JP2011006374A - 化粧品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の化粧品1は、最初に、ゲル状、クリーム状または半固体の製剤Aを容器2中に充填してから、さらに充填した製剤Aの内部に、組成の異なるゲル状、クリーム状、または半固体の製剤Bを充填することで完成する。本発明により、機能性の異なる製剤Bが、別の機能性を持つ製剤Aの内部に球状に包まれる形状で、優れた美観性と機能性を併せ持つ化粧品1を提供することができる。
【選択図】図1
Description
(項目1)
透明又は半透明である容器と、該容器内に充填された透明又は半透明である製剤Aと、該製剤A内に埋入された製剤Bと、を有する化粧品であって、
該製剤Aは、ゲル状、クリーム状または半固体であり、該製剤Bは、ゲル状、クリーム状または半固体であり、該製剤AとBは異なる組成を有し、該製剤Bの少なくとも一部の表面は突曲面を有する、化粧品。
(項目2)
前記製剤Bが球状であり、該製剤Bが製剤Aの中に浮いた状態で埋入されている項目1に記載の化粧品。
(項目3)
前記製剤Bの下部が前記容器の底面に接触し、該製剤Bの上部がほぼ半球状である項目1に記載の化粧品。
(項目4)
前記製剤Aが水性ゲルであり、前記製剤Bが乳化組成物である項目1〜3のいずれか1項に記載の化粧品。
(項目5)
前記製剤Bが製剤全量の10〜60重量%配合されている項目1〜4のいずれか1項に記載の化粧品。
(項目6)
前記製剤AおよびBの以下の条件で測定した製剤の粘性を示す最大荷重が、0.3N〜2.0Nである項目1〜5のいずれか1項に記載の化粧品:
株式会社サン科学製のSUN RHEO METER(COMPAC100−II)により測定し、直径20mmの棒状プローブを60mm/minの速度で25mm貫入させた時に棒状プローブの断面積あたりにかかる荷重の最大値を測定する。
(項目7)
透明又は半透明である容器と、該容器内に充填された透明又は半透明である製剤Aと、該製剤A内に埋入された製剤Bと、を有し、該製剤Aは、ゲル状、クリーム状または半固体であり、該製剤Bは、ゲル状、クリーム状または半固体であり、該製剤AとBは異なる組成を有し、該製剤Bの少なくとも一部の表面は突曲面を有する、化粧品の製造方法であって、
該製剤Aを容器内に充填する工程、
該製剤A内にノズルの先端を配置し、該ノズルの先端から製剤Bを製剤A内に注入する工程、を包含する化粧品の製造方法。
(項目8)
前記製剤Bが球状であり、該製剤Bが製剤Aの中に浮いた状態で埋入されている項目7に記載の化粧品の製造方法。
(項目9)
前記製剤Bの下部が前記容器の底面に接触し、該製剤Bの上部がほぼ半球状である項目7に記載の化粧品の製造方法。
(項目10)
前記製剤Aが水性ゲルであり、前記製剤Bが乳化組成物である項目7〜9のいずれか1項に記載の化粧品の製造方法。
(項目11)
前記製剤Bが製剤全量の10〜60重量%配合されている項目7〜10のいずれか1項に記載の化粧品の製造方法。
(項目12)
前記製剤AおよびBの以下の条件で測定した製剤の粘性を示す最大荷重が、0.3N〜2.0Nである項目7〜11のいずれか1項に記載の化粧品の製造方法:
株式会社サン科学製のSUN RHEO METER(COMPAC100−II)により測定し、直径20mmの棒状プローブを60mm/minの速度で25mm貫入させた時に棒状プローブの断面積あたりにかかる荷重の最大値を測定する。
(1)本発明により、1種の製剤で、クリーム、水性ゲル、美容ゲル、油性ゲル、水性クレンジングゲル、油性クレンジングゲル、クレンジングクリーム、パック製剤、または洗顔フォームなどの基礎化粧料から選択される2種の基礎化粧品の機能性を持つ化粧品を提供することができる。
(2)本発明の化粧品は、2種の異なる化粧料の機能性を有する製剤AおよびBが分離した形で配合されている。一方の製剤中に含まれる成分は、他方の製剤に大きく影響を与えることがないので、各製剤中に配合できる成分の選択性が向上する。
(3)製剤の1つに乳化組成物を包含する場合、乳化組成物ではない製剤と、乳化組成物の製剤が分離する。そのため、乳化組成物の油性成分の乳化に使用する界面活性剤は、内部の油分を乳化するのに必要な配合量のみを配合すれば良く、各製剤を合わせた化粧料中の界面活性剤の使用量を低減することができる。
(4)乳化組成物を内部または外層部分に包含する場合、塩類のように乳化組成物を分離させる成分や水性成分と油性成分の中間的な性質を持つ保湿剤のように本来、乳化組成物に配合が難しい成分を、もう一方の製剤に配合することができる。
(5)製剤の一方に水性クレンジングゲルを選択し、製剤の他方に油性クレンジングゲル若しくはクレンジングクリームを選択して配合した場合、1つの化粧料で、水性の汚れやメイクと、油性の汚れやメイクを落とすことができる新しいタイプのクレンジング製剤を提供することができる。
(6)製剤の一方に洗顔フォームを選択し、製剤の他方に水分を多く含む水性ゲルを選択した化粧料は、多くの水を含んでおり、その化粧料のみで泡立てることができる。そのため、水を使用することなく使用できる新しいタイプの洗顔料を提供することもできる。
(7)本発明品は、通常、視覚的にも異なる形状の二種の製剤が、透明または半透明の容器内に分離し、かつ内部の製剤が少なくともその表面に突曲面を有する状態で配合されている。使用者は使用時の肌の状態に応じて、視覚的に二種の製剤の使用量を調節して使用することもできる。すなわち、透明性の高い水性ゲル中に乳化組成物の製剤が埋入されている場合、使用者は肌の状況に応じて外辺部の水性ジェル部分を多く使用したり、油分を多く含む乳化組成物を多く使ったりといった使い方で、視覚的に調整しながら使用することができる。一つの製品でありながら、肌の状態に応じて使い分けができる。
(8)本発明の化粧品は、内層の製剤が完全に外層の製剤で包みこまれた形状である。このような形状をとることで、香料や精油などの香気成分を内層部分の製剤にのみ配合することで、使用直前まで製剤外への香気成分の流出を大幅に低減することができる。本発明の化粧品を使用時に、製造直後のフレッシュな香りが広がるような化粧品を提供することができる。さらには、油性成分を内包する形状の製剤の場合、空気と直接触れる可能性が極めて少なく、内部の油性成分の酸化を抑えることもできる。
(9)外層部の製剤として透明性の高い水性ゲルを使用し、内層部の製剤として着色されたゲル若しくは有色の乳化組成物を使用した化粧品は、美観的にも優れている。容器の形状や外層部の水性ゲルと内部の製剤の配合割合や着色の有無によっては、ジェル中にすっぽりと球状の乳化層若しくはゲル層が包まれた美観性に優れ神秘的な形状の製剤を提供することができる。
(用語の定義)
本明細書において使用される用語「球状」とは、真球状に限定するものではなく、やや歪のある球状(例えば、卵状)、偏球状(例えば、断面楕円形状のもの)、表面にわずかな突起のある球状などを含めるものとする。同様に、本明細書において使用される用語「半球状」とは、半真球状に限定するものではなく、やや歪のある半球状、表面にわずかな突起のある半球状などを含めるものとする。
アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、つばき油、ごま油、米ぬか油、サフラワー油、大豆油、コーン油、なたね油、キョウニン油、パーシック油、桃仁油、ひまし油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、綿実油、ココナッツ油、小麦胚芽油、米胚芽油、月見草油、ハイブリッドヒマワリ油、マカデミアナッツ油、メドウフォーム油、へーゼルナッツ油、パーム核油、パーム油、やし油、カカオ脂、シア脂、木ろう、ミンク油、タートル油、卵黄油、牛脂、乳脂、豚脂、場油等の油脂類;または、ホホバ油、カルナウバろう、キャンデラろう、米ぬかろう、オレンジラフィー油、みつろう、セラック、ラノリン、モンタンろう等のロウ類;または、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ワセリン、軟質流動イソパラフィン、水添ポリイソブチレン、オゾケライト、セレシン、α−オレインフィンオリゴマー、ポリブテン、ポリエチレン等の炭化水素類;または、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、エチルヘキサン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、イソトリデカン酸、イソノナン酸、ペンタデカン酸等の高級脂肪酸類;または、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、セテアリルアルコール、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、コレステロール、イソコレステロール、シトステロール、スチグマステロール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノール等の高級アルコール類;または、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸エチル、パルミチン酸セチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、ステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、トリカプリン、トリミリスチン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル(トリオクタノイン)、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸エチル、エチルヘキサン酸セチル、エチルヘキサン酸ステアリル、トリエチルヘキサン酸グリセリル、トリエチルヘキサン酸グリセリル、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリル、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトライソステアリン酸ペンタエリスチル、トリイソステアリン酸ペンタエリスリル、イソステアリン酸イソセチル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、クエン酸トリオクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル類;ならびにこれらを2種以上含む混合物。
外層「水性ゲル」と内部「クリーム」、外層「美容ゲル」と内部「クリーム」、外層「水性クレンジングゲル」と内部「クレンジングクリーム」、外層「水性クレンジングゲル」と内部「油性クレンジングゲル」。
以下の処方と製造方法により、肌に水分と保湿成分を補給する効果に優れた「水性ゲル」中に、油性成分と保湿成分を肌に補給する効果に優れた「クリーム」を内包する二層ゲルクリームを調製した。
(処方1:外層部分の製剤/二層ゲルクリーム)
(A)カルボキシビニルポリマー:0.4(重量%)
(B)水酸化カリウム:0.12(重量%)
(A)グリセリン:15(重量%)
(A)1,3−ブチレングリコール:15(重量%)
(A)クチナシエキス:0.05(重量%)
(A)パラオキシ安息香酸メチル:0.15(重量%)
(A)精製水:全量が100(重量%)になるように残量を添加
(調製方法)
成分(A)を攪拌しながら加熱溶解した後、精製水を使って10%に溶解した成分(B)を添加した。その後、攪拌しながら室温まで冷却することで黄色透明のゲルを得た。
(処方2:内層部分の製剤/二層ゲルクリーム)
(A)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル:11(重量%)
(A)2−エチルヘキサン酸セチル:5(重量%)
(A)メチルポリシロキサン:0.5(重量%)
(A)ベヘニルアルコール:2(重量%)
(A)親油型モノステアリン酸グリセリル:2.5(重量%)
(A)パラオキシ安息香酸メチル:0.2(重量%)
(A)天然ビタミン E:0.1(重量%)
(A)水素添加大豆リン脂質:0.3(重量%)
(B)カルボキシビニルポリマー:0.5(重量%)
(C)水酸化カリウム:0.18(重量%)
(B)キサンタンガム:10(重量%)
(B)トレハロース:0.2(重量%)
(B)濃グリセリン:0.1(重量%)
(B)1,3−ブチレングリコール:5(重量%)
(B)マルチトールヒドロキシアルキル(12,14)エーテル液:0.3(重量%)
(B)エタノール:0.04(重量%)
(B)N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム:0.5(重量%)
(D)香料:0.04(重量%)
(B)精製水:全量が100(重量%)になるように残量を添加した。
(調製方法)
成分(A)と成分(B)を別々に加熱し80℃で混合してから、精製水を使用して10%に溶解した成分(C)を加え、ホモミキサーを使用して攪拌した。冷却を開始し40℃で成分(D)を添加し、さらに室温まで冷却しながら攪拌することで、白色のクリーム状の乳化組成物を得た。
(物性値の測定)
処方1のゲル製剤(外層部分/二層ゲルクリーム)と処方2のクリーム製剤(内層部分/二層ゲルクリーム)を上記の方法で調製した後、100mlのビーカーに各々100gとり、24時間、室温にて静置してから、各製剤の最大荷重と比重を測定した。それぞれの物性値は以下の通りであった。
処方2のクリーム製剤:最大荷重 0.53N、比重 1.02
それぞれの製剤の最大荷重は、株式会社サン科学より購入したSUN RHEO METER(COMPAC100−II)により測定し、直径20mmの棒状プローブを60mm/minの速度で25mm貫入させた時に棒状プローブの断面積あたりにかかる荷重の最大値を測定した。
(二層ゲルクリームの充填方法)
100mlのビーカーに、処方1のゲル20gをシリンジにより充填した。次に、充填したゲルの底部より全量3分の2の部分にシリンジンの先端を押し入れて処方2の乳化組成物10gを充填することで図2の写真に示す二層ゲルクリームを得た。
(二層ゲルクリームの機能性)
実施例1により調製した二層ゲルクリームを用いて使用試験を行い、製剤の機能性を確認した。
(機能性1)
実施例1の二層ゲルクリームは、1つの製剤中に、油性成分を豊富に含むクリームと、水性成分およびグリセリンや1,3−ブチレングリコールのような保湿成分を豊富に含む美容ゲルの機能性を併せ持つ製剤である。本製剤を外層部分と内部の製剤を含むようにヘラで取り肌に塗布したところ、美容ゲルの保湿感とクリームのコクを併せもつ特徴的な使用感であった。同時に、肌に対する高い保水効果および、エモリエント効果、保湿効果を実感できることを確認した。
(機能性2)
実施例1の二層ゲルクリームは、水性成分を多量に含有する美容ゲル部分と、油性成分を多量に含有するクリーム部分からなる。このように二層ゲルクリームは、1つの製剤中で油性成分と水性成分が分離されている。これにより、配合できる成分の選択性が増加する。
(機能性3)
実施例1の二層ゲルクリームは、外層部分のゲル製剤と、内部のクリーム製剤で2種の製剤が分断されており、内側のクリーム製剤の配合量は全量の3分の1程度である。従って、製剤全体に界面活性剤を分散させる必要が無く、乳化に必要な界面活性剤の使用量も3分の1程度まで低減できることを確認した。また、実施例1の二層ゲルクリームは、界面活性剤による肌への刺激性や負担が大幅に低減された使用感の製剤であること確認した。
(機能性4)
実施例1の二層ゲルクリームを40℃、50℃、4℃、および、25℃の温度で保存し、3ヶ月後の状態変化を観察したが、いずれにおいても製剤に変化は認められなかった。本結果から、実施例1の二層充填ゲルクリームは、外層部分にグリセリンや1,3−ブチレングリコールのような保湿成分を高濃度で配合しているにも関わらず、高い安定性を持った製剤であることを確認した。
(機能性5)
実施例1の二層ゲルクリームは、外層部分の透明性の高い美容ゲルと、内部のクリームの二種の異なる製剤が配合されている。使用試験により、ヘラを使って使用することで視覚的に二種の使用量を調節しながら製剤を使用することができることを確認した。すなわち、保湿成分が不足しがちな日中は透明性の高い水性美容ゲルを多く使用し、油分が不足しがちな就寝や洗顔後などは、油分を多く含むクリーム部分を多く使うという使い方で、視覚的に調整しながら1つの製剤を使用できる。このように二層ゲルクリームは一つの製品でありながら、肌の状態に応じた使い分けができる。
(機能性6)
実施例1の二層ゲルクリームは内部のクリームが外層部分の美容ゲルで包みこまれた形状であり、二層ゲルクリームの内部のクリーム部分にのみ油溶性の香料を配合している。このため、使用試験では使用前の二層ゲルクリームは香りをほとんど感じることのできない製剤であったが、使用直後に新鮮な香りが広がる事を使用試験により確認した。また、使用後も内部のクリーム部分の大部分は透明性の高いゲルで包まれており、香りの鮮度は最後まで持続した。さらには、二層ゲルクリームは油性成分が外部の空気と直接触れる可能性が極めて少なく、内部のクリームに含まれる油性成分の酸化も抑えられ、経時的変化による油性成分の酸化臭を感じないことを確認した。
(機能性7)
外実施例1の二層ゲルクリームは図2に示すように、黄色で透明性の高い美容ゲルに、すっぽりと球状のクリーム部分が包まれ美観性にも優れた外観であることを確認した。使用途中も、その美観性を損なうことなく使用できることも確認できた。
(実施例2:二層クレンジングゲルクリームの調製)
以下の処方と製造方法により、水性の洗浄成分を配合し水性の汚れを洗浄する効果に優れた「水性ゲル」中に、油性の洗浄成分を配合し油性の汚れを洗浄する効果に優れた「クレンジングクリーム」を内包する二層クレンジングゲルクリームを調製した。
(処方3:外層部分の製剤/二層クレンジングゲルクリーム)
(A)カルボキシビニルポリマー:0.7(重量%)
(B)水酸化カリウム:0.25(重量%)
(A)1,3−ブチレングリコール:20(重量%)
(A)モノラウリン酸ポリグリセリル:5(重量%)
(A)パラオキシ安息香酸メチル:0.2(重量%)
(A)精製水:全量が100(重量%)になるように残量を添加
(調製方法)
成分(A)を攪拌しながら加熱溶解した後、精製水を使って10%に溶解した成分(B)を添加した。その後、攪拌しながら室温まで冷却することで透明なゲルを得た。
(処方4:内層部分の製剤/二層クレンジングゲルクリーム)
(A)パルミチン酸セチル:2(重量%)
(A)ステアリン酸:3.5(重量%)
(A)セタノール:4.2(重量%)
(A)スクワラン:45(重量%)
(A)ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム:1(重量%)
(A)メチルポリシロキサン:0.3(重量%)
(A)モノステアリン酸ソルビタン:0.5(重量%)
(A)モノステアリン酸ポリエキシエチレンソルビタン(20E.O.):3.5(重量%)
(A)パラオキシ安息香酸ブチル:0.25(重量%)
(A)天然ビタミン E:0.1(重量%)
(C)水酸化カリウム:0.16(重量%)
(B)濃グリセリン:5(重量%)
(B)パラオキシ安息香酸メチル:0.15(重量%)
(D)香料:0.08(重量%)
(B)精製水:全量が100(重量%)になるように残量を添加
(調製方法)
成分(A)と成分(B)を別々に加熱し80℃で混合してから、精製水を使用して10%に溶解した成分(C)を加え、ホモミキサーを使用して攪拌した。冷却を開始し40℃で成分(D)を添加し、さらに室温まで冷却しながら攪拌することで、白色のクリーム状の乳化組成物を得た。
(物性値の測定)
処方3のクレンジングゲル製剤(外層部分の製剤/二層クレンジングゲルクリーム)と処方4のクレンジングクリーム製剤(内層部分の製剤/二層クレンジングゲルクリーム)を上記の方法で調製した後、各々を100mlのビーカーに100gとり、24時間、室温にて静置してから、各製剤の最大荷重と比重を測定した。それぞれの物性値は以下の通りであった。
処方4のクレンジングクリーム製剤:最大荷重 0.59N、比重 0.91
なお、それぞれの製剤の最大荷重は、上記処方1および処方2で行った測定方法と同じである。
(二層クレンジングゲルクリームの充填方法)
クリーム用のガラス容器(全量50ml)に、処方3のゲル32gを充填機(株式会社ジェーエム製作所製、クリーム充填機FIR−1A)により充填した。その後、充填したゲルの中心部にノズルの先端がくるように設定し、処方3のクレンジングゲル製剤が充填されたガラス容器に処方4のクレンジングクリーム製剤16gを充填した。
(二層クレンジングゲルクリームの機能性)
実施例2により調製した二層クレンジングゲルクリームを用いて使用試験を行い、製剤の機能性を確認した。使用試験において、使用者にはヘラを使用して製剤を適量とり、肌のメイク汚れに対するクレンジングとして使用するように指示した。使用後に、その使用感と機能性についてインタビュー形式で聞いた。下記に、本試験および配合成分、調製方法から確認できる製剤の機能性を列挙する。
(機能性1)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、水性の洗浄成分を配合し水性の汚れを洗浄する効果に優れた「水性クレンジングゲル」中に、油性の洗浄成分を配合し油性の汚れを洗浄する効果に優れた「クレンジングクリーム」を内包する製剤である。本製剤を外層部分と内部の両方の製剤を含むように取り、メイク汚れなど肌の汚れに対するクレンジング機能を確かめた。二層クレンジングゲルクリームは水性の汚れと油性の汚れの両方に強いクレンジング効果を示した。さらには、製剤の水への溶解性も高く、後残りのないサッパリとした洗い上がりが特徴のクレンジングクリームであった。使用試験から、実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、クレンジングクリームと水性クレンジングゲルの両方の利点を併せ持つ製剤であることを確認した。
(機能性2)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、水性の洗浄成分と、その他の水性の洗浄成分を多量に含有する水性クレンジングゲル製剤と、油性成分を多量に含有するクレンジングクリーム製剤からなる。このように、二層クレンジングゲルクリームは、1つの製剤中で油性成分と水性成分が分断されている。これにより、配合できる成分の選択性が増加する。
(機能性3)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、外層部分の水性クレンジングゲル製剤と、内部のクレンジングクリーム製剤で2種の製剤が完全に分断されており、内側のクリーム部分の配合量は全量の3分の1程度である。従って、製剤全体に界面活性剤を分散させる必要が無く、乳化に必要な界面活性剤の配合量も3分の1程度まで低減できることを確認した。また、実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、界面活性剤による肌への刺激性や負担が大幅に低減された使用感の製剤であること確認した。
(機能性4)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームを4℃、25℃、40℃、および、50℃の温度で保存し、3ヶ月後の状態変化を観察したが、いずれにおいても製剤に変化は認められなかった。本結果から、実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、外層部分に1,3−ブチレングリコールのような保湿成分に加え、水性の洗浄成分など、乳化製剤の安定性を損なう水性成分を高濃度で配合しているにも関わらず、高い安定性を持った製剤であることを確認した。
(機能性5)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームは、外層部分の水性クレンジングゲル製剤と、内部のクレンジングクリーム製剤の異なる製剤が配合されている。使用試験により、ヘラを使って使用することで視覚的に二種の使用量を調節しながら製剤を使用できることを確認した。すなわち、メイクなどの油汚れを落とす時はクレンジングクリームを多く使用するなど、視覚的に調整しながら1つの製剤を使用できることを確認した。このように二層クレンジングゲルクリームは1つの製品でありながら、求めるクレンジング機能に応じて使い分けることができる。
(機能性6)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームは内部のクレンジングクリーム製剤が外層部分のクレンジングゲル製剤で包みこまれた形状であり、二層クレンジングゲルクリームの内部のクレンジングクリーム製剤にのみ油溶性の香料を配合している。このため、使用試験では使用前の二層ゲルクリームには香りをほとんど感じることのできない製剤であったが、使用直後に新鮮な香りが広がる事を使用試験により確認した。また、使用後も内部のクリーム部分の大部分は透明性の高いゲルで包まれており、香りの鮮度は最後まで持続した。さらには、二層クレンジングゲルクリームは油性成分が外部の空気と直接触れる可能性が極めて少なく、内部のクレンジングクリームに含まれる油性成分の酸化も抑えられ、経時的変化による油性成分の酸化臭を感じないことを確認した。
(機能性7)
実施例2の二層クレンジングゲルクリームは図3に示すように、透明性の高いクレンジングゲルに、すっぽりと球状のクレンジングクリーム部分が包まれ美観性にも優れた外観であることを確認した。使用途中も、その美観性を損なうことなく使用できることも確認できた。
2 容器
A 外層の製剤
B 内部の製剤
Claims (12)
- 透明又は半透明である容器と、該容器内に充填された透明又は半透明である製剤Aと、該製剤A内に埋入された製剤Bと、を有する化粧品であって、
該製剤AおよびBは、それぞれゲル状、クリーム状または半固体であり、該製剤AとBは異なる組成を有し、該製剤Bの少なくとも一部の表面は突曲面を有する、化粧品。 - 前記製剤Bが球状であり、該製剤Bが製剤Aの中に浮いた状態で埋入されている請求項1に記載の化粧品。
- 前記製剤Bの下部が前記容器の底面に接触し、該製剤Bの上部がほぼ半球状である請求項1に記載の化粧品。
- 前記製剤Aが水性ゲルであり、前記製剤Bが乳化組成物である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧品。
- 前記製剤Bが製剤全量の10〜60重量%配合されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧品。
- 前記製剤AおよびBの以下の条件で測定した製剤の粘性を示す最大荷重が、0.3N〜2.0Nである請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧品:
株式会社サン科学製のSUN RHEO METER(COMPAC100−II)により測定し、直径20mmの棒状プローブを60mm/minの速度で25mm貫入させた時に棒状プローブの断面積あたりにかかる荷重の最大値を測定する。 - 透明又は半透明である容器と、該容器内に充填された透明又は半透明である製剤Aと、該製剤A内に埋入された製剤Bと、を有し、該製剤AおよびBは、それぞれゲル状、クリーム状または半固体であり、該製剤AとBは異なる組成を有し、該製剤Bの少なくとも一部の表面は突曲面を有する、化粧品の製造方法であって、
該製剤Aを容器内に充填する工程、
該製剤A内にノズルの先端を配置し、該ノズルの先端から製剤Bを製剤A内に注入する工程、を包含する化粧品の製造方法。 - 前記製剤Bが球状であり、該製剤Bが製剤Aの中に浮いた状態で埋入されている請求項7に記載の化粧品の製造方法。
- 前記製剤Bの下部が前記容器の底面に接触し、該製剤Bの上部がほぼ半球状である請求項7に記載の化粧品の製造方法。
- 前記製剤Aが水性ゲルであり、前記製剤Bが乳化組成物である請求項7〜9のいずれか1項に記載の化粧品の製造方法。
- 前記製剤Bが製剤全量の10〜60重量%配合されている請求項7〜10のいずれか1項に記載の化粧品の製造方法。
- 前記製剤AおよびBの以下の条件で測定した製剤の粘性を示す最大荷重が、0.3N〜2.0Nである請求項7〜11のいずれか1項に記載の化粧品の製造方法:
株式会社サン科学製のSUN RHEO METER(COMPAC100−II)により測定し、直径20mmの棒状プローブを60mm/minの速度で25mm貫入させた時に棒状プローブの断面積あたりにかかる荷重の最大値を測定する。
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