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JP2011148473A - 車載用音響装置及び、車載用音響装置の音量調整方法 - Google Patents

車載用音響装置及び、車載用音響装置の音量調整方法 Download PDF

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JP2011148473A JP2010013620A JP2010013620A JP2011148473A JP 2011148473 A JP2011148473 A JP 2011148473A JP 2010013620 A JP2010013620 A JP 2010013620A JP 2010013620 A JP2010013620 A JP 2010013620A JP 2011148473 A JP2011148473 A JP 2011148473A
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Masahiro Kamiya
昌宏 神谷
Isao Wakabayashi
功 若林
Masahiro Sato
正宏 佐藤
Hiroyuki Shintani
浩之 新谷
Hiroki Tsuji
宏樹 辻
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】着席状況に応じて着席中の搭乗者に違和感を与えることなく、同一音量の音響信号を提供する。
【解決手段】車室空間2内の座席3毎に配置され、音源11からの音響信号を音響出力するスピーカ12と、座席3毎に対応し、当該座席3のスピーカ12に伝送する音響信号の音量を調整する個別音量調整部16と、各座席3に対する着席状況に応じて、車室空間2内の複数の座席3の内、制御対象の座席3毎の受聴ポイント4で流れる音響信号の音量が同一となるように、各座席3に対応する個別音量調整部16を制御する音量調整制御部23とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車両等の車室空間内に配置された車載用音響装置及び、車載用音響装置の音量調整方法に関する。
従来、車両等の車室空間内に配置された車載用音響装置では、車両前方の運転席や助手席等の前方座席に着席した搭乗者や、車両後方の後部座席に着席した搭乗者に対して音源からの音楽等の音響信号を提供している。尚、音源は、ラジオ、テレビ、テープ再生装置、CD再生装置、MD再生装置やDVD再生装置等に相当する。
例えば、従来の車載用音響装置では、座席毎に搭乗者の着席を検知すると、その検知結果に基づき、着席中座席の音量調整操作を受け付けて音響信号の音量を調整可能にした技術が知られている。その結果、従来の車載用音響装置では、着席中の搭乗者が音響信号の音量を自由に調整できる。
また、従来の車載用音響装置では、車室空間内の搭乗者の位置及び人数を検出し、この搭乗者の位置及び人数に応じて音響出力する音響信号を増幅するアンプを制御した技術が知られている。その結果、従来の車載用音響装置では、搭乗者の位置及び人数に応じて車室空間内に最適な音場を提供できる。
また、従来の車載用音響装置では、車室空間全体に対して音響出力するドアスピーカやリアスピーカ等のスピーカセットで構成するドアスピーカシステムと、車室空間内の座席毎に配置されたスピーカセットで構成するシートスピーカシステムとを有している。この車載用音響装置では、搭乗者の着席状況に応じて、ドアスピーカシステム及びシートスピーカシステムをON/OFF制御することで、搭乗者の着席状況に応じて車室空間内に最適な音場を提供できる。
特開2007−30732号公報 実開昭60−184751号公報 特開2002−112400号公報
そもそも、上記従来の車載用音響装置では、搭乗者の着席状況に応じて車室空間内の各座席に着席中の搭乗者に対して最適な音場や音量の音響信号を提供するものであるが、着席中の搭乗者に対して同一音量の音響信号を提供するというものではない。
上記従来の車載用音響装置では、座席移動等で着席状況に変化が生じた場合、着席変化の座席に対応する音響信号の音量変動に応じて、着席変化の座席に隣接する着席中の座席に流れ込む音量が極端に変動する。例えば、運転席及び助手席の搭乗者に対して音響信号を提供中の場合、運転席及び助手席間相互に音響信号が流れ込んでいるが、助手席の搭乗者が後部座席に移動した場合には助手席のスピーカがOFFして運転席に流れ込む音響信号の音量が極端に低下してしまう。その結果、車載用音響装置では、着席の変化に応じた音響信号の変動によって、搭乗者に違和感を与えてしまうおそれがある。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着席状況に応じて着席中の搭乗者に違和感を与えることなく、同一音量の音響信号を提供する車載用音響装置及び、車載用音響装置の音量調整方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の車載用音響装置は、車室空間内の座席毎に配置され、音源からの音響信号を音響出力する音響出力部と、前記座席毎に対応し、当該座席の音響出力部に伝送する音響信号の音量を調整する音量調整部と、前記各座席に対する着席状況に応じて、前記車室空間内の複数の座席の内、制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる前記音響信号の音量が同一となるように、前記各座席に対応する音量調整部を制御する制御部とを有するようにした。
また、本発明の車載用音響装置の音量調整方法は、車室空間内の座席毎に配置され、音源からの音響信号を音響出力する音響出力部と、前記座席毎に対応し、当該座席の音響出力部に伝送する音響信号の音量を調整する音量調整部とを有する車載用音響装置の音量調整方法であって、前記各座席に対する着席状況を検出する着席状況検出ステップと、前記着席状況検出ステップにて検出された前記各座席の着席状況に応じて、前記車室空間内の複数の座席の内、制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる前記音響信号の音量が同一となるように、前記各座席に対応する音量調整部を制御する制御ステップとを含むようにした。
上記のように構成された本発明の車載用音響装置及び、その音量調整方法では、着席状況に応じて、車室空間内の複数の座席の内、制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる音響信号の音量が同一となるように、各座席に対応する音量調整部を制御する。その結果、本発明の車載用音響装置及び、その音量調整方法では、着席状況に応じて制御対象の着席中の搭乗者に違和感を与えることなく、同一音量の音響信号を提供できるという効果を奏する。
図1は、実施例1の車載用音響装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、車室空間内の座席位置及びスピーカ位置の一例を示す説明図である。 図3は、音量調整テーブルのテーブル内容の一例を示す説明図である。 図4は、音場特性設定処理に関わる動作の一例を示す説明図である。 図5は、第1音量調整処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 図6は、実施例2の車載用音響装置の概略構成を示すブロック図である。 図7は、変化量テーブルのテーブル内容の一例を示す説明図である。 図8は、第2音量調整処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本願の開示する車載用音響装置及び車載用音響装置の音量調整方法の実施例を詳細に説明する。
図1は、実施例1の車載用音響装置の概略構成を示すブロック図、図2は、車室空間内の座席位置及びスピーカ位置の一例を示す説明図である。図1に示す車載用音響装置1は、例えば、車室空間2内に搭載されたオーディオ装置等に相当し、音源11、スピーカ12、メイン音量調整部13、音場補正部14、イコライザ部15、個別音量調整部16、着座センサ17、操作部18及び制御部19を有する。
図2に示す車室空間2は、例えば、4個の座席3を配置し、座席3は、車両前方の運転席3A及び助手席3Bと、車両後方の後部座席3C,3Dとを有する。尚、説明の便宜上、運転席3AはA席とし、助手席3BはB席とし、A席後方の後部座席3CはC席とし、B席後方の後部座席3DはD席とする。更に、スピーカ12は、A席対応のA席スピーカ12Aと、B席対応のB席スピーカ12B、C席対応のC席スピーカ12C及びD席対応のD席スピーカ12Dを有する。
A席スピーカ12A及びB席スピーカ12Bは、例えば、インストルメントパネル、シートスピーカ、自席シート肩口や自席ヘッドレスト等に配置する。また、C席スピーカ12C及びD席スピーカ12Dは、例えば、天井、前席シート肩口、自席シート肩口や自席ヘッドレスト等に配置する。各座席3A〜3Dには受聴ポイント4(4A〜4D)がある。尚、受聴ポイント4とは、例えば、座席3に着席中の搭乗者の耳元近傍付近の空間に相当する。更に、各座席3の受聴ポイント4は、A席の場合は受聴ポイント4A、B席の場合は受聴ポイント4B、C席の場合は受聴ポイント4C、D席の場合は受聴ポイント4Dということになる。
また、図1に示す音源11は、例えば、テレビチューナ部、ラジオチューナ部、CD再生部、DVD再生部、テープ再生部やMD再生部に相当し、音楽や会話等の音響信号を出力する部位である。メイン音量調整部13は、音源11からの音響信号の音量を一括調整する。音場補正部14は、座席3毎に対応し、複数の音場補正部14A〜14Dで構成し、メイン音量調整部13にて音量調整した音響信号の音場を補正する。尚、音場補正部14AはA席に対応し、音場補正部14BはB席に対応し、音場補正部14CはC席に対応し、音場補正部14DはD席に対応する。また、イコライザ部15は、座席3毎に対応し、複数のイコライザ部15A〜15Dで構成し、音場補正部14で音場補正した音響信号の周波数特性を補正する。尚、イコライザ部15AはA席に対応し、イコライザ部15BはB席に対応し、イコライザ部15CはC席に対応し、イコライザ部15DはD席に対応する。
更に、個別音量調整部16は、座席3毎に対応し、複数の個別音量調整部16A〜16Dで構成し、イコライザ部15で周波数特性を補正した音響信号の音量を調整する。尚、個別音量調整部16AはA席に対応し、個別音量調整部16BはB席に対応し、個別音量調整部16CはC席に対応し、個別音量調整部16DはD席に対応する。更に、個別音量調整部16は、音量調整した音響信号を該当座席対応のスピーカ12に音響出力する。例えば、個別音量調整部16Aは、音量調整した音響信号をA席スピーカ12Aに音響出力する。また、個別音量調整部16Dは、音量調整した音響信号をD席スピーカ12Dに音響出力する。着座センサ17は、座席3毎に配置し、搭乗者の座席3の着席を検知する圧力センサ等に相当する。更に、操作部18は、各種情報を入力する部位に相当する。
制御部19は、音場補正制御部21、イコライザ制御部22、音量調整制御部23、音量調整テーブル24及び着席パターン特定部25を有する。音場補正制御部21は、操作部18の設定操作に応じた音場補正値に基づき、座席3毎に対応した音場補正部14を制御する。イコライザ制御部22は、操作部18の設定操作に応じたイコライザ補正値に基づき、座席3毎に対応したイコライザ部15を制御する。
着席パターン特定部25は、着座センサ17の検知結果に基づき、車室空間2内の着席状況に対応する着席パターンを特定する。着席パターン特定部25は、着席状況認識部31、ミュート座席認識部32、制御対象座席認識部33及びパターン特定部34を有する。着席状況識別部31は、車室空間2内の全座席3に対する着座センサ17の検知結果に基づき、車室空間2内の全座席3の着席中の座席を認識する。尚、着席状況認識部31は、着座センサ17の検知結果の他に、搭乗者の着座の有無に関係なく、操作部18のマニュアル設定操作に応じて着席中と設定した座席3も着席中の座席3と認識するものとする。
ミュート座席認識部32は、車室空間2内の座席3毎のスピーカ12の音声ミュートの設定有無を認識する。制御対象座席認識部33は、着席中の座席3の内、音声ミュート中の座席3を除く、着席中の座席3を制御対象の座席3として認識する。パターン特定部34は、制御対象の座席3に基づき、車室空間2内の全座席3に関わる着席パターンを特定する。
更に、音量調整制御部23は、操作部18の設定操作に対応するゲイン調整値や、音量調整テーブル24に格納中のゲイン調整値に基づき、座席3毎に対応した個別音量調整部16を制御する。図3は、音量調整テーブル24のテーブル内容の一例を示す説明図である。
図3に示す音量調整テーブル24は、車室空間2内の全座席3に関わる着席パターン24A毎に、制御対象の座席3の受聴ポイント4が同一音量となるための各個別音量調整部16のゲイン調整値24Bを格納したテーブルに相当する。尚、着席パターン24A毎のゲイン調整値24Bは、例えば、工場出荷時に測定した、制御対象の座席3の受聴ポイント4で収音する音響信号が同一音量となる個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。車室空間2内の座席が4席の場合は2=16種類の着席パターンを要し、車室空間2内の座席が5席の場合は2=32種類の着席パターンを要する。
音量調整制御部23は、A席及びB席が制御対象の座席3の場合、すなわち、A席及びB席がON、C席及びD席がOFFの着席パターンとなる。音量調整テーブル24は、A席及びB席がON、C席及びD席がOFFの着席パターンの場合、A席及びB席対応の各個別音量調整部16A,16Bのゲイン調整値を“−3”、C席及びD席対応の個別音量調整部16C,16Dのゲイン調整値を“−∞(無限大)”として管理する。また、音量調整制御部23は、A席、B席及びD席が制御対象の座席の場合、すなわち、A席、B席及びD席がON、C席がOFFの着席パターンとなる。音量調整テーブル24は、A席、B席及びD席がON、C席がOFFの着席パターンの場合、A席、B席及びD席対応の各個別音量調整部16のゲイン調整値を“−6”、C席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値を“−∞”として管理する。
音量調整制御部23は、着席パターン特定部25にて車室空間2内の現在の着席パターンを特定すると、現在の着席パターンに対応する各個別音量調整部16のゲイン調整値を音量調整テーブル24から読み出す。音量調整制御部23は、読み出したゲイン調整値を各個別音量調整部16に設定する。
各個別音量調整部16は、設定中のゲイン調整値に基づき、座席対応のイコライザ部15で補正した音響信号の音量を調整し、この音量調整した音響信号を各座席対応のスピーカ12から音響出力する。尚、制御対象の座席3の受聴ポイント4で収音する音響信号は同一音量となる。例えば、A席及びC席が制御対象の場合、A席の受聴ポイント4A及びC席の受聴ポイント4Cで流れる音響信号が同一音量となる。
また、座席3毎に配置する各スピーカ12は、音響出力する音響信号が隣接する座席3の受聴ポイント4内に流れ込まないように音響信号を減衰、例えば、6dB以上減衰する指向特性を備えたスピーカである。例えば、A席スピーカ12Aは、音響出力する音響信号が隣接する受聴ポイント4Bに流れ込まないように音響信号を減衰するものである。
図4は、音場特性補正処理に関わる動作の一例を示す説明図である。制御対象の座席3の受聴ポイント4では、当該座席対応のスピーカ12からの音響信号の他に、隣接する座席対応のスピーカ12のON駆動に応じて当該隣接する座席対応のスピーカ12から音響信号の音漏れが生じる。その結果、制御対象の座席3の搭乗者は、当該座席対応のスピーカ12からの音響信号の他に、隣接する座席対応のスピーカ12からの音漏れに応じて音の拡がり感が広くなって受聴しやすくなる。
そこで、各音場補正部14を制御する音場補正制御部21では、制御対象の座席3に隣接する座席対応のスピーカ12がOFFした場合、制御対象の座席3の受聴ポイント4に対して音場が広くなる音場補正フィルタを選択する。尚、音場補正部14は、図4(A)に示す実際のスピーカ12から離間した位置に仮想的に仮想音源12Xを配置した音場を補正することで、受聴ポイント4に対する音場を広くする。座席対応のスピーカ12から受聴ポイント4までの伝達関数をC(z)、仮想音源12Xから受聴ポイント4までの伝達関数Pw(z)とする。この場合、音場補正フィルタH(z)は、Pw(z)/C(z)となる。
音場補正制御部21は、音場が広くなる音場補正フィルタを選択し、この選択した音場補正フィルタを制御対象の座席対応の音場補正部14に設定する。その結果、隣接する座席対応のスピーカ12がOFFの場合でも、制御対象の座席3の受聴ポイント4での音場を広くして音の拡がり感の向上に寄与する。
更に、音場補正制御部21は、隣接する座席対応のスピーカ12がONした場合、制御対象の座席3の受聴ポイント4に対して音場が狭くなる音場補正フィルタを選択する。尚、音場補正部14は、図4(B)に示す実際のスピーカ12から隣接する位置に仮想的に仮想音源12Xを配置した音場を補正することで、受聴ポイント4に対する音場を狭くする。座席対応のスピーカ12から受聴ポイント4までの伝達関数をC(z)、仮想音源12Xから受聴ポイント4までの伝達関数Pn(z)とする。この場合、音場補正フィルタH(z)は、Pn(z)/C(z)となる。音場補正制御部21は、音場が狭くなる音場補正フィルタを選択し、この選択した音場補正フィルタを制御対象の座席対応の音場補正部14に設定する。
次に、実施例1の車載用音響装置1の動作について説明する。図5は、第1音量調整処理に関わる制御部19の処理動作を示すフローチャートである。図5に示す第1音量調整処理は、現在の制御対象の着席パターンに応じて制御対象の各座席3の受聴ポイント4で同一音量の音響信号が流れるように個別音量調整部16を制御する処理である。
図5において制御部19内の着席状況認識部31は、車室空間2内の各座席3の着座センサ17の検知結果等に基づき、着席中の座席を認識する(ステップS11)。尚、着席状況認識部31は、着座センサ17の検知結果に基づき、実際に搭乗者が着席中の座席3を認識することは勿論のこと、操作部18の設定操作に応じて実際に搭乗者が座席3に着席していなくても、着席中の座席として認識する。制御部19内のミュート座席認識部32は、着席中の座席を認識すると、車室空間2内の座席3の内、音声ミュートを設定中の座席、すなわちミュート座席を認識する(ステップS12)。尚、ミュート座席は、操作部18の設定操作に応じて設定可能である。
制御部19内の制御対象座席認識部33は、ステップS11で認識した着席中の座席からステップS12にて認識したミュート座席を除く、着席中の座席を制御対象の座席3として認識する(ステップS13)。更に、制御部19内のパターン特定部34は、制御対象の座席3に基づき、車室空間2内の全座席3に関わる着席パターンを特定する(ステップS14)。制御部19内の音量調整制御部23は、着席パターンを特定すると、この着席パターンに対応する各個別音量調整部16のゲイン調整値を音量調整テーブル24から読み出す(ステップS15)。そして、音量調整制御部23は、それぞれ読み出したゲイン調整値を該当する各個別音量調整部16に設定する(ステップS16)。
各個別音量調整部16は、設定したゲイン調整値に基づき、各イコライザ部15で調整した音響信号の音量を調整する(ステップS17)。尚、制御対象がA席及びC席の場合、A席スピーカ12A及びC席スピーカ12CをON駆動し、A席の受聴ポイント4A及びC席の受聴ポイント4Bで同一音量の音響信号が流れる。
そして、制御部19は、着席状況認識部31及びミュート座席認識部32を通じて車室空間2内の着席状況を順次監視し、車室空間2内の各座席3に対する着席変化を検出したか否かを判定する(ステップS18)。尚、着席変化とは、搭乗者の降車や乗車等の着席変更や、操作部18の着席中の設定操作に応じた着席変更や、操作部18の音声ミュートの設定操作に応じた着席変更等に相当する。
制御部19は、着席変化を検出した場合に(ステップS18肯定)、各座席3の着席中の座席3を認識すべく、ステップS11に移行する。また、制御部19は、着席変化を検出しなかった場合に(ステップS18否定)、各個別音量調整部16に現在設定中のゲイン調整値を設定維持したまま、この処理動作を終了する。
図5に示す第1音量調整処理では、車室空間2内の全座席3の着席パターンを特定すると、この着席パターンに対応する各座席3の個別音量調整部16のゲイン調整値を音量調整テーブル24から読み出す。更に、第1音量調整処理では、各座席3の個別音量調整部16に各ゲイン調整値を設定し、設定中のゲイン調整値に基づき、各個別音量調整部16で音響信号を音量調整し、制御対象の座席対応の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一音量となる。その結果、第1音量調整処理では、着席変化が生じたとしても、制御対象の座席対応の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一音量のため、制御対象の座席3に着席中の搭乗者に違和感を与えるような事態を回避できる。
実施例1では、車室空間2内の全座席3の着席パターンを特定すると、この着席パターンに対応した各座席3の個別音量調整部16のゲイン調整値を音量調整テーブル24から読み出し、各座席3の個別音量調整部16にゲイン調整値を設定する。更に、実施例1では、設定中のゲイン調整値に基づき、各個別音量調整部16で音響信号を音量調整し、制御対象の座席対応の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一音量となる。その結果、実施例1では、着席変化が生じたとしても、制御対象の座席対応の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一音量のため、制御対象の座席3に着席中の搭乗者に違和感を与えるような事態を回避できる。
更に、実施例1では、座席3に対する搭乗者の着席を検知する着座センサ17を備えたので、車室空間2内の現在の着席状況を自動的に認識できる。
更に、実施例1では、対象座席と隣接する座席対応のスピーカ12がOFFした場合に、音響信号の音場が相対的に広くなる音場補正フィルタを対象座席に対応した音場補正部14に設定する。その結果、実施例1では、座席対応のスピーカ12の音響出力中に隣接する座席対応のスピーカ12がOFFしたとしても、隣接する座席対応のスピーカ12の影響を受けることなく、対象座席対応の受聴ポイント4での音の拡がり感の変化を抑制できる。
更に、実施例1では、座席3毎に配置されたスピーカ12を、音響出力する音響信号が隣接する座席3の受聴ポイント4に流れ込まないように音響信号を減衰する指向特性を備えたので、隣接座席の音響信号による音像定位の変動の影響を確実に防止できる。
尚、上記実施例1では、車室空間2内の現在の着席パターンに応じて、各個別音量調整部16のゲイン調整値を設定したが、着席パターンに限定するものではなく、着席変化に対応した着席変化パターンに応じてゲイン調整値を設定するようにしても良く。以下、この場合の実施例につき、実施例2として詳細に説明する。
図6は、実施例2の車載用音響装置の概略構成を示すブロック図である。尚、図1に示す車載用音響装置1と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図1に示す車載用音響装置1と図6に示す車載用音響装置1Aとが異なるところは、着席パターン特定部25の代わりに着席変化パターン特定部28を設けると共に、音量調整テーブル24の代わりに変化量テーブル27を設けた点にある。
着席変化パターン特定部28は、着席変化検出部41、座席認識部42、ミュート座席認識部43、制御対象座席認識部44及びパターン特定部45を有する。着席変化検出部41は、着座センサ17の検知結果に基づき、車室空間2内の座席3の着席変化を検出する。尚、着席変化とは、着座センサ17の検知結果に基づく、車両の乗車や降車等の搭乗者の座席移動に伴う着席変化や、操作部18の着席中の設定操作やミュート設定操作等に伴う着席変化に相当する。
座席認識部42は、着席変化検出部41の検出結果に基づき、車室空間2内の着席変化の座席を認識する。ミュート座席認識部43は、着席変化の座席3が音声ミュート設定中のミュート座席であるか否かを判定する。制御対象座席認識部44は、着席変化の座席3がミュート座席でない場合に、着席変化の座席3を制御対象の座席3として認識する。パターン特定部45は、制御対象の座席3の内、着席変化パターンを特定する。尚、着席変化パターンは、例えば、A席着席中にB席に変化が生じた場合、A→Bのパターンに相当し、例えば、A席及びB席の着席中にC席に変化が生じた場合、A→C及び、B→Cのパターンに相当する。
図7は、変化量テーブル27のテーブル内容の一例を示す説明図である。図7に示す変化量テーブル27は、No.1〜No.6までの6種類の変化量を管理する。No.1の変化量は、4種類の着席変化パターン(A→A,B→B,C→C,D→D)に対応する着席変化の座席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。尚、A→Aの着席変化パターンは、車室空間2内のA席のみに変化が生じた場合に相当し、B→Bの着席変化パターンは、車室空間2内のB席のみに変化が生じた場合に相当する。更に、C→Cの着席変化パターンは、車室空間2内のC席のみに変化が生じた場合に相当し、D→Dの着席変化パターンは、車室空間2内のD席のみに変化が生じた場合に相当する。
No.2の変化量は、4種類の着席変化パターン(A→B,B→A,C→D,D→C)に対応する着席変化の座席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。尚、A→Bの着席変化パターンは、A席着席中にB席に変化が生じた場合に相当し、B→Aの着席変化パターンは、B席着席中にA席に変化が生じた場合に相当する。更に、C→Dの着席変化パターンは、C席着席中にD席に変化が生じた場合に相当し、D→Cの着席変化パターンは、D席着席中にC席に変化が生じた場合に相当する。
No.3の変化量は、2種類の着席変化パターン(A→C、B→D)に対応する着席変化の座席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。尚、A→Cの着席変化パターンは、A席着席中にC席に変化が生じた場合に相当し、B→Dの着席変化パターンは、B席着席中にD席に変化が生じた場合に相当する。
No.4の変化量は、2種類の着席変化パターン(A→D、B→C)に対応する着席変化の座席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。尚、A→Dの着席変化パターンは、A席着席中にD席に変化が生じた場合に相当し、B→Cの着席変化パターンは、B席着席中にC席に変化が生じた場合に相当する。
No.5の変化量は、2種類の着席変化パターン(C→A、D→B)に対応する着席変化の座席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。尚、C→Aの着席変化パターンは、C席着席中にA席に変化が生じた場合に相当し、D→Bの着席変化パターンは、D席着席中にB席に変化が生じた場合に相当する。
No.6の変化量は、2種類の着席変化パターン(C→B、D→A)に対応する着席変化の座席対応の個別音量調整部16のゲイン調整値に相当する。尚、C→Bの着席変化パターンは、C席着席中にB席に変化が生じた場合に相当し、D→Aの着席変化パターンは、D席着席中にA席に変化が生じた場合に相当する。
例えば、着席変化パターン特定部28は、A席及びB席の着席中にC席に着席変化が生じた場合、A→Cの着席変化パターン及びB→Cの着席変化パターンを特定する。音量調整制御部23は、A→Cの着席変化パターンに対応するNo.3の変化量、又はB→Cの着席変化パターンに対応するNo.4の変化量を変化量テーブル27から読み出す。更に、音量調整制御部23は、No.3の変化量又はNo.4の変化量を、着席変化座席であるC席対応の個別音量調整部16Cに設定する。音量調整制御部23は、制御対象のC席対応の個別音量調整部16Cを音量調整する。尚、音量調整制御部23は、No.3の変化量又はNo.4の変化量のいずれか一方の変化量に基づき、制御対象のC席対応の個別音量調整部16Cを調整した。しかしながら、これらNo.3の変化量及びNo.4の変化量を加算した平均値に基づき、制御対象のC席対応の個別音量調整部16Cを調整するようにしても良い。
次に、実施例2の車載用音響装置1Aの動作について説明する。図8は、第2音量調整処理に関わる制御部19の処理動作を示すフローチャートである。図8に示す第2音量調整処理は、着席変化パターンを特定すると、制御対象の各座席3の受聴ポイント4で同一音量の音響信号が流れるように、着席変化パターンに対応する変化量に基づき、着席変化座席対応の個別音量調整部16を制御する処理である。
図8において制御部19内の着席変化検出部41は、車室空間2内の各座席3の着座センサ17の検知結果等に基づき、着席変化を検出したか否かを判定する(ステップS21)。制御部19内の座席認識部42は、着席変化を検出した場合に(ステップS21肯定)、車室空間2内の着席変化の座席3を認識する(ステップS22)。制御部19内のミュート座席認識部43は、着席変化の座席3を認識すると、この着席変化の座席3がミュート座席であるか否かを判定する(ステップS23)。
制御部19内の制御対象座席認識部44は、着席変化の座席3がミュート座席でない場合に(ステップS23否定)、車室空間2内の制御対象の座席3を認識する(ステップS24)。制御部19内のパターン特定部45は、制御対象の座席に基づき、着席変化パターンを特定する(ステップS25)。
制御部19内の音量調整制御部23は、着席変化パターンに対応する変化量(No.1〜No.6)を変化量テーブル27から読み出す(ステップS26)。更に、音量調整制御部23は、着席変化パターンに対応する変化量を、着席変化の座席3に対応する個別音量調整部16に設定する(ステップS27)。各個別音量調整部16は、設定した変化量に基づき、音響信号の音量を調整する(ステップS28)。その結果、制御部19は、制御対象の座席3の受聴ポイント4に同一音量の音響信号が流れることになる。更に、制御部19は、音響信号の音量を調整すると、着席変化を検出したか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。
また、着席変化検出部41は、車室空間2内の着席変化を検出しなかった場合に(ステップS21否定)、この処理動作を終了する。また、ミュート座席認識部43は、着席変化の座席3が音声ミュート設定中のミュート座席である場合(ステップS23肯定)、着席変化を検出したか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。
図8に示す第2音量調整処理では、車内空間2内に座席3の着席変化を検出すると、着席変化パターンを特定し、着席変化パターンに対応する変化量を変化量テーブル27から読み出し、着席変化の座席3に対応する個別音量調整部16に変化量を設定する。更に、第2音量調整処理では、この変化量に基づき着席変化の座席3に対応した個別音量調整部16を制御することで、この着席変化の座席3に対応する受聴ポイント4で制御対象の座席の受聴ポイント4で流れている同一音量の音響信号が流れることになる。
実施例2では、車室空間2内の座席3の着席変化に対応した着席変化パターンを特定すると、この着席変化パターンに対応した変化量を変化量テーブル27から読み出し、読み出した変化量を着席変化の制御対象の座席3に対応した個別音量調整部16に設定する。更に、実施例2では、着席変化の制御対象の座席3に対応した個別音量調整部16に変化量を設定すると、個別音量調整部16の変化量に基づき音響信号を音量調整し、制御対象の座席対応の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一となる。その結果、実施例2では、着席変化が生じたとしても、制御対象の座席対応の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一音量のため、制御対象の座席3に着席中の搭乗者に違和感を与えるような事態も回避できる。しかも、実施例1では、例えば、車室空間2内の座席3が4席の場合、2=16種類の着席パターンに対応する各個別音量調整部16のゲイン調整値を音量調整テーブル24に保持する必要がある。これに対して、実施例2では、No.1〜No.6の6通りの変化量を変化量テーブル27に保持するだけで済むため、ゲイン調整値を保持するテーブル容量を大幅に軽減できる。
尚、本実施例では、制御対象の座席3の受聴ポイント4に流れる音響信号が同一音量となるように、車室空間2内の座席対応の個別音量調整部16を制御した。しかしながら、この個別音量調整部16の音量調整に加えて、制御対象の座席対応のイコライザ部15を個別制御することで制御対象の座席3の受聴ポイント4に流れる音響信号の周波数特性を併せて制御するようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
以上のように本発明の車載用音響装置では、車室空間内の着席状況に応じて着席中の搭乗者に違和感を与えることなく、同一音量の音響信号を提供するため、例えば、車両等に搭載したオーディオ装置等に有用である。
1 車載用音響装置
1A 車載用音響装置
2 車室空間
3 座席
4 受聴ポイント
11 音源
12 スピーカ
14 音場補正部
15 イコライザ部
16 個別音量調整部
17 着座センサ
19 制御部
23 音量調整制御部
24 音量調整テーブル
25 着席パターン特定部
27 変化量テーブル
28 着席変化パターン特定部

Claims (8)

  1. 車室空間内の座席毎に配置され、音源からの音響信号を音響出力する音響出力部と、
    前記座席毎に対応し、当該座席の音響出力部に伝送する音響信号の音量を調整する音量調整部と、
    前記各座席に対する着席状況に応じて、前記車室空間内の複数の座席の内、制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる前記音響信号の音量が同一となるように、前記各座席に対応する音量調整部を制御する制御部と
    を有することを特徴とする車載用音響装置。
  2. 前記着席状況に相当する着席パターン毎に、前記制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる音響信号の音量が同一となるように、各音量調整部を制御する音量調整データを管理する音量調整テーブルを有し、
    前記制御部は、
    現在の着席状況に相当する着席パターンに対応する各音量調整部の音量調整データを前記音量調整テーブルから読み出し、読み出した音量調整データに基づき、前記各座席に対応する音量調整部を制御することを特徴とする請求項1記載の車載用音響装置。
  3. 複数の座席の内、特定の座席に対する着席変化対象の座席の着席変化パターン毎に、当該着席変化対象の座席の着席変化に応じて、当該着席変化対象の座席の受聴ポイントで流れる音響信号の音量が前記特定の座席の受聴ポイントで流れる音響信号の音量と同一となるように、当該着席変化対象の座席に対応した音量調整部の音量調整データを変化量として管理する変化量テーブルを有し、
    前記制御部は、
    前記着席状況として、前記着席変化対象の座席の着席変化パターンを検出すると、この着席変化パターンに対応する変化量を前記変化量テーブルから読み出し、読み出した変化量に基づき、当該着席変化対象の座席に対応する音量調整部を制御することを特徴とする請求項1記載の車載用音響装置。
  4. 前記座席に対する搭乗者の着席を検知する着席検知部を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の車載用音響装置。
  5. 前記座席毎に対応し、前記音源からの音響信号の周波数特性を調整し、この周波数特性を調整した音響信号を前記音量調整部に伝送する周波数特性補正部を有し、
    前記制御部は、
    現在の着席状況に応じて、前記制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる前記音響信号の音量が同一となるように、前記制御対象の座席に対応した前記周波数特性補正部を制御することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の車載用音響装置。
  6. 前記座席毎に対応し、前記音源からの音響信号の音場特性を調整し、この音場特性を調整した音響信号を出力する音場特性調整部を有し、
    前記制御部は、
    前記制御対象の座席と隣接する座席対応の音響出力部が駆動停止した場合に、前記制御対象の座席に対応した音場補正部に前記音源からの音響信号の音場が広くなる音場補正フィルタを設定すると共に、
    前記制御対象の座席と隣接する座席対応の音響出力部が駆動した場合に、前記制御対象の座席に対応した音場補正部に前記音源からの音響信号の音場が狭くなる音場補正フィルタを設定することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の車載用音響装置。
  7. 前記座席毎に配置された前記音響出力部は、
    音響出力する音響信号が隣接する座席対応の受聴ポイントに流れ込まないように当該音響信号を減衰する指向特性を備えたことを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の車載用音響装置。
  8. 車室空間内の座席毎に配置され、音源からの音響信号を音響出力する音響出力部と、
    前記座席毎に対応し、当該座席の音響出力部に伝送する音響信号の音量を調整する音量調整部とを有する車載用音響装置の音量調整方法であって、
    前記各座席に対する着席状況を検出する着席状況検出ステップと、
    前記着席状況検出ステップにて検出された前記各座席の着席状況に応じて、前記車室空間内の複数の座席の内、制御対象の座席毎の受聴ポイントで流れる前記音響信号の音量が同一となるように、前記各座席に対応する音量調整部を制御する制御ステップと
    を含むことを特徴とする車載用音響装置の音量調整方法。
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