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JP2011094890A - ダクト型空気調和機 - Google Patents

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壮彦 中本
Masaki Suzuki
雅紀 鈴木
Hirotaka Sawada
大貴 澤田
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Abstract

【課題】 送風ファン台数の異なる多様な機種が展開されても、仕切板ブロックの組み合わせで対応することができ、これによりコスト低減を図ることのできるダクト型空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】 仕切板3はプレス板金からなり、ファンモータブロック12と、第一仕切板ブロック13と、第二仕切板ブロック14と、第三仕切板ブロック15とからなる複数のブロックにより構成され、これらの間に、フランジ部16を備えた送風ファンユニット8が配置されるようになっている。送風ファンの台数が異なる機種においては、フランジ部16及び第一仕切板ブロック13から第三仕切板ブロック15までの組み合わせを変えて対応する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダクト型空気調和機に関わり、より詳細には、仕切板の構成に関する。
建屋の天井空間内に設置され、室内熱交換器およびファンを収容して構成された本体に、吹出ダクトを接続したダクト型空気調和機が知られている。ダクト型空気調和機にはパネル仕様型とダクト仕様型とがあり、例えば図6で示す空気調和機30はダクト仕様型であり、建屋の天井面50に取付けられた複数の吊ボルト32に固定された本体31と、室内の天井面51に、吸込口34となる一端を開口し、他端を本体31に接続した吸込ダクト35と、一端を本体31に接続し、吹出口36となる他端を室内の天井面51に開口した吹出ダクト37とから構成され、本体31には、制御基板等を収納した電装品箱33が付設されている。
本体31は、互いに対向配置されて四角枠形状に設けられた側板と、底板とからなる上面が開放された箱体と、同箱体の開放された上面を覆う天板とからなり、これら側板と天板の内側あるいは外側表面には結露を防止する断熱材が貼着されている。本体31内は、後述する仕切板40により送風機室と、熱交換器室とに区画されており、吸込ダクト35側には、複数の送風ファンと、同送風ファンを駆動する仕切板に固定されたファンモータとが収納された送風機室が形成され、吹出ダクト37側には、熱交換器と、同熱交換器から滴下する凝縮水を貯留するドレンパンとを収納した熱交換器室とが形成されている。
吸込口34から吸込まれた空気は吸込ダクト35を介して本体31内の送風機室に吸引され、送風ファンにより、熱交換器室に送出され、熱交換器を通過して冷媒と熱交換される。熱交換された空気は、吹出ダクト37を介して吹出口36から室内に送出されるようになっている。
ダクト型空気調和機は、送風能力あるいは冷暖房能力の相違により筐体のサイズが同等でも送風機室に収納する送風ファンの台数を異ならせる場合がある。あるいは上記した電装品箱を筐体内に内蔵させるような場合、送風ファンの位置を移動させる場合もある。
上記したように送風ファンの台数を異ならせる場合、仕切板には送風ファンのケーシングに設けられた送出口が挿通する開口部を設ける必要がある関係上、送風ファンの台数が異なると仕切板に設けられる開口部の個数も異ならせる必要がある。このため、送風ファンの台数が異なる場合、例えば、図6(B)、図6(C)及び図6(D)に示すように、送風ファンの台数に併せて複数種類の仕切板を作成する必要が生じていた。図6(B)で示す仕切板40は、送風ファンが2台の場合に適用され、中央部に複数の螺子孔を穿設したファンモータ取付部40bが設けられ、同ファンモータ取付部40bの左右に1個づつ、送風ファンケーシングの送出口が挿通する開口部40aが設けられている。
送風ファンの台数が3台の場合には、図6(C)に示すように、ファンモータ取付部41bを挟んで、一方に送風ファンケーシングの送出口が挿通する開口部41aが1個、開口され、他方に開口部41aが2個、開口されている。また、送風ファンの台数が4台の場合には図6(D)に示すように、ファンモータ取付部42bを挟んで、左右に2個づつの開口部42aが設けられるようになっている。
しかしながら、仕切板40、仕切板41及び仕切板42のように、送風ファンの台数に合わせて仕切板を複数種類、作成することは、大型のプレス金型もそれに合わせて複数台、必要となりコスト上昇を招くとともに、形状が大きい仕切板を保管する保管スペースも広く必要となり、また、多種類の仕切板を保管する保管作業の煩雑化を招いていた。これらに対処するため、送風ファン台数の異なる多機種が展開されてもコスト上昇を招かず、保管が容易に行える方策が望まれていた。
特開2000−274728号(4頁、図5)
本発明は、上記問題点に鑑み、送風ファン台数の異なる機種が展開されても、フランジ部を備えた送風ファンユニットと、ファンモータブロックと、複数の仕切板ブロックとを適宜、組み合わせることにより送風ファンの台数にあわせて、その都度、仕切板を形成することができ、これにより送風ファンの台数に応じて夫々異なる仕切板を製作することと、大型のプレス金型が不要となりコスト低減が図れるとともに、仕切板の保管スペース及び保管作業の煩雑さを低減できるようになっている。
本発明は、吸込口と吹出口とを備えた筐体内を仕切板により、送風ファンを収納した送風機室と、熱交換器を収納した熱交換器室とに区画し、前記仕切板に、前記送風ファンを駆動するファンモータを固定するとともに、前記送風ファンを固定してなるダクト型空気調和機において、前記仕切板が、前記ファンモータを固定するファンモータブロックと、前記送風ファンと同送風ファンを固定したフランジ部とからなる送風ファンユニットの前記フランジ部と、複数の仕切板ブロックとから構成されるようになっている。
また、前記複数の仕切板ブロックが、夫々、形状と横幅の異なる仕切板ブロックから構成されるようになっている。
また、前記送風ファンの台数に応じて、前記フランジ部と前記ファンモータブロックと前記複数の仕切板ブロックの組み合わせを適宜変更することにより、前記仕切板を構成するようになっている。
請求項1の発明によれば、前記ファンモータを固定するファンモータブロックと、前記送風ファンと同送風ファンを固定したフランジ部とからなる送風ファンユニットの前記フランジ部と、複数の仕切板ブロックとから、ダクト型空気調和機本体内の送風機室と熱交換器室とを区画する仕切板が仕様に応じて構成できるようになっている。
請求項2記載の発明によれば、形状と横幅の異なる複数の仕切板ブロックを用いることにより、送風ファンの台数に応じて、仕切板の幅寸法を変更することなく対応できるようになっている。
請求項3記載の発明によれば、送風ファンの台数及び多様な仕様に応じて、仕切板を自在に構成することができるようになっている。
本発明によるダクト型空気調和機の分解斜視図と断面図である。 仕切板に3台の送風ファンを固定した状態を示す斜視図である。仕切板を示す斜視図である。 送風ファンユニットを示す斜視図である。 仕切板ブロックを示す斜視図である。 (A)送風ファンの台数が4台の場合の仕切板の構成を示す斜視図である。 (B)送風ファンの台数が2台の場合の仕切板の構成を示す斜視図である。 (A)は従来のダクト型空気調和機を示す説明図である。 (B)〜(D)は、従来の仕切板の形状を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
本発明によるダクト型空気調和機は、図1(A)の斜視図で示すように、底板と、同底板の四側周囲に備えられた側板及び吹出ダクトが接続される前面板1aとからなる上面が開放された箱体1と、同箱体1の開放された上面を覆う天板2とで筐体を構成しており、同筐体の側板及び天板の内側もしくは外側表面には、これら側板及び天板の表面に結露が発生することを防止する断熱材が貼着されている。上面が開放された箱体1の側板には、図示しない複数の吊金具が設けられ、この吊金具が、建屋の天井から垂下された吊りボルトに固定されて、建屋の天井と室内の天井面との間に吊り下げられるようになっている。
上面が開放された箱体1と天板2とからなる筐体内は、図1(B)の断面図で示すように、仕切板3により送風機室4と熱交換器室5とに区画されている。送風機室4側の筐体の一側には、網目状のグリルを備えた吸込口6が形成されており、同吸込口6には、図示しない吸込ダクトが接続されるようになっている。また、送風機室4には、図1(A)に示すように、3台の送風ファンユニット8が設けられており、これら送風ファンユニット8の中央に、両側に回転軸を突出させたファンモータ9が固定されている。ファンモータ9の回転軸は、後述する送風ファン81のケーシング8a内に収納された回転ブレード8cに接続されており、これを回転駆動するようになっている。また、送風ファン81の吹出ダクト8dは、仕切板3を構成する、後述するフランジ部16に開口された開口部から熱交換器室5に突出して設けられている。尚、送風ファン81はシロッコファンであり、ケーシング8aの両側面に吸入口8bを備え、筐体の吸込口6から流入してきた空気を同ケーシング8aの吸入口から吸入し、回転ブレード8cによりケーシング8a先端部の吹出ダクト8dから熱交換器室5に送出するようになっている。
尚、筐体の吸込口6には、上記したように、図示しない吸込ダクトが接続される場合と、接続されない場合があり、必要に応じて使い分けられるようになっている。
熱交換器室5側の筐体の他側には前面板1aが備えられ、同前面板1aには、図示しない吹出ダクトが接続される吹出ダクト接続口7が形成されている。同吹出ダクト接続口7に吹出ダクトの一端が接続され、他端は室内天井の開口部に接続されるようになっている。
熱交換器室5には、吹出ダクト接続口7から仕切板3に向かい、下方に傾斜した室内熱交換器10が設けられている。同室内熱交換器10は、並列した多数のフィンと、同フィンに直交するように蛇行状に配設された伝熱管とからなり、同伝熱管は配管を介して図示しない室外機に接続されるようになっている。また、熱交換器室5の底面には、室内熱交換器10の表面で凝縮した凝縮水を受ける露受皿11が設けられている。ダクト型空気調和機が縦置き設置される際、同露受皿11の仕切板3側に形成された立ち上がり部11aが凝縮水の受け部となっており、これにより、ダクト型空気調和機は、熱交換器室5を上部にした縦置型空気調和機としても使用できるようになっている。尚、露受皿11に貯留された凝縮水は、図示しない排水菅により、外部に排出されるようになっている。
筐体の吸込口6から吸込まれた空気は、送風機室4の送風ファン81により熱交換器室5に送出され、室内熱交換器10で冷媒と熱交換された後、吹出ダクト接続口7に接続された図示しない吹出ダクトを介して室内に吹出され、室内の冷暖房を行うようになっている。
次に、送風ファンを3台とした場合の仕切板3の構成について説明する。図2に示すように、仕切板3は、一端に後述する第一仕切板ブロック13を配置させ、同第一仕切板ブロック13の一側に、送風ファン81と、同送風ファン81を固定した後述するフランジ部16からなる送風ファンユニット8のフランジ部16の一側を、後述する第一仕切板ブロック13の連結部13e及びフランジ部16の連結部16aにより連結させている。更に同フランジ部16の他側に、ファンモータ9の台座9aを固定した後述するファンモータブロック12の一側を、連結部16a及び後述するファンモータブロック12の連結部12fにより連結しており、同ファンモータブロック12の他側に、更に、送風ファンユニット8のフランジ部16の一側を、連結部12f及び連結部16aにより連結している。同フランジ部16の他側は後述する第二ブロック14の一側に、連結部16a及び後述する第二仕切板ブロック14の連結部14eにより連結され、同第二仕切板ブロック14の他側に、送風ファンユニット8のフランジ部16の一側を、連結部14e及び連結部16aにより連結している。仕切板3の他端となるフランジ部16の他側には、後述する第三仕切板ブロック15が、連結部16a及び後述する連結部15eにより連結されている。このように、送風ファンが3台の場合、仕切板3は、第一仕切板ブロック13と、送風ファンユニット8のフランジ部16と、ファンモータ9の台座9aを固定したファンモータブロック12と、送風ファンユニット8のフランジ部16と、第二仕切板ブロック14と、送風ファンユニット8のフランジ部16と、第三仕切板ブロック15とを一端から順次、夫々の連結部により連結して構成されるようになっている。そして、このように構成された仕切板3に対し、ファンモータ9がファンモータブロック12に固定されるようになっている。
上記したように、送風ファンが3台の場合、ファンモータ81のフランジ部16と、ファンモータブロック12と、第一仕切板ブロック13と、第二仕切板ブロック14と、第三仕切板ブロック15からなる夫々、横幅の夫々異なる各種の仕切板ブロックを組み合わせて仕切板3を構成することができるようになっている。
送風ファンユニット8の送風ファン81は、図3に示すように、シロッコファンから構成され、ケーシング8aの両側面に吸入口8bを備え、筐体の吸込口6から流入してきた空気をケーシング8aの吸入口8bから吸入し、回転する回転ブレード8cによりケーシング先端部の吹出ダクト8dから熱交換器室5に空気を送出するようになっている。吹出ダクト8dは、仕切板3の一部を構成する平板状のフランジ部16に開口された開口部16cに嵌め込まれるようになっており、同フランジ部16の両端部は、各種の仕切板ブロックと連結するための連結部16aとなっており、同連結部16aには螺子が挿通する複数の切欠き16bが設けられている。夫々の送風ファンユニット8は、連結部16aの切欠き16bに螺子を挿通させ、後述する第一仕切板ブロック13、第二仕切板ブロック14及び第三仕切板ブロック15の両側辺に設けられた連結部の螺子孔に螺子を螺着させて固定されるようになっている。
次に、ファンモータブロック12と、各種の仕切板ブロックとなる第一仕切板ブロック13、第二仕切板ブロック14及び第三仕切板ブロック15について説明する。ファンモータブロック12は送風ファンの台数にかかわらず、常時、使用されるが、第一仕切板ブロック13、第二仕切板ブロック14及び第三仕切板ブロック15は送風ファンの台数に応じて、後述するように各種組み合わせて適宜使用されるようになっている。
送風ファンの台数が異なっても常時使用されるファンモータブロック12は、図4に示すように、基部12aの周囲にファンモータ9の台座を螺子止するための複数の螺子孔12eを穿設するとともに、中央部に、縦状の3本の絞り凹部と、これらを連結するような横状の2本の絞り凹部とからなるビード12dを形成しており、同ビード12dにより重量のあるファンモータ9が固定されても、ファンモータブロック12に掛かる応力への強度を向上させるようになっている。また、基部12aの下辺には箱体1の底面に螺子止される下部フランジ12bと、上辺に折曲して形成され、天板2に螺子止される上部フランジ12cとを備えるとともに、両端部には、複数の螺子孔を穿設した点線で示す連結部12fを備えている。
第一仕切板ブロック13は、図4に示すように、絞り凹部によるビード13dを形成した基部13aと、同基部13aの下辺から側辺にかけて折曲して形成され、箱体1の底面と側面とに螺子止される下部フランジ13bと、上辺に折曲して形成され、天板2に螺子止される上部フランジ13cとを備えるとともに、一側に複数の螺子孔を穿設した点線で示す連結部13eを備えている。
第二仕切板ブロック14は、基部14aの中央部に、絞り凹部によるビード14dを形成し、下辺に箱体1の底面に螺子止される下部フランジ14bと、上辺に折曲して形成され、天板2に螺子止される上部フランジ14cとを備えるとともに、両端部には、複数の螺子孔を穿設した点線で示す連結部14eを備えている。
また、第三仕切板ブロック15は、第一仕切板ブロック13と同様に、絞り凹部によるビード15dを形成した基部15aと、同基部15aの下辺から側辺にかけて折曲して形成され、箱体1の底面と側面とに螺子止される下部フランジ15bと、上辺に折曲して形成され、天板2に螺子止される上部フランジ15cとを備えるとともに、一側には、複数の螺子孔を穿設した点線で示す連結部15eを備えている。
上記した第一仕切板ブロック13、第二仕切板ブロック14及び第三仕切板ブロック15は夫々、横幅寸法が異なるように形成されている。
次に、送風ファン台数が4台の場合と2台の場合についての、上記したフランジ部、ファンモータブロック及び仕切板ブロックの組み合わせによる仕切板3の構成について夫々説明する。
送風量と熱交換量とを増加させたい場合は、送風ファンが4台用いられる。図5(A)に示すように、送風ファンが4台の場合は小型でやや横幅の狭い送風ファン20が用いられ、また、同送風ファン20は、これに形状を適合させた平板状のフランジ部17に固定されている。仕切板3は、中央部に、台座9aを固定したファンモータブロック12を位置させ、その両側に連結部12fにより、送風ファン20を固定したフランジ部17の図示しない連結部とを連結させている、左右の同フランジ部17は第二仕切板ブロック14に設けられた連結部14eにより左右一対の同第二仕切板ブロック14に連結され、同第二仕切板ブロック14は続いて、送風ファン20を固定した左右一対のフランジ部17に連結されるようになっている。また、同フランジ部17の両側には、連結部15eにより上記した第三仕切板ブロック15が連結されて、仕切板3が構成されるようになっている。このように構成された仕切板3に対し、ファンモータ9がファンモータブロック12に固定されるようになっている。
送風ファン台数が2台の場合は、図5(B)に示すように、大型で幅の広い送風ファン21が用いられ、また、同送風ファン21は、これに形状を適合させた平板状のフランジ部18に固定されている。大型で幅の広い送風ファン21は、ファンケーシングに収納される回転ブレードの径を小さくする一方、ファンケーシングの横幅寸法を延ばすことで、送風能力を保ちながら、騒音を低減できるようになっている。仕切板3は、中央部に、台座9aを固定したファンモータブロック12を位置させ、その両側に、連結部12fにより、フランジ部18の図示しない連結部が連結されるようになっている。更に、フランジ部18の両側に、連結部12eにより第一ブロック13が連結されて仕切板3が構成されるようになっている。送風ファン台数が2台の場合は、上記した第二仕切板ブロック14及び第三仕切板ブロック15は未使用となる。このように構成された仕切板3に対し、ファンモータ9がファンモータブロック12に固定されるようになっている。尚、送風ファンが2台、3台あるいは4台に場合であっても、これに適用される仕切板3の横幅寸法は同等となっている。
次に、効果について説明する。上記したように、形状、能力の異なる送風ファンを2台、3台あるいは4台組み込んで仕切板3を構成する際には、ファンモータ9を固定するファンモータブロック12と、第一仕切板ブロック13、第二仕切板ブロック14及び第三仕切板ブロック15と、送風ファンユニットのフランジ部とを適宜、組み合わせを変えて連結することにより、送風ファンの台数に対応して、仕切板3を適宜、構成することができるようになっている。通常、送風ファンが2台の場合、3台の場合及び4台の場合に対応するためには、『従来の技術』で説明したように、送風ファンが2台固定できる仕切板40と、送風ファンが3台固定できる仕切板41と、送風ファンが4台固定できる仕切板42というように複数の種類の仕切板を製作する必要があり、これに伴って夫々の仕切板を形成する大型のプレス金型も複数必要となり金型費用が嵩んでしまう。また、これら複数の仕切板40、仕切板41、仕切板42のような大型の仕切板を保管するには広い保管スペースが必要であり、その保管作業も煩雑となってしまう。しかしながら、ファンモータブロック12、第一仕切板ブロック13、第二仕切板ブロック14、第三仕切板ブロック15及び送風ファンユニットのフランジ部16〜18のような小型の構成部品を適宜、組み合わせて仕切板3を構成することにより、これらは夫々小型のプレス金型で製作することができ、金型費用が低減できるとともに、保管スペースが小さくても対応できるようになっている。また、夫々の仕切板ブロックを保管するだけで送風ファン台数の異なる各種の仕切板に対応でき保管作業も容易となっている。
1 箱体
2 天板
3 仕切板
4 送風機室
5 熱交換器室
6 吸込口
7 吹出ダクト接続口
8 送風ファンユニット
81 送風ファン
8a ケーシング
8b 回転ブレード
8c 送出口
9 ファンモータ
10 室内熱交換器
11 露受皿
12 ファンモータブロック
12a 基部
12b 下部フランジ
12c 上部フランジ
12d ビード
12e 連結部
13 第一仕切板ブロック
13a 基部
13b 下部フランジ
13c 上部フランジ
13d ビード
13e 螺子孔
13f 連結部
14 第二仕切板ブロック
14a 基部
14b 下部フランジ
14c 上部フランジ
14d ビード
14e 連結部
15 第三仕切板ブロック
15a 基部
15b 下部フランジ
15c 上部フランジ
15d ビード
15e 連結部
16 フランジ部
16a 連結部
16b 切欠き
17、18 フランジ部
20、21 送風ファン

Claims (3)

  1. 吸込口と吹出口とを備えた筐体内を仕切板により、送風ファンを収納した送風機室と、熱交換器を収納した熱交換器室とに区画し、前記仕切板に、前記送風ファンを駆動するファンモータを固定するとともに、前記送風ファンを固定してなるダクト型空気調和機において、
    前記仕切板が、前記ファンモータを固定するファンモータブロックと、前記送風ファンと同送風ファンを固定したフランジ部とからなる送風ファンユニットの前記フランジ部と、複数の仕切板ブロックとから構成されることを特徴とするダクト型空気調和機。
  2. 前記複数の仕切板ブロックが、夫々、形状と横幅の異なる仕切板ブロックからなることを特徴とする請求項1記載のダクト型空気調和機。
  3. 前記送風ファンの台数に応じて、前記フランジ部と前記ファンモータブロックと前記複数の仕切板ブロックの組み合わせを適宜変更することにより、前記仕切板を構成することを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のダクト型空気調和機。
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