JP2011140087A - 複数種対応締結工具及びビット - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、1本の工具で複数種のネジの締結に対応可能であり、簡単な構造で、保管及び携帯に便利な複数種対応締結工具及びビットを提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態に係る複数種対応締結工具100は、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部1a、1b、1c1、1c2、1e及び後端が作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと同種の形状のものを収容可能な収容部3を設けた軸部2を有し、縦列に着脱自在に連接できる複数個のビット10a、10b、10c1、10c2、10eと、軸部2に嵌合する装着部9aを有し、ビット10a、10b、10c1、10c2、10eを装着するハンドル9と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】本実施形態に係る複数種対応締結工具100は、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部1a、1b、1c1、1c2、1e及び後端が作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと同種の形状のものを収容可能な収容部3を設けた軸部2を有し、縦列に着脱自在に連接できる複数個のビット10a、10b、10c1、10c2、10eと、軸部2に嵌合する装着部9aを有し、ビット10a、10b、10c1、10c2、10eを装着するハンドル9と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数種のネジの取り付け又は取り外しに対応できる締結工具及びビットに関する。
ネジの取り付け又は取り外し作業(以下、締結作業という。)は、ドライバーなどの締結工具の先端をネジの頭部に形成された溝に嵌合させてネジを回転させたり、スパナなどの締結工具をネジの頭部に嵌合させてネジを回転させたりして行われている。ネジの頭部に形成された溝、ネジの頭部など締結工具の先端を嵌合させる部分の形状及びサイズは多岐にわたる。ネジの頭部に形成された溝は、例えば、すりわり(マイナス)、十字穴(プラス)、プラスマイナス穴、六角穴、四角穴、三角穴、ヘクスグローブ穴が挙げられる。また、ネジの頭部は、例えば、六角頭、四角頭が挙げられる。これらの締結作業に対応した締結工具の先端形状も多岐に渡る。例えば、マイナス形、プラス形、六角形、三角形、ヘクスグローブ形、六角穴形が挙げられる。
近年、機械は複雑化され、部品数が増えている。多くの部品からなる機械を組み立て又は分解する作業において、上記のような形状及びサイズの異なる複数の締結工具を用いて作業を行うことがある。図8(a)に示すように、ネジの種類に応じて複数本の締結工具を使用する場合には、作業性に劣るばかりか、保管及び携帯に不便である。また、図8(b)に示すように、種類に応じた多数のビットを使用する場合には、ビットを紛失し易いという問題があった。
そこで、1本の締結工具に複数種の差し替え可能なビットを使用して作業効率を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1又は2を参照。)。
特許文献1には、柄部の先端に第一ビット部を設け、この第一ビット部の先端に連結体を連設し、この連結体の先端に第二ビット部を設け、第一のビット部又は第二のビット部を適宜現出させて使用するドライバーが提案されている。
特許文献2には、首部、基部及び収納凹部を総て同一形状にしたビット部材と、ビット部材の首部と同一形状の連結突部を有する把持柄部材とから構成され、首部の先端に連設された作用部及び首部に他のビット部材の収納凹部を被冠連結して1本の棒状のドライバーを形成する構成が提案されている。
しかし、特許文献1に記載のドライバーは、多くとも第一のビット部及び第二のビット部の両端を異なる形状とした形態の4種類の先端形状にしか対応できず、多くの部品からなる機械を組み立て又は分解する作業において便利さに欠ける。また、連結体を使用する必要があり、構造が複雑である。
特許文献2に記載のドライバーは、基部の底面に収納凹部が設けられているため、把柄部材も特殊な形状となり、汎用性に劣る。また、ネジの頭部に溝が形成されておらず、ネジの頭部に嵌合させて締結するネジに対応する作用部が凹部であるビットには適用することができない。
本発明は、1本の工具で複数種のネジの締結に対応可能であり、簡単な構造で、保管及び携帯に便利な複数種対応締結工具及びビットを提供することを目的とする。
本発明に係る複数種対応締結工具は、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部及び後端が前記作業部と同種の形状のものを収容可能な収容部を設けた軸部を有し、縦列に着脱自在に連接できる複数個のビットと、前記軸部に嵌合する装着部を有し、前記ビットを装着するハンドルと、を備える。
本発明に係るビットは、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部及び後端が前記作業部と同種の形状のものを収容可能な収容部を設けた軸部を有し、縦列に着脱自在に連接できる。
本発明は、1本の工具で複数種のネジの締結に対応可能であり、簡単な構造で、保管及び携帯に便利な複数種対応締結工具及びビットを提供することができる。
本発明について実施形態を示して詳細に説明するが、本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。また、発明の効果を奏する限り、実施形態を変形してもよい。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る複数種対応締結工具の一例の概略形状を示す斜視図である。図2は、図1に示す複数種対応締結工具の構造を説明するための分解図である。実施形態1に係る複数種対応締結工具100は、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部1a、1b、1c1、1c2、1e及び後端が作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと同種の形状のものを収容可能な収容部3を設けた軸部2を有し、縦列に着脱自在に連接できる複数個のビット10a、10b、10c1、10c2、10eと、軸部2に嵌合する装着部9aを有し、ビット10a、10b、10c1、10c2、10eを装着するハンドル9と、を備える。
図1は、実施形態1に係る複数種対応締結工具の一例の概略形状を示す斜視図である。図2は、図1に示す複数種対応締結工具の構造を説明するための分解図である。実施形態1に係る複数種対応締結工具100は、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部1a、1b、1c1、1c2、1e及び後端が作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと同種の形状のものを収容可能な収容部3を設けた軸部2を有し、縦列に着脱自在に連接できる複数個のビット10a、10b、10c1、10c2、10eと、軸部2に嵌合する装着部9aを有し、ビット10a、10b、10c1、10c2、10eを装着するハンドル9と、を備える。
締結作業の対象となるネジには、ネジ、ボルト、ナットなどの各種締結用部品が含まれる。作業部1a、1b、1c1、1c2、1eは、締結作業時に、ネジの頭に嵌合される部分である。ここで、ネジの頭とは、締結作業において締結工具の先端部分と嵌合される部分をいい、ネジの頭部に形成された溝を含む。
作業部1a、1b、1c1、1c2、1eの形状は、ネジの頭に嵌合する形状であり、例えば、ねじの頭部に形成された溝が十字である十字穴付きネジに対応するプラス形1a、すりわり付きネジに対応するマイナス形1b、六角穴付きネジに対応する六角形1c1、1c2、ヘクスグローブ穴付きネジに対応するヘクスグローブ形1e、六角ボルトに対応する六角穴形(不図示)が挙げられる。また、図2に示すような、サイズの異なる六角形の作業部を有したビット10c1、10c2のように相似形の断面形状を有するビットを含めることで、六角穴付きネジ、ヘクスグローブ穴付きネジ、六角ボルトなどの穴又は頭部のサイズが異なるネジに対応できるドライバーとすることができる。なお、本実施形態に係る複数種対応締結工具では、作業部の形状に限定されない。また、ビットの個数に限定されない。用途に応じて所望の作業部の形状を有するビットを適宜選択して使用することができる。
収容部3は、他のビットの作業部1a、1b、1c1、1c2、1eを収容する部分である。収容部3に他のビットの作業部1a、1b、1c1、1c2、1eを順次差し込むことで、縦列に連接することができ、複数個のビットが1本の棒状となる。
作業部1a、1b、1c1、1c2、1eの軸部2側の付け根の形状は、収容部3の形状と嵌合する形状を有している。縦列に連接するビット同士を回転不能な状態とすることができる。作業部の軸部側の付け根の形状は、本実施形態では限定されないが、例えば、軸方向に垂直な断面の形状が、六角形、五角形、四角形、三角形、楕円形、円形である。ただし、円形である場合には、ボールロックなどの固定手段を形成する必要がある。
ビット同士の接続手段は、本発明の効果を奏する限り、本実施形態では制限されないが、好ましくは、作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと収容部3とが異なる磁極を有し、収容部と他のビットの作業部とが相互の磁極によって接続する接続手段である。作業部の磁極をN極とした場合は、収容部の磁極をS極とする。または、作業部の磁極をS極とした場合は、収容部の磁極をN極とする。特別な機構を設けることなく、ビット同士を着脱自在に接続することができる。また、磁性を有するネジの取り扱いが容易になる。
軸部2は、ビット10a、10b、10c1、10c2、10eの基本となる部分であり、先端に作業部1a、1b、1c1、1c2、1e及び後端に収容部3を有している。また、使用時にハンドル9の装着部9aに装着される部分である。軸部2の外形は、柱状であることが好ましい。また、軸部2の収容部3側の形状は、ハンドル9の装着部9aと嵌合する形状である。例えば、六角形、五角形、四角形、三角形、楕円形、円形である。ただし、円形である場合には、ボールロックなどの固定手段を形成する必要がある。ハンドル9とビット10a、10b、10c1、10c2、10eとを回転不能な状態にすることができる。また、軸部2には、ハンドル9と接続強度を高めることを目的として周回溝の形成、表面処理などの処理を施すことができる。さらに、公知のドライバービットの外寸法規格と同一にすれば、手持ちのハンドルに装着して使用することができ、使用範囲を拡げることができる。
ハンドル9は、主に作業者が把持する部分である。ハンドル9の先端に設けられた装着部9aは、ビットの軸部2に嵌合する形状を有する凹部である。縦列に連接した複数個のビット10a、10b、10c1、10c2、10eのうち、最後端のビットの軸部2を装着部9aに装着し、図1に示すように1本の締結工具として使用することができる。装着部9aにはボールロックなどの公知のロック機構を設けてもよい。本実施形態では、ハンドル9の形状及び種類に限定されず、公知のビットを差し替えて使用可能な各種ハンドルを使用することができる。また、公知のビットホルダーと組み合わせて使用してもよい。
図3は、実施形態1に係るビットの一例の概略形状を示す斜視図である。ビット10a、10b、10c1、10c2、10eは、先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部1a、1b、1c1、1c2、1e及び後端が作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと同種の形状のものを収容可能な収容部3を設けた軸部2を有し、縦列に着脱自在に連接できる。ビットの種類は、例えば、図3に示すように、十字穴付きネジに対応するプラス形1aの作業部を有するプラスビット10a、すりわり付きネジに対応するマイナス形1bの作業部を有するマイナスビット10b、六角穴付きネジに対応する六角形1c1、1c2の作業部を有する六角穴ビット10c1、10c2、ヘクスグローブ穴付きネジに対応するヘクスグローブ形1eの作業部を有するヘクスグローブビット10e、六角ボルトに対応する六角穴形の作業部を有する六角ビット(不図示)が挙げられる。本実施形態ではビットの種類に限定されない。用途に応じて所望のビットを適宜選択することができるため、使用頻度の高いビットを選択すれば、交換作業を容易にすることができる。公知のドライバービットの外寸法規格と同一にすれば、手持ちのハンドルに装着して使用することができ、使用範囲を拡げることができる。
実施形態1に係るビットは、作業部1a、1b、1c1、1c2、1eと収容部3とが異なる磁極を有することが好ましい。特別な機構を設けることなく、ビット同士を着脱自在に接続することができる。
(実施形態2)
図4は、実施形態2に係る複数種対応締結工具の一例を示し、その構造を説明するための分解図である。実施形態2に係る複数種対応締結工具200は、収容部3a、3b、3c、3d、3eが、特定の作業部1a、1b、1c、1d、1eに嵌合する形状である。例えば、図3に示すようにプラスビット20a、マイナスビット20b、六角穴ビット20c、六角ビット20d及びヘクスグローブビット20eの順に縦列に連接する場合について説明する。プラスビット20aの収容部3aをマイナスビット20bの作業部1bに嵌合する横断面形状がマイナス形の凹部とする。マイナスビット20bの収容部3bは、六角穴ビット20cの作業部1cに嵌合する横断面形状が六角形の凹部とする。六角穴ビット20cの収容部3cは、六角ビット20dの作業部1dに嵌合する横断面形状が六角形の凸部とする。六角ビット20dの収容部3dは、ヘクスグローブビット20eの作業部1eに嵌合する横断面形状がヘクスグローブ形の凹部とする。最後に、ヘクスグローブビット20eの収容部3eは、プラスビット20aの作業部1aに嵌合する横断面形状がプラス形の凹部とする。
図4は、実施形態2に係る複数種対応締結工具の一例を示し、その構造を説明するための分解図である。実施形態2に係る複数種対応締結工具200は、収容部3a、3b、3c、3d、3eが、特定の作業部1a、1b、1c、1d、1eに嵌合する形状である。例えば、図3に示すようにプラスビット20a、マイナスビット20b、六角穴ビット20c、六角ビット20d及びヘクスグローブビット20eの順に縦列に連接する場合について説明する。プラスビット20aの収容部3aをマイナスビット20bの作業部1bに嵌合する横断面形状がマイナス形の凹部とする。マイナスビット20bの収容部3bは、六角穴ビット20cの作業部1cに嵌合する横断面形状が六角形の凹部とする。六角穴ビット20cの収容部3cは、六角ビット20dの作業部1dに嵌合する横断面形状が六角形の凸部とする。六角ビット20dの収容部3dは、ヘクスグローブビット20eの作業部1eに嵌合する横断面形状がヘクスグローブ形の凹部とする。最後に、ヘクスグローブビット20eの収容部3eは、プラスビット20aの作業部1aに嵌合する横断面形状がプラス形の凹部とする。
以上のように構成することによって、特別な機構を設けることなく、縦列に連接した複数個のビット20a、20b、20c、20d、20e同士が回転不能となり、締結作業を確実に行うことができる。また、ビットの順番が確定するため、所望のビットを迅速に見つけ出すことができ、作業効率がより向上する。さらに、六角ビット20dのように、六角ボルトなどのネジの頭部に嵌合させる作業部1dが凹状であるビットを含む場合において、隣接するビットである六角穴ビット20cの収容部3cを凸部とすることで縦列に連接することが可能となる。なお、本実施形態では、作業部の形状、組合せ及び順番に限定されない。用途に応じて、使用頻度の高い作業部の形状を選択したビットのセットとすることで、作業効率をより向上させることができる。
実施形態2に係る複数種対応ドライバーでは、軸部2、ハンドル9などの前記構成以外は実施形態1と同様の構成とする。さらに、ビット同士の接続手段は、実施形態1と同様とすることができる。
(実施形態3)
図5は、実施形態3に係る複数種対応締結工具の一例を示し、(a)は筒状カバー装着前、(b)は筒状カバー装着後を示す図である。実施形態3に係る複数種対応締結工具300は、ビット30a、30b、30c、30d、30eが、軸部2の側面に出入り自在な突起部5を有し、連接した複数のビット30a、30b、30c、30d、30eを収容し、突起部5と嵌合する掛止部6aを有する筒状カバー6を更に備える。ビット同士を、実施形態1と同様に磁力を利用した接続手段で接続し、更に筒状カバー6を用いることで、接続部を補強することができるため、より安定した作業を行うことができる。また、ビットが磁力を有していない場合でも、筒状カバー6で全体を覆うことで、接続部を固定することができるため、複雑な構造とすることなく1本のドライバーとして安定した作業を行うことができる。
図5は、実施形態3に係る複数種対応締結工具の一例を示し、(a)は筒状カバー装着前、(b)は筒状カバー装着後を示す図である。実施形態3に係る複数種対応締結工具300は、ビット30a、30b、30c、30d、30eが、軸部2の側面に出入り自在な突起部5を有し、連接した複数のビット30a、30b、30c、30d、30eを収容し、突起部5と嵌合する掛止部6aを有する筒状カバー6を更に備える。ビット同士を、実施形態1と同様に磁力を利用した接続手段で接続し、更に筒状カバー6を用いることで、接続部を補強することができるため、より安定した作業を行うことができる。また、ビットが磁力を有していない場合でも、筒状カバー6で全体を覆うことで、接続部を固定することができるため、複雑な構造とすることなく1本のドライバーとして安定した作業を行うことができる。
図6は、実施形態3に係るビットの一例の概略形状を示す斜視図である。実施形態3に係るビットは、軸部2の側面に出入り自在な突起部5を有する。筒状カバー6と組み合わせて使用することができ、複雑な構造とすることなく接続部の補強及び固定をすることができるという効果を奏する。
図7は、複数種対応締結工具の使用方法を説明するための図である。ここで、図7を用いて、実施形態2の複数種対応締結工具について使用方法を説明するが、これに限定されず、他の実施形態についても同様に使用することができる。
十字穴付きネジの締結作業から、すりわり付きネジの締結作業に変更する場合について図7を用いて説明する。ビットの種類は、実施形態2で使用した図4に示すプラスビット20a、マイナスビット20b、六角穴ビット20c、六角ビット20d及びヘクスグローブビット20eの5種類であり、縦列の順番を記載した順とする。まず、プラスビット20aの作業部1aが露出したプラスドライバーとなっている(a)。次いで、縦列に連接したビット20aから20eまでとハンドル9とを取り外す(b)。プラスビット20aをマイナスビット20bから外し、所望のマイナスビット20bの作業部1bを露出させる(c)。プラスビット20aの作業部1aを、最後端のヘクスグローブビット20eの収容部3eに収容する(d)。縦列に連接したマイナスビット20bからプラスビット20aまでを、ハンドル9の装着部9aに装着する(e)。所望のマイナスビット20bの作業部1bが露出したマイナスドライバーとなる(f)。以上のように、本発明に係る複数種対応締結工具は、1本の工具で複数種のネジの締結に対応可能であり、簡単な構造で、保管及び携帯に便利である。
100 複数種対応締結工具
1a プラス形の作業部
1b マイナス形の作業部
1c1、1c2 六角形の作業部
1e ヘクスグローブ形の作業部
2 軸部
3 収容部
3a プラスビット20aの収容部
3b マイナスビット20bの収容部
3c 六角穴ビット20cの収容部
3d 六角ビット20dの収容部
3e ヘクスグローブビット20eの収容部
5 突起部
6 筒状カバー
6a 掛止部
9 ハンドル
9a 装着部
10a、20a プラスビット
10b、20b マイナスビット
10c1、10c2、20c 六角穴ビット
10e、20e ヘクスグローブビット
20d 六角ビット
1a プラス形の作業部
1b マイナス形の作業部
1c1、1c2 六角形の作業部
1e ヘクスグローブ形の作業部
2 軸部
3 収容部
3a プラスビット20aの収容部
3b マイナスビット20bの収容部
3c 六角穴ビット20cの収容部
3d 六角ビット20dの収容部
3e ヘクスグローブビット20eの収容部
5 突起部
6 筒状カバー
6a 掛止部
9 ハンドル
9a 装着部
10a、20a プラスビット
10b、20b マイナスビット
10c1、10c2、20c 六角穴ビット
10e、20e ヘクスグローブビット
20d 六角ビット
Claims (7)
- 先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部及び後端が前記作業部と同種の形状のものを収容可能な収容部を設けた軸部を有し、縦列に着脱自在に連接できる複数個のビットと、
前記軸部に嵌合する装着部を有し、前記ビットを装着するハンドルと、
を備える複数種対応締結工具。 - 前記収容部は、特定の前記作業部に嵌合する形状であることを特徴とする請求項1に記載の複数種対応締結工具。
- 前記作業部と前記収容部とが異なる磁極を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の複数種対応締結工具。
- 前記ビットは、前記軸部の側面に出入り自在な突起部を有し、
連接した複数の前記ビットを収容し、前記突起部と嵌合する掛止部を有する筒状カバーを更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の複数種対応締結工具。 - 先端がネジの頭に嵌合する形状の作業部及び後端が前記作業部と同種の形状のものを収容可能な収容部を設けた軸部を有し、縦列に着脱自在に連接できるビット。
- 前記作業部と前記収容部とが異なる磁極を有することを特徴とする請求項5に記載のビット。
- 前記軸部の側面に出入り自在な突起部を有することを特徴とする請求項5又は6に記載のビット。
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KR200489184Y1 (ko) * | 2019-01-14 | 2019-05-13 | 이치성 | 헬리코일 착탈장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200489184Y1 (ko) * | 2019-01-14 | 2019-05-13 | 이치성 | 헬리코일 착탈장치 |
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