JP2011055510A - 超音波エネルギシステムおよびセラミックホーンを備える方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】極端な動作条件下で長期にわたる性能を提供するように残された超音波エネルギーシステム(超音波ホーン)を提供する。
【解決手段】超音波エネルギ源に接続されたホーン26を具備する振動エネルギを作用するための音響システムに関する。ホーン26は、全長および波長を画定し、その少なくとも前縁部はセラミック材料から構成される。前縁部は、ホーン波長の少なくとも1/8の長さを有する。好ましい一実施形態において、ホーン26の全体はセラミック材料であり、締り嵌めによって導波路などの個別の構成部品に取付けられる。これに関係なく、ホーン26の少なくとも大部分にセラミック材料を用いることによって、超音波システムは、高温および/または腐食性の流体媒体などの極度な環境で長期間作動することが容易になる。金属マトリックス複合ワイヤの作製に有用である。
【選択図】図1
【解決手段】超音波エネルギ源に接続されたホーン26を具備する振動エネルギを作用するための音響システムに関する。ホーン26は、全長および波長を画定し、その少なくとも前縁部はセラミック材料から構成される。前縁部は、ホーン波長の少なくとも1/8の長さを有する。好ましい一実施形態において、ホーン26の全体はセラミック材料であり、締り嵌めによって導波路などの個別の構成部品に取付けられる。これに関係なく、ホーン26の少なくとも大部分にセラミック材料を用いることによって、超音波システムは、高温および/または腐食性の流体媒体などの極度な環境で長期間作動することが容易になる。金属マトリックス複合ワイヤの作製に有用である。
【選択図】図1
Description
本発明は、音響学に関する。さらに詳細には、本発明は、超音波システムおよび高温および/または腐食性の環境などの苛酷な環境において、超音波エネルギを長期間供給するために、セラミックホーンを組込む方法に関する。
超音波は、可聴周波数の限界を超える音の振動の影響の科学である。強力な超音波用途の目的は、処理される材料にある程度の物理的な変化を誘発することである。この処理は、面積または体積単位当たりの振動エネルギの流れを必要とする。用途に応じて、結果として生じる出力密度は、1ワット未満から平方センチメートル当たり数千ワットの範囲であってもよい。これに関して、超音波は材料の溶接または切削などの種々の用途に用いられる。
特定の用途に関係なく、超音波装置またはシステム自体は一般に、振動子、ブースタ、導波路およびホーンから構成される。これらの構成部品は、「ホーンスタック」として組合せて呼ばれることが多い。振動子は、電源によって供給される電気エネルギを高い周波数の機械的振動に変換する。ブースタは、振動子からの振動出力を増幅または調整する。導波路は、ブースタからホーンに増幅した振動を伝達し、ホーンの取付けのために適切な面を提供する。特に、導波路構成部品は通常、振動子への熱伝達を低減し、音響学および処理の観点からホーンスタックの性能を最適にするような設計目的のために用いられる。しかし、導波路は、必要な構成部品というわけではなく、常に用いられるわけではない。代わりに、ホーンは、ブースタに直接接続されることが多い。
ホーンは、ホーン材料の波長の2分の1の倍数の長さを通常有する音響ツールであり、機械的振動エネルギを所望の作用点に伝達するようなたとえばアルミニウム、チタンまたは鋼から一般に構成される。ホーンの変位または振幅は、ホーン面のピークからピークへの移動である。ホーン入力振幅に対するホーン出力振幅の比は、「ゲイン」と呼ばれる。ゲインは、振幅入力部および振幅出力部におけるホーンの質量の比の関数である。一般に、ホーンにおいて、ホーンの面における振幅の方向は、作用される機械的振動の方向と一致する。
具体的な用途に応じて、ホーンは、簡素な円筒形、スプール形、鐘形、ブロック形、バー形をはじめとする種々の形状を帯びることができる。さらに、ホーンの前縁部分(または「先端」)は、ホーン本体の残りの部分とは異なるサイズおよび/または形状を備えていてもよい。一定の構成において、ホーンの先端は、交換可能な構成部品であってもよい。本願明細書を通じて用いられるとき、「ホーン」なる語は、一様な形状のホーンのほか、識別可能なホーンの先端を画定するホーン構造も含まれる。最後に、超音波切削および溶接などの一定の用途に関して、さらなるアンビル構成部品が提供される。しかし、これに関係なく、超音波ホーンの構成および材料組成は、比較的標準的である。
大部分の超音波用途では、アルミニウム、チタンおよび鋼から構成される許容されるホーン材料が非常に実用的であり、主な材料の選択基準は所望の操作周波数である。超音波エネルギが作用される材料は室温であり、比較的不活性であるため、ホーンの磨耗は少しでもあるとしても最小である。しかし、一定の他の超音波用途では、磨耗に関係する問題は生じうる。特に、ホーンが厳しい環境(たとえば、腐食性および/または高温)で動作する場合には、許容されるホーン材料は許容可能な結果をもたらすことができない可能性がある。たとえば、超音波エネルギは、作動部品への流体媒体の浸透を達成するために、一般に用いられる。ファイバ補強金属マトリックス複合ワイヤの作製は、そのような一例であり、ファイバのトウが溶融金属(たとえばアルミニウムを基にした溶融金属)に浸漬される。音波が溶融金属内に(その中に浸漬された超音波ホーンによって)導入され、溶融金属をファイバトウに浸透させ、その結果、金属マトリックス複合ワイヤを作製する。溶融アルミニウムは、極度に熱く(700℃程度)かつ化学的腐食性のあるようなきわめて過酷な環境を表す。厳しい条件下で、チタン製および鋼製のホーンは、急速に劣化する。他の利用可能な金属を基にしたホーン構造は、公称のホーン動作寿命の向上のみを提供する。たとえば、金属マトリックス複合ワイヤ製造業者は、ホーン用に一連のニオブ−モリブデン合金(たとえば、少なくとも4.5%のモリブデン)を一般に用いる。このさらに厳密な材料選択を用いる場合であっても、ニオブを基にしたホーンは、再加工が必要とされる前に、溶融アルミニウムにおいて動作寿命が制限される。さらに、「第1の」寿命の終わり付近で、ニオブ合金製のホーンは、不安定になり、不測の処理問題を生じる可能性がある。加えて、ニオブ−モリブデン合金製のホーンの作製には、正確さが必要であり、長期にわたって費用の嵩む成形、高温加工および最終的な加工作業を行う必要がある。これらをはじめとする他の材料の高い費用に鑑みて、ニオブ(およびその合金)および他の許容されるホーン材料は、過酷な環境の超音波用途では最適ではない。
超音波装置は、種々の用途に有用に用いられる。しかし、一定の実装例では、超音波ホーンが動作する厳しい環境は、現在のホーン材料を経済的に利用することができなくする。したがって、極端な動作条件下で長期にわたる性能を提供するように成された超音波エネルギシステムおよび特に超音波ホーンが必要とされる。
本発明の一態様は、超音波エネルギ源に接続されたホーンを具備する振動エネルギを作用するための音響システムに関する。ホーンの少なくとも前縁部は、セラミック材料から構成される。さらに詳細には、ホーンは、全長および波長を画定する。セラミック材料の前縁部は、ホーン波長の少なくとも1/8の長さを有する。一実施形態において、ホーンの全体は、セラミック材料であり、締り嵌めによって導波路などの個別の構成部品に取付けられる。これに関係なく、ホーンの少なくとも前縁部にセラミック材料を用いることによって、本発明の超音波システムは、高温および/または腐食性の流体媒体などの極度な環境で長期間作動することが容易になる。驚いたことに、たとえば、SiN4、サイアロン、Al2O3、SiC、TiB2などのセラミックを基にしたホーンは、振動エネルギをきわめて腐食性の高い溶融金属媒体、特に溶融アルミニウムに作用させるときに、実質的に化学反応を生じないことが分かった。
本発明の別の態様は、超音波エネルギを流体媒体に作用させる方法に関し、流体媒体を提供するステップと、超音波エネルギ源を、セラミック材料である1/8波長のホーンの少なくとも前縁に接続するステップと、を含む。ホーンの少なくとも一部は、流体媒体に浸漬される。このために、ホーンは、その浸漬される部分全体がセラミック材料からなるように構成される。最後に、超音波エネルギ源は、ホーンが超音波エネルギを流体媒体に供給するように作動される。一実施形態において、流体媒体は腐食性であり、少なくとも500℃の温度であり、この方法は、少なくとも100時間の超音波エネルギ供給に対してホーンを交換しなくて済むことによって特徴付けられる。
本発明のさらに別の態様は、連続複合ワイヤを作製する方法に関する。この方法は、少なくとも600℃の温度を有する、含有される量の溶融金属マトリックス材料を提供するステップを含む。複数の実質的に連続のファイバを含むトウは、含有される量の溶融金属マトリックス材料に浸漬される。超音波エネルギは、ホーンによって、セラミックである1/8波長の少なくとも前縁に付与される。そのようにして付与された超音波エネルギは、含有される量の溶融金属マトリックス材料の少なくとも一部に振動を生じ、溶融金属マトリックス材料の少なくとも一部が複数のファイバの中に浸透することができ、浸透された複数のファイバが提供されるようになっている。最後に、浸透された複数のファイバが含有される量の溶融金属マトリックス材料から引出される。
本発明による超音波システム10の一実施形態は、図1に提供される。一般的に言えば、超音波システム10は、エネルギ源12(ブロック形態で示される)、超音波またはホーンスタック14および冷却システム16を具備する。種々の構成部品に関する詳細は、以下に記載される。しかし、一般的に言えば、ホーンスタック14は、振動子20、ブースタ22、導波路24およびホーン26を具備する。ホーン26の少なくとも一部は、セラミック材料から構成され、エネルギ源12からの入力によって振動子20、ブースタ22および導波路24によって生成される機械的振動エネルギを供給するようになされる。以下に述べるように、冷却システム16は、ホーン26と導波路24との間の境界を冷却する。この構成では、超音波システム10および特にホーン26は、極端な動作環境(たとえば、高温および/または化学的に腐食性)において長期間にわたって超音波エネルギを供給することができる。
超音波システム10の複数の構成部品は、当業界では周知のタイプである。たとえば、エネルギ源12、振動子20およびブースタ22は一般に、従来の構成部品であり、種々の形態を取ることができる。たとえば、一実施形態において、エネルギ源12は、高い周波数の電気エネルギを振動子20に提供するように構成される。振動子20は、エネルギ源12からの電気を公称20kHzの機械的振動に変換する。したがって、本発明による振動子20は、圧電型、電気機械型などの任意の利用可能なタイプであってもよい。最後に、ブースタ22はまた、振動子20からの振動出力を増幅して、それを導波路24/ホーン26に伝達するようになされる当業界では周知のタイプである。これに関して、システム10は、ブースタ22とホーン26との間に導波路24を具備することができるが、別の実施形態において、ホーン26は導波路24が除去されるようにブースタ22に直に接続される。
上述の構成部品とは異なり、ホーン26および導波路24を設ける場所は、周知の超音波システムに関する別個の改良を表す。特に、ホーン26の大部分および一実施形態においてホーン26全体は、セラミック材料から形成される。参考のために、ホーン26は、後縁端部30および前縁端部32によって画定される。後縁端部30は導波路24に取り付けられるのに対し、前縁端部32はホーン26の作用端部を表す。したがって、たとえば、超音波システム10が超音波エネルギを流体媒体に供給するために用いられる場合には、前縁端部32は(前縁端部32に隣接するホーン26の部分と共に)流体媒体中に浸漬される。これらの意味を念頭に置いて、ホーン26は、後縁端部30から前縁端部32までの長さによって画定され、ホーン材料波長を画定する。ホーン26のセラミック部分は、前縁端部32付近から後縁端部30に向かって延在する長さではこの波長の少なくとも1/8である。言い換えれば、ホーン26は、ホーン材料波長の少なくとも1/8の長さを有するセラミック製の前縁部34を画定する。あるいは、セラミック部分の前縁部34は、ホーン材料波長の1/8より大きい長さ、たとえば、少なくとも1/4波長または1/2波長を備えうる。もっとも好ましい実施形態において、ホーン26全体はセラミック材料から形成される。これに関係なく、ホーンのセラミック部分は、単なるコーティングまたは小さなヘッドピースではない。それどころか、本発明は、ホーン26の大部分に沿ってセラミックを利用する。
種々のセラミック材料は、ホーン26(または前述のようにその前縁部34)用として許容可能であり、炭化物、窒化物および/または酸化物材料の少なくとも1つを含む。たとえば、ホーン26のセラミック部分は、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、二ホウ化チタン、ジルコニア、炭化ケイ素などであってもよい。さらにいっそう好ましい実施形態において、ホーン26のセラミック部分は、サイアロン(Si6-xAlxOxN8-x)などのアルミナ、窒化ケイ素のセラミック複合材である。
ホーン26は図1には円筒形ロッドのように示されているが、他の形状も利用可能である。たとえば、ホーン26は、(断面が)矩形または正方形の形状のバー、球形、先細り、両先細りなどであってもよい。ホーン26の選択された形状は、所期の目的の用途の機能である。
ホーン26がどのように提供されるかに応じて、導波路24は、それらの間に結合があってもよく、種々の形態を取ることができる。たとえば、ホーン26の後縁部36はセラミック以外の材料(たとえば、チタン、ニオブまたは他の従来のホーン材料)である場合には、ホーン26が導波路24に固定される技術であってもよく、導波路24もまた周知の構成であってもよい。たとえば、ホーン26の後縁部36がニオブおよびその合金などの標準的なホーン材料から構成される場合には、導波路24はチタンおよび/または鋼材料から形成され、ホーン26はねじ締結具によって導波路24に取付けられることができる。超音波ホーンにこれまで用いられていなかった別の取付け技術については、以下に記載される。
ホーン26全体がセラミック材料から形成される一実施形態によれば、機械的な嵌込み取付け技術を用いて、ホーン26および導波路24(または導波路24が含まれない場合にはブースタ22)を連結することができる。たとえば、図2Aおよび図2Bを参照すると、導波路24およびホーン26は、その間の締り嵌め(interference fit)を容易にするようになされる。さらに詳細には、導波路24は、ホーン26の外寸に対応する寸法を有する内部ボア38を形成する。したがって、たとえば、ホーン26が円筒形ロッドとして提供される場合には、ボア38および後縁端部30は、その間に適切な締り嵌めを生成するように選択された直径を画定する。これに関して、前述のように、超音波システム10は、溶融金属などの高温環境(すなわち、少なくとも200℃、他の実施形態において少なくとも350℃、他の実施形態において少なくとも500℃)において使用するようになされることが好ましい。これらの条件下で、締り嵌めまたは接合嵌めは、セラミックホーン26が直面しそうな高温で導波路24に対して緩まないようにしなければならない。一実施形態において、ブースタ22とホーン26との間の接続を最適に促進するために、導波路24は、セラミック以外の材料から形成される。導波路24およびホーン26に関して種々の材料を用いることによって、これらの構成部品がきわめて高温に曝されたときに、異なる速度で膨張することを認識されたい。この材料膨張に関連して、ホーン26が膨張するとき、フープ応力はホーン26によって導波路24上に付与されることになる。このことを念頭に置き、一実施形態において、これらの高温用途向けに用いられることが多い材料(ニオブなど)とは対照的に、締り嵌めによって生じるフープ応力がチタンの降伏強さよりはるかに小さいため、導波路24はチタン材料から形成される。すなわち、ニオブ(およびその合金)は、高温(たとえば、少なくとも500℃程度)で予測されるフープ応力に耐えることができない。たとえば、超音波システム10は超音波エネルギを溶融金属媒体に作用させるために用いられる場合には、導波路24はチタンであることが好ましく、ボア40(38)は室温で0.003インチの締り嵌めを提供するように選択される。
ホーン26を導波路24に組立てるための上記の締り嵌め固締式技術は、1つの許容可能な手法に過ぎない。分割固締構成などを含む導波路24の形成など他の機械的な固締技術をも用いることができる。これに関係なく、他の接合点(たとえば、導波路24の振動ノード)も許容可能であるが、導波路24とホーン26との間の接合点は導波路24の波腹にあることが好ましい。これに関係なく、導波路24へのホーン26の締り嵌め組立技術は、導波路24の機械加工または調整による、ホーンスタック14の全体的な波長調整を容易にする。これは、ホーン26が半波長のホーンとして正確に機械加工される許容される技術とは対照的である。セラミックの機械加工に関連する潜在的な複雑さのために、本発明は、波長調整工程の一部として導波路24の機械加工を促進する。したがって、ホーン26は、半波長以外の長さを備えてもよい。このために、ホーンスタック14を通じて最小の消費エネルギで最適な共鳴(たとえば、20kHz)のために導波路24/ホーン26の長さの中間にノードおよび導波路24/ホーン26の境界に波腹を維持するために、一般に半波長要件が導波路24の長さおよびホーン26の長さには必要であることを認識されたい。
図1に戻ると、一実施形態において、超音波システム10は、ホーン26と導波路24との間の前述の接合点のほか、ホーンスタック14の他の構成部品の冷却を達成するために、冷却システム16を具備する。一般的に言えば、冷却システム16の一実施形態は、囲い板40、空気源42および管路44を具備する。図3をさらに参照すると、囲い板40はホーンスタック14を中心にして配置するようなサイズであり、その先端部46は導波路24/ホーン26の接合点に隣接するように位置決めされる。管路44は、囲い板40の内部で空気源42と流体によって接続され、それによって、空気源42から押し込まれる気流を囲い板40内部に向ける。一実施形態において、システム10は、ホーンスタック14の取り付けのためのブラケット48をさらに具備する。
図4に最もよく示されているように、たとえば、使用中、ホーン26の部分(特にセラミック製の前縁部34の少なくとも一部)は、流体媒体50内に浸漬される。一定の用途では、流体媒体50は、約710℃の温度の溶融アルミニウムなど、極端に熱くてもよい。これらの条件下で、流体媒体50からの熱は、導波路24とホーン26との間の取付けの安定性に悪影響を及ぼしうる。しかし、一実施形態によれば、冷却システム16は、潜在的な複雑さを最小限に抑える。特に、囲い板40は、導波路24/ホーン26の接合点を包囲し、囲い板40と導波路24/ホーン26との間の間隙52を画定する。空気源42(図1)からの空気は、管路44(図1)によってこの間隙52に押し込まれ、囲い板40から外側に通過する。したがって、押し込まれた気流は、導波路24/ホーン26の接合点から熱を逃し、導波路24、ブースタ22(図1)および振動子20(図2)を冷却する。あるいは、他の冷却システム設計を用いてもよい。さらに、流体媒体50からの熱があまり影響しない場合、および/または導波路24/ホーン26組立品が所期の温度で安定である場合には、冷却システム16を完全に排除することができる。
本発明の超音波システム10は種々の超音波用途、特に腐食性環境、高温の流体媒体およびその組合せなどの極端な環境を伴う用途ではきわめて有用である。特に、ホーン26の関連部分、好ましくはホーン26全体をセラミック材料から形成することによって、ホーン26は、極端な環境に曝されたときに急激に腐食しない。特に、サイアロン、窒化ケイ素、二ホウ化チタン、炭化ケイ素、酸化アルミニウムなどの選択されたセラミック材料は、高温できわめて安定であり、一般に、溶融アルミニウムなどの酸性の流体に曝されたときに腐食しない。さらに、高温用途に対して、好ましいセラミックホーン26は、(ニオブおよびニオブ−モリブデン合金などの周知の高温用途のホーン材料に比べて)高温媒体からホーンスタックの残りへの熱伝達特性が低い。したがって、700℃を越える温度の溶融金属用途の場合には、好ましいセラミックホーン26は、振動子20への熱伝達を最小限に抑えることによって、振動子の結晶を損傷する可能性を著しく低減する。ホーン26が全体的にセラミックである場合には、ホーン26は周辺温度および高温(たとえば700℃の範囲)で本質的に一定の剛性特性および密度特性を呈する。
上記のことを念頭に置いて、本発明による超音波システム10の1つの具体的な用途は、ファイバ補強アルミニウムマトリックス複合ワイヤの作製にある。図5は、本発明による超音波システム10を用いる金属マトリックス複合ワイヤ作製システムの一実施例を概略的に示す。図5に記載される作製方法は、「キャストスルー(cast through)」と呼ばれ、インレットダイ62を通ってトウ60が排出される真空室64に運搬される多結晶のα−Al2O3ファイバ60のトウから始まる。次に、トウ60は、冷まし治具65を通って溶融形態で金属マトリックス68を収容する容器66に運搬される。一般的に言えば、溶融マトリックス金属68は、少なくとも600℃、一般には約700℃の温度のアルミニウムを基にしていてもよい。溶融マトリックス金属68に浸漬している間に、トウ60は、超音波システム10、特に他の方法で溶融金属マトリックス68に浸漬されるホーン26によって供給される超音波エネルギを受ける。この場合も、ホーン26全体がセラミックである好ましい。あるいは、前縁部34(図1)のみがセラミックである場合には、ホーン26の浸漬される部分は、セラミック製の前縁部34(またはその一部)のみからなる。これに関係なく、ホーン26は、好ましくは20kHzで溶融金属マトリックス68を振動する。そのようにすることで、マトリックス材料は、ファイバトウ60に完全に浸透することになる。浸透されるファイバトウ60は、溶融金属マトリックス68から引出される。本発明のシステム10が有用である多数の他の金属マトリックス複合ワイヤ作製技術が周知であり、その1つは、たとえば米国特許第6,245,425号明細書に記載され、その教示は参照によって本願明細書に援用するものとする。
正確な作製技術に関係なく、ニオブホーンを組込んでいる既存の超音波システムとは異なり、本発明の超音波システム10は、ホーン26の交換を必要とすることなく、長期の動作期間を提供する。すなわち、溶融金属浸透用途に用いられるニオブホーン(およびニオブ合金)は一般に、腐食のために50時間未満の作動時間で機能しなくなる。対照的に、本発明による超音波システム10および特にホーン26は、驚いたことに、溶融金属中で100時間を超える作動時間で十分に有用な動作寿命を呈する。作動時間が溶融金属中で200時間を超える場合もある。
超音波システム10は、ファイバ補強アルミニウムのマトリックス複合ワイヤの作製に関して用いられることが好ましいと記載されているが、他の音響用途または超音波用途に関しても利点を認識されたい。したがって、本発明は、1つの具体的な音響用途または超音波用途のいずれかに決して限定されるわけではない。
本発明の目的および利点は、以下の実施例によってさらに示される。これらの実施例に列挙された具体的な材料およびその量のほか、他の条件および詳細は、本発明を過度に制限するものと考えるべきではない。
実施例1
超音波ホーンスタックは、長さ約11.75インチ、直径1インチの円筒形ロッドのサイアロンホーンを形成することによって作製された。ホーンは、締り嵌めによってチタン導波路に取付けられた。導波路はブースタに取付けられ、ブースタは今度は振動子に取付けられた。適切なエネルギ源は、振動子に電気的に接続された。そのようにして構成された超音波システムは、次に、溶融アルミニウム槽に超音波エネルギを作用させるために動作した。特に、アルミニウム金属は、溶融アルミニウム槽を形成するために、約705℃〜715℃の範囲の温度まで加熱された。セラミックホーンが溶融アルミニウム槽に部分的に浸漬され、ホーンスタックは、ホーンが約20kHzで約65ワットを送信し、空冷するように動作した。約50時間の間隔で、ホーンは溶融アルミニウム槽から除去され、酸エッチングされ、侵食に関して目視検査された。さらに、導波路とホーンとの間の接合点の安定性が、検査された。出力および周波数の示度が、腐食特性および接合点の安定性特性とともに、以下の表1に記載される。200時間の動作後、導波路/ホーンの接合点は依然として、きわめて安定性のままであり、非常に限定されたホーンの侵食または疲労が識別された。したがって、セラミックホーンは、長期間、腐食性の高温環境に対する超音波エネルギの供給に耐えることができた。とりわけ、ホーンおよび導波路/ホーンの接合点の安定性は、200時間を超えるさらに長い時間の試験において維持されると考えられる。さらに、セラミックホーンのわずかな侵食がホーン材料および特にケイ素の溶融槽への移動を生じるかどうかを決定するために、測定が行われた。実施例1に関して、溶融アルミニウム槽のケイ素含有量は、超音波エネルギを作用する前は、153ppmと測定された。150時間後、溶融アルミニウム槽のケイ素含有量が再び検査され、135ppmであることが分かった。したがって、溶融アルミニウム槽のケイ素含有量は、セラミックの超音波ホーンによって悪影響を受けなかった。
超音波ホーンスタックは、長さ約11.75インチ、直径1インチの円筒形ロッドのサイアロンホーンを形成することによって作製された。ホーンは、締り嵌めによってチタン導波路に取付けられた。導波路はブースタに取付けられ、ブースタは今度は振動子に取付けられた。適切なエネルギ源は、振動子に電気的に接続された。そのようにして構成された超音波システムは、次に、溶融アルミニウム槽に超音波エネルギを作用させるために動作した。特に、アルミニウム金属は、溶融アルミニウム槽を形成するために、約705℃〜715℃の範囲の温度まで加熱された。セラミックホーンが溶融アルミニウム槽に部分的に浸漬され、ホーンスタックは、ホーンが約20kHzで約65ワットを送信し、空冷するように動作した。約50時間の間隔で、ホーンは溶融アルミニウム槽から除去され、酸エッチングされ、侵食に関して目視検査された。さらに、導波路とホーンとの間の接合点の安定性が、検査された。出力および周波数の示度が、腐食特性および接合点の安定性特性とともに、以下の表1に記載される。200時間の動作後、導波路/ホーンの接合点は依然として、きわめて安定性のままであり、非常に限定されたホーンの侵食または疲労が識別された。したがって、セラミックホーンは、長期間、腐食性の高温環境に対する超音波エネルギの供給に耐えることができた。とりわけ、ホーンおよび導波路/ホーンの接合点の安定性は、200時間を超えるさらに長い時間の試験において維持されると考えられる。さらに、セラミックホーンのわずかな侵食がホーン材料および特にケイ素の溶融槽への移動を生じるかどうかを決定するために、測定が行われた。実施例1に関して、溶融アルミニウム槽のケイ素含有量は、超音波エネルギを作用する前は、153ppmと測定された。150時間後、溶融アルミニウム槽のケイ素含有量が再び検査され、135ppmであることが分かった。したがって、溶融アルミニウム槽のケイ素含有量は、セラミックの超音波ホーンによって悪影響を受けなかった。
実施例2
金属マトリックス複合ワイヤの作製
複合金属のマトリックスワイヤは、溶融アルミニウムを基にした槽に浸漬されたネックステル(NEXTEL)(登録商標)610アルミナセラミックファイバ(ミネソタ州セントポールのスリーエム・カンパニー(3M Company(St.Paul,MN))から市販されている)のトウを用いて作製され、トウの浸透を達成するために超音波エネルギに曝された。特に、実施例1に記載されたホーンに類似のサイアロンホーンを具備する超音波システムが、図5に概略的に示された技法によって注型の一部として用いられた。処理変数は、アルミニウムマトリックス複合材(AMC)を作製するために用いられた変数と類似であり、米国特許第6,344,270号明細書の実施例1に完全に記載されている。当該特許は本願明細書に参照によって援用されるものとする。本発明のサイアロンホーンは、米国特許第6,344,270号明細書に記載されたニオブ合金のホーンと置換された。この実施例では、サイアロンホーンは、約20kHzの周波数で約65ワットを送信した。約6,500フィートのワイヤが13回の実験工程にわたって作製され、ASTM D 3379−75(高弾性の単一フィラメント材料の引張強度およびヤング率に関する標準的な試験方法)に準拠した引張試験装置(マサチューセッツ州キャントンのインストロン(Instron(Canton,MA))からインストロン(Instron)4201として市販されている)を用いて引張試験が行われた。実施例2によって作製されたワイヤの引張強度は、ニオブ−合金超音波ホーンを用いて作製された金属マトリックス複合ワイヤに関連する強度と本質的に同一であり、約1.51GPaの範囲の長手方向の強度を示した。
金属マトリックス複合ワイヤの作製
複合金属のマトリックスワイヤは、溶融アルミニウムを基にした槽に浸漬されたネックステル(NEXTEL)(登録商標)610アルミナセラミックファイバ(ミネソタ州セントポールのスリーエム・カンパニー(3M Company(St.Paul,MN))から市販されている)のトウを用いて作製され、トウの浸透を達成するために超音波エネルギに曝された。特に、実施例1に記載されたホーンに類似のサイアロンホーンを具備する超音波システムが、図5に概略的に示された技法によって注型の一部として用いられた。処理変数は、アルミニウムマトリックス複合材(AMC)を作製するために用いられた変数と類似であり、米国特許第6,344,270号明細書の実施例1に完全に記載されている。当該特許は本願明細書に参照によって援用されるものとする。本発明のサイアロンホーンは、米国特許第6,344,270号明細書に記載されたニオブ合金のホーンと置換された。この実施例では、サイアロンホーンは、約20kHzの周波数で約65ワットを送信した。約6,500フィートのワイヤが13回の実験工程にわたって作製され、ASTM D 3379−75(高弾性の単一フィラメント材料の引張強度およびヤング率に関する標準的な試験方法)に準拠した引張試験装置(マサチューセッツ州キャントンのインストロン(Instron(Canton,MA))からインストロン(Instron)4201として市販されている)を用いて引張試験が行われた。実施例2によって作製されたワイヤの引張強度は、ニオブ−合金超音波ホーンを用いて作製された金属マトリックス複合ワイヤに関連する強度と本質的に同一であり、約1.51GPaの範囲の長手方向の強度を示した。
本発明は好ましい実施形態を参照して記載してきたが、当業者は、本発明の精神および範囲を逸脱することなく、形態および詳細に変更を加えることができることを認識されたい。
Claims (29)
- 振動エネルギを適用するための音響システムであり、
超音波エネルギ源に接続され、長さおよび波長を画定するホーンを具備し、前記ホーンの少なくとも前縁部がセラミック材料から構成され、前記前縁部がホーン波長の少なくとも1/8の長さを有する、音響システム。 - 前記前縁部が、前記ホーン波長の少なくとも1/4の長さを有する請求項1に記載のシステム。
- 前記ホーンの全体が、セラミック材料である請求項1に記載のシステム。
- 前記セラミック材料が、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、サイアロン、二ホウ化チタン、ジルコニアまたは炭化ケイ素化から選択される少なくとも1つのセラミックを具備する請求項1に記載のシステム。
- 前記ホーンが円筒形ロッドである請求項1に記載のシステム。
- 前記ホーンが、高温流体媒体に少なくとも部分的に浸漬するのに適合する請求項1に記載のシステム。
- 前記ホーンが、約20kHzの周波数で溶融金属基媒体に超音波エネルギを伝達するのに適合し、少なくとも100時間の動作寿命によって特徴付けられる請求項6に記載のシステム。
- 溶融アルミニウム基媒体に浸漬されるときに、前記ホーンは、少なくとも200時間の動作寿命によって特徴付けられる請求項7に記載のシステム。
- 前記ホーンが後縁端部および前縁端部によって画定され、さらに、前記超音波エネルギ源が前記ホーンの前記後縁端部を維持するための取付け構成部品を具備し、前記ホーンが固締機構によって前記取付け構成部品に固定される請求項1に記載のシステム。
- 前記ホーンが、前記取付け構成部品に締り嵌めされる請求項9に記載のシステム。
- 前記取付け構成部品が、導波路およびブースタから構成される群から選択される請求項9に記載のシステム。
- 前記ホーンがセラミック円筒形ロッドであり、前記取付け構成部品が円形ボアを画定し、さらに、前記ホーンの前記後縁端部が前記円形ボア内に収容される請求項9に記載のシステム。
- 前記取付け構成部品および前記ホーンが、少なくとも200℃の温度で締り嵌めを維持するのに適合した請求項12に記載のシステム。
- 前記取付け構成部品および前記ホーンが、少なくとも350℃の温度で締り嵌めを維持するのに適合した請求項13に記載のシステム。
- 前記取付け構成部品が、チタンまたは鋼から選択される材料を含む請求項12に記載のシステム。
- 前記取付け構成部品と前記ホーンとの間の接合部を包囲する管状囲い板と、
前記接合部を冷却するために前記囲い板を通って空気を供給するために、前記囲い板に流体接続される空気源と、
をさらに具備する請求項9に記載のシステム。 - 電気エネルギを超音波振動に変化させるための振動子と、
振動の振幅を増大するためのブースタと、
増幅された振動を前記ホーンに伝達するための導波路構成部品と、
をさらに具備する請求項1に記載のシステム。 - 超音波エネルギを流体媒体に適用する方法であって、
流体媒体を提供するステップと、
超音波エネルギ源を、少なくとも前縁の1/8波長部分がセラミックであるホーンに接続するステップと、
前記ホーンの少なくとも前縁部を前記流体媒体に浸漬するステップと、
前記ホーンが超音波エネルギを前記流体媒体に供給するように前記超音波エネルギ源を動作させるステップと、
を含む方法。 - 前記流体媒体が、少なくとも200℃の温度を有する請求項18に記載の方法。
- 前記流体媒体が、少なくとも600℃の温度を有する請求項19に記載の方法。
- 前記流体媒体が、腐食性である請求項19に記載の方法。
- 前記腐食性流体媒体が、溶融金属である請求項21に記載の方法。
- 前記ホーンの全体がセラミックであり、さらに、超音波エネルギ源を前記ホーンに接続するステップが、
前記超音波エネルギ源の一部として金属取付け構成部品を提供するステップと、
前記ホーンの後縁端部を前記取付け構成部品に締り嵌めするステップと、
を含む請求項18に記載の方法。 - 前記流体媒体が溶融アルミニウムであり、さらに前記方法が少なくとも100時間の超音波エネルギ供給の間前記ホーンを交換しないことを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 前記超音波エネルギ源が締り嵌めによって前記ホーンを維持する金属導波路構成部品を具備し、前記方法が、
前記ホーンの所望の共鳴周波数を決定するステップと、
前記所望の共鳴周波数に基づいて、前記導波路構成部品の長さを調整するステップと、
をさらに含む請求項18に記載の方法。 - 前記供給された超音波エネルギが、溶融金属マトリックスに浸漬された複数のファイバへの溶融金属マトリックス材料の浸透を生じる請求項18に記載の方法。
- 連続複合ワイヤを作製する方法であって、
少なくとも600℃の温度を有する、含有される量の溶融金属マトリックス材料を提供するステップと、
複数の実質的に連続のファイバを具備する少なくとも1つのトウを前記含有される量の溶融金属マトリックス材料中に浸漬するステップと、
ホーンによって超音波エネルギを、セラミックである少なくとも前縁の1/8波長の部分に付与して、前記含有される量の溶融金属マトリックス材料中の少なくとも一部分に振動を生じさせ、よって前記溶融金属マトリックス材料の少なくとも一部を前記複数のファイバに浸透させて浸透された複数のファイバを提供するステップと、
前記含有される量の溶融金属マトリックス材料から前記浸透された複数のファイバを引出すステップと、
を含む方法。 - 前記ホーンの全体がセラミックである請求項27に記載の方法。
- 連続複合ワイヤが、前記ホーンを交換することなく少なくとも100時間にわたって作製される請求項27に記載の方法。
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