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JP2010521218A - 歯科用補綴物及びその製造方法 - Google Patents

歯科用補綴物及びその製造方法 Download PDF

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JP2010521218A JP2009553524A JP2009553524A JP2010521218A JP 2010521218 A JP2010521218 A JP 2010521218A JP 2009553524 A JP2009553524 A JP 2009553524A JP 2009553524 A JP2009553524 A JP 2009553524A JP 2010521218 A JP2010521218 A JP 2010521218A
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Abstract

本発明は、歯科用補綴物に関し、さらに詳しくは、2つの部分(2piece)または3つの部分3pieceに分けて製造されて、支台歯(自然歯)の無切削が可能であり、簡単に設置され、咬合圧が均一に分散されることができるねじ締結式補綴物に関する。また、カーボンまたはセラミックスボルトを採用したねじ締結式補綴物の鋳造法に関する。本発明は、両側の支台歯の内斜面に少量の切削により形成された細長な半円錐型の維持部とこれに対応して、キーパーやボディーの内斜面に形成されたキー(Key)部が正確に結合された状態で、キーパーとボディーとがボルト結合されるねじ締結式補綴物を提供する。また、本発明は、ボルトの結合力の代わりに、キーパーにキーパーメールが追加され、キーパーメールと摩擦力で結合するボディーフィメールが備えられたボディーを用いる歯科用補綴物を提供する。

Description

本発明は、歯科用補綴物に関し、さらに詳しくは、2つの部分(2piece)または3つの部分(3piece)で分けて製造されて、支台歯自然歯の無切削が可能であり、簡単に設置することができ、咬合圧が均一に分散されることができるねじ締結式補綴物に関する。また、カーボンまたはセラミックスボルトを採用したねじ締結式補綴物の鋳造法に関する。
通常、口腔の疾病により、歯が痛んだり、欠損されたりした場合に補綴を行う。補綴は、弱い歯牙を包んだり、喪失された部位を修復したりすることであるが、その中、喪失された歯牙の側面に位置する自然歯を支台歯として活用するクラウンブリッジ(crown bridge)が最も一般的である。クラウンブリッジは、図1に示しているように、喪失された歯牙があった部位に人工歯12を位置させ、側面支台歯10の一部を切削した後、支台歯10にクラウン11を被冠して固定する補綴法である。しかし、このようなクラウンブリッジは、切削プラップ作業時、患者に苦痛を与えることになり、支台歯の歯質の切削量が多いと、寸法が変成するなど2次的な問題をもたらして、寸法の露出及び過敏反応などを誘発させる短所があった。また、支台歯の咬合面が切削されるので、従来のような自然な咬合面の修復は事実上不可能である。
一方、このような短所を防止するためのものとして、図2に示すようなインレー型補綴物を用いる場合もある。インレー型補綴物は、歯牙喪失部に人工歯20を圧入して支持させるが、側部支台歯に固定されるインレー22を人工歯20の凹入溝21に圧入して支持する方式の補綴物である。支台歯(図1の10参照)にインレー22の突起24が圧入されるように、孔を開けた後、上記孔にインレー22を挿入、接着(セメンティング)させ、インレー22の挿入部27が人工歯20の凹入溝21に圧入されるように上部から挿入する。上記インレー型補綴物は、支台歯10を切削する必要が少ないという点で少量切削方式の補綴物とみられる。しかし、上記インレー型補綴物は、インレー22を固定するために、支台歯10に孔を精密に開けなければならないという短所がある。即ち、支台歯に形成される孔の精度が落ちると、咬合に異常が発生して、患者に不便をもたらすという問題点があった。
インレー型補綴物に対比されるものとして、最近では、図3に示すような圧入式補綴物が知られている。圧入式補綴物は、複数の維持部33が支台歯38を包むように備えられ、維持部33に設けられた雄体37を人工歯35の雌体36に圧入することによって固定する方式である。上記維持部33は、必要によって複数備えることができて、簡単に組み立てられるという長所がある。しかし、従来の圧入式補綴物は、支台歯38を切削しない方式であるため、咬合性が良く、患者の苦痛を減少するという長所はあったが、圧入して接合する方式であるため、接合力が劣るという短所があった。また、補綴物を組立てて手術する過程において、維持部33を支台歯38に接着して維持した状態で、人工歯35を圧入するので、雄体37と雌体36とが精密に合わないと、咬合に問題が発生したり、咬合圧を支えることができなくなって、長期間使用した場合、補綴物の変形が憂慮されるという短所がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するために創出されたものであって、支台歯を切削しない無切削方式として、2つの部分または3つの部分に簡単に設置され、咬合圧が均一に分散されることができるねじ締結式補綴物及びその製造方法を提供する。
また、本発明は、上記のような問題点を解決するためのものであって、両支台歯の隣接面に、支台歯の少量切削で半円錐型の維持部をさらに形成し、2つの部分に簡単に設置され、咬合圧が均一に分散されることができるねじ締結式補綴物及びその製造方法を提供する。
また、本発明は、上記のような問題点を解決するために創出されたものであって、ボルト結合力の代わりに、作業の難易度及び工程を大幅に減らすことによって、ボルトが利用されにくい条件でも利用することができる補綴物及びその製造方法を提供する。
上記技術的課題を達するために、本発明は、喪失歯を修復するための歯科用補綴物において、一側の支台歯を舌側で包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯及び上記キーパーを包むように配置されるベースと、人工歯として作用しながら上記キーパー及びベースとねじによって結合され、上記一側の支台歯または他側の支台歯を上記キーパーが包む方向の反対方向に包むように配置されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供する。
上記ベースは、他側の支台歯を上記キーパーが包む方向に配置してもよい。
また、上記ベースは、上記ボディーの後壁を支持するベース後壁を備えることを特徴とする。
上記キーパーは、上記両側の支台歯が形成する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、上記ベースは、上記キーパー底部を包むベース底部をさらに含むことができる。
また、上記ベース底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ねじ結合のためのネジ孔は、圧入凹部に形成されることができる。
また、上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応されるように圧入凸部が形成されることができる。
本発明の他の側面として、本発明は、上記の歯科用補綴物を製造する鋳造方法において、ベース及びボディーを鋳造するために複製モデルを構成する段階がねじ結合のためのねじ孔にチタンボルトを圧入する第1段階、印象を行う第2段階、硬化後、チタンボルトを除去する第3段階、チタンボルトが除去された部位にカーボンまたはセラミックスボルトを圧入する第4段階、彫刻及び埋没によって鋳造する第5段階を含むことを特徴とする歯科用補綴物の製造方法を提供する。
好ましくは、上記第5段階は、埋没材を注入して複製モデルを得る段階と彫刻及び埋没によって鋳造する段階とに分けられることができる。
ここで、上記チタンボルトには、複製材料注入指示部が表示されて、上記第2段階で上記注入指示部まで印象材を注入し、上記セラミックスボルトには、位置指示部が表示されて、上記第4段階で上記位置指示部まで圧入することに有利である。
さらに、本発明の他の側面として、本発明は、上記の歯科用補綴物を製造する鋳造方法において、ベース及びボディーを鋳造するために複製モデルを構成する段階がねじ結合のためのねじ孔にチタンボルトを圧入する第1段階、印象を行う第2段階、硬化後、チタンボルトを除去する第3段階、鋳造用埋没材を注入して耐火模型を得た後、ワックス作業を行う第4段階、彫刻及び埋没によって鋳造する第5段階を含むことを特徴とする歯科用補綴物の製造方法を提供する。
ここで、上記第3段階と第4段階との間に、校正用ワイヤをチタンボルトが除去された位置に挿入する第3―1段階がさらに含まれることがより有利である。
また、歯科用補綴物に形成される雌ねじは、圧縮成形されたカーボンと圧縮成形焼結したセラミックスを旋盤研削加工して、カーボンボルトとセラミックスボルトを得た後、これを用いた鋳造によって形成される。
また、上記技術的課題を達するために、本発明は、喪失歯を修復するための歯科用補綴物において、図24の臼歯の場合、一側の支台歯を舌側と頬側で包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供する。
図27の前歯部の場合、一側の支台歯を舌側と唇側の隣接面を同時に包むように配置されるキーパーと、人工歯として作用しながら、他側の支台歯の舌側と唇側の隣接面を同時に包んで、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供する。
図33は、臼歯部の他の実施例として、キーパーとして用いられる一側の支台歯が最も後方の歯である場合、一側の支台歯を舌側と頬側及び円心側を同時に包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側とで同時に包み、人工歯として作用しながら上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供する。
上記キーパーは、上記両側の支台歯が形成する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、また、上記ボディー底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ねじ結合のためのネジ孔は圧入凹部部位に形成されることができる。また、上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するように圧入凸部が形成されることができる。
本発明の鋳造法によると、ボディーを鋳造するために複製モデルを構成する段階がねじ結合のためにキーパーに形成されたねじ孔にチタンボルトを圧入する第1段階、印象を行う第2段階、印象体が硬化した後、チタンボルトと印象対象である石こう模型及び予め製造されたキーパーを取り除く第3段階、チタンボルトが除去された位置にカーボンまたはセラミックスボルトを圧入する第4段階、彫刻及び埋没によって鋳造する第5段階を含むことを特徴とする歯科用補綴物の製造方法を提供する。
好ましくは、上記第5段階は、埋没材を注入して複製モデルを得る段階と、彫刻及び埋没によって鋳造する段階とに分けることができる。
ここで、上記チタンボルトには、複製材料注入指示部が表示されて、上記第2段階で上記注入指示部まで印象材を注入し、上記セラミックスボルトには、位置指示部が表示されて、上記第4段階で上記位置指示部まで圧入することに有利である。
また、圧縮成形されたカーボンと圧縮成形焼結したセラミックスとを旋盤研削加工して、カーボンボルトとセラミックスボルトを得た後、これを用いた鋳造によって歯科用補綴物に雌ねじを形成することができる。
また、上記技術的課題を達するために、本発明は、喪失歯を修復するための歯科用補綴物において、図34の臼歯部の場合、一側の支台歯を舌側と頬側とで包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側とで包み、人工歯として作用しながら上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供し、上記のキーパーとボディーとの内斜面には、細長の半円錐型のキー180、380がさらに含まれることを特徴とする歯科用補綴物を提供し、上記キーパーとボディーとの内斜面には、細長の半円錐型のキー180、380がさらに含まれることを特徴とする歯科用補綴物を提供する。
図36の前歯部の場合、一側の支台歯を舌側と唇側の隣接面を同時に包むように配置されるキーパーと、人工歯として作用しながら他側の支台歯の舌側と唇側の隣接面を同時に包んで、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供し、上記のキーパーとボディーとの内斜面には、細長の半円錐型のキー180、380がさらに含まれることを特徴とする歯科用補綴物を提供する。
図39は、臼歯部の他の実施例として、キーパーとして用いられる一側の支台歯が最も後方の歯である場合、一側の支台歯を舌側と頬側及び円心側を同時に包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側とで同時に包み、人工歯として作用しながら上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供する。上記キーパーは、上記両側の支台歯が形成する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、また、上記ボディー底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ねじ結合のためのネジ孔は圧入凹部に形成されることができる。上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するように圧入凸部が形成されることができる。
上記技術的課題を達するために、本発明は、喪失歯を修復するための歯科用補綴物において、図41の臼歯部の場合、一側の支台歯を舌側と頬側とで包むように配置され、結合部であるキーパーメール(keeper male)を含むキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側とで包み、人工歯として作用しながら上記キーパーメールと摩擦抵抗で結合するボディーフィメール(body female)を含むボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供し、図4の場合、上記キーパーとボディーとの内斜面には、細長の半円錐型のキー(Key)180、380がさらに含まれたことを特徴とする歯科用補綴物を提供することができる。ただし、無切削の場合、図41には、上記キーパーとボディーとの内斜面には、キーを有しない。
図48は、臼歯部の他の実施例として、キーパーとして用いられる一側の支台歯が最も後方の歯である場合、一側の支台歯を舌側と頬側及び円心側を同時に包むように配置され、結合部であるキーパーメール101を含むキーパー100と、他側の支台歯を舌側と頬側とで同時に包み、人工歯として作用しながら上記キーパーメール101と摩擦抵抗で結合されるボディーフィメール301を含むボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物を提供する。上記キーパーは、上記両側の支台歯が形成する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、また、上記ボディー底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記摩擦抵抗のためのキーパーメールは、圧入凹部の内側に形成されることができる。また、上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するように圧入凸部が形成されることができる。
以上のような本発明の歯科用補綴物を提供することによって、支台歯の切削が不必要で、患者の苦痛及び2次的問題が発生することを最小化し、簡単に設置することができ、咬合圧も均一に分散されることができる歯科治療が可能になる。また、特別に提案したチタンまたはセラミックスボルトを利用することによって、ねじ結合孔を正確に製造することが可能である。
また、本発明は、キーパーとボディーとの内斜面に、細長の半円錐型のキーが追加されるので、補綴物の維持力がさらに強化され、これによって見掛けのよい歯科用補綴物を提供することによって、患者の苦痛及び2次的問題点が発生することを最小化し、簡単に設置することができ、咬合圧も均一に分散されることができる歯科治療が可能となる。特に、前歯の場合は、見掛けが機能的な面に劣らず重要であるため、本発明では、前歯の唇側内斜面の維持部を最小化して、見掛けをさらに向上し、機能的な面でも優れた補綴物を提供する。
また、本発明は、無切削またはボディーの内斜面に細長の半円錐型のキー状態でボルト結合方式を採用したのに比べて、ボルト結合方式の代わりに、二重管補綴の摩擦抵抗の維持力の提供原理を応用して、キーパーメール(keeper male)、ボディーフィメール(body female)の摩擦抵抗で、必要な維持力を確保しながらも、ボルト結合方式の高度の熟練を必要とする難しい作業工程を減らすことができ、さらに、各種ボルトを作業過程で使わないことにより、製造コストを顕著に減らすことができる。そこで、時間と経費を減らして、生産性を高めて、補綴物を利用する人に低廉に供給することができ、これによって、患者の経済的負担も減らすことができるという長所がある。
従来のクラウンブリッジ補綴物の構成図である。 従来のインレー型補綴物の構成図である。 従来の圧入式補綴物の構成図である。 本発明の全体斜視図である。 本発明の1個の喪失臼歯部の上面組立図である。 本発明のキーパー頬側の正面図である。 本発明のベース頬側の正面図である。 本発明のボディー舌側の後面図である。 本発明の2個の喪失臼歯部の上面組立図である。 本発明の4個の喪失前歯部の組立図である。 本発明の1次鋳造のためのプラスチックキーパー附着説明図である。 本発明の1次鋳造によってキーパー雌ねじを形成するためのセラミックスボルト位置を選定する作業の説明図である。 各種キーパー底部の模様を示す上面図である。 2次鋳造のための複製モデル作業説明図である。 3次鋳造のための複製モデル作業説明図である。 複製用及び鋳造用ボルト側面図である。 本発明の第2実施例のキーパー底部の説明図である。 本発明の第3実施例の複製用及び鋳造用ボルトの側面図である。 本発明の第4実施例の2次鋳造用複製モデル作業説明図である。 本発明のキーパーホール、ベースホール及びボディーホールに雌ねじを形成した側面図である。 本発明のキーパーホールとベースホールに雌ねじを形成した側面図である。 本発明のキーパーホールに雌ねじを形成した側面図である。 本発明の第5実施例の全体斜視図である。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の臼歯部全体の斜視図である。 aは、2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の1個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、bは、キーパー外壁に結合される部分で見た本ボディ本体の断面図と形成される咬合部。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明のキーパー頬側の正面図である。 aは、2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の前歯部の組立図であり、bは、前歯部ボディーの舌側図である。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の2個の喪失臼歯部の上面の組立図である。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の1次鋳造のためのプラスチックキーパー付着説明図である。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の1次鋳造によってキーパー雌ねじを形成するためのセラミックスボルト位置を選定する作業の説明図である。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の2次鋳造のための複製モデル作業説明図である。 aは、2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する本発明の第7実施例のキーパー底部の説明図であり、bは、ボディー底部の説明図である。 2つの部分(2piece)に分けられた補綴物を利用する臼歯部の他の実施例である。 維持部及びキーを利用する本発明の臼歯部の全体斜視図である。 aは、維持部及びキーを利用する本発明の1個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、bは、キーパー外壁に結合される部分で見た本ボディ本体の断面図と形成される咬合部である。 aは、維持部及びキーを利用する本発明の前歯部の組立図であり、bは、前歯部の切断平面図であり、cは、前歯部ボディーの舌側図である。 維持部及びキーを利用する本発明の2個の喪失臼歯部の上面の組立図である。 aは、維持部及びキーを利用する本発明の第10実施例のキーパー底部の説明図であり、bは、ボディー底部の説明図である。 維持部及びキーを利用する本発明の臼歯部の他の実施例である。 キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の臼歯部の全体斜視図である。 キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の無切削臼歯部の全体組立図である。 キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明のキーパー頬側の正面図である。 aは、キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の前歯部の組立図であり、bは、舌側の切断面で見たキー形成部であり、cは、前歯部ボディーの舌側図である。 aは、キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の無切削形式の前歯部の組立図であり、bは、舌側切断面で見た無切削歯牙状態であり、cは、無切削形式の前歯部ボディーの舌側図である。 aは、キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の各種キーパー底部様子を示す上面図であり、bは、キーパーメール様子を示す側面図である。 キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の摩擦力を増加させる各種キーパーメールの断面図である。 aは、キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の第13実施例のキーパー底部の説明図であり、bは、ボディー底部の説明図である。 キーパーメール及びボディーフィメールを利用する本発明の臼歯部の他の実施例である。
本発明に添付された図面であって、図1〜図23は、3つの部分(3piece)に分けて製造される補綴物に関し、図4は、本発明の全体斜視図を示し、図5は、1個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、図6、7、8は、それぞれ本発明のキーパー、ベース、ボディーを示す図である。図9は、本発明の2個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、図10は、本発明の4個の喪失前歯部の組立図であり、図11〜図15は、本発明の製造方法を説明する説明図である。一方、図16は、本発明の鋳造に用いられる複製用及び鋳造用ボルトの側面図である。
図24〜図48は、2つの部分(2piece)に分けて製造される補綴物に関し、図24は、本発明の臼歯部全体の斜視図を示し、図25は、1個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、図26は、本発明のキーパーを示す図である。
図27は、前歯部の組立図であり、図28は、本発明の2個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、図29、図30、図31は、本発明の製造方法を説明する説明図であり、図33は、臼歯の他の実施例である。
図34は、本発明の半円錐型のキー180、380が形成された補綴物を利用する臼歯部全体の斜視図を示し、図35は、1個の喪失臼歯部の上面の組立図である。図36は、本発明の半円錐型のキー180、380が形成された補綴物を利用する前歯部の組立図であり、図37は、本発明の2個の喪失臼歯部の上面の組立図であり、図39は、臼歯の他の実施例である。
図40は、本発明のキーパーメール101及びボディーフィメール301を利用する臼歯部全体の斜視図を示し、図41は、本発明の無切削臼歯部全体の斜視図であり、図42は、本発明のキーパーを示す図である。
図43(a)は、本発明のキーパーメール101及びボディーフィメール301を利用する前歯部の組立図であり、図43(b)は、舌側切断面で見たキー形成部、図43(c)は、キーを利用した前歯部ボディーの舌側図であり、図44(a)は、本発明のキーパーメール101及びボディーフィメール301を利用する無切削前歯部の組立図であり、図44(b)は、舌側切断面で見た無切削歯牙状態であり、図43(c)は、無切削形式の前歯部ボディーの舌側図である。
図45(a)は、本発明のキーパーメール101及びボディーフィメール301を利用する各種キーパー底部の様子を示す上面図であり、図45(b)は、各種キーパーメールの様子を示す側面図であり、図46は、摩擦力を増加させるための各種キーパーメール101の断面図である。図47(a)は、本発明の第12実施例のキーパー底部の説明図であり、図47(b)は、本発明の第12実施例の底部の説明図であり、図48は、第12実施例の本発明のキーパーメール101及びボディーフィメール301を利用する臼歯部の他の実施例である。
図面では、本発明の技術的要旨を明確に理解するために、必須でない部分に対しては図示を省略し、省略された部分は通常の歯科用補綴物及びその製造方法による。
(第1実施例)
本発明のねじ締結式無切削歯科用補綴物の第1実施例を図4〜図8を参照して詳しく説明すると、下記の通りである。図4に示すように、本発明の歯科用補綴物は、一側の支台歯410を舌側(lingual side)で包むキーパー(keeper)100と、他側の支台歯420を舌側で包むベース(base)200と、損傷歯牙喪失部430に圧入され、臼歯部の場合、一側の支台歯410を頬側で包み、前歯部の場合、両支台歯410、420の唇側内斜面を包むボディー(body)300とで構成される。キーパー100、ベース200及びボディー300には、各部を貫通するボルト締結用ホールがセラミックスボルトを用いた鋳造法で備えられ、上記ホールは、直線状に整列されて、締結用ボルト350で締結される。キーパー100及びベース200は、両側の支台歯410、420を舌側で包む一方、ボディー300は、頬側または唇側で包んでおり、共通のホールによるねじ締結によって堅固に支持されることができる。また、図5に示すように、各部が3つの部分に分けられて、順次に組み立てられるので、支台歯410、420の切削(プラップ)は不必要となって、患者の不便さが最小化され、組み立てが簡単になるという長所を有する。
各部を図6〜図8を参照しながら、さらに詳しく説明する。図6には、本発明のキーパー100が開示されている。キーパー100は、大まかにキーパー壁110、キーパー底部120及びキーパープレート130で構成される。キーパープレート130とキーパー壁110内面が舌側と一側の支台歯410の円心一部を実質的に包み、、キーパー壁110の下端には、キーパー底部120が連結される。キーパー底部120は、喪失部430に直接的に接する部位で、不自由なく喪失部430の形状を複製できるように、印象、ワックスアップ(wax up)、鋳造などを含む補綴製法によって製造される。キーパー壁110の外面は、垂直を基準に2〜4°傾斜して、支台歯410の側面に位置する。キーパー壁110の内面は、通常の補綴製法によって支台歯410のアンダーカット(undercut)を複製するように製造される。上記キーパー壁110の内面と支台歯410のアンダーカットの緊密な接触によって、補綴物の支持力が一層向上される。具体的な製造方法は、後で詳しく説明する。一方、キーパープレート130は、支台歯410を舌側で包み、キーパー壁110と同じく、支台歯410の形状を複製するように製造される。キーパープレート130が舌側で包む一方、これとねじ結合されるボディー300は、頬側または唇側で包むので、前後歯の方向への結合力が確保される。キーパー底部120は、ベース200の圧入凹部221に圧入される部位で、適正な位置にキーパーホール140を有する。キーパーホール140には、雌ねじが形成されて、結合用ボルト350が圧入されることができる。キーパー底部120には、傾斜面121が形成されていて、ベース200との組み立てが容易になっている。一方、上記キーパー底部120は、喪失部430の形態及び位置によって、様々な形態で設けられることができる。図13に示すように、喪失部430の幅によって、キーパー底部120の長さが異なり、喪失部430が曲げられている場合、曲線形態のキーパー底部120を採用される。キーパー100は、通常の補綴物製造方法によって製造されるが、キーパーホール140の正確な雌ねじを形成するために、カーボンまたはセラミックスボルトを利用して鋳造する。詳しい製造方法は後で説明する。
次に、図4及び図7を用いて、本発明の補綴物のベース200を説明する。ベース200は、他側の支台歯420を舌側で包む部分である。ベース200は、ベース壁210を中心に、支台歯420を実質的に包むベースプレート230及びベース後壁240を備える。ベース壁210の下端には、ベース底部220が形成される。ベース壁210は、支台歯410、420の間に位置する喪失部430に配置され、内面は、支台歯420のアンダーカットを複製するように製造される。基本的にベース壁210は、垂直に対して2〜4°の角度で形成されて、どの方向でもボディー300を組立てるにおいて抵抗を受けない。図7から分かるように、ベース壁210が支台歯420のアンダーカット確実に圧入されており、前後歯の方向及び上方への補綴物の支持力が優れている。ベース後壁240は、ボディー300のボディ本体310を舌側で支持する壁面である。一方、ベース底部220には、キーパー底部120が圧入される圧入凹部221が形成されている。圧入凹部221は、キーパー底部120を被って堅固に支持する。キーパー底部120が喪失部430に沿って長く形成されているので、圧入凹部221との結合によってキーパー100とベース200の回転変動は不可能である。また、ベース底部220には、結合用ボルト350が圧入されるベースホール250がキーパーホール140に対応される位置に形成されている。ベースホール250には、必要によって、雌ねじが形成されて、ねじ結合力が増大されることができる。ベース底部220の大きさは、喪失部430が全部被せられるように、キーパー壁110まで延長されることが好ましく、ベース底部220に被せられるキーパー底部120は、それに合わせて適正に選定することが好ましい。ベース200また印象、ワックスアップ(wax up)、鋳造などを含む通常の補綴製法によって製造されるが、ベースホール250の位置を正確に設定するために、カーボン、または、セラミックスボルトを利用して製造する。詳しい製造方法は、後で説明する。
次に、図4及び図8を用いて本発明のボディー300の構造を詳しく説明する。ボディー300は、喪失された歯牙を代替する部分で、外観的な側面を考慮して製造する。ボディー300は、ベース200に載せられて結合される鋼鉄製のボディ本体310と喪失歯牙の代わりに、咬合面を形成する咬合部320及びボディープレート340で構成される。ボディ本体310は、ベース底部220、ベース後壁240、ベース壁210及びキーパー壁110にしっかり合わせられるように、通常の補綴製造方法によって製造される。上記ボディ本体310の上に光重合レジンまたはセラミックス材の咬合部320を形成時に、咬合部320とボディ本体310との間に互いに離脱されないように、維持ピン330を置いて製造する。上記維持ピン330は、ボディ本体310に同時に形成することが好ましい。ボディ本体310の一側には、支台歯410を頬側で包むボディープレート340が備えられる。ボディープレート340が支台歯410を頬側で包む一方、これとねじ結合されるキーパープレート130及びベースプレート230は、支台歯410、420を舌側で包み、前後歯の方向への固定力がセメンチング力に加えて倍加される。一方、咬合部320及びボディ本体310には、これを貫通する結合用ボディーホール360を形成して、ボルト350が螺合されるようにする。上記ボディーホール360にも、雌ねじが形成されて、ねじ結合力が選択的に増大されることができる。
図10は、本発明の4個の喪失前歯部の組立図であり、上記図10(a)は、舌側方向で見た図であり、上記図10(b)は、唇側方向で見た図である。上記前歯部は、前歯部分を示し、上記構成によって特定される本発明の補綴物は、上記前歯部が喪失された場合には、審美的な效果のために、ボディープレート340を省略し、上記ボディー300は、支台歯410、420の両側のアンダーキットによって支持され、上記キーパー100とベースプレート230とは対置し、ボルト350を締結することによって結合される。
図4及び図5を参照して、本発明の無切削補綴物の組立方法を説明する。まず、歯科に補綴物が到着すると、口腔内で満足できる接合を確認し、通常の方法によって、支台歯を掃除して、セメンチング準備をする。準備が完了されると、キーパー100のキーパー壁110及びキーパープレート130に歯科用レジン(resin)などの接着剤を塗って、一側の支台歯410に接着する。キーパー壁110、キーパープレート130及びキーパー底部120が支台歯410及び喪失部430を複製するように製造されたので、緊密な接着が可能である。次に、他側の支台歯420にベース200をセメンチングする。セメンチング方法は、前回と同じである。ベース200のベース壁210、ベース底部220及びベースプレート230が支台歯420及び喪失部430とキーパー底部120を複製するように製造されたので、緊密な接着が可能である。また、後述する鋳造方法によって、キーパー100及びベース200が正確に圧入されるように製造されるので、ねじ結合用キーパーホール140及びベースホール250も正確に合致する。次に、ベース200上部にボディー300を組み立てる。ボディープレート340に接着剤を塗って、支台歯410を唇側で包むように接着する。ボディー300もベース200全体を複製するように製造されるので、緊密な接着が可能である。この場合、ボディーホール360は、キーパーホール140及びベースホール250と正確に合致して、ねじ結合される。その次、ステンレス製またはチタン材質のボルト350で、ボディーホール360、キーパーホール140及びベースホール250を貫通して締結し、ボルト出入り孔は、光重合レジンで仕上げることによって、作業が終了する。
上記のように、補綴物は3つの部分に分けられて組み立てられるので、支台歯410、420の切削は不必要であり、これによって、患者の不便及び苦痛と2次的な問題点が最小化される。また、通常のセメンチングとともにねじ結合される方式で、圧入式補綴物に比べて組み立て正確度及び接着力が画期的に向上される。組み立て正確度が向上するにしたがって、自然な咬合感覚を維持することができ、歯科医が咬合感覚を自然にさせるための作業時間も最小化することができる。
次に、図11〜図15を用いて本発明の無切削補綴物の製造方法を説明する。通常、補綴物の製造工程は、印象過程、加工鋳造(working cast)、製造過程、ワックスアップ過程、埋没過程、焼結過程、鋳造過程を含む。本発明の製造方法もこれと似ているが、ねじ結合用ホールを正確に製造するために、カーボンまたはセラミックスボルトを利用する点が異なる。
まず、患者の口腔内を複製して作られた石こう模型(stone model)を利用して耐火模型500を複製する。次に、耐火模型500の支台歯510に平行測定器(suybey)600を用いてキーパー壁110であるプラスチックパターン(plastic pattern)をワックス(wax)で附着し、その周辺をワックスで仕上げて、完全な形状のキーパーを形成する。この時、プラスチックパターンには、プラスチック製のホルダー610が一体型に附着していて、ホルダー610を平行測定器600に挟んだ後正確な位置に移動させて附着させることができる。プラスチックパターンの附着が完了されると、ホルダー610を切断させた後、24ゲージシートワックス(gauge sheet wax)を利用して、キーパープレート130を彫刻して、キーパー壁110と連結させる。次に、キーパー底部120であるプラスチックパターンを、図11に示すように附着する。上記プラスチックパターンにも、プラスチック製ホルダー610が一体に形成されて、附着作業が簡単になる。上記キーパー底部120であるプラスチックパターンは歯牙喪失部530の大きさ及び形態によって図13のように様々な形態に形成するることができ、適正に選択することは当然である。複製された耐火模型に、上記ように、キーパー壁110、キーパープレート130及びキーパー底部120であるプラスチックパターンが附着されると、図12のようにカーボンまたはセラミックスボルト620を利用した作業を行う。上記ボルト620を利用した作業は、ねじ結合用孔、即ち、キーパーホール140、ベースホール250及びボディーホール360などを正確な位置に互いに正確に一致するように形成するために行う工程で、本発明のねじ結合式補綴物において重要な部分である。具体的なセラミックスボルト620の形状が図16に示されている。ボルトを利用した作業も正確な位置を選定するために、平行測定器600を利用して行う。平行測定器600に鋳造用ボルト620を挟んでキーパーホール140が形成される位置に移動させた後、ワックス(wax)を詰め込んだ後、スプルー(sprue)を適当な位置、例えば、キーパー壁110とキーパープレート130との間などに附着して、複製された耐火模型と同じ材料で埋没、焼結して1次鋳造を行う。このように、1次鋳造によって雌ねじが形成されたキーパー100が完成される。上記キーパー製造段階をより詳しく段階別で説明すると、まず、上記耐火模型にキーパー壁及びキーパー底部であるプラスチックパターンとシートワックスを利用して彫刻されたキーパープレートをインレーワックスで附着し、平行測定器を利用してカーボンまたはセラミックス鋳造用ボルトをキーパーホールが形成される位置に固定させ、上記耐火模型にプラスチックパターン及び鋳造用ボルトの周りをワックスで詰めて、キーパーの全体形状を形成した後、上記キーパーの全体形状の一側にスプルーを連結植立し、上記耐火模型と同じ材料を埋没材として埋没して、焼結した後、上記スプルーによって確保された湯口を通じて鋳造する鋳造段階を経ることになる。
次に、2次鋳造によるベース200の製造について説明する。1次鋳造によって製造されたキーパー100には、キーパーホール140が形成されており、これと正確に一致するようにベースホール250を形成することが何より重要である。上記所望の目的を達するために、本発明では、図16に図示された複製用チタンボルト630及び鋳造用セラミックスボルト620を利用する。金属に鋳造されたキーパー100のキーパーホール140に、複製用チタンボルト630を図14のように、圧入した後、シリコーン印象材で全体複製を行う。この時、図16に示された複製材料の注入指示部631までに印象採得用材料を注入して硬化する。硬化が完了されると、六角レンチで複製用チタンボルト630を回して除去した後、この位置に鋳造用セラミックスボルト620を位置指示部621に合わせて回して圧入して埋没材を注入する。埋没材の硬化が完了され、これを分離させると、埋没材複製モデル上に複製用チタンボルト630と同じ位置に鋳造用ボルト620が位置するようになり、2次構造物の製造準備が完了する。この時、上記複製用ボルト630は、その位置を表示するための位置選定部632が形成され、上記鋳造用ボルト620には、印象体内面に入れる時、上記複製用ボルト630が位置していた位置に誘導するために、位置選定部622が形成される。
次に、図15のように、ベース200の彫刻を行う。即ち、前段階でキーパー100が含まれて複製された埋没材複製モデル上で、プラスチックパターンを利用してベース壁210及びベース底部220をワックスで附着し、ベースプレート230をシートワックスで彫刻した後、その周辺部をワックスで埋め込んで完全な形状のベースになるように彫刻する。この時、ベース壁210の形は、キーパー壁110に反対で、複製されたキーパー壁110に対向している。作業方法は、キーパー壁110と同一であるため省略する。ベース底部220であるプラスチックパターンを幅と長さを合わせて切断した後、ベースホール250が形成される位置に孔を開けて、プラスチックパターンに附着したホルダー610を利用して正確に位置させた後、ワックス(wax)で接合する。複製された埋没材キーパー100と空スペース及びセラミックスボルト620孔などの隙間を詰める。ベースの後壁240及びベースプレート230も同じ方法で彫刻する。説明は、前と同じであるため省略する。次に、全てのプラスチックパターンを長さと幅を合わせて切断して整えた後、埋没、焼結鋳造などによる2次鋳造工程を通じてベース200を鋳造する。上記ベース製造段階をより詳しく段階別に説明すると、まず、上記耐火模型に完成されたキーパーを位置させ、上記キーパーのキーパーホールに複製用ボルトを植立し、上記石こう模型、キーパー及び植立された複製用ボルトを印象材で複製し、印象材が硬化した後、上記石こう模型、キーパー及び複製用ボルトを除去し、上記複製用ボルトが除去された位置にカーボンまたはセラミックス鋳造用ボルトを植立して、印象体内面に埋没材を注入して形成された埋没材模型に、ベース壁、ベース底部及びベースプレートを彫刻し、上記ベースの全体形状の一側にスプルーを連結植立して、再び上記耐火模型と同じ材料を埋没材として埋没して、焼結した後、最後に、上記スプルーによって確保された湯口を通じて鋳造する鋳造段階を経ることになる。
次に、図15を用いて本発明のボディー300の製造工程を説明する。石こう模型上に、既に鋳造されたキーパー100とベース200を位置させ、図16の複製用チタンボルト630で締める。2次鋳造工程と同じく、シリコーン印象材を用いた複製後のセラミックスボルト620を前回と同じ方法で圧入して、埋没材を注入して3次複製モデルを製造する。3次複製モデル上で、フリーワックスアップ(free wax up)方法で、喪失歯が形成される構造物を彫刻する。この時、咬合面を形成する咬合部320は、金属咬合面、光重合咬合面、磁器(porcelain)咬合面などを選択的に採用することができ、通常の起工方法に従うが、チタンボルト630が挿入されるボディーホール360を必ず確保する。24ゲージワックスで、ボディープレート340を彫刻し、その周辺部をインレーワックスで完全なボディー形状になるように彫刻して仕上げる。次に、スプルー(sprue)を上記ボディー形状の一側に連結されるように植立して、埋没、鋳造を行う。鋳造後、金属咬合面をそのまま仕上げて、レジンや磁器咬合面の場合、レジンや磁器で咬合面を形成した後、仕上げる。上記のような方法によって、3次鋳造工程が完了されると、キーパーホール140、ベースホール250及びボディーホール360が正確に一致する補綴物を得ることができる。図16のように、特別に製造された鋳造用ボルト620及び複製用ボルト630を交互に利用して各鋳造工程を行うにことによって、正確な雌ねじの製造が可能となり、これは組み立て上の便宜を図ることができるとともに、患者に楽な補綴物を提供することができるようになった。上記のような長所は、従来の圧入式(図3参照)補綴物などが有する短所に比べて、画期的な部分であると言える。上記ボディー製造段階をより詳しく段階別に説明すると、まず、上記耐火模型に、完成されたキーパーとベースを位置させ、上記キーパー及びベースの結合用ホールに複製用ボルトを植立して、上記石こう模型、キーパー、ベース及び複製用ボルトを印象材で複製して、印象材が硬化した後、上記石こう模型、キーパー、ベース及び複製用ボルトを除去し、上記複製用ボルトが除去された位置に鋳造用ボルト620を植立して、印象体内面に埋没材を注入して形成された埋没材模型にボディーの全体形状をインレーワックスで彫刻して全体形状を形成し、上記ボディーの全体形状の一側にスプルーを連結植立した後、上記耐火模型と同じ材料を埋没材として埋没して、焼結した後、最後に上記スプルーによって確保された湯口を通じて鋳造する鋳造段階を経ることになる。
本発明で用いるセラミックスボルトは、下記のように製造される。
一般的なセラミックスボルトの製造方法は、セラミックス材料を混合した後、ねじ模様に圧縮成形して、焼結過程(1400℃)を経ると、焼結過程で不可欠にセラミックス収縮と捻れ現象が起きて、精密なセラミックスボルトの製造が不可能になる。したがって、ねじ模様に圧縮成形した後、焼結過程を経て生産されたセラミックスボルトを採用した雌ねじの鋳造方法は、焼結後、ボルトの収縮と捻れ状態のセラミックスボルトを用いて鋳造することによって、既に製造された結合用ボルトが進入することができないので、必ず雌ねじ加工工具であるタップツールを利用して手作業で雌ねじを形成しなければならないタップピング作業にたくさんの時間と努力が必要である。また、形成された雌ねじの螺糸山が前に鋳造された螺糸山と重なって、二重に螺糸山が部分的に発生することができ、これにより精密な雌ねじの形成が不可能である。これに対し、本発明品のセラミックスボルトは、セラミックス材料を混合して所定の長さの環状棒に圧縮成形した後、1400℃で焼結して、セラミックスの環状棒の収縮と変形が完了した後、これを再び旋盤研削加工で、セラミックスボルトの螺糸山と結合部であるヘッドを加工して製造し、これを採用した鋳造法で雌ねじを形成すれば、結合用ボルトが精密に結合される雌ねじが形成される。
その理由は、歯科用鋳造過程では、焼結過程を経た後鋳造を行うが、焼結とは、歯科用ワックスを焼却して、金属が入る空間を確保し、埋没材内部のガスを除去して、金属の円滑に注入するための過程で、最大焼結温度が900℃を超えないので、セラミックスボルトに追加変形が起きない。セラミックスボルトに追加変形と収縮が起きた場合、焼結温度より高い1400℃以上にしなければならない。こういった理由で、結合用ボルトとの結合公差を精密に計算して圧縮成形した後、1400℃で焼結されたセラミックスの環状棒を旋盤研削加工してセラミックスボルトを生産し、これを採用した鋳造法で雌ねじを形成する。
(第2実施例)
次に、図17及び図23を参照して、本発明の無切削補綴物の第2実施例を説明する。第2実施例は、キーパー100のキーパー底部120に様々な形態のキーパー溝123が形成されているという点以外には第1実施例と同じである。キーパー100とベース200は、キーパー底部120とベース底部220の∩断面形状の圧入凹部221が圧入されるによって、相対運動をする可能性はない。しかし、喪失歯が2つ以上の図9のような場合、結合力が低下される可能性がある。したがって、本発明の第2実施例では、図17に示したように、キーパー底部120の底部斜面121に様々な形態のキーパー溝123を形成するようにする。この時、ベース200の圧入凹部221の四面には、内側に突出されてキーパー溝123に歯合される圧入凸部222が形成されることは当然である。上記キーパー溝123及び圧入凸部222を形成する時アンダーカットがないようにすることも重要である。
(第3実施例)
次に、図18を用いて第3実施例を説明する。第3実施例は、図18で示したように、複製用チタンボルト630及び鋳造用セラミックスボルト620の位置設定部及び位置再現部が異なるように設計されている以外には、第1実施例と同じである。複製用チタンボルト630及び鋳造用セラミックスボルト620の単純で広い部分が位置再現を容易にし、精度の高いボルトの製造が可能である。
(第4実施例)
次に、図19を用いて本発明の第4実施例を説明する。第4実施例は、鋳造用セラミックスボルト620なしに、同一の無切削補綴物を得ることができる製造方法に関する。以下に説明する特徴以外には、第1実施例の鋳造工程と同じである。図11〜図14まで説明された工程は同じく実行される。上記2次鋳造のための複製モデルの製造の延長として1次鋳造されたキーパー100のキーパーホール140に複製用チタンボルト630を同じく圧入した後、印象材を用いて全く同じく複製する。次に、チタンボルト630を除去して、セラミックスボルト620を位置させる代わり、複製用チタンボルト630があった空間を含む全空間に鋳造用埋没材を注入して複製用ボルト上部を含む全く同じ耐火模型を得て、ワックス(wax)作業後、埋没及び鋳造過程を経る。3次鋳造を経たボディー300の形成においても、同じ方法でセラミックスボルト620が1つ節約されることができる。即ち、複製用チタンボルト630で、1、2次鋳造によって製造されたキーパー100及びベース200を詰めて印象材を利用して複製した後、埋没材を直接投入することによる3次鋳造を行う。ただ、第4実施例では、セラミックスボルト620以外に、埋没材による直接鋳造を行い、ボルト形態の破断を防止するために、図19(b)のように、校正用ワイヤ640の採用が必要である。校正用ワイヤ640は、孔に落ちないように、端を丸くベンディングした後、埋没材を投入する。
次に図20、21及び22にキーパーホール140、ベースホール250及びボディーホール360の内部に締結用ボルト350のための雌ねじが形成されることを説明する。図20は、キーパーホール140、ベースホール250及びボディーホール360全てに雌ねじを形成して、締結用ボルト350で結合されることを示し、図21は、キーパーホール140とベースホール250に雌ねじを形成して、締結用ボルト350を用いて結合させるので、結合が容易になる。図22は、キーパーホール140に雌ねじを形成して、ボディーホール360に締結用ボルト350のヘッドの下面が密着される四面を形成して、締結用ボルト350を利用して結合する。キーパーホール140、ベースホール250及びボディーホール360の内面に形成される雌ねじは、キーパー100、ベース200及びボディー300を鋳造時に、締結用ボルト350のような形状のセラミックスボルトを利用することによって、自動的に形成される。
一方、上記結合用ボルト350は、用いられた複製用ボルト630または鋳造用ボルト620の実際補綴結合部分に当たる部分と同じ形状に製造して使用する。同時に、上記複製用ボルト630は、チタン及びステンレススチールボルトが用いられることができ、上記鋳造用ボルトは、カーボン及びセラミックス鋳造用ボルトが用いられることができる。
(第5実施例)
次に、図23を参照して、本発明の第5実施例を説明する。第5実施例は、図23から分かるように、キーパー100とベース200の後壁を省略した以外には、第1実施例と同じである。ベース200の後壁を省略してボディー300がベース200の底面全体を包み、上記ベース200のベース200の流動を防止して結合力を向上させる。
(第6実施例)
本発明による2つの部分に分けられて製造されるねじ締結式無切削歯科用補綴物の第6実施例を図24を参照して詳しく説明すると、下記の通りである。第6実施例は、歯科用補綴物が2つの部分に分けられて発生される特徴以外には、上記第1実施例と似ているので、第1実施例と同一部分に対する詳しい説明は省略する。
図24に示されるように、本発明の歯科用臼歯部補綴物は、一側の支台歯410を舌側と頬側で包むキーパー100、他側の支台歯420を舌側と頬側で包んで損傷歯牙喪失部430を含んだボディー300で構成される。
キーパー100及びボディー300には、各部を貫通するボルト締結用ホールがセラミックスボルトを用いた鋳造法で形成され、上記ホールは、直線状に整列されて、締結用ボルト350で締結される。キーパー100及びボディー300は、両側の支台歯410、420を頬側と舌側で包んでおり、共通のホールによるねじ締結によって堅固に支持されることができる。また、図25から分かるように、各部が2つの部分に分けられて順次に組み立てられるので、支台歯410、420の切削(プラップ)は不必要で、患者の不便さが最小化され、組み立てが簡単になるという長所がある。
各部を、図24、25、26を参照してさらに詳しく説明する。図26に本発明のキーパー100が開示されている。第6実施例で、キーパー壁110の外面は、他側の支台歯420の内斜面428の傾斜に当る挿入路を有して、支台歯410の側面に位置する。また、これに対するボディーの外側壁310にも、キーパーの外壁と同じ挿入路が形成されて、ボディ本体端310に形成される。
次に、図24及び図28を参照して、本発明のボディー300構造を詳しく説明する。ボディ本体310は、キーパー100上に載せられ、キーパー壁110に合わせられるように、通常の補綴製造方法によって製造される。また、キーパー上に載せられるボディ本体の基底部は、キーパーの模様と全く同じ圧入凹部が形成される。ボディ本体310の一側には、支台歯420を頬側と舌側で包み、これとねじ結合されるキーパー100のキーパープレート130が支台歯410を頬側と舌側で包んでおり、前後歯の方向への固定力がセメンチング力に加えて倍加される。
図24及び図25を参照して、本発明の無切削補綴物の組立方法を説明する。上記無切削補綴物の組立方法は、第1実施例の組立方法と似ているので、詳しい説明は省略する。第1実施例との相違点は、キーパー100のキーパー壁110及びキーパープレート130に歯科用レジン(resin)などの接着剤を塗って、一側の支台歯410に接着した後、キーパー100の上部にボディー300を組み立てるという点が異なる。ボディープレート340に接着剤を塗って支台歯420を舌側と頬側で包むように接着する。
上記のように、補綴物が2つの部分に分けられて組み立てられるので、支台歯410、420の切削は不必要で、これによって患者の不便及び苦痛と2次的な問題点が最小化されることができる。
次に、図29、図30、図31を参照して、本発明の無切削補綴物の製造方法を説明する。上記無切削補綴物の製造方法も、第1実施例の製造方法と似ているので、詳しい説明は省略する。第1実施例との相違点は、1次鋳造によってキーパー100を完成した後に2次鋳造によってボディー300を製造するという点である。
2次鋳造によるボディー300の製造過程は下記の通りである。
1次鋳造によって製造されたキーパー100には、キーパーホール140が形成されており、これと正確に一致するように、ボディーホール360を形成することが大変重要である。上記所望の目的を達するために、本発明では、図16、図18に示された複製用チタンボルト630及び鋳造用セラミックスボルト620を用いる。石こう模型に金属で鋳造されたキーパー100のキーパーホール140に複製用チタンボルト630を図40のように圧入した後、シリコーン印象材で全体複製を行う。この時、図16、図18に示した注入指示部までに印象採得用材料を注入して硬化させる。
硬化が完了されると、六角レンチを用いて、複製用チタンボルト630を回して取り除いた後、印象体から石こう模型とキーパーを除去してチタンボルトがあった位置に鋳造用セラミックスボルト620をボルト指示部に合わせて回して圧入して埋没材を注入する。埋没材の硬化が完了して、印象体からこれを分離させると、埋没材複製モデル上に複製用チタンボルト630と全く同じ位置に鋳造用ボルト620が位置することになり、2次構造物の製造準備が完了される。2次複製モデル上でフリーワックスアップ方法で喪失歯が形成される構造物を彫刻する。この時、咬合面を形成する咬合部320は、金属咬合面、光重合咬合面、磁器(porcelain)咬合面などを選択的に採用することができ、通常の起工方法に従うが、結合用ボルトが埋め込まれるボディーホール360を確保しなければならない。24ゲージシートワックスでボディープレート340を彫刻して仕上げる。
次に、スプルー(sprue)を植立して埋没、鋳造を行う。鋳造後、金属咬合面をそのまま仕上げて、レジンや磁器咬合面の場合、レジンや磁器で咬合面を形成した後、完成する。上記のような方法によって2次鋳造工程が完了されると、キーパーホール140、ボディーホール360が正確に一致する補綴物を得ることができる。図16、図18のように、特別に製造されたセラミックスボルト620及び複製用チタンボルト630を交互に利用して各鋳造工程を行うことによって、ねじ孔を正確に製造することができ、これは組み立て上の便宜を図ると共に、患者に楽な補綴物を提供することができる。上記のような長所は従来の圧入式(図3参照)補綴物などが有する短所に比べて画期的な部分であると言える。
(第7実施例)
次に、図32を参照して本発明の無切削補綴物の第7実施例を説明する。第7実施例は、キーパー100のキーパー底部120に様々な形態のキーパー溝123が形成されている以外には、第6実施例と同じである。キーパー100とボディー300は、キーパー底部120とボディー底部320の圧入凹部321が圧入されるによって、相対運動をする可能性はない。しかし、喪失歯が2つ以上の図28のような場合、結合力が低下される可能性がある。したがって、本発明の第7実施例では、図32に示したように、キーパー底部120の底斜面121に様々な形態のキーパー溝123を形成する。この時、ボディー300の圧入凹部321には、これと歯合される圧入凸部322が形成されることは当然である。上記圧入凹溝123及び圧入凸部322を形成する時、アンダーカットがないようにすることも重要である。キーパーホール140、ボディーホール360の内面に形成される雌ねじは、キーパー100及びボディー300を鋳造する時に、締結用ボルト350のような形状のセラミックスボルトを利用することによって、自動的に形成される。
(第8実施例)
キーパーが載せられる支台歯が最も後方の歯である場合、図33のように、頬側と舌側のキーパープレートを円心まで連結させることで、咬合支持力をさらに増大させることができる。この時には、支台歯の円心側にアンダーカットがあってはならない。以下、ボディー製造工程は前の臼歯部の作業工程と同じである。
(第9実施例)
本発明のねじ締結式無切削(切削)歯科用補綴物の第9実施例を図34及び図35を参照して詳しく説明すると、下記の通りである。第9実施例は、補綴物が半円錐型のキー180、380を有することを除けば、上記第6実施例と似ているので、第6実施例と同一部分に対する説明は省略する。第9実施例は、図35から分かるように、各部が2つの部分に分けられて順次に組み立てられるので、支台歯410、420を最小限に切削することにより、患者の不便さが最小化され、組み立てが簡単になるという長所を有する。また、両側の支台歯の内斜面に形成された維持部419、429に対応して、キーパーとボディーに形成されたキー(key)180、380部の堅固な支持で、前歯部において審美的な部分を極大化することができる。
第9実施例で、キーパー壁110の内面は、通常の補綴製法によって支台歯410のアンダーカット(undercut)を複製するように製造され、既に、支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部419、429を実質的に複製したキー(key)180、380がさらに含まれて製造される。上記キーパー壁110の内面のキー180と支台歯410の維持部419との緊密な接触によって、補綴物の支持力が一層向上される。一方、キーパープレート130は、支台歯410を頬側と舌側で包み、キーパー壁110と同じく、支台歯410の模様を実質的に複製するように製造され、両側のキーパープレートが連結されるキーパーの内斜面には、予め支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部419、429を実質的に複製したキー180、380がさらに含まれて製造される。
次に、図34及び図37を参照して本発明のボディー300構造を詳しく説明する。ボディー300は、キーパー100に載せられて結合されるボディ本体310の喪失歯牙の代わりに、咬合面を形成する咬合部320及びボディープレート340で構成され、両側のキーパープレートが連結されるキーパーの内斜面には、予め支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部419、429を実質的に複製したキー180、380がさらに含まれて製造される。
ボディ本体310の一側には、支台歯420を頬側と舌側で包んで、これとねじ結合されるキーパー100のキーパープレート130が支台歯410を頬側と舌側で包んでおり、前後歯の方向への固定力がセメンチング力に加えて倍加され、両側のキーパープレートが連結されるキーパーの内斜面には、予め支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部419、429を実質的に複製したキー180、380がさらに含まれて製造される。
(第10実施例)
次に、図38を用いて本発明の第10実施例を説明する。第10実施例は、キーパー100のキーパー底部120に様々な形態のキーパー溝123が形成されている以外には、第9実施例と同じである。第10実施例に対する詳細な説明は、第7実施例と同じであるので省略する。
(第11実施例)
キーパーが載せられる支台歯が最も後方の歯である場合、図39に示されるように、頬側と舌側のキーパープレートを円心まで連結させることによって、咬合支持力をさらに増大させることができる。第11実施例に対する詳細な説明は第8実施例と同じである。
以下では、本発明のキーパーメール及びボディーフィメールを備える補綴物の製造過程を説明する。
病院では、石こう模型を複製して埋没材模型を製造した後、その上に、キーパープレートとキーパー外壁及びキーパーメールを各種ワックスを用いて彫刻する。キーパープレートは、24ゲージシートワックス(sheet wax)を利用して簡単に彫刻し、キーパー外壁とキーパーメールは、他側の支台歯の内斜面と同じ角度を有する挿入路を有する。この時、無切削の場合は、キーが形成されておらず、少量切削の場合には、一側の支台歯の内斜面には、細長な半円錐型の維持部が形成され、この時、前歯部の場合には、キーパー外壁の延長部である唇側の維持部を最小化することができるので、外観的に満足し得る補綴物を得ることができる。
彫刻が完成されると、通常の方法でスプルー(sprue)を形成して、埋没材で埋没して鋳造する。鋳造されたキーパーは、研磨過程を経て、石こう模型に安着され、従来の出願がボルトの位置再現に正確性を図るために、高度の熟練を必要とする纎細な複製過程を経たのに比べて、本発明は、非常に簡単な複製方法で、石こう模型に安着されたキーパー全体を石こう模型とともに複製して産生した埋没材模型でボディーを彫刻し、ボディー外壁とボディーフィメールは、キーパー外壁とキーパープレートが複製された埋没材模型上で、すぐ彫刻することになるので、キーパー外壁とキーパーメールと同じ挿入路を有するボディー外壁とボディーフィメールが自動的に形成される。また、ボディープレートも前に説明したような同じ方法で、24ゲージシートワックスで彫刻して、前歯部のキー(key)が形成された場合には、唇側維持部を最小化して形成する。
次に、金属結合部の場合には、ワックスで咬合面を形成し、レジン咬合面や磁器咬合面の場合、レジンや磁器が載せられる部分を考慮して咬合部を形成し、特に、レジン咬合部の場合には、レジンと金属の機械的結合のための維持部がさらに形成される。全てのワックス作業が完了されると、通常の方法でスプルーを形成して、埋没して鋳造した後、研いて、キーパーメールを含むキーパーとボディーフィメールを含むボディーの結合補綴物が完成される。
上記のように製造された本発明は、臼歯の場合、両側の支台歯の両側の隣接面全部と隣接面挿入路に適合する舌側の非添窩部の最大被蓋と唇側隣接面を実質的に包む挿入路を有する。
本発明は、キーパーメールが人工歯が位置されられる空間の中にキーパーメールが有することができる実質的最大大きさを有して位置することによって、ボディーフィメールが最大摩擦面積でメールと結合するフィメールを内部の中央に有する人工歯が咬合圧を受ける時に、安定的な構造である。本発明は、歯科補綴製造方法である二重管補綴物の摩擦力を得る方法を応用したものである。二重管補綴とは、歯牙をアンダーカットなしに切削して、印象を採得した後、模型を製造して、ここに金属内管を作ることである。この内管外面には、所定の角度でミーリング作業を行って、その上に外管を製造すれば、内管の外面と外管の内面が最大摩擦力を有する仮綴式補綴物が製造される。本発明は、これを応用して両側の隣接面を包みながら、前歯の場合、舌側と唇側隣接面を、臼歯の場合、頬側と舌側を包むことになるので、キーパーメールとボディーフィメールの最大摩擦力の相乗作用によって咀嚼時に加えられる咬合圧に実質的に対抗することになる。
本発明は、他側の支台歯の内斜面に沿って形成された挿入路を基準に、キーパー外壁とキーパーメールの挿入路を一致させてキーパー外壁とボディー外側壁が結合し、キーパーメールとボディーフィメールの最大結合力とともに両側の支台歯の内斜面の摩擦力の相乗作用を起こす挿入路を構成する。したがって、本発明の補綴物が順次に結合する時、一側の支台歯の内斜面及びキーパー壁とボディー外壁、キーパーメールとボディーフィメール及び他側の支台歯の内斜面で相互的な維持力が発揮される。
即ち、本発明は、2つの部分に簡単に製造され、二重管補綴の最大摩擦力を応用した方法で、一方の維持部に、二重管補綴において、外管の内面であるフィメールが、二重管補綴において、内管の外面であるメールに空間なしに進入して最大の維持力を持った状態で、挿入路に差し支えのない半円錐型の維持溝が直接人工歯の維持に作用し、また一方の半円錐型の維持溝は、人工歯と一体になって、メールと摩擦結合をするフィメールとともに、人工歯と直接維持される。
(第12実施例)
本発明の第12実施例を図41を参照して詳しく説明すると、下記の通りである。第12実施例は、第6実施例及び第9実施例と似ているので、同一部分に対する詳しい説明は省略する。
図41に示されているように、本発明のキーパーメール及びボディーフィメールを備える歯科用補綴物は、一側の支台歯410を舌側と頬側で包むキーパー(keeper)100と、他側の支台歯420を舌側と頬側で包み、損傷歯牙喪失部430を含むボディー(body)300とで構成される。
キーパー100には、ボルトの結合力を代替するキーパーメール101を有し、ボディー300には、キーパーメールと摩擦抵抗で結合するボディーフィメール301がある。ボディーフィメール301は、圧入凹部の一側端の空間303に形成される。
キーパー100及びボディー300は、両側の支台歯410、420を頬側と舌側で包んでおり、キーパーメールとボディーフィメールの摩擦抵抗で堅固に支持することができる。
図40の少量切削方式で、両側の支台歯の内斜面に形成された維持部419、429に対応して、キーパーとボディーに形成されたキー(key)180、380の部の堅固な支持で、前歯部において審美的な部分を極大化することができる。
各部を図40、41、42を参照して、さらに詳しく説明すると、図42には、本発明のキーパー100が開示されており、キーパー100は、大まかにキーパー壁110、キーパー底部120、キーパープレート13及びキーパーメール101で構成される。キーパー底部120は、ボディー300の圧入凹部に圧入される部で適正な位置にキーパーメールを備える。
次に、図26、図44、図47を用いて本発明のボディー300構造を詳しく説明する。ボディー300は、喪失された歯牙を代替する部分で、外観的な面を考慮して製造する。ボディー300は、キーパー100に載せられて結合されるボディ本体310の喪失歯牙を代替して、咬合面を形成する咬合部320及びボディープレート340で構成され、少量切削方式の場合、両側のボディープレートが連結されるボディーの内斜面には、予め支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部429を実質的に複製したキー380がさらに含まれて製造される。無切削方式の場合は、上記のキーを有しない。
ボディ本体310の基底部には、支台歯420を頬側と舌側で包み、キーパーメールと摩擦抵抗で結合するボディーフィメール301が形成される。また、ボディ本体には、頬側と舌側で包むボディープレートがある。
図40及び図41を参照して、本発明の組立方法を説明する。まず、歯科に補綴物が到着すると、口腔内に満足できる接合を確認し、通常の方法によって支台歯を掃除して、セメンチング準備をする。準備が完了した後、キーパー100のキーパー壁110及びキーパープレート130に歯科用レジン(resin)などの接着剤を塗って、一側の支台歯410に接着する。キーパー壁110、キーパープレート130及びキーパー底部120が支台歯410及び喪失部430を複製するように製造されたので、緊密に接着することができる。次に、キーパー100の上部にボディー300を組み立てる。ボディープレート340に接着剤を塗って支台歯420を舌側と頬側で包むように接着する。ボディー300またキーパー100の接触部を複製するように製造されるので、緊密に接着することができる。この場合、ボディーフィメール301は、キーパーメール101と正確に一致して摩擦抵抗で組み立てられる。
キーパー底部120当るプラスチックパターンは歯牙喪失部530の大きさ及び形態によって、図45のように、様々の形態に用意されることができ、適正に選択されることは当然である。
(第13実施例)
図47を用いて本発明の第13実施例を説明する。第13実施例は、キーパー100のキーパー底部120に様々な形態のキーパー溝123が形成されている以外は、第12実施例と同じである。第13実施例に対する詳細な説明は第7実施例と同じであるので省略する。
(第14実施例)
キーパーが載せられる支台歯が最も後方の歯である場合、図48の頬側と舌側のキーパープレートを円心まで連結させることによって、咬合支持力をさらに増大させることができる。第14実施例に対する詳細な説明は第8実施例と同じである。
以上のように、本発明では、具体的な構成素子などのような特定事項と限定された実施例及び図面によって説明されたが、これは本発明のより全般的な理解のために提供されたものであり、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、本発明が属する分野において、通常の知識を有する者であれば、上述した記載から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の思想は、説明された実施例に限定されるものではなく、後述する特許請求の範囲だけではなく、本特許請求の範囲と均等または等価的に変形された全てのものは本発明の思想の範疇に属するものとする。

Claims (48)

  1. 喪失歯を修復するための歯科用補綴物において、一側の支台歯を舌側で包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側で包みながら上記キーパーと結合されるベースと、人工歯として作用しながら、上記キーパー及びベースとねじによって結合され、上記一側の支台歯または他側の支台歯を頬側で包むように配置されるボディーとを含むことを特徴とする歯科用補綴物。
  2. 上記ベースは上記ボディーの後壁を支持するベース後壁を備えることを特徴とする請求項1記載の歯科用補綴物。
  3. 上記キーパーは、上記両側の支台歯が形成する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、上記ベースは、上記キーパー底部を包むベース底部をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の歯科用補綴物。
  4. 上記ベース底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ねじ結合のための雌ねじは、圧入凹部に形成されていることを特徴とする請求項3記載の歯科用補綴物。
  5. 上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するように、圧入凸部が形成されたことを特徴とする請求項4記載の歯科用補綴物。
  6. (a)患者の口腔内を複製して石こう模型を製造する石こう模型製造段階と、
    (b)上記石こう模型を用いて耐火模型を複製する耐火模型製造段階と、
    (c)上記耐火模型を用いてキーパーを鋳造して製造するキーパー製造段階と、
    (d)上記キーパーの構造に対応するベースを鋳造して製造するベース製造段階と、
    (e)上記キーパー及びベースの構造に対応するボディーを鋳造して製造するボディー製造段階とを含んで構成され、
    上記ベース及びボディー製造段階は、キーパー、ベース及びボディーを貫通する雌ねじを形成させるための複製用ボルトと、埋没材を注入する時に、複製用ボルトの代わりに用いする鋳造用ボルトが利用されて、最終的にねじ結合用ホールが形成される段階を含むことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物の製造方法。
  7. 上記複製用ボルトには、印象材の注入位置を表示する複製材料注入指示部及び位置選定部が表示されており、これに対応される上記鋳造用ボルトには、位置指示部及び位置選定部が表示されていることを特徴とする請求項6記載の歯科用補綴物の製造方法。
  8. ボディーを鋳造するために複製モデルを構成する段階は、
    ねじ結合のために、キーパー及びベースの雌ねじに複製用ボルトを圧入する第1段階と、印象を行う第2段階と、硬化後、複製用ボルトとキーパー、ベース及び石こう模型を除去する第3段階と、印象体内面の複製用ボルト位置に鋳造用ボルトを圧入し、鋳造用埋没材を注入して、耐火模型を得た後、ボディー模様に彫刻するためのワックス作業を行う第4段階と、埋没によって鋳造する第5段階とを含むことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物の製造方法。
  9. ボディーを鋳造するために複製モデルを構成する段階は、
    ねじ結合のために、キーパー及びベースの雌ねじに複製用ボルトを圧入する第1段階と、印象を行う第2段階と、硬化後、複製用ボルトとキーパー、ベース及び石こう模型を除去する第3段階と、印象体内面の複製用ボルト位置に校正用ワイヤを圧入して鋳造用埋没材を注入して、耐火模型を得た後、ボディー模様に彫刻するためのワックス作業を行う第4段階と、埋没によって鋳造する第5段階とを含むことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物の製造方法。
  10. 歯科用補綴物に形成される雌ねじは、圧縮成形されたカーボンと圧縮成形焼結したセラミックスを旋盤研削加工して、カーボンボルトとセラミックス鋳造用ボルトを得た後、これを用いた鋳造によって形成されることを特徴とする請求項8記載の歯科用補綴物の製造方法。
  11. 上記キーパー製造段階は、
    (c−1)上記耐火模型にキーパー壁及びキーパー底部であるプラスチックパターンとシートワックスを用いて彫刻されたキーパープレートをインレーワックスで附着する段階と、
    (c−2)平行測定器を用いてカーボンまたはセラミックス鋳造用ボルトをキーパーホールが形成される位置に固定させる段階と、
    (c−3)上記耐火模型に、プラスチックパターン及び鋳造用ボルトの周りをワックスで埋め込んで、キーパーの全体形状を形成する段階と、
    (c−4)上記キーパーの全体形状の一側にスプルーを連結植立する段階と、
    (c−5)上記耐火模型と同じ材料を埋没材として埋没した後、焼結する段階と、
    (c−6)上記スプルーによって確保された湯口を通じて鋳造する鋳造段階とを含むことを特徴とする請求項6記載の歯科用補綴物の製造方法。
  12. 上記ベース製造段階は、
    (d−1)上記耐火模型に、完成されたキーパーを位置させ、上記キーパーのキーパーホールに複製用ボルトを植立する段階と、
    (d−2)上記石こう模型、キーパー及び植立された複製用ボルトを印象材で複製する段階と、
    (d−3)印象材が硬化した後、上記石こう模型、キーパー及び複製用ボルトを除去する段階と、
    (d−4)上記複製用ボルトが除去された位置に、カーボンまたはセラミックス鋳造用ボルトを植立する段階と、
    (d−5)印象体内面に埋没材を注入する段階と、
    (d−6)埋没材模型上で、ベース壁、ベース底部及びベースプレートを彫刻する段階と、
    (d−7)上記ベースの全体形状の一側にスプルーを連結植立する段階と、
    (d−8)上記耐火模型と同じ材料を埋没材として埋没した後、焼結する段階と、
    (d−9)上記スプルーによって確保された湯口を通じて鋳造する鋳造段階とを含むことを特徴とする請求項6記載の歯科用補綴物の製造方法。
  13. 上記ボディー製造段階は、
    (e−1)上記耐火模型に、完成されたキーパーとベースを位置させ、上記キーパー及びベースの結合用ホールに複製用ボルトを植立する段階と、
    (e−2)上記石こう模型、キーパー、ベース及び複製用ボルトを印象材で複製する段階と、
    (e−3)印象材が硬化した後、上記石こう模型、キーパー、ベース及び複製用ボルトを除去する段階と、
    (e−4)上記複製用ボルトが除去された位置に鋳造用ボルトを植立する段階と、
    (e−5)印象体内面に埋没材を圧入する段階と、
    (e−6)埋没材模型上で、インレーワックスに彫刻してボディーの全体形状を形成する段階と、
    (e−7)上記ボディーの全体形状の一側にスプルーを連結植立する段階と、
    (e−8)上記耐火模型と同じ材料を埋没材として埋没した後、焼結する段階と、
    (e−9)上記スプルーによって確保された湯口を通じて鋳造する鋳造段階とを含むことを特徴とする請求項6記載の歯科用補綴物の製造方法。
  14. ベースを鋳造するために複製モデルを構成する段階は、
    ねじ結合のために、キーパーの雌ねじに複製用ボルトを圧入する第1段階と、印象を行う第2段階と、硬化後、複製用ボルト、キーパー及び石こう模型を除去する第3段階と、印象体内面の複製用ボルトの位置に、鋳造用ボルトを圧入し、鋳造用埋没材を注入して、耐火模型を得た後、ベース模様に彫刻するためのワックス作業を行う第4段階と、埋没によって鋳造する第5段階とを含むことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物の製造方法。
  15. ベースを鋳造するために複製モデルを構成する段階は、
    ねじ結合のために、キーパーの雌ねじに複製用ボルトを圧入する第1段階と、印象を行う第2段階と、硬化後、複製用ボルト、キーパー及び石こう模型を除去する第3段階と、印象体内面の複製用ボルトの位置に、校正用ワイヤを圧入し、鋳造用埋没材を注入して、耐火模型を得た後、ベース模様に彫刻するためのワックス作業を行う第4段階と、埋没によって鋳造する第5段階とを含むことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物の製造方法。
  16. 喪失歯を修復するための歯科用臼歯補綴物であって、一側の支台歯を舌側と頬側で同時に包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科補綴物。
  17. キーパーとして使われる支台歯が最も後方の支台歯である場合、一側の支台歯を舌側と頬側円心面を包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする請求項1記載の歯科補綴物。
  18. 喪失歯を修復するための歯科用前歯補綴物であって、一側の支台歯を舌側と唇側隣接面を同時に包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と唇側隣接面で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むことを特徴とする歯科補綴物。
  19. 上記キーパーは、上記両側の支台歯の間に位置する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、上記ボディーは、人工歯として作用しながら、上記キーパー底部を包むボディー底部をさらに含むことを特徴とする請求項16〜18のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  20. 上記ボディー底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ねじ結合のためのねじ孔は、圧入凹部に形成されていることを特徴とする請求項19記載の歯科用補綴物。
  21. 上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するようにボディーの圧入凸部が形成されたことを特徴とする請求項20記載の歯科用補綴物。
  22. 上記キーパーのキーパー壁は、他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えるように形成されたことを特徴とする請求項16〜18のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  23. 他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えたキーパーの壁に対応して結合し、キーパー壁と全く同じ挿入路を有するボディー外側壁をさらに含むことを特徴とする請求項16〜18のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  24. 喪失歯を修復するための歯科用臼歯補綴物において、一側の支台歯を舌側と頬側で同時に包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含み、キーパーとボディーの内斜面には、既に支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部を実質的に複製したキー(key)をさらに含むことを特徴とする歯科補綴物。
  25. キーパーとして使われる支台歯が最も後方の支台歯である場合、一側の支台歯を舌側と頬側の円心面を包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含むキーパーとボディーの内斜面には、既に支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部を実質的に複製したキー(key)をさらに含むことを特徴とする請求項24記載の歯科補綴物。
  26. 喪失歯を修復するための歯科用前歯補綴物において、一側の支台歯を舌側と唇側隣接面を同時に包むように配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と唇側隣接面で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーとねじによって結合されるボディーとを含み、キーパーとボディーの内斜面には、既に支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部を実質的に複製したキー(key)をさらに含むことを特徴とする歯科補綴物。
  27. 上記キーパーは、上記両側の支台歯の間に位置する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、上記ボディーは、人工歯として作用しながら、上記キーパー底部を包むボディー底部をさらに含むことを特徴とする請求項24〜26のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  28. 上記ボディー底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ねじ結合のためのねじ孔は、圧入凹部に形成されていることを特徴とする請求項27記載の歯科用補綴物。
  29. 上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するように、ボディーの圧入凸部が形成されたことを特徴とする請求項28記載の歯科用補綴物。
  30. 上記キーパーのキーパー壁は、他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えるように形成されたことを特徴とする請求項24〜26のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  31. 他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えたキーパーの壁に対応して結合し、キーパー壁と全く同じ挿入路を有するボディー外側壁をさらに含むことを特徴とする請求項24〜26のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  32. 歯科用補綴物の中、義歯の組立体において、
    圧縮成形した後、旋盤加工したカーボンボルト及び圧縮成形した後焼結して、旋盤研削加工したセラミックスボルトと全く同じ模様の金属製の複製用ボルトを製造して、これを用いた鋳造法で、組立体に雌ねじを含む結合部を順次に完全に形状化して、最終的に結合用ボルトが進入する空間を形成する歯科用補綴物の製造方法。
  33. 歯科用補綴物に形成される雌ねじは、圧縮成形した後、旋盤加工したカーボンボルトと圧縮成形した後焼結して、これを旋盤研削加工したセラミックスボルトを製造して、カーボンボルトとセラミックス鋳造用ボルトを得た後、これを用いた鋳造法によって形成されることを特徴とする歯科用補綴物に雌ねじを形成する方法。
  34. 喪失歯を修復するための歯科用臼歯補綴物において、一側の支台歯を舌側と頬側で同時に包み、キーパー底部の歯牙喪失部の真ん中に結合部であるメールを有して配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーのキーパーメールと摩擦抵抗で結合されるボディーフィメールを人工歯の内部に備えたボディーとを含むことを特徴とする歯科補綴物。
  35. キーパーとして使われる支台歯が最も後方の支台歯である場合、最も後方の支台歯である一側の支台歯を舌側と頬側円心面を包み、キーパー底部の歯牙喪失部の真ん中に結合部であるメールを有して配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーのキーパーメールと摩擦抵抗で結合されるボディーフィメールを人工歯の内部に備えたボディーとを含むことを特徴とする請求項34記載の歯科補綴物。
  36. 喪失歯を修復するための歯科用前歯補綴物において、一側の支台歯を舌側と唇側隣接面を同時に包み、キーパー底部の歯牙喪失部の真ん中に結合部であるメールを有して配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーのキーパーメールと摩擦抵抗で結合されるボディーフィメールを人工歯の内部に備えたボディーとを含むことを特徴とする歯科補綴物。
  37. 上記キーパーは、上記両側の支台歯が形成する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、上記ボディーは、人工歯として作用しながら、上記キーパー底部を包むボディー底部をさらに含むことを特徴とする請求項34〜36のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  38. 上記ボディー底部には、上記キーパー底部が圧入される圧入凹部が形成され、上記ボディーフィメールは圧入凹部の一側端の空間に形成されていることを特徴とする請求項37記載の歯科用補綴物。
  39. 上記キーパー底部には、キーパー溝がさらに形成されており、圧入凹部には、これに対応するように、ボディーの圧入凸部が形成されたことを特徴とする請求項38記載の歯科用補綴物。
  40. 上記キーパーのキーパー壁は、他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えるように形成されたことを特徴とする請求項34〜36のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  41. 他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えたキーパーの壁に対応して結合し、一側の支台歯の端に位置するキーパー壁端に位置し、キーパー壁と全く同じ挿入路を有するボディー外壁をさらに含むことを特徴とする請求項34〜36のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  42. 喪失歯を修復するための歯科用臼歯補綴物において、一側の支台歯を舌側と頬側で同時に包み、キーパー底部の歯牙喪失部の真ん中に結合部であるメールを有して配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーのキーパーメールと摩擦抵抗で結合されるボディーフィメールを人工歯の内部に備えたボディーとを含み、キーパーとボディーの内斜面には、既に支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部を実質的に複製したキー(key)をさらに含むことを特徴とする歯科補綴物。
  43. キーパーとして使われる支台歯が最も後方の支台歯である場合、最も後方の支台歯である一側の支台歯を舌側と頬側円心面を包み、キーパー底部の歯牙喪失部の真ん中に結合部であるメールを有して配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーのキーパーメールと摩擦抵抗で結合されるボディーフィメールを人工歯の内部に備えたボディーとを含むキーパーとボディーの内斜面には、既に支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部を実質的に複製したキー(key)をさらに含むことを特徴とする請求項42記載の歯科補綴物。
  44. 喪失歯を修復するための歯科用前歯補綴物において、一側の支台歯を舌側と唇側隣接面を同時に包み、キーパー底部の歯牙喪失部の真ん中に結合部であるメールを有して配置されるキーパーと、他側の支台歯を舌側と頬側で包み、人工歯として作用しながら、上記キーパーのキーパーメールと摩擦抵抗で結合されるボディーフィメールを人工歯の内部に備えたボディーとを含み、キーパーとボディーの内斜面には、既に支台歯の内斜面に形成された細長な半円錐型の維持部を実質的に複製したキー(key)をさらに含むことを特徴とする歯科補綴物。
  45. 上記キーパーは、上記両側の支台歯の間に位置する歯牙喪失部に安着されるキーパー底部を含み、上記ボディーは、人工歯として作用しながら、上記キーパー底部を包むボディー底部をさらに含むことを特徴とする請求項42〜44のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  46. 上記キーパーのキーパー壁は、他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えるように形成されたことを特徴とする請求項42〜44のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  47. 他側の支台歯の内斜面の傾斜角と同じ挿入路を備えたキーパーの壁に対応して結合し、一側の支台歯の端に位置するキーパー壁の端に位置し、キーパー壁と全く同じ角の挿入路を有するボディー外側壁をさらに含むことを特徴とする請求項42〜44のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
  48. 摩擦抵抗で結合するキーパーメールとボディーフィメールの挿入路は、他側の支台歯の内斜面と同じ挿入路を有するキーパー外壁とボディー外側壁の挿入路と同じ挿入路を有することを特徴とする請求項34〜47のうちの何れか一項に記載の歯科用補綴物。
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