[go: up one dir, main page]

JP2011155923A - 貝類の洗浄装置 - Google Patents

貝類の洗浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011155923A
JP2011155923A JP2010021061A JP2010021061A JP2011155923A JP 2011155923 A JP2011155923 A JP 2011155923A JP 2010021061 A JP2010021061 A JP 2010021061A JP 2010021061 A JP2010021061 A JP 2010021061A JP 2011155923 A JP2011155923 A JP 2011155923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
saline solution
tank
shellfish
salt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010021061A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4615617B1 (ja
Inventor
Takao Ueno
孝雄 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANCHOKU GROUP KK
Original Assignee
SANCHOKU GROUP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANCHOKU GROUP KK filed Critical SANCHOKU GROUP KK
Priority to JP2010021061A priority Critical patent/JP4615617B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4615617B1 publication Critical patent/JP4615617B1/ja
Publication of JP2011155923A publication Critical patent/JP2011155923A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

【課題】 容器内の食塩水が常時均一な飽和食塩水になるようにして安定した殺菌力を維持し、貝類に付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類の洗浄を安定的に行なうことができるようにするとともに、容器内の食塩水を流動化させて食塩水が貝類に十分に行き届くようにする。
【解決手段】 貝類Kが収容されるとともに食塩水Wが入れられる容器1と、食塩Rを浄水に溶解させて飽和食塩水Wを生成するタンク10と、タンク10で生成された飽和食塩水Wを容器1内に供給するとともに容器1内の食塩水Wをタンク10内に送出して食塩水Wを循環させる循環手段30とを備え、容器1内で貝類Kを食塩水Wに浸漬させて食塩水Wで貝類Kを洗浄する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、アコヤ貝,ホタテ貝,カキ等の貝類を洗浄する貝類の洗浄装置に係り、特に、貝類を食塩水に浸漬させて貝類に付着した菌や害虫を駆除して洗浄する貝類の洗浄装置に関する。
一般に、ポリドラ属の2cm程度の小さな虫は、例えば、アコヤ貝,ホタテ貝,カキ等の貝類の殻に穴を開けて貝類の内部にまで侵入し、貝類の健康を害し、或いは貝類を死滅させてしまう害虫として知られている。
そこで、従来、養殖途中あるいは収穫後の貝類を洗浄して貝類にとっての害虫を駆除することが行なわれている。この洗浄においては、例えば、食塩水を使用し、あるいはこの食塩水にモノニトログアヤコールやフェノキシエタノール等の薬剤原液を所定量溶解させて、この食塩水の溶液に貝類を浸漬させて洗浄している。この貝類を洗浄する貝類の洗浄装置としては、例えば、特許文献1(特開2001−275513号公報)に記載されたものが知られている。
図6に示すように、この貝類の洗浄装置Saは、貝類Kaが収容されるとともに食塩水Waが入れられる容器100を備えて構成されている。また、貝類Kaを洗浄するときには、不錆性金属線で構成された枠体101及び枠体101内に設けられ上側を貝類Kaが入れられる挿入口102とする所定数のポケット103を有する網体104からなる吊し網105と、容器100の上方に設けられ吊し網105が掛けられて吊し網105を吊下する吊し棒106とを用いて行なっている。
この貝類の洗浄装置Saを用いて貝類Kaを洗浄するときは、容器100内に予め飽和食塩水Waを入れておき、複数の貝類Kaを吊し網105の各ポケット103に収納して、この貝類Kaが収納された吊し網105を吊し棒106に吊下させて貝類Kaを容器100内の飽和食塩水Waに浸漬させる。これにより、貝類Kaに付着した菌や害虫が食塩水Waにより駆除されるようになるので、貝類Kaを洗浄することができる。
特開2001−275513号公報
しかしながら、この従来の貝類の洗浄装置Saにおいては、容器100内の飽和食塩水Waは、貝類Kaから水分が容器100内に滲出して容器100内の食塩水Waが少なからず希釈され、それだけ、貝類Kaに付着した菌や害虫を駆除する殺菌力が低下し、そのため、貝類Kaの洗浄が不十分になるという問題があった。特に、貝類Kaの一つのロットの作業が終了した後、次の作業に係る貝類Kaのロットを容器100内に収容すると、前回の作業で濃度が低くなった食塩水Waが更にその濃度が低くなってしまう。
また、容器100内の食塩水Waに貝類Kaを浸漬させているだけなので、容器100内の食塩水Waがほとんど流動せず、そのため、食塩水Waが貝類Kaに十分に行き届かないという問題もあった。
また、容器100内の食塩水Waが濃度の低い食塩水Waになることを解消するために、新たに飽和食塩水Waを容器100内に充填することも考えられるが、均一になりにくく、また、これを解消するために、食塩を予め多量に容器100内に入れておくことも考えられるが、この場合、容器100内で食塩を溶解させることになるので、均一になりにくく、食塩水Waを飽和状態に安定させにくいという問題が生じる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、容器内の食塩水が常時均一な飽和食塩水になるようにして安定した殺菌力を維持し、貝類に付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類の洗浄を安定的に行なうことができるようにするとともに、容器内の食塩水を流動化させて食塩水が貝類に十分に行き届くようにした貝類の洗浄装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の貝類の洗浄装置は、貝類が収容されるとともに食塩水が入れられる容器を備え、該容器内で貝類を食塩水に浸漬させて該食塩水で貝類を洗浄する貝類の洗浄装置において、食塩を浄水に溶解させて飽和食塩水を生成するタンクと、該タンクで生成された飽和食塩水を上記容器内に供給するとともに該容器内の食塩水を上記タンク内に送出して食塩水を循環させる循環手段とを備えた構成としている。
これにより、タンク内においては、食塩が浄水に溶解させられて常時所定濃度の飽和食塩水が生成されている。そして、容器内にも所定濃度の飽和食塩水を入れ、循環手段により食塩水を循環させる。この状態で、容器内に収穫した貝類や養殖途中の貝類を投入して収容すると、容器内では、貝類に付着した菌や害虫が飽和食塩水により駆除されるようになり、そのため、貝類を洗浄することができる。この場合、貝類から水分が容器内に滲出して容器内の食塩水が希釈され、食塩水の濃度が低くなっていこうとするが、容器内の食塩水は循環手段によりタンク内に送出され、タンク内で塩分が補充されて飽和食塩水となり、この循環手段によって常時容器内には飽和食塩水が供給されるので、容器内では濃度が低下することのない均一な食塩水になり、そのため、容器内の食塩水が安定した殺菌力を維持し、貝類に付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類の洗浄を安定的に行なうことができる。
即ち、容器内には常時タンクからの飽和食塩水が供給されるようになるので、容器内には常時安定的に飽和食塩水が入れられている状態となり、そのため、貝類が常時均一な飽和食塩水に浸漬している状態となるので、この飽和食塩水により貝類に付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類の洗浄を安定的に行なうことができる。また、食塩は、容器内で溶解させるのではなく、別途タンク内で溶解させるので、無駄がなく、食塩を有効に使用することができる。更に、食塩水は容器とタンクとを循環するので、容器内の食塩水が多少なりとも流動化するようになり、そのため、食塩水が貝類に十分に行き届くようになる。
そして、必要に応じ、上記循環手段を、上記タンクの上部に形成され該タンク内からオーバーフローした飽和食塩水を上記容器内に供給する供給路と、上記容器内の食塩水を吸引し上記タンク内に送出するポンプとを備えて構成している。
これにより、タンク内からオーバーフローした飽和食塩水が、供給路を通って自動的に容器内に供給されるので、循環手段を簡易に構成することができる。
また、必要に応じ、上記タンクの底部に、上記ポンプからの食塩水が流入する流入口及び該流入口から流入した食塩水を上記タンク内に噴出させる多数の小孔からなる噴出口が形成された中空の噴出部材を設けた構成としている。
これにより、ポンプからの食塩水がタンク内に噴出されるようになるので、この噴出力によりタンク内の食塩を溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩が食塩水に均一に混合されるので、短時間で均一な飽和食塩水にすることができる。また、タンク内に、例えば、動力で駆動される撹拌器等を設けた場合に比較して、コストを抑えることができる。
更に、必要に応じ、上記噴出部材を、上記噴出口が壁面に形成された複数のパイプを該各パイプの長手方向を平行にして接続して形成した構成としている。
これにより、パイプなので、噴出部材の中空の空間が狭く、それだけ、噴出口から噴出される食塩水の噴出力が強力になり、そのため、より一層、タンク内の食塩を溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩が食塩水に均一に混合されるようになり、短時間で均一な飽和食塩水にすることができる。また、複数のパイプを各パイプの長手方向を平行にして接続したので、タンクの底部全体にパイプを設けることができ、そのため、より一層、タンク内の食塩を溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩が食塩水に均一に混合されるようになり、短時間で均一な飽和食塩水にすることができる。
本発明の貝類の洗浄装置によれば、食塩水を、食塩が浄水に溶解させられて常時所定濃度の飽和食塩水が生成しているタンク内と、所定濃度の飽和食塩水が入れられた容器内とを循環手段により循環させる。この状態で、容器内に貝類を投入して収容すると、容器内では、貝類に付着した菌や害虫が飽和食塩水により駆除されるようになり、そのため、貝類を洗浄することができる。この場合、貝類から水分が容器内に滲出して容器内の食塩水が希釈され、食塩水の濃度が低くなっていこうとするが、容器内の食塩水は循環手段によりタンク内に送出され、タンク内で塩分が補充されて飽和食塩水となり、この循環手段によって常時容器内には飽和食塩水が供給されるので、容器内では濃度が低下することのない均一な食塩水になり、そのため、容器内の食塩水が安定した殺菌力を維持し、貝類に付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類の洗浄を安定的に行なうことができる。
また、食塩はタンク内で溶解させるので、無駄がなく、食塩を有効に使用することができる。更に、食塩水は容器とタンクとを循環するので、容器内の食塩水が多少なりとも流動化するようになり、そのため、食塩水が貝類に十分に行き届くようになる。
本発明の第一の実施の形態に係る貝類の洗浄装置を示す図である。 本発明の第一の実施の形態に係る噴出部材を示す図である。 本発明の第一の実施の形態に係る噴出部材を示す断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る貝類の洗浄装置を示す図である。 本発明の第三の実施の形態に係る貝類の洗浄装置を示す図である。 従来の貝類の洗浄装置の一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の第一の実施の形態に係る貝類の洗浄装置を説明する。貝類としては、アコヤ貝,ホタテ貝,カキ等が挙げられ、収穫した貝類であっても良く、また、養殖中の貝類であっても良い。
図1乃至図3には、本発明の第一の実施の形態に係る貝類の洗浄装置Sを示している。本装置Sは、貝類Kが収容されるとともに食塩水Wが入れられる容器1と、食塩Rを浄水に溶解させて飽和食塩水Wを生成するタンク10と、タンク10で生成された飽和食塩水Wを容器1内に供給するとともに容器1内の食塩水Wをタンク10内に送出して食塩水Wを循環させる循環手段30とを備えて構成され、容器1内で貝類Kを食塩水Wに浸漬させて、食塩水Wにより貝類Kに付着した菌や害虫を駆除して貝類Kを洗浄するものである。
容器1は、図1に示すように、上部が開放されて水槽状に形成され、所定濃度の飽和食塩水Wが入れられているとともに貝類Kが収容されている。この容器1は、実施の形態では、総重量4tまで収容可能に形成されている。
また、貝類Kは、不錆性金属線で構成された枠体41及び枠体41内に設けられ上側を貝類Kが入れられる挿入口42aとする所定数のポケット42を有する網体43からなる吊し網40に収納されている。この吊し網40は、容器1の上方に設けられ吊し網40が掛けられて吊し網40を吊下する吊し棒44に所定間隔で複数吊下され、これによって、収納された貝類Kが容器1内の食塩水Wに浸漬させられている。
タンク10は、図1に示すように、上部が開放されて水槽状に形成され、所定濃度になるように食塩Rと浄水とが入れられている。食塩Rとしては、例えば、岩塩,粉粒塩等が挙げられる。また、このタンク10の上部には、タンク10内からオーバーフローした飽和食塩水Wを容器1内に供給する循環手段30としての供給路31が形成されている。このタンク10は、第一の実施の形態では、総重量1tまで収容可能に形成され、供給路31の出口31aが容器1の上部よりも高い位置に位置するように設置されている。
また、このタンク10には、その底部に、ポンプ32からの食塩水Wが流入する流入口23及び流入口23から流入した食塩水Wをタンク10内に噴出させる多数の小孔からなる噴出口24が形成された中空の噴出部材20が設けられている。この噴出部材20は、図2及び図3に示すように、多数の噴出口24が壁面に放射状に形成された複数のパイプ21を各パイプ21の長手方向を平行にして接続させて形成されている。第一の実施の形態では、噴出部材20は、一端21aが閉塞され他端21bが開口したパイプ21としての塩ビ管を複数本用い、各パイプ21の長手方向を平行にするとともに一端21a及び他端21bを揃え、各パイプ21の他端21bが、流入口23が形成された流入通路22に接続されている。
循環手段30は、図1に示すように、タンク10に形成された供給路31と、容器1内の食塩水Wを吸引しタンク10内に送出するポンプ32とを備えて構成されている。
ポンプ32は、入口32aが容器1内の食塩水Wの水中に位置されており、出口32bがタンク10の底壁を貫通してタンク10内の噴出部材20の流入口23に接続されている。このポンプ32は、動力で駆動させられ、一定量の食塩水Wを入口32aから吸引し、この吸引した食塩水Wを、噴出部材20の流入口23に高圧で送出する。
従って、この第一の実施の形態に係る貝類の洗浄装置Sを用いて貝類Kを洗浄するときは、以下のようにする。
先ず、タンク10に所定濃度の飽和食塩水Wになるように所定量の食塩Rと浄水とを入れ、食塩Rを浄水に溶解させて飽和食塩水Wを生成する。そして、容器1に所定濃度の飽和食塩水Wを入れ、循環手段30により食塩水Wを循環させる。
詳しくは、ポンプ32を駆動させる。ポンプ32を駆動させると、容器1内の食塩水Wは、ポンプ32の入口32aから吸引され、この吸引された食塩水Wがポンプ32の出口32bからタンク10内の噴出部材20の流入通路22の流入口23に高圧で送出される。ポンプ32から送出された食塩水Wは、流入通路22を通ってパイプ21の他端21bからパイプ21の中空内に送られ、噴出口24からタンク10内に噴出されるようになる。この食塩水Wの噴出力によりタンク10内の食塩Rが溶解させられるとともに、溶解した食塩Rが食塩水Wに均一に混合されて、タンク10内で均一な飽和食塩水Wとなる。
そして、タンク10内で飽和状態となった飽和食塩水Wは、ポンプ32から順次送出される食塩水Wにより、次第に水量が増していき、オーバーフローするようになる。このオーバーフローした飽和食塩水Wは、供給路31を通って、供給路31の出口31aから再び容器1内に供給される。供給路31の出口31aは、容器1の上部よりも高い位置に位置するように設置されているので、タンク10内からオーバーフローした飽和食塩水Wは、供給路31を通って自動的に容器1内に供給されるようになる。そのため、循環手段30を簡易に構成することができる。
この状態で、容器1内に貝類Kを投入して収容する。貝類Kを容器1に収容すると、容器1内では、貝類Kに付着した菌や害虫が飽和食塩水Wにより駆除されるようになり、そのため、貝類Kを洗浄することができる。この場合、貝類Kから水分が容器1内に滲出して容器1内の食塩水Wが希釈され、食塩水Wの濃度が低くなっていこうとするが、容器1内の食塩水Wは循環手段30によりタンク10内に送出され、タンク10内で塩分が補充されて飽和食塩水Wとなり、この循環手段30によって常時容器1内には飽和食塩水Wが供給されるので、容器1内では濃度が低下することのない均一な食塩水Wになり、そのため、容器1内の食塩水Wが安定した殺菌力を維持し、貝類Kに付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類Kの洗浄を安定的に行なうことができる。
即ち、容器1内には常時タンク10からの飽和食塩水Wが供給されるようになるので、容器1内には常時安定的に飽和食塩水Wが入れられている状態となり、そのため、貝類Kが常時均一な飽和食塩水Wに浸漬している状態となるので、この飽和食塩水Wにより貝類Kに付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類Kの洗浄を安定的に行なうことができる。また、食塩Rは、容器1内で溶解させるのではなく、別途タンク10内で溶解させるので、無駄がなく、食塩Rを有効に使用することができる。更に、食塩水Wは容器1とタンク10とを循環するので、容器1内の食塩水Wが多少なりとも流動化するようになり、そのため、食塩水Wが貝類Kに十分に行き届くようになる。
この場合、ポンプ32からの食塩水Wをタンク10内に噴出させることにより、この噴出力によってタンク10内の食塩Rを溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩Rが食塩水Wに均一に混合されるので、容器1内から送出される食塩水Wを短時間で均一な飽和食塩水Wにすることができる。また、噴出部材20をパイプ21で構成したので、噴出部材20の中空の空間が狭く、それだけ、噴出口24から噴出される食塩水Wの噴出力が強力になり、そのため、より一層、タンク10内の食塩Rを溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩Rが食塩水Wに均一に混合されるようになり、短時間で均一な飽和食塩水Wにすることができる。更に、複数のパイプ21を各パイプ21の長手方向を平行にして接続したので、タンク10の底部全体にパイプ21を設けることができ、この点でも、タンク10内の食塩Rを溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩Rが食塩水Wに均一に混合されるようになり、短時間で均一な飽和食塩水Wにすることができる。更にまた、タンク10内に、例えば、動力で駆動される撹拌器等を設けた場合に比較して、コストを抑えることができる。
図4には、本発明の第二の実施の形態に係る貝類の洗浄装置Sを示している。この装置Sは、第一の実施の形態と同様の容器1と、食塩Rを浄水に溶解させて飽和食塩水Wを生成するタンク10と、タンク10で生成された飽和食塩水Wを容器1内に供給するとともに容器1内の食塩水Wをタンク10内に送出して食塩水Wを循環させる循環手段30とを備えて構成されている。
タンク10は、上部が開放されて水槽状に形成され、所定濃度になるように食塩Rと浄水とが入れられている。食塩Rとしては、例えば、岩塩,粉粒塩等が挙げられる。このタンク10には、タンク10内の食塩Rと浄水とを撹拌する撹拌装置50が設けられている。この撹拌装置50は、タンク10内の食塩Rと浄水とを撹拌する撹拌羽根51と、撹拌羽根51を回転駆動させる動力装置52とを備えて構成されている。
循環手段30は、容器1内の食塩水Wを吸引しタンク10内に送出する送出ポンプ33と、タンク10内の飽和食塩水Wを吸引し容器1内に供給する供給ポンプ34とを備えて構成されている。
送出ポンプ33は、入口33aが容器1内の食塩水Wの水中に位置されており、出口33bがタンク10の上部より高い位置、若しくは、タンク10内に位置されている。この送出ポンプ33は、動力で駆動させられ、一定量の食塩水Wを入口33aから吸引し、この吸引した食塩水Wを、出口33bからタンク10内に送出する。
供給ポンプ34は、入口34aがタンク10内の飽和食塩水Wの水中に位置されており、出口34bが容器1の上部より高い位置に位置されている。出口34bは、吸引した飽和食塩水Wを容器1に向けて吐出する吐出部35で形成されており、この吐出部35は、多数の小孔からなる吐出口35aを有して形成されている。
従って、この第二の実施の形態に係る貝類の洗浄装置Sを用いて貝類Kを洗浄するときは、先ず、タンク10に所定濃度の飽和食塩水Wになるように所定量の食塩Rと浄水とを入れ、撹拌装置50を駆動させて食塩Rを浄水に溶解させて飽和食塩水Wを生成する。詳しくは、撹拌装置50を駆動させると、撹拌羽根51が回転駆動し、タンク10内の食塩Rと浄水とを撹拌するようになる。この撹拌力によりタンク10内の食塩Rが溶解させられるとともに溶解した食塩Rが食塩水Wに均一に混合されて均一な飽和食塩水Wとなる。
そして、容器1に所定濃度の飽和食塩水Wを入れ、循環手段30により食塩水Wを循環させる。詳しくは、送出ポンプ33を駆動させるとともに供給ポンプ34を駆動させる。 送出ポンプ33を駆動させると、容器1内の食塩水Wは、送出ポンプ33の入口33aから吸引され、この吸引された食塩水Wが送出ポンプ33の出口33bからタンク10内に送出される。タンク10内では、容器1内から送出される食塩水Wが撹拌装置50により生成した飽和食塩水Wに混合して飽和食塩水Wとなる。
供給ポンプ34を駆動させると、タンク10内で飽和状態となった飽和食塩水Wは、供給ポンプ34の入口34aから吸引され、この吸引された飽和食塩水Wが供給ポンプ34の出口34b(吐出部35の吐出口35a)から容器1内に供給される。このとき、出口34b(吐出部35の吐出口35a)から吐出される飽和食塩水Wは、多数の吐出口35aからシャワー状に吐出される。
この状態で、容器1内に貝類Kを投入して収容する。貝類Kを容器1に収容すると、第一の実施の形態と同様に、容器1内では、貝類Kから水分が容器1内に滲出して容器1内の食塩水Wが希釈され、食塩水Wの濃度が低くなっていこうとするが、容器1内の食塩水Wは循環手段30によりタンク10内に送出され、タンク10内で塩分が補充されて飽和食塩水Wとなり、この循環手段30によって常時容器1内には飽和食塩水Wが供給されるので、容器1内では濃度が低下することのない均一な食塩水Wになり、そのため、容器1内の食塩水Wが安定した殺菌力を維持し、貝類Kに付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類Kの洗浄を安定的に行なうことができる。
即ち、容器1内には常時タンク10からの飽和食塩水Wが供給されるようになるので、容器1内には常時安定的に飽和食塩水Wが入れられている状態となり、そのため、貝類Kが常時均一な飽和食塩水Wに浸漬している状態となるので、この飽和食塩水Wにより貝類Kに付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類Kの洗浄を安定的に行なうことができる。また、食塩Rは、容器1内で溶解させるのではなく、別途タンク10内で溶解させるので、無駄がなく、食塩Rを有効に使用することができる。更に、食塩水Wは容器1とタンク10とを循環するので、容器1内の食塩水Wが多少なりとも流動化するようになり、そのため、食塩水Wが貝類Kに十分に行き届くようになる。
この場合、撹拌装置50でタンク10内の食塩Rと浄水とを撹拌することにより、この撹拌力によってタンク10内の食塩Rを溶解させやすくなるとともに、溶解した食塩Rが食塩水Wに均一に混合されるので、容器1内から送出される食塩水Wを短時間で均一な飽和食塩水Wにすることができる。
図5には、本発明の第三の実施の形態に係る貝類の洗浄装置Sを示している。この装置Sは、貝類Kが収容されるとともに食塩水Wが入れられる容器1と、第二の実施の形態と同様のタンク10及び撹拌装置50と、タンク10で生成された飽和食塩水Wを容器1内に供給するとともに容器1内の食塩水Wをタンク10内に送出して食塩水Wを循環させる循環手段30とを備えて構成されている。
容器1は、上部が開放されて水槽状に形成され、所定濃度の飽和食塩水Wが入れられているとともに貝類Kが収容されている。この容器1の上部には、容器1内からオーバーフローした食塩水Wをタンク10内に送出する循環手段30としての送出路36が形成されている。この送出路36は、出口36aがタンク10の上部よりも高い位置に位置するように配置されている。
循環手段30は、容器1に形成された送出路36と、第二の実施の形態と同様の供給ポンプ34とを備えて構成されている。
従って、この第三の実施の形態に係る貝類の洗浄装置Sを用いて貝類Kの洗浄をするときは、先ず、タンク10に所定濃度の飽和食塩水Wになるように所定量の食塩Rと浄水とを入れ、第二の実施の形態と同様に、撹拌装置50を駆動させて食塩Rを浄水に溶解させて飽和食塩水Wを生成する。そして、容器1に所定濃度の飽和食塩水Wを入れ、循環手段30により食塩水Wを循環させる。
詳しくは、供給ポンプ34を駆動させる。供給ポンプ34を駆動させると、第二の実施の形態と同様に、タンク10内の飽和食塩水Wは容器1内に供給される。
供給ポンプ34から飽和食塩水Wを順次供給させると、容器1内の食塩水Wは次第に水量が増していき、オーバーフローするようになる。このオーバーフローした食塩水Wは、送出路36を通って、送出路36の出口36aから再びタンク10内に送出される。送出路36の出口36aは、タンク10の上部よりも高い位置に位置するように配置されているので、容器1内からオーバーフローした食塩水Wは、送出路36を通って自動的にタンク10内に送出されるようになる。その後、タンク10内では、容器1内から送出される食塩水Wが、第二の実施の形態と同様に、撹拌装置50により生成した飽和食塩水Wに混合して飽和食塩水Wとなる。この飽和食塩水Wは、循環手段30によって再び容器1内に供給される。
この状態で、容器1内に貝類Kを投入して収容する。貝類Kを容器1に収容すると、第一の実施の形態と同様に、容器1内では、貝類Kから水分が容器1内に滲出して容器1内の食塩水Wが希釈され、食塩水Wの濃度が低くなっていこうとするが、容器1内の食塩水Wは循環手段30によりタンク10内に送出され、タンク10内で塩分が補充されて飽和食塩水Wとなり、この循環手段30によって常時容器1内には飽和食塩水Wが供給されるので、容器1内では濃度が低下することのない均一な食塩水Wになり、そのため、容器1内の食塩水Wが安定した殺菌力を維持し、貝類Kに付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類Kの洗浄を安定的に行なうことができる。
即ち、容器1内には常時タンク10からの飽和食塩水Wが供給されるようになるので、容器1内には常時安定的に飽和食塩水Wが入れられている状態となり、そのため、貝類Kが常時均一な飽和食塩水Wに浸漬している状態となるので、この飽和食塩水Wにより貝類Kに付着した菌や害虫を確実に駆除して貝類Kの洗浄を安定的に行なうことができる。また、食塩Rは、容器1内で溶解させるのではなく、別途タンク10内で溶解させるので、無駄がなく、食塩Rを有効に使用することができる。更に、食塩水Wは容器1とタンク10とを循環するので、容器1内の食塩水Wが多少なりとも流動化するようになり、そのため、食塩水Wが貝類Kに十分に行き届くようになる。
尚、上記実施の形態において、食塩水Wとして食塩Rを浄水に溶解させたものを用いたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば、モノニトログアヤコールやフェノキシエタノール等の殺菌剤及び成長促進剤等の薬剤原液を溶解させた食塩水Wを用いても良く、適宜変更して差支えない。
S 貝類の洗浄装置
K 貝類
W 食塩水
R 食塩
1 容器
10 タンク
20 噴出部材
21 パイプ
22 流入通路
23 流入口
24 噴出口
30 循環手段
31 供給路
32 ポンプ
33 送出ポンプ
34 供給ポンプ
35 吐出部
36 送出路
40 吊し網
41 枠体
42 ポケット
43 網体
44 吊し棒
50 撹拌装置
51 撹拌羽根
52 動力装置

Claims (4)

  1. 貝類が収容されるとともに食塩水が入れられる容器を備え、該容器内で貝類を食塩水に浸漬させて該食塩水で貝類を洗浄する貝類の洗浄装置において、
    食塩を浄水に溶解させて飽和食塩水を生成するタンクと、該タンクで生成された飽和食塩水を上記容器内に供給するとともに該容器内の食塩水を上記タンク内に送出して食塩水を循環させる循環手段とを備えたことを特徴とする貝類の洗浄装置。
  2. 上記循環手段を、上記タンクの上部に形成され該タンク内からオーバーフローした飽和食塩水を上記容器内に供給する供給路と、上記容器内の食塩水を吸引し上記タンク内に送出するポンプとを備えて構成したことを特徴とする請求項1記載の貝類の洗浄装置。
  3. 上記タンクの底部に、上記ポンプからの食塩水が流入する流入口及び該流入口から流入した食塩水を上記タンク内に噴出させる多数の小孔からなる噴出口が形成された中空の噴出部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の貝類の洗浄装置。
  4. 上記噴出部材を、上記噴出口が壁面に形成された複数のパイプを該各パイプの長手方向を平行にして接続して形成したことを特徴とする請求項3記載の貝類の洗浄装置。
JP2010021061A 2010-02-02 2010-02-02 貝類の洗浄装置 Expired - Fee Related JP4615617B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010021061A JP4615617B1 (ja) 2010-02-02 2010-02-02 貝類の洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010021061A JP4615617B1 (ja) 2010-02-02 2010-02-02 貝類の洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4615617B1 JP4615617B1 (ja) 2011-01-19
JP2011155923A true JP2011155923A (ja) 2011-08-18

Family

ID=43596762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010021061A Expired - Fee Related JP4615617B1 (ja) 2010-02-02 2010-02-02 貝類の洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4615617B1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01202230A (ja) * 1988-02-05 1989-08-15 Akira Tsujikawa 養殖真珠生産用二枚貝の貝殻に寄生する多毛類の駆除方法
JPH02249434A (ja) * 1989-03-22 1990-10-05 Akira Tsujikawa 養殖真珠生産用二枚貝の貝殻に寄生する多毛類の駆除方法並びに駆除装置
JPH0363259A (ja) * 1989-06-16 1991-03-19 Rhone Poulenc Sante チオホルムアミド誘導体類
JP2001275513A (ja) * 2000-04-03 2001-10-09 Sadao Tagawa 養殖貝の洗浄方法
JP2003061502A (ja) * 2001-08-24 2003-03-04 K Mikimoto & Co Ltd 貝類によって運ばれる植物プランクトンの死滅化方法およびその拡散防止方法
JP2003259755A (ja) * 2001-12-28 2003-09-16 Omega:Kk 生牡蠣等、活魚介類の洗浄殺菌方法とその装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01202230A (ja) * 1988-02-05 1989-08-15 Akira Tsujikawa 養殖真珠生産用二枚貝の貝殻に寄生する多毛類の駆除方法
JPH02249434A (ja) * 1989-03-22 1990-10-05 Akira Tsujikawa 養殖真珠生産用二枚貝の貝殻に寄生する多毛類の駆除方法並びに駆除装置
JPH0363259A (ja) * 1989-06-16 1991-03-19 Rhone Poulenc Sante チオホルムアミド誘導体類
JP2001275513A (ja) * 2000-04-03 2001-10-09 Sadao Tagawa 養殖貝の洗浄方法
JP2003061502A (ja) * 2001-08-24 2003-03-04 K Mikimoto & Co Ltd 貝類によって運ばれる植物プランクトンの死滅化方法およびその拡散防止方法
JP2003259755A (ja) * 2001-12-28 2003-09-16 Omega:Kk 生牡蠣等、活魚介類の洗浄殺菌方法とその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4615617B1 (ja) 2011-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10758106B2 (en) Reprocessing apparatus and a method of reprocessing a load in a reprocessing apparatus
NO347719B1 (en) An apparatus for reducing parasite infestation of an aquatic animal
US8883684B2 (en) Process for treating with a chemical compound a body of water used in aquaculture
JP5854502B2 (ja) オゾン除菌装置
WO2018090157A1 (es) Sistema para la eliminación de parásitos adheridos a los peces por medio de la aplicación directa de electricidad a los peces que provoca la remoción de los parásitos sin dañar a los peces.
EP3141111A2 (en) System and method for removing exterior parasites from fish and fish feeding system and method
CA2711191A1 (en) Treatment system for fish
KR20110090665A (ko) 에어 리프트 장치를 이용한 양식 시스템 및 새우 양식 방법
KR20170077610A (ko) 고밀도 순환 여과방식에 의한 양식장
JP2009178139A (ja) 甲殻類の飼育方法及びその方法により飼育された甲殻類
NO340698B1 (no) Framgangsmåte og anordning for fjerning av ektoparasitter fra fisk i oppdrettsanlegg
CN206371067U (zh) 一种樱桃种子的清洗消毒装置
JP4615617B1 (ja) 貝類の洗浄装置
KR101761025B1 (ko) 저서성 어류 양식을 위한 중층 에어인젝터를 형성한 바이오플락 시스템
KR20140142941A (ko) 미세기포 함유수를 이용한 김망세척장치
KR20150033352A (ko) 양식장의 적조퇴치 및 어병치료 시스템
JP2013183643A (ja) アワビの養殖方法
JP3887320B2 (ja) 魚介類の養殖システム
JPH0249519A (ja) 養殖海苔に寄生した病害の防除装置と処理方法
CN118284334A (zh) 头足类饲养方法、原虫预防方法、原虫驱除方法和头足类幼体
JP2002000119A (ja) 魚介類の養殖方法
KR101964802B1 (ko) 새우 양식 구조물
CN223054799U (zh) 一种水产品死物处理用消毒装置
KR102537155B1 (ko) 활굴 패각 세척 방법
TWI790487B (zh) 水產生物幼苗沉水培育系統及其方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees