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JP2011018772A - 炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ - Google Patents

炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ Download PDF

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JP2011018772A JP2009162369A JP2009162369A JP2011018772A JP 2011018772 A JP2011018772 A JP 2011018772A JP 2009162369 A JP2009162369 A JP 2009162369A JP 2009162369 A JP2009162369 A JP 2009162369A JP 2011018772 A JP2011018772 A JP 2011018772A
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Takashi Aigo
崇 藍郷
Hiroshi Tsuge
弘志 柘植
Taizo Hoshino
泰三 星野
Tatsuo Fujimoto
辰雄 藤本
Masakazu Katsuno
正和 勝野
Masashi Nakabayashi
正史 中林
Hirokatsu Yashiro
弘克 矢代
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Abstract

【課題】SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製する炭化珪素単結晶成膜装置において、サセプタの座ぐりの底部表面に堆積するSiC堆積物による座ぐり底面とSiC単結晶基板裏面との間に生じる隙間を防止し、均一な特性のSiCエピタキシャル膜が形成できるサセプタを提供する。
【解決手段】炭化珪素単結晶基板を載置するサセプタ7に、炭化珪素単結晶基板を載置する座ぐり底面10aと、収容した基板の周縁を取り囲む周囲側壁と、周囲側壁に沿ってサセプタの厚み方向に掘り込まれたリング状の溝11とを備え、炭化珪素単結晶基板の直径x、座ぐり底面の直径y、及び溝幅zとの関係がy+z<x<y+2zであって、かつ、0(mm)<z≦4(mm)を満たす座ぐり10を設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、炭化珪素単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製する炭化珪素単結晶成膜装置に用いられるサセプタに関するものである。
炭化珪素(SiC)は、耐熱性及び機械的強度に優れ、物理的、化学的に安定なことから、耐環境性半導体材料として注目されている。また、近年、高周波高耐圧電子デバイス等の基板としてSiC単結晶基板の需要が高まっている。
SiC単結晶基板を用いて、電力デバイス、高周波デバイス等を作製する場合には、通常、基板上に熱CVD法(熱化学蒸着法)と呼ばれる方法を用いてSiC薄膜をエピタキシャル成長させたり、イオン注入法により直接ドーパントを打ち込んだりするのが一般的である。後者の場合には、注入後に高温でのアニ−ルが必要となるため、前者のエピタキシャル成長による薄膜形成が多用されている(特許文献1、2参照)。
近年、エピタキシャル成長の方法としては、ホットウォールCVD法が主流になっているが、その一般的な構成を図1に示す。図1の構成は、石英管1の中に断熱材2を入れ、さらにその中にグラファイト3を入れて、このグラファイトが外側の誘導加熱コイル4によって加熱されるようになっている。SiC単結晶基板5はグラファイト3の上に置かれており、導入された原料ガスが加熱されて分解することにより、SiC単結晶基板5上にSiCがエピタキシャル成長してSiC薄膜が形成されるものである。以前は図1のように、SiC単結晶基板をグラファイト上に置くことが一般的であったが、その場合には、原料ガスが上流(ガス供給側)から消費されてくるため、下流(ガス排出側)になるにしたがってエピタキシャル成長した薄膜の膜厚が小さくなったり、ドーピング値の設定値に対する変動が大きくなったりしていた。そこで、最近では、サセプタにSiC単結晶基板を入れ(特許文献3、4参照)、そのサセプタをグラファイト内に置き、サセプタを回転させて、エピタキシャル成長膜の膜厚やドーピング値等の特性に関して基板面内で均一性を向上させる方法が採用されるようになってきた。その方法を図2に示す。図2は、SiC単結晶基板5、グラファイト3、およびサセプタ7の部分のみの断面図を示している。グラファイト3には窪みが形成されており、その窪みの中にサセプタ7が入るようになっている。図2には回転機構の詳細は示していないが、グラファイト3の窪みの中央に穴を開け、その窪みに回転ロッドを通し、サセプタ7と連結させるものや、サセプタ7の下部から水素ガス等を吹き上げてサセプタ7を回転させる等の方法が一般的に採用されている。しかし、SiC単結晶基板を保持するサセプタ上面付近の構造は、回転機構に関係なくほぼ同様である。サセプタ7の側面図(断面図)と上面図を、それぞれ図3と図4に示す。サセプタ7にはSiC単結晶基板を保持するための座ぐり8が形成されており、座ぐり8の直径は、基板の取り扱いを容易にするために、基板の直径に対し通常2〜3mm程度大きくなっている。図3および図4は、SiC単結晶基板が1枚の場合のサセプタであるが、SiC単結晶基板が複数枚になっても、サセプタが大きくなり、SiC単結晶基板を収納する数が増加する以外に構造は変わらない。
特開2008−270682号公報 特開2005−223143号公報 特開2007−173467号公報 特開2005−109408号公報 特開2006−351865号公報 特開平10−87394号公報 特開2002-9002号公報
上述のようなサセプタを用いてエピタキシャル成長を行った場合、座ぐり8の直径がSiC単結晶基板の直径より大きいため、基板で覆われなかった座ぐりの底面にSiCがリング状に堆積することになる。通常、1回のエピタキシャル成長では10〜20μm程度の成長を行うため、凹部の座ぐり底面上にも同じ厚さだけ堆積されることになり、数回の成長を繰り返した後では50〜100μm程度の堆積物が残ることになる。一方、SiC単結晶基板を座ぐり8にセットする際に、常に堆積物の無い部分に置く事は困難であり、たとえ堆積物の無い部分に置く事ができたとしても、サセプタ回転中の遠心力や加熱時の膨張等で基板が動き、堆積物の上に基板の一端が乗り上げてしまう状況が発生する。図5に、座ぐり8の底面上にリング状に堆積したSiC堆積物9の上にSiC単結晶基板が乗り上げた模式図を示す。図5のような状態は、SiC単結晶基板5の一部が乗った状態で基板がセットされた場合、あるいは、SiC単結晶基板5が動いてその一端が堆積物9の上に乗り上げてしまった場合などに起こる。堆積物9の高さが100μmである場合、SiC単結晶基板中央における座ぐりの底の表面と基板裏面との間に約50μmの隙間が生じることになる。このような隙間がある状況が発生すると、SiC単結晶基板面内の温度不均一性が大きくなり、成長温度に敏感な、エピタキシャル成長膜の膜厚やドーピング値も、基板面内で大きくばらつくことになる。具体的には、例えば、2インチのSiC単結晶基板を用いた場合、これらのばらつきを標準偏差/平均値(σ/mean)で表すと、膜厚では5〜10%、ドーピング値では10〜15%になる。デバイスの歩留まりを実用的なものにするためには、このばらつきは、膜厚で5%以下、ドーピング値では5〜10%程度にすることが求められている。一方、上記問題の解決策の一つとして、エピタキシャル成長終了毎に、座ぐりの底面上の堆積物9を除去することが考えられるが、SiCの場合堆積物の付着力が強いため、完全に除去することは困難であり、また生産性にも影響を及ぼすことになる。
したがって、今後デバイスへの応用が期待されるSiCエピタキシャル成長基板であるが、現状のサセプタを使用している限りでは、エピタキシャル膜厚やドーピング値といった基本的特性の面内分布がばらついたエピタキシャル基板を使用することになる。したがってこのようなエピタキシャル基板を用いて作製されるデバイスの特性もばらついたものになり、その歩留まりが低下することになる。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製する炭化珪素単結晶成膜装置において、サセプタの座ぐりの底部表面に堆積するSiC堆積物によって、座ぐり底面とSiC単結晶基板裏面との間に隙間が生じ、形成されるSiCエピタキシャル膜の特性の均一性低下を防止できる炭化珪素単結晶成膜装置サセプタを提供することを目的とする。
本発明は、SiC単結晶基板を保持するためにサセプタに形成されている凹状の座ぐりにおいて、座ぐりの周囲側壁に沿って座ぐり底面に溝を有するサセプタ構造とすることにより、上記課題を解決できることを見出し、完成したものである。
即ち、本発明は、
(1) 炭化珪素単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製する炭化珪素単結晶成膜装置に使用され、炭化珪素単結晶基板を載置するサセプタであって、該サセプタは、炭化珪素単結晶基板を収容する円形凹状の座ぐりを有し、前記座ぐりは、炭化珪素単結晶基板を載置する座ぐり底面と、収容した基板の周縁を取り囲む周囲側壁と、周囲側壁に沿ってサセプタの厚み方向に掘り込まれたリング状の溝とを備え、前記炭化珪素単結晶基板の直径x、前記座ぐり底面の直径y、及び前記溝幅zとの関係が、
y+z < x < y+2z
であって、かつ、
0(mm)< z ≦ 4(mm)
を満たすことを特徴とする炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ、
(2) 前記溝の底部表面から前記座ぐり底面までの距離Sが、
0(μm)< S <600(μm)
であることを特徴とする上記(1)記載の炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ、及び
(3) 前記座ぐり底面からサセプタ上面までの距離Lが、収容する炭化珪素単結晶基板の厚さに対して±50μmの範囲内である上記(1)又は(2)に記載の炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ、
である。
本発明によれば、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて炭化珪素単結晶膜を繰り返し製造しても、炭化珪素単結晶基板に成長できなかった余分な堆積物が基板の周縁に設けられた溝に溜まり、座ぐり底面を常に平坦に保つことができるため、エピタキシャル成長膜の膜厚やドーピング値に関して面内分布の均一性に優れた高品質なSiC単結晶薄膜を歩留まりよく製造できる。
一般的なホットウォールCVD法の構成を示す断面図。 一般的なホットウォールCVD法における、ホットウォール部(グラファイト)とサセプタの関係を示す断面図。 ホットウォールCVD法に用いられる従来のサセプタの断面図。 ホットウォールCVD法に用いられる従来のサセプタの上面図。 従来のサセプタを用いた場合の、サセプタ上にリング状に堆積したSiC堆積物の上に、SiC単結晶基板の一部が乗った状態を示す断面図。 (a)は本発明のサセプタの上面図、(b)はA-A’断面図。 本発明のサセプタにおける座ぐりの形状を示す説明図。 本発明のサセプタ上にSiC単結晶基板を乗せた場合の一例を説明する図。 本発明のサセプタ上にSiC単結晶基板を乗せた場合の他の例を説明する図。 本発明を2インチ基板用サセプタに適用した場合の、座ぐり内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面の直径yと溝の幅zとの関係を示すグラフ。 本発明のサセプタを用いて成膜した2インチSiC単結晶エピタキシャル膜の膜厚の面内分布を示す図。 本発明のサセプタを用いて成膜した2インチSiC単結晶エピタキシャル膜のドーピング密度の面内分布を示す図。 本発明のサセプタを用いて成膜した3インチSiC単結晶エピタキシャル膜の膜厚の面内分布を示す図。 本発明のサセプタを用いて成膜した3インチSiC単結晶エピタキシャル膜のドーピング密度の面内分布を示す図。 従来のサセプタを用いて成膜した2インチSiC単結晶エピタキシャル膜の膜厚の面内分布を示す図。 従来のサセプタを用いて成膜した2インチSiC単結晶エピタキシャル膜のドーピング密度の面内分布を示す図。
本発明の具体的な内容について述べる。
まず、SiC単結晶基板上へSiC単結晶をエピタキシャル成長させてSiC単結晶薄膜を製造する方法について述べる。一般的な方法としては、サセプタ7にSiC単結晶基板5をセットし(図2)、このサセプタ7を成長炉6内(図1)にある誘導加熱されるグラファイト3内に入れる(図1、2)。成長炉内を真空排気した後、水素ガスを導入して圧力を1×104〜3×104Paに調整する。その後、圧力を一定に保ちながらグラファイト3の温度を上げ、1400〜1500℃程度で10〜30分間、水素中あるいは塩化水素を導入して塩化水素中でのSiC単結晶基板のエッチングを行う。この操作は、研磨等に伴うSiC単結晶基板表面の変質層を取り除き、清浄な表面を出すためのものである。その後、温度をSiC成長温度である1500〜1600℃に上げ、原料ガスであるSiH4とC2H4を導入してSiCの成長を開始する。SiH4ガス流量は40〜50cm3/min、C2H4ガス流量は30〜40cm3/minである。この場合、SiC成長速度(膜厚の増加速度)は6〜7μm/hrである。この成長速度は、通常必要とされるSiCエピタキシャル成長膜の膜厚が10〜20μm程度であるため、生産性を考慮して決定されたものである。所定時間SiCを成長させ、所望の膜厚が得られた時点でSiH4とC2H4ガスの導入を止め、水素ガスのみ流した状態で温度を下げる。温度が常温まで下がった後、水素ガスの導入を止める。次に、成長炉6内を真空排気し、不活性ガスを成長炉6内に導入して(成長室内を不活性ガスで置換して)、成長炉6内を大気圧に戻してから、サセプタ7を取り出す。取り出したサセプタ7には、SiC単結晶基板5が収納されており、SiC単結晶基板5の表面にはSiC単結晶がエピタキシャル成長した膜が成膜されている。
次に、上述のようなSiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製するSiC単結晶成膜装置に用いられる、本発明のサセプタの上面図を図6(a)に示す。また、図6(a)のサセプタA-A'における断面図を図6(b)に示す。本発明のサセプタは2つの凹部を有している。即ち、SiC単結晶基板を保持するための座ぐり10と、座ぐりの内周囲側壁に沿って形成され、その底部表面が座ぐり底面10aより低くなるようにしたリング状の溝11との2つ凹部である。
特許文献5や特許文献6には、特に、シリコン単結晶基板(シリコンウエーハ)に気相成長する場合であるが、上記と類似して、サセプタの凹状座ぐりの内周部に溝が形成されている。このうち、特許文献6の図2に示された溝8は、座ぐりの周囲側壁が基板側に迫り出した突出部6を有した特殊な座ぐり部にシリコンウエーハを装着しやすくするために施されたものである。また、特許文献5の図1に示された溝5は、半導体集積回路を気相成長で製造する際に、シリコンウエーハが座ぐり部側壁と固着するのを防止するために施されたものであるが、座ぐり内部のシリコンウエーハ支持台(座ぐり底面)がシリコンウエーハよりも大きくなっている。したがって、特許文献5や特許文献6の溝では、本発明の目的は達成できない。本発明では、座ぐりの周囲側壁が基板側に迫り出すことはなく、後述するような溝によって炭化珪素単結晶基板に成長できなかった余分な堆積物を効率的に溜めることができ、本発明の作用効果が得られるものである。
また、特許文献7には、半導体基板にシリコン層を成長させるCVD炉等の薄膜形成装置に使用されるサセプタに関し、半導体基板のオリエンテーションフラット部で一部露出する座ぐり部内に不要なシリコンが堆積して半導体基板と座ぐり部主面との密着性が悪くなるのを防止するために、座ぐり部内の外周縁に沿う溝を設けることが開示されている。しかしながら、前記サセプタでは、半導体基板表面がサセプタ外周上面より低く設置されているので、成長温度の低いシリコン層を形成させる場合には問題にならないが、シリコンより成長温度が遥かに高くなるSiC単結晶のエピタキシャル成長させる場合には、サセプタの座ぐり部側壁の角部にSiCが析出することになり、前記SiC析出物によってSiC単結晶基板がサセプタに固着したり、前記SiC析出物が邪魔になってSiC単結晶基板が取り出せなくなったりする。また、シリコンの成膜では再蒸発することはないが、前記SiC析出物が最蒸発してSiC析出物よりも下にあるSiC単結晶基板上に付着して表面欠陥を引き起こすことになる。
よって、本発明では、サセプタ上面12と座ぐり10内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aとの距離(座ぐりの深さ)Lは、用いられるSiC単結晶基板の厚さ程度である。即ち、Lは、SiC単結晶基板の厚さと同じ、又はSiC単結晶基板の厚さ±50μmの範囲が好ましい。通常、Lは、400μm程度である。
図8に本発明のサセプタ上にSiC単結晶基板を乗せた場合の断面図を示す。図8より明らかなように、SiC単結晶基板5の直径が座ぐり10内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aの直径yよりも大きく、さらにSiC単結晶基板5の外周には、溝11があるため、SiC堆積物13は溝11の上に堆積され、SiC単結晶基板5とSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aとの密着性は常に良好に保たれている。その結果、SiC単結晶基板の平面内で温度の均一性が良好になる。しかし、実際には、サセプタ回転中の遠心力等によりSiC単結晶基板5が動き、図9のようにSiC単結晶基板中心とサセプタの座ぐり中心とが一致しなくなるのが一般的である。SiC単結晶基板5が、図9のように移動した場合に、もし、座ぐり10内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aが露出するようになると、その露出部にSiCが堆積する。即ち、上述のように、その後の成膜において、設置するSiC単結晶基板が前記SiC堆積物によって支持面10aとの間に隙間ができる。そこで、本発明では、図9のように、SiC単結晶基板5が移動した状態でも、SiC堆積物13が溝11の上のみに堆積されるためには、SiC単結晶基板5の直径をx、座ぐり10内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aの直径をy、溝11の幅をzとすると、
y+z < x < y+2z ・・・[1]
である必要がある。xがy+z以下であると、上述のようにSiC単結晶基板5が移動した場合に、SiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aが露出することになる。一方、xが、特許文献7と同様にy+2zと同じであると、SiC単結晶をエピタキシャル成長させる場合には、SiC単結晶基板と座ぐり部側面や上面との間をSiCが堆積して接着させることになる。xが、y+2zを超えると、SiC単結晶基板5がサセプタの座ぐり10に入らなくなる。よって、xとy+2zとの間には、適度な隙間画ある方が好ましく、具体的には、(y+2z)−xが、SiC単結晶のエピタキシャル成長膜の膜厚以上であるのがより好ましい。
更に、溝11の幅zに関し、
0(mm) < z ≦ 4(mm) ・・・[2]
の範囲である必要がある。溝11の幅zの値を大きくして4mmを越えると、溝11の上にあるSiC単結晶基板の領域が増えるため(座ぐり底面10aと接していないSiC単結晶基板5の突き出し部分が増えるため)、その部分での基板温度が大きく下がり、基板温度に関して基板面内の均一性が低下する。溝11の幅zのより好ましい範囲は、
1(mm) ≦ z ≦ 4(mm) ・・・[3]
である。溝幅zの値を1mm未満に小さくすると、溝11の開口部が減少するため、SiC堆積物が溝11の底まで入りにくくなる場合がある。その場合、溝11の側壁にSiCが堆積されるようになり、成膜を繰り返すに伴い、zの値が更に小さくなり、SiC単結晶基板のセットが難しくなる場合がある。即ち、繰り返しの成膜できる回数が少なくなる。よって、生産性を考慮すると、溝幅は1mm以上であることがより好ましい。
2インチ基板(x=50.8mm)の場合を例にして、y、zの関係を図10に示す。上記式[1]の関係から、
(x−y)/2 < z < x−y ・・・[4]
に表せることができ、かつ上記式[2]を満足するものあることから、図10のz=50.8−y、z=(50.8−y)/2、z=4の3本の直線で囲まれた三角形の内部が、本発明の効果が得られるyとzの組み合わせになる。
溝11の底部表面と座ぐり10内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aとの距離S(図7)は、
0(μm) < S < 600(μm)
の範囲であるのが、より好ましい。成膜を繰り返し行い、その回数を重ねると、SiC堆積物13の高さが増し、座ぐり10のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面10aよりも高くSiCが堆積され、SiC単結晶基板5がSiC堆積物13の上に乗った状態でサセプタに載置される。このようになると、SiC単結晶基板5と座ぐり10の座ぐり底面10aとの密着性が悪くなり、SiC単結晶基板5の表面における温度分布の均一性が低下する。この不都合を避けるためには、上記距離S(段差)を大きくすれば良い。但し、距離Sが600μmを超えると、その部分からの放熱が多くなり、SiC単結晶基板5の表面における温度分布の均一性が低下する場合がある。生産性を考慮すると、更に好ましくは、
400(μm) ≦ S ≦ 500(μm)
である。
サセプタの材質は、通常、黒鉛(グラファイト)等の炭素材料であるが、高融点材料、黒鉛コート高融点材料、高融点材料コート黒鉛等の黒鉛以外の材料を部分的に使用してもよい。例えば、水素中でのグラファイト加熱による炭化水素の発生を避けるため、グラファイトの上にTaCをコーティングしたサセプタも用いられる。
(実施例1)
2インチ(50.8mm)ウェーハ用SiC単結晶インゴットから、スライスし、粗削りとダイヤモンド砥粒による通常研磨を実施し、400μmの厚さの4H型のポリタイプを有するSiC単結晶基板を作製した。前記SiC単結晶基板のSi面に、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製した。SiC単結晶基板のオフ角は8°である。用いたサセプタの構造は、図8に示したyが48mm、zが2mmであり、また、図7に示した溝の底部表面と座ぐり内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面との距離Sが450μm、サセプタ上面12と座ぐり底面10aとの距離Lが400μmである。なお、このサセプタは、新品の状態から下記と同条件で20回成長を行った後のものを用いており、その間にサセプタ上のSiC堆積物の除去は行っていない。
成膜の手順としては、このサセプタに前記SiC単結晶基板を入れて成長炉内にセットし、成長炉内を真空排気した後、水素ガスを150000cm3/minで導入しながら圧力を1.0×104Paに調整した。その後、サセプタを回転し、圧力を一定に保ちながら成長炉の温度を上げ、1550℃に到達した後、塩化水素を1000cm3/min流し、20分間基板のエッチングを行った。エッチング後、温度を1600℃まで上げ、SiH4流量を40cm3/min、C2H4流量を30cm3/min(C/Siモル比=1.5)、ドーピングのためのN2流量を10cm3/min流し、SiC単結晶のエピタキシャル薄膜を10μmの膜厚に成長させた。この時の成長速度は7μm/hr程度であった。
このようにして、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて成膜した基板の、膜厚の面内分布を図11に、ドーピングの面内分布を図12に示す。σ/meanで表した膜厚の面内分布ばらつきは2.3%、ドーピングの面内分布ばらつきは4.0%と良好であった。特に、SiC単結晶基板の端部におけるデータのばらつきが小さくなっていることから、本発明のサセプタにおいては、SiC単結晶薄膜の成膜を繰り返し行うことによって生じるSiC堆積物が起因となるSiC単結晶基板の表面温度の不均一性が抑制されてことがわかる。
(実施例2)
実施例1と同様にスライス、粗削り、通常研磨を行った、4H型のポリタイプを有する3インチ(76mm)のSiC単結晶基板(厚さ400μm)のSi面に、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製した。SiC単結晶基板のオフ角は8°である。成膜手順、温度等の成膜条件は、実施例1と同様である。用いたサセプタの構造は、図8に示したyが72.5mm、zが3mmであり、また、図7に示した溝の底部表面と座ぐり内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面との距離Sが450μmであり、サセプタ上面12と座ぐり底面10aとの距離Lが375μmである。なお、このサセプタは、新品の状態から下記と同条件で10回成長を行った後のものを用いており、その間にサセプタ上のSiC堆積物の除去は行っていない。
成膜後のSiC単結晶のエピタキシャル成長膜について、膜厚の面内分布を図13に、ドーピングの面内分布を図14に示す。σ/meanで表した膜厚の面内分布ばらつきは4.4%、ドーピングの面内分布ばらつきは6.6%であり、この場合もSiC単結晶基板の端部におけるデータのばらつきが小さくなっていた。
(実施例3〜7)
実施例1と同様にスライス、粗削り、通常研磨を行った、4H型のポリタイプを有する2インチ(50.8mm)のSiC単結晶基板(厚さ400μm)のSi面に、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製した。SiC単結晶基板のオフ角は8°である。成膜手順、温度等の成膜条件は、実施例1と同様である。なお、サセプタは、新品の状態から実施例1と同条件で10回成長を行った後のものを用いており、その間にサセプタ上のSiC堆積物の除去は行っていない。用いたサセプタの構造と、成膜後のSiC単結晶のエピタキシャル成長膜についてσ/meanで表した膜厚の面内分布とドーピングの面内分布ばらつきを、表1にまとめて示す。表1中のx、y、z、S及びLの定義は実施例1の場合と同様である。
実施例3より、溝の底部表面と座ぐり内のSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面との距離Sが大きくなると、その部分からの放熱によりSiC単結晶基板の表面温度の不均一性が増し、本発明の作用効果の得られる許容範囲であるが、ドーピングの面内分布のばらつきが大きくなる傾向がある。また、実施例5では、膜厚の面内分布とドーピングの面内分布は、良好であった。但し、Sが100μmと浅いため、更に成膜回数を増やすと、SiC堆積物の上面がSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面よりも高くなり始め、SiC単結晶基板と座ぐり底面との密着性が悪くなり、膜厚の面内分布やドーピングの面内分布ばらつきが大きくなる。したがって、Sに関しては、膜厚の面内分布とドーピングの面内分布、及び、成膜効率から、特に、400〜500μmがより好ましい。
実施例6については、膜厚の面内分布とドーピングの面内分布は、良好であった。但し、本発明の範囲内であるが、zが小さいため、溝の側壁に付着したSiC堆積物によって、SiC単結晶基板がサセプタ内に収納し難くなるという傾向が見られた。特に、更に成膜回数を増やすと、前記傾向が著しくなった。実施例7は、実施例6よりもzが大きくなっているため、実施例6で見られたSiC単結晶基板のサセプタ内への収納に手間がかかるということはこの時点では生じていない。したがって、zに関しては、1〜4mmがより好ましい。
また、Lに関して、400μm厚みの基板に対して、±50μmであれば、良好なSiC単結晶のエピタキシャル成長膜が得られている。例えば、実施例7と同じ条件で、Lを325μmにした場合には、基板がサセプタ上面から浮き上がり過ぎて、膜厚のばらつきが大きくなる等良好な膜が得られなかった。一方、Lを475μmにした場合には、基板がサセプタ上面から下になり過ぎて、サセプタの座ぐり部側壁の角部にSiCが析出し、その再蒸発によって得られた膜に欠陥が生じた。
Figure 2011018772
(比較例1)
比較例として、実施例1と同様にスライス、粗削り、通常研磨を行った、4H型のポリタイプを有する2インチ(50.8mm)のSiC単結晶基板(厚さ400μm)のSi面に、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製した。SiC単結晶基板のオフ角は8°である。成膜手順、温度等の成膜条件は、実施例1と同様であるが、使用したサセプタは座ぐり底面に溝11のない従来型(x=50.8mm、y=51mm、z=0mm、S=0μm、L=400μm)であり、新品の状態から20回成長を行った後のものを用い、その間にSiC堆積物の除去は行っていない。成膜後のSiC単結晶のエピタキシャル成長膜について、膜厚の面内分布を図15に、ドーピングの面内分布を図16に示す。σ/meanで表した膜厚の面内分布ばらつきは6.0%、ドーピングの面内分布ばらつきは11.8%と、実施例1に比べて悪化している。特に、図12と図16の比較から、図16ではSiC単結晶基板の端部での値が大きく変動していることが分かる。これは、SiC単結晶基板のこの部分の温度が下がっていることを示しており、20回成長を行ったことによるSiC堆積物の上に、SiC単結晶基板が乗っているために生じたものである。
(比較例2〜5)
実施例1と同様にスライス、粗削り、通常研磨を行った、4H型のポリタイプを有する2インチ(50.8mm)のSiC単結晶基板(厚さ400μm)のSi面に、SiC単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製した。SiC単結晶基板のオフ角は8°である。成膜手順、温度等の成膜条件は、実施例1と同様である。なお、サセプタは、新品の状態から実施例1と同条件で20回成長を行った後のものを用いており、その間にサセプタ上のSiC堆積物の除去は行っていない。用いたサセプタの構造と、成膜後のSiC単結晶のエピタキシャル成長膜についてσ/meanで表した膜厚の面内分布とドーピングの面内分布のばらつきを、表2にまとめて示す。
比較例2は、zが本発明の上限値を超えた場合の例であり、座ぐり底部の溝幅が大きすぎ、その部分からの熱放散が大きいため、膜厚の面内分布とドーピングの面内分布のばらつきが大きくなっている。また、比較例3はy+z=xの場合、比較例4及び5はy+z>xの場合であり、既に20回の成長を行った後のサセプタを使用しているため、その間にSiC単結晶基板を支持する座ぐり底面の端、あるいは底面上に付着したSiC堆積物のため、SiC単結晶基板と座ぐり底面の密着性が悪くなり、SiC単結晶基板の表面温度の不均一性が増して、ばらつきが大きくなっている。特に、比較例5は、単結晶基板よりも座ぐり底面の方が大きい場合であり、特許文献5と同様の構成になるものである。
Figure 2011018772
本発明によれば、SiC単結晶基板上へのSiC単結晶をエピタキシャル成長させて成膜するSiC単結晶成膜装置において、SiC単結晶のエピタキシャル成長させた薄膜に関し、膜厚やドーピング値の基板面内での分布が均一で、高品質なSiC単結晶エピタキシャル膜を有するSiC単結晶基板を提供することが可能である。そのため、このようなSiC単結晶基板上に電子デバイスを形成すれば、デバイスの特性及び歩留まりが向上する。本実施例においては、SiC単結晶基板を1枚のみセットした場合の結果を示しているが、サセプタを大きくし、SiC単結晶基板の枚数を増やした場合でも、その効果は同様である。
1 石英管
2 断熱材
3 グラファイト
4 誘導加熱コイル
5 SiC単結晶基板
6 成長室
7 サセプタ
7a サセプタ上面
8 座ぐり
9 SiC堆積物
10 座ぐり
10a 座ぐり内のSiC単結晶を支持する座ぐり底面
11 溝
12 サセプタ上面
13 SiC堆積物

Claims (3)

  1. 炭化珪素単結晶をエピタキシャル成長させて薄膜を作製する炭化珪素単結晶成膜装置に使用され、炭化珪素単結晶基板を載置するサセプタであって、該サセプタは、炭化珪素単結晶基板を収容する円形凹状の座ぐりを有し、前記座ぐりは、炭化珪素単結晶基板を載置する座ぐり底面と、収容した基板の周縁を取り囲む周囲側壁と、周囲側壁に沿ってサセプタの厚み方向に掘り込まれたリング状の溝とを備え、前記炭化珪素単結晶基板の直径x、前記座ぐり底面の直径y、及び前記溝幅zとの関係が、
    y+z < x < y+2z
    であって、かつ、
    0(mm)< z ≦ 4(mm)
    を満たすことを特徴とする炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ。
  2. 前記溝の底部表面から前記座ぐり底面までの距離Sが、
    0(μm)< S <600(μm)
    であることを特徴とする請求項1記載の炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ。
  3. 前記座ぐり底面からサセプタ上面までの距離Lが、収容する炭化珪素単結晶基板の厚さに対して±50μmの範囲内である請求項1又は2に記載の炭化珪素単結晶成膜装置用サセプタ。
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