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JP2011019662A - 垂直降下器 - Google Patents

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JP2011019662A
JP2011019662A JP2009166365A JP2009166365A JP2011019662A JP 2011019662 A JP2011019662 A JP 2011019662A JP 2009166365 A JP2009166365 A JP 2009166365A JP 2009166365 A JP2009166365 A JP 2009166365A JP 2011019662 A JP2011019662 A JP 2011019662A
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JP
Japan
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rope
lid
lever
friction
friction machine
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JP2009166365A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Saishu
哲也 最首
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Abstract

【課題】 垂れ下がるロープのどこからでも脱着が容易で操作も簡単な降下器を提供する。
【解決の手段】 降下器の蓋(15)を上下支柱(3、4)の蝶ナットを緩め、蓋(14)を開きロープ(17)を降下器本体(1)に挟み込んで設置でき、使用時にロープ(17)が外れないように蓋(15)を閉め、上下支柱(3、4)の蝶ナットを締めロープが本体より外れずに使用者の重量を支える構造を持ち、下降器に補助具(18)と補助帯(19)を用いてぶら下がれ、操作レバー(12)を本体から離すように押す事で降下を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ロープを用いて高所から降下するための降下器であって、登山などの経験やロープワークの技術が無い一般の人でもロープが下がっていれば、どの高さからでも容易に設置でき操作レバーを押すだけで降下できる垂直降下器に関するものである。
建築物も高層となっている昨今、下層で火災などの災害が発生した折、ニュースで見られる光景は煙が噴出す窓枠にしがみついて助けを求めたり、我慢できずに飛び降りる光景を見るにつけ、高所の建物外から逃げられるものがあれば、命が失われずに済むのではないだろうかと、考えたのが本発明である。
特開2006−345948号公報 特許公開2007−014411号公報 特許公表2006−528511号公報 実用新案公開平06−039018号公報 実用新案公開平05−086359号公報 登録実用新案第3129440号公報 登録実用新案第3038062号公報 登録実用新案第3033849号公報
従来の降下器では設置方法と扱い方に高度な技術を要し、体力も備えなければ使えない事から、訓練をしていない人では使えないものでした。
訓練をしていない人でも扱えるような降下器を提供する。
発明が解決しようとする手段
本発明は、垂直にロープが下がっていれば、ロープのどこへでも取り付けられ、本器内のロープ溝(6)にロープを導くとともに滑らせロープ溝(6)内の摩擦器(8)によって降下速度を減じ、停止させ高所より安全に垂直で降りることができる降下器である。
(1) 本体は、側板(2)に摩擦器付きの支柱(4)と上部支柱(3)と下部支柱(4)で側板の四隅に島をなし、中ほどにロープが通るロープ溝(6)を構成するもので、降下速度を止めたり速度調整をするための操作レバー(12)を上部支柱(3)と下部支柱(4)の間にあって、レバー先端には摩擦器(8)が掘られ、ロープ溝(6)を構成し、レバーはレバー可動ピン(11)で可動ができるように固定され、レバーの摩擦器は上部支柱(3)と操作レバー(12)の上部との間にレバー押し付けバネ(13)が設けられ、レバーの摩擦器がロープに常に押す方向で設置される。
(2) 摩擦器付き支柱(4)の上部には降下器が下に行ったとき、高所に降下器を戻すための通い綱を付けられる、通い綱取付穴(7)を有し、摩擦器付き支柱(4)の中央、ロープ溝(6)側には摩擦器(8)が設けられ、下部には被災者をぶる下げる為に使われる補助金具(カラビナ等)が取り付けられる補助金具取付穴(10)が設けられ、側板(2)と一体をなし、支柱上面隅にはロープが外れることを阻止する蓋(15)を設けるための蝶盤(9)が取り付けられ機器の蓋(15)ができる様に固定される。
(3) 上部支柱(3)と下部支柱(4)は側板(2)で、摩擦器付き支柱(4)とロープをはさむように対峙しロープ溝(6)を構成する島になり、上部支柱は側板(2)の上部角に位置し、下部支柱は側板(2)の下部角に位置し、上面には蓋(15)のビス切り込みの位置に切り込みを設けビスが可動して蓋(15)が閉められるように蝶ナット付きのビスが設けられる。上部支柱((3)と操作レバー(12)上部との隙間にレバー押しつけバネ(13)を固定するピンを設け上部支柱(4)と操作レバー(12)上部の間でバネが開くように働かせるレバー押し付けバネ(13)を設ける。
(4) 降下器の蓋(15)は降下器本体(1)をロープに設置する為に開閉できるようになっており、蓋止めビス(14)の蝶ナットを2つ緩めることで広げられる構造にして、ロープをロープ溝(6)に収める。収めたロープが器外に出ることが内容に蓋(15)を閉め、蓋(15)にあるビスが固定される切込みに蝶ナット付きのビス(14)を起こし蓋(15)切り込み内で蝶ナット(14)を締めることで機器の蓋(15)を降下器本体(1)に固定しロープが機器から外れない構造とした。
以上の構造を持った降下器に補助具取付穴(10)に補助具(カラビナ等)を取付、避難者には補助帯(スリンク等)を体に巻き、体が落ちないように身体の傍で補助帯が体を巻けるようにワッシャーを用い、体が補助帯から抜けないように施した上で補助金具(カラビナ等)にスリンクのアイ引っ掛けて体を避難器に吊り下げて地上まで降下して高所からの脱出を図るものである。
ロープへの設置に時間が掛からず、使用時に外れず、取り外しも容易で、ロープの下部も固定していれば通い綱によって引き上げる事が出来、何回でも使用が可能な、降下器を提供する事にある。
降下器立体説明図 本体構造正面図 降下器設置使用状況説明図 降下器取付手順図
(イ)本体(1)は側板に摩擦機付き支柱(5)と上部支柱(3)、下部支柱(4)、レバー可動ピン(10)が配置され、ロープを挟み込む溝(6)からロープがはみ出ないように摩擦機付き支柱(5)には蓋(15)が蝶盤(9)で開閉されるように設けられる。
(ロ)摩擦機付き支柱(5)は側板(2)の左端に設けられ、側板(2)より長く、側板(2)より上には通い綱取り付け穴(7)を設け、側板(2)より下には補助金具取り付け穴(10)を設け、ロープが通る内側にはロープに摩擦力が加わるようにギザギザの形状をした摩擦機(8)が設けられ側板の反対側に蓋(15)が開閉できるように、蝶盤(9)を設ける。
(ハ)上部支柱(3)と下部支柱(4)は、側板(2)の右端上下に設けられ、上下の支柱の右側には蓋(15)を固定するための蓋止めビス(14)起き上がりができる上体で設けられ本体(1)の形体を箱型に形成する。
上部支柱(3)の内側と操作レバー(12)上部には、常にロープを操作レバー(12)の先端についているギザギザの摩擦機をロープに押し当てるためのレバー押し付けバネ(13)を設ける。


(ニ)操作レバーは本体(1)の右側中央付近のレバー可動ピン(11)にはめこんで可動できるように設けられ、レバーの先端はロープを捉えるためギザギザの摩擦機(8)が施され、ロープの太さに多少対応するために弧を描くように設け、操作レバー(12)のレバー部は、垂直降下器を使用している人が万歳の姿勢にならないうな長さを設ける。
(ホ)蓋(15)は、摩擦機付き支柱(5)の中央部に蝶盤(9)で開閉できるように設け、閉時に上部支柱(3)、下部支柱(4)の蓋止めビス(14)を起こして締め付けるために上下支柱(3,4)側には蓋止めビス(13)を受け止める蓋止めビス穴(16)を蓋の端から切り込んで設ける。
本発明を使用するときは、まず、ロープが垂れ下がり、落ちてこない事を確認のうえ、垂直降下器本体(1)を持ち、蓋止めビス(14)を緩め、降下器の蓋(15)を開く。
降下器が開いたら、降下器をロープ(17)に持って行き、降下器のロープ溝(6)に降下器の操作レバー(12)を緩めながらロープ(17)を収め、操作レバー(17)から手をはなす事により、レバー押し付けバネ(13)が働き、操作レバー(12)の摩擦器がロープ(17)に食い込んで降下器を停止させる。
降下器がロープ(17)に固定されたら降下器の補助具取り付け穴(10)に補助具(カラビナ等)を取り付け、降下器にぶら下がる人は補助帯(19)と転落防止のためのワッシャー(20)を補助帯の自身の傍に着け、補助帯(19)のアイ(吊るための輪)を補助具(18)にくくりつけ、降下器が滑らない事を確認しながら降下器にぶら下がり、操作レバー(12)をこまめに押しながら降下する。
1 本体
2 底板
3 上部支柱
4 下部支柱
5 摩擦きつき支柱
6 ロープ溝
7 通い綱取り付け穴
8 摩擦機
9 蝶盤
10 補助具取り付け穴
11 レバー可動ピン
12 操作レバー
13 レバー押し付けバネ
14 蓋止めビス
15 蓋
16 扉止めビス穴
17 ロープ
18 補助金具
19 補助帯
20 転落防止ワッシャー



Claims (1)

  1. ロープを用いて高所から垂直降下する機器で、
    (イ)側板(2)に摩擦機付きの支柱(5)と上下支柱(3、4)でロープ(17)を挟み込む溝(6)と摩擦機付きの支柱(5)で開閉する蓋(15)を設け、上下支柱(3、4)で蓋を固定する引きお越しができる蓋止めビス(14)をそれぞれに設け、箱型を形成する。
    (ロ)上下支柱(3、4)の間に操作レバーを取り付け可動させるための操作レバー可動ピン(11)を設け、摩擦機付きの支柱(5)の摩擦機と摩擦機付きの操作レバー(12)がロープ(17)を挟む構造を設け、操作レバー(12)を器の外側に押す事で摩擦機が緩む構造を有し、常にロープ(17)に摩擦が生じさせるために上部支柱(3)と操作レバー(12)の上部に操作レバーの摩擦機がロープ(17)に食い込むように操作レバー押し付けバネ(13)を設け、降下する際には操作レバー(12)を器具の外側に押してロープ(17)への摩擦を減じて降下する。
    以上のように構成された垂直降下器。


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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5021832B1 (ja) * 2011-10-21 2012-09-12 最首 哲也 昇登器
CN103537020A (zh) * 2012-07-09 2014-01-29 陆继儒 简捷实用的消防器材
JP2014521429A (ja) * 2011-07-27 2014-08-28 フォールセイフ・リミテッド 高所救助器具

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