JP2011088681A - 高所用台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高層保管棚の高所部分を走行させると好適な高所用台車をより安価にかつ簡素に構成する
【解決手段】 並列に配設される複数の高層保管棚2の間の高所部分に配設されるレールXと、高層保管棚2の端部付近に近接し、レールXに直交する方向に延出するレールYを設けて両レールX、Yの高さを僅かに異ならせ、このレールX、Yに沿って走行可能な高所用台車1を設ける。そしてこの台車1にレールX走行用の主車輪6と、レールY走行用の横行車輪7を設け、主車輪6は、手動で操作する車輪昇降ハンドル10により昇降自在にする。また手動で走行させるための走行用手動ハンドル8を設け、このハンドル8で主車輪6と横行車輪7の両方を駆動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 並列に配設される複数の高層保管棚2の間の高所部分に配設されるレールXと、高層保管棚2の端部付近に近接し、レールXに直交する方向に延出するレールYを設けて両レールX、Yの高さを僅かに異ならせ、このレールX、Yに沿って走行可能な高所用台車1を設ける。そしてこの台車1にレールX走行用の主車輪6と、レールY走行用の横行車輪7を設け、主車輪6は、手動で操作する車輪昇降ハンドル10により昇降自在にする。また手動で走行させるための走行用手動ハンドル8を設け、このハンドル8で主車輪6と横行車輪7の両方を駆動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば高層保管棚に物品を出し入れするような際に、高所部分を走行させる台車に関する。
従来、本発明者等は高層保管棚が多数並列されるような設備において、床面積を広げることなく、また保管棚への物品の出し入れを安全かつ効率的に行うための設備技術として、隣接する高層保管棚の対向面側の高所部分にお互いに対面状態で横梁を設け、この横梁を軌条として走行する走行体を設けて電動または手動で走行可能にすることにより、2階部分の床面積が拡がるのを防止するような技術を開示している。(例えば、特許文献1参照。)
ところが、上記技術の場合、例えば高層保管棚の並列数が多数存在するような場合に、隣接する高層保管棚の間にすべて走行体を配置しようとすると、設備費用がかかると同時に、走行体の駆動源をモータ等の電動にすると、一層設備費用が嵩むという問題があった。
そこで本発明は、高層保管棚の高所部分を走行させると好適な高所用台車をより安価にかつ簡素に構成することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、高層保管棚の高所部分を走行させるようにした高所用台車において、前記台車を、お互いに直交し且つ僅かに高さが異なって敷設される二方向のレールに沿って走行可能にするとともに、一方側の方向に走行するための車輪と、他方側の方向に走行するための車輪を別個に設け、一方側の方向に走行するための車輪を、手動操作によって昇降自在とし、前記二方向のレールが交差する箇所で、昇降自在な車輪を昇降させることによって、レールに係合する車輪を切り換え、走行方向を切り換えるようにした。
このように高層保管棚の高所部分を走行する台車を設けることにより、2階の設備や2階の床面積等がなくても棚に保管した物を出し入れすることができ、大幅な設備費用も不要となるが、この際、直交する二方向に走行できるようにすれば、例えば一方向側の走行路が平行に多数存在するようなときでも、これに直交する走行路を設けて交差させることにより、1台の移動台車ですべての走行路を走行できるようになり、設備費用がより安価となる。
また本発明では、前記台車を走行させるための駆動力を手動とした。
このように手動で走行するようにすれば、例えばモータ等の駆動源がなくても走行させることができ、より簡易で且つ安価である。
このように手動で走行するようにすれば、例えばモータ等の駆動源がなくても走行させることができ、より簡易で且つ安価である。
また本発明では、前記一方側の方向に走行駆動するための操作ハンドルと、これと直交する方向に走行駆動するための操作ハンドルを共通のハンドルとした。
このように走行用のハンドルを共通化することにより、操作が複雑化せず、楽に操作できるようになる。
このように走行用のハンドルを共通化することにより、操作が複雑化せず、楽に操作できるようになる。
なお、このような高層保管棚として、植栽物を保管する棚であるようにすれば、例えば屋外でなく、室内で野菜等を栽培する工場等に適用できて好適である。
高層保管棚の高所部分を走行させる台車を、直交する二方向に走行できるようにし、一方側の方向に走行するための車輪を、手動操作によって昇降自在とすることで、レールに係合する車輪を切り換えて走行方向を切り換えるようにすれば、例えば一方向側の走行レールが平行に多数存在するようなときでも、これに直交する走行レールを設けて交差させることにより、1台の台車ですべての走行路を走行できるようになり、設備費用が安価となる。また、直交する二方向に走行するための操作ハンドルを共通化することによって、操作が簡単となり、このような高層保管棚を植栽物保管用とすれば好適である。
本発明に係る高所用台車の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
本発明に係る高所用台車は、高層保管棚の高所部分を走行することにより、床面積を広げることなく、また保管棚への保管物の出し入れを効率的且つ安全に行うことができるようにされ、手動操作にて直交二方向に走行自在にされている。
本発明に係る高所用台車は、高層保管棚の高所部分を走行することにより、床面積を広げることなく、また保管棚への保管物の出し入れを効率的且つ安全に行うことができるようにされ、手動操作にて直交二方向に走行自在にされている。
すなわち、図1、図2に示すように、本高所用台車1は、複数の高層保管棚2が並列に配設される倉庫や保管室等の室内の高所部分を走行することにより中2階等の設備を不要とし、設備費を安価にするとともに、直交二方向に走行自在にすることで、台車の数を削減して一層設備費がかからないようにされ、本実施例では、野菜等の植栽物を育成、保管する野菜工場の2階部分を走行する設備として構成されている。
この際、直交するレールX、Yは、倉庫や保管室等の壁面Hの2階部分に取り付けて支持するようにしても良く、または保管棚2の2階部分から外側に張り出して固定される支持部材等に取り付けるようにしても良く、両者を併用するようにしても良いが、本実施例では、一方側のレールXを、隣接する保管棚2の間を走行できるように複数組配設し、他方側のレールYを、保管棚2の横をレールXと交差する方向に1組だけ設けている。また、各レールX、Yを架設した部分には、安全ネットnを張って、物品等が下方に落下するのを防止するようにしている。
また、直交するレールX、Yの高さは、若干高さを異ならせているが、細部については後述する。
このレールX、Yを走行する台車1は、図3〜図5に示すように、一方側に操作室4が形成され、他方側に荷物等搭載部5が形成される細長矩形状の台車本体3と、この台車本体3の下方部に回転自在に設けられる四つの主車輪6、及び四つの横行車輪7を備えており、これら主車輪6と横行車輪7は、操作室4内に設けられる走行用手動操作ハンドル8によって走行駆動可能にされるとともに、前記前後の主車輪6は、操作室4内に設けられる車輪昇降ハンドル10によって昇降自在にされている。
前記台車本体3は、左右一対の基枠12上に固定される底板9と、左右の基枠12の前後に回転自在に支持される第1、第2回転軸13、14と、この第1、第2回転軸13、14の間で左右の基枠12間に連結される一対の連結枠15を備えており、これら連結枠15の間には第3、第4回転軸16、17が長手方向に沿って回転自在に配設されるとともに、前記主車輪6は第1回転軸13と第2回転軸14の近傍に設けられる補助軸18に取り付けられている。
また、前記横行車輪7は、二つが第3回転軸16の前後に、残り二つが第4回転軸17の前後に取り付けられている。
また、前記底板9の上部には、操作室4を画成するための枠体と、荷物搭載部5の後部側を画成するための枠体が立設されており、操作室4で人が操作する際の前面側(幅方向の一方側)を除いて、枠体の間は開放されるとともに、この操作室4側の底板9の端部には、ヒンジ部で折曲げ自在な踏み板20が設けられ、操作室4に人が出入りする際は、踏み板20を下げて底板9と平行にし、台車1を走行させるときは、踏み板20を直角に上げて固定できるようにされている。
なお、操作室4の前面側(幅方向の一方側)の枠体間には、下方側に走行用手動ハンドル8から下方に向けて巻き掛けられる巻き掛け伝動機構のチェーン24等を覆うカバー部材22が設けられ、上方側に透明カバー23が設けられて乗員の安全等が図られている。
また、前記底板9の上部には、操作室4を画成するための枠体と、荷物搭載部5の後部側を画成するための枠体が立設されており、操作室4で人が操作する際の前面側(幅方向の一方側)を除いて、枠体の間は開放されるとともに、この操作室4側の底板9の端部には、ヒンジ部で折曲げ自在な踏み板20が設けられ、操作室4に人が出入りする際は、踏み板20を下げて底板9と平行にし、台車1を走行させるときは、踏み板20を直角に上げて固定できるようにされている。
なお、操作室4の前面側(幅方向の一方側)の枠体間には、下方側に走行用手動ハンドル8から下方に向けて巻き掛けられる巻き掛け伝動機構のチェーン24等を覆うカバー部材22が設けられ、上方側に透明カバー23が設けられて乗員の安全等が図られている。
また、踏み板20側から操作室4に人が出入りする際は、操作室4を画成するための枠体に一端側が枢支される揺動式のレバー21(図5)を上げ下げするようにしており、この際、安全のため、レバー21を上げた状態では、後述するストッパ機構によって台車1が走行できないようにされている。
また、底板9の幅方向の両側端部は所定幅で上方に折り曲げられた立ち上がり部9aとされ、底板9上に搭載した物品等が落下しないようにされるとともに、前記踏み板20の下方には、バンパーとなるクッション材19が取り付けられている。
また、底板9の幅方向の両側端部は所定幅で上方に折り曲げられた立ち上がり部9aとされ、底板9上に搭載した物品等が落下しないようにされるとともに、前記踏み板20の下方には、バンパーとなるクッション材19が取り付けられている。
次に、この台車1の走行駆動部の構成について図6に基づき説明する。
前記走行用手動ハンドル8は、巻き掛け伝動機構の第1チェーン24を介して前記第1回転軸13に回転を伝達できるようにされ、この第1回転軸13の回転は、第2チェーン25を介して直交軸マイタギヤ26に伝達され、直交軸マイタギヤ26によって回転軸方向を90度変換し、左右一対の第3チェーン27によって第3、第4回転軸16、17に回転力を伝達できるようにされている。
前記走行用手動ハンドル8は、巻き掛け伝動機構の第1チェーン24を介して前記第1回転軸13に回転を伝達できるようにされ、この第1回転軸13の回転は、第2チェーン25を介して直交軸マイタギヤ26に伝達され、直交軸マイタギヤ26によって回転軸方向を90度変換し、左右一対の第3チェーン27によって第3、第4回転軸16、17に回転力を伝達できるようにされている。
そして、第1回転軸13(第2回転軸14も同様)の回転は、両端部付近の各一対の第4チューン28によって、前記補助軸18に伝達できるようにされ、このため、走行用手動ハンドル8を操作すると、第1回転軸13近傍の補助軸18に取り付けられる二つの主車輪6と、第3、第4回転軸16、17に取り付けられる四つの横行車輪7が同時に回転するようにされている。そして、この際、第2回転軸14近傍の補助軸18に取り付けられる二つの主車輪6は、直接駆動力が伝達されることのない従動輪として作用する。
また、このように主車輪6と横行車輪7とが同時に回転するため、主車輪6が係合するレールXと、横行車輪7が走行するレールYの高さを僅かに異ならせ、主車輪6を昇降自在にしているため、以下、その昇降機構について説明する。
前記第1回転軸13と第2回転軸14近傍の補助軸18は、それぞれの回転軸13、14の両端部付近に揺動自在に枢支される揺動板30に回転自在に取り付けられており、この揺動板30の揺動によって、補助軸18の高さが可変になるようにされている。そして、第1回転軸13や第2回転軸14と補助軸18との間には、巻き掛け伝動機構としての前記第4のチェーン28が巻き掛けられて、補助軸18に回転が伝達されることについては前記の通りであるが、前記揺動板30は、第1回転軸13の場合は、補助軸18に回転を伝達するための第4チェーン28を挟んで左右に各一対設けられており(図9参照)、第2回転軸14の場合も左右に各一対設けられている。
そして、揺動板30を揺動させるための機構としては、図7に示すように、例えば、前記車輪昇降ハンドル10から垂下する垂直シャフト31の下端部に、ベベルギヤ32を介して前後方向に向けて一対の水平ネジシャフト33を取り付ける一方、前記前後の補助軸18の所定箇所にトグルジョイント34の下方側のリンクの下端部を枢着し、上方側のリンクの上端部を台車本体3側に枢着している。そして上下のリンクを結合する連結軸35部分に、図8に示すように前記水平ネジシャフト33を螺合させることで、水平ネジシャフト33が回転すると、連結軸35が水平方向に移動してトグルジョイント34が上下に伸縮し、揺動板30が第1、第2回転軸13、14周りに揺動するようにしている。
この際、本実施例では、長手方向の前後の揺動板30を同期して確実に昇降させるため、前後の揺動板30の所定の箇所に同期バー41を連結している。
この際、本実施例では、長手方向の前後の揺動板30を同期して確実に昇降させるため、前後の揺動板30の所定の箇所に同期バー41を連結している。
このため、図7(a)に示すように、トグルジョイント34が伸張して主車輪6がレールX上に載置された状態から、車輪昇降ハンドル10を廻して垂直シャフト31を回転させると、図7(b)に示すように、前後のトグルジョイント34が折れ曲がり、揺動板30が各回転軸13、14周りに揺動して主車輪6が持上げられ、主車輪6がレールXから離れる。
そして、前記横行車輪7の高さは、最大に持上げられた主車輪6より低く、且つ最大に降下した主車輪6より高い位置に設定されているので、主車輪6を持上げることにより、車輪が係合するレールX、Yの切換が行われる。
そして、前記横行車輪7の高さは、最大に持上げられた主車輪6より低く、且つ最大に降下した主車輪6より高い位置に設定されているので、主車輪6を持上げることにより、車輪が係合するレールX、Yの切換が行われる。
そして、このようなレールX、Yの切換は、レールX、Yが交差する位置で行われ、主車輪6がレールX上にあって、横行車輪7がレールYの直上の位置にあるときに行われる。
なお、以上の実施例では、トグルジョイント34の下方側のリンクの下端部を揺動軸18に連結しているが、揺動軸18の代わりに揺動板30に連結するようにしてもよい。
なお、以上の実施例では、トグルジョイント34の下方側のリンクの下端部を揺動軸18に連結しているが、揺動軸18の代わりに揺動板30に連結するようにしてもよい。
ところで、このような台車1には、安全装置として、人が台車1に乗り降りするようなときは、台車1を停止させて動かないようにしておき、台車1に乗ったら台車1が走行可能になるようにするためのストッパ機構を設けているので、以下、そのストッパ機構の構成について図9に基づき説明する。
前記第1回転軸13の中間部には、図9(b)に示すような多数の孔36hが形成されるストッパプレート36が図9(a)に示すように固着され、このプレート36に向けて、バネ37で前方に付勢されるストッパピン38が台車本体3側に設けられている。そして、このストッパピン38の基端側には、前記操作室4に出入りする際に揺動操作されるレバー21にケーブル40で連結されており、人が出入りする際に起こしたレバー21を倒して水平姿勢でロックした場合には、ケーブル40で引っ張られるストッパピン38がバネ37を縮ませて後退し、レバー21を起こして垂直姿勢にすると、ケーブル40が緩んでバネ38の付勢力によって、ストッパピン38の先端がプレート36のいずれかの孔36hに入り込んで、第1回転軸13の回転を阻止するようにされている。
以上のような高所用台車1の作用等について説明する。
図1-に示すように、本台車1は、中2階に相当する高所に配置されているため、台車1を操作する人や作業者等は、例えば複数列の一番端の高層保管棚2に走行可能なレールXと、レールYが交差する箇所等で待機する台車1に不図示の階段等を使用して乗り込む。この際、踏み板20が倒されて使用され、搭乗が終えると踏み板20が垂直に立てられてロックされる。
図1-に示すように、本台車1は、中2階に相当する高所に配置されているため、台車1を操作する人や作業者等は、例えば複数列の一番端の高層保管棚2に走行可能なレールXと、レールYが交差する箇所等で待機する台車1に不図示の階段等を使用して乗り込む。この際、踏み板20が倒されて使用され、搭乗が終えると踏み板20が垂直に立てられてロックされる。
また搭乗中、操作室4に入り込むための入口側のレバー21は垂直姿勢でロックされているため、台車1が意図しないで動き出すような不具合はない。そして、人が搭乗を完了すると、レバー21が水平に倒されてストッパ機構が解除される。
次いで、台車1を操作する人は、走行用手動ハンドル8を操作してレールXに沿って最初の高層保管棚2の所望の箇所に移動し、保管棚2に保管される植栽物に水や肥料をやったり、収穫したりする作業を行う。そして、台車1がレールXに沿って走行してるときは、主車輪6のみならず横行車輪7も回転しているが、横行車輪7は空回りしている。
そして、作業場所を逐次変更しながら作業を行い、高層保管棚2の場所を変更するときは、レールX、Yが交差する箇所まで移動し、車輪昇降ハンドル10を手動で廻して主車輪6を上昇させる。すると、横行車輪7がレールY上に載り、レールX、Yの切換が行われる。
そして、作業場所を逐次変更しながら作業を行い、高層保管棚2の場所を変更するときは、レールX、Yが交差する箇所まで移動し、車輪昇降ハンドル10を手動で廻して主車輪6を上昇させる。すると、横行車輪7がレールY上に載り、レールX、Yの切換が行われる。
横行車輪7がレールY上に載ると、操作者は走行用手動ハンドル8を操作して、次の高層保管棚2のレールXと交差する箇所まで移動する。この際も、回転は横行車輪7のみならず主車輪6も回転するが、主車輪6は空回りしている。そして、両レールX、Yの交差部で車輪昇降ハンドル10を操作して、今度は主車輪6を降下させる。すると、再び主車輪6がレールX上に載り、次の列の高層保管棚2の前方を走行できるようになる。
以上のような要領により、1台の台車1ですべての高層保管棚2に保管される植栽物を管理できるため便利である。
以上のような要領により、1台の台車1ですべての高層保管棚2に保管される植栽物を管理できるため便利である。
なお、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えば、高層保管棚2としては、植栽物を保管する棚に限定されるものではない。
例えば、高層保管棚2としては、植栽物を保管する棚に限定されるものではない。
高層保管棚が複数列収容される倉庫や保管室において、中2階等の設備が不要で、しかも1台の台車で済むため、特に室内で野菜を育成するような野菜工場等における広い普及が期待される。
1…高所用台車、2…高層保管棚、3…台車本体、6…主車輪、7…横行車輪、8…走行用手動ハンドル、10…車輪昇降ハンドル、21…レバー、X、Y…レール。
Claims (4)
- 高層保管棚の高所部分を走行させるようにした高所用台車であって、前記台車は、お互いに直交し且つ僅かに高さが異なって敷設される二方向のレールに沿って走行可能にされるとともに、一方側の方向に走行するための車輪と、他方側の方向に走行するための車輪を別個に備えており、一方側の方向に走行するための車輪は、手動操作によって昇降自在とされ、前記二方向のレールが交差する箇所で、昇降自在な車輪を昇降させることによって、レールに係合する車輪を切り換え、走行方向を切り換えるようにしたことを特徴とする高所用台車。
- 前記台車を走行させるための駆動力は手動であることを特徴とする請求項1に記載の高所用台車。
- 前記台車を一方側の方向に走行駆動するための操作ハンドルと、これと直交する方向に走行駆動するための操作ハンドルは共通のハンドルであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高所用台車。
- 前記高層保管棚は、植栽物を保管する棚であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の高所用台車。
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