JP2011086027A - 物品使用者判別システム - Google Patents
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Abstract
【課題】物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別するための新しい枠組みを提供する。
【解決手段】本発明の照合情報送信装置は、ユーザが着用する物品に取り付けられる装置であり、自装置の識別情報を記憶する手段と、前記ユーザの生体情報を読み取って該ユーザの人体を介して送信する生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信する人体通信手段と、前記記憶手段に記憶した識別情報と前記受信した生体情報のセットを、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する装置へ照合可能に送信する手段と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の照合情報送信装置は、ユーザが着用する物品に取り付けられる装置であり、自装置の識別情報を記憶する手段と、前記ユーザの生体情報を読み取って該ユーザの人体を介して送信する生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信する人体通信手段と、前記記憶手段に記憶した識別情報と前記受信した生体情報のセットを、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する装置へ照合可能に送信する手段と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、生体認証技術に関する。
工事現場や作業現場等では、作業員が他人の産業用保護帽(作業用ヘルメット)や作業着を誤って使用すると、サイズが合わないなどの理由から事故を招いたり、衛生面においても良くないため、各作業者が他人の保護帽等の物品を着用しないように、物品使用者を管理する必要がある。
例えば、物品使用者の管理を人手で行うことによるミスの発生や工数の増加を防ぐために、物品の貸し出しや配布の際等において、該物品に、使用者となる者の情報(ユーザIDなど)を予め記録したRFID(Radio Frequency identification)タグを取り付け、物品に取り付けたRFIDタグのIDと使用者のユーザIDなどを関連付けてセンターで管理するなどして、物品使用者を管理する方法がある。
一方、RFIDタグと生体情報を利用する例として、下記特許文献1には、サービスを利用しようとする者が所有するICタグのIDと生体情報とを読み取り、該生体情報に基づいて認証に成功したことを条件に、ICタグのIDを有効化し、それ以後、そのICタグをリーダにかざすことでサービスを利用可能とする技術が開示されている。
上記のようにRFIDタグを用いて物品使用者を管理する場合、例えばRFIDタグのIDを読み取るためのゲートを設置して、物品に取り付けられているRFIDタグのIDを読み取るとともに、物品使用者からユーザID等の入力を受け付けるなどして、各物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別することが考えられる。
しかし、複数人が同時にゲート内に進入し、各人が使用している物品に取り付けられているRFIDタグのIDがそれぞれ読み取られ、各人からユーザID等の入力を受け付けた場合、どのRFIDタグのIDとユーザIDが対になっているのか、すなわち誰がどの物品を使用しているのかがわからないため、各物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別することができない。
なお、上記特許文献1に記載の技術は、ICタグが一旦有効化されてしまえば、そのICタグを他人が使用できるため、物品にICタグを取り付けたとしても、該物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別することはできない。
かかる課題に鑑み、本発明は、物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別するための新しい枠組みを提供することを目的とする。
本発明の物品使用者判別システムは、生体情報送信装置と、ユーザが着用する物品に取り付けられる照合情報送信装置と、該照合情報送信装置と通信可能に構成された物品使用者判別装置とを含む物品使用者判別システムであって、前記生体情報送信装置は、前記ユーザの生体情報を読み取る生体情報読み取り手段と、前記読み取った生体情報を前記ユーザの人体を介して送信する人体通信手段と、を備え、前記照合情報送信装置は、自装置の識別情報を記憶する手段と、前記生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信する人体通信手段と、前記記憶手段から読み出した識別情報と前記受信した生体情報のセットを前記物品使用者判別装置へ照合可能に送信する手段と、を備え、前記物品使用者判別装置は、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する手段と、前記照合情報送信装置から、前記識別情報と生体情報のセットを受信する手段と、前記受信した識別情報と生体情報のセットを、前記記憶手段に記憶した識別情報と生体情報の組み合わせと照合し、一致した場合に、前記物品が正しい使用者によって使用されていると判別する手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明の実施態様では、前記物品使用者判別装置は、さらに、物品ごとの使用期限を記憶する手段と、前記正しい使用者によって使用されていると判別された物品について、前記使用期限が過ぎていないかどうかを判別し、使用期限が過ぎている場合に、警告メッセージを出力する手段と、を備えていてもよい。
本発明の照合情報送信装置は、ユーザが使用している物品に取り付けられる照合情報送信装置であって、自装置の識別情報を記憶する手段と、前記ユーザによって保持され、該ユーザの生体情報を読み取って該ユーザの人体を介して送信する生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信する人体通信手段と、前記記憶手段に記憶した識別情報と前記受信した生体情報のセットを、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する装置へ照合可能に送信する手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の物品使用者判別方法は、生体情報送信装置と、ユーザが着用する物品に取り付けられる照合情報送信装置と、該照合情報送信装置と通信可能に構成された物品使用者判別装置とを用いて、前記物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別する物品使用者判別方法であって、前記生体情報送信装置が、前記ユーザの生体情報を読み取り、前記読み取った生体情報を前記ユーザの人体を介して送信し、前記照合情報送信装置が、前記生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信し、自装置の識別情報を記憶する手段から読み出した識別情報と前記受信した生体情報のセットを前記物品使用者判別装置へ照合可能に送信し、前記物品使用者判別装置が、前記照合情報送信装置から、前記識別情報と生体情報のセットを受信し、前記受信した識別情報と生体情報のセットを、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する手段に記憶した識別情報と生体情報の組み合わせと照合し、一致した場合に、前記物品が正しい使用者によって使用されていると判別する、ことを特徴とする。
なお、本発明において、手段とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの手段や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の手段や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、生体情報送信装置が、ユーザの生体情報を該ユーザの人体を介して送信し、該ユーザが着用する物品に取り付けられた照合情報送信装置が、かかる生体情報を該ユーザの人体を介して受信し、自装置の識別情報とセットにして送信するので、物品と該物品の使用者(詳細には該使用者の生体情報)との組み合わせを正確に捉えることができる。これにより、複数のユーザが存在する場合でも、各物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
図1は、工場等の通路に構築される、第1実施形態の物品使用者判別システム101の全体構成を示す。
物品使用者判別システム101は、例えば、作業着や保護帽等の物品が、該物品の使用者として登録された作業者(登録使用者)によって着用されているかどうかを判別するためのシステムである。
かかる枠組みを実現するために、物品使用者判別システム101は、使用時に作業者103によって保持され、該作業者103から読み取った生体情報(例えば、指紋データなど)を人体通信によって送信する機能を有する生体情報送信装置(例えば、カード状の社員証など)105と、該生体情報送信装置105と人体通信可能に構成され、作業者103が着用する作業着107及び保護帽109にそれぞれ取り付けて使用される照合情報送信装置111a,111bと、読み取りゲート113を介して生体情報送信装置105及び照合情報送信装置111a,111bと近距離通信可能に構成されるとともに、生体情報送信装置105と無線LAN通信可能に構成された物品使用者判別装置115と、物品使用者判別装置115の出力結果を表示するモニタ117とを含んで構成される。
なお、第1実施形態の物品使用者判別システム1では、作業者103によって保持される生体情報送信装置105、並びに作業者103が着用する作業着107及び保護帽109にそれぞれ取り付けられる照合情報送信装置111a,111bは、読み取りゲート113からの要求に応じて所定の情報を送信するように設計されたRFID(Radio Frequency IDentification)タグを用いて構成される。
また、読み取りゲート113は、これらRFIDタグとの間で通信を行うRFIDリーダライタとしての機能を有しており、生体情報送信装置105を保持し、照合情報送信装置111a,111bが取り付けられた作業着107及び保護帽109を着用する作業者103が読み取りゲート113内に進入すると、生体情報送信装置105及び照合情報送信装置111a,111bと読み取りゲート113との間で通信が可能となる。
以下、生体情報送信装置105、照合情報送信装置111a,111b、及び物品使用者判別装置115の詳細な構成について説明する。
図2は、生体情報送信装置105の構成を示す。
生体情報送信装置105は、RFIDタグ201及び生体情報処理部202を含んで構成される。
RFIDタグ201は、アンテナ211、タグID記憶部221、及びRF通信制御部223を備える。なお、タグID記憶部221及びRF通信制御部223は、従来のRFIDタグと同様に例えばICで構成される。
記憶部213は、生体情報送信装置105に予め割り当てられた識別情報(タグID)を記憶する。
RF通信制御部213は、アンテナ211を介して読み取りゲート113から情報を送信すべき旨の要求(情報送信要求)を受信した場合に、該要求に応じて、タグID記憶部221からタグIDを読み出し、アンテナ211を介して送信する。
生体情報処理部202は、指紋リーダ203、人体通信装置205、無線LAN通信装置207、及び指紋リーダ制御部209を含んで構成される。なお、指紋リーダ制御部209は、例えばICで構成される。
指紋リーダ203は、作業者103がセンサ部に触れた(例えば、指の腹を乗せた)ことを検知して、生体情報としての指紋データを読み取る手段である。なお、指紋リーダ203は、周知の技術を用いて構成することができる。
人体通信装置205は、作業者103の身体を導体として人体通信(Body Area Network)を行う手段であり、指紋リーダ203により読み取った作業者103の生体情報としての指紋データを、作業者103自身の身体を介し、照合情報送信装置111a,111bに備えられた後述の人体通信装置301へ送信する機能を有する。なお、人体通信装置205は、人体通信に関する周知の技術を用いて構成することができる。
無線LAN通信装置207は、無線LAN通信を行うための装置であり、周知の技術を用いて構成することができる。
指紋リーダ制御部209は、無線LAN通信装置207が物品使用者判別装置115から受信した指紋リーダ203を制御するための信号に基づき、指紋リーダ203の電源のONとOFFを切り替える(例えば、電池からの電力供給の開始と停止を切り替える)などして、指紋リーダ203を有効化し(指紋データを取得可能な状態にし)又は無効化する。また、指紋リーダ203が読み取った指紋データを取得し、人体通信装置205を介して、照合情報送信装置111a,111bへ送信する。
図3は、照合情報送信装置111aの構成を示す。
照合情報送信装置111aは、人体通信装置301及びRFIDタグ303を含んで構成される。
人体通信装置301は、人体通信によって、生体情報送信装置105から作業者103の指紋データを受信する。なお、人体通信装置301は、生体情報送信装置105の人体通信装置205と同様に、人体通信に関する周知の技術を用いて構成することができる。
RFIDタグ303は、アンテナ311、記憶部313、及びRF通信制御部315を含む。なお、記憶部313及びRF通信制御部315は、原則として従来のRFIDタグと同様に例えばICで構成される。ただし、指紋データを記憶部313内の所定の記憶領域に書き込んだり、該記憶領域から読み出して送信したり、該記憶領域から指紋データを消去することができるように構成されている。また、RFIDタグ303は、必要に応じて人体通信装置301が備える電源(電池など)を共用するように構成してもよいし、専用の電源を備えていてもよい。
記憶部313は、タグID記憶領域321及び指紋データ記憶領域323を含む。
タグID記憶領域321は、照合情報送信装置111aに予め割り当てられた識別情報(タグID)を記憶する。
指紋データ記憶領域323は、人体通信装置301が生体情報送信装置105から受信した指紋データを記憶する。
RF通信制御部315は、指紋データ取得手段331、照合情報送信手段333、及び指紋データ消去手段335を含んで構成される。
指紋データ取得手段331は、人体通信装置301が受信した指紋データ、すなわち自装置(照合情報送信装置111a)が取り付けられた作業着107を着用している作業者103が保持している生体情報送信装置105から送信される指紋データを取得し、記憶部313の指紋データ記憶領域323に格納する。なお、人体通信装置301が、指紋データ取得手段331を介さずに、指紋データを指紋データ記憶領域323へ直接的に格納するように構成してもよい。
照合情報送信手段333は、アンテナ311を介して物品使用者判別装置115及び読み取りゲート113から情報送信要求を受信した場合に、該要求に応じて、タグID記憶領域321及び指紋データ記憶領域323から自装置(照合情報送信装置111a)のタグID及び指紋データをそれぞれ読み出し、該読み出したタグIDと指紋データのセット(照合情報)を、アンテナ311及び読み取りゲート113を介して物品使用者判別装置115へ照合可能に送信する。なお、読み取りゲート113からの要求を受信した際に、指紋データ記憶領域323に指紋データが格納されていない場合は、タグID記憶領域321から読み出したタグIDのみを照合情報として送信する。
指紋データ消去手段335は、読み取りゲート113及びアンテナ311を介して物品使用者判別装置115から指紋データの消去要求を受信した場合に、該要求に応じて、指紋データ記憶領域323に格納されている指紋データを消去する。これにより、指紋データの悪用を防ぎ、個人情報保護及びセキュリティ強化を図ることができる。なお、物品使用者判別装置115が送信する消去要求には、例えば、送信先を特定する識別情報(例えば、タグIDなど)が付与されており、指紋データ消去手段335は、受信した消去要求に含まれる識別情報が自装置(照合情報送信装置105)に対応することを条件に、該制御信号に基づいて指紋データを消去する。
なお、保護帽109に取り付けて使用される照合情報送信装置111bについても同様に構成することができる。
図4は、物品使用者判別装置115の構成を示す。
物品使用者判別装置115は、記憶部401、制御部403、及び無線LAN通信装置405を含んで構成される。なお、物品使用者判別装置115は、記憶装置(ハードディスクやRAMなど)、及びプロセッサ等を備える一般的なパソコンを用いて構成することができる。
記憶部401は、記憶装置(例えば、ハードディスクなど)を用いて機能的に実現される手段であり、詳細には、登録データ記憶領域411及び受信データ記憶領域413を含む。
登録データ記憶領域411は、タグ情報テーブル、指紋情報テーブル、及び使用者チェックテーブルを記憶する。以下、各テーブルのデータ構成について説明する。
図5は、タグ情報テーブルのデータ構成を示す。
タグ情報テーブルは、生体情報送信装置105及び照合情報送信装置111a,111bごとに予め割り当てられたタグIDと、生体情報送信装置105の名称及び照合情報送信装置111a,111bが取り付けられる物品の名称と、該物品の種類と、該物品の使用者として予め決められた作業者(登録使用者)の識別情報とを対応付けて記憶する。
図6は、指紋情報テーブルのデータ構成を示す。
指紋情報テーブルは、作業者の識別情報と、該作業者の生体情報として予め取得した指紋データとを対応付けて記憶する。
物品使用者判別装置115は、タグ情報テーブルと指紋情報テーブルとを関連させることで、物品の識別情報(詳細には、各物品に取り付けられた照合情報送信装置111のタグID)と生体情報(指紋データ)の組み合わせを、物品と該物品の登録使用者の組み合わせを示す情報として記憶する。
図7は、使用者チェックテーブルのデータ構成を示す。
使用者チェックテーブルは、作業者の識別情報と、該作業者が使用している物品が本人の物であるかどうかを示すフラグ(ここでは、保護帽Flag及び作業着Flag)と、生体情報送信装置105からタグIDを受信したかどうかを示すフラグ(存在Flag)とを対応付けて記憶する。なお、各Flagの初期設定値は"OFF"とする。
受信データ記憶領域413は、受信データテーブルを記憶する。
図8は、受信データテーブルのデータ構成を示す。
受信データテーブルは、読み取りゲート113が受信したタグ情報(生体情報送信装置105からのタグID及び照合情報送信装置111a,111bからの照合情報)を記憶する。なお、照合情報送信装置111a,111bから受信した照合情報が指紋データを含んでいない場合は、タグIDのみ記憶する。
制御部403は、記憶装置(例えば、ハードディスクなど)に格納されたプログラムをプロセッサが読み出して実行することにより機能的に実現される手段であり、詳細には、読み取りデータ取得手段421、指紋リーダ遠隔制御手段423、物品使用者判別手段425、指紋データ消去要求手段427、及び判別結果出力手段429を含んで構成される。
読み取りデータ取得手段421は、読み取りゲート113が所定の時間間隔(例えば、1秒間隔)で、読み取りゲート113内に存在する生体情報送信装置105及び照合情報送信装置111a,111bに対して情報の送信を要求するように、且つ該要求に対する応答情報(生体情報送信装置105からのタグIDや照合情報送信装置111a,111bからの照合情報)を受信するように読み取りゲート113を制御する。また、読み取りゲート113が受信したタグ情報を取得し、受信データ記憶領域413の受信データテーブルに格納する。
指紋リーダ遠隔制御手段423は、読み取りゲート113内に存在する作業者103が保持している生体情報送信装置105に対し、指紋リーダ203の電源のON/OFF(例えば、電池からの電力供給の開始又は停止)を切り替えるための制御信号を送信する。例えば、第1実施形態では、読み取りデータ取得手段421が生体情報送信装置105からのタグIDを新たに受信した場合、作業者103が読み取りゲート113内に進入したと判断できるため、該作業者103の指紋データを読み取るために、指紋リーダ203の電源をONにする(例えば、電池からの電力供給を開始する)ための制御信号(ON信号)を無線LANを介して送信する。また、読み取りデータ取得手段421が生体情報送信装置105からのタグIDを受信できなくなった場合、該生体情報送信装置105を保持している作業者103が読み取りゲート113内に存在しなくなったということを示すため、かかる生体情報送信装置105に備えられた指紋リーダ203の電源をOFFにする(例えば、電池からの電力供給を停止する)ための制御信号(OFF信号)を無線LANを介して送信する。
物品使用者判別手段425は、照合情報送信装置111a,111bから受信して受信データテーブル(図8)に格納された照合情報(タグIDと指紋データのセット)を、登録データ記憶領域411に格納されているタグ情報テーブル及び指紋情報テーブルから読み出した情報、すなわち登録済みのタグIDと指紋データの組み合わせと照合し、一致した場合には、照合情報中のタグIDに対応する物品が登録使用者によって使用されていると判別し、一致しない場合には、該物品が登録使用者以外の者によって使用されていると判別する。
指紋データ消去要求手段427は、読み取りデータ取得手段421が照合情報送信装置111a(又は111b)からの指紋データを含む照合情報の受信が完了した場合に、該照合情報送信装置111a(又は111b)に対し、指紋データ記憶領域323(図3)に格納されている指紋データが消去されるように、該指紋データの消去要求を、読み取りゲート113を介して送信する。
判別結果出力手段429は、物品使用者判別手段425による判別処理の結果を表示可能にモニタ117へ送信する。
無線LAN通信装置405は、無線LAN通信を行うための装置であり、生体情報送信装置105が備える無線LAN通信装置207と同様に周知の技術を用いて構成することができる。
以下、図9〜14を参照して、本実施形態において実現される枠組みを説明する。
図9〜12は、物品使用者判別装置115による物品使用者判別処理のフローチャートを示し、図13は、生体情報送信装置105による処理のフローチャートを示し、図14は、照合情報送信装置111a,111bによる処理のフローチャートを示す。
まず、物品使用者判別装置115の読み取りデータ取得手段421は、物品使用者判別装置115に接続された読み取りゲート113から、出現のタグ情報又は消失のタグ情報を取得するまで待機する(ステップ601)。
具体的には、読み取りゲート113は、読み取りデータ取得手段421によって制御され、1秒間隔で情報送信要求を送信する。そして、かかる情報送信要求に対してRFIDタグからタグ情報の応答があった場合には、出現のタグ情報として読み取りデータ取得手段421へ渡し、直前の読み取りの際にはタグ情報の応答があったRFIDタグからの応答が無くなった場合には、かかるRFIDタグが読み取りエリアから消失したと考えられるため、該タグの情報(例えば、タグIDなど)を消失のタグ情報として読み取りデータ取得手段421へ渡すものとする。
次に、読み取りデータ取得手段421は、ステップ601で読み取りゲート113から出現のタグ情報を取得したかどうかを判断する(ステップ602)。
出現のタグ情報を取得した場合、読み取りデータ取得手段421は、取得したすべての出現タグ情報を解析し、それぞれのタグ情報に含まれるタグIDを抽出する(ステップ603)する。なお、指紋データが含まれている場合は、指紋データも抽出する。
そして、読み取りデータ取得手段421は、各タグ情報から抽出したタグIDを順次参照し、以下のステップ604〜610の処理を実行する。
まず、タグ情報から抽出したタグIDが受信データテーブル(図8)に存在するかどうかを判断し(ステップ604)、存在しない場合は、該タグ情報を受信データ記憶領域413内の受信データテーブルに格納する(ステップ605)。
一方、タグ情報から抽出したタグIDが受信データテーブル(図8)に存在する場合、かかるタグ情報に指紋データが含まれているかどうかを判断し(ステップ605)、指紋データが含まれている場合には、受信データテーブル内で該タグIDに対応付けて格納されている指紋データと異なるかどうかを判断する(ステップ606)。
タグ情報から抽出した指紋データと、該タグ情報に含まれるタグIDに対応付けて受信データテーブルに格納済みの指紋データとが異なる場合(ステップ607の判断がYesの場合)、読み取りデータ取得手段421は、タグ情報から抽出した指紋データを、該タグ情報から抽出したタグIDに対応付けて受信データテーブルに格納する(ステップ608)。なお、受信データテーブルに指紋データが格納されていない場合は、両指紋データが異なる場合に相当するものとする。
また、読み取りデータ取得手段421は、参照中のタグIDに対応する照合情報送信装置111a(又は111b)へ、指紋データの消去要求を読み取りゲート113を介して送信する(ステップ609)。この場合、指紋データの消去要求には、送信先を示すタグIDを識別情報として付加する。
読み取りデータ取得手段421は、ステップ605の処理が完了した場合、ステップ606の判断がNoの場合、ステップ607の判断がNoの場合、又はステップ609の処理が完了した場合には、ステップ603で解析した全ての出現のタグ情報について、ステップ604以降の処理が完了したかどうかを判断し(ステップ610)、完了していない場合は、残りのタグ情報についてステップ604以降の処理を繰り返す。
ステップ603で解析した全ての出現のタグ情報について、ステップ604以降の処理が完了した場合(ステップ610の判断がYesの場合)には、図10のフローへ進み、読み取りデータ取得手段421は、消失したタグがあるかどうかを判断する(ステップ611)。
消失したタグがある場合(ステップ602の判断がNoの場合又はステップ611の判断がYesの場合)、読み取りデータ取得手段421は、消失のタグ情報に関する受信データテーブル内のデータ(タグIDの欄と指紋データの欄のデータ)を順次参照し、消失したすべてのタグについて、かかる受信データテーブル内のデータクリア処理を実行する(ステップ612,613)。
消失したタグがない場合(ステップ611の判断がNoの場合)、又は消失した全てのタグについて、受信データテーブル内のデータクリア処理が完了した場合(ステップ613の判断がNoの場合)には、図11のフローへ進み、読み取りデータ取得手段421は、出現及び消失のタグ情報に含まれるタグIDを抽出し(ステップ614)、該抽出したタグIDを順次参照して、生体情報送信装置105のタグIDかどうかを判断する(ステップ615)。
読み取りデータ取得手段421は、参照中のタグIDが生体情報送信装置105のものである場合(ステップ615の判断がYesの場合)、該タグIDが出現情報(出現のタグ情報に含まれるタグID)か消失情報(消失のタグ情報に含まれるタグID)かを判断する(ステップ616)。
そして、参照中のタグIDが消失情報(消失のタグ情報に含まれるタグID)であると判断した場合、使用者チェックテーブル(図7)において、参照中のタグIDに対応する作業者103に関するFlagの全てをOFFに設定し(ステップ617)、該作業者103が保持している生体情報送信装置105に対し、指紋リーダ203のOFF信号を無線LANを介して送信する(ステップ618)。
一方、読み取りデータ取得手段421は、参照中のタグIDが出現情報であると判断した場合、使用者チェックテーブル(図7)において、参照中のタグIDに対応する作業者103の存在FlagがOFFとなっているかどうかを判断する(ステップ619)。
そして、かかる存在FlagがOFFの場合、読み取りデータ取得手段421は、該存在FlagをONに切り替え(ステップ620)、指紋リーダ遠隔制御手段423は、参照中のタグIDに対応する生体情報送信装置105に対し、指紋リーダ203のON信号を無線LANを介して送信する(ステップ621)。
読み取りデータ取得手段421は、ステップ615の判断がNoの場合、ステップ618の処理が完了した場合、ステップ619の判断がNoの場合、又はステップ621の処理が完了した場合には、ステップ614で抽出した全てのタグIDに関してステップ615以降の処理が完了したかどうか判断し(ステップ622)、未参照のタグIDがあれば、残りのタグIDについてステップ615以降の処理を実行する。
ステップ614で抽出した全てのタグIDに関してステップ615以降の処理が完了した場合(ステップ622の判断がYesの場合)、物品使用者判別装置115の物品使用者判別手段425は、受信データテーブル(図8)内に指紋データが存在するかどうかを判断する(ステップ623)。
受信データテーブル内に指紋データが存在する場合、物品使用者判別手段425は、受信データテーブルに格納済みの指紋データに対応するタグIDを順次参照し、タグIDに対応する登録使用者を特定する(ステップ624)。例えば、受信データテーブル中に格納済みの指紋データに対応するタグIDが"001"とすると、タグ情報テーブル(図5)を参照することで、該タグIDに対応する登録使用者の識別情報(AAA)が特定される。
そして、物品使用者判別手段425は、参照中のタグIDに対応する指紋データ(受信データテーブル内の指紋データ)と、指紋情報テーブルに登録されているステップ624で特定した登録使用者の指紋データとが一致するかどうかを判断する(ステップ625)。なお、指紋データの照合処理は、周知の方法を用いて行えばよく、指紋データ同士が完全に一致していなくても、閾値以上の照合スコアが得られれば、両指紋データが一致したものと判断してもよい。
指紋データの照合処理の結果、両指紋データが一致しなかった場合、物品使用者判別手段425は、ステップ624で参照したタグIDに対応する物品が登録使用者ではない者によって着用されていることを示す警告メッセージを出力し、モニタ117に表示させる(ステップ626)。
一方、指紋データの照合処理の結果、両指紋データが一致した場合、物品使用者判別手段425は、参照中のタグIDが保護帽109に取り付けられた照合情報送信装置111bのタグIDか、或いは作業着107に取り付けられた照合情報送信装置111aのタグIDかを判断する(ステップ627)。
そして、参照中のタグIDが保護帽109に取り付けられた照合情報送信装置111bのタグIDである場合、物品使用者判別手段425は、使用者チェックテーブル(図7)において、ステップ624で特定した登録使用者に対応する保護帽FlagをONにする(ステップ628)。
一方、ステップ624で参照したタグIDが作業着107に取り付けられた照合情報送信装置111aのタグIDである場合、物品使用者判別手段425は、使用者チェックテーブルにおいて、ステップ624で特定した登録使用者に対応する作業着FlagをONにする(ステップ629)。
そして、物品使用者判別手段425は、ステップ626、ステップ628、又はステップ629の後、受信データテーブル(図8)に格納済みの指紋データに対応する各タグIDについて、ステップ624以降の処理が完了したかどうかを判断し(ステップ630)、未完了のタグIDがあれば、残りのタグIDについて上記の処理を繰り返す。
続いて、物品使用者判別手段425は、使用者チェックテーブル(図7)内で、FlagがすべてONになっている作業者がいるかどうかを判断し(ステップ631)、FlagがすべてONになっている作業者がいる場合には、該作業者が自分の物品(自らが登録使用者として設定されている物品)を正しく着用していることを示す認証メッセージを出力し、モニタ117に表示する(ステップ632)。
そして、物品使用者判別装置115の制御部403は、ステップ623の判断がNoの場合、ステップ631の判断がNoの場合、又はステップ632のメッセージ表示処理が完了した場合には、再び図9のフローチャートの先頭に戻り、ステップ601から処理を繰り返す。
次に、図13を参照して、生体情報送信装置105によって実行される処理について説明する。
生体情報送信装置105は、受信した情報に応じて異なる処理を実行する(ステップ1301)。
生体情報送信装置105が読み取りゲート113から情報送信要求を受信した場合、例えば電磁誘導の作用によりRFIDタグ201に電力が生じ、RF通信制御部223は、該要求に応じて、タグID記憶部221からタグIDを読み出し、アンテナ211を介して送信する(ステップ1302)。
また、生体情報送信装置105が物品使用者判別装置115から無線LANを介して指紋リーダ203のON信号を受信した場合、生体情報送信装置105の指紋リーダ制御部209は、かかるON信号に応じて指紋リーダ203へ電池からの電力供給を開始して、指紋リーダ203を有効にする(ステップ1303)。
そして、自装置(生体情報送信手段105)を保持している作業者103が手の指の腹を指紋リーダ203のセンサ部に接触させることにより、指紋リーダ203が指紋データを読み取ると、指紋リーダ制御部209は、該指紋データを取得し、該指紋データを人体通信装置205に渡す(ステップ1304,1305)。
指紋リーダ制御部209から指紋データを取得した人体通信装置205は、該指紋データを、自装置(生体情報送信装置205)を身に付けている作業者103の人体を介して照合情報送信装置111a,111bへ送信する(ステップ1306)。
また、生体情報送信装置105が物品使用者判別装置115から無線LANを介して指紋リーダ203のOFF信号を受信した場合、指紋リーダ203への電池からの電力供給を停止し、指紋リーダ203を無効化する(ステップ1307)。
次に、図14を参照して、照合情報送信装置111aによって実行される処理について説明する。なお、照合情報送信装置111aは、人体通信装置301が備える電源を共用しているものとする。
照合情報送信装置111aは、受信した情報に応じて異なる処理を実行する(ステップ1401)。
照合情報送信装置111aが読み取りゲート113から情報送信要求を受信した場合、照合情報送信手段333は、指紋データが受信済みかどうかを判断する(ステップ1402)。
そして、既に指紋データ記憶領域323に指紋データが格納されている場合(ステップ1402の判断がYesの場合)、照合情報送信手段333は、タグID記憶領域321及び指紋データ記憶領域323からタグID及び指紋データをそれぞれ読み出し、照合情報としてアンテナ311及び読み取りゲート113を介して物品使用者判別装置115へ照合可能に送信する(ステップ1403)。
一方、指紋データが指紋データ記憶領域323に格納されてない場合(ステップ1402の判断がNoの場合)、照合情報送信手段333は、タグID記憶領域321から読み出したタグIDのみを照合情報として送信する(ステップ1404)。
また、照合情報送信装置111a(詳細には人体通信装置301)が生体情報送信装置105から指紋データを受信した場合、指紋データ取得手段331は、該指紋データを人体通信装置301から取得し、指紋データ記憶領域323に格納する(ステップ1405)。
或いは、照合情報送信装置111aが読み取りゲート113から指紋データの消去要求を受信した場合、指紋データ消去手段335は、指紋データ記憶領域323に格納されている指紋データを消去する(ステップ1406)。
次に、物品が登録使用者によって使用されている場合と、物品が登録使用者以外の者によって使用されている場合のそれぞれについて、生体情報送信装置105、照合情報送信装置111a,111b,物品使用者判別装置115による処理について説明する。
[物品が登録使用者によって使用されている場合]
例えば、一人の作業者103(識別情報が「AAA」であるものとし、以下「Aさん」と称する。)が、自らが登録使用者として設定されている作業着107及び保護帽109を着用した状態で読み取りゲート113に進入した場合を想定する。
[物品が登録使用者によって使用されている場合]
例えば、一人の作業者103(識別情報が「AAA」であるものとし、以下「Aさん」と称する。)が、自らが登録使用者として設定されている作業着107及び保護帽109を着用した状態で読み取りゲート113に進入した場合を想定する。
この場合、物品使用者判別装置115は、読み取りゲート113を介して、Aさんが保持している生体情報送信装置105、並びに作業着107及び保護帽109にそれぞれ取り付けられている照合情報送信装置111a,111bからタグ情報(出現のタグ情報)を取得する(図9のステップ601及び602の判断が共にYes)。
具体的には、このタイミングでは、生体情報送信装置105の指紋リーダ203が有効になっておらず、照合情報送信装置111a,111bにまだ指紋データが記憶されていないため、物品使用者判別装置115の読み取りデータ取得手段421は、読み取りゲート113を介して、生体情報送信装置105及び照合情報送信装置111a,111bから、タグ情報としてタグID(001、101、201)のみ取得することになる。また、このタイミングでは、受信データテーブル(図8)には、Aさんに関するデータが格納されていないため(ステップ604の判断がNo)、物品使用者判別装置115の読み取りデータ取得手段421は、ステップ604〜610の処理を繰り返し、各タグ情報、すなわちタグID(001、101、201)を受信データテーブルに新たに格納する(ステップ605)。
そして、この例では消失のタグ情報は無いことからステップ614へ進み、物品使用者判別装置115の読み取りデータ取得手段421は、ステップ615において、生体情報送信装置105のタグ情報を参照した場合に、使用者チェックテーブル(図7)内のAさんに対応する存在FlagをONに設定する(ステップ620)。
また、指紋リーダ遠隔制御手段423が指紋リーダ203のON信号を無線LANを介して送信することによって、Aさんが保持する生体情報送信装置105が備える指紋リーダ203が有効になる(図13のステップ1303)。このタイミングで、Aさんが手の指の指紋を指紋リーダ203のセンサ部に接触させることで指紋データが読み取られ、人体通信装置205は、Aさんの人体を介して、Aさんが着用している作業着107及び保護帽109に取り付けられている照合情報送信装置111a,111bへ該指紋データを送信する(ステップ1305,1306)。一方、照合情報送信装置111a,111bは、受信した指紋データを指紋データ記憶領域323に格納する(図14のステップ1405)。
次に、物品使用者判別装置115では、ステップ623の実行時点において、まだ照合情報送信装置111a,111bから指紋データを含む照合情報を受信していない場合、受信データテーブル(図8)内に指紋データが存在しないため(図12のステップ623の判断がNo)、図9の先頭から再度処理が繰り返される。
これにより、物品使用者判別装置115は、読み取りゲート113を介して、Aさんが保持する生体情報送信装置105、並びにAさんが着用している作業着107及び保護帽109に取り付けられている照合情報送信装置111a,111bから再びタグ情報(出現のタグ情報)を取得する(図9のステップ601及び602の判断が共にYes)。このタイミングでは、物品使用者判別装置115は、照合情報送信装置111a,111bから、タグ情報としてタグID及び指紋データのセット(照合情報)を受信することになる(図9のステップ606の判断がYes)。
そして、物品使用者判別装置115の読み取りデータ取得手段421は、各タグ情報についてステップ604〜610の処理を繰り返すことによって、受信データテーブル(図8)において、照合情報送信装置111a,111bに関する各タグIDに対応付けて、指紋データをそれぞれ格納する(ステップ608)。
なお、Aさんに関して照合情報送信装置111a,111bから受信した指紋データが受信データテーブルに格納されると、物品使用者判別装置115の指紋データ消去要求手段427は、指紋データの送信元である照合情報送信装置111a(又は111b)に対し、指紋データの消去要求を送信する(ステップ609)。これにより、照合情報送信装置111a(又は111b)では、指紋データ格納領域323から指紋データが消去される(図14のステップ1406)。
そして、図12のフローチャートへ進み、物品使用者判別装置115の物品使用者判別手段425は、受信データテーブル内に格納済みの指紋データに対応するタグID、すなわちAさんが着用している作業着107及び保護帽109にそれぞれ取り付けられている照合情報送信装置111a,111bのタグID(001、101)を取得し、該取得したタグIDに対応付けて受信データテーブルに格納された指紋データについて、照合処理を行う。
具体的には、まず取得したタグID(001)をタグ情報テーブル(図5)に照合することで、該タグIDに対応する登録使用者の識別情報がAAAであることを特定する(ステップ624)。また、受信データテーブル(図8)中で該タグID(001)に対応付けて格納されているAさんの指紋データ(データ1)と、指紋情報テーブル(図6)中でAさんの識別情報(AAA)に対応付けて格納されているAさんの指紋データ(データ1)とを照合すると、両指紋データは一致することになる(ステップ625の判断がYes)。
そして、物品使用者判別装置115の物品使用者判別手段425は、使用者チェックテーブルにおいて、Aさんに関するFlagのうち、タグID(001)に対応する物品(保護帽109)のFlagをONに切り替える。なお、タグID(101)についても同様に処理され、使用者チェックテーブルにおいて、Aさんに関するFlagのうち、タグID(101)に対応する物品(作業着107)のFlagをONに切り替える。
これにより、使用者チェックテーブルにおいて、Aさんに関するFlag(保護帽Flag、作業着Flag、存在Flag)がすべてONに設定される。この場合、物品使用者判別装置115の判別結果出力手段429は、例えば「Aさんは、認証に成功しました。ゲートを通過してください。」などのように、認証に成功したことを示すメッセージをモニタ117に表示させる。
[物品が登録使用者以外の者によって使用されている場合]
上記の例とは逆に、例えば、一人の作業者103(識別情報が「BBB」であるものとし、以下「Bさん」と称する。)が、他人であるAさんが登録使用者として設定されている作業着107及び保護帽109を着用した状態で読み取りゲート113に進入した場合を想定する。
[物品が登録使用者以外の者によって使用されている場合]
上記の例とは逆に、例えば、一人の作業者103(識別情報が「BBB」であるものとし、以下「Bさん」と称する。)が、他人であるAさんが登録使用者として設定されている作業着107及び保護帽109を着用した状態で読み取りゲート113に進入した場合を想定する。
この場合、Bさんが着用している作業着107及び保護帽109(Aさんが登録使用者として設定されている作業着107及び保護帽109)にそれぞれ取り付けられている照合情報送信装置111a,111bには、Bさんが保持している生体情報送信装置105からBさんの人体を介して受信した、Bさんの指紋データが格納されることになる(図14のステップ1405)。
また、物品使用者判別装置115の読み取りデータ取得手段421は、図9のステップ604〜610を繰り返すことで、受信データテーブル(図8)中に、Aさんが登録使用者として設定されている作業着107及び保護帽109にそれぞれ取り付けられている照合情報送信装置111a,111bのタグID(001,101)に対応付けて、Bさんの指紋データを格納する(図9のステップ608)。
そして、物品使用者判別装置115の物品使用者判別手段425は、指紋データの照合処理において、参照したタグID(例えば、001)をタグ情報テーブル(図5)に照合することで、該タグIDに対応する登録使用者の識別情報がAAAであることを特定する(ステップ624)。また、受信データテーブル中で該タグID(001)に対応付けて格納されているBさんの指紋データと、指紋情報テーブル(図6)中でAさんの識別情報(AAA)に対応付けて格納されているAさんの指紋データ(データ1)とを照合すると、両指紋データは一致しない(照合スコアが閾値を越えない)ことになる(ステップ625の判断がNo)。
これにより、Aさんが登録使用者として設定されている物品を他人が間違って着用していることが判別され、物品使用者判別装置115の判別結果出力手段429は、例えば「Aさんの保護帽を間違えて着用しています。」などのように、認証に失敗したことを示すメッセージをモニタ117に表示させる。
以上のように、第1実施形態の物品使用者判別システム101によれば、生体情報送信装置105で取得した作業者103の指紋データを、作業者本人の人体を介して、照合情報送信装置111a,111bへ送信するように構成されているので、照合情報送信装置111a,111bが取り付けられた物品と、該物品を着用している者(詳細には、その者の指紋データ)との組み合わせを正確に捉えることができ、かかる物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別することができる。また、物品と該物品の使用者との組み合わせが特定されるので、複数の作業者103が同時に読み取りエリア内に存在していても、正確に物品使用者判別処理を実行することができる。
以上、本発明の第1実施形態を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々に変形して適用することが可能である。
[変形例]
第1実施形態とは異なり、作業者103が着用する物品(作業着107や保護帽109など)について、使用期限を設定してもよい。例えば、図15に示す例では、登録日を基準にして、有効期間が経過する時点が使用期限となる。
[変形例]
第1実施形態とは異なり、作業者103が着用する物品(作業着107や保護帽109など)について、使用期限を設定してもよい。例えば、図15に示す例では、登録日を基準にして、有効期間が経過する時点が使用期限となる。
この例では、第1実施形態における図12のフローチャートのステップ632に代えて、使用者チェックテーブル(図7)において、Flagが全てONになっている作業者について、着用中の物品の使用期限が過ぎていないかどうかを判別し、物品使用者判別処理の結果とともに、物品ごとの使用期限の判別結果を認証メッセージとして出力するのがよい。
具体的には、図16に示すように、物品使用者判別装置115の物品使用者判別手段425は、使用者チェックテーブル(図7)において、Flagが全てONになっている作業者103に関するデータを順次参照し、該作業者103に対応する作業着107と保護帽109のタグIDを取得する(ステップ2001)。例えば、作業者の識別情報を使用者チェックテーブルから取得し、該識別情報に対応づけられたタグ情報テーブル(図15)内の作業着107と保護帽109のタグIDをそれぞれ取得する。
次に、物品使用者判別手段425は、タグ情報テーブル(図15)から、ステップ2001で取得した各タグIDに対応する物品(作業着107と保護帽109)の有効期間と登録日をそれぞれ取得し(ステップ2002)、物品ごとに使用期限が過ぎていないかどうか(タグ情報取得日−登録日<有効期間 かどうか)を判断する(ステップ2003)。
作業着107と保護帽109の少なくとも一方の使用期限が過ぎている場合、物品使用者判別手段425は、物品使用者判別処理に関する認証メッセージとともに、物品使用期限に関する警告メッセージを出力し、モニタ117に表示する(ステップ2004)。例えば、タグ情報テーブル(図15)において、識別情報がAAAである登録使用者の作業着107に着目すると、タグ情報取得日が2009年9月25日とすると、登録日が2006年9月1日であり、既に3年が経過していることになる。この場合、識別情報がAAAである作業者を仮に"Aさん"とすると、"Aさんは、認証に成功しました。ゲートを通過してください。ただし、作業着の使用期限が経過しているので、至急新しい作業着に交換してください。"というメッセージなどを表示することが考えられる。
一方、作業着107と保護帽109の使用期限がいずれも経過していない場合、物品使用者判別手段425は、物品使用者判別処理に関する認証メッセージとともに、物品使用期限に関する合格メッセージを出力し、モニタ117に表示する(ステップ2005)。例えば、"Aさんは、認証に成功しました。ゲートを通過してください。また、作業着及び保護帽の使用期限も経過していません。"というメッセージなどを表示することが考えられる。
そして、物品使用者判別手段425は、他にも使用者チェックテーブル(図7)内にFlagが全てONになっている作業者が存在するかどうかを判断し(ステップ2006)、存在する場合は残りの作業者についてステップ2001〜2006の処理を繰り返す。
また、別の実施形態として、第1実施形態の生体情報送信装置105の構成を、図17に示す生体情報送信装置105aのように変更してもよい。なお、生体情報送信装置105aにおいて、第1実施形態の生体情報送信装置105と同じハードウェア及び機能手段については、同じ符号を付してある。
生体情報送信装置105aは、作業者103の生体情報として、指紋データではなく、声紋データを取得し、照合情報送信装置111a,111bへ送信する。かかる機能を実現するために、指紋リーダ203に代えて、作業者103の声に基いて声紋データを取得するマイク203aを備える。また、指紋リーダ制御部209に代えて、マイク制御部209aを備える。なお、生体情報送信装置105aは、生体情報送信装置105と比較して、取り扱うデータの種類を指紋データから声紋データに変更しただけであり、実行する処理は指紋データを扱う場合と同様である。この点は、照合情報送信装置111a,111b及び物品使用者判別装置115においても同様である。
また、上記の各実施形態では、生体情報送信装置105,105aと照合情報送信装置111a,111bは、人体通信装置205,301を用いて生体情報を送受信しているが、無線LAN、Bluetooth、又は赤外線通信等の技術を用いて生体情報を送受信するように構成してもよい。これらの通信方法を採用する場合、送信先の識別情報(IPアドレスやタグIDなど)を用いて当該送信先を特定するのがよい。
さらに、照合情報送信装置111a,111bの少なくとも一つにおいて、生体情報送信装置105(又は105a)の機能を持たせるようにしてもよい。例えば、照合情報送信装置111aに指紋リーダ203やマイク203aなどの生体情報読み取り装置と送信用の人体通信装置とを設け、照合情報送信装置111aが取り付けられた作業着107を着用している作業者103の生体情報を読み取り、該作業者が着用している保護帽109に取り付けられている照合情報送信装置111bへ送信するように構成してもよい。
また、第1実施形態では、物品使用者判別装置115の指紋データ消去要求手段427は、照合情報送信装置111a,111bに対し、指紋データの消去要求を読み取りゲート113を介して送信しているが、照合情報送信装置111a,111bに無線LAN通信用の装置を設け、無線LANを介して、指紋データの消去要求を送信するようにしてもよい。
101…物品使用者判別システム、103…作業者、105…生体情報送信装置、107…作業着、109…保護帽、111a,111b…照合情報送信装置、113…読み取りゲート、115…物品使用者判別装置
Claims (4)
- 生体情報送信装置と、ユーザが着用する物品に取り付けられる照合情報送信装置と、該照合情報送信装置と通信可能に構成された物品使用者判別装置とを含む物品使用者判別システムであって、
前記生体情報送信装置は、
前記ユーザの生体情報を読み取る生体情報読み取り手段と、
前記読み取った生体情報を前記ユーザの人体を介して送信する人体通信手段と、
を備え、
前記照合情報送信装置は、
自装置の識別情報を記憶する手段と、
前記生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信する人体通信手段と、
前記記憶手段から読み出した識別情報と前記受信した生体情報のセットを前記物品使用者判別装置へ照合可能に送信する手段と、
を備え、
前記物品使用者判別装置は、
前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する手段と、
前記照合情報送信装置から、前記識別情報と生体情報のセットを受信する手段と、
前記受信した識別情報と生体情報のセットを、前記記憶手段に記憶した識別情報と生体情報の組み合わせと照合し、一致した場合に、前記物品が正しい使用者によって使用されていると判別する手段と、
を備える、ことを特徴とする物品使用者判別システム。 - 前記物品使用者判別装置は、さらに、
物品ごとの使用期限を記憶する手段と、
前記正しい使用者によって使用されていると判別された物品について、前記使用期限が過ぎていないかどうかを判別し、使用期限が過ぎている場合に、警告メッセージを出力する手段と、
を備える、請求項1に記載の物品使用者判別システム。 - ユーザが使用している物品に取り付けられる照合情報送信装置であって、
自装置の識別情報を記憶する手段と、
前記ユーザによって保持され、該ユーザの生体情報を読み取って該ユーザの人体を介して送信する生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信する人体通信手段と、
前記記憶手段に記憶した識別情報と前記受信した生体情報のセットを、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する装置へ照合可能に送信する手段と、
を備えることを特徴とする照合情報送信装置。 - 生体情報送信装置と、ユーザが着用する物品に取り付けられる照合情報送信装置と、該照合情報送信装置と通信可能に構成された物品使用者判別装置とを用いて、前記物品が正しい使用者によって使用されているかどうかを判別する物品使用者判別方法であって、
前記生体情報送信装置が、前記ユーザの生体情報を読み取り、前記読み取った生体情報を前記ユーザの人体を介して送信し、
前記照合情報送信装置が、前記生体情報送信装置から前記ユーザの人体を介して前記生体情報を受信し、自装置の識別情報を記憶する手段から読み出した識別情報と前記受信した生体情報のセットを前記物品使用者判別装置へ照合可能に送信し、
前記物品使用者判別装置が、前記照合情報送信装置から、前記識別情報と生体情報のセットを受信し、前記受信した識別情報と生体情報のセットを、前記照合情報送信装置の識別情報と該照合情報送信装置が取り付けられた物品の使用者の生体情報の組み合わせを記憶する手段に記憶した識別情報と生体情報の組み合わせと照合し、一致した場合に、前記物品が正しい使用者によって使用されていると判別する、
ことを特徴とする物品使用者判別方法。
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