JP2011092324A - 移乗支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被介護者の負担が小さい移乗支援装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る移乗支援装置100は、移動可能な台車11と、台車11に対して傾動自在に取り付けられたアーム部12と、アーム部12の他端部に設けられ、被介護者の上半身を保持する身体保持具13と、を備える。移乗支援装置100は、台車11に設けられ、台車11の前後方向及び上下方向に移動可能な着座部16を備える。ここで、着座部16を前後方向に移動させる第1駆動部14と、着座部16を上下方向に移動させる第2駆動部15と、を備えること、が好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る移乗支援装置100は、移動可能な台車11と、台車11に対して傾動自在に取り付けられたアーム部12と、アーム部12の他端部に設けられ、被介護者の上半身を保持する身体保持具13と、を備える。移乗支援装置100は、台車11に設けられ、台車11の前後方向及び上下方向に移動可能な着座部16を備える。ここで、着座部16を前後方向に移動させる第1駆動部14と、着座部16を上下方向に移動させる第2駆動部15と、を備えること、が好ましい。
【選択図】図1
Description
本発明は、自立歩行が困難な人がベッドから車椅子へ、また便座からベッドへ乗り移るような動作を行う場合に、これらの乗り移りの動作を支援する移乗支援装置に関する。
自立歩行が困難な被介護者にとって、ベッドから車椅子への移乗といった乗り移りの動作を一人で自立して行うことは容易でない。そのため、通常は介護者の手助けが必要となるが、移乗の手助けは介護者にとって肉体的な負担が大きく、また、被介護者にとっても精神的な負担が大きい。そのため、近年、自立歩行が困難な人の移乗動作を支援する装置が多く開発されている(例えば特許文献1〜5)。
これらの移乗支援装置においては、被介護者は移乗支援装置の身体保持具に抱き付いた状態で吊り上げられ、移乗されることになる。ところが、身体保持具に抱き付くには、体力が必要である。また胸部や腹部を保持できない被介護者も存在する。
そこで、特許文献6には、水平方向に回転可能な水平可動板が台車に取り付けられ、当該水平可動板に着座部が取り付けられた移乗支援装置が開示されている。この着座部に被介護者が着座し、当該水平可動板を台車に対して回転させることで、被介護者を吊り上げることなく、被介護者を移乗させることができる。
ところで、特許文献7には、着座部が水平方向に移動可能な車椅子が開示されている。
ところで、特許文献7には、着座部が水平方向に移動可能な車椅子が開示されている。
特許文献6の移乗支援装置は、被介護者を吊り上げることなく、移乗させることができるが、被介護者を着座部まで良好に移乗させることができない。そのため、自力によって被介護者は、着座部とベッド等との間を移動しないといけないので、被介護者の負担が大きい。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、被介護者の負担が小さい移乗支援装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る移乗支援装置は、移動可能な台車と、前記台車に対して傾動自在に取り付けられたアーム部と、前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者の上半身を保持する身体保持具と、を備える移乗支援装置であって、前記台車に設けられ、前記台車の前後方向及び上下方向に移動可能な着座部を備える。これにより、アーム部、身体保持具の傾動動作と着座部の前後方向及び上下方向への動作を組み合わせて、被介護者を吊り上げることなく、被介護者をベッドや便座等から移乗支援装置に、又は移乗支援装置からベッドや便座等に移動させることができる。そのため、被介護者の負担を小さくすることができる。
前記着座部を前後方向に移動させる第1駆動部と、前記着座部を上下方向に移動させる第2駆動部と、を備えること、が好ましい。
前記着座部は、摩擦低減部を備えること、が好ましい。ここで、前記摩擦低減部は、回転ローラであること、が好ましい。これにより、簡単に被介護者を着座部又はベッドや便座等に着座させることができる。
前記回転ローラの回転を停止させる制動部を備えること、が好ましい。これにより、被介護者が着座部に着座した際に、回転ローラの不要な回転を抑制することができ、移乗動作中の安定性を向上させることができる。
前記身体保持具は、前記身体保持具に保持された前記被介護者を背後から支持する支持部を備えること、が好ましい。
以上、説明したように、本発明によると、被介護者の負担が小さい移乗支援装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<第1実施形態>
本発明に係る第1実施形態の移乗支援装置を説明する。
移乗支援装置100は、図1及び図2に示すように、台車11、アーム部12、身体保持具13、第1駆動部14、第2駆動部15、着座部16、第3駆動部17、第4駆動部18、第5駆動部19、制御部20を備える。
本発明に係る第1実施形態の移乗支援装置を説明する。
移乗支援装置100は、図1及び図2に示すように、台車11、アーム部12、身体保持具13、第1駆動部14、第2駆動部15、着座部16、第3駆動部17、第4駆動部18、第5駆動部19、制御部20を備える。
台車11における前方側又は後方側の一方に、アーム部12の下端部が回転可能に連結されている。台車11における前方側又は後方側の他方に、第1の駆動部14が当該台車11の前後方向に移動可能に設けられている。台車11は、略水平な床面上を移動可能とするための車輪を複数備えている。これらの車輪は、回転自由な状態と、固定した状態とを切り替えることが可能である。被介護者が移乗動作を行う場合に、これらの車輪を固定した状態として、被介護者が移乗動作を行う際に移乗支援装置100を安定させることができる。ちなみに、台車11は、アーム部12の下端部近傍に被介護者の足を載置するステップ21を備えていることが好ましい。
アーム部12は、第1傾動部121、第2傾動部122を備える。第1傾動部121の下端部は、台車11に回転可能に連結されている。第1傾動部121と台車11との連結部に第3駆動部17が配置されている。第1傾動部121は、第3駆動部17の回転駆動力によって、台車11の前後方向に傾動する。
第1傾動部121の上端部は、第2傾動部122の下端部に回転可能に連結されている。第1傾動部121と第2傾動部122との連結部に第4駆動部18が配置されている。第2傾動部122は、第4駆動部18の回転駆動力によって、台車11の前後方向に傾動する。
第2傾動部122の上端部は、身体保持具13に回転可能に連結されている。第2傾動部122と身体保持具13との連結部に第5駆動部19が配置されている。身体保持具13は、第5駆動部19の回転駆動力によって、台車11の前後方向に傾動する。
ちなみに、第3乃至第5駆動部17乃至19は、図示を省略した操作レバー等からの制御情報に基づいて制御される。
ちなみに、第3乃至第5駆動部17乃至19は、図示を省略した操作レバー等からの制御情報に基づいて制御される。
身体保持具13は、被介護者の上半身を保持することができる大きさ、形状とされている。すなわち、身体保持具13は、被介護者がその上半身を接触させ、両腕部で抱えた状態で保持できる程度の大きさ、形状の弾力部材である。ちなみに、図示例のように、身体保持具13は、当該身体保持具13を保持する被介護者を後方から支持するためのサポータ(支持部)22を備えていることが好ましい。サポータ22は、例えば被介護者の背中に渡されるベルト部材である。サポータ22の一端部は、身体保持具13の一側部に連結されている。サポータ22の他端部は、身体保持具13の他側部に着脱可能に連結されている。
第1駆動部14は、図3に示すように、着座部16を台車11の前後方向に移動させる。すなわち、第1駆動部14は、図4及び図5に示すように、例えばアクチュエータ141、ボールネジ142、ガイド143を備える。アクチュエータ141は、台車11に設けられている。アクチュエータ141の回転駆動力は、ボールネジ142に伝達される。ボールネジ142は、台車11の前後方向に延在するように、当該台車11に設けられている。ボールネジ142の一端部は、アクチュエータ141からの回転駆動力が伝達されるように、当該アクチュエータ141に連結されている。ボールネジ142の他端部は、当該回転駆動力が第2駆動部15に伝達されるように、当該第2駆動部15の下端部に連結されている。ガイド143は、第2駆動部15における台車11の前後方向への移動を規定する。すなわち、ガイド143は、スライドガイド1431、スライダー1432を備える。スライドガイド1431は、台車11の前後方向に延在するレールを備える。レールは、台車11の左右方向に間隔を開けて当該台車11に設けられている。スライダー1432は、当該レールに沿って移動する。すなわち、スライダー1432の一側部は、例えばレールに嵌合されるように、断面視がコの字形状とされている。スライダー1432の他側部は、第2駆動部15の下端部に連結されている。その結果、アクチュエータ141を回転駆動させると、ボールネジ142は台車11に反力をとって、第2駆動部15を台車11の前後方向に移動させる。このとき、アクチュエータ141は、図示を省略した操作レバー等からの制御情報に基づいて制御される。
第2駆動部15は、第1駆動部14に支持されている。すなわち、第2駆動部15の下端部は、第1駆動部14のスライダー1432に連結されている。第2駆動部15の上端部には、着座部16が設けられている。
第2駆動部15は、図3に示すように、着座部16を台車11の上下方向に移動させる。すなわち、第2駆動部15は、図3及び図5に示すように、例えばアクチュエータ151、伸縮部152、ボールネジ153を備える。アクチュエータ151は、伸縮部152に設けられている。伸縮部152は、第1支柱1521が第2支柱1522に嵌め込まれている。ボールネジ153は、伸縮部152内に台車11の上下方向に延在するように配置されている。ボールネジ153は、当該ボールネジ153の回転を阻害しないように第2支柱1522に支持されている。ボールネジ153の下端部は、アクチュエータ151からの回転駆動力が伝達されるように、当該アクチュエータ151に連結されている。ボールネジ153の上端部は、当該回転駆動力が第1支柱1521に伝達されるように、当該第1支柱1521の下端部に連結されている。その結果、アクチュエータ151を回転駆動させると、ボールネジ153は第2支柱1522に反力をとって、着座部16を上下方向に移動させる。このとき、アクチュエータ151は、図示を省略した操作レバー等からの制御情報に基づいて制御される。
要するに、着座部16は、第1駆動部14及び第2駆動部15によって、台車11の前後方向及び上下方向に移動可能である。すなわち、着座部16は、フレーム23を介して第2駆動部15の第1支柱1521の上端部に連結されている。着座部16は、摩擦を低減することができる部材から成り、例えば回転ローラ(以下、着座部16と同一の符号を付する。)から成る。
回転ローラ16は、台車11の前後方向に回転可能にフレーム23に連結されている。回転ローラ16は、被介護者が着座した際に負担を軽減できるように、表層部が弾性部材などから成る。回転ローラ16は、被介護者が良好に着座することができるように、台車11の左右方向に間隔を開けて配置されている。
フレーム23は、コの字形状に分岐しており、その根元部分が第2駆動部15における第1支柱1521の上端部に連結されている。フレーム23の分岐している部分の先端部は、軸受け等を介して回転ローラ16を回転可能に支持する。
制御部20は、演算処理装置や所定の記憶領域を含むECUなどのコンピュータから構成されており、前述の操作レバーを操作することにより得られた操作情報などに基づいて、アーム部12や身体保持具13の傾動速度、傾動方向、及び着座部16の移動速度、移動方向を実現するための制御情報を生成し、当該制御情報を第1乃至第5駆動部14、15、17、18、19に対して出力する。すなわち、制御部20は、図2に示すように、トルク決定部201、信号生成部202、出力部203を備える。
トルク決定部201は、操作レバーからの操作情報を受けて第1乃至第5駆動部14、15、17、18、19により出力させるトルクの大きさ及び方向を決定する。信号生成部202は、当該決定したトルクの大きさ及び方向に基づいて第1乃至第5駆動部14、15、17、18、19の出力トルクを制御する情報(制御情報)を生成する。出力部203は、当該生成した制御情報を第1乃至第5駆動部14、15、17、18、19に対して出力する。
このような移乗支援装置100を用いると、例えば図6(a)乃至(c)に示すように、ベッドから当該移乗支援装置100へ被介護者を移乗させることができる。
先ず、図6(a)に示すように、介護者は移乗支援装置100をベッドの脇に配置する。そして、介護者は、操作レバーを操作して第2駆動部15を制御し、着座部16をベッドと略等しい高さに配置する。そして、介護者は、操作レバーを操作してベッドに着座する被介護者の胸部近傍に身体保持具13を配置する。被介護者は、身体保持具13に抱き付くと共に、着座部16を挟んでアーム部12側に足を投げ出し、ステップ21に載置する。その状態で、介護者は、被介護者の背中にサポータ22を渡して、当該被介護者が身体保持具13に抱き付いた状態を維持させる。
先ず、図6(a)に示すように、介護者は移乗支援装置100をベッドの脇に配置する。そして、介護者は、操作レバーを操作して第2駆動部15を制御し、着座部16をベッドと略等しい高さに配置する。そして、介護者は、操作レバーを操作してベッドに着座する被介護者の胸部近傍に身体保持具13を配置する。被介護者は、身体保持具13に抱き付くと共に、着座部16を挟んでアーム部12側に足を投げ出し、ステップ21に載置する。その状態で、介護者は、被介護者の背中にサポータ22を渡して、当該被介護者が身体保持具13に抱き付いた状態を維持させる。
次に、図6(b)に示すように、介護者は、台車11をベッドから離れる方向に移動させつつ、操作レバーを操作して第1駆動部14を制御し、着座部16をベッド側に移動させる。それと共に、操作レバーを操作して第3乃至第5駆動部17乃至19を制御し、被介護者がサポータ22に凭れるようにアーム部12及び身体保持具13を移動させる。
次に、図6(c)に示すように、介護者は、操作レバーを操作して第3乃至第5駆動部17乃至19を制御し、被介護者を着座部16側に移動させ、被介護者を着座部16に着座させる。このとき、着座部16は回転ローラから成るため、簡単に被介護者を着座部16に着座させることができる。
また、このような移乗支援装置100を用いると、例えば図7(a)乃至(d)に示すように、当該移乗支援装置100からベッドへ被介護者を移乗させることができる。
先ず、図7(a)に示すように、操作者は操作レバーを操作して第2駆動部15を制御し、着座部16をベッドの高さより若干高い位置に配置する。
先ず、図7(a)に示すように、操作者は操作レバーを操作して第2駆動部15を制御し、着座部16をベッドの高さより若干高い位置に配置する。
次に、図7(b)に示すように、操作者は台車11をベッド側に移動させて、着座部16をベッド上に配置し、被介護者をベッド上に配置する。
次に、図7(c)に示すように、被介護者は操作レバーを操作して第1駆動部14を制御し、着座部16をベッドから離れる方向に移動させる。このとき、介護者は操作レバーを操作して第3乃至第5駆動部17乃至19を制御し、身体保持具13を若干下方に移動させることが好ましい。着座部16を被介護者の臀部とベッドとの間から引き抜くため、被介護者がベッド側に落ち込むことになるが、その際に被介護者の荷重がサポータ22を介して脇に伝達されたり、身体保持具13を介して胸部に伝達されたりすることを防ぐことができる。
次に、図7(c)に示すように、被介護者は操作レバーを操作して第1駆動部14を制御し、着座部16をベッドから離れる方向に移動させる。このとき、介護者は操作レバーを操作して第3乃至第5駆動部17乃至19を制御し、身体保持具13を若干下方に移動させることが好ましい。着座部16を被介護者の臀部とベッドとの間から引き抜くため、被介護者がベッド側に落ち込むことになるが、その際に被介護者の荷重がサポータ22を介して脇に伝達されたり、身体保持具13を介して胸部に伝達されたりすることを防ぐことができる。
次に、図7(d)に示しように、被介護者は操作レバーを操作して第2駆動部15を制御し、着座部16を下降させる。被介護者は、着座部16を挟んでアーム部12側に足を投げ出しているが、移乗支援装置100をベッドから離れる方向に移動させる際に、足を大きく上げなくても、着座部16を挟んでアーム部12と逆側に足を引き戻すことができる。そのため、被介護者の負担が小さい。
このように、移乗支援装置100は、アーム部12、身体保持具13の傾動動作と着座部16の前後方向及び上下方向への動作を組み合わせて、被介護者を吊り上げることなく、被介護者をベッドから移乗支援装置に、又は移乗支援装置からベッドに移動させることができる。そのため、被介護者の負担を小さくすることができる。
ちなみに、このような移乗支援装置100を用いて、上述したベッドから移乗支援装置100に移乗する工程と、移乗支援装置100からベッドに移乗させる工程とを組み合わせて、例えば図8(a)乃至(d)に示すように、当該移乗支援装置100から便座に、便座から移乗支援装置100に被介護者を移乗させることができる。
先ず、図8(a)乃至(c)に示すように、上述の被介護者を移乗支援装置100からベッドに移乗させる工程と略同様に、被介護者を移乗支援装置100から便座に移乗させる。その後、図8(d)に示すように、上述の被介護者をベッドから移乗支援装置100に移乗させる工程と略同様に、被介護者を便座から移乗支援装置100に移乗させる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第1実施形態の移乗支援装置100と略同様の構成とされているため、重複する説明は省略する。
本発明の第2実施形態を説明する。
本実施形態の移乗支援装置は、第1実施形態の移乗支援装置100と略同様の構成とされているため、重複する説明は省略する。
移乗支援装置は、図9に示すように、回転ローラ16の回転を停止させる制動部24を備える。制動部24は、電磁ブレーキ等から成る。但し、制動部24は、回転ローラ16の不要な回転を抑制することができる構成であれば良い。この制動部24は、例えば介護者が操作レバーを操作することで、制御可能な構成とされている。これにより、被介護者が着座部16に着座した際に、回転ローラ16の不要な回転を抑制することができ、移乗動作中の安定性を向上させることができる。
以上、本発明に係る移乗支援装置の実施形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。例えば、上記実施形態では、着座部を回転ローラで構成したが、この限りでない。すなわち、着座部は、ベッドや便座等と被介護者との間に介在した際に、良好に引き抜くことができる、摩擦低減部を備えていれば良い。
100 移乗支援装置
11 台車
12 アーム部、121 第1傾動部、122 第2傾動部
13 身体保持具
14 第1駆動部
15 第2駆動部
16 着座部(回転ローラ)
17 第3駆動部
18 第4駆動部
19 第5駆動部
20 制御部、201 トルク決定部、202 信号生成部、203 出力部
21 ステップ
22 サポータ(支持部)
23 フレーム
24 制動部
141 アクチュエータ
142 ボールネジ
143 ガイド、1431 スライドガイド、1432 スライダー
151 アクチュエータ
152 伸縮部、1521 第1支柱、1522 第2支柱
153 ボールネジ
11 台車
12 アーム部、121 第1傾動部、122 第2傾動部
13 身体保持具
14 第1駆動部
15 第2駆動部
16 着座部(回転ローラ)
17 第3駆動部
18 第4駆動部
19 第5駆動部
20 制御部、201 トルク決定部、202 信号生成部、203 出力部
21 ステップ
22 サポータ(支持部)
23 フレーム
24 制動部
141 アクチュエータ
142 ボールネジ
143 ガイド、1431 スライドガイド、1432 スライダー
151 アクチュエータ
152 伸縮部、1521 第1支柱、1522 第2支柱
153 ボールネジ
Claims (6)
- 移動可能な台車と、
前記台車に対して傾動自在に取り付けられたアーム部と、
前記アーム部の他端部に設けられ、被介護者の上半身を保持する身体保持具と、
を備える移乗支援装置であって、
前記台車に設けられ、前記台車の前後方向及び上下方向に移動可能な着座部を備える移乗支援装置。 - 前記着座部を前後方向に移動させる第1駆動部と、
前記着座部を上下方向に移動させる第2駆動部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の移乗支援装置。 - 前記着座部は、摩擦低減部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の移乗支援装置。
- 前記摩擦低減部は、回転ローラであることを特徴とする請求項3に記載の移乗支援装置。
- 前記回転ローラの回転を停止させる制動部を備えることを特徴とする請求項4に記載の移乗支援装置。
- 前記身体保持具は、前記身体保持具に保持された前記被介護者を背後から支持する支持部を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の移乗支援装置。
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