JP2011154978A - コネクタ及び電力給電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】負荷同士を直列に接続して電源から電力供給を受ける電力給電システム、及び当該電力給電システムでの使用に適合するコネクタを提供する。
【解決手段】電流源に対して直列に設けられ、プラグが着脱自在に接続される接続部と、電流源からの電流を流す導線と接続され、接続部にプラグが接続されていない場合にはお互い接触されて電流源からの電流を短絡させ、接続部にプラグが接続される場合にお互いの接触が解除されることで該短絡が解除されて該プラグへ電流源からの電流を流し、接続部からプラグの接続が解除されると再びお互い接触されて電流源からの電流を短絡させる第1の端子及び第2の端子と、を備える、コネクタ及び当該コネクタにより電流源からの電流が供給される電力給電システムが提供される。
【選択図】図1
【解決手段】電流源に対して直列に設けられ、プラグが着脱自在に接続される接続部と、電流源からの電流を流す導線と接続され、接続部にプラグが接続されていない場合にはお互い接触されて電流源からの電流を短絡させ、接続部にプラグが接続される場合にお互いの接触が解除されることで該短絡が解除されて該プラグへ電流源からの電流を流し、接続部からプラグの接続が解除されると再びお互い接触されて電流源からの電流を短絡させる第1の端子及び第2の端子と、を備える、コネクタ及び当該コネクタにより電流源からの電流が供給される電力給電システムが提供される。
【選択図】図1
Description
本発明は、コネクタ及び電力給電システムに関する。
現在、家庭内で使用されている100Vの交流配電においては、入力は低インピーダンスの電圧電源であり、この電圧電源からの電力を対の導線を用いることで並列に配電している。この交流配電方式は、電源が電圧源である時は極めて自然であり、負荷に対しては一定電圧を供給し、電力値は負荷の電流により決定される。
一方、現在使用されている機器やデバイスには、電圧で駆動されるよりも、電流で駆動される方が適しているものがある。電流で駆動される方が適しているものの代表的なものはLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)である。LEDはその名の通りダイオードであるために、定電圧素子である。従って、LEDの電力量制御(つまり明るさの制御)は、端子電圧ではなく電流の増減によって行われる。また、白色LEDの実用化により、LED照明は今後も用途を拡大していく。このようなLED照明を現在の交流定電圧システムに接続するためには、デバイスの内部で交流/直流変換が行われた後に定電流駆動が行われている。
また、現在、直流による送配電が見直されている(例えば特許文献1,2等参照)。ここでは直流配電の優位性等については触れないが、上述の理由により直流配電は例えばLED照明に適していることは明らかである。
従って、直流配電を行う電流供給型配電システムは、すべての電気機器に対して必ずしも有効となるものではないが、ある電流駆動型の機器に対しては、電流供給型配電システムが有効となりうる。電流供給型配電システムでは、電流源と負荷は直列接続が原則であり、電流を一定にして、(供給源の)電圧を負荷の数によって変化させ、また負荷は自分の端子電圧を適当に設定することで電力の増減を行う形となる。
電流供給型配電システムは、交流配電を行う電圧供給型配電システムの双対と考えられるので、いくつかの点において比較すると次のようになる。
まず、電源は電圧供給型配電システムでは電圧源であるが、電流供給型配電システムでは電流源である。一定値とするパラメータは、電圧供給型配電システムでは電圧であるが、電流供給型配電システムでは電流である。負荷の接続は電圧供給型配電システムでは並列接続であるが、電流供給型配電システムでは直列接続である。そして、コネクタ電極は、電圧供給型配電システムでは電圧に対して常時オープンであるが、電流供給型配電システムでは電流に対して常時クローズにする必要があり、機器スイッチを投入するには、電圧供給型配電システムではスイッチをオープンにするが、電流供給型配電システムではスイッチをクローズとする必要がある。
このように、電圧供給型配電システムと電流供給型配電システムでは違いがあり、既存の電圧供給型配電システムで用いられているコネクタによって電力の供給を受けることが出来ないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、負荷同士を直列に接続して電源から電力供給を受ける、新規かつ改良された電力給電システム、及び当該電力給電システムでの使用に適合する、新規かつ改良されたコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電流源に対して直列に設けられ、プラグが着脱自在に接続される接続部を備え、前記接続部は、前記電流源からの電流を流す導線と接続され、前記接続部にプラグが接続されていない場合にはお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させ、前記接続部にプラグが接続される場合にお互いの接触が解除されることで該短絡が解除されて該プラグへ前記電流源からの電流を流し、前記接続部からプラグの接続が解除されると再びお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させる第1の端子及び第2の端子と、を備える、コネクタが提供される。
上記コネクタは、前記接続部にプラグが接続されている場合には該プラグの脱着を防止し、前記接続部からプラグの接続が解除される際に前記第1の端子及び前記第2の端子を接触させるコンタクト部をさらに備えていてもよい。
上記コネクタは、前記第1の端子及び前記第2の端子の組がプラグに対して異なる向きで複数設けられていてもよい。
上記コネクタは、前記第1の端子及び前記第2の端子の組が、それぞれ異なる長さで複数設けられていてもよい。
前記電流源からは直流の電流が供給されていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、電流を流す電流源と、前記電流源からの電流の供給を受ける受電装置と、前記電流源からの電流を、接続される前記受電装置に供給するコネクタと、を備え、前記受電装置は、前記コネクタにプラグを接続して前記電流源からの電流の供給を受け、前記コネクタは、前記プラグが着脱自在に接続される接続部を備え、前記接続部は、前記電流源からの電流を流す導線と接続され、前記接続部にプラグが接続されていない場合にはお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させ、前記接続部にプラグが接続される場合にお互いの接触が解除されることで該短絡が解除されて該プラグへ前記電流源からの電流を前記受電装置へ流し、前記接続部からプラグの接続が解除されると再びお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させる第1の端子及び第2の端子と、を備える、電力給電システムが提供される。
前記受電装置及び前記電流源は、前記導線を用いて相互に情報の送受信を実行してもよい。
上記電力給電システムは、前記電流源から直流の電流が供給されていてもよい。
上記電力給電システムは、前記電流源から電流が供給されている際に、前記コネクタに接続して電流を補う着脱可能電流源をさらに備え、前記着脱可能電流源は、前記コネクタに接続する時点では電圧が0であり、接続後所定の時間が経過した後に所定の電圧に変化するスイッチング動作を実行するようにしてもよい。
以上説明したように本発明によれば、負荷同士を直列に接続して電源から電力供給を受ける、新規かつ改良された電力給電システム、及び当該電力給電システムでの使用に適合する、新規かつ改良されたコネクタを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.第1の実施形態>
[1−1.電力給電システムの構成]
[1−2.コネクタ及びプラグの構成例]
[1−3.電力給電システムの応用例]
<2.第2の実施形態>
<3.第3の実施形態>
<4.第4の実施形態>
<5.まとめ>
<1.第1の実施形態>
[1−1.電力給電システムの構成]
[1−2.コネクタ及びプラグの構成例]
[1−3.電力給電システムの応用例]
<2.第2の実施形態>
<3.第3の実施形態>
<4.第4の実施形態>
<5.まとめ>
<1.第1の実施形態>
[1−1.電力給電システムの構成]
まず、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の概略構成を示す説明図である。
[1−1.電力給電システムの構成]
まず、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の概略構成を示す説明図である。
図1に示したように、電力給電システム1は、電流源10と、コネクタ20と、電流型負荷30と、を含んで構成される。電流源10は、交流または直流の電流を出力する電源である。なお、図1に示したような電力給電システム1を構成するには、電流源10からは直流の電流を出力することが実用上好ましい。
コネクタ20は、電流型負荷30を電力給電システム1に接続するためのものであり、プラグ100が差し込まれる接続部を有する。かかる接続部は、電極21a、21bを含んで構成される。電極21a、21bは、コネクタ20に電流型負荷30が接続されていないときにはクローズ状態となる電極である。これは、負荷(機器)が接続されていないときは電極がオープン状態となっている電圧供給型配電システムとは異なるものである。
電流形負荷30は、電力給電システム1に接続するためのプラグ100を有する。プラグ100をコネクタ20の接続部に挿し込むことで、プラグ100は電極21a、21bと接触し、電流源10からの電力を受電することができる。なお、プラグ100は、電極(図1には図示せず)のショートを防ぐための絶縁物110を含んで構成される。
電力供給システム1に負荷が複数接続されるときは、図1に示したように、電流源10に対して直列接続となる。電流源10は、電力供給システム1に接続される負荷の数が増減しても一定の電流となるように制御する定電流源が用いられることが望ましい。
[1−2.コネクタ及びプラグの構成例]
次に、コネクタ20及びプラグ100の構造について詳細に説明する。
次に、コネクタ20及びプラグ100の構造について詳細に説明する。
図2は、コネクタ20及びプラグ100の構造例を示す説明図である。図2(A)は、コネクタ20及びプラグ100の構造例を断面図で示す説明図である。図2(B)は、プラグ100を正面から見た説明図である。図2(A)にも示したように、コネクタ20は電極21a、21bを含んで構成される。そして、プラグ100は、電極101a、101bと、電極101a、101bのショートを防ぐ絶縁物110と、を含んで構成される。
このように構成されたプラグ100がコネクタ20に接続される際の推移について説明する。図3は、図2に示したプラグ100をコネクタ20に接続する際の推移を示す説明図である。なお、図3には図示しないが、プラグ100には、電流源10からの電流を必要とする何らかの負荷が接続されている。
図3(A)は、プラグ100がコネクタ20に接続されていない状態を図示したものである。図3(A)に示したように、プラグ100がコネクタ20に接続されていない状態では、コネクタ20の電極21a、21bは短絡された状態となっている。
図3(B)は、プラグ100がコネクタ20に途中まで挿入された状態を図示したものである。図3(B)に示したように、プラグ100がコネクタ20に途中まで挿入された状態では、電極101aは電極21aに、電極101bは電極21bに、それぞれ接続されているが、電極21a、21bは依然として短絡された状態となっている。
図3(C)は、プラグ100がコネクタ20に完全に挿入された状態を図示したものである。図3(C)に示したように、プラグ100がコネクタ20に完全に挿入された状態では、電極101aは電極21aに、電極101bは電極21bに、それぞれ接続され、さらに電極21a、21bの短絡が解除されている。
図2(A)に示したようにコネクタ20及びプラグ100を構成することで、電力給電システム1における電流源10からの電流供給ループにおける電流の瞬断をなくし、電力給電システム1に電流型負荷30を接続し、または電力給電システム1から電流型負荷30を取り外すことが可能となる。なお、電力給電システム1における電流源10からの電流供給ループにおける電流の瞬断が発生しても差し支えない場合にはコネクタ側の電極の構造を簡素化できる。
なお、電力給電システム1に接続する機器には、電流源10から供給される電力の受電を制御するための電源スイッチが必要となる場合も多い。図4は電源スイッチを備える電流型負荷30の構成例を示す説明図である。図4に示した電流型負荷30には、電流源10から供給される電力の受電を制御するための電源スイッチ31が設けられている。電源スイッチ31は、図4から分かるように、短絡した状態では、電流源10から供給される電力の、電流型負荷30の内部への供給を遮断し、オープンの状態では、電流源10から供給される電力が電流型負荷30の内部へ供給される。
なお、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの構成は、上述したものに限られないことは言うまでもない。以下、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの他の構成例について説明する。
図5は、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの他の構成例を示す説明図である。図5には、コネクタ20a及びプラグ100aを図示している。図5に示したコネクタ及びプラグの構成例は、メス側のコンタクトとなるコネクタ20aを複数(図5の例では2つ)に分割し、これらを並列に接続したものである。
図6は、図5に示したプラグ100aを正面から見た説明図である。このように、プラグ100aは、電極101a、101bと、電極101a、101bのショートを防ぐ絶縁物110との組が2つ備わった構成を有している。
そしてコネクタ20aは、図2(A)に示したように電極21a、21bを含んで構成され、電極21a、21bの組が2つ備わった構成を有している。プラグ100aが挿入されていない場合は電極21a、21bは短絡状態となり、プラグ100aの挿入により電極21a、21bの短絡が解除される。
図7は、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの他の構成例を示す説明図である。図7(A)には、コネクタ20b及びプラグ100bを図示している。図7(A)に示したコネクタ及びプラグの構成例は、メス側のコンタクトとなるコネクタ20bを複数(図5の例では2つ)に分割し、これらを並列に接続して、さらにメス側のコンタクトとなる電極の長さを異なるようにしたものである。
図7(B)及び図7(C)は、コネクタ20bの内部に設けられる電極の構造を示す説明図である。図7(B)は図7(A)に示したコネクタ20bの上側に設けられる電極21a、21bを図示したものであり、図7(C)は図7(A)に示したコネクタ20bの下側に設けられる電極21c、21dを図示したものである。
このように、長さが異なる電極をコネクタ20bの内部に設けることで、コネクタ20bにプラグ100bを挿入する際の電流の瞬断を機構的に防ぐことができる。
図5及び図7に示したコネクタ20a、20bは、電極がそれぞれ有する弾性による圧接力によって電極同士のショートを実現していた。この電極同士のショートをさらに効率良く実現するための構成例を示す。
図8(A)は、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの他の構成例を示す説明図である。図8(A)には、コネクタ20c及びプラグ100cを図示している。また、図8(B)は、図8(A)に示したコネクタ20cの電極22の断面を示す説明図である。
図8(A)に示したプラグ100cには絶縁物からなる突起111が備わっている。この突起111は、コネクタ20cの短絡用コンタクト23を押し出すような作用を有する。コネクタ20cは、プラグ100cが引き抜かれた際に電極同士をショート状態にするためのバネ24が備わっている。従って、コネクタ20cまたはプラグ100cには、このバネ24の復帰力に打ち勝つためのラッチ機構やロック機構を備えていることが望ましい。
図1に示した電力給電システム1のような直列給電に際しては、コネクタやプラグに極性を付けておくことが望ましい。
図9(A)は、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの他の構成例を示す説明図である。図9Aには、コネクタ20d及びプラグ100dを図示している。図9(A)に示したコネクタ20dは、図8(A)に示したコネクタ20cの内、片方の電極を、長手方向を軸にして90度回転させたものであり、プラグ100dは、この片方の電極の回転に伴って片方の電極を同じく長手方向を軸にして90度回転させたものである。
図9(B)は、図9(A)に示したコネクタ20dのカバーの形状の一例を示す説明図であり、コネクタ20aを正面から図示したものである。
このように、片方の電極の向きを変えることで極性を明示的に定義することができる。なお、極性を明示的に定義するためには、電極の配置はかかる例に限られないことは言うまでもない。
図10は、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの他の構成例を示す説明図である。図10には、コネクタ20d及びプラグ100dを図示している。
図10に図示したコネクタ20d及びプラグ100dは、従来からヘッドホン等に多用されてきたスイッチ付きジャック及びプラグであり、ジャック側の配線を図10に図示したコネクタ20dの配線とすることで、直列給電のコネクタとして使用することができる。
図10に図示したコネクタ20dにプラグ100dが挿入されていないときは、電極21aと電極21bとがショートした状態となっている。コネクタ20dにプラグ100dを挿入すると、電極21aと電極21bとのショートが解除され、コネクタ20dの電極28がプラグ100dの電極114と導通する。なおプラグ100dは、コネクタ20dへの挿入時に電極21aとロックする接続部112と、接続部112と電極114との間に設けられ、接続部112と電極114とのショートを防ぐ絶縁物113とを備える。
図10に図示したコネクタ20d及びプラグ100dは、構成を小型にできる点、極性を設けることができ、電極21aとロックする接続部112によりプラグ100dに自己保持力が備わるという効果がある。
以上、電力給電システム1に接続して電力の供給を受けるためのコネクタ及びプラグの構成例について説明した。次に、本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の具体的な応用例について図面を参照しながら説明する。
[1−3.電力給電システムの応用例]
図11は、本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の応用例を示す説明図である。図11には、電流源10と、コネクタ20と、電流型負荷としてLED照明200と、LED照明200を電力給電システム1に接続するためのプラグ100と、を図示している。LED照明200やコネクタ20、プラグ100は適当な数が存在しているものとする。
図11は、本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の応用例を示す説明図である。図11には、電流源10と、コネクタ20と、電流型負荷としてLED照明200と、LED照明200を電力給電システム1に接続するためのプラグ100と、を図示している。LED照明200やコネクタ20、プラグ100は適当な数が存在しているものとする。
図11に示した本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の応用例では、電流値は電流源10によって設定される。また、LED照明200の両端の電圧はLEDの物理特性で決まり、1つあたりおおよそ2〜4V程度である。
従って、任意の数のLED照明200を接続あるいは切断したとしても、LED照明200に流れる電流は変化せず、それぞれのLED照明200の明るさは変化しない。そして、LED照明200の数が任意に変化したとしても特定のLED照明200に過大電力が供給されることはない。
仮に、本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の電源が電圧源である場合は、電圧源の電圧は、直列接続される全てのLED照明200により決まる電圧とほぼ等しくせねばならず、LED照明200の数を変更すると、電圧をその変更の都度再調整する必要があり現実的ではない。結局は、この電圧源をもとに定電流源とせねばならない。
LED照明200をいくつか直列に接続したユニットとした場合も、(このユニットの定格電圧は変化するが)同様に任意の数のLEDを同じ明るさで駆動することができる。もちろん、これらLEDユニットにスイッチを接続する場合には、図4に図示したような電源スイッチ31を設けることができる。
図11に示した本発明の第1の実施形態にかかる電力給電システム1の応用例に限らず、定電流供給においては、負荷端の電圧の合計が増加すると、その定電流性を維持するために、電流源10の出力端電圧を増加することになる。従って、ある一定電圧を超えるともはや定電流供給は出来なくなり、電流が減少する。これは、定電圧供給システムで、合計電流量が規定値を超えると、それ以上定電圧性が維持できなくなるのと同様である。
また、負荷がすべてオープンになった場合には(基本的にはこれは故障した状態であるが)、電流ループが切れることになり、これに対して定電流を供給するためには無限大の電圧は発生することになってしまう。実用的には、電圧の最大値を決め、この最大値以上に電圧が上昇しないようにすることが望ましい。これは、既存の電力供給グリッドにおいて、定電圧供給の際に最大電流値にリミッタをかけることに相当するものである。さらに、電流源10の電流値を可変にし、ユーザによる制御を可能とすることで、照明の明るさをコントロールすることが極めて簡単に実現できる。
<2.第2の実施形態>
上述した本発明の第1の実施形態では、電流源から電力が供給される電力供給システムについて説明した。上述した特許文献2等に記載されているように、電力を消費する負荷に対して、単純に電力を供給するだけでなく、情報を重畳し、負荷に対して通信を行う方法がある。本発明の第2の実施形態では、主システムが電流供給型で、負荷に対して外部との通信を実施する場合について示す。
上述した本発明の第1の実施形態では、電流源から電力が供給される電力供給システムについて説明した。上述した特許文献2等に記載されているように、電力を消費する負荷に対して、単純に電力を供給するだけでなく、情報を重畳し、負荷に対して通信を行う方法がある。本発明の第2の実施形態では、主システムが電流供給型で、負荷に対して外部との通信を実施する場合について示す。
図12は、本発明の第2の実施形態にかかる電力給電システム2の構成を示す説明図である。図12に示したように、本発明の第2の実施形態にかかる電力給電システム2は、電流源10と、コネクタ20と、電流型負荷300と、電流型負荷300を電力給電システム2に接続するためのプラグ100と、を図示している。
そして、電流型負荷300は、変換回路301と、負荷制御回路302と、負荷303と、主スイッチ304と、通信回路310と、インダクタL1、L2、L3と、を含んで構成される。
変換回路301は、内部に電流型負荷300の各部に供給する電力を蓄えておくためのバッテリを備え、コネクタ100からの電流(両端に発生する電圧)を変換して負荷制御回路302や通信回路310等の回路に電源電圧を供給するものである。
この変換回路301は、現在一般に入手できる汎用アナログICやマイクロプロセッサ等は電圧駆動デバイスであるという理由で設けるものであり、原理的には、電流駆動型デバイスも設計できるが、そのようなデバイスは現状存在しないし、将来的にも出現する可能性は極めて低い。従って、本実施形態にかかる電流型負荷300は、このような変換回路301を備えて電圧駆動型デバイスへの電源電圧の供給に対応する。また、変換回路301自体の設計は容易であるし、負荷制御回路302や通信回路310等の電圧電源型デバイスも省電力(=小電流)のものが開発されているので、これら電圧型デバイスを用いることに不都合はない。
負荷制御回路302は、負荷303に対する各種制御を実行するものであり、負荷303を制御するだけでなく、負荷303の状態を外部に通信する機能も有している。負荷303は、電流駆動型の負荷であり、バッテリ301または電流源10から供給される電力を消費するものである。主スイッチ304は、負荷303への電力供給を制御するためのものであり、主スイッチ304がクローズの状態では負荷303への電力供給は行われず、主スイッチ304がオープンの状態では負荷303への電力供給が行われることになる。
通信回路310は、電力給電システム2の導線による通信を可能とするものであり、オペアンプ311と、増幅器312と、抵抗R1、R2と、を含んで構成される。インダクタL1、L2、L3は電流型の結合回路であり、通信回路310による通信に用いられるものである。図12には図示しないが、電流源10にも通信回路310と同様の通信機能を有しており、電流源10と、任意に接続された電流型負荷300との間で通信を実行することで、負荷303の状態を制御したり、負荷303の状態を電流源に知らせたりすることができる。
具体的には、電流型負荷300は、主スイッチ304をオープンにして負荷303に電力を供給する前に、電流源10とその供給内容に対してネゴシエーションを実行する。ネゴシエーションする内容としては、例えば、負荷303は電流駆動型であるので、負荷303が必要とする電圧の情報であってもよい。ネゴシエーションが完了した時点で、電流源10は電流型負荷300に電力供給を開始する。従って、負荷制御回路302は、負荷303の少なくとも動作開始時の条件や規格を記憶していることが望ましい。なお、実際のネゴシエーションプロトコルや、その具体的例については、上述の特許文献2等において記載しているので、詳細な説明は省略する。
<3.第3の実施形態>
上述した本発明の第2の実施形態では、主システムが電流供給型で、負荷に対して外部との通信を実施する場合について説明した。
上述した本発明の第2の実施形態では、主システムが電流供給型で、負荷に対して外部との通信を実施する場合について説明した。
上記各実施形態では、負荷を直列に接続する場合について述べてきたが、負荷の数が増えると、それぞれの負荷に定電流を供給するため、供給側の電源電圧が上昇する。従って、負荷の数が増えると、定電流装置の電源電圧自体の不足が発生し得る。これは定電圧電源において電流容量が不足することに相当する。
一方、定電流方式の場合、基本的には電流を切るというのは望ましくなく、電流を切らずに電源の電圧を加減する手段が望ましい。
そこで、本発明の第3の実施形態では、電流を切らずに電源の電圧を加減できる電力給電システムについて説明する。
まず、一般的な定電流回路において、電流を切らずに電源の電圧を加減しようとする際の問題点を説明する。図13は、一般的な定電流回路の例を示す説明図である。図13には、電流源10と、スイッチ11と、複数の(ここでは3つの)負荷40と、を図示している。
このような定電流回路で、電流源に、電圧源を直列にするためには、いったん回路をオープンにしてから電圧源を挿入する必要がある。例えば図13に示すように電流源10および負荷40が接続されているような回路で、電流源10の電圧が不足する場合、電圧源12を回路に挿入したいが、直列のスイッチ11をいったん切らないと挿入できない。もしスイッチ11がオンの状態のまま電圧源12を接続すると、スイッチ11により電圧源12を短絡してしまう。
そのため、直列方式給電において、電流を切らずに電圧の増加を実行するためには、あらかじめ、電圧がゼロであり、ある所定の電圧に変更できるような回路を入れておくことが望ましい。
図14は、そのような回路を半導体によって実現する場合の例を示す説明図である。図14のAは、NPNトランジスタTR1と、抵抗R11、R12とを使用したものであり、図14のBはPNPトランジスタTR2と、抵抗R11、R12とを使用したものである。どちらも抵抗R11、R12の値を適当に選ぶことで、電圧源12と等価な電圧を発生させることができる。なお、図14に示した矢印は電流の向きを現している。ただし、図14のA、Bのいずれも、自ら電圧を発生させるものではなく、外部に電源があり、矢印のように電流が供給されると電圧源12のように見えるというだけである。そして、図14に示した各回路でR12を無限大とすると、トランジスタTR1、TR2はいずれもダイオードに見える。
この図14に示した回路を用いることで、直列方式給電において、電流を切らずに電圧の増加を実行することができる。図15は、本発明の第3の実施形態にかかる電力給電システム3の構成を示す説明図である。図15に示したように、本発明の第3の実施形態にかかる電力給電システム3は、電圧源12と、負荷40と、抵抗R21、R22、R23、NPNトランジスタTR0及びオペアンプ50とからなる定電流回路と、を含んで構成されている。
図15に示した電力給電システム3において、負荷40がさらに増えた場合、もしくは負荷40の消費電力が増加した場合、電圧源12の電圧不足が発生し得る。そこで、回路を切らずに新しい電圧源400を接続する方法を述べる。
図15に示したように、電圧源400は、スイッチ401、402と、電圧源410と、PNPトランジスタTR2と、抵抗R11、R12を含んで構成される。
スイッチ401、402は当初はオープン状態である。スイッチ401、402がオープン状態である場合には、PNPトランジスタTR2とは単にダイオードに見え、電圧源400は全体として殆ど電圧を発生しない。
この状態からスイッチ402が投入されると、PNPトランジスタTR2は電圧源410と同じ電位差を持つ回路として動作する。そこで、続いてスイッチ401が投入されることで、電圧源410が有効となる。最後にスイッチ402をオフとすることで、この電力給電システム3に電圧源410が接続される。なお、この時に402をオフにすると、電圧源410のためにPNPトランジスタTR2には逆バイアスがかかり、PNPトランジスタTR2はダイオードには見えなくなる。
なお、この操作は電圧源400によりある電圧を消費するので、負荷40等による電圧不足が発生する前に実施しないと、定電流性が維持できない。
図16は、図15に示した電圧源400を含む回路ユニットが、電力給電システム3に適宜接続可能であることを示す説明図である。電圧源400は内部にスイッチ401、402を備えており、電力給電システム3に接続する前はどちらもオープン状態とする。このユニットには直列接続するためのプラグ100が用意されていて、電力給電システム3に接続すると、プラグ100の両端にダイオード1つ分の電位差が発生する。その後にスイッチ402をオンにすることで、プラグ100の両端の電位差は電圧源410に相当する電位となり、さらにその後、スイッチ401をオンにすることで、実際の電圧源410が電力給電システム3に接続される。
従って、電圧源400は、コネクタ(例えば図1に示すコネクタ20)に接続した後に、シーケンシャルにスイッチ401、402の開閉制御を行う必要がある。例えば、プラグ100をコネクタに挿入した後で回転させることにより、スイッチ401、402をシーケンシャルに動作するような構造を設けても良い。
<4.第4の実施形態>
ホイール内に駆動モータを内蔵した電気自動車は、そのホイール駆動のために最低でもモータが2個必要となる。前後輪とも駆動する場合には4個必要となり、その数は駆動させるべきホイールの数に応じて変化する。
ホイール内に駆動モータを内蔵した電気自動車は、そのホイール駆動のために最低でもモータが2個必要となる。前後輪とも駆動する場合には4個必要となり、その数は駆動させるべきホイールの数に応じて変化する。
これらのインホイール型駆動の電気自動車の場合、左右一対の車輪のモータは、片側のモータのみ故障して回転を停止すると、進行方向に対して大きな影響を与えることが発生し得て、危険である。このような影響を回避する一番簡単な方法は、左右の対になる車輪駆動用モータの主回路結線を直列とすることである。直列にしたモータに対して、定電圧駆動あるいは定電流駆動が可能であるが、少なくともどちらか一方のモータの駆動結線が切断されると、左右の車輪対に対する駆動力は同時に消滅する。
インホイールモータによる駆動においては、進行方向の変更に際し、左右の車輪の回転数の変更制御も必要になり、単純にモータを直列に接続した場合にはこの回転数の変更制御ができない。従って、左右のホイール内のモータに対しては、例えばロータがマグネットであるようなブラッシュレスのモータを用いた場合、固定子巻き線に補助巻き線を用意し、この電流を加減して左右モータの測度調整を行う。この調整は左右別々となるので、モータの直列接続は原則的に不適であるが、調整量は主結線の電流量に比較すれば小さい。
従って、主結線を直列にして、モータ電力線が切断したときの安全性を確保しながら、左右のホイールに対して(ある程度の)速度差制御ができる。
図17は、本発明の第4の実施形態にかかる電気自動車500の構成を示す説明図である。図17には、実用性を考慮したモータおよび制御回路間の結線が示されている。
図17に示した電気自動車500において、前輪501a、501b及び後輪501c、501dは、左右一対でペアとなる駆動部分である。前輪501a、501b及び後輪501c、501dにはそれぞれモータが内蔵され、実用的には3相ブラシレスモータが用いられるが、ここでは説明を簡略にするために2線による電力供給のDCモータで駆動するものとする。
電力供給ライン502a、502bは、それぞれ前輪501a、501bに対応するものであり、これらは駆動用インバータ510の内部で直列接続される。また、電力供給ライン502c、502dは、それぞれ後輪501c、501dに対応するものであり、これらは駆動用インバータ510の内部で直列接続される。もちろん、駆動用インバータ510の外部で直列接続しても構わないが、実用的な結線を考えると、全ての駆動ユニットからの動力ラインは共通仕様で設計するのが得策であり、図17に示したように駆動用インバータ510のように接続することが効率的である。
駆動用インバータ5100は電力出力部520を備えており、電力出力部520は、前輪駆動用出力部521と、後輪駆動用出力部522と、を含んで構成される。ここでは主駆動部分のみを表すこととするので、前輪駆動用出力部521及び後輪駆動用出力部522は電圧駆動型であってもよく、電流駆動型であってもよく、これらを組み合わたものであってもよい。つまり、前輪駆動用出力部521及び後輪駆動用出力部522の駆動方式は電圧駆動型であるか電流駆動型であるかを問わない。
図17に示した電気自動車500では、電力供給ライン502a、502b、502c、502dのどれかが切断されたとしても、左右の車輪間での駆動力のアンバランスは発生しない。従って、走行中に電力供給ライン502a、502b、502c、502dのいずれかが断線した場合であっても、ステアリングの不安定さは発生しない。
本実施形態においては、モータは定電圧でも定電流でも駆動可能であり、またモータとインバータの接続は永久接続が原則である。従って、本実施形態は、定電流駆動に適した直列接続という意味はなく、主駆動接続線の断線時対策が主眼である。
<5.まとめ>
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、任意の数の電流型負荷、電流型電力源が直列に接続されるような電力供給システムにおいて、負荷はコネクタにより接続、切断可能であり、かつ全体の電流ループを切る事無く接続、切断可能なコネクタを備える。これにより、負荷の接続や切断の際に電流ループを切る事無く接続、切断することが可能となる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によれば、任意の数の電流型負荷、電流型電力源が直列に接続されるような電力供給システムにおいて、負荷はコネクタにより接続、切断可能であり、かつ全体の電流ループを切る事無く接続、切断可能なコネクタを備える。これにより、負荷の接続や切断の際に電流ループを切る事無く接続、切断することが可能となる。
電力供給に使用する一対のコネクタ、プラグにおいては、プラグが接続されていない時はコネクタ内部の電極は短絡しており、プラグが接続されるとまず、プラグの両端とコネクタ電極が接続され、その後コネクタの短絡が解除されるような3段階の状態を有する。これにより、任意の数の電流型負荷、電流型電力源が直列に接続されるような電力供給システムにおいて、負荷の接続や切断の際に電流ループを切る事無く接続、切断することが可能となる。
また、任意の数の電流型負荷、電流型電力源が直列に接続されるような電力供給システムにおいて、負荷、電力源とも、電力供給ループに重畳される通信手段を有することで、負荷、電力源間でこの通信によりシステムの状態を決定することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 電力給電システム
10 電流源
20 コネクタ
21a、21b 電極
30 電流型負荷
100 プラグ
101a、101b 電極
10 電流源
20 コネクタ
21a、21b 電極
30 電流型負荷
100 プラグ
101a、101b 電極
Claims (9)
- 電流源に対して直列に設けられ、プラグが着脱自在に接続される接続部を備え、
前記接続部は、前記電流源からの電流を流す導線と接続され、前記接続部にプラグが接続されていない場合にはお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させ、前記接続部にプラグが接続される場合にお互いの接触が解除されることで該短絡が解除されて該プラグへ前記電流源からの電流を流し、前記接続部からプラグの接続が解除されると再びお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させる第1の端子及び第2の端子を備える、コネクタ。 - 前記接続部にプラグが接続されている場合には該プラグの脱着を防止し、前記接続部からプラグの接続が解除される際に前記第1の端子及び前記第2の端子を接触させるコンタクト部をさらに備える、請求項1に記載のコネクタ。
- 前記第1の端子及び前記第2の端子の組がプラグに対して異なる向きで複数設けられる、請求項1に記載のコネクタ。
- 前記第1の端子及び前記第2の端子の組が、それぞれ異なる長さで複数設けられる、請求項1に記載のコネクタ。
- 前記電流源からは直流の電流が供給される、請求項1に記載のコネクタ。
- 電流を流す電流源と、
前記電流源からの電流の供給を受ける受電装置と、
前記電流源からの電流を、接続される前記受電装置に供給するコネクタと、
を備え、
前記受電装置は、前記コネクタにプラグを接続して前記電流源からの電流の供給を受け、
前記コネクタは、
前記プラグが着脱自在に接続される接続部を備え、
前記接続部は、前記電流源からの電流を流す導線と接続され、前記接続部にプラグが接続されていない場合にはお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させ、前記接続部にプラグが接続される場合にお互いの接触が解除されることで該短絡が解除されて該プラグへ前記電流源からの電流を前記受電装置へ流し、前記接続部からプラグの接続が解除されると再びお互い接触されて前記電流源からの電流を短絡させる第1の端子及び第2の端子と、
を備える、電力給電システム。 - 前記受電装置及び前記電流源は、前記導線を用いて相互に情報の送受信を実行する、請求項6に記載の電力給電システム。
- 前記電流源からは直流の電流が供給される、請求項6に記載の電力給電システム。
- 前記電流源から電流が供給されている際に、前記コネクタに接続して電流を補う着脱可能電流源をさらに備え、
前記着脱可能電流源は、前記コネクタに接続する時点では電圧が0であり、接続後所定の時間が経過した後に所定の電圧に変化するスイッチング動作を実行する、請求項6に記載の電力給電システム。
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