[go: up one dir, main page]

JP2011079657A - 移載装置、移載方法 - Google Patents

移載装置、移載方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011079657A
JP2011079657A JP2009235743A JP2009235743A JP2011079657A JP 2011079657 A JP2011079657 A JP 2011079657A JP 2009235743 A JP2009235743 A JP 2009235743A JP 2009235743 A JP2009235743 A JP 2009235743A JP 2011079657 A JP2011079657 A JP 2011079657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
radius
contact body
luggage
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009235743A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshige Kishimoto
浩繁 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2009235743A priority Critical patent/JP2011079657A/ja
Priority to US12/894,208 priority patent/US20110156332A1/en
Publication of JP2011079657A publication Critical patent/JP2011079657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0407Storage devices mechanical using stacker cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
    • B65G1/02Storage devices
    • B65G1/04Storage devices mechanical
    • B65G1/0407Storage devices mechanical using stacker cranes
    • B65G1/0435Storage devices mechanical using stacker cranes with pulling or pushing means on either stacking crane or stacking area
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/90Devices for picking-up and depositing articles or materials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】荷物の潰れる可能性を抑制しつつ移載の高速化を図ることができるクランプ方式の移載装置の提供。
【解決手段】挟持した荷物200を移載する移載装置100であって、荷物200と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第一半径r1と、前記回転軸から外周までの距離であり、前記第一半径よりも短い第二半径r2とを有する断面形状を備える第一当接体111と、第一当接体111と協働して荷物を挟持する第二当接体112と、第一半径r1の先端対応部分と、第二当接体112との距離が短くなるように第一当接体111を前記回転軸周りで回転させ、荷物を挟持する挟持力Fを発生させる第一挟持機構121とを備える。
【選択図】図6

Description

本願発明は、スタッカクレーンや無人搬送システムのステーションなど、第一の載置場所から荷物を持ち上げて第二の載置場所に荷物を移載する移載装置、移載方法に関し、特に、高速で荷物を移載する移載装置、移載方法に関する。
荷物を保持するラックと、前記ラックに対して荷物を出し入れするスタッカクレーンとの間で荷物を移載するために、スタッカクレーンには荷物の移載装置が備えられている。また、荷物を自動で搬送する搬送車との間で荷物をロードしたりアンロードしたりするステーションなどにも荷物の移載装置が備えられている。このような荷物を第一の載置場所と第二の載置場所との間で移載する方式としては、櫛歯方式フォークで荷物をすくい上げて移載する櫛歯方式や、吸引によって荷物を吸着保持して移載する吸引方式、ピックアップベルトで荷物をずり動して移載するピックアップベルト方式、荷物の両側を挟んで保持し移載するクランプ方式などを例示することができる。
例えば、特許文献1に示すような、クランプ方式が採用される移載装置においては、荷物を移載するために必要であるが荷物を保管するには必要でない、いわゆるデッドスペースを少なくすることが可能である。
特開2005−138949号公報
昨今、荷物を移載する際の移載速度の高速化が望まれている。ところが、クランプ方式の移載装置で高速化を図ろうとする場合、クランプを高速に移動させる必要があるが、クランプ移動の際に発生する加減速などに荷物が追随せず、荷物が落下する可能性が高まる。一方、荷物の落下を防止するためには、クランプが荷物を挟持する力を増加させることが考えられるが、荷物が当該挟持力により潰れてしまう可能性が高まる。特に、移載対象の荷物が段ボール箱の場合、段ボール箱の側面状態が安定しているとは限らないため、強めに挟持力を設定する必要があり、荷物を潰す可能性が高まる。
本願発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、クランプ方式の移載装置、移載方法でありながら荷物の潰れる可能性を抑制しつつ移載の高速化を図ることができる移載装置、移載方法の提供を目的としている。
上記目的を達成するために、本願発明にかかる移載装置は、挟持した荷物を移載する移載装置であって、荷物と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第一半径と、前記回転軸から外周までの距離であり、前記第一半径よりも短い第二半径とを有する断面形状を備える第一当接体と、前記第一当接体と協働して荷物を挟持する第二当接体と、前記第一半径の先端対応部分と、前記第二当接体との距離が短くなるように前記第一当接体を前記回転軸周りで回転させ、荷物を挟持する挟持力を発生させる挟持機構とを備えることを特徴とする。
これによれば、第一当接体を回転させることにより第二当接体と協働して荷物を挟持する挟持力を発生させる。つまり、回転軸よりも上方の位置で荷物を挟持し、回転軸よりも上方の位置に挟持力を発生させることができる為、第一当接体と第二当接体とを上昇させて荷物を持ち上げる場合に、荷物と接触する第一当接体の部分に発生する下向きの力により、第一当接体が挟持力を高める方向に回転しようとする(以下この現象を「くさび効果」と記載する場合がある)。当該第一当接体のくさび効果により荷物を急上昇させることが可能となり、荷物の移載の高速化を図ることが可能となる。また、この場合、荷物の自重によってもくさび効果が発生し、当該くさび効果の効力は、荷物の重量に比例する。従って、一定の速度で異なる重量の荷物を移載しても高速で荷物を移載することが可能となる。
一方、本願発明によれば、回転軸よりも下方の位置で荷物を挟持し、回転軸よりも下方の位置に挟持力を発生させることも可能である。従って、第一当接体と第二当接体とで持ち上げた荷物を降下させる場合にも第一当接体のくさび効果を発揮させることが可能となる。
さらに、前記第一当接体、及び、前記第二当接体の上方、または、下方に配置され、荷物と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第三半径と、前記第三半径よりも短い第四半径とを有する断面形状を備える第三当接体と、前記第三当接体と協働して荷物を挟持する第四当接体と、前記第三半径の先端対応部分と、前記第四当接体との距離が短くなるように前記第三当接体を前記回転軸周りで回転させ、荷物を挟持する挟持力を発生させる第二挟持機構とを備えてもよい。
これによれば、荷物が上下二箇所で挟持さるため、荷物の倒れや揺れを防ぐことが可能となる。また、荷物を移載するために必要な挟持力を上下で分散させることが可能となる。従って、荷物に対する負担を軽減しつつ、安定した状態で移載することができ、移載の高速化を図ることが可能となる。
また、前記第一挟持機構が前記第一当接体を回転させる方向に対し、前記第二挟持機構が前記第三当接体を回転させる方向は逆であってもよい。
これによれば、荷物を上昇させる場合には、上下いずれか一方の当接体にくさび効果が発生し、荷物を下降させる場合には、他方の当接体にくさび効果が発生する。従って、荷物を挟持して上昇させ、所定の場所に搬送して、荷物を下降させる一連の動作全てにわたってくさび効果を発揮させることが可能となり、移載の高速化を図ることが可能となる。
さらに、前記第一当接体と前記第二当接体との距離を調節することができる調節機構を備えてもよい。
これによれば、幅の異なる荷物を移載対象とする場合でも、移載装置を柔軟に対応させることが可能となり、第一当接体のくさび効果をいつでも発揮させることが可能となる。
また、上記目的を達成するために、本願発明に係る移載方法は、荷物と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第一半径と、前記回転軸から外周までの距離であり、前記第一半径よりも短い第二半径とを有する断面形状を備える第一当接体と、前記第一当接体と協働して荷物を挟持する第二当接体とを備える移載装置を用いる移載方法であって、前記第一当接体を前記第一半径の先端対応部分が前記回転軸上方から荷物に向かう方向に前記回転軸周りで回転させ、前記回転軸よりも上方で挟持力を発生させて荷物を挟持し移載することを特徴とする。
これによれば、第一当接体を回転させることにより第二当接体と協働して荷物を挟持する挟持力を発生させる。つまり、回転軸よりも上方の位置で荷物を挟持し、回転軸よりも上方の位置に挟持力を発生させることができる為、第一当接体と第二当接体とを上昇させて荷物を持ち上げる場合に、荷物と接触する第一当接体の部分に発生する下向きの力により、第一当接体が挟持力を高める方向に回転しようとする。当該第一当接体のくさび効果により荷物を急上昇させることが可能となり、荷物の移載の高速化を図ることが可能となる。また、この場合、荷物の自重によってもくさび効果が発生し、当該くさび効果の効力は、荷物の重量に比例する。従って、一定の速度で異なる重量の荷物を移載しても高速で荷物を移載することが可能となる。
本願発明によれば、移載の行程に応じて荷物を確実に挟持することができ、移載の高速化を図ることが可能となる。
移載装置を備えるスタッカクレーンが設けられる自動倉庫の一部を示す斜視図である。 荷物を挟持した状態の移載装置の挟持部を示す斜視図である。 荷物を挟持した状態の移載装置の挟持部を示す正面図である。 荷物と第一当接体の当接状態を断面で示す正面図である。 荷物と第二当接体の当接状態を断面で示す正面図である。 移載装置を示す斜視図である。 第一挟持機構を概念的に示す正面図である。 挟持前の移載装置の状態を示す正面図である。 荷物を挟持した状態の移載装置の挟持部を示す斜視図である。 移載装置の別例を示す正面図である。 移載装置の別例を示す正面図である。 当接体の断面形状のバリエーションを示す図である。
次に、本願発明にかかる移載装置の実施の形態を説明する。
図1は、移載装置を備えるスタッカクレーンが設けられる自動倉庫の一部を示す斜視図である。
同図に示すように、自動倉庫300は、スタッカクレーン301により、荷物200が自動でラック302に搬入載置され、また、自動で搬出される倉庫であり、スタッカクレーン301、スタッカクレーン301の通路に沿って設けられたラック302、入出庫の際に荷物が置かれるステーション303を備えている。
また、スタッカクレーン301に備えられる昇降台316には、移載装置100が取り付けられている。
図2は、荷物を挟持した状態の移載装置の挟持部を示す斜視図である。
図3は、荷物を挟持した状態の移載装置の挟持部を示す正面図である。
同図に示すように、挟持部101は、荷物200を直接挟持する移載装置の部分であって、第一当接体111と第二当接体とを備えている。
第一当接体111は、荷物200と当接し、水平方向である荷物の挟持方向(図3中、破線の矢印F)に対し直角に延びる回転軸(図2中、一点鎖線)の周りを回転可能に保持される剛体である。また、第一当接体111は、図4に示すように、回転軸A1から外周までの距離である第一半径r1と、第一半径r1よりも短い第二半径r2とを有する断面形状を備えている。第一当接体111の回転軸A1に垂直な当該断面形状により、第一半径r1の先端対応部分が回転軸A1上方から荷物に向かう方向(図4中、破線矢印R)に第一当接体111を回転させ、荷物200に第一半径r1の先端対応部分を当接させることにより、回転軸A1よりも上方で挟持力Fを発生させることができる。また、重力や慣性により荷物200に下向きの力が発生すると、第一当接体111が破線矢印Rに回転しようとし、挟持力Fが増加する。すなわち第一当接体111は、荷物200を移送する行程においてくさび効果を発揮することが可能となる。
ここで、第一半径r1とは、回転軸Aで第一当接体111を回転させたときの外周の所定の点の軌跡の半径と考えることができる。この考えは第二半径r2も同様である。また、以下に記載する第n半径rn(nは自然数)も同様である。
なお、荷物200に第一半径r1の先端対応部分を当接させて挟持力Fを発生させるには、回転軸A1と荷物200との距離よりも第一半径r1は長く無ければならない。また、挟持力Fを発生させるまで第一当接体111をスムーズに回転させるためには、回転軸A1と荷物200との距離よりも第二半径r2は短く無ければならない。なお、荷物200は移載装置100の構成要素ではなく、移載対象である。従って、荷物200が大きすぎると前記条件は満たさなくなるが、これは本願発明を否定するものではない。
本実施の形態の場合、第一当接体111の荷物200と当接する部分には、滑り止め119が設けられている。滑り止め119は、荷物200との間の摩擦係数を増加させ、くさび効果を高める働きを担う部分である。例えば、滑り止め119がゴムなどの柔軟性を備えている場合、摩擦係数を増加させると共に、荷物200に対するクッションとしても機能する。
第二当接体112は、第一当接体111と協働して荷物を挟持する剛体である。本実施形態の場合、第二当接体112は、図5に示すように第一当接体111と同様の断面形状を有し、回転軸A2の周りで回転することで、荷物200と当接し挟持力Fを発生させることができるものである。なお、第二当接体112の回転方向は、第一当接体111の回転方向とは逆となっている。
なお、上記説明では、第一当接体111は、中実棒状の剛体として説明したが、第一当接体111は、これに限定されるわけではなく、中空筒状の形状でもかまわない。また、軽量化のために、不要な部分を切り取った形状でもかまわない。
図6は、移載装置を示す斜視図である。
同図に示すように、移載装置100は、挟持部101の他、第一挟持機構121と、移送部102とを備えている。
第一挟持機構121は、第一当接体111の第一半径R1の先端対応部分と、第二当接体112との距離が短くなるように第一当接体111を回転軸A1の周りで第一当接体111を回転させ、荷物200を挟持する挟持力を発生させる機構である。
本実施の形態の場合、第一挟持機構121は、図7に示すように、駆動機構123と、二つのチェーン124と、第一当接体111や第二当接体112と接続される軸体125とを備えている。また、駆動機構123には、回転が相互に逆となるモータが備えられており、これらのモータとチェーン124と軸体125により第一当接体111と第二当接体112とを相互に逆方向に回転させることにより、第一挟持機構121は挟持力Fを発生させたり、また、挟持した荷物200を開放したりすることが可能となっている。
なお、第一挟持機構121は、当該機構に限定されるわけではなく、シャフトを出没させるシリンダとカムとの組合せやラックアンドピニオンの機構など任意の機構を採用することが可能である。
移送部102は、挟持部101により挟持された荷物200を挟持部101と共に持ち上げ、荷物200を挟持部101と共に水平方向に移送し、荷物を挟持部101と共に下降させることのできる機構である。移送部102は、トップアーム131と、ミドルアーム132とベースアーム133とを備えている。
トップアーム131は、挟持部101に接続され挟持部101を昇降させることができる機構を備える部材である。また、ベースアーム133は、昇降台316に固定される部材であり、ミドルアーム132は、ベースアーム133に沿ってスライドするものとなっている。
ミドルアーム132は、トップアーム131をスライド可能に保持すると共に、ベースアーム133にスライド可能に取り付けられるアームであり、所定の構造的強度を保ちつつトップアーム131を遠くまで突き出す機能を担っている。
本実施の形態における移載装置100は、ベースアーム133とミドルアーム132とトップアーム131とによって、テレスコピック構造を構成しており、駆動装置(図示せず)によってベースアーム133に対してミドルアーム132を突出するようにスライドさせると、当該動作に連動してトップアーム131がミドルアーム132に対して突出するようにスライドするものとなっている。
次に、ラック302からスタッカクレーン301の昇降台316に荷物200を移載する際の移載装置100との動作を説明する。
まず、移載対象の荷物200が保管されている位置に昇降台316を配置する。ここで、荷物200が載置されている面と昇降台316の荷物200を載置する面とは近接している。
次に、ベースアーム133に対しミドルアーム132をラック302に向かって突出させる。この段階において、第一当接体111と第二当接体112とは第一挟持機構121により回転し、図8に示すように、荷物200の隙間に挿入する幅が最も小さくなる状態、つまり、起立した状態となっている。また、挟持部101は、トップアーム131に対して最下部に配置される状態となっている。
前記ミドルアーム132の突出動作に連動して、トップアーム131がミドルアーム132に対してラック302に向かって突出する。
次に、第一当接体111と第二当接体112とが荷物200を挟持する位置に到着すると、トップアーム131の突出動作が停止する。
次に、第一挟持機構121により、第一当接体111を第一半径r1の先端対応部分が回転軸A1上方から荷物に向かう方向に回転させる。一方、第一挟持機構121により、第二当接体112を第一当接体111とは逆方向に回転させる。以上により、第一当接体111と第二当接体112とが協働して挟持力を発生させ、荷物200を挟持する。
次に、トップアーム131に対して挟持部101を上昇させる。この際、第一当接体111と第二当接体112とにはそれぞれ荷物200の自重と、挟持部101を加速させたときに発生する慣性により下向きの力が発生し、くさび効果が発生する。
従って、急速に挟持部101を持ち上げた場合であっても、第一当接体111と第二当接体112とでしっかりと荷物200を持ち上げることが可能となる。
次に、ミドルアーム132をベースアーム133に対して昇降台316方向にスライドさせることでトップアーム131を同方向にスライドさせ、荷物200を挟持したまま挟持部101と共に搬送する。
この段階でも、荷物200の自重により、くさび効果が発生しているため、第一当接体111と第二当接体112とによって荷物200がしっかりと挟持されているため、高速に搬送することが可能となる。
荷物200が昇降台316の所定の位置に搬送された段階でトップアーム131の動作を停止し、荷物200を挟持部101と共に下降させる。
最後に、第一挟持機構121により第一当接体111と第二当接体112とを回転させ荷物200の挟持を開放する。
以上により、荷物200を移載することができる。また、本実施の形態の場合、挟持部101の下降により荷物200の下部が昇降台316と強い勢いで衝突しそうな場合であっても、荷物200の自重が慣性により低下し、また、昇降台316によって受け止められるため、逆のくさび効果が発生して挟持力Fが弱まるため、荷物200が過度に損傷することを抑止することが可能となる。
次に、本願発明に係る移載装置の他の実施の形態を説明する。
図9は、荷物を挟持した状態の移載装置の挟持部を示す斜視図である。
同図に示すように、移載装置100は、第一当接体111、及び、第二当接体112の下方に配置され、荷物200と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸(図示せず)の周りを回転可能に保持され、回転軸から外周までの距離である第三半径(図示せず)と、第三半径よりも短い第四半径(図示せず)とを有する断面形状を備える第三当接体113と、第三当接体113と協働して荷物を挟持する第四当接体114と、第三半径の先端対応部分と、第四当接体114との距離が短くなるように第三当接体113を回転軸周りで回転させ、荷物200を挟持する挟持力を発生させる第二挟持機構126とを備えている。
本実施の形態において、第三当接体113、第四当接体114、第二挟持機構126は、前記実施形態の対応部と同じであるため説明を省略する。
このような態様の移載装置100によれば、荷物200を複数箇所で挟持するため、荷物200の倒れや揺れを防ぐことが可能となり、特に上下方向に長い(背の高い)荷物を安定して移送することが可能となる。また、荷物200を移載するために必要な挟持力Fを上下で分散させることが可能となる。従って、荷物200に対する負担を軽減しつつ、安定した状態で移載することができるため、荷物が重い場合であっても、荷物200を潰すこと無く移載の高速化を図ることが可能となる。
なお、本願発明は上記実施の形態に限定されるわけではない。例えば図10に示すように、第二当接体112は、棒状の剛体で、回転しないものでもかまわない。この場合、第一当接体111の回転により第二当接体112との間で挟持力Fを発生させることが可能であり、また、第一当接体111によりくさび効果も発生させることが可能である。従って、本願発明に係る作用、効果を得ることが可能である。なお、固定状態の第二当接体112の場合、第二当接体112を荷物200の側方に挿入する際や、第二当接体112を荷物200から引き抜く際に、荷物200と第二当接体112との摩擦が発生するのを防止するため、第二当接体112を挟持方向であって荷物から離れる方向に移動できてもよい。例えば、起立状態の第一当接体111と第二当接体112との間に荷物200が位置するように第一挟持機構121を挟持方向にスライド可能としてもかまわない。また、下記調節機構139により、第二当接体112を移動させるものでもよい。
また、第一当接体111と第二当接体112との距離を調節することができる調節機構139を設けてもかまわない。本実施の形態の場合、調節機構139は、複数のボルト孔141と第二当接体112にねじ込むことができるボルト142とで構成されており、ボルト142を挿入するボルト孔141を変更することで、第一当接体111と第二当接体112との距離を調節することができるものとなっている。
また、図11に示すように、第一挟持機構121が第一当接体111を回転させる方向R1に対し、第二挟持機構126が第三当接体113を回転させる方向R2を逆としてもかまわない。
これによれば、荷物200を上昇させる場合には、第三当接体113、及び、第四当接体114にくさび効果が発生し、荷物を下降させる場合には、第一当接体111、及び、第二当接体112にくさび効果が発生する。従って、荷物200を挟持して上昇させる場合ばかりでなく、荷物を下降させる場合にもくさび効果を発生させることができる為、移載の一連の動作全てにわたってくさび効果を発揮させることが可能となり、移載の高速化を図ることが可能となる。
また、第一当接体111、第二当接体112、第三当接体113、第四当接体114は、図面に記載の形状に限定されるわけではない。例えば、図12に示すような断面形状を備えてもかまわない。第一当接体111、第二当接体112、第三当接体113、第四当接体114は、回転することにより荷物から離れる形状であればよく、円弧形状に限られず角形状などでも良い。
また、上述した実施の形態における任意の構成要素を組み合わせて実現される別の実施の形態も本願発明に含まれる。また、上述した実施の形態に対して本願発明の主旨を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形例も特許請求の範囲の記載を逸脱しない限り本願発明に含まれる。
本願発明は、自動倉庫や所定の場所から他の場所へ自動搬送車で荷物を搬送する工場等に利用可能である。
100 移載装置
101 挟持部
102 移送部
111 第一当接体
112 第二当接体
113 第三当接体
114 第四当接体
119 滑り止め
121 第一挟持機構
123 駆動機構
124 チェーン
125 軸体
126 第二挟持機構
131 トップアーム
132 ミドルアーム
133 ベースアーム
139 調節機構
141 ボルト孔
142 ボルト
200 荷物
300 自動倉庫
301 スタッカクレーン
302 ラック
303 ステーション
316 昇降台

Claims (5)

  1. 挟持した荷物を移載する移載装置であって、
    荷物と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第一半径と、前記回転軸から外周までの距離であり、前記第一半径よりも短い第二半径とを有する断面形状を備える第一当接体と、
    前記第一当接体と協働して荷物を挟持する第二当接体と、
    前記第一半径の先端対応部分と、前記第二当接体との距離が短くなるように前記第一当接体を前記回転軸周りで回転させ、荷物を挟持する挟持力を発生させる第一挟持機構と
    を備える移載装置。
  2. さらに、
    前記第一当接体、及び、前記第二当接体の上方、または、下方に配置され、荷物と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第三半径と、前記第三半径よりも短い第四半径とを有する断面形状を備える第三当接体と、
    前記第三当接体と協働して荷物を挟持する第四当接体と、
    前記第三半径の先端対応部分と、前記第四当接体との距離が短くなるように前記第三当接体を前記回転軸周りで回転させ、荷物を挟持する挟持力を発生させる第二挟持機構と
    を備える請求項1に記載の移載装置。
  3. 前記第一挟持機構が前記第一当接体を回転させる方向に対し、前記第二挟持機構が前記第三当接体を回転させる方向は逆である
    請求項2に記載の移載装置。
  4. さらに、
    前記第一当接体と前記第二当接体との距離を調節することができる調節機構を備える
    請求項1に記載の移載装置。
  5. 荷物と当接し、水平方向である荷物の挟持方向に対し直角に延びる回転軸の周りを回転可能に保持され、前記回転軸から外周までの距離である第一半径と、前記回転軸から外周までの距離であり、前記第一半径よりも短い第二半径とを有する断面形状を備える第一当接体と、前記第一当接体と協働して荷物を挟持する第二当接体とを備える移載装置を用いる移載方法であって、
    前記第一当接体を前記第一半径の先端対応部分が前記回転軸上方から荷物に向かう方向に前記回転軸周りで回転させ、前記回転軸よりも上方で挟持力を発生させて荷物を挟持し移載する
    移載方法。
JP2009235743A 2009-10-09 2009-10-09 移載装置、移載方法 Pending JP2011079657A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235743A JP2011079657A (ja) 2009-10-09 2009-10-09 移載装置、移載方法
US12/894,208 US20110156332A1 (en) 2009-10-09 2010-09-30 Transfer apparatus and transfer method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009235743A JP2011079657A (ja) 2009-10-09 2009-10-09 移載装置、移載方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011079657A true JP2011079657A (ja) 2011-04-21

Family

ID=44074135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009235743A Pending JP2011079657A (ja) 2009-10-09 2009-10-09 移載装置、移載方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110156332A1 (ja)
JP (1) JP2011079657A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109665313A (zh) * 2019-01-25 2019-04-23 济南领驭节能工程有限公司 一种筒纱包装成品的多工位低能耗高速码垛机
WO2022022382A1 (zh) * 2020-07-30 2022-02-03 深圳市海柔创新科技有限公司 一种取货机构及搬运装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9919870B2 (en) * 2011-07-01 2018-03-20 Effimat Storage Technology Aps Vertical lift storage system and a method of operating a lift
US9365347B2 (en) * 2012-09-06 2016-06-14 Murata Machinery, Ltd. Transfer device
US10703563B2 (en) * 2017-11-10 2020-07-07 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Stocker
EP3636565B1 (de) * 2018-10-08 2024-02-21 Becton Dickinson Rowa Germany GmbH Bediengerät zum ein- und auslagern von flaschenartigen stückgütern
US10435252B1 (en) 2018-10-08 2019-10-08 Becton Dickinson Rowa Germany Gmbh Operating device for placing or retrieving bottle-like piece goods

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101512A (ja) * 1991-07-29 1995-04-18 Eizo Aoki 物品を収納する箱状のものを並列に載積した台庫を循環する装置
JPH10335428A (ja) * 1997-04-03 1998-12-18 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板移載装置
JPH1130558A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Anzen Motor Car Co Ltd ベルト張力測定器

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US136399A (en) * 1873-03-04 Improvement in clamps for cigar-molds
US774563A (en) * 1902-01-25 1904-11-08 Charles W Barger Vise.
US1375312A (en) * 1920-08-05 1921-04-19 Nicol John Clamp
US1877974A (en) * 1931-06-16 1932-09-20 John F Robb Pipe line depositing machine
US2420020A (en) * 1944-12-09 1947-05-06 Bmc Mfg Corp Lever-actuated pivoted-jaw wrench
US2466937A (en) * 1945-06-07 1949-04-12 Curtis J Downs Toggle actuated c-clamp
US2645372A (en) * 1948-06-12 1953-07-14 Clark Equipment Co Material handling apparatus
US2677981A (en) * 1951-02-09 1954-05-11 Temple Velocity Equipment Inc Explosively actuated compression tool
US2842275A (en) * 1956-02-23 1958-07-08 Kughler Edwin Russell Drum handling apparatus
US2887918A (en) * 1957-05-27 1959-05-26 B & J Mfg Company Vise for supporting a pipe during caulking
US3410431A (en) * 1966-07-06 1968-11-12 Inventors Engineering Clamp mechanism for materials handling equipment
US3561615A (en) * 1969-07-16 1971-02-09 Terry A Forsberg Pipe positioning and handling device
US4304433A (en) * 1980-03-17 1981-12-08 Bj-Hughes Inc. Pipe gripping head
DE8814208U1 (de) * 1988-11-12 1989-01-05 Maier, Josef, 7619 Steinach Klammer zum Verbinden von Schaltafeln
WO1999066244A2 (en) * 1998-06-19 1999-12-23 Ryan Incorporated Eastern Apparatus and methods for placing and engaging elongate workpieces
ES2245264B1 (es) * 2005-04-11 2007-03-16 Sistemas Tecnicos Encofrados, S.A. Mordaza ajustable para sujecion de paneles de encofrado.
US7815178B1 (en) * 2006-05-16 2010-10-19 Lucille Troutman Clamping machine
US7950637B2 (en) * 2007-07-13 2011-05-31 Eagle Fan Adjustable holding apparatus

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07101512A (ja) * 1991-07-29 1995-04-18 Eizo Aoki 物品を収納する箱状のものを並列に載積した台庫を循環する装置
JPH10335428A (ja) * 1997-04-03 1998-12-18 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板移載装置
JPH1130558A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Anzen Motor Car Co Ltd ベルト張力測定器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109665313A (zh) * 2019-01-25 2019-04-23 济南领驭节能工程有限公司 一种筒纱包装成品的多工位低能耗高速码垛机
CN109665313B (zh) * 2019-01-25 2024-02-23 济南领驭节能工程有限公司 一种筒纱包装成品的多工位低能耗高速码垛机
WO2022022382A1 (zh) * 2020-07-30 2022-02-03 深圳市海柔创新科技有限公司 一种取货机构及搬运装置
US12319499B2 (en) 2020-07-30 2025-06-03 Hai Robotics Co., Ltd. Goods taking mechanism and carrying device

Also Published As

Publication number Publication date
US20110156332A1 (en) 2011-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011079657A (ja) 移載装置、移載方法
CN108569620B (zh) 抓取器和具有至少一个抓取器的吊梁
KR101715155B1 (ko) 스택 그리퍼 장치
JP5436747B2 (ja) 物品移載装置
CN111422547A (zh) 一种存储机器人及提取货箱的方法
CN108778965A (zh) 货盘的夹持
KR101005317B1 (ko) 무인차량 적재 로봇 시스템
JP6198917B2 (ja) 搬送装置
JP2012046352A (ja) 積込装置および積込システム
JP2008142719A (ja) オートパレタイザ
KR200440828Y1 (ko) 과일이송용 덤프장치
CN116374621A (zh) 袋装物料搬运控制方法、搬运系统和控制装置
JP2015040126A (ja) 物品移載装置及び搬送設備
KR102050875B1 (ko) 장약 이송장치
JP2016060593A (ja) パレット切り出し装置並びに段積みパレットの取り出し方法
CN108349720A (zh) 用于运载运载物的装置和方法
CN112955390B (zh) 姿态转换装置
KR102055521B1 (ko) 2단 컨베이어를 이용한 이송장치
CN104229261A (zh) 一种承载底座
JP4396494B2 (ja) 物品移載装置及び物品移載方法
JP2006056198A (ja) 受取り・受渡し装置
CN106429986B (zh) 一种叉车用折叠式托盘
JP2021116931A (ja) パレット脱水システム
FI130588B (en) Load handling device and loader
EP3240747B1 (en) A transportation system

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120224

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120424