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JP2011150448A - 地域見守システムの送信方法 - Google Patents

地域見守システムの送信方法 Download PDF

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JP2011150448A JP2010009687A JP2010009687A JP2011150448A JP 2011150448 A JP2011150448 A JP 2011150448A JP 2010009687 A JP2010009687 A JP 2010009687A JP 2010009687 A JP2010009687 A JP 2010009687A JP 2011150448 A JP2011150448 A JP 2011150448A
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Abstract

【課題】 短ランダム待時間により子機間のコリジョンを回避する前に、長ランダム待時間により子機を比較的長い時間軸上で分散させることにより、子機全体の台数が大幅に増加した場合でも全体のコリジョン及びパケット損失率を有効に低減する。
【解決手段】 子機2…の発呼時に、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出しないときは、少なくとも第一時間範囲Tsから乱数により発生する短ランダム待時間Tssを計時し、この短ランダム待時間Tssの経過後も継続してキャリアを検出しないことを条件としてパケットDpの送信処理を行うとともに、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出したときは、第一時間範囲Tsよりも少なくとも二倍以上長い第二時間範囲Tmから乱数により発生する長ランダム待時間Tmsが経過したことを条件として次のキャリアセンスを実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アドホックネットワークシステムを利用することにより登下校中の児童等を見守る際に用いて好適な地域見守システムの送信方法に関する。
近時、登下校中の児童が不審者により誘拐されるなどの事件が増加する傾向にあることから、児童の安全を如何に確保するかが重要な課題となっており、その有効な対策が要請されている。
従来、このような要請に対応したシステムとしては、特許文献1に開示される地域防犯システムが知られている。この地域防犯システムは、児童または園児を確認対象者として、固有のタグIDを記憶した無線タグを有する無線タグ付名札と、所定のエリアに複数配置される監視装置と、複数配置される監視装置とはネットワークを介して接続される管理装置とにより、無線タグ付名札を所持した確認対象者の所在を確認する地域防犯システムを構成するとともに、特に、無線タグ付名札の無線タグは、他の無線タグ付名札とアドホック通信するアドホック通信部と、電源部とをさらに有し、監視装置は、周囲に所定の強度の電波を発信し、それに応答して無線タグが送信するタグIDを受信する無線送受信部と、ネットワークを介して管理装置に受信したタグIDを所定のタイミングで通知するタグID通信部とを有し、管理装置は、ネットワークを介して所定の監視装置と通信してタグIDを取得するタグID取得部と、所定の記憶部に登録されている確認対象者のタグIDと受信したタグIDとを比較して確認対象者の所在を確認する確認部とを有し、無線タグ付名札の無線タグは、監視装置の無線送受信部と通信を行うときに、アドホック通信によって1以上の他の無線タグを介して通信するように構成されている。
ところで、このようなアドホックネットワークシステムを利用した従来の地域防犯システムでは、通常、子機の発呼時に、キャリアセンスを実行し、他のキャリアの有無を確認している。そして、他のキャリアが無いときに、乱数により発生するランダム待時間を経て送信を実行し、待機している複数の子機同士間のコリジョンの発生を回避している。この場合、子機同士が隠れ関係にあれば、互いのキャリアが見えないため、コリジョンの発生を許してしまうが、子機同士が晒し関係にあれば、本来、コリジョンは発生しないか或いは発生しても無視できる僅かな回数となる。
しかし、子機台数が増加する状況、具体的には、子機が集まって来る学校や幼稚園等の近くに設置される親機の付近では、子機同士が晒し関係にあっても子機と中継機間のコリジョンが増加する傾向が認められ、このコリジョンの増加は、パケットの破棄数(パケット損失率)の増加、更には地域防犯システムの安定性及び信頼性の低下を招く。したがって、既設の地域防犯システムでは、子機台数を増やすことに限界があり、柔軟性かつ発展性のあるシステム運用ができない問題があった。
そこで、この問題を解決するため、本出願人は、既に、特許文献2により、無線IDタグを設けた無線通信部を有し、かつ複数の防犯対象者がそれぞれ携帯可能な複数の子機と、無線IDタグを設けたアドホック通信部を有し、かつ所定の地域内における複数の異なる所定場所にそれぞれ設置した複数の中継機と、アドホック通信部を有する少なくとも一台の親機と、親機に接続したサーバコンピュータを備えるとともに、特に、子機の発呼時に、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出しないときは、予め子機の全台数に基づいて時間長を設定した所定のガードタイムが経過し、この後、乱数により発生するランダム待時間が経過したことを条件にパケットの送信処理を行うようにした地域防犯システムの送信方法を提案した。
特開2007−042009号公報 特開2009−104457号公報
しかし、上述した特許文献2で開示される地域防犯システムの送信方法は、次のような改善すべき点も存在した。
第一に、想定される子機の全台数に基づいて時間長を設定したガードタイムを設けるため、ガードタイムを設けない場合に比較すれば、子機台数を増やすことができ、相応の効果を得ることができるが、増やすことができる子機台数には限界がある。結局、子機台数が限界を越えて増えた場合には、コリジョンの増加、更にはパケットの破棄数の増加を許してしまうため、子機台数が想定を超えるような大幅な増加に対しては対応できない難点があった。
第二に、使用時における様々なシーン、即ち、子機台数が非常に多い場合と少ない場合のいずれに対しても台数に関係なく固定のガードタイムが設定されるため、子機台数が多い場合(増加した場合)におけるコリジョンの発生を回避する観点からは好ましいパフォーマンスを得ることができるが、子機台数が少ない場合には、ガードタイムによる遅延時間が発生してしまうなど、子機台数に対応した最適化を図る観点からは更なる改善の余地もあった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した地域見守システムの送信方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る地域見守システム1の送信方法は、上述した課題を解決するため、無線IDタグを設けた無線通信部2t…を有し、かつ複数の見守対象者H…がそれぞれ携帯可能な複数の子機2…と、無線IDタグを設けたアドホック通信部3t…を有し、かつ所定の地域Ac内における複数の異なる所定場所にそれぞれ設置した複数の中継機3…と、アドホック通信部4tを有する少なくとも一台の親機4と、親機4に接続したサーバコンピュータ6を備える地域見守システム1において、子機2の発呼時に、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出しないときは、少なくとも所定の時間範囲(第一時間範囲)Tsから乱数により発生するランダム待時間(短ランダム待時間)Tssを計時し、この短ランダム待時間Tssの経過後も継続してキャリアを検出しないことを条件としてパケットDpの送信処理を行うとともに、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出したときは、第一時間範囲Tsよりも少なくとも二倍以上長い第二時間範囲Tmから乱数により発生するランダム待時間(長ランダム待時間)Tmsが経過したことを条件として次のキャリアセンスを実行するようにしたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、第一時間範囲Tsは、0.5〔秒〕未満の範囲に設定することができるとともに、第二時間範囲Tmは、0.5〔秒〕以上の範囲に設定することができる。一方、キャリアセンスの実行によりキャリアを検出したときは、予め設定した再送設定時間の経過を待って再度のキャリアセンスを実行するとともに、再度のキャリアセンスの実行回数が予め設定した切換条件回数Ncに達することを条件に、長ランダム待時間Tmsを発生させる処理を実行することもできる。また、長ランダム待時間Tmsの発生回数が予め設定した破棄条件回数Nrに達することを条件に、パケットDpを破棄することもできる。なお、地域Acとしては、少なくとも通学エリアに用いて最適である。
このような手法による本発明に係る地域見守システム1の送信方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 子機2の発呼時に、他のキャリアを検出しないときは、少なくとも第一時間範囲Tsから乱数により発生する短ランダム待時間Tssを計時し、この短ランダム待時間Tssの経過後も継続してキャリアを検出しないことを条件としてパケットDpの送信処理を行うとともに、他のキャリアを検出したときは、第一時間範囲Tsよりも少なくとも二倍以上長い第二時間範囲Tmから乱数により発生する長ランダム待時間Tmsが経過したことを条件として次のキャリアセンスを実行するようにしたため、短ランダム待時間Tssにより子機2…間のコリジョンを回避する前に、長ランダム待時間Tmsにより子機2…を比較的長い時間軸上に分散させることができる。この結果、短ランダム待時間Tssによるコリジョンの回避対象となる子機2…の台数を効果的に低減できるため、子機2…の全体の台数が大幅に増加した場合であっても全体のコリジョン及びパケット損失率を飛躍的に低減できる。
(2) 好適な態様により、第一時間範囲Tsを、0.5〔秒〕未満の範囲に設定するとともに、第二時間範囲Tmを、0.5〔秒〕以上の範囲に設定すれば、通学エリア等に用いる地域見守システム1として、実用上、最適なシステムを構築できる。
(3) 好適な態様により、キャリアセンスの実行によりキャリアを検出したときに、予め設定した再送設定時間の経過を待って再度のキャリアセンスを実行するとともに、再度のキャリアセンスの実行回数が予め設定した切換条件回数Ncに達することを条件に、長ランダム待時間Tmsを発生させる処理を実行するようにすれば、子機台数が比較的少ない状況下では全ての子機2…に送信遅延を生じることなく速やかに定期通報を行うことができるとともに、子機台数が想定を超えて増加したような状況下では自動的に長ランダム待時間Tmsを発生させ、コリジョンの回避及びパケット損失率の低減を図れるなど、子機2…の台数に対応した最適化を実現できる。
(4) 好適な態様により、長ランダム待時間Tmsの発生回数が予め設定した破棄条件回数Nrに達することを条件に、パケットDpを破棄するようにすれば、長ランダム待時間Tmsを発生させる処理を行った場合であってもシステム全体の安定化を図ることができる。
本発明の好適実施形態に係る送信方法により長ランダム待時間を発生させた際の中継機と子機の通信状態を示すタイミングチャート、 同送信方法における長ランダム待時間を発生させない場合の中継機と子機の通信状態を示すタイミングチャート、 同送信方法の処理手順を示すフローチャート、 同送信方法の変更実施形態に係る処理手順の一部のステップを示すフローチャート、 同送信方法を実施する地域見守システムの全体を示すシステム系統図、 同地域見守システムに用いる子機及び中継機の使用状態を示す外観図、 同地域見守システムに用いる子機及び中継機の電気系回路図、 同地域見守システムに用いる子機が送信するパケットのデータフォーマット図、 同送信方法を用いた際における子機台数とパケット損失率の関係を示す実験データ図、 同送信方法を用いた際における子機台数と送信遅延時間の関係を示す実験データ図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る送信方法の理解を容易にするため、地域見守システム1全体の概要について、図5〜図8を参照して説明する。
最初に、地域見守システム1における全体のシステム構成(システム系統)について説明する。図5は、同システム1の全体系統を示す。Acは、地域見守システム1を適用する所定の地域であり、例示は小学生の通学エリアを示すとともに、H…は通学路Rに沿って通学する児童(見守対象者)を示している。また、C…は児童H…が背負っているランドセルであり、図6(a)に、このランドセルCを拡大して示す。図6(a)に示すように、ランドセルCの側面Csには、防水性を有する子機(端末)2を装着する。子機2は、図6(b)に示すように、矩形型に形成した偏平なハウジング12を有し、このハウジング12の表面パネルには、非常ボタン13A,機能ボタン13B…,スピーカ14S及びランプ14Lを有する。さらに、ハウジング12の内部には、図7(a)に示す電気系回路15を収容する。子機2の電気系回路15は、CPUを含む子機処理部16,メモリ17及び処理プログラム(プログラムメモリ)Psを含むマイクロコンピュータ機能部を備えるとともに、バッテリ19を内蔵する。また、子機処理部16には、上述した非常ボタン13A,機能ボタン13B…,スピーカ14S及びランプ14Lを接続するとともに、振動センサ20,及び無線IDタグを設けた無線通信部2tを接続する。なお、21は送受信用アンテナを示す。
一方、地域(通学エリア)Ac内における複数の異なる所定場所、即ち、通学路Rの途中における異なる複数の場所には、それぞれ中継機3…を設置する。中継機3…は通学路Rに面した地上高4〜5〔m〕の位置を選定する。図6(c)は、カーブミラーMのポールMpの上部に固定金具30…を介して支持ステー31の下部を固定し、この支持ステー31の上端部に中継機3を取付けた場合を示す。図6(c)は、カーブミラーMを利用して設置した場合を示すが、その他、電柱や街灯等の各種公共物等を利用して設置することができる。中継機3は、防水性を有する中継機ボックス32を備え、この中継機ボックス32における天面上に太陽電池33を配設するとともに、底面下に送受信用アンテナ34を配設する。また、中継機ボックス32の内部には、図7(b)に電気系回路35を収容する。中継機3の電気系回路35は、CPUを含む中継機処理部36,メモリ37及び処理プログラム(プログラムメモリ)Psrを含むマイクロコンピュータ機能部を備えるとともに、中継機処理部36に接続したバッテリ39を備える。バッテリ39と太陽電池33は半導体スイッチ40に接続する。この場合、中継機3の電源部は、太陽電池33,バッテリ39,半導体スイッチ40及び中継機処理部36の機能を利用した充放電回路により構成される。これにより、この充放電回路では、バッテリ39の電圧を監視し、一定の電圧を越えた場合には充電を停止するとともに、電圧が最低動作電圧を下回ったときは、中継機処理部36がスタンバイモードに移行することにより、バッテリ39の過放電を防止する。さらに、中継機処理部36には、無線IDタグを設けたアドホック通信部3tを接続する。なお、41はGPS受信機を示す。
他方、児童Hが通学する小学校には、アドホック通信部4tを有する一台の親機4を設置する。親機4は中継機3と同一のものを利用できるが、電源部には、例えば、AC100〔V〕の商用電源に接続可能な直流電源装置に変更できる。また、親機4は、ゲートウェイ51を介してインターネット(ネットワーク)5に接続する。一方、監視センターには、サーバコンピュータ6を設置し、このサーバコンピュータ6をインターネット5に接続する。これにより、サーバコンピュータ6と親機4はインターネット5を介してデータ送受信を行うことができる。さらに、保護者の所持するパーソナルコンピュータ(パソコン)52或いは携帯電話53とサーバコンピュータ6を、インターネット5を介して双方向通信可能に構成する。
この場合、子機2…及び中継機3…の無線仕様は、電力線からの自立を最優先とし、到達距離が長く、回折性による接続能力が高い特定小電力無線を使用する。例示の特定小電力無線は、429〔MHz〕帯,出力10〔mW〕である。この方式は、通信速度が速くない(数kbps)という弱点もあるため、ネットワークに使用するアプリケーションは文字情報が中心となる。また、無線のコリジョンを回避するため、CSMA/CA with Ack方式を採用するとともに、無線通信システムに適したルーティングプロトコルとして、中継機3…が定期的に各中継機3…の経路情報を受信し、自局の中継経路を構築するプロアクティブ方式を用いたアドホックネットワークシステムを用いている。なお、CSMA/CA with Ack方式とは、通信路が一定時間以上継続して空いていることを確認してから各無線端末がデータを送信する方式であり、実際にデータが正しく送信されたことは、受信側からのACK信号の到着をもって判定する。また、プロアクティブ方式とは、各無線端末間が、通信に先立って無線ネットワークの状況を確認し、中継経路を構築しておく方式である。さらに、アドホックネットワークシステムとは、基地局などの固定局を必要とせず、半固定の無線端末間でデータをホッピングすることにより、柔軟に宛先局へデータ伝送を行う自立分散型ネットワークである。
次に、地域見守システム1の動作概要について説明する。今、任意の児童Hが子機2を携帯し、小学校に登校する場合を想定する。この際、子機2は、振動センサ20により歩行時の振動を感知し、3〔分〕毎に自局の情報をパケットにより送信(発信)する。図8に子機2が送信するパケットDpのデータフォーマットを示す。このデータフォーマットにおける情報部Dpiには、定期通報又は緊急通報の種別,子機2の固有ID等が含まれており、通常時は、定期通報が行われる。定期通報を各中継機3…が受信すれば、受信した各中継機3…は、その受信電界強度を付加したパケットを順次親機4まで中継する。この場合、各中継機3…の中継経路は予め設定されている。
そして、親機4が定期通報を受信すれば、受信した定期情報をゲートウェイ51及びインターネット5を介してサーバコンピュータ6に送信する。サーバコンピュータ6は、定期通報を受信した各中継機3…の子機2に対する受信電界強度に基づいて、最も強い電波を受信した中継機3の位置を子機2の位置としてデータベースに登録(又は更新)する。この場合、子機2の位置は、複数の中継機3…の受信電界強度の大きさの違いから割り出した推定位置であってもよい。一方、サーバコンピュータ6は、子機2の定期通報に基づいて子機2の位置を定期的に把握し、サーバコンピュータ6に予め設定した子機2の指定エリア内であるか否かを監視する。この際、指定エリア外に移動したときは、サーバコンピュータ6から保護者(パソコン52,携帯電話53)及び関係者にEメールにより通知する。他方、非常ボタン13Aが押された緊急通報の場合には、その受信電界強度を付加したパケットを優先して親機4まで中継するとともに、サーバコンピュータ6に送信し、サーバコンピュータ6から直ちに保護者(パソコン52,携帯電話53)及び関係者にEメールによる緊急通知を行う。
また、保護者は、パソコン52や携帯電話53からサーバコンピュータ6にアクセスし、児童H(子機2)の場所を確認できる。この場合、サーバコンピュータ6へのアクセスは、IDとパスワードの入力が必要となる。なお、振動センサ20により歩行時の振動を感知しないときは、3〔分〕毎の定期通報を1〔時間〕毎の第二定期通報に変更する。これにより、通信トラフィックの低減を図っている。
次に、本実施形態に係る地域見守システム1の送信方法について、図1〜図10を参照して説明する。
まず、送信方法の概要(原理)について説明する。本実施形態に係る地域見守システム1では、各子機2…が3〔分〕毎の定期通報を行うため、この際における子機2…同士のコリジョンの発生を回避する必要があり、子機2の定期通報時(発呼時)には、キャリアセンスを実行し、他のキャリアの有無を確認している。そして、他のキャリアが無い回線空きの状態のときに、乱数により発生するランダム待時間(短ランダム待時間)Tssを経て送信を実行し、待機している複数の子機2…同士間のコリジョンの発生を回避している。この短ランダム待時間Tssは、所定の時間範囲(第一時間範囲)Tsから発生させる。第一時間範囲Tsとしては、0.5〔秒〕未満の範囲、望ましくは、20〜200〔ms〕の範囲、より具体的には、20〔ms〕から5〔ms〕間隔の37通りの範囲に設定する。これにより、子機2は、20〜200〔ms〕(37通り)から乱数により発生する短ランダム待時間Tssを計時し、この短ランダム待時間Tssの経過後も継続してキャリアを検出しないことを条件として、パケットDpの送信処理を行う。
ところで、このような短ランダム待時間Tssを設定すれば、晒し関係にある複数の子機2…同士のコリジョンは発生しないか或いは発生しても無視できる僅かな回数となるが、使用する子機2…の台数が増加した場合には、子機2…同士が晒し関係にあっても子機2…と中継機3間のコリジョンが増加する。この場合、通常、再度のキャリアセンスを繰り返して実行するとともに、再度のキャリアセンスが予め設定した破棄条件回数(例えば、7回)に達した場合には、パケットの破棄を行っている。したがって、子機2…の台数が増加した場合、コリジョンの増加によりパケット損失率も増加することになる。
そこで、本実施形態に係る送信方法では、子機2の定期通報時(発呼時)にキャリアセンスを実行した際に、他のキャリアを検出したときは、第二のランダム待時間(長ランダム待時間)Tmsが経過したことを条件として、再度のキャリアセンスを実行するようにした。この場合、長ランダム待時間Tmsは、上述した第一時間範囲Tsよりも少なくとも二倍以上長い第二時間範囲Tmから乱数により発生させる。第二時間範囲Tmとしては、0.5〔秒〕以上の範囲、望ましくは、1〜6〔秒〕の範囲、より具体的には、1〔秒〕から1〔秒〕間隔の6通りの範囲に設定する。これにより、子機2は、1〜6〔秒〕(6通り)から乱数により発生する長ランダム待時間Tmsが経過したことを条件として、再度のキャリアセンスを実行する。
このように、第一時間範囲Tsを、0.5〔秒〕未満の範囲(20〜200〔ms〕の範囲)に設定するとともに、第二時間範囲Tmを、0.5〔秒〕以上の範囲(1〜6〔秒〕の範囲)に設定すれば、通学エリア等に用いる地域見守システム1として、実用上、最適なシステムを構築できる。
図1及び図2は、子機2…の定期通報時(発呼時)にキャリアセンスを実行した際の各子機2…の状態を示したものであり、図1は、本実施形態に係る送信方法を実施した場合、図2は、同送信方法を使用しない場合、即ち、長ランダム待時間Tmsを設けない場合をそれぞれ示す。いずれの場合も、1台の中継機3に対して3台の子機2…が衝突した状態を想定している。なお、図中、PTは子機2のパケット送信期間、PRは中継機3のパケット受信期間、ATは中継機3のパケット送信期間、ARは子機2のパケット受信期間をそれぞれ示すとともに、trは送信要求タイミングを示す。
図2に示すように、長ランダム待時間Tmsを設けない場合には、1台目の子機2と中継機3が定期通報処理を行っている場合、他の2台の子機2…は、少なくとも上述した1台目の子機2と中継機3の定期通報処理が終了するまで、自己の定期通報処理を行うことができずに送信待の状態となる。図2中、Twが送信待の期間を示す。この場合、他の2台の子機2…は、固定された再送設定時間の経過を待って、再度のキャリアセンスが実行されるが、2番目に送信が許容された2台目の子機2と中継機3の定期通報処理が行われている間、残り(3台目)の子機2は定期通報処理が終了するまで、自己の定期通報処理を行うことができずに送信待の状態となる。この結果、3台目の子機2は、この間、再度のキャリアセンスの回数が2回となる。したがって、多数の子機2…が集中した場合、子機2…は、再度のキャリアセンスを実行する回数が多くなるとともに、パケットDpが破棄される確率も高くなる。
これに対して、図1に示す本実施形態に係る送信方法のように、長ランダム待時間Tmsを設けた場合には、1台目の子機2と中継機3が定期通報処理を行っている場合、他の2台の子機2…では、共に、第二時間範囲Tmである1〜6〔秒〕から乱数により発生する長ランダム待時間Tmsが設定され、各子機2…は比較的長い時間軸上に分散される。したがって、各子機2…においては、再度のキャリアセンスが1回は発生するとしても、それ以上の回数になる確率は大幅に低減する。即ち、子機2…全体の台数が大幅に増加した場合であっても全体におけるコリジョンの発生及びパケット損失率を飛躍的に低減することができる。
図9は、子機台数に対するパケット損失率〔%〕の関係の実験データを示し、グラフデータQnrは長ランダム待時間Tmsを設けない場合、グラフデータQniは長ランダム待時間Tmsを設けた場合をそれぞれ示す。グラフデータQnrのように、長ランダム待時間Tmsを設けない場合、子機台数が240台に達しない台数であれば、パケット損失率は、0又は0に近い値となるが、子機台数が240〔台〕を超えた場合、パケット損失率〔%〕は急激に上昇し、更に、250台を超えた場合、ネットワークは破綻状態になる。これに対し、グラフデータQniのように、長ランダム待時間Tmsを設けた場合、子機台数が240台を超え、更に、350台になっても、パケット損失率は、0又は0に近い値となる。なお、図9は、子機台数の目盛が350台までとなっているが、長ランダム待時間Tmsを設けた場合、750台前後までパケット損失率は0に近い値となる。
図10は、子機台数に対する子機2…の最大送信遅延時間〔秒〕の関係の実験データを示し、グラフデータQrrは長ランダム待時間Tmsを設けない場合、グラフデータQriは長ランダム待時間Tmsを設けた場合をそれぞれ示す。グラフデータQrrのように、長ランダム待時間Tmsを設けない場合、子機台数が240台に達しない台数であれば、最大送信遅延時間は、システム上の一定の最低遅延時間となる。子機台数が240台を超えた場合、最大送信遅延時間は急激に長くなるが、これはネットワークの破綻状態を意味する。これに対し、グラフデータQriのように、長ランダム待時間Tmsを設けた場合、最大送信遅延時間は、子機台数が150台を超えてから子機台数の増加に対応して徐々に長くなる。そして、350台では、最大送信遅延時間が120〔秒〕程度となる。しかし、定期通報の送信間隔は、例示の場合、3〔分〕間隔に設定されるため、120〔秒〕程度の最大送信遅延時間が発生したとしても定期通報に支障を生じることはない。
このように、本実施形態に係る地域見守システム1の送信方法によれば、子機2の発呼時に、他のキャリアを検出しないときは、少なくとも第一時間範囲Tsから乱数により発生する短ランダム待時間Tssを計時し、この短ランダム待時間Tssの経過後も継続してキャリアを検出しないことを条件としてパケットDpの送信処理を行うとともに、他のキャリアを検出したときは、第一時間範囲Tsよりも少なくとも二倍以上長い第二時間範囲Tmから乱数により発生する長ランダム待時間Tmsが経過したことを条件として次のキャリアセンスを実行するようにしたため、短ランダム待時間Tssにより子機2…間のコリジョンを回避する前に、長ランダム待時間Tmsにより子機2…を比較的長い時間軸上に分散させることができる。この結果、短ランダム待時間Tssによるコリジョンの回避対象となる子機2…の台数を効果的に低減できるため、子機2…の全体の台数が大幅に増加した場合であっても全体のコリジョン及びパケット損失率を飛躍的に低減できる。
次に、子機2の送信方法に係わる具体的な処理手順について、各図を参照しつつ図1に示すフローチャートに従って説明する。
今、任意の子機2が待機状態にあるものとする(ステップS1)。子機2は、3〔分〕毎に定期通報を行うため、前回の定期通報から3〔分〕が経過し、発呼時間になったならキャリアセンスを実行する(ステップS2,S3)。キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出しないときは、回線が空き状態にあると判断し、ガードタイム(例えば、230〔ms〕)を計時する(ステップS4,S5)。このガードタイムは、子機2…の全台数を考慮した最適な時間長(固定長)に設定されている。なお、ガードタイムは必ずしも設けることを要しない。また、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出しない場合であっても、この後、継続してキャリアセンスを実行し、他のキャリアの有無の監視処理を行う(ステップS7)。一方、ガードタイムが経過したなら、乱数により短ランダム待時間Tssを発生させ、発生した短ランダム待時間Tssを計時する(ステップS6)。この短ランダム待時間Tssは、前述したように、20〜200〔ms〕の範囲で5〔ms〕間隔の37通りが用意されている。
そして、短ランダム待時間Tssの経過後も継続して他のキャリアを検出しなければ、子機2は、図8に示すパケットDp(TEXT信号)を送信(発信)する(ステップS8)。これにより、近くに設置された一又は複数の中継機3…がパケットDpを受信するため、受信した中継機3…は、確認応答パケット(ACK信号)を送信する。したがって、子機2は、この確認応答パケットを受信することができる(ステップS9)。子機2が確認応答パケットを受信すれば、定期通報は正常に終了するため、子機2は再び待機状態に戻る(ステップS10)。
これに対して、ステップS4で他のキャリアを検出したときは、回線が使用状態にあるため、子機2では、乱数により長ランダム待時間Tmsを発生させ、発生した長ランダム待時間Tmsを計時する(ステップS11)。この長ランダム待時間Tmsは、前述したように、第二時間範囲Tmである1〜6〔秒〕から乱数により発生させる。これにより、子機2では、長ランダム待時間Tmsの経過後に、再度のキャリアセンスが行われる(ステップS12)。このように、長ランダム待時間Tmsを設ければ、子機2は、比較的長い時間軸上に分散されるため、再度のキャリアセンスでは他のキャリアを検出しない確率が高くなる。なお、再度のキャリアセンスにより他のキャリアを検出しなければ、子機2は、回線が空き状態にあると判断し、上述した定期通報に係わる通常の送信処理を実行する(ステップS13,S4〜S10)。
一方、ステップS12で他のキャリアを検出したときは、回線が使用状態にあるため、子機2では、乱数により再度(2回目)の長ランダム待時間Tmsを発生させ、発生した長ランダム待時間Tmsを計時するとともに、子機2では、この長ランダム待時間Tmsの経過後に再度のキャリアセンスが行われる(ステップS13,S14,S11…)。そして、再度の長ランダム待時間Tmsの発生回数が、予め設定した破棄条件回数Nr(例えば、7回)に達すれば、子機2は、パケットDpを破棄し、待機状態に移行する(ステップS14,S15,S10)。このように、長ランダム待時間Tmsの発生回数が、予め設定した破棄条件回数Nrに達することを条件に、パケットDpを破棄するようにすれば、長ランダム待時間Tmsを発生させる処理を行った場合であってもシステム全体の安定化を図ることができる。
他方、図4には、変更実施形態に係る送信方法を示す。図3にフローチャートで示した実施形態は、最初から長ランダム待時間Tmsを発生させるようにした基本実施形態となるが、図4に示す変更実施形態に係る送信方法の場合、最初は、長ランダム待時間Tmsを発生させず、使用中に、子機2…の台数が増加した場合に、自動で長ランダム待時間Tmsを発生させる第二のモードに切換える。したがって、変更実施形態に係る送信方法のフローチャートは、図3のフローチャートにおけるステップS4とステップS10の間に切換処理に係わるステップSEを追加したフローチャートとなる。図4は、このステップSEの具体的な処理ステップを示している。
以下、ステップSEの処理手順について、図4を参照して説明する。なお、図4中、図3と同一のステップについては同一符号を付し、その構成を明確にした。今、ステップS4において、子機2が他のキャリアを検出しないときは、回線が空き状態にあると判断し、ガードタイム(例えば、230〔ms〕)を計時する(ステップS4,S5)。そして、ガードタイムが経過したなら、乱数により短ランダム待時間Tssを発生させ、発生した短ランダム待時間Tssを計時する通常の定期通報に係わる処理を実行する。また、ステップS4において、他のキャリアを検出したときは、予め設定した再送設定時間(固定)の経過後に、再度のキャリアセンスを実行する通常の定期通報に係わる処理を実行する(ステップS4,SE1,SE2,S3…)。
一方は、子機2は、再度のキャリアセンスの実行回数を監視し、この実行回数が予め設定した切換条件回数Nc(例えば、2回)に達すれば、この時点で長ランダム待時間Tmsを発生させる第二のモードに切換える(ステップS4,SE1,SE3,S10…)。即ち、再度のキャリアセンスの実行回数が切換条件回数Ncに達することを条件に、長ランダム待時間Tmsを発生させる処理を実行するようにした。
このように、最初は、長ランダム待時間Tmsを設けない第一のモードにより定期通報に係わる送信処理を実行するとともに、再度のキャリアセンスの実行回数が切換条件回数Ncに達したことを条件に、長ランダム待時間Tmsを発生させる第二のモードに切換えるようにすれば、子機台数が比較的少ない状況下では全ての子機2…に送信遅延を生じることなく速やかに定期通報を行うことができるとともに、子機台数が想定を超えて増加したような状況下では自動的に長ランダム待時間Tmsを発生させ、コリジョンの回避及びパケット損失率の低減を図れるなど、子機2…の台数に対応した最適化を実現できる利点がある。
以上、好適実施形態(変更実施形態)について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,手法,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、第一時間範囲Tsを、0.5〔秒〕未満の範囲に設定し、第二時間範囲Tmを、0.5〔秒〕以上の範囲に設定した場合を示したが、これらの設定は、実施する地域見守システム1の設置環境や使用環境等に対応して任意に設定できる。また、親機4とサーバコンピュータ6をインターネットを介して接続した場合を示したが、LAN等の他のネットワーク5により接続してもよいし、単なる接続ラインにより接続してもよい。
本発明に係る地域見守システムは、地域として例示した通学エリアをはじめ、独居老人の安否やバスロケーション等、地域インフラとしての各種の地域見守システムに利用することができる。
1:地域見守システム,2…:子機,2t…:無線通信部,3…:中継機,3t…:アドホック通信部,4:親機,4t…:アドホック通信部,6:サーバコンピュータ,H…:見守対象者,Ac:所定の地域,Tss:短ランダム待時間,Tms:長ランダム待時間,Dp:パケット

Claims (6)

  1. 無線IDタグを設けた無線通信部を有し、かつ複数の見守対象者がそれぞれ携帯可能な複数の子機と、無線IDタグを設けたアドホック通信部を有し、かつ所定の地域内における複数の異なる所定場所にそれぞれ設置した複数の中継機と、アドホック通信部を有する少なくとも一台の親機と、前記親機に接続したサーバコンピュータを備える地域見守システムの送信方法において、前記子機の発呼時に、キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出しないときは、少なくとも所定の時間範囲(第一時間範囲)から乱数により発生するランダム待時間(短ランダム待時間)を計時し、この短ランダム待時間の経過後もキャリアを検出しないことを条件としてパケットの送信処理を行うとともに、前記キャリアセンスの実行により他のキャリアを検出したときは、前記第一時間範囲よりも少なくとも二倍以上長い第二時間範囲から乱数により発生するランダム待時間(長ランダム待時間)が経過したことを条件として次のキャリアセンスを実行することを特徴とする地域見守システムの送信方法。
  2. 前記第一時間範囲は、0.5〔秒〕未満の範囲に設定することを特徴とする請求項1記載の地域見守システムの送信方法。
  3. 前記第二時間範囲は、0.5〔秒〕以上の範囲に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の地域見守システムの送信方法。
  4. 前記キャリアセンスの実行によりキャリアを検出したときは、予め設定した再送設定時間の経過を待って再度のキャリアセンスを実行するとともに、前記再度のキャリアセンスの実行回数が予め設定した切換条件回数に達することを条件に、前記長ランダム待時間を発生させる処理を実行することを特徴とする請求項1,2又は3記載の地域見守システムの送信方法。
  5. 前記長ランダム待時間の発生回数が予め設定した破棄条件回数に達することを条件に、パケットを破棄することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の地域見守システムの送信方法。
  6. 前記地域として、少なくとも通学エリアに適用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の地域見守システムの送信方法。
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