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JP2010535130A - 助手席エアバッグ搭載装置 - Google Patents

助手席エアバッグ搭載装置 Download PDF

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JP2010535130A
JP2010535130A JP2010520006A JP2010520006A JP2010535130A JP 2010535130 A JP2010535130 A JP 2010535130A JP 2010520006 A JP2010520006 A JP 2010520006A JP 2010520006 A JP2010520006 A JP 2010520006A JP 2010535130 A JP2010535130 A JP 2010535130A
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Application number
JP2010520006A
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Inventor
ダンブリック、コンラド
Original Assignee
オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
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Publication date
Application filed by オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド filed Critical オートリブ エーエスピー,インコーポレイティド
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/205Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in dashboards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

エアバッグアセンブリが記述されている。エアバッグアセンブリは、エアバッグハウジング内に収容されたエアバッグと、エアバッグインフレータとを含む。エアバッグハウジングと係合するBリングもまた加えられる。Bリングは、ベース面と、第1安定化ブラケットと、第2安定化ブラケットとを備え、第1および第2安定化ブラケットはベース面から離れる方向に延び、エアバッグアセンブリの横および縦方向の動きを制限する。エアバッグアセンブリは随意的に、車両の構造体に取り付け可能な車両ブラケットを含む。第2安定化ブラケットは車両ブラケットに固定されてもよい。
【選択図】図3A

Description

助手席エアバッグシステムは、自動車で現在使用されているエアバッグシステムの一種である。他の種類のエアバッグと同様、これらの助手席エアバッグシステムは、衝突または事故が発生したときに膨張して乗員の前に位置するように設計されている。このようなエアバッグシステムは、衝突の際に乗員がダッシュボード(または車両内装の他の部分)に激しく衝突するのを防止して、車両の乗員を保護する。
名前が示唆するとおり、助手席エアバッグシステムは、車両の「助手席側」に配置される。「助手席側」は、車両において運転手に隣接している側である。したがって、助手席エアバッグシステムは特に、車両の前部の助手席に着席している乗員を保護するように設計されている。助手席エアバッグシステムは一般に、車両のダッシュボード部分の後部に配置される。新しい自動車にはこのような助手席エアバッグシステムを含めることを義務付ける新しい規則が最近可決された。
一般に、助手席エアバッグは、搭載ブラケットを用いて車両の構造体に固定される。具体的には、搭載ブラケットは、溶接、締結具等によって車両フレームに固定される。搭載ブラケットが適切な位置に固定されると、次に助手席エアバッグシステムがブラケットに固定される。通常、単一の搭載ブラケットだけではエアバッグシステムを十分に支持することはできない。したがって、助手席エアバッグシステムを適切に固定するために複数の搭載ブラケットが必要とされる。
しかし、助手席エアバッグシステムに対して複数の搭載ブラケットを使用すると、車両にエアバッグを取り付けるのに必要となる部品の数が増加する。したがって、全体的な製造コストが大幅に増加する。さらに、助手席エアバッグシステムに複数の搭載ブラケットを使用すると、製造プロセスがより複雑かつ困難になる。具体的には、特に「小型(compact)」またはより小さい車両において、車両の構造体に第2の(または第3、第4等の)搭載ブラケットを取り付けることは困難である。その結果、車両に搭載ブラケットおよび助手席エアバッグシステムを取り付けるために大幅な時間および資源を割り当てる必要が生じる。
したがって、車両に助手席エアバッグシステムを取り付けるために使用することができる、新しい種類の搭載ブラケット(または搭載システム)を作製することは1つの改良となる。このようなシステムが本明細書において開示され、教示される。
エアバッグアセンブリが開示される。エアバッグアセンブリはエアバッグハウジング内に収容されたエアバッグを含む。また、エアバッグインフレータがエアバッグアセンブリに加えられてもよい。エアバッグハウジングと係合するBリングもまた加えられる。Bリングは、ベース面と、第1安定化ブラケットと、第2安定化ブラケットとを備える。第1および第2安定化ブラケットは、ベース面から離れる方向に延び、エアバッグハウジングの縦および横方向の動きを制限する。エアバッグアセンブリはさらに、車両構造体に取り付けることができる車両ブラケットを含んでもよい。いくつかの実施形態では、第2安定化ブラケットが車両ブラケットに固定されてもよい。
また、保護カバーがエアバッグアセンブリに加えられてもよい。当該カバーはエアバッグを覆うために使用されてもよい。保護カバーは、Bリングのベース面と係合するように設計されてもよい。またベース面の外周にわたって位置する複数の穴がエアバッグアセンブリに加えられてもよい。また1つ以上のハウジングパネルがエアバッグアセンブリに加えられてもよい。ハウジングパネルは1つ以上の穴を備えてもよい。パネル上の穴はベース面上の穴と整列する。
別の実施形態では、第1安定化ブラケットがエアバッグハウジングの第1側面に接するように設計されてもよい。また第2安定化ブラケットはハウジングの第2側面に接してもよい。他の実施形態では、第1安定化ブラケットがインフレータに結合するように構成されてもよい。さらに別の実施形態では、追加の安定化ブラケットが第2安定化ブラケットに隣接して位置するように設計される。これらの実施形態では、追加の安定化ブラケットはエアバッグハウジングの第2側面に接してもよい。他の実施形態では、追加の安定化ブラケットおよび第2安定化ブラケットはそれぞれインフレータに結合する。別の実施形態では、Bリングの設計においては、前部の安定化ブラケットをインフレータに取り付けるように構成している。
さらに別の実施形態では、Bリングのベース面は1つ以上のフックを含むように設計される。これらのフックはベース面の外周にわたって配置されてもよい。
追加の実施形態では、Bリングを単一部材から打ち抜くように設計される。これらの実施形態では、第1安定化ブラケットおよび第2安定化ブラケットは、それらブラケットがベース面から離れる方向に延びるように折られてもよい。他の実施形態では、第1安定化ブラケットおよび第2安定化ブラケットがベース面から離れる方向に延びるような構成に成形されるように設計されてもよい。
本明細書において記述されている他の実施形態は、エアバッグアセンブリにおいて使用するために設計されたBリングに関する。これらの実施形態では、Bリングはベース面と、第1安定化ブラケットとを備えてもよい。第1安定化ブラケットはベース面から離れる方向に延びる。また、第1安定化ブラケットはエアバッグハウジングと係合し、および/またはエアバッグハウジングの縦方向の動きを制限するように構成されてもよい。第2安定化ブラケットもまたベース面から離れる方向に延びてもよい。第2安定化ブラケットもまた、エアバッグハウジングと係合し、およびエアバッグハウジングの縦方向の動きを制限するように構成されてもよい。別の実施形態では、第1安定化ブラケットがインフレータに取り付けられるような構成に設計される。他の実施形態では、Bリングはさらに、追加の安定化ブラケットを備えるように構成される。
本実施形態はまた、車両構造体にエアバッグアセンブリを取り付ける方法に関する。これらの実施形態では、エアバッグアセンブリは、エアバッグハウジングと、エアバッグと、インフレータとを備えてもよい。エアバッグアセンブリを取り付ける方法は、エアバッグハウジングにエアバッグを設置するステップを含む。またエアバッグハウジングはBリングにより係合されてもよい。Bリングは、ベース面と、第1安定化ブラケットと、第2安定化ブラケットとを備えてもよく、第1および第2安定化ブラケットはベース面から離れる方向に延びる。この方法はまた、第1安定化ブラケットまたは第2安定化ブラケットのいずれかにインフレータを取り付けるステップを含んでもよい。車両ブラケットにBリングを取り付けるステップもまた実行されてもよい。いくつかの実施形態では、車両ブラケットは第2安定化ブラケットに取り付けられる。他の実施形態では、インフレータは第1安定化ブラケットに取り付けられる。
上述のように、エアバッグアセンブリに関する実施形態が本明細書において教示される。エアバッグアセンブリは、エアバッグと、エアバッグハウジングと、エアバッグインフレータと、Bリングとを含んでもよい。Bリングはエアバッグアセンブリの一部として使用されてもよい。Bリングは矩形であってもよい。Bリングはまたベース面を含んでもよい。1つ以上の取付穴がベース面の外周にわたって配置されてもよい。いくつかの実施形態では、取付タブが穴に隣接して配置されてもよい。これらの取付タブはベース面から外方向に延びてもよい。
Bリングは第1安定化ブラケットを含んでもよい。第1安定化ブラケットは、ベース面から離れる方向に延びるように形成されてもよい。いくつかの実施形態では、第1安定化ブラケットは、ベース面から離れる方向に内向きおよび/または下向きに延びる。第1安定化ブラケットはフランジおよび本体部を備えてもよい。本体部はベース面に取り付けられてもよい。フランジは本体部の端部に取り付けられてもよい。フランジはまた1つ以上の折り目を含んでもよく、この折り目は、フランジが折り目に沿って曲げられ、折られ、またはその他の方法で処理されるように設計される。フランジが折り目に沿って折られると、フランジの部分はベース面と平行(または実質的に平行)になることができる。
また、第2安定化ブラケットがBリングに加えられてもよい。第2安定化ブラケットはベース面から離れる方向に延びる。いくつかの実施形態では、第2安定化ブラケットはベース面から離れる方向に内向きおよび/または下向きに延びる。第2安定化ブラケットは本体部と、フランジとを含んでもよい。本体部はベース面に取り付けられてもよく、フランジは本体部の端部に位置してもよい。第2安定化ブラケットのフランジはさらに1つ以上の折り目を含んでもよい。フランジは折り目に沿って折られるかまたは曲げられる。このように折ったり曲げたりした後、フランジの部分はベース面と平行(または実質的に平行)になることができる。
いくつかの実施形態では、追加の安定化ブラケットがBリングに加えられてもよい。追加の安定化ブラケットは第2安定化ブラケットと類似の形状であってもよい。追加の安定化ブラケットはベース面から離れる方向に延びてもよい。いくつかの実施形態では、追加の安定化ブラケットはベース面から離れる方向に内向きおよび/または下向きに延びる。追加の安定化ブラケットは本体部およびフランジを含んでもよい。本体部はベース面に取り付けられてもよく、フランジは本体部の端部に位置してもよい。追加の安定化ブラケットのフランジはさらに1つ以上の折り目を含んでもよい。追加の安定化ブラケットのフランジは折り目に沿って折られるかまたは曲げられてもよい。このように折ったり曲げたりした後、フランジの部分はベース面と平行(または実質的に平行)になることができる。
第1および第2安定化ブラケットは、エアバッグアセンブリにおいて使用されるとき、エアバッグハウジングの側面と平行に延び、その側面に接する。これらのブラケットはまた、エアバッグハウジングの底部と係合し、および/または底部を保持する。追加の安定化ブラケットは、折られて適切な位置におかれると、同様にハウジングの側面と平行に延び、その側面に接してもよい。追加の安定化ブラケットはまた、エアバッグハウジングの底部と係合し、または底部を保持してもよい。第1、第2および追加の安定化ブラケットはまた、エアバッグハウジングの縦方向の動きを制限するように設計されてもよい。
搭載を容易にするために、エアバッグアセンブリのいくつかの実施形態では、エアバッグインフレータがインフレータ搭載フランジを含むように設計されてもよい。インフレータ搭載フランジは、インフレータの外側の周りに配置された、プレート、その他の同様の構造体であってもよい。インフレータ搭載フランジは、エアバッグアセンブリにインフレータを取り付け/固定するために使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、車両ブラケットはBリングに固定されてもよい。具体的には、車両ブラケットは、インフレータフランジおよび第1安定化ブラケットに固定されてもよい。他の実施形態では、車両ブラケットは第2安定化ブラケットに固定されてもよい。別の実施形態では、車両ブラケットは追加の安定化ブラケットに固定されてもよい。車両ブラケットの反対端(または車両ブラケットの他の部分)もまた車両ブラケットの一部に固定されてもよい。
他の実施形態では、Bリングは、1つ以上のフックがベース面の外周にわたって配置されるように設計されてもよい。別の実施形態では、フックは1つ以上のタブにより分離されてもよい。フックはエアバッグカバーにある1つ以上の開口を貫通してもよい。
上述された、またその他の、本発明の特徴および利点を得られる方法が容易に理解されるように、添付図面に図示した具体的な実施形態を参照して、上記に簡単に説明した本発明のより詳細な説明が示される。これらの図面は単に本発明の典型的な実施形態を示し、本発明の範囲を限定するものとみなされるべきではないことを理解した上で、本発明は添付図面を用いてさらに具体的に、また詳細に記述され説明される。
エアバッグアセンブリにおいて使用できる、平らで、事前に折られた構成のBリングの実施形態の平面図である。
図1のBリングの実施形態の斜視図であり、Bリングは折られて、利用可能な構成で示されている。
図2のBリングの実施形態を組み込んだエアバッグアセンブリを示した斜視図である。
図3Aのエアバッグアセンブリの側面図である。
車両の構造体に搭載された状態の図3Aのエアバッグアセンブリの斜視図である。
車両の構造体に搭載されている図4のエアバッグアセンブリの底面の斜視図である。
エアバッグアセンブリにおいて使用できるように事前に折られたBリングの構成の別の実施形態の平面図である。
図6のBリングの実施形態の斜視図であり、Bリングは折られて、利用可能な構成で示されている。
図7のBリングを組み込んだ本実施形態によるエアバッグアセンブリを示す側面図である。
カバーが加えられた図8のエアバッグアセンブリを示す側面図である。
図9のエアバッグアセンブリの底面図である。
エアバッグアセンブリにおいて使用できる別の種類のBリングの実施形態である。
エアバッグアセンブリにおいて使用されるBリングの別の実施形態である。 エアバッグアセンブリにおいて使用されるBリングの別の実施形態である。
現時点における本発明の好ましい実施形態は、図面を参照して最もよく理解されるであろう。図面では、同様の部分は図面全体を通して同様の符号により表される。図面において一般的に記述し図示している本発明の構成要素は、様々な構成に形成され、設計されることが容易に理解されるであろう。したがって、以下に示し、図面に描かれている本発明の実施形態のより詳細な記述は、請求項に示されるように本発明の範囲を限定するものではなく、単に、現時点における本発明の好ましい実施形態の代表例を表している。
図1および2を参照すると、エアバッグアセンブリの一部として使用されるBリング10が示されている。図1は、平らな、折られていない構成のBリング10を示しているが、図2は、Bリングが、折られ、プレスされ、またはその他の方法で利用可能な構成(折られた構成)に形成された後の、Bリング10を示した斜視図である。以下でより詳細に説明するが、図2に示す構成は、車両に搭載される構造である。
Bリング10は具体的には、助手席エアバッグシステムと共に使用されるように設計される。図1および2に示すように、Bリング10は、金属、プラスチックといった材料や、その他の同様の材料の、単一部材から作られてもよい。Bリングが金属から作られる実施形態では、Bリング10は、平らな金属の薄板から打ち抜き加工、プレス加工、またはその他の方法で形成される。金属のBリング10が薄板から形成されると、Bリング10は図2に示される構成に、曲げられ、折られ、または別の方法で形成されてもよい。他の実施形態(Bリング10がプラスチックから作られるいくつかの実施形態を含む)では、Bリング10は、図2の利用可能な構成に、単に成形されるか、または形成される。
図1および2に示す実施形態では、Bリング10の形状は略矩形であり、ベース面14を含む。いくつかの実施形態では、ベース面14は前面であってもよい。1つ以上の取付穴18がベース面14の外周にわたって配置されてもよい。いくつかの実施形態では、取付タブ22が穴18に隣接して配置されてもよい。これらの取付タブ22はベース面14から外方向に延びてもよい。他の実施形態では、タブ22はベース面から横方向に延び、これは、タブ22がベース面14と略同一平面にあることを意味する。いくつかの実施形態では、8つのタブ22が存在する。特定の実施形態に応じて、異なる数のタブ22が使用されてもよいことは当然である。
また、リップ26がBリング10に加えられてもよい。リップ26はベース面14のフランジその他の伸延部である。図1に示すように、Bリング10が初めに打ち抜かれ、または形成されたときには、リップ26はベース面14と同一平面(または実質的に同一平面)にある。しかし、図2に示すように、ベース面14と同一平面になくなるように、リップ26は曲げられ、折られ、またはその他処理される。折り目28に沿って曲げたり折ったりしてもよい。このように曲げたり折ったりすることにより、リップ26がベース面14に垂直または実質的に垂直になるようにしてもよい。いくつかの実施形態では、リップ26は、ベース面14から内向きおよび/または下向きに曲げられ、または折られる。
また、第1安定化ブラケット30がBリング10に加えられてもよい。図1に示すように、Bリング10が初めに打ち抜かれ、または形成されたときには、第1安定化ブラケット30はベース面14と同一平面にあってもよい。しかし、リップ26が折り目28に沿って折られると、ベース面14と同一平面になくなるように(図2に示すように)、第1安定化ブラケット30は動かされる。図2に示すように、第1安定化ブラケット30はベース面14から離れる方向に延びる。いくつかの実施形態では、第1安定化ブラケット30は、ベース面14から離れる方向に内向きおよび/または下向きに延びる。
いくつかの実施形態では、第1安定化ブラケット30はフランジ34と本体部38とを備える。本体部38はベース面14に取り付けられているが、フランジ34は本体部38の端部に位置する。フランジ34はまた、1つ以上の折り目42を含む。折り目42は、図2に示すように、フランジ34が折り目42に沿って曲げられ、折られ、またはその他の方法で処理されるように、設計される。図2に示すように、フランジ34が折り目42に沿って折られると、フランジ34の部分は、ベース面14と平行または実質的に平行になることができる。
また、1つ以上の取付穴46が第1安定化ブラケット30に加えられてよい。図1および2に示す実施形態では、取付穴46はフランジ34に加えられている。取付穴46は、締結具が穴46を貫通できるようなサイズおよび構成を有する。本明細書において、後により具体的に説明するように、いくつかの実施形態では、穴46は、第1安定化ブラケット30をエアバッグインフレータに結合させるために使用されてもよい。他の実施形態では、穴46は、第1安定化ブラケット30を車両の構造体の一部(図示しない)に結合させるために使用されてもよい。さらに別の実施形態では、穴46は、第1安定化ブラケット30を(CCBブラケットなどの)車両ブラケットの部分に結合するために使用されてもよい。
図1および2をさらに参照すると、第2安定化ブラケット50がまたBリング10に加えられてもよい。図1に示すように、Bリング10が初めに打ち抜かれ、または形成されたときには、第2安定化ブラケット50はベース面14と同一平面にあってもよい。しかし、リップ26が折り目28に沿って曲げられると、図2に示すように、ベース面14と同一平面になくなるように第2安定化ブラケット50は動かされ、ベース面14から離れる方向に延びる。いくつかの実施形態では、第2安定化ブラケット50は、ベース面14から離れる方向に内向きおよび/または下向きに延びる。
第2安定化ブラケット50は本体部54と、フランジ58とを含んでもよい。本体部54はリップ26(またはベース面14)に取り付けられ、フランジ58は本体部54の端部に位置してもよい。図1に示すように、フランジ58の縁部62は、Bリングが平面構成であるときは、第1安定化ブラケット30の本体部38の縁部66に近接して位置してもよい。いくつかの実施形態では、縁部62と縁部66との間の距離は少なくとも3ミリメートルである。Bリング10、第1安定化ブラケット30または第2安定化ブラケット50のサイズは、縁部66と縁部62との間の距離が3ミリメートルより大きく、または小さくなるように、変更されてもよいことは当然である。
第2安定化ブラケット50のフランジ58はさらに1つ以上の折り目70を含んでもよい。図2に示すように、フランジ58は折り目70に沿って折られ、または曲げられてもよい。このように折られたり曲げたりした後、フランジ58の部分はベース面14と平行または実質的に平行になってもよい。
また、1つ以上の取付穴74が第2安定化ブラケット50に加えられてもよい。図1および2に示す実施形態では、取付穴74がフランジ58に加えられている。穴74は、締結具(図示せず)が穴74を貫通できるようなサイズおよび構成を有する。本明細書において、後により具体的に説明するように、いくつかの実施形態では、穴74は第2安定化ブラケット50をエアバッグインフレータに結合するために使用されてもよい。他の実施形態では、穴74は第2安定化ブラケット50を車両の構造体の一部に結合させるために使用されてもよい。さらに別の実施形態では、穴74は第2安定化ブラケット50を(CCBブラケットなどの)車両ブラケットの部分に結合させるために使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、追加の安定化ブラケット80がまたBリング10に加えられてもよい。追加の安定化ブラケット80は随意的であることに留意すべきである。またいくつかの実施形態の構成では、追加の安定化ブラケット80がBリング10の一部として含まれなくてもよい。いくつかの実施形態では、追加の安定化ブラケット80は、第2安定化ブラケット50と類似の形状である。実際には、いくつかの実施形態では、追加の安定化ブラケット80の形状は、第2安定化ブラケット50の「鏡像」である。
第2安定化ブラケット50と同様に、Bリング10が初めに打ち抜かれ、または形成されたときには、追加の安定化ブラケット80はベース面14と同一平面であってもよい。しかし、リップ26が折り目28に沿って曲げられると、ベース面14と同一平面でなくなるように(図2に示すように)追加の安定化ブラケット80は動かされる。追加の安定化ブラケット80は、ベース面14から離れる方向に延びてもよい。いくつかの実施形態では、追加の安定化ブラケット80はベース面14から離れる方向に内向きおよび/または下向きに延びる。
追加の安定化ブラケット80は本体部84およびフランジ88を含んでもよい。本体部84はリップ26(またはベース面14)に取り付けられ、フランジ88は本体部84の端部に位置してもよい。図1に示すように、フランジ88の縁部92は、Bリングが平面構成であるときは、第1安定化ブラケット30の本体部38の縁部66に近接して位置してもよい。いくつかの実施形態では、縁部92と縁部66との間の距離は少なくとも3ミリメートルである。Bリング10、第1安定化ブラケット30または追加の安定化ブラケット80のサイズは、縁部66と縁部92と間の距離が3ミリメートルより大きく、または小さくなるように変更されてもよいことは当然である。
追加の安定化ブラケット80のフランジ88はさらに、1つ以上の折り目100を含んでもよい。図2に示すように、フランジ88は折り目100に沿って折られ、または曲げられてもよい。このように折られたり曲げられたりした後、フランジ88の部分はベース面14と平行または実質的に平行になる。
また、1つ以上の取付穴104が第2安定化ブラケット50に加えられてもよい。図1および2に示す実施形態では、取付穴104はフランジ88に加えられている。穴104は、締結具(図示せず)が穴104を貫通できるようなサイズおよび構成を有する。本明細書において、後により具体的に説明するように、いくつかの実施形態では、穴74は追加の安定化ブラケット80をエアバッグインフレータに結合させるために使用されてもよい。他の実施形態では、穴104は追加の安定化ブラケット80を車両の構造体の一部に結合させるために使用されてもよい。さらに別の実施形態では、穴104は追加の安定化ブラケット80を(CCBブラケットなどの)車両ブラケットの部分に結合させるために使用されてもよい。
図3Aを参照すると、Bリング10は、エアバッグアセンブリ110の一部として使用される。いくつかの実施形態では、エアバッグアセンブリ110は車両の助手席側で使用され、助手席側に設置される助手席エアバッグアセンブリである(図3Aには図示しない)。エアバッグアセンブリ110はエアバッグ114とエアバッグハウジング118とを含む。ハウジング118はエアバッグ114を収容するかまたは含むために使用されることができる。保護カバー122は、エアバッグ114の全体または一部を覆って配置されてもよい。いくつかの実施形態では、Bリング10のベース面14に加えられるタブ22は、カバー122の穴(図示しない)を貫通する。このように、カバー122の穴にタブ22を貫通させることにより、カバー122が適切な位置に固定される。他の実施形態では、エアバッグハウジング118の開口にタブ22を貫通させることにより、ハウジング118をBリングに固定してもよい。
また、ラベル136がエアバッグアセンブリ110に加えられてもよい。ラベル136はカバー122上に配置されてもよい。ラベル136は、設置者に対する、手引き、説明その他の情報を提供する、例えば「助手席側」などの表記を含んでもよい。エアバッグの製造者のロゴも加えられてもよい。他の情報、表記、記号等もまたラベル136の一部として使用されてもよい。
エアバッグハウジング118の形状は略矩形であってもよく、ハウジング118のサイズはBリング10のサイズに対応していてもよい。いくつかの実施形態では、エアバッグハウジング118は、繊維などの柔軟な材料から作られてもよい。しかし、プラスチック、金属等の他の材料もまた、ハウジング118に使用されてもよい。いくつかの実施形態では、エアバッグハウジング118は、長さ約260ミリメートル、幅約100ミリメートル、高さ約70ミリメートルの矩形の立方体形状であってもよい。したがって、いくつかの実施形態では、保護カバー122とハウジング118の底部との間の距離は約70ミリメートルであってもよい。また必要に応じて、他のサイズ、寸法および形状が使用されてもよい。Bリング10のサイズは、Bリング10の寸法がエアバッグハウジング110の寸法と同様および/または同一になるように設計されてもよい。
エアバッグハウジング118は1つ以上のハウジングパネル126を含んでもよい。このようなハウジングパネル126はベース面14の周辺部に重なるように設計されてもよい。このようなパネル126はさらに1つ以上の穴130を含んでもよい。ハウジングパネル126がベース面14の周辺部に重なると、穴130はベース面14の取付穴18と整列することができる。いくつかの実施形態では、コネクタ(例えば、締結具、タブ等)が穴130、18と係合して、カバー/パネルをエアバッグアセンブリ110に結合させてもよい。このように、エアバッグアセンブリ110を覆うようにカバー/パネルを配置することにより、展開していないエアバッグアセンブリ110は車両の乗員から見えなくなり、これにより車両内装の全体的な装飾性を向上させる。当然、事故または衝突の際には、エアバッグアセンブリ110がカバー/パネルを介してエアバッグ114を膨張させて展開し、乗員が車両内装の表面と激しく衝突することを防止できる車両内装の内の適切な位置に、膨張したエアバッグ114を位置づける。
図3Aに示すように、車両ブラケット134はまた、エアバッグアセンブリ110に取り付けられてエアバッグアセンブリ110と共に使用されてもよい。車両ブラケット134は、Bリング10を車両の構造体の一部(図示しない)に結合させるために使用される、金属ブラケット、プレート、その他の構造体である。本明細書では、車両ブラケット134をBリング10に結合させる方法が記述されている。いくつかの実施形態では、車両ブラケット134はCCBブラケット138であってもよい。しかし、他の種類の構造体もまた車両ブラケット134として使用されてもよい。
図3Bを参照すると、この側面図は、安定化ブラケット30、50がエアバッグハウジング118を取り囲み、および/または係合する方法を示している。具体的には、安定化ブラケット30、50は、折られて適切な位置に置かれると、ハウジング118の側面139と平行に延びてその側面139に接する。第1および第2安定化ブラケット30、50はまたエアバッグハウジング118の底部137と係合し、および/またはこれを保持してもよい。第1安定化ブラケット30は、折られて適切な位置に置かれると、第1側面139aと平行に延びてその側面139aに接し、エアバッグハウジング118の底部137と係合し、またはこれを保持してもよい。第2安定化ブラケット50は、折られて適切な位置に置かれると、第2側面139bと平行に延びてその側面139bに接し、エアバッグハウジング118の底部137と係合し、またはこれを保持してもよい。追加の安定化ブラケット80は、折られて適切な位置に置かれると、第1側面139bと平行に延びてその側面に接し、エアバッグハウジング118の底部137と係合し、またはこれを保持してもよい。
安定化ブラケット30、50、80は、エアバッグハウジング118の縦方向の動きを制限するように設計されてもよい。「縦方向」という用語はハウジング118の「高さ」と関連する方向を指し、カバー122の平面に直角である(縦方向は矢印141により表わされている)。したがって、ブラケット30、50、80はハウジング118のこの縦方向の動きを制限するように設計されてもよい。他の実施形態では、ブラケット30、50、80はハウジング118の縦方向の動きを完全に防止する。いくつかの実施形態では、ハウジング118の底部137と係合するブラケット30、50、80の各部分は、ハウジング118の縦方向の動きを制限(または防止)するように作用する。いくつかの実施形態では、ブラケット30、50、80は、エアバッグシステムが完全に組み立てられているときにだけ、縦方向の動きを制限する。安定化ブラケット30、50、80は、エアバッグハウジング118の横方向の動きを制限するように設計されてもよい。「横方向」という用語はハウジング118の「幅」に関連する方向を指し、カバー122の平面と平行である。(横方向は矢印141aにより表わされている)。ブラケット30、50、80がない場合、アセンブリ110は表面14に対して横方向に動く傾向がある。したがって、ブラケット30、50、80は、ハウジング118またはアセンブリのこの横方向の動きを制限するように設計されてもよい。他の実施形態では、ブラケット30、50、80はハウジング118/アセンブリの横方向の動きを完全にまたは部分的に防止する。いくつかの実施形態では、ブラケット30、50、80は、エアバッグシステムが完全に組み立てられているときにだけ横方向の動きを制限する。いくつかの実施形態では、Bリング10の各部分はハウジング118の一部を囲んで、ハウジング118のまたはアセンブリ110のその他の部分の横方向の動きを防止してもよい。
図3Bに示すように、インフレータ140がまたエアバッグアセンブリ110に加えられてもよい。インフレータ140は、展開の際に大量の膨張ガスを生成し、および/またはエアバッグ114(図3Bには図示しない)内に導入できるデバイスである。展開の際に膨張ガスがこのように流入することによりエアバッグ114が膨張し、エアバッグ114を車両内装上に位置づける。図3Bに示すように、インフレータ140の一部はエアバッグハウジング118内に位置してもよい。また1つ以上のワイヤ接続部146がインフレータ140に加えられてもよい。これらの接続部146は1つ以上のワイヤ(図示しない)を受け入れてもよい。事故または衝突が発生した場合、電気信号がワイヤ接続部146を介してインフレータ140に伝達される。当技術分野で公知なように、この電気信号がインフレータ140を展開させ、インフレータ140が、エアバッグ114を展開/膨張させるのに用いられる量の膨張ガスを生成/導入するようにする。
インフレータ140はまた、インフレータ搭載フランジ150を含んでもよい。インフレータ搭載フランジ150は、インフレータ140の外側の周りに配置されたプレート、その他の同様の構造体である。インフレータ搭載フランジ150は、インフレータ140をエアバッグアセンブリ110に取り付け/固定するために使用されることができる。いくつかの実施形態では、インフレータフランジ150はインフレータ140の中央近くに位置する。
図3Bもまた、車両ブラケット134がBリング10に固定される方法を示している。具体的には、車両ブラケット134は、1つ以上の締結具142によって、インフレータ搭載フランジ150および第1安定化ブラケット30に固定される。これらの締結具142は、車両ブラケット134およびインフレータフランジ150にある穴を貫通してもよい。締結具はまた、第1安定化ブラケット30にある取付穴46(図2に示す)を貫通してもよい。他の実施形態では、車両ブラケット134は溶接、接着剤等によってBリング10に固定されるように設計されてもよい。
他の実施形態では、車両ブラケット134は第2安定化ブラケット50に固定されてもよい。別の実施形態では、車両ブラケット134は追加の安定化ブラケット80に固定されてもよい。また、車両ブラケット134が追加の安定化ブラケット80および第2安定化ブラケット50の両方に固定される、追加の実施形態が記述される。車両ブラケット134が追加の安定化ブラケット80および第1安定化ブラケット30の両方に固定される、他の実施形態もまた記述される。
図3Bに示すように、第2安定化ブラケット50がまたインフレータ140に固定されてもよい。具体的には、インフレータフランジ150は1つ以上の締結具154によって第2安定化ブラケット50に固定されてもよい。他の実施形態では、インフレータフランジ150もまた締結具154によって追加の安定化ブラケット80に固定されてもよい。インフレータフランジ150が、溶接、接着剤等によって第2安定化ブラケット50および/または追加の安定化ブラケット80に取り付けられる、他の実施形態もまた構成することができる。さらに別の実施形態では、インフレータフランジ150が締結具154によって第1安定化ブラケット30に固定されるように設計されてもよい。別の実施形態では、第1安定化ブラケット30のみがインフレータ140(またはインフレータフランジ150)に固定されるように設計されてもよい。他の実施形態では、第2安定化ブラケット50のみがインフレータ140(またはインフレータフランジ150)に固定されるように設計されてもよい。別の実施形態では、追加の安定化ブラケット80のみがインフレータ140(またはインフレータフランジ150)に固定されるように設計されてもよい。
図4を参照すると、この斜視図は、車両内装170に搭載されたエアバッグアセンブリ110を示している。この実施形態では、車両の正常使用時には、パネル174がエアバッグアセンブリ110を覆って、エアバッグアセンブリ110を乗員の目から見えないようにしている。いくつかの実施形態では、パネル174はダッシュボードパネルであってもよい。他の実施形態では、パネル174は車両の計器パネルの一部であってもよい。上述のように、エアバッグ114は、事故または衝突の際にパネル174を介して展開されて車両の乗員を保護する。図4に示す実施形態では、パネル174は単に、エアバッグアセンブリ110に被せられているだけである。しかし、他の実施形態では、パネル174は、Bリング10の穴18(図2に示す)またはエアバッグハウジング118の穴130と係合する、タブ、フランジ等を含んでもよい。パネル174と穴18および/または130とがこのように係合することにより、さらに、パネル174がエアバッグアセンブリ110に固定される。
図4に示すように、車両ブラケット134がまた車両の構造体178の一部に固定されてもよい。この車両の構造体178は、車両のフレームのバー、ポール、支持体、その他の部分であってもよい。図4に示す実施形態では、車両の構造体178は車両のフレームの一部である。
図5はエアバッグアセンブリ110の底面図であり、エアバッグアセンブリ110が車両の構造体178に固定される1つの方法を詳細に示している。上述のように、車両ブラケット134(CCBブラケットであってもよい)はBリング10に取り付けられている。そして、車両ブラケット134は締結具182によって車両の構造体178に固定されてもよい。他の実施形態では、車両ブラケット134は、溶接、接着剤、その他の同様の手段によって車両の構造体178に固定されてもよい。
図5に示すように、Bリング10は、第2安定化ブラケット50がインフレータフランジ150のコーナーに固定され、追加の安定化ブラケット80がインフレータフランジ150の別のコーナーに固定されるように構成されてもよい。反対側の2つのコーナー(すなわち、インフレータ140においての反対側にあるコーナー)は第1安定化ブラケット130に固定される。他の実施形態では、インフレータフランジ150の1つのコーナーのみが第1安定化ブラケット30に固定される。他の実施形態では、インフレータフランジ150の他の部分は、安定化ブラケット30、50、80の1つ以上に固定される。別の実施形態では、安定化ブラケット30、50、80の1つ以上がインフレータ140の一部に固定されるように設計されてもよい。
図6を参照すると、Bリング310の別の実施形態が示されている。Bリング310は上述のBリング10に類似している。いくつかの実施形態では、Bリング310は、Bリング10の代わりにエアバッグアセンブリ110(図6に図示しない)において使用されてもよい。したがって、Bリング10および/またはエアバッグアセンブリ110に関して上に述べた説明の多くは、Bリング310に同様に適合する。しかし、簡略化のために、この説明は繰り返さない。
Bリング10と同様に、Bリング310は第1安定化ブラケット30と、第2安定化ブラケット50と、追加の安定化ブラケット80とを備える。図6に示すように、これらの安定化ブラケット30、50、80はBリング310のベース面14と同一平面にある。しかし、前の実施形態と同様に、安定化ブラケット30、50、80は、折られ、曲げられ、またはその他の方法で、ベース面14から内向きおよび/または後方に延びるように配置されてもよい。
前の実施形態におけるのと同様に、Bリング310は、単体(シート)の材料から、打ち抜き加工、プレス加工、またはその他の方法で形成される。別の実施形態の設計では、Bリング310が(溶接、接着剤等によって)一体に固定された、様々な異なる構成要素から作られてもよい。他の実施形態の設計では、Bリング310はプラスチック、その他の材料から作られ、安定化ブラケット30、50、80はベース面14から離れる方向に延びるように成形されてもよい。
上述のBリング10とは異なり、Bリング310のベース面14は穴や開口を含まなくてよい。具体的には、Bリング310のベース面14は、ベース面14の外周にわたって配置された1つ以上のフック314を含んでもよい。図6に示すように、フック314は1つ以上のタブ318により分離されてもよい。いくつかの実施形態では、タブ318のそれぞれは同一サイズおよび/または形状を有する。同様に、いくつかの実施形態では、フック314のそれぞれが同一サイズおよび/または形状を有するように構成される。他の実施形態では、「フック314a」として示された、フックのうちの少なくとも1つは、他のフック314とは異なるサイズおよび/または形状を有する。(この図に示すように、フック314aは他のフック314より小さい)。フックのうちの少なくとも1つが他のフック314より大きい、他の実施形態が形成されてもよい。追加の実施形態では、タブ318のうちの少なくとも1つは、残りのタブ318とは異なるサイズおよび/または形状を有するように設計されてもよい。
1つ以上の取付タブ22は、必要に応じて、ベース面14から外向きに延びてもよい。Bリング10におけるのと同様に、リップ26がまたベース面14に加えられてもよい。図6では、リップ26はベース面14と同一平面にあるとして示されている。しかし、上記で説明したように、リップ26は、内向きおよび/または後方に、折られ、曲げられる等されてもよい。エアバッグハウジング118の開口に取付タブ22を通すことにより、Bリング310をエアバッグアセンブリ110にさらに強固に固定してもよい。
図7は、図2に示した図と同様の、Bリング310の斜視図である。図7に示すように、リップ26は、曲げられ、折られ、または別の方法で、リップ26がベース面14と同一平面になくなるように構成されている。図7では、リップ26は、ベース面14から内向きおよび/または後方に折られている。そして、リップ26をこのように形成することにより、安定化ブラケット30、50、80がベース面14から離れる方向に延びる。また、安定化ブラケット30、50、80の1つ以上をベース面14から離れる方向に延ばすための他の機構および/または方法が用いられてもよいことは当然である。
また、タブ318(または少なくともタブの一部)がベース面14とは同一平面にないように、タブ318は曲げられ、折られ、または別の方法で構成されてもよい。具体的には、図7に示すように、タブ318は内向きおよび/または後方に曲げられてもよい。いくつかの実施形態では、タブ318がこのように曲げられると、(図8に示すように)タブ318はエアバッグハウジング118の一部と係合しおよび/またはこれを保持できる。
また、フック314(フック314aを含む)は曲げられ、折られ、その他の方法で、フック314がベース面14と同一平面にないように構成されてもよい。具体的には、フック314(またはフック314の一部)はベース面14から内向きおよび/または後方に延びてもよい。図9に示すように、フック314はエアバッグカバー、トリムパネル、その他の同様の機能部と係合してもよい。他の実施形態では、フック314はエアバッグハウジング118の一部と係合してもよい。
図8は、エアバッグアセンブリ110の一部として使用されているBリング310を示す側面図である。図8はまた、Bリング310がエアバッグハウジング118と係合する1つの方法を示している。Bリング310におけるのと同様に、第1安定化ブラケット30の一部は、曲げられると側面139と平行になるように形成され、一方で、第1安定化ブラケット30の別の部分はハウジング118の底面137と係合しおよび/またはその底面137を保持する。前の実施形態と同様に、締結具は第1安定化ブラケット30をインフレータフランジ150に固定するために使用される。1つ以上のワイヤ322がワイヤ接続部146に接続されてもよい。事故または衝突が発生した場合、これらのワイヤ322はインフレータ140に適切な信号を送ってインフレータ140を展開させ、インフレータ140が膨張ガスを生成し/エアバッグ114(図8に図示されない)に導入するようにする。
図9を参照すると、この側面図は、エアバッグアセンブリ110を車両の構造体178に固定する方法を示している。具体的には、インフレータフランジ150は必ずしも車両ブラケット134に固定される必要はない。具体的には、いくつかの実施形態では、インフレータフランジ150は車両の構造体178の一部に直接固定されてもよい。他の実施形態の構成では、インフレータフランジ150が(CCBブラケットなどの)車両ブラケットに固定され、次に車両ブラケットが車両の構造体178に固定されてもよいことは当然である。
図9に示すように、パネル174がエアバッグアセンブリ110を覆うために使用されてもよい。パネル174は車両内装の一部であってもよい。いくつかの実施形態では、パネル174はダッシュボードの一部である。しかし、他の実施形態では、パネル174はアセンブリ110を越えて延びる層である。トリム等の1つ以上の追加層が、必要に応じてパネル174を覆うように配置されてもよい。上述のように、エアバッグアセンブリ110はパネル174を介してエアバッグ114(図示しない)を展開して、車両の乗員を保護する。
図9に示すように、エアバッグアセンブリ110はさらに、エアバッグ114を保護するカバー326を含んでもよい。いくつかの実施形態では、カバー326を保護カバー122(図3に示す)の代わりに設けてもよい。しかし、他の実施形態では、カバー326を保護カバー122の代わりに設けてもよい。カバー322は、カバー326の側面334に沿って延びる1つ以上の開口330を含んでもよい。図9に示すように、フック314(フック314aを含む)は開口330を貫通している。フック314をこのように貫通させると、カバー326がBリング310に固定される。またカバー326は、エアバッグハウジング118の側面139の全体または一部に重なってもよい。
図10を参照すると、図9のエアバッグアセンブリ110の底面図が示されている。上述の実施形態と同様に、Bリング310はインフレータフランジ150の4つのコーナーに係合する。具体的には、第2安定化ブラケット50および追加の安定化ブラケット80はそれぞれ、インフレータフランジ150のコーナーと係合する。第1安定化ブラケット30はインフレータフランジ150の残りの2つのコーナーと係合する。
図10に示すように、カバー326は、エアバッグハウジング118の全4側面に重なりおよび/またはこれらを取り囲んでもよい。しかし、他の実施形態では、カバー326がハウジング118の全側面より小さい側面を、取り囲むおよび/またはこれに重なるように設計されてもよい。さらに、図9に示すように、Bリング310に配置されるタブ22は、カバー326の穴/開口を貫通しない。他の実施形態では、タブ22がカバー326の穴/開口を貫通するように設計されてもよいことは当然である。タブ22とカバー326の穴/開口とがこのように係合すると、カバー326とエアバッグアセンブリ110との間の係合/結合がさらに強化される。実施形態に応じて、隙間338がカバー326とBリング310の一部との間に存在しても存在しなくてもよい。他の実施形態では、カバー326を使用することにより、エアバッグアセンブリ110を、様々な形状、サイズおよび/または構成を有する、パネル、カバー、ダッシュボードなどと共に使用することが可能となる。
図11を参照すると、Bリング410の追加の実施形態が示されている。Bリングは本明細書において説明するように、エアバッグアセンブリにおいて使用されてもよい。Bリング410の実施形態は、図2に示し、上で説明した、Bリング10の実施形態と類似および/またはほぼ同一である。したがって、簡略化するために、図2の機能部/要素と類似する、Bリング410の機能部/要素の多くの記述は省略される。実際には、Bリング410との間の主な違いにはリップの構成が含まれる。具体的には、図2の実施形態において、リップ26はコーナーに位置する切れ目(または「リリーフカット(relief cuts)」)を有する。これらのリリーフカットは適切な位置でリップ26を曲げることを容易にする。しかし、図11において、Bリング410のリップ426は、コーナーにリリーフカットまたは切れ目がない、連続的なフランジである。リップ426を連続的なフランジとすると、Bリング410の全体的な耐屈曲性が高まり、および/または連続的なフランジの存在によってリップ426の構造健全性が高まることから、いくつかの実施形態では望ましい。
図12Aを参照すると、Bリング510の別の実施形態が示されている。Bリングは本明細書において記述されるようにエアバッグアセンブリにおいて使用されてもよい。Bリング510の実施形態は上述の実施形態と同様である。したがって、簡略化のために、前の実施形態の機能部/要素と類似する、Bリング510の機能部/要素の多くの記述は省略される。Bリング510と上述のBリングとの間の違いは、図12AのBリング510が別個の部品を備えることである。具体的には、Bリング510は別個の前面14および別個のブラケット30、50、80を備える。これらの部品は(例えば、打ち抜き加工、プレス加工などにより)個別に形成される。これらの部品が個別に打ち抜き加工されると、これらは、例えば溶接、リベット締め、締結具による固定等の2次処理によって、一体に取り付けられて、Bリング510を形成してもよい。
図12BはBリング610の別の実施形態を示している。Bリングは本明細書において記述されるようにエアバッグアセンブリにおいて使用されてもよい。Bリング610の実施形態は図12Aに示す実施形態と類似である。具体的には、図12Bは、ブラケット50および80は、個々の部品として形成されるか打ち抜き加工されるかまたはプレス加工されてもよいことを示している。これらのブラケットが打ち抜き加工されると、これらは、溶接、固定、リベット締め等によって一体に取り付けられて、その後上述のようにして前面14に取り付けられてもよい。
すべての図をまとめて参照すると、本実施形態はまた車両の構造体にエアバッグアセンブリを搭載する方法に関する。これらの実施形態では、エアバッグアセンブリ110は、エアバッグハウジング118と、エアバッグ114と、インフレータ140とを備えてもよい。エアバッグアセンブリを搭載する方法は、エアバッグハウジング118にエアバッグ114を設置するステップを含む。エアバッグハウジング118はまた、Bリングにより係合されてもよいが、このBリングはBリング10、Bリング310、または本明細書に記述された任意の他のBリングであってもよい。Bリングは、ベース面14と、第1安定化ブラケット30と、第2安定化ブラケット50とを備え、第1および第2安定化ブラケット30、50はベース面14から離れる方向に延びていてもよい。この方法はまた、インフレータ140を第1安定化ブラケット30または第2安定化ブラケット50のいずれかに取り付けるステップを含んでもよい。いくつかの実施形態では、インフレータ140は第1安定化ブラケット30に取り付けられる。他の実施形態では、インフレータ140は第2安定化ブラケット50に取り付けられる。
またBリングを車両ブラケット134に取り付けるステップが実行されてもよい。いくつかの実施形態では、車両ブラケット134は第2安定化ブラケット50に取り付けられる。他の実施形態では、インフレータ140は第1安定化ブラケット30に取り付けられる。追加の実施形態では、インフレータ140は第2安定化ブラケット50に取り付けられる。いくつかの実施形態では、車両ブラケット134は第1安定化ブラケット50または追加の安定化ブラケット80に取り付けられる。
いくつかの実施形態では、本方法はさらに、エアバッグアセンブリ110用の部品を得るステップを備える。これらの部品は、エアバッグ114と、ハウジング118とを含んでもよい。これらの部品が得られると、保持リング(図示しない)が設置される。これらの部品もまた、Bリングに設置されてもよい。Bリングが設置されると、エアバッグ114は折られ、保護カバーに取り付けられることができる。エアバッグ114がハウジング118内に完全に収納できることを保証するために、エアバッグ114を折り畳む必要がある。このカバーは、いくつかの実施形態では、保護カバー122および/または保護カバー326であってもよい。カバー122、326が設置されると、インフレータ140はエアバッグアセンブリ110に設置されることができる。また車両ブラケット134が設置されてもよい。最終的に、必要に応じて、ラベル136がエアバッグアセンブリ110の一部として含まれてもよい。いくつかの実施形態では、ラベル136の設置はエアバッグアセンブリ110を組み立てる最終ステップであってもよい。
本実施形態を使用することにより、公知のシステムに勝る利点を提供できることに留意すべきである。例えば、本実施形態のBリングを備えるエアバッグアセンブリを使用することにより、エアバッグシステムの重量を低減できる。同様に、本実施形態のエアバッグアセンブリを使用することにより、助手席エアバックシステムのコストおよび/または複雑性を低減できる。さらに、本明細書において記述されたBリングは高価ではなく、また1回の取り付け処理で車両の構造体に取り付けられ、したがって車両にエアバッグシステムを設置するのに必要とされる部品およびプロセスの数を低減する。実際には、1回の設置または組立プロセスのみが必要となる。さらに、エアバッグアセンブリと共にBリングを使用すると、Bリングは、システムを操作する間における、組立プロセスの間、インフレータおよび/またはCCBブラケットを安定させる。他の状況では、Bリングを使用すると、試験中(ボンファイア(bonfire)試験、展開試験等)に、インフレータがBリング(およびエアバッグハウジング)から遠位に配置されるため、有利である。さらに、別の実施形態では、Bリングを使用することにより、システム/アセンブリが操作されている間に、エアバッグアセンブリおよび/またはインフレータがBリングから滑り出るのを防止するように設計されてもよい。
さらに、本実施形態を使用することはまた、いくつかの状況において、エアバッグモジュールを車両の計器パネルに容易に設置できる点において、有利である。他の状況では、Bリングは組立プロセスの間においてインフレータを支持し、保持する。さらに、CCBブラケット(またはその他の機能部)の長さを変更することにより、Bリングの位置は計器パネルに対して容易に調整でき、これによりエアバッグモジュールを車両の他のサイズおよび種類に合うように容易に適合させることができる。他の状況では、Bリングを使用することにより、エアバッグアセンブリにインフレータおよびエアバッグを設置することが本質的に「エラープルーフ(error proofing)」となる、簡単な組立プロセスを提供できる。
本発明は、本明細書において広く記述され、以下に特許請求される、本発明の構造体、方法または他の本質的な特徴から逸脱することなく、他の具体的な形態も実現される。記述された実施形態は、すべての点において単に例示であり、限定するものではないと解釈されるべきである。したがって、本発明の範囲は、上述の明細書ではなく添付の特許請求の範囲により示される。特許請求の範囲と同等の意味および範囲内にあるすべての変更は特許請求の範囲内に含まれるものとする。

Claims (19)

  1. エアバッグハウジング内に収容されたエアバッグと、
    インフレータと、
    前記エアバッグハウジングと係合するBリングであって、
    ベース面と、第1安定化ブラケットと、第2安定化ブラケットとを備え、前記第1および第2安定化ブラケットは、前記ベース面から離れる方向に延び、前記エアバッグハウジングの縦および横方向の動きを制限するように構成されているBリングと、
    を備える、エアバッグアセンブリ。
  2. 車両の構造体に取り付けられる車両ブラケットをさらに備え、前記第2安定化ブラケットは前記車両ブラケットに固定されている、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  3. 前記エアバッグを覆う保護カバーをさらに備え、前記保護カバーは前記ベース面と係合する、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  4. 前記ベース面の外周にわたって位置する複数の穴と、
    前記エアバッグハウジングに加えられた1つ以上のハウジングパネルであって、1つ以上の穴を備え、前記ハウジングパネルの前記穴は前記ベース面上の前記穴と整列するように構成されているハウジングパネルと、
    をさらに備える、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  5. 前記第1安定化ブラケットは前記ハウジングの第1側面に接し、前記第2安定化ブラケットは前記ハウジングの第2側面に接している、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  6. 前記第1安定化ブラケットは前記インフレータに結合している、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  7. 前記第2安定化ブラケットに隣接して位置する追加の安定化ブラケットをさらに備え、前記追加の安定化ブラケットは前記ハウジングの第2側面に接している、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  8. 前記追加の安定化ブラケットおよび前記第2安定化ブラケットはそれぞれ前記インフレータに結合している、請求項7に記載のエアバッグアセンブリ。
  9. 前記ベース面の外周にわたって配置された1つ以上のフックをさらに備える、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  10. 前記Bリングは単一部材から打ち抜かれ、前記第1安定化ブラケットおよび第2安定化ブラケットは、前記ベース面から離れる方向に延びるように折られる、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  11. Bリングは、前記第1安定化ブラケットおよび前記第2安定化ブラケットが前記ベース面から離れる方向に延びるような構成に成形される、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  12. 前面と、前記第1安定化ブラケットと、前記第2安定化ブラケットとは個別に形成され、その後に一体に取り付けられる、請求項1に記載のエアバッグアセンブリ。
  13. エアバッグアセンブリにおいて使用するために設計されるBリングであって、
    ベース面と、
    前記ベース面から離れる方向に延びる第1安定化ブラケットであって、前記エアバッグハウジングに係合し、前記エアバッグハウジングの縦方向および横方向の動きを制限するように構成されている、第1安定化ブラケットと、
    前記ベース面から離れる方向に延びた第2安定化ブラケットであって、前記エアバッグハウジングに係合し、前記エアバッグハウジングの横および縦方向の動きを制限するように構成されている、第2安定化ブラケットと、
    を備える、Bリング。
  14. 前記第1安定化ブラケットはインフレータに取り付けられるに構成されている、請求項13に記載のBリング。
  15. 追加の安定化ブラケットをさらに備える、請求項13に記載のBリング。
  16. エアバッグハウジングと、エアバッグと、インフレータとを備えるエアバッグアセンブリを車両の構造体に搭載する方法であって、
    前記エアバッグハウジングに前記エアバッグを設置するステップと、
    前記エアバッグハウジングをBリングで係合させるステップであって、前記Bリングはベース面と、第1安定化ブラケットと、第2安定化ブラケットとを備え、前記第1および第2安定化ブラケットは前記ベース面から離れる方向に延びる、ステップと、
    前記インフレータを前記第1安定化ブラケットまたは前記第2安定化ブラケットのいずれかに取り付けるステップと、
    前記Bリングを車両ブラケットに取り付けるステップと、
    を含む方法。
  17. 前記車両ブラケットは前記第2安定化ブラケットに取り付けられる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記エアバッグおよび前記ハウジングを取得するステップと、
    前記Bリングに前記エアバッグと、前記ハウジングとを設置するステップと、
    前記ハウジング内に収納できるように前記エアバッグを折り畳むステップと、
    をさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記カバーはラベルを備える、請求項18に記載の方法。
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