JP2011006578A - 繊維・樹脂複合化シート及びfrp成形体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続繊維からなる織物状又は非織物状の連続繊維体Aの一面又は両面に、熱可塑性樹脂bからなる樹脂シートBが積層し、かつ該熱可塑性樹脂bの一部が連続繊維体A内に含浸してなる構成を備えた繊維・樹脂複合化シートであって、熱可塑性樹脂bの溶融粘度の最小値が5Pa・s〜500Pa・sに存在し、且つ、熱可塑性樹脂bの含浸深さの割合が、各面5%以上、両面合計値5〜30%である繊維・樹脂複合化シートを提案する。
【選択図】図1
Description
ところが、通常の熱可塑性樹脂は溶融状態でも高粘度であるため、繊維体中に樹脂を含浸させることが容易ではなく、樹脂の含浸が不足するなどの課題を抱えていた。
また、柔軟性に優れた複合化シートの作製方法として、特許文献2及び3には、繊維材料不織布と熱可塑性樹脂を一体化させ、賦形性と等方向の物性を有するランダム強化タイプの繊維強化熱可塑性樹脂シートが開示されている。
しかし、この成形方法において溶融粘度が高い樹脂を用いた場合は、成形体作製時において樹脂の含浸性が不足する一方、溶融粘度が低い樹脂を用いた場合は、成形体作製時の樹脂の含浸性は向上するものの、熱可塑プリプレグシートの状態で既に剛性が高く屈曲性に劣るため、該シートを巻取りする時に折れを生じ易く、また賦形性が悪いなどの問題点があった。
しかも、FRP成形体を成形する際の樹脂の含浸性にも優れているため、FRP成形体成形時に、熱可塑性樹脂bの溶融粘度が2000Pa・s以下となる温度においてプレス成形することで、空隙率20%未満の剛性に優れたFRP成形体を作製することができる。
ここで、「繊維・樹脂複合化シート」とは、材質の異なる材料である繊維と樹脂とを組み合わせて一体化したシートの意味である。
樹脂シートBは、熱可塑性樹脂bからなるシート体、すなわち熱可塑性樹脂bを主成分とする樹脂組成物を製膜して得られるシート体である。よって、樹脂シートBは、熱可塑性樹脂bからなる不織布とは異なるものである。熱可塑性樹脂bからなる不織布の場合には、樹脂の含浸性向上の為に繊維を開繊する必要があり、特殊な装置と別途成形工程を必要とするためコスト高となる。しかも、熱可塑性樹脂を繊維化する必要があるが、ABS樹脂、PC/ABSなどの非相容なポリマーブレンド樹脂やポリエーテルイミド樹脂などの硬く脆い樹脂を繊維化すること自体が困難である。
熱可塑性樹脂bの溶融粘度の最小値が500Pa・s以下であれば、連続繊維体A内に熱可塑性樹脂bが含浸し易いため、剥離強度を高めることができる。その一方、溶融粘度の最小値が5Pa・s以上であれば、樹脂bの含浸深さを制御することができ、本複合化シートの柔軟性及び剛性を調整することができる。よって、熱可塑性樹脂bの溶融粘度の最小値が特定の範囲に存在する熱可塑性樹脂bを用い、且つ連続繊維体A内への熱可塑性樹脂bの含浸深さを規定することにより、連続繊維体Aと熱可塑性樹脂bとの剥離強度を高めつつ屈曲性を高めることができる。しかも、FRP成形体を成形する際の樹脂の含浸性をも優れたものとすることができる。
このような観点から、熱可塑性樹脂bの溶融粘度の最小値は、5Pa・s〜500Pa・sの範囲に存在するのが重要であり、中でも10Pa・s〜300Pa・sの範囲に存在するのが好ましい。
よって、使用可能な熱可塑性樹脂の種類としては、特に限定するものではなく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリメチルメタクリレート、ナイロン6、ナイロン66、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド、ポリアセタール、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、液晶芳香族ポリエステル、ポリイミドなど、およびそれらの共重合体や変性体を挙げることができ、これらのうちの一種を単独で用いることもできるし、又、これらのうちの二種類以上からなる混合樹脂を用いることもできる。
とくに結晶性樹脂は、結晶化することによりTg以上になっても流動を生じない。通常、熱可塑性樹脂はTg以上の場合に流動を開始し、流動粘度は温度上昇により低下する。しかしながら、結晶性樹脂はTg以上においても結晶化により流動が抑制される。結果、流動開始には高温を必要とし、Tm以上の温度となった際に溶融粘度が急激に低下する。この結果、流動開始温度以下では含浸を生じにくいため、樹脂含浸性のコントロールが容易となるため好ましい。しかも、Tgより低温領域であれば合成にも優れているため熱可塑性樹脂bとして好適に用いることができる。
連続繊維体Aは、連続繊維からなる織物状又は非織物状の連続繊維体である。
ここで、連続繊維からなる織物状又は非織物状の連続繊維体とは、例えば短い繊維を混抄してなる不織布や、短い繊維をコンパウンドしてなるペレットなどとは異なり、長尺な連続繊維からなるものである。また、織物状又は非織物状の両方を含み、例えば繊維を一方向に引き揃えたウェブ状シート(UD;UNI-DIRECTIONAとも称される)、繊維を一方向に引き揃えて集束したシート、平織や朱子織してなる織物状シート、或いは長尺な繊維を編んだ編物状シートなどを包含する。
なお、例えば短繊維からなる不織布を用いてFRP成形体を作製した場合、成形体の剛性が平面全方向及び厚み方向へ分散されるため、例えばロボットアームやシャフト等のように特定方向への剛性が必要とされる用途には使用困難となるが、連続繊維からなる連続繊維体の場合には、特定方向への剛性が必要とされる用途にも対応可能である。
この際、集束剤は、通常は熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂などを用いるが、本発明においては熱可塑性樹脂に応じて選択する必要がある。一般的にはその熱可塑性樹脂の溶融温度で軟化すると共に、連続繊維中に含浸し易いものにするのが好ましい。そのため、集束剤には、その熱可塑性樹脂と同種の樹脂を主成分とするものを使用することが好ましい。
有機繊維としては、ポリプロピレン繊維、アラミド繊維、液晶ポリマー繊維、高密度ポリエチレン繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリフェニレンサルファイド繊維、ポリアリールエーテルケトン繊維等を挙げることができる。
金属繊維としてはスチール繊維、ブロンズ繊維、ステンレス繊維、アルミニウム繊維、ニッケル繊維及び2種以上の金属からなる合金繊維等の種々の繊維が挙げられる。
上記の中でも、高い剛性を有する繊維を用いることにより、プレス成形体の剛性がより優れたものとなることから、高い剛性を有する無機繊維や金属繊維を用いるのが好ましく、その中でも優れた剛性を有する炭素繊維を用いるのがより一層好ましい。
連続繊維体Aの厚さは、特に限定するものではない。柔軟性と成形時における樹脂含浸の観点からは、30μm〜1000μmが好ましく、特に50μm〜500μm、中でも特に80μm〜300μmがさらに好ましい。
本複合化シートは、連続繊維体Aの一面又は両面に本複合化シートが積層し、且つ本複合化シートを構成する熱可塑性樹脂bの一部が連続繊維体A内に含浸してなる構成を備えた繊維・樹脂複合化シートである。
連続繊維体に熱可塑性樹脂を含浸させつつ積層する構成の繊維・樹脂複合化シートにおいては、熱可塑性樹脂の含浸性が高くなるにつれて、連続繊維の変形等による可動性が低下するため、繊維・樹脂複合化シートは硬くなり、三次元成形する際に必要とされる複合化シートの柔軟性及び屈曲性は損なわれる。このため、熱可塑性樹脂bの含浸深さは複合化シートの剛性そのものに影響しており、複合化シートの柔軟性及び屈曲性を好適にするためには、連続繊維体Aの厚みに対する熱可塑性樹脂bの含浸深さの割合が(両面の場合には合計で)30%以下であることが必要である。その一方、熱可塑性樹脂bの含浸深さが浅過ぎると、熱可塑性樹脂bと連続繊維体Aとの密着性が不足して複合化界面で剥離を生じ易くなってしまうため、各面において5%以上であるのが好ましい。
このような観点から、熱可塑性樹脂bの含浸深さは、連続繊維体Aの厚みに対して各面において5%以上であるのが好ましく、特に10%以上であるのがより一層好ましい。その一方、30%以下であるのが好ましく、特に25%以下、中でも特に20%以下であるのがより一層好ましい。
なお、連続繊維体Aの両面に樹脂シートBを積層する場合、各面の含浸深さが5%以上であり、且つ両面の含浸深さの合計が上記範囲であるのが好ましい。
但し、両面における熱可塑性樹脂bの含浸深さの差を5%未満にすることも勿論可能であり、両面で同じ含浸深さとすることも可能である。
一方の面の含浸深さと、他方の面の含浸深さとの間に差を付けるには、熱可塑性樹脂bの種類や樹脂シートの厚みを両側間で変えてもよいし、上述のように製造条件を両側間で変えてもよい。
また、本複合化シートの幅は、特に限定するものではなく、任意の幅に作製することができる。シートの均質性の観点からすると、例えば20mm〜5000mm、特に100mm〜3000mm、中でも特に300mm〜1000mmであるのが好ましい。
次に、本複合化シートの製造方法について説明するが、本複合化シートの製造方法がここで説明する方法に限定されるものではない。
熱可塑性樹脂bと他の樹脂或は他の添加剤などとを混合して樹脂組成物を調製する場合には、単軸押出機、二軸押出機、ニーダーやミキサーなどで混練するのが好ましい。特に混合樹脂組成物の均一分散性、得られるシートの諸特性の安定性から、二軸押出機、特に同方向二軸押出機を用いることがより好ましい。
連続繊維体Aの製法方法は各種方法が可能であり、特に限定されるものではない。
具体的な製法例の1つを挙げると、先ずボビンに巻いた連続繊維トウを複数本クリルスタンドに設置し送り出す。この場合、各トウの張力が同一になるようにするのが好ましい。これは、送り出しトルクを制御する方法などによって達成できる。そして、送り出された連続繊維トウは、ガイドロールを介して引き揃え装置によって縦方向に引き揃えられ、幅方向に並べられる。
引き揃え装置としては各種のものが考えられるが、くし型の形状をした引き揃え装置が最もよく知られている。
くしのピンの間に連続繊維トウを通すことによって、連続繊維トウを一定方向に引き揃えることができシート状とすることができる。
例えば、連続繊維体Aの片面又は両面に樹脂シートBを重ね合わせて、対向して接触回転している2つのロール間に通して加熱・加圧することにより、ラミネート成形することができる。
但し、ロール線圧は、熱可塑性樹脂bの含浸深さと繊維の折れ等に影響を与えるため、当該ロール線圧は1kg/cm〜80kg/cmの範囲で調整するのが好ましい。ロール線圧が80kg/cm以下であれば、ロール部でのせん断力が大きくなり過ぎることがないため、繊維材料の損傷を抑えることができる。さらには、樹脂bの含浸深さが過大になることもなく、本複合化シートが硬く脆くなって三次元成形などの加工性を低下させるようなことがない点で好ましい。他方、ロール線圧が1kg/cm以上であれば、樹脂bの含浸深さが不足することを抑えることができ、連続繊維体Aと樹脂bとの界面における剥離を抑えることができる。
これらのことより、ロール線圧は1kg/cm〜80kg/cmとするのが好ましく、特に2〜40kg/cmとするのがより好ましい。
また、ロール部の材質は、金属・ゴム・無機などの何れのロールを用いることも可能であり、加熱部は2軸ロールの片側又は両側の何れでもかまわないが、成形速度や繊維の剛性、加熱温度と耐熱性を考慮して選択することが好ましい。
本複合化シートは、FRP成形体を作成するための中間素材として好適に利用することができる。但し、この用途に限定するものではない。
FRP成形体を作成するための中間素材として利用する場合、例えば本複合化シートを単独で、或は複数枚を積層し、熱可塑性樹脂bの流動開始温度以上に加熱して熱可塑性樹脂bを加熱溶融させて連続繊維体Aに熱可塑性樹脂bを含浸させることで、熱可塑性樹脂bが連続繊維体A内に充分に含浸したFRP成形体を作製することができる。
この際、本複合化シートを複数枚を積層する際は、繊維方向を一定方向に揃えるように積層することもできるし、繊維方向が直交或いは斜向するように積層することもできる。
例えば、本複合化シートを単独で或は複数枚を積層した後、熱可塑性樹脂bの溶融粘度2000Pa・s以下となる温度条件においてプレス成形した後に室温まで冷却すれば、空隙率20%未満で、且つ強度低下が少なく弾性率も高い値を示すFRP成形体を作製することができる。
なお、FRP成形体の空隙率は力学物性等へ影響するパラメータである。一般的に空隙率が高い場合、成形体の強度及び弾性率は低下する傾向となる。これは、空隙部分が擬似クラックのような状態となり、力学的負荷を受けた際に空隙部において応力集中等が起こりやすくクラックの進行が生じ易く破壊しやすいからである。
よって、FRP成形体の空隙率は20%未満であるのが好ましく、特に10%未満であるのがさらに好ましい。
本発明において、「X〜Y」(X,Yは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り「X以上Y以下」の意と共に、「好ましくはXより大きい」及び「好ましくはYより小さい」の意を包含するものとする。
また、本発明において、「X以上」(Xは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り、「好ましくはXより大きい」の意を包含し、「Y以下」(Yは任意の数字)と表現した場合、特にことわらない限り、「好ましくはYより小さい」の意を包含するものとする。
熱可塑性樹脂bの溶融粘度の測定方法は、レオメーター(MARSII)を用い、φ20mmパラレルプレートにより、昇温速度3℃/分、周波数10Hz、歪0.5%により、各樹脂の樹脂流動開始温度から熱分解温度まで測定した。そして、下記熱分解開始温度よりも10℃低い温度の溶融粘度を、溶融粘度の最小値として表1に示した。
熱可塑性樹脂bの熱分解開始温度は、100℃で24時間以上の乾燥を行なった後に熱重量分析測定を用い、昇温30℃/分、N2雰囲気下において測定した初期重量に対する重量減少量が1%となった温度とした。
熱可塑性樹脂bの流動開始温度は、高化式フローテスタ(CFT-500C 島津製作所製)を用い、ノズルサイズφ1×L2mm、昇温速度3℃/分、荷重40kgfにより測定した。
繊維・樹脂複合化シートの密着性は、作製したシートを、連続繊維の配列方向を長手方向として10×200mmに切り出し、その端部から樹脂シートの部分を長手方向に剥離させた際の状態を観察して、下記基準により評価した。
○:連続繊維シート部を破壊して剥離した。
×:樹脂シート部と連続繊維シート部との界面で剥離した。
繊維・樹脂複合化シートの屈曲性は、作製したシートを、連続繊維の配列方向を長手方向として10×400mmの短冊状に切り出し、水平面上において一方の端部をテープで固定した後に固定端部より200mmの部分に、切り出したシートに直行するように直径10mmの金属製のロールを配置して固定し、もう一方の端部を高さ100mmまで引き上げた際の試験片の状態を下記基準で評価した。
×:試験片に亀裂が生じた。
繊維・樹脂複合化シートにおける樹脂の含浸深さは、得られた繊維・樹脂複合化シートを厚さ方向に切断し、その切断面の任意の箇所を光学顕微鏡又は電子顕微鏡(SEM)で観察し、連続繊維体表面からの樹脂bの含浸深さを測定し(n=20)、連続繊維体の厚みに対する当該含浸深さの比率(%)を算出し、その平均値(n=20)を表1に示した。
繊維・樹脂複合化シートの曲げ弾性率は、万能材料試験機(インテスコ製 Model
2005)試験片形状を100mm×10mmの短冊状とし、ロードセル100Nにより試験速度2mm/分により測定した。
また、FRP成形体の曲げ弾性率は、万能材料試験機(UH−10 島津製作所製)を用い、連続繊維の配列方向を長手方向として厚み2mmの板状成形体を作製し、JIS―K7074によりロードセル100kNによりクロスヘッド速度2mm/分により測定した。
FRP成形体の空隙率は、得られたFRP成形体を厚さ方向に切断し(n=20)、その切断面を光学顕微鏡で観察し、JIS−K7053に準拠して空隙率(%)を測定し、その平均値(n=20)を表1に示した。
熱可塑性樹脂bとして、十分に乾燥させたテクノポリマー社製のPC/ABS樹脂(商品名「エクセロイCKF50D2」)を用い、二軸押出機を用いて設定温度250℃で溶融混練し、110℃ のキャストロールで引き取り、冷却固化させて幅300mm、厚さ60μmの樹脂シートBを得た。
実施例1で得られた繊維・樹脂複合化シート及びFRP成形体の評価結果を表1に示した。
複合化シート作製時のロール温度を180℃に変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
複合化シート作製時のロール線圧を40kg/cmに変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
熱可塑性樹脂bとして、三洋化成社製の変性ポリプロピレン樹脂(商品名「ユーメックス 1010」)50質量%、日本ポリプロ社製のポリプロピレン樹脂(商品名「ノバテックPP VF68」)50質量%からなる混合樹脂を用い、プレス成形時における成形温度を200℃(変性ポリプロピレン樹脂とポリプロピレン樹脂からなる混合樹脂の200℃での溶融粘度:溶融粘度230Pa・s)に変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
熱可塑性樹脂bとして、日本ユニペット製のポリエチレンテレフタレート樹脂(商品名「ユニペット RT‐543C」)を用い、プレス成形時における成形温度を280℃(ポリエチレンテレフタレート樹脂の280℃での溶融粘度:溶融粘度350Pa・s)に変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
シート状連続繊維として日東紡(株)社製のガラスクロス(商品名「WF-230-100-BS6」、厚み:250μm、目付け:200g/m2)に変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
熱可塑性樹脂bとして、日本ポリプロ社製のポリプロピレン樹脂(商品名「ノバテックPP VF68」)を用い、プレス成形時における成形温度を200℃(この温度でのポリプロピレン樹脂の溶融粘度:10820Pa・s)に変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
熱可塑性樹脂bとして、三洋化成社製の変性ポリプロピレン樹脂(商品名「ユーメックス 1010」)を用い、プレス成形時における成形温度を200℃(この温度での変性ポリプロピレン樹脂の溶融粘度:1.2Pa・s)に変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
ロール温度140℃を変更した以外は実施例1と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
ロール線圧を100kg/cmに変更した以外は実施例4と同様の条件により複合化シートおよび成形体を作製した。
この上記複合化シート及び成形体の評価結果を表1に示した。
これに対して、熱可塑性樹脂bの溶融粘度の最小値が1.0Pa・s〜500Pa・sの範囲から外れている場合(比較例1)は、FRP成形体の樹脂含浸性が悪く、空隙率が高く曲げ弾性率も不十分な値を示している。
また、繊維・樹脂複合化シートの含浸深さの合計値が、5〜30%の範囲外である場合(比較例2〜4)には、複合化シートの状態での剛性が高いため屈曲性に劣ったり、密着性が悪いという結果となっている。
さらにまた、ロール線圧が1〜80kg/cmの範囲外である場合(比較例4)は、複合化段階において樹脂が繊維中に含浸するためにシートの弾性率が高くなり、剛性が不足する結果となった。
2 樹脂シートB
3 加熱圧縮ロール
4 繊維・樹脂複合化シート
Claims (5)
- 連続繊維からなる織物状又は非織物状の連続繊維体Aの一面又は両面に、熱可塑性樹脂bからなる樹脂シートBが積層し、かつ該熱可塑性樹脂bの一部が連続繊維体A内に含浸してなる構成を備えた繊維・樹脂複合化シートであって、
熱可塑性樹脂bの溶融粘度(レオメーター使用、測定周波数:10Hz)の最小値が5Pa・s〜500Pa・sに存在し、且つ、連続繊維体Aの厚みに対する熱可塑性樹脂bの含浸深さの割合が、それぞれの面において5%以上であり合計値が5〜30%であることを特徴とする繊維・樹脂複合化シート。 - 連続繊維からなる織物状又は非織物状の連続繊維体Aの両面に、熱可塑性樹脂bからなる樹脂シートBが積層し、且つ該熱可塑性樹脂bの一部が連続繊維体A内に含浸してなる構成を備えた繊維・樹脂複合化シートであって、
連続繊維体Aの厚みに対する一方の面の熱可塑性樹脂bの含浸深さの割合と、他方の面の含浸深さの割合との間に5%以上の差があることを特徴とする請求項1に記載の繊維・樹脂複合化シート。 - 連続繊維からなる織物状又は非織物状の連続繊維体Aと、熱可塑性樹脂bからなる樹脂シートBとを重ね合わせて、対向して接触回転している2つのロール間に通して加熱圧縮することによりラミネートする工程と、巻取り工程とを備えた繊維・樹脂複合化シートの製造方法であって、
熱可塑性樹脂bの溶融粘度(レオメーター使用、測定周波数:10Hz)の最小値が5Pa・s〜500Pa・sに存在し、且つ、対向して接触回転している2つのロールの少なくとも一方の温度が、熱可塑性樹脂bの流動開始温度以上であり、且つ、ロール間のロール線圧が1〜80kg/cmであることを特徴とする繊維・樹脂複合化シートの製造方法。 - 請求項1又は2に記載の繊維・樹脂複合化シートを単独で或いは複数枚積層して、熱可塑性樹脂bの流動開始温度以上に加熱してプレス成形することを特徴とするFRP成形体の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の繊維・樹脂複合化シートを単独で或は複数枚を積層し、熱可塑性樹脂bの溶融粘度が2000Pa・s以下となる温度においてプレス成形して得られる、空隙率20%未満のFRP成形体。
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