には、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、ポリウレタン系接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ポリイミド系接着剤、ポリアミド系接着剤等を用いる事ができこれらから適宜選択する。
次に、図4(b)に示すように、第1転写先基板200側から第2剥離層201に対して光402を照射し、第2剥離層201の密着力を弱める。第2剥離層201は光402が照射されると層内剥離又は界面剥離を生じる。層内剥離又は界面剥離が生じる原理は、第2剥離層201の構成材料にアブレーションが生じる事、又は第2剥離層201に含まれるガスの放出、さらには照射直後に生じる溶融の相変化によるものである。
照射する光402としては、第2剥離層201に層内剥離又は界面剥離を生じさせるものであれば如何なるものでも良く、例えば、X線、紫外線光、レーザー光、赤外線等、剥離層の性質によって適宜選択される。本実施形態では、第2剥離層201の層内剥離又は界面剥離を生じさせ易いといった点で、レーザー光が用いられる。
第2剥離層201の密着力を弱めた後、第1転写先基板200と第2転写先基板300とを引き離す力を加え、第2転写先基板300から第1転写先基板200を剥離する。剥離後の第2転写先基板300に転写された被転写層102の表面に第2剥離層201の残渣が付着している場合がある。この残渣を取り除く方法としては、例えば洗浄、エッチング、研磨等の方法から適宜選択する。
以上により、図4(c)に示すように、第1転写先基板200が剥離され第2転写先基板300に接着剤301を介して被転写層102が転写される。
次に、第2転写先基板300上に転写された被転写層102表面に存在するシール材103及び接着剤104を除去する。除去方法としては、洗浄、エッチング、研磨等の方法から適宜選択する事ができる。本実施形態では、シール材103及び接着剤104に水溶性接着剤を用いている為、溶剤及び特殊な装置を使用する事無く、水による洗浄によりシール材103及び接着剤104を同時に且つ容易に除去する事ができる。
以上により、転写元基板100上に形成されていた被転写層102が第2転写先基板300に転写された。このようにして製造された半導体素子は、第2転写先基板300としてプラスチック基板等の可撓性を有した基板が容易に採用できる為、電子ペーパー等のフレキシブルな電子機器に適用する事ができる。
本実施形態に於いては、転写元基板100と第1転写先基板200との貼り合せに使用するシール材103と接着剤104を類質にする事で、シール材領域に於いても接着剤領域と同等に安定した転写が可能となる。即ちシール材領域に於いても被転写領域を配置する事が可能となり、被転写領域を拡大する事ができる。以上説明したように本実施形態によれば、簡単な方法で被転写領域を拡大でき、転写精度を高めた半導体素子基板の製造方法を提供する事ができる。
なお、本実施形態では、2回転写の実施例について説明したが、本発明の半導体素子基板の製造方法に於いては、転写回数は2回に限られるものではなく、1回転写、又は3回以上の転写にも適用する事もできる。
100:転写元基板、101:第1剥離層、102:被転写層、103:シール材、104:接着剤、200:第1転写先基板、201:第2剥離層。
Claims (6)
- 半導体素子が形成された第1基板に第1の粘度のシール材を枠状に描画する描画工程と、
前記シール材の枠内に前記シール材と類質で且つ前記第1の粘度より粘度の低い第2の粘度の接着剤を塗布する塗布工程と、
前記第1基板の前記接着剤の塗布面に第2基板を貼り合せる貼り合せ工程と、
前記半導体素子を前記第1基板より前記第2基板へと転写する転写工程と、
を有することを特徴とする半導体素子基板の製造方法。 - 前記第1の粘度は5,000cP以上300,000cP以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体素子基板の製造方法。
- 前記第2の粘度は1cP以上100cP以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体素子基板の製造方法。
- 前記シール材は、前記枠内に形成された柱形状を有する部分をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の半導体素子基板の製造方法。
- 前記シール材は、前記枠内に形成された網目形状を有する部分をさらにえることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の半導体素子基板の製造方法。
- 前記シール材は、平面視で前記半導体素子と重なる部分を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項記載の半導体素子基板の製造方法。
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-
2010
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