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JP2011048937A - 有機el発光素子 - Google Patents

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JP2011048937A JP2009194436A JP2009194436A JP2011048937A JP 2011048937 A JP2011048937 A JP 2011048937A JP 2009194436 A JP2009194436 A JP 2009194436A JP 2009194436 A JP2009194436 A JP 2009194436A JP 2011048937 A JP2011048937 A JP 2011048937A
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Masahiro Nakamura
将啓 中村
Takeyuki Yamaki
健之 山木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Abstract

【課題】有機EL発光素子において、光取り出し効率を向上させ、かつ、視認性を向上させることができる。
【解決手段】有機EL発光素子1は、基板2上に第1電極3、有機層4、第2電極5がこの順に積層されて成り、基板2と第1電極3の間であって基板2側に配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造6を、第1電極3側に透明層7をそれぞれ備える。基板2を構成している物質の屈折率(n1)は、微細凹凸構造を構成している物質の屈折率(n2)以上としている(n1≧n2)。発光素子1は、微細凹凸構造6と透明層7が基板2と第1電極3の間に挿入されると共に、n1≧n2を満たしているので、基板2と第1電極3の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具、液晶バックライト、各種ディスプレイ、表示装置などに用いられる有機エレクトロルミネッセンス発光素子(以下、有機EL発光素子という)に関する。
従来の面発光体である有機EL発光素子(以下、発光素子という)の一例を図7に示す。発光素子101は、基板2上に順次積層された第1電極3、有機EL材料から成る有機発光層(図示せず)を含む有機層4、及び光反射性の第2電極5を備える。
発光素子101は、電圧印加によって、第1電極3が有機層4にホールを注入すると共に、第2電極5が有機層4に電子を注入し、注入されたホールと電子が有機層4において結合することによって生成された励起子が基底状態に遷移して発光する。有機層4で発光した光は、第1電極3と基板2を通って発光素子1の外部に放出される。しかし、この発光素子101は、有機層4による発光の一部が、第1電極3と基板2の界面や基板2と外部の界面における屈折率段差によって全反射するので、光の取り出し効率が低下する。
そこで、光の取り出し効率を向上させるために、基板と、陽極、有機発光層、及び陰極が順次積層された有機EL素子と、基板と有機EL素子の間に設けられるレンズシート又は散乱粒子から成る光散乱部と、を備える有機EL装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この有機EL装置は、光散乱部と基板の界面や基板と外部の界面における臨界角よりも大きい角度の光が、光散乱部によって前方散乱されることで臨界角以内の光となるので、各界面において全反射しない。しかし、この有機EL装置の光の取り出し量は、もともと光散乱部で散乱される前から各界面の臨界角以内である光が、光散乱部によって臨界角より大きい角度の光となって各界面で全反射するので、劇的に増加しない。
また、透明基板上に透明樹脂層、透明電極、有機EL層、及び金属電極、をこの順に備え、透明樹脂層は複数の逆ドーム形状の凹部を有している有機EL素子が知られている(例えば、特許文献2参照)。この有機EL素子は、透明樹脂層とガラス基板の界面やガラス基板と外部の界面に臨界角よりも大きい角度の光が、透明樹脂層の逆ドーム形状が凸レンズとして機能することにより臨界角以内の光となるので、各界面において全反射しない。しかし、この有機EL素子は、透明樹脂層とガラス基板の界面に屈折率段差ができ、入射角に依存しない屈折率段差のみによって生じる反射を低減できないので、光の取り出し量が大幅に増加しない。
また、基板上に陰極層、発光層、及び陽極層が順次積層され、発光層と陰極層は、モス・アイ構造をもって相互に接しており、発光層で生じた光を基板側と反対側から放出するトップエミッション型の光学装置が知られている(例えば、特許文献3参照)。モス・アイ構造とは、ナノメーターオーダーの微細凹凸構造であって蛾の目を模倣した構造であり、安定した無反射な面を光学素子に形成するために用いられる。この光利用装置は、モス・アイ構造が外光の反射を抑制するので、発光層から照射される光のコントラストが低下することを抑制する。しかし、この光学装置は、モス・アイ構造が発光層の光取り出し側と反対側の面に形成され、光取り出し効率の向上に寄与しないので、光の取り出し量が増加しない。
特開平8−83688号公報 特開2004−47383号公報 特開2004−258364号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、光取り出し効率を向上させることができ、かつ、視認性を向上させることができる有機EL発光素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、基板上に透明導電膜から成る第1電極、少なくとも1つの有機発光層を含む有機層、及び第2電極がこの順に積層されて成り、前記有機層で生じた光を前記基板側から放出するボトムエミッション型の有機EL発光素子において、前記基板と前記第1電極の間であって基板側に配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造を、第1電極側に透明層をそれぞれ備え、前記基板、微細凹凸構造を構成している物質の屈折率をそれぞれn1、n2とすると、n1≧n2であるものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の有機EL発光素子において、前記基板の光放出面上に散乱層を備えるものである。
請求項3の発明は、基板上に透明導電膜から成る第1電極、少なくとも1つの有機発光層を含む有機層、及び第2電極がこの順に積層されて成り、前記有機層で生じた光を前記基板側から放出するボトムエミッション型の有機EL発光素子において、前記基板の光放出面上に、配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造を備えるものである。
請求項4の発明は、基板上に第1電極、少なくとも1つの有機発光層を含む有機層、及び透明導電膜から成る第2電極がこの順に積層されて成り、前記有機層で生じた光を前記基板側と反対側から放出するトップエミッション型の有機EL発光素子において、前記第2電極の光放出面上に、配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造を備えるものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載の有機EL発光素子において、前記微細凹凸構造、第2電極を構成している物質の屈折率をそれぞれn3、n4とすると、n3≧n4であるものである。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の有機EL発光素子において、前記微細凹凸構造を形成する下地面が、有機層側に対して、単数又は複数の凹又は凸形状若しくはそれらの複合体より成る断面形状を含むものである。
請求項7の発明は、請求項6に記載の有機EL発光素子において、前記微細凹凸構造を形成する下地面を平面視したとき、凹又は凸形状がストライプ状、格子状、同心円状又はハニカム状に配置されているものである。
請求項1の発明によれば、微細凹凸構造と透明層が基板と第1電極の間に挿入されると共に、基板を構成している物質の屈折率(n1)が微細凹凸構造を構成している物質の屈折率(n2)以上であるので、基板と第1電極の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、散乱層が基板の光放出面上に設置されているので、基板と外部の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率をより向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性をより向上させることができる。
請求項3の発明によれば、微細凹凸構造が基板上に設置されているので、基板と外部の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、微細凹凸構造が第2電極上に設置されているので、第2電極と外部の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。
請求項5の発明によれば、微細凹凸構造を構成している物質の屈折率(n3)が第2電極を構成している物質の屈折率(n4)以上であるので、微細凹凸構造と第2電極の間の屈折率段差がより傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率をより向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性をより向上させることができる。
請求項6の発明によれば、微細凹凸構造を形成する下地面が、凹又は凸形状などより成る断面形状を含むので、微細凹凸構造と微細凹凸構造と下地面で接する層の間の屈折率段差がより傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減するために、光取り出し効率をより向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性をより向上させることができる。
請求項7の発明によれば、微細凹凸構造を形成する下地面の凹又は凸形状が繰り返し形状であることから、発光の均質化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る有機EL発光素子の側断面図。 同有機EL発光素子の変形例を示す側断面図。 同有機EL発光素子の他の変形例を示す側断面図。 (a)〜(d)は、同有機EL発光素子の微細凹凸構造を形成する下地面の凹又は凸形状の配置に係る各種パターンを示す平面図。 本発明の第2の実施形態に係る有機EL発光素子の側断面図。 本発明の第3の実施形態に係る有機EL発光素子の側断面図。 従来の有機EL発光素子の断面図。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る有機EL発光素子1(以下、発光素子という)の構成を示す。発光素子1は、基板2上に透明導電膜から成る第1電極3、少なくとも1つの有機発光層(図示せず)を含む有機層4、及び第2電極5がこの順に積層されて成る。また、発光素子1は、基板2と第1電極3の間であって基板2側に微細凹凸構造6を、第1電極3側に透明層7をそれぞれ備える。発光素子1は、有機層4で生じた光を基板2側から放出するボトムエミッション型である。
基板2を構成する物質の屈折率をn1とし、微細凹凸構造6を構成する物質の屈折率をn2とする。基板2の材料は、基板2を構成している物質の屈折率(n1)が微細凹凸構造6を構成している物質の屈折率(n2)以上のものを用い(n1≧n2)、光を透過させるものであればよく、例えば、ソーダガラスや無アルカリガラス等のリジッドな透明ガラス板、又はポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート等のフレキシブルな透明プラスチック板が挙げられる。
第1電極3は、例えば、インジウム−錫酸化物(ITO)、インジウム−亜鉛酸化物(IZO)、錫酸化物、Au等の金属の極薄膜、導電性高分子、導電性の有機材料、ドーパント(ドナー又はアクセプタ)含有有機層、導電体と導電性有機材料(高分子含む)の混合物、又はこれらの積層体などが材料として用いられる。第1電極3は、これら材料をスパッタ法やイオンプレーティング法などの気相成長法を用いて成膜される。第1電極3の膜厚は、特に限定されるものではないが、50〜300nmが好ましい。
有機層4の有機発光層は、例えば、アントラセン、ナフタレン、ピレン、テトラセン、コロネン、ペリレン、フタロペリレン、ナフタロペリレン、ジフェニルブタジエン、テトラフェニルブタジエン、クマリン、オキサジアゾール、ビスベンゾキサゾリン、ビススチリル、シクロペンタジエン、キノリン金属錯体、トリス(8−ヒドロキシキノリナート)アルミニウム錯体、トリス(4−メチル−8−キノリナート)アルミニウム錯体、トリス(5−フェニル−8−キノリナート)アルミニウム錯体、アミノキノリン金属錯体、ベンゾキノリン金属錯体、トリ−(p−ターフェニル−4−イル)アミン、ピラン、キナクリドン、ルブレン、及びこれらの誘導体、あるいは、1−アリール−2,5−ジ(2−チエニル)ピロール誘導体、ジスチリルベンゼン誘導体、スチリルアリーレン誘導体、スチリルアミン誘導体、及びこれらの発光性化合物からなる基を分子の一部分に有する化合物あるいは高分子などが材料として用いられる。さらに、上記化合物に代表される蛍光色素由来の化合物のみならず、いわゆる燐光発光材料、例えば、Ir錯体、Os錯体、Pt錯体、ユーロピウム錯体などの発光材料、若しくはそれらを分子内に有する化合物又は高分子も用いられる。なお、有機層4は、有機発光層の他にも正孔注入層、正孔輸入層、電子輸送層、電子注入層を含んでいてもよい。
第2電極5は、Alや銀などの単体、又はAlや銀などと他の電極材料を組み合わせて積層構造に構成されたものが材料として用いられる。電極材料の組み合わせは、アルカリ金属とAlの積層体、アルカリ金属と銀の積層体、アルカリ金属のハロゲン化物とAlの積層体、アルカリ金属の酸化物とAlの積層体、アルカリ土類金属や希土類金属とAlの積層体、これらの金属種と他の金属の合金などが挙げられる。具体的には、例えば、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、リチウム、マグネシウム等とAlの積層体、マグネシウム−銀混合物、マグネシウム−インジウム混合物、アルミニウム−リチウム合金、LiFとAlの混合物、AlとAlの混合物などが挙げられる。
微細凹凸構造6は、配列周期を入射波長以下としており、凹凸構造パターンの断面形状が放射線状の凹又は凸形状である。なお、凹凸構造パターンの断面形状が矩形状やV字状の凹又は凸形状などであってもよい。微細凹凸構造6の材料は、基板2を構成している物質の屈折率(n1)が微細凹凸構造6を構成している物質の屈折率(n2)以上であればよく、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン、ポリアクリルニトリル、ポリビニルアセタール、ポリアミド、ポリイミド、ジアクリルフタレート樹脂、セルロース系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、その他の熱可塑性樹脂や、これらの樹脂を構成する単量体の2種以上の共重合体が挙げられる。
微細凹凸構造6は、基板2上に上記の材料をスピンコート、スクリーン印刷、ディップコート、ダイコート、キャスト、スプレーコート、グラビアコート等でレジスト薄膜が形成され、このレジスト薄膜に光や電子線によるリソグラフィやナノインプリントされることで形成される。具体的には、微細凹凸構造6は、例えば、ナノオーダの周期構造を形成するのに簡便な方法であるナノインプリントによって形成される場合、電子ビーム等により加工された数十〜数百nmの凹凸構造を持つスタンパを、基板2上の柔らかいレジスト薄膜に押し付けてから剥離することで凹凸構造パターンが形成される。ナノインプリントに用いられるスタンパは、Si、SiO等の基材にリソグラフィ、エッチング技術、収束イオンビーム(FIB)等の電子線直描技術によって、少なくとも一つの凹凸構造パターンを有するように作成される。微細凹凸構造6の膜圧は、特に限定されないが、0.01〜20μmの範囲であることが好ましい。
透明層7は、微細凹凸構造6の表面の凹凸を埋めて平坦化するために設けられる。発光素子1は、膜圧の薄い第1電極3が、透明層7の平滑な表面上に形成される。このため、第1電極3の膜圧が不均一とならないので、電気特性に問題が生じたり、ショートが発生したりする虞がない。
透明層7の材料は、光透過性を有しているものであればよく、例えば、ポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド、エポキシ、ポリウレタン、ポリウレタンアクリレート、ポリカーボネート等が挙げられる。特に、ポリイミド、ポリアミドイミド、エポキシ、ポリウレタン等の高屈折率の熱硬化性樹脂を用いるのが好ましい。透明層7は、これら材料が微細凹凸構造6の表面にコーティングされた後、加熱によって硬化して形成される。透明層7の膜圧は、特に限定されないが、1〜20μm程度の範囲が好ましい。また、透明層7の表面の平坦性は、接触式膜圧計であるDektak6(商品名、株式会社ULVAC製)を用いて、測定距離5000μm、荷重0.5mg、測定時間20secの条件で測定した場合、算術平均粗さRa(JIS B0601)が200nm以下であることが好ましく、50nm以下であることがより好ましい。
透明層7を形成する物質の屈折率は、第1電極3の屈折率よりも高い。これにより、発光素子1は、透明層7と第1電極3の間の光学的な界面がなくなるので、この界面における全反射が低減して、より多くの光を微細凹凸構造6に導くことができる。なお、透明層7を形成する物質の屈折率は、第1電極3の屈折率よりも低い場合、第1電極3との屈折率の差が小さいことが望ましい。
発光素子1は、微細凹凸構造6と透明層7が基板2と第1電極3の間に挿入されると共に、基板2を構成している物質の屈折率(n1)が微細凹凸構造6を構成している物質の屈折率(n2)以上としているので(n1≧n2)、基板2と第1電極3の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。
図2は、本実施形態の第1の変形例に係る発光素子1を示す。この発光素子1は、基板2の光放出面上に散乱層8を備えており、その他の構成は上記第1の実施形態と同様である。散乱層8は、バインダー形成材料であるシリコーンレジン溶液にメチルシリコーン粒子を添加した溶液を、基板2に塗布して焼成することで形成される。発光素子1は、散乱層8が基板2の光放出面上に設置されている。これにより、基板2と外部の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減するために、光取り出し効率をより向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性をより向上させることができる。
図3は、本実施形態の第2の変形例に係る発光素子1を示す。この発光素子1は、微細凹凸構造6を形成する下地面9が、有機層4側に対して、単数又は複数の凹又は凸形状若しくはそれらの複合体より成る断面形状を含んでおり、その他の構成は上記第1の実施形態と同様である。微細凹凸構造6を形成する下地面9は、基板2が光や電子線によるリソグラフで加工されることによって形成される。
図4(a)乃至(d)は、微細凹凸構造6を形成する下地面9の平面視での凹又は凸形状の配置パターン例を示す。凹又は凸形状による凹部又は凸部が、それぞれ等間隔配置のストライプ状、格子状、同心円状、ハニカム状に配置されている。いずれの配置パターンを用いても繰り返し形状であることから、発光の均質化を図ることができる。
発光素子1は、微細凹凸構造6を形成する下地面9が、凹又は凸形状などより成る断面形状を含むので、微細凹凸構造6と基板2の間の屈折率段差がより傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率をより向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性をより向上させることができる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る発光素子1を示す。この発光素子1は、基板2の光放出面上に、配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造6を備えており、その他の構成は上記第1の実施形態と同様である。発光素子1は、微細凹凸構造6が基板2上に設置されているので、基板2と外部の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。なお、発光素子1は、微細凹凸構造6を形成する下地面9が、有機層4側に対して、凹又は凸形状などより成る断面形状を含んでいてもよい。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係る発光素子1を示す。この発光素子1は、第2電極5が透明導電膜から成り、有機層4で生じた光を基板2側と反対側から放出するトップエミッション型である。また、第2電極5の光放出面上に、配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造6を備える。微細凹凸構造6、第2電極5を構成する物質の屈折率をそれぞれn3、n4とすると、微細凹凸構造を構成している物質の屈折率(n3)が第2電極を構成している物質の屈折率(n4)以上としている(n3≧n4)。その他の構成は上記第2の実施形態と同様である。
発光素子1は、微細凹凸構造6が第2電極5上に設置されているので、第2電極5と外部の間の屈折率段差が傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率を向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性を向上させることができる。
また、発光素子1は、微細凹凸構造6を構成している物質の屈折率(n3)が第2電極5を構成している物質の屈折率(n4)以上としているので(n3≧n4)、微細凹凸構造6と第2電極5の間の屈折率段差がより傾斜して、屈折率段差により生じる界面反射が低減する。これにより、光取り出し効率をより向上させることができる。また、外光の界面反射が低減するので、視認性をより向上させることができる。
次に、本発明に係る発光素子1における実施例1乃至実施例4、及び比較例1乃至比較例3について説明する。
(実施例1)
基板2として無アルカリガラス板(コーニングインターナショナル株式会社製、品番:1737、波長500nmにおいて屈折率1.50〜1.53)を用いる。基板2上にポリメチルメタクリレート(PMMA)溶液を、膜圧100nmとなるように塗布した後、120℃まで加熱して、レジスト薄膜であるPMMA膜を作成する。
断面形状が高さ100nmの三角形の構造を持つ凸部を有するスタンパを電子ビーム露光により作成する。スタンパを平面視したとき、凸部が300nmの中心間ピッチで配列されたストライプ状である。このスタンパを基板2上のPMMA膜に5〜10MPaで押し付け、1分間保持してから剥離して微細凹凸構造6を形成した。微細凹凸構造6の屈折率(n2)は、波長500nmにおいて1.49であり、基板2の屈折率(n1)よりも小さい。
微細凹凸構造6は、その表面にアクリレートであるオグソールEA−0200(登録商標、大阪ガスケミカル株式会社製)に光重合開始剤であるイルガキュア184(登録商標、チバ・ジャパン株式会社製)を約3%添加した溶液をスピンコータが塗布される。この塗布した溶液は、積算光量300mJ/cmでUV照射により硬化し、5μmの透明層7に形成される。透明層7の屈折率は、波長500nmにおいて1.62である。透明層7は、その表面上にITOターゲット(東ソー株式会社製)を用いて、膜圧150nmのITO膜である第1電極3が形成される。この第1電極3が形成された基板2は、UV−O処理が5分間行われる。
次に、第1電極3が形成された基板2を真空蒸着装置にセットし、ホール輸送層と、電子輸送層兼有機発光層と、電子注入層とを含む有機層4を形成する。具体的には、第1電極3上に、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(1−ナフチル)−1,1’−ビフェニル−4,4’−ジアミン(NPB)(eRay社製)を用いて、膜圧40nmのホール輸送層を形成する。このホール輸送層上に、アルミニウム−トリス(8−ヒドロキシキノリン)(Alq)(eRay社製)を用いて、膜圧60nmの電子輸送層兼有機発光層を形成する。この電子輸送層兼有機発光層上に、LiF(株式会社高純度化学研究所製)を用いて、膜圧1nmの電子注入層を形成する。
有機層4上に、Al(株式会社高純度化学研究所製)を真空蒸着することにより、膜圧80nmの陰極である第2電極5を形成する。露点−80℃以下のドライ窒素雰囲気のグローブボックス内で、各層を囲むようにして封止キャップを基板2にシール剤で張り合わせ、紫外線を照射してシール剤を硬化させて各層を封止キャップで封止し、ボトムエミッション型の発光素子1(図1参照)を得た。
(実施例2)
基板2の光放出面上に微細凹凸構造6を備えると共に、透明層7を備えないこと以外は、実施例1と同様にしてボトムエミッション型の発光素子1(図5参照)を得た。
(実施例3)
第2電極5をITOターゲット(東ソー株式会社製)を用いて150nmのITO膜とし、第2電極5の光放出面上に微細凹凸構造6を備えること以外は、実施例2と同様にしてトップエミッション型の発光素子1(図6参照)を得た。
(実施例4)
基板2の光放出面上に散乱層8を備えること以外は、実施例1と同様にしてボトムエミッション型の発光素子1(図4参照)を得た。具体的には、テトラエトキシシラン86.8質量部にイソプロピルアルコール803.5質量部を加え、さらにγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン34.7質量部、0.1N−硝酸75質量部を加え、ディスパーを用いてよく混合することによって溶液を得た。この溶液を40℃の恒温槽中で2時間撹拌し、重量平均分子量が1050のバインダー形成材料であるシリコーンレジン5質量%溶液を得た。このシリコーンレジン溶液に、メチルシリコーン粒子であるトスパール120(登録商標、モメンティブ社製、粒子径2μm)をメチルシリコーン粒子/シリコーンレジン(縮合化合物換算)の固形分質量基準で80/20となるように添加して、ホモジナイザーで分散させ、メチルシリコーン粒子分散シリコーンレジン溶液を得た。なお、縮合化合物換算とは、テトラアルコキシシランの場合は、存在するSiがSiOであるとしての質量、トリアルコキシシランの場合は、存在するSiがSiO1.5であるとしての質量である。基板2にメチルシリコーン粒子分散シリコーンレジン溶液をスピンコーターによって1000rpmの条件で塗布し、200℃で10分間焼成することによって、厚み5μmの散乱層8を有する発光素子1を得た。
(比較例1)
微細凹凸構造6と透明層7を備えないこと以外は、実施例1と同様にしてボトムエミッション型の発光素子を得た。
(比較例2)
微細凹凸構造6がポリスチレン溶液から成り、その屈折率(n2)が波長500nmにおいて1.58であり、基板2の屈折率(n1)より大きい(n1<n2)こと以外は、実施例1と同様にしてボトムエミッション型の発光素子を得た。
(比較例3)
第2電極5をITOターゲット(東ソー株式会社製)を用いて150nmのITO膜としたこと以外は、比較例1と同様にしてトップエミッション型の発光素子を得た。
実施例1乃至実施例4に係る発光素子1と比較例1乃至比較例3に係る発光素子の電流効率と電力効率を測定した。また、各発光素子の電流効率と電力効率の値が、比較例1の発光素子の各値と比較して何倍となるかを求めた。その測定結果を下記表1に示す。
Figure 2011048937
実施例1乃至実施例4の発光素子1と比較例1乃至比較例3の発光素子の電流効率と電力効率の測定結果から明らかなように、本実施形態の発光素子1によれば、トップエミッション型とボトムエミッション型のいずれの場合であっても、光の取り出し効率が向上している。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限られず、発明の要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、基板又は第2電極の光放出面上に微細凹凸構造を備えている場合、さらに、微細凹凸構造の光放出面上に散乱層を備えていても構わない。
1 発光素子(有機EL発光素子)
2 基板
3 第1電極
4 有機層
5 第2電極
6 微細凹凸構造
7 透明層
8 散乱層
9 下地面

Claims (7)

  1. 基板上に透明導電膜から成る第1電極、少なくとも1つの有機発光層を含む有機層、及び第2電極がこの順に積層されて成り、前記有機層で生じた光を前記基板側から放出するボトムエミッション型の有機EL発光素子において、
    前記基板と前記第1電極の間であって基板側に配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造を、第1電極側に透明層をそれぞれ備え、
    前記基板、微細凹凸構造を構成している物質の屈折率をそれぞれn1、n2とすると、n1≧n2であることを特徴とする有機EL発光素子。
  2. 前記基板の光放出面上に散乱層を備えることを特徴とする請求項1に記載の有機EL発光素子。
  3. 基板上に透明導電膜から成る第1電極、少なくとも1つの有機発光層を含む有機層、及び第2電極がこの順に積層されて成り、前記有機層で生じた光を前記基板側から放出するボトムエミッション型の有機EL発光素子において、
    前記基板の光放出面上に、配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造を備えることを特徴とする有機EL発光素子。
  4. 基板上に第1電極、少なくとも1つの有機発光層を含む有機層、及び透明導電膜から成る第2電極がこの順に積層されて成り、前記有機層で生じた光を前記基板側と反対側から放出するトップエミッション型の有機EL発光素子において、
    前記第2電極の光放出面上に、配列周期が入射波長以下である微細凹凸構造を備えることを特徴とする有機EL発光素子。
  5. 前記微細凹凸構造、第2電極を構成している物質の屈折率をそれぞれn3、n4とすると、n3≧n4であることを特徴とする請求項4に記載の有機EL発光素子。
  6. 前記微細凹凸構造を形成する下地面が、有機層側に対して、単数又は複数の凹又は凸形状若しくはそれらの複合体より成る断面形状を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の有機EL発光素子。
  7. 前記微細凹凸構造を形成する下地面を平面視したとき、凹又は凸形状がストライプ状、格子状、同心円状又はハニカム状に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の有機EL発光素子。
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