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JP2011121491A - 運転支援装置 - Google Patents

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JP2011121491A
JP2011121491A JP2009281412A JP2009281412A JP2011121491A JP 2011121491 A JP2011121491 A JP 2011121491A JP 2009281412 A JP2009281412 A JP 2009281412A JP 2009281412 A JP2009281412 A JP 2009281412A JP 2011121491 A JP2011121491 A JP 2011121491A
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Masayuki Shimizu
政行 清水
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】衝突判定における判定精度を向上させる運転支援装置を提供することを課題とする。
【解決手段】自車両と他車両との衝突の可能性を判定する運転支援装置であって、自車両と他車両との相対距離D及び相対速度Vを用いて衝突予測時間TTCを算出する第1算出手段と、自車両と他車両との相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aを用いて第2衝突予測時間TTC2ndを算出する第2算出手段と、第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合にのみ衝突予測時間TTC及び第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて自車両と他車両との衝突の可能性を判定する衝突判定手段を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、運転支援装置に関する。
車両の運転者を支援するために様々な装置が開発されており、例えば、衝突防止装置がある。衝突防止装置では、衝突を未然に防止するために、先行車両を検出し、自車両と先行車両との関係により衝突する可能性が高いと判断した場合には自動ブレーキや警報などの支援を行う。特許文献1に記載の支援装置では、自車両と障害物とが接触するまでの時間、自車両と障害物との相対距離、相対速度、相対加速度のうちの少なくとも1つを閾値と比較して支援を行うか否かを判定する。
特開2006−256494号公報
自車両と先行車両との相対加速度によっては、衝突の可能性がゼロの場合がある。しかし、自車両と障害物とが接触するまでの時間あるいは相対距離や相対速度だけで判定を行うと、衝突の可能性がないにもかかわらず、衝突の可能性があると誤判定する虞がある。
そこで、本発明は、衝突判定における判定精度を向上させる運転支援装置を提供することを課題とする。
本発明に係る運転支援装置は、自車両と他車両との衝突の可能性を判定する運転支援装置であって、自車両と他車両との相対距離D及び相対速度Vを用いて、下記の式(1)によって衝突予測時間TTCを算出する第1算出手段と、自車両と他車両との相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aを用いて、下記の式(2)によって第2衝突予測時間TTC2ndを算出する第2算出手段と、第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合にのみ、衝突予測時間TTC及び第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて自車両と他車両との衝突の可能性を判定する衝突判定手段を備えることを特徴とする。
Figure 2011121491
この運転支援装置では、第1算出手段によって自車両と他車両との相対距離D及び相対速度Vを用いて式(1)によって衝突予測時間TTCを算出するとともに、第2算出手段によって自車両と他車両との相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aを用いて式(2)によって第2衝突予測時間TTC2ndを算出する。この式(2)において平方根号√内部のV −2Aが負値の場合には第2衝突予測時間TTC2ndが虚数となり、第2衝突予測時間TTC2ndとしての値がなく、自車両と他車両とが絶対に衝突しないことを示唆している。そこで、運転支援装置では、第2衝突予測時間TTC2ndが虚数の場合には衝突の可能性がないので、衝突判定手段によって第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合にのみ衝突予測時間TTC及び第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて自車両と他車両との衝突の可能性を判定する。このように、運転支援装置では、第2衝突予測時間TTC2ndが虚数の場合には衝突判定を行わないことにより、相対加速度を考慮して絶対に衝突の可能性がない場合には衝突の可能性があると誤判定することを防止でき、判定精度を向上させることができる。また、第2衝突予測時間TTC2ndが虚数の場合には衝突判定を行わないので、処理負荷を低減できる。
本発明の上記運転支援装置では、衝突判定手段において第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合に衝突の可能性があると判定したときにのみ衝突を防止するための運転支援を行うと好適である。
この運転支援装置では、第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合に衝突の可能性があると判定したときにのみ衝突を防止するための運転支援を行うので、絶対に衝突の可能性がない場合(第2衝突予測時間TTC2ndが虚数の場合)に不要な運転支援を行うことを防止でき、不要な運転支援による運転者の違和感を防止できる。
本発明の上記運転支援装置では、衝突判定手段では、定数αを用いて、下記の条件式(3)が不成立な場合にのみ、衝突予測時間TTC及び第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて自車両と他車両との衝突の可能性を判定すると好適である。
Figure 2011121491
上記したように式(2)において平方根号√内部のV −2Aが負値の場合には第2衝突予測時間TTC2ndが虚数となるが、更に、ヒステリシスとして定数αを設け、相対加速度AがV /2D−αより大きい場合には衝突判定を行わないこととする。したがって、運転支援装置では、衝突判定手段によって、条件式(3)が成立の場合に衝突の可能性の判定は行わず、条件式(3)が不成立な場合に衝突予測時間TTC及び第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて衝突の可能性を判定する。このように、運転支援装置では、ヒステリシスを設けて第2衝突予測時間TTC2ndが虚数かを判断することにより、虚数判定におけるハンチングを防止できる。
本発明によれば、第2衝突予測時間TTC2ndが虚数の場合には衝突判定を行わないことにより、衝突判定における判定精度を向上させることができる。
本実施の形態に係る衝突防止装置の構成図である。 図1のECUにおける衝突の可能性の判定方法の説明図であり、(a)がTTCの時間変化の一例であり、(b)がAとV /2D−αの時間変化の一例である。 図1のECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る運転支援装置の実施の形態を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施の形態では、本発明に係る運転支援装置を、車両に搭載される衝突防止装置に適用する。本実施の形態に係る衝突防止装置は、自車両と先行車両との衝突の可能性を判定し、衝突の可能性がある場合には介入支援制御(自動ブレーキ、警報)を行う。
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る衝突防止装置1について説明する。図1は、本実施の形態に係る衝突防止装置の構成図である。図2は、図1のECUにおける衝突の可能性の判定方法の説明図である。
衝突防止装置1は、自車両と先行車両との相対距離及び相対速度を考慮した衝突予測時間TTC[Time To Collision]と更に相対加速度も考慮した第2衝突予測時間TTC2ndを用いて衝突の可能性を判定する。特に、衝突防止装置1は、TTC2ndが虚数となる絶対に衝突しない状況の場合、TTCが小さく衝突の可能性があるような状況でも衝突の可能性がないと判定する(ひいては、介入支援制御の作動を抑制する)。衝突防止装置1は、ミリ波レーダ10、ブレーキアクチュエータ20、警報装置21及びECU[Electronic Control Unit]30を備えている。
ミリ波レーダ10は、ミリ波を利用して先行車両を検出するためのレーダである。ミリ波レーダ10は、自車両の前側の中央に取り付けられる。ミリ波レーダ10では、ミリ波を左右方向でスキャンしながら自車両から前方に向けて送信し、反射してきたミリ波を受信する。そして、ミリ波レーダ10では、そのミリ波の送受信情報(自車両進行方向を中心とした送信角度、送信時刻、受信角度、受信時刻、受信強度など)をレーダ信号としてECU30に送信する。
ブレーキアクチュエータ20は、各車輪のホイールシリンダのブレーキ油圧を調整するアクチュエータである。ブレーキアクチュエータ20では、ECU30からのブレーキ制御信号を受信すると、ブレーキ制御信号に示される目標ブレーキ油圧に応じて作動し、ホイールシリンダのブレーキ油圧を調整する。
警報装置21は、運転者に対して衝突の可能性があることを知らせるための警報音を出力する装置である。警報装置21では、ECU30から警報信号を受信すると、その警報信号に応じて警報音を出力する。
ECU30は、CPU[Central Processing Unit]や各種メモリ等からなり、衝突防止装置1を統括制御する。ECU30では、一定時間毎に、ミリ波レーダ10からのレーダ信号を受信する。そして、ECU30では、そのレーダ信号を用いて、先行車両認識処理、衝突判定処理、介入支援制御を行い、必要に応じてブレーキ制御信号をブレーキアクチュエータ20に送信し、警報信号を警報装置21に送信する。なお、本実施の形態では、ECU30における衝突判定処理が特許請求の範囲に記載する第1算出手段、第2算出手段、衝突判定手段に相当する。
先行車両認識処理について説明する。ECU30では、一定時間毎に、ミリ波の送受信情報(特に、受信情報がある反射点の情報)に基づいて、自車両の前方の先行車両の有無を判定する。先行車両が存在する場合、ECU30では、ミリ波の速度とミリ波の送信から受信までの時間に基づいて、自車両と先行車両との相対距離Dを演算する。また、ECU30では、ミリ波の反射波の周波数変化(ドップラ効果)を利用して、自車両と先行車両との相対速度Vを演算する。さらに、ECU30では、その相対速度を時間微分し、自車両と先行車両との相対加速度Aを演算する。なお、相対速度Vと相対加速度Aについては、自車両と先行車両とが近づく場合が負値であり、遠ざかる場合が正値である。
衝突判定処理について説明する。先行車両認識処理で先行車両を認識している場合、ECU30では、一定時間毎に、自車両と先行車両との相対距離Dと相対速度Vを用いて、式(1)によりTTCを算出する。TTCは、現時点の相対速度Vが続いた場合に自車両と先行車両とが衝突するまでに要する時間である。また、ECU30では、一定時間毎に、自車両と先行車両との相対距離Dと相対速度V及び相対加速度Aを用いて、式(2)によりTTC2ndを算出する。TTC2ndは、現時点の相対加速度Aが続いた場合に自車両と先行車両とが衝突するまでに要する時間である。
Figure 2011121491
TTC2ndは、式(2)における平方根号√内部のV −2Aが負値の場合には虚数となる。虚数のTTC2ndは、絶対にありえないなので、相対加速度Aを考慮した上で絶対に衝突しないこと(例えば、自車両と先行車両とが離れてゆくような状況)を示唆する。そこで、TTC2ndが虚数の場合、TTCが小さく衝突の可能性があると判定される状況でも、衝突の可能性がないと判定する。なお、TTC2ndは、実数の場合でも正値と負値があるので、正値を有効とし、負値を無視する。
ECU30では、相対距離Dと相対速度V及び相対加速度Aを用いて、条件式(3)が成立するか否かを判定する。条件式(3)が成立する場合、TTC2ndが虚数となるので、ECU30では、衝突の可能性がないと判定する。一方、条件式(3)が成立しない場合、ECU30では、TTCがTTC制御閾値より小さいか否かを判定する。TTCがTTC制御閾値より小さい場合、ECU30では、自車両と先行車両が衝突の可能性があると判定する。一方、TTCがTTC制御閾値以上の場合、ECU30では、自車両と先行車両が衝突の可能性がないと判定する。なお、TTC制御閾値は、TTCを用いて衝突の可能性を判断するための閾値であり、実車実験やシミュレーションなどによって予め設定された値である。
Figure 2011121491
条件式(3)は、適合定数αを加味して上で、平方根号√内部のV −2Aが負値となる条件式である。このように適合定数αを加味する理由としては、このTTC2ndの虚数判定にヒステリシスを設け、各値D,V,Aの微小な変化によってこの虚数判定において虚数/実数が極短期間に繰り返し判定されることを防止するためである(ハンチング防止)。これによって、介入支援制御が極短期間に繰り返し作動/非作動することも防止できる。なお、適合定数αは、虚数判定におけるヒステリシスであり、実施実験やシミュレーションなどによって予め設定された値である。
図2(a)にはTTCの時間変化C1の一例を示しており、図2(b)には図2(a)に対応する条件式(3)におけるAの時間変化C2とV /2D−αの時間変化C3の一例を示している。従来のようにTTCのみで衝突判定を行った場合、TTCが時間経過と共に低下し、TTCがTTC制御閾値より小さくなる時点T1以降で衝突の可能性があると判定される。しかし、区間S2において、AがV /2D−αより大きくなっており、条件式(3)が成立し、Aを考慮すると衝突がありえない状況である。したがって、時点T1から区間S2が終了する時点T2までの区間S1において、TTCがTTC制御閾値よりも小さいが、衝突の可能性がないと判定され、介入支援制御が抑制される。そして、区間S2が終了する時点T2以降で、衝突の可能性があると判定され、介入支援制御が作動される。
なお、この条件式(3)による判定によって、TTC2ndが虚数か実数かを判定できるので、実際にTTC2ndの値については演算しなくてもよい。
介入支援処理について説明する。衝突判定処理で衝突の可能性があると判定している場合、ECU30では、相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aに基づいて、衝突を回避するための目標減速度を設定する。そして、ECU30では、その目標減速度になるために必要な各輪のホイールシリンダの目標ブレーキ油圧を設定し、その目標ブレーキ油圧をブレーキ制御信号としてブレーキアクチュエータ20に送信する。さらに、ECU30では、警報音を出力するための警報信号を警報装置21に送信する。
図1及び図2を参照して、衝突防止装置1における動作について説明する。特に、ECU30における処理については図3のフローチャートに沿って説明する。図3は、図1のECUにおける処理の流れを示すフローチャートである。
ミリ波レーダ10では、一定時間毎に、自車両の前方にミリ波をスキャンしながら送信するとともに反射してきたミリ波を受信し、そのミリ波の送受信情報をレーダ信号としてECU30に送信している。ECU30では、そのレーダ信号を受信し、ミリ波の送受信情報を取得する。
一定時間毎に、ECU30では、ミリ波の送受信情報に基づいて、自車両の前方に先行車両が存在するか否かを判定する(S1)。先行車両が存在すると判定した場合、ECU30では、その先行車両についてのミリ波の送受信情報に基づいて、相対距離D、相対速度V、相対加速度Aを演算する(S1)。なお、先行車両が存在しない場合、ECU30では、以降の処理は行わずに、一定時間後に先行車両の認識処理を行う。
次に、ECU30では、相対距離Dと相対速度Vを用いて、式(1)によりTTCを算出する(S2)。また、ECU30では、相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aを用いて、式(2)によりTTC2ndを算出する(S3)。
そして、ECU30では、相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aを用いて、条件式(3)が成立するか否かを判定する(S4)。S4にて条件式(3)が成立すると判定した場合、ECU30では、先行車両との衝突の可能性がないと判定する。
S4にて条件式(3)が成立しないと判定した場合、ECU30では、TTCがTTC制御閾値よりも小さいか否かを判定する(S5)。S5にてTTCがTTC制御閾値以上と判定した場合、ECU30では、先行車両との衝突の可能性がないと判定する。S5にてTTCがTTC制御閾値より小さいと判定した場合、ECU30では、先行車両との衝突の可能性があると判定する。そして、ECU30では、衝突を回避するための目標減速度を設定し、その目標減速度になるために必要な目標ブレーキ油圧をブレーキ制御信号としてブレーキアクチュエータ20に送信するとともに、警報音を出力するための警報信号を警報装置21に送信する(S6)。このブレーキ制御信号を受信すると、ブレーキアクチュエータ20では、ブレーキ制御信号に基づいて作動し、ホイールシリンダのブレーキ油圧を加圧する。これによって、自車両に自動ブレーキが作動し、減速する。また、警報信号を受信すると、警報装置21では、その警報信号に基づいて警報音を出力する。
この衝突防止装置1によれば、TTC2ndが虚数の場合にはTTCで衝突の可能性があると判定されるような状況でも衝突の可能性がないと判定することにより、衝突の可能性があると誤判定することを防止でき、判定精度を向上させることができる。その結果、不要な自動ブレーキや警報出力を防止でき、不要な自動ブレーキや警報出力によって運転者が違和感を受けることがなくなる。また、衝突防止装置1では、TTC2ndが虚数の場合にはTTCによる衝突判定を行わないので、処理負荷を低減できる。
また、衝突防止装置1では、相対加速度を考慮しないTTCと相対加速度を考慮したTTC2ndを組み合わせて衝突判定を行っているので、判定精度を向上させることができる。ちなみに、TTCだけで衝突判定を行った場合、判定に相対加速度が考慮されないことになるので、TTC2ndが虚数になるような状況を判断できない。一方、TTC2ndだけで衝突判定を行った場合、相対加速度は直接検出できないので、時間微分等の処理を行う必要があるため、相対加速度にノイズや誤差等の含まれる虞がある。
さらに、衝突防止装置1では、適合定数αを加味してTTD2ndの虚数判定を行っているので、ハンチングを防止でき、不要な自動ブレーキや警報を防止できる。その結果、極短期間の不要な自動ブレーキや警報出力によって、運転者が違和感を受けることがなくなる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では衝突の可能性がある場合には運転支援(自動ブレーキ、警報)を行う衝突防止装置に適用したが、衝突判定だけを行う装置などの他の運転支援装置に適用してもよい。また、運転支援としては、自動ブレーキと警報のいずれか一方だけを行ってもよいしあるいは情報提供などの他の運転支援を行ってもよい。
また、本実施の形態ではTTC2ndが実数の場合(実際、条件式(3)が不成立の場合)にのみTTCについての閾値判定を行って衝突の可能性を判定する構成としたが、TTC2ndが実数の場合にのみTTC2ndを用いて衝突の可能性を判定してもよいし、あるいは、TTCとTTC2ndの両方を用いて衝突の可能性を判定してもよい。また、衝突判定についても、他の様々な判定方法を適用でき、例えば、1つの閾値で判定するのでなく、複数の閾値を用いて段階的に衝突の可能性を判定する。
また、本実施の形態では条件式(3)を用いて適合定数αを加味した上でTTC2ndが実施か虚数かを判定したが、適合定数αを加味しない条件式で判定してもよいし、あるいは、TTC2ndの値自体によって判定してもよい。
また、本実施の形態では先行車両を検出する手段としてミリ波レーダを適用したが、レーザレーダやカメラなどの他の検出手段を適用してもよい。レーザレーダやカメラの場合、レーダ情報や画像情報に基づいて先行車両を検出できると、その先行車両との相対距離を演算し、その相対距離を時間微分することによって相対速度を演算し、その相対速度を時間微分することによって相対加速度を演算する。また、先行車両の位置や速度の情報を車車間通信で取得し、その取得した情報を用いて相対距離、相対速度及び相対加速度を演算してもよい。
1…衝突防止装置、10…ミリ波レーダ、20…ブレーキアクチュエータ、21…警報装置、30…ECU

Claims (3)

  1. 自車両と他車両との衝突の可能性を判定する運転支援装置であって、
    自車両と他車両との相対距離D及び相対速度Vを用いて、下記の式(1)によって衝突予測時間TTCを算出する第1算出手段と、
    自車両と他車両との相対距離D、相対速度V及び相対加速度Aを用いて、下記の式(2)によって第2衝突予測時間TTC2ndを算出する第2算出手段と、
    前記第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合にのみ、前記衝突予測時間TTC及び前記第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて自車両と他車両との衝突の可能性を判定する衝突判定手段
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
    Figure 2011121491
  2. 前記衝突判定手段において前記第2衝突予測時間TTC2ndが実数の場合に衝突の可能性があると判定したときにのみ衝突を防止するための運転支援を行うことを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記衝突判定手段では、定数αを用いて、下記の条件式(3)が不成立な場合にのみ、前記衝突予測時間TTC及び前記第2衝突予測時間TTC2ndの少なくとも一方を用いて自車両と他車両との衝突の可能性を判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。
    Figure 2011121491
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