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JP2011098042A - アクセサリー用留め具及びそれを用いたアクセサリー - Google Patents

アクセサリー用留め具及びそれを用いたアクセサリー Download PDF

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JP2011098042A JP2009254153A JP2009254153A JP2011098042A JP 2011098042 A JP2011098042 A JP 2011098042A JP 2009254153 A JP2009254153 A JP 2009254153A JP 2009254153 A JP2009254153 A JP 2009254153A JP 2011098042 A JP2011098042 A JP 2011098042A
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Hidenori Itsuki
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Abstract

【課題】 香水発散機能を備えたアクセサリーにおいて、常時香水が発散し続けることなく長期間持つようにすること
【解決手段】 着脱可能なプラグ本体12と、ソケット本体13とを備え、プラグ本体とソケット本体の一端は、アクセサリーを構成する紐状部に連携する。ソケット本体内に香水用のタンク20を設け、プラグ本体内に貯留部材17を設ける。タンクは、そのタンクの操作部の押し込みに伴い一定量の香水が流出するワンプッシュ式である。プラグ本体とソケット本体の接合する先端面には、それぞれ弁機構を設け、接合することで弁が開いてプラグ本体とソケット本体の空間がつながるとともに、第1弁体15がタンクの操作部を押し込むことでタンクから出た香水が貯留部材に至る。貯留部材から、叙情に香水が揮発し、小貫通孔12cから外部に拡散する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ブレスレット、ネックレス・ペンダント等のアクセサリー用留め具及びそれを用いたアクセサリーに関する。
装身具の一つとして、ブレスレットやネックレス等の紐状部を備え、その紐状部(アクセサリー本体)を身体の所定位置に装着するアクセサリーがある。通常、この種のアクセサリーでは、紐状部を無端状にするため、その紐状部の両端に留め具を取り付けている。この種のアクセサリーは、視覚に訴えるものである。
一方、香水等の嗅覚に訴えるものもある。これは、所定の噴霧器に収納された香水を身体に向けて噴射することで使用する。この香水等は、一般に首の周辺に吹き付けて使用することが多い。
そこで、特許文献1に示すように、アクセサリーに香水等の機能を組み込んだものがある。これは、予め紐状部に香水等の香りの元となる液体を含ませておく。これにより、徐々に当該液体が、蒸発することで、香水等が周辺に発散する。
特開2002−85123
上述した特許文献1に開示された発明では、紐状部に含漬された香水等は、常時発散するため、長期にわたって香りを発散し続けることは困難である。また、特許文献1に示すようにアロマテラピー効果を発揮する場合には、常時香りが発散していても良いかもしれないが、香水のような成分の香りが常時発散しつづけるのはあまり好ましいものではない。さらに、紐状部から発散された香りは、そのまま周囲に拡散するため、香水のように身体に向けて吹き付けて付着させ、身体から香りを発散させるような効果は期待できない。さらにまた、装着しないでしまっているときも香りが発散し続けるため、香水の無駄な使用になり好ましくない。
上記の課題を解決するために、本発明は、(1)着脱可能なプラグ本体と、ソケット本体とを備え、それらプラグ本体とソケット本体の一端は、アクセサリーを構成する紐状部に連携する部位となり、前記プラグ本体と前記ソケット本体の少なくとも一方には、香水用タンクを備え、その香水用タンクは、その香水用タンクの操作部の押し込みに伴い一定量の香水が流出するワンプッシュ式とし、その流出した香水が留め具の周囲に発散するように構成した。留め具内にワンプッシュ式の香水用タンクを設けたことで、香水用タンクに充填されている香水が、操作部を一回押し込むごとに所定量だけ排出される。よって、常時香水が揮発することがないので、長持ちすると共に、しまっているときなど不要なときに香水を発散させないですむ。
(2)前記プラグ本体と前記ソケット本体とを連結することで、前記香水用タンクの操作部の押し込みが行われるように構成するとよい。このようにすると、身体にアクセサリーを装着するために留め具を止める操作を行うことで、自動的に位階分の香水が発散するので、操作性が向上する。
(3)前記プラグ本体と前記ソケット本体の少なくとも一方に、香水用タンクから流出した香水を一時的に貯留する貯留部材を備え、前記留め具の周囲に発散する香水は、その貯留部材に貯留された香水に基づくものとするとよい。貯留部材に一時的に香水を蓄えることで、香水が発散する時間を長持ちさせることができる。
(4)前記香水用タンクと前記貯留部材とは、前記前記プラグ本体と前記ソケット本体に別々に配置され、前記プラグ本体と前記ソケット本体の接合する先端面には、それぞれ弁機構を設け、接合することで弁が開いて前記プラグ本体と前記ソケット本体の空間がつながり、前記香水用タンクから出た香水が前記貯留部材に至るようにするとよい。
(5)上記(4)を前提とし、前記プラグ本体と前記ソケット本体のうち、前記香水用タンクを備えた側の弁機構を構成する弁体が、内部に押し込まれることで、前記香水用タンクの操作部の押し込みが行われるように構成するとよい。
(6)前記プラグ本体とソケット本体の一端に設けられる紐状部に連携する部位は、その芋上部に対して着脱自在にするとよい。
(7)本発明のアクセサリーは、紐状部と、その紐状部の両端に接続される、上記の(1)〜(6)のいずれかに記載の留め具を構成する前記プラグ本体と前記ソケット本体と、を備えるとよい。
本発明は、アクセサリーの一部に組み込んだ香水用タンクから香水が常時発散するのではないので、長時間持つ。
本発明の好適な一実施形態を示す図である。 その要部断面図である。 本発明の別の実施形態を示す断面図である。 本発明の別の実施形態を示す断面図である。
以下、図面を用いて本発明の好適な実施形態を説明する。本実施形態では、ネックレスに適用した例を示している。このネックレスは、所定長さの紐状部10の両端に、留め具11を構成する筒状のプラグ本体12とソケット本体13をそれぞれ取り付けている。そのプラグ本体12とソケット本体13の先端同士が着脱可能となり、図1(b)に示すようにプラグ本体12とソケット本体13とを離した状態で紐状部10を首に掛け、その後プラグ本体12とソケット本体13とを連結することで紐状部10を無端状にして首への装着を完了する。
紐状部10は、金属チェーン,ロープ,各種の糸の編み込み,合成樹脂等各種のものを利用できる。すなわち、金属チェーンなどを用いて、もっぱら装飾を主にしたものでも良いし、フェライト・チタン・プラチナ・磁石その他の各種の金属等を合成樹脂に充填したり、表面に装着し、各種の機能を発揮させたりするものでもよい。また、このネックレスを装着したときの留め具11の位置は、一般の装飾を主としたアクセサリーのように、首の後側にする場合と、最近のスポーツ選手等が愛用している運動時に装着するものなどで適用されている前側にする場合のいずれでも良い。
留め具11を構成するプラグ本体12とソケット本体13とは、図示省略する連結機構により、ワンタッチで着脱し、連結状態を保持できるようになっている。つまり、プラグ本体12の先端を、ソケット本体13の先端に押しつけることで、所定のロック機構が働き、連結された状態を維持する。そして、各種の操作部(レバー・ボタン等)を操作することで、連結が解除されて、プラグ本体12とソケット本体13とを離反させることができる。なお、この種のワンタッチでロック・解除する機構は、従来公知のものであるのでその説明を省略する。
ソケット本体13は、全体としては中空の円筒状となる。そのソケット本体13の後端側にて、紐状部10の一端にカシメ付けその他の方法で固定されている。また、ソケット本体13の先端面13aの中央部位は、貫通孔13bを設けている。そして、ソケット本体13の内部空間内には、ワンプッシュ式のボトル20を収納している。このボトル20内に香水を充填しておく。このワンプッシュ式のボトル20は、ポンプ機構を備え、操作部を1回押すと、ボトル20内に充填されている液体(本実施形態では、香水)が所定量だけ外部に排出されるものである。
また、ソケット本体13の周囲には、操作レバー21が軸方向に移動可能に設けられている。この操作レバー21は、ポンプ20の操作部に連携されており、その操作レバー21をソケット本体13の一端側に移動(先端側から離れる方向に移動)させると、上記のポンプ20の操作部が1回プッシュされ、ボトル20内の香水が1回分噴射される。ポンプ20の吹き出し口は、ソケット本体13の先端面12a側に向いており、この噴射された香水は、その先端面12a側に進むことになる。また、一般の香水用のボトルは、吹き出し口に噴霧機構を設け、霧状にスプレーするようになっているが、このポンプ20では係る機能を設けておらず、ポンプ20内にある香水が、その液体のまま一定量だけ排出されるようにしている。さらに、図示省略するが、ソケット本体13の側面には、ポンプ20に連通する補充用口が設けられており、その補充用口からポンプ20内に香水(液体)を供給して補充できるようにしている。もちろん、この補充用口は、通常は閉塞しており、補充用口からポンプ20内の香水が逆流して漏れ出たり、揮発して発散したりすることはないようにしている。この補充用口は、開閉蓋(キャップ)で開口部位を閉塞するようにしても良いし、サッカーその他の各種の球技用のボールにおける空気補充用口のようにスリット入りのゴムなどで、常時はそのスリット部分が閉塞しており、補充時にそのスリット内にノズルを押し込むことで開口するようなものでもよいし、軟式テニスボールのようにスリットなど設けず、当該ゴム部分に針を差し込むようにしてもよく、各種の機構で実現できる。
また、ソケット本体13内の先端近傍には、第1弁体15が配置される。この第1弁体15は、円盤状の台座15aの片面中央に円柱状の突部15bを設けた形状となる。この突部15bの外径は、ソケット本体13の先端面に設けた貫通孔13bの内径とほぼ一致或いは若干小さく設定しており、突部15bの先端は、ソケット本体13の先端面13aから外側に突出可能となっている。さらに、ソケット本体13内には、コイルスプリング16を圧縮状態で収納する。このコイルスプリング16の一端は、ソケット本体13の内壁面に接触し、コイルスプリング16の他端は第1弁体15の裏面に接触する。そして、第1弁体15は、コイルスプリング16の伸長しようとする弾性復元力により、先端へ向けて付勢される。
これにより、図1(b),図2(b)に示すように、プラグ本体12とソケット本体13とが離反している状態では、突部15bは、ソケット本体13の先端面13aよりも外に突出し、第1弁体15が貫通孔13bを塞ぐ。また、突部15bが内方へ付勢されると、コイルスプリング16は、弾性変形して圧縮され、第1弁体15が後退移動し、貫通孔13bが開口する。
さらに本実施形態では、貫通孔13bの内面並びに第1弁体15の台座15aの側面が共に傾斜面となり、互いに接触して貫通孔13bを閉塞する。気密性をより高めるためには、互いの接触面の少なくとも一方にOリングや、パッキンを設けることである。接触面を互いに傾斜面とすることで、より確実に閉塞することができるが、突部15bを設けた台座15aの面と、ソケット本体13の先端面13aの裏面とが接触して閉塞するようにしてもよい。
一方、プラグ本体12は、全体としては中空の円筒状となる。そのプラグ本体12の後端側にて、紐状部10の一端にカシメ付けその他の方法で固定されている。また、プラグ本体12の先端面12aの中央部位は、貫通孔12bを設けている。
そして、プラグ本体12内の先端近傍には、第2弁体18が配置される。この第2弁体18は、円盤状の台座18aの片面中央に円柱状の突部18bを設けた形状となる。この突部18bの外径は、プラグ本体12の先端面に設けた貫通孔12bの内径とほぼ一致或いは若干小さく設定しており、突部18bの先端は、プラグ本体12の先端面12aから外側に突出可能となっている。さらに、プラグ本体12内には、コイルスプリング16を圧縮状態で収納する。このコイルスプリング16の一端は、プラグ本体12の内壁面に接触し、コイルスプリング16の他端は第2弁体18の裏面に接触する。そして、第2弁体18は、コイルスプリング16の伸長しようとする弾性復元力により、先端へ向けて付勢される。
これにより、図1(b),図2(b)に示すように、プラグ本体12がソケット本体13から離反している状態では、突部18bは、プラグ本体12の先端面12aよりも外に突出し、第2弁体18が貫通孔12aを塞ぐ。また、突部18bが内方へ付勢されると、コイルスプリング16は、弾性変形して圧縮され、第2弁体18が後退移動し、貫通孔12bが開口する。さらに、貫通孔12bの内面並びに第2弁体18の台座18aの側面が共に傾斜面となり、互いに接触して貫通孔12bを閉塞する。気密性をより高めるためには、互いの接触面の少なくとも一方にOリングや、パッキンを設けることである。
そして、図1(a)に示すように、プラグ本体12とソケット本体13の先端面同士を突合わせて連結すると、互いに設けた第1,第2弁体15,18の突部15b,18b同士が相互に押し合い、それぞれが後退移動する。よって、図2(a)に示すように、プラグ本体12とソケット本体13の貫通孔12b,13bが共に開口し(弁が開き)、プラグ本体12とソケット本体13の内部同士がつながる。
また、プラグ本体12の内部空間内には、液体の貯留部材17を収納している。この貯留部材17は、実際にはスポンジ等の多孔質なものを用いると良い。この貯留部材17に香水を含ませて貯留し、そこから徐々に揮発して発散するようになる。また、プラグ本体12の側面には、複数の小孔部12cを設けており、貯留部材17から発散した香水が、小孔部12cを介して外部に流出する。
そして、この貯留部材17に含ませる香水(液体)は、ポンプ20から排出されたものを利用する。すなわち、上述したように、プラグ本体12とソケット本体13とを連結した状態では、両弁体15,18はともに後退移動し、内部空間が連通している。その状態で、操作レバー21を1回軸方向に移動すると、ポンプ20から1回分の香水が流出し、その流出した香水がプラグ本体12内へ移動し、一旦、貯留部材17内に吸収される。その一部は、移動中に揮発し、プラグ本体12内をすすみ、小孔部12cから外部に発散する。また、貯留部材17内に蓄えられた香水は、その後、徐々に揮発し、小孔部12cから外部に発散する。
留め具11は身体の特に首回りに位置しているので、小孔部12cから外部に発散した香水(気体)は、周囲並びに身体に付着する。よって、ネックレス自体が持つ機能に加え、香水という香りを発生する機能も備えることができる。
図3は、別の実施形態を示している。上述した実施形態では、操作レバー21を別途操作することでポンプ20内の香水を流出させるようにした。そのため、ネックレスを装着中であっても、適宜のタイミングで操作レバー21を操作することで、香水を発散させることができるという効果が期待できる一方、プラグ本体12とソケット本体13とを連結するといった留め具(ネックレス)を装着する処理と、操作レバー21の操作を別々に行う必要があった。そこで、本実施形態では、プラグ本体12とソケット本体13とを連結する処理を行うことで、自動的にポンプ20からの香水の排出を行うことができるようにした。
具体的には、図3に示すように、操作レバーは設けず、第1弁体15の台座15aの裏面側がポンプ20に接触可能にしている。そして、プラグ本体12とソケット本体13のセンタ同士を連結し、両弁体15,18を互いに後退移動させると、その第1弁体15の移動に追従してポンプ20の操作部が移動し、1回分の香水を流出させる。このとき、第1弁体15がポンプ20の操作部を直接押下してもよいし、各種の連結部材を介して間接的に操作してもよい。さらには、たとえばポンプ20の底面を押下しポンプの容器本体全体を移動させることで、ソケット本体13内で位置が固定されている操作部を相対的に移動させるようにしてもよい。
係る構成をとると、プラグ本体12とソケット本体13とを連結する処理を行うことで、両弁体15,18が互いに後退移動して弁が開き、プラグ本体12とソケット本体13とが連通するとともに、ワンプッシュ式のポンプ20が1回押されて所定量の香水が排出される。これにより、係る排出された香水がプラグ本体12内に移動し、貯留部材17内に充填される。また、ポンプ20は、ワンプッシュ式で内部に噴射用ガスなど充填されておらず、操作部を押す操作に伴い、所定量の内容物が流出し、そのまま押し続けたとしても内容物である香水が出続けることはない。また、プラグ本体12とソケット本体13とを離反すると、コイルスプリング16によって、第1,第2弁体15,18は前進移動して貫通孔12b,13bを閉塞する。このとき、ポンプ20の操作部も元の位置に復帰するので、次にプラグ本体12とソケット本体13の先端同士を連結したことに伴い、ポンプ20の操作部が所定方向に移動し、所定量の香水か流出される。よって、プラグ本体12とソケット本体13とを着脱する都度、タンク20から香水が1回分ずつ搬出され、しかも、そのための特別に処理か不要となるので好ましい。
また、ソケット本体13の側面には、香水注入口13cが設けられている。また、香水が外部に排出されるための通気口を構成する小貫通孔12cは、複数(本例では3個)を軸方向に並べて配置している。そして、その小貫通孔12cの形成位置におけるプラグ本体12の側面外周囲には、その小貫通孔12cを閉塞可能な可動式蓋22が設けられている。この可動式蓋22は、軸方向に移動可能となっており、全ての小貫通孔12cを閉塞して貯留部材17内から揮発する香水を留め具11の外に発散するのを抑止するようにしたり、外部に開口する小貫通孔12cの数を調整して発散量を調整可能としたりできる。係る機構は、上述した実施形態にも適用できる。
なお、その他の構成並びに作用効果は上述した実施形態と同様であるので、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4は、さらに別の実施形態を示している。本実施形態では、上述した2つの実施形態と相違し、一方(ここでは、プラグ本体12)にタンク20と貯留部材17を設けている。そして、プラグ本体12とソケット本体13のセンタ同士を連結したことに伴い第2弁体18が後退移動すると、タンク20の操作部が移動し内部の香水が排出されて隣接する貯留部材17内に移され、その後、その貯留部材17から一定期間香水が発散する。また、ソケット本体13の先端面13aの中央には、突部13dを設けており、その突部13dにて、第2弁体18を押圧するようにしている。
係る構成をとると、プラグ本体12とソケット本体13とを連結する処理を行うことで、第2弁体18が後退移動し、ワンプッシュ式のポンプ20が1回押されて所定量の香水が排出される。これにより、係る排出された香水がプラグ本体12内で移動し、貯留部材17内に充填される。よって、その後は、一定期間、貯留部材17から気化した香水が放出され、小孔部13cから周囲に発散する。
また、ポンプ20は、ワンプッシュ式で内部に噴射用ガスなど充填されておらず、操作部を押す操作に伴い、所定量の内容物が流出し、そのまま押し続けたとしても内容物である香水が出続けることはない。また、プラグ本体12とソケット本体13とを離反すると、コイルスプリング16によって、第2弁体18は前進移動して貫通孔12bを閉塞する。このとき、ポンプ20の操作部も元の位置に復帰するので、次にプラグ本体12とソケット本体13の先端同士を連結したことに伴い、ポンプ20の操作部が所定方向に移動し、所定量の香水が流出される。よって、プラグ本体12とソケット本体13とを着脱する都度、タンク20から香水が1回分ずつ搬出され、しかも、そのための特別に処理か不要となるので好ましい。
また、本実施形態では、第2弁体18の移動に伴いポンプ20の操作部が移動して香水が排出されるようにしたが、必ずしも弁機構にする必要はない。さらに本実施形態では、タンク20および貯留部材17をプラグ本体12側に設けたが、本発明ではこれに限ることはなく、ソケット本体13側に設けてもよい。なお、その他の構成並びに作用効果は上述した実施形態と同様であるので、対応する部材に同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
また、上記の実施形態では、いずれもプラグ本体12並びにソケット本体13は、紐状部の両端にそれぞれ固定的に取り付けているが、本発明はこれに限ることはなく、取り外し可能としてもよい。そのようにすると、その日の体調・気分により異なる香水の留め具を取り付けることで、最適な香水を利用できる。また、逆に使用する香水は同じにしつつ、紐状部を交換することで装飾・機能を変えることができる。
さらにまた、本発明のアクセサリーとしては、ネックレスに限ることはなく、ブレスレッド等でもよく、留め具で着脱する紐状部を備えていれば各種のものに利用できる。

Claims (7)

  1. 着脱可能なプラグ本体と、ソケット本体とを備え、
    それらプラグ本体とソケット本体の一端は、アクセサリーを構成する紐状部に連携する部位となり、
    前記プラグ本体と前記ソケット本体の少なくとも一方には、香水用タンクを備え、
    その香水用タンクは、その香水用タンクの操作部の押し込みに伴い一定量の香水が流出するワンプッシュ式とし、
    その流出した香水が留め具の周囲に発散するように構成したことを特徴とするアクセサリー用留め具。
  2. 前記プラグ本体と前記ソケット本体とを連結することで、前記香水用タンクの操作部の押し込みが行われるように構成したことを特徴とすることを請求項1に記載のアクセサリー用留め具。
  3. 前記プラグ本体と前記ソケット本体の少なくとも一方に、香水用タンクから流出した香水を一時的に貯留する貯留部材を備え、
    前記留め具の周囲に発散する香水は、その貯留部材に貯留された香水に基づくものであることを特徴とする請求項1または2に記載のアクセサリー用留め具。
  4. 前記香水用タンクと前記貯留部材とは、前記前記プラグ本体と前記ソケット本体に別々に配置され、
    前記プラグ本体と前記ソケット本体の接合する先端面には、それぞれ弁機構を設け、接合することで弁が開いて前記プラグ本体と前記ソケット本体の空間がつながり、前記香水用タンクから出た香水が前記貯留部材に至るようにしたことを特徴とする請求項3に記載のアクセサリー用留め具。
  5. 前記プラグ本体と前記ソケット本体のうち、前記香水用タンクを備えた側の弁機構を構成する弁体が、内部に押し込まれることで、前記香水用タンクの操作部の押し込みが行われるように構成したことを特徴とする請求項4に記載のアクセサリー用留め具。
  6. 前記プラグ本体とソケット本体の一端に設けられる紐状部に連携する部位は、その芋上部に対して着脱自在にしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のアクセサリー用留め具。
  7. 紐状部と、
    その紐状部の両端に接続される、請求項1〜6のいずれかに記載の留め具を構成する前記プラグ本体と前記ソケット本体と、
    を備えたことを特徴とするアクセサリー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015173864A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 有限会社サンテック 携帯型芳香器具
JP2020014889A (ja) * 2019-10-02 2020-01-30 株式会社大木工藝 装身具

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