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JP2010510724A - 無線通信システムにおける複数局への送信 - Google Patents

無線通信システムにおける複数局への送信 Download PDF

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Abstract

単一の送信機会中に、無線通信システムにおいて、複数の局への送信の調整および実行を容易にするシステムおよび方法が記述される。送信機会のホルダは、送信機会を確立するために、1または複数の局へ、request−to−sendメッセージまたはセルフ・アドレスされたclear−to−sendメッセージを通信することができる。続いて、request−to−sendメッセージをそれぞれの局に送ることによって、それぞれの局とのデータ送信が開始される。それぞれの受信局において、受信されたrequest−to−sendメッセージのソース・アドレスが、送信機会のホルダのアドレスと比較される。与えられたrequest−to−sendメッセージに対してアドレスが一致する場合、受信局は、request−to−sendメッセージに応答して、送信機会のホルダに、clear−to−sendメッセージを送信する。

Description

参照
本願は、2006年11月15日に出願され、"TRANSMISSIONS TO MULTIPLE STATIONS IN WIRELESS COMMUNICATION SYSTEMS"と題され、その全体が本明細書において参照によって組み込まれる米国仮特許出願60/866,038号の利益を主張する。
本開示は、一般に無線通信に関し、特に、無線通信システムにおける複数のデバイスへの送信を初期化および実行する技術に関する。
例えば、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)システムのような無線通信システムは、様々な通信サービスを提供するために広く用いられており、例えば、音声サービス、ビデオ・サービス、パケット・データ・サービス、ブロードキャスト・サービス、およびメッセージング・サービスが、そのような無線通信システムによって提供されうる。これらのシステムは、利用可能なシステム・リソースを共有することによって、複数の端末のための通信をサポートすることが可能な多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含んでいる。
WLANシステムにおけるデバイスは、通信のために、様々なチャネル・アクセス・モードを使用してチャネルにアクセスすることができる。これらは、例えばハイブリッド調整機能(HCF)制御チャネル接続(HCCA)のような制御されたチャネル接続モードや、例えばエンハンスト分散チャネル接続(EDCA)のようなコンテンション・ベースのチャネル・アクセス・モードを含む。チャネルへアクセスすることによって、デバイスは、チャネルを用いて、他のデバイスとの通信のための送信機会(TXOP)を確立することができる。デバイスによって確立された単一のTXOPで、複数のデバイスへの送信を可能にすることによって、ネットワーク効率が向上されうる。しかしながら、多くの無線通信システムにおいて、単一のTXOPによる複数のデバイスへの信頼できる送信方法は提供されていない。したがって、無線通信システムにおいて複数のデバイスへの送信を実行するための効率的な技術に対するニーズがある。
下記は、そのような局面の基本的な理解を与えるために、要求された主題の様々な局面の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられる全ての局面の広範囲な概観ではなく、重要要素や決定的要素を特定することも、そのような局面の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な説明の前置きとして、開示される局面の幾つかの概念を簡単な形式で表すことである。
局面によれば、本明細書では、送信機会中に、複数のユーザへの送信を調整し実行する方法が記載される。この方法は、clear−to−sendフレームとrequest−to−sendフレームとからなるグループから選択されたフレームを、1または複数のユーザへ送信することを備える。このフレームは、送信機会のホルダとして送信機を確立し、送信機のアドレスと送信インタバルとを備えている。この方法はさらに、送信インタバル中に、送信機のアドレスと第1のユーザのアドレスとを示すrequest−to−sendフレームを、第1のユーザに送信することと、このrequest−to−sendフレームに応答して、第1のユーザからclear−to−sendフレームを受信することと、第1のユーザにデータを送信することと、送信インタバル中に、送信機のアドレスと第2のユーザのアドレスとを示すrequest−to−frameを、第2のユーザに送信することと、このrequest−to−sendフレームに応答して、第2のユーザからclear−to−sendフレームを受信することと、第2のユーザにデータを送信することとを備える。
別の局面は、無線通信装置のアドレスと送信機会(TXOP)持続時間とに関するデータを格納するメモリを備える無線通信装置に関する。この無線通信装置はさらに、clear−to−sendメッセージまたはrequest−to−sendメッセージのうちの少なくとも1つのメッセージを1または複数の局へ送信するように構成されたプロセッサを備える。この少なくとも1つのメッセージは、無線通信装置のアドレスを備える。このプロセッサはさらに、無線通信装置のアドレスを示すそれぞれのrequest−to−sendメッセージをそれぞれの局へ送信し、それぞれの局からそれぞれのclear−to−sendメッセージを受信し、それぞれの局へデータを送信するように構成されている。
さらに別の局面は、送信インタバル中に、通信のために、複数のユーザを割り当てることを容易にする装置に関する。この装置は、clear−to−sendメッセージおよびrequest−to−sendメッセージのうちの1または複数であり、送信機アドレス、受信機アドレス、および送信インタバルの長さを含むメッセージを、1または複数の局へ送信する手段と、データが送信されるべきそれぞれの局へrequest−to−sendメッセージを送信する手段と、request−to−sendメッセージに応答して、それぞれの局から、clear−to−sendメッセージを受信する手段とを備える。
また別の局面は、コンピュータ読取可能媒体に関する。この媒体は、コンピュータに通信インタバルを特定させるためのコードと、コンピュータに、通信インタバル中に複数のユーザと通信するための送信機会を確立するために、複数のユーザのうちの1または複数のユーザへとメッセージを送信させるためのコードと、コンピュータに、通信インタバル中に複数のユーザのうちの第1のユーザへ、要求メッセージを通信させるためのコードと、コンピュータに、第1のユーザからの応答メッセージを受信させるためのコードと、コンピュータに、通信インタバル中に複数のユーザのうちの第2のユーザへ要求メッセージを通信させるためのコードと、コンピュータに、第2のユーザからの応答メッセージを受信させるためのコードとを備える。
別の局面によれば、送信期間中に、複数の局へ送信するためのコンピュータ実行可能な命令群を実行する集積回路が記載される。これら命令群は、送信機アドレスと送信期間の長さとを指定するメッセージを、複数の局のうちの1または複数の局へ送信することによって、少なくとも部分的に送信機会を確立することと、複数の局のうちのぞれぞれの局へrequest−to−sendメッセージを送信することと、request−to−sendメッセージに応答して、それぞれの局から、clear−to−sendメッセージを受信することと、それぞれの局へデータを通信することとを備える。
補足局面によれば、無線通信システムにおいて通信を開始および実行する方法が記述される。この方法は、1または複数のclear−to−sendフレームまたはrequest−to−sendフレームを検出することを備える。1または複数のフレームは、送信機会および送信機会の持続時間を保持するエンティティのアドレスを示す。この方法はさらに、送信機会の持続時間に基づいて、ネットワーク・アロケーション・ベクトル(NAV)を設定することと、request−to−sendフレームを送信したエンティティのアドレスを示すrequest−to−sendフレームを受信することと、request−to−sendフレームを送信したエンティティのアドレスが、送信機会を保持するエンティティのアドレスと同じであるかを判定することと、これらアドレスが同じであれば、request−to−sendフレームを送信したエンティティへ、clear−to−sendフレームを送信することとを備える。
別の局面は、NAVおよび送信機のアドレスに関するデータを格納するメモリを備える無線通信装置に関する。この無線通信装置はさらに、送信機のアドレスと、送信機によって利用されるべき1または複数の送信クラスと、送信クラスにそれぞれ対応する送信インタバルとを示す1または複数の初期メッセージを検出し、送信インタバルに基づいてNAVを設定し、次のrequest−to−sendメッセージを受信し、このrequest−to−sendメッセージのソース・アドレスを送信機のアドレスと比較し、次のrequest−to−sendメッセージのソース・アドレスが、送信機のアドレスと同じであると判定されると、clear−to−sendメッセージを送信機に送信するように構成されたプロセッサを備える。
他の局面は、無線通信システムにおける通信のためのインタバルを決定することを容易にする装置に関する。この装置は、clear−to−sendフレームとrequest−to−sendフレームとのうち、送信機アドレスと1または複数の送信インタバル持続時間とを示す1または複数のフレームを検出する手段と、clear−to−sendフレームとrequest−to−sendフレームとのうち1または複数のフレームを検出することに続いて、request−to−sendフレームを受信する手段と、request−to−sendフレームを送信した局のアドレスを、送信機アドレスと比較する手段と、request−to−sendフレームを送信した局のアドレスが、送信機アドレスと同じであれば、request−to−sendフレームを送信した局へclear−to−sendフレームを送信する手段とを備える。
別の局面は、コンピュータ読取可能媒体に関する。この媒体は、コンピュータに、送信機会を確立するメッセージを検出させるためのコードと、送信機会を確立すると、コンピュータに、要求メッセージを受信させるためのコードと、要求メッセージが送信機会のホルダによって送信されたかをコンピュータに判定させるためのコードと、要求メッセージが送信機会のホルダによって送信された場合、コンピュータに、応答メッセージを送信させるためのコードとを備える。
さらなる局面は、送信機会中、無線通信システムにおいて通信するためのコンピュータ実行可能な命令群を実行する集積回路に関する。これら命令群は、1または複数の局へ送信され、送信機アドレスと送信期間の長さとを指定するメッセージを検出することと、送信期間中に、request−to−sendメッセージを受信することと、request−to−sendメッセージを送信した局のアドレスが送信機アドレスと同じであれば、request−to−sendメッセージに応答してclear−to−sendメッセージを送信することと、clear−to−sendメッセージを送信すると、送信機からデータを受信することとを備える。
前述の目的および関連する目的を達成するために、権利主張された手段のうちの1または複数の局面は、後に完全に記載され、特許請求の範囲において特に指摘される特徴を備えている。以下の記述および添付図面は、権利主張された主題の、ある例示的な局面を詳細に述べている。しかしながら、これらの局面は、権利主張された主題の原理が適用される様々な方法のうちのほんの幾つかを示すに過ぎない。さらに、開示された局面は、そのような局面とその等価物の全てを含むことが意図されている。
図1は、本明細書で述べられた様々な局面にしたがう無線通信ネットワークを例示する。 図2Aは、さまざまな局面にしたがって、送信機会中に複数の局と通信するためのシステム例の動作を例示する。 図2Bは、さまざまな局面にしたがって、送信機会中に複数の局と通信するためのシステム例の動作を例示する。 図2Cは、さまざまな局面にしたがって、送信機会中に複数の局と通信するためのシステム例の動作を例示する。 図3Aは、さまざまな局面にしたがって、送信機会中に、複数の局と通信するためのシステム例の動作を例示する。 図3Bは、さまざまな局面にしたがって、送信機会中に、複数の局と通信するためのシステム例の動作を例示する。 図3Cは、さまざまな局面にしたがって、送信機会中に、複数の局と通信するためのシステム例の動作を例示する。 図4は、様々な局面にしたがって、送信機会中に、アクセス・ポイントおよび1または複数の局と通信するためのシステムの一例を示す。 図5は、無線通信システムにおいて、送信機会中に、アクセス・ポイントと複数の局との間の通信を例示する図である。 図6は、無線通信システムにおける通信のために、複数のユーザを割り当てる方法のフロー図である。 図7Aは、無線通信システムにおける通信のための送信期間に関するインタバルを決定する方法のフロー図を備える。 図7Bは、無線通信システムにおける通信のための送信期間に関するインタバルを決定する方法のフロー図を備える。 図8は、本明細書に記載された様々な局面が機能する無線通信システムの例を示すブロック図である。 図9は、さまざまな局面にしたがい、送信機会中に、複数の端末の通信を調整するシステムのブロック図である。 図10は、さまざまな局面にしたがい、送信機会中に、1または複数の基地局および/または端末との通信を容易にするシステムのブロック図である。 図11は、送信機会の開始と、送信機会中の複数のデバイスとの通信とを容易にする装置のブロック図である。 図12は、送信機会に関する通信インタバルを決定することと、送信機会のホルダと通信することとを容易にする装置のブロック図である。
権利主張された主題の様々な局面が、全体を通じて同一要素を参照するために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記述では、説明の目的のために、1または複数の局面の完全な理解を与えるために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような局面は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明白である。他の例では、1または複数の局面の記述を容易にするために、周知の構成およびデバイスが、ブロック図形式で示される。
本明細書で使用されているように、「構成要素」、「モジュール」、「システム」等の用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードフェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、集積回路、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/または、コンピュータでありうる。一例では、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりうる。1または複数の構成要素は、実行スレッドおよび/またはプロセス内に存在することができる。そして、構成要素は、1つのコンピュータに局在することも、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されることもできる。また、これらの構成要素は、格納された様々なデータ構成を有する様々なコンピュータ読取可能媒体から実行することができる。これら構成要素は、例えば1または複数のデータ(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ)のパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに本明細書では、様々な実施形態が無線端末および/または基地局に関して記載される。無線端末は、音声および/またはデータ接続をユーザへ提供するデバイスを称しうる。無線端末は、例えばラップトップ・コンピュータまたはデスクトップ・コンピュータのようなコンピュータ・デバイスへ接続されうるか、あるいは、携帯情報端末(PDA)のような自律型デバイスでありうる。無線端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、あるいはユーザ機器とも称されうる。無線端末は、加入者局、無線デバイス、セルラ電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。基地局(例えば、アクセス・ポイント)は、1または複数のセクタを介して無線端末とエア・インタフェースで通信するアクセス・ネットワークにおけるデバイスを称しうる。基地局は、受信したエア・インタフェース・フレームをIPパケットへ変換することによって、無線端末と、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークを含みうるアクセス・ネットワークのその他との間のルータとして動作することができる。基地局はまた、エア・インタフェースのための属性の管理を調整することができる。
さらに、本明細書に記載の様々な局面または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、またはメディアからアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、 磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。
様々な局面が、多くのデバイス、構成要素、モジュール等を含むシステムの観点から示されるだろう。様々なシステムが、追加のデバイス、構成要素、モジュール等を含むことができるか、および/または、図面と関連して説明されたデバイス、構成要素、モジュール等の全てを含んでいる訳ではないことが理解され認識されるべきである。これらアプローチの組み合わせも使用されうる。
図示するように、図1は、本明細書に記載されたさまざまな局面にしたがう無線通信ネットワーク100のブロック図である。一例において、無線ネットワーク100は、アクセス・ポイント(AP)110および複数の局(STA)112〜116を含む。ネットワーク100では、1つのアクセス・ポイント110と3つの局112、114、116のみが示されているが、無線ネットワーク100は、任意の数のアクセス・ポイントと任意の数の局を含みうることが認識されるべきである。さらに、アクセス・ポイント110および局112〜116は、ネットワーク100内での通信のために、任意の数のアンテナを有しうることが認識されるべきである。
1つの局面によれば、局112〜116は、無線媒体を経由して、1または複数の他の局112〜116および/またはアクセス・ポイント110と通信することができるデバイスである。局112〜116は、ネットワーク100の全体にわたって分布することができ、固定式または移動式でありうる。限定しない例によれば、局はまた、端末、アクセス端末、ユーザ端末、モバイル局、モバイル、遠隔局、ユーザ機器(UE)、ユーザ・デバイス、ユーザ・エージェント、加入者局、加入者ユニット等とも呼ばれ、それらの機能の幾つかまたは全てを含みうる。さらに、局は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、ハンドヘルド・デバイス、無線デバイス、携帯情報端末(PDA)、ラップトップ・コンピュータ、コンピュータ・デバイス、無線モデムカード、メディア・デバイス(例えば、HDTV、DVDプレーヤ、無線スピーカ、カメラ、カムコーダ、ウェブカメラ等)および/または他の適切なデバイスでありうる。
別の局面によれば、アクセス・ポイント110は、アクセス・ポイント110に関連する局112〜116のために無線媒体を介して分散サービスへのアクセスを提供する局である。具体的な例によれば、アクセス・ポイントはまた、基地局、基地トランシーバ・サブシステム(BTS)、ノードB等とも称され、それらの機能の幾つかまたは全てを含みうる。アクセス・ポイント110はさらに、データ・ネットワーク130に接続され、データ・ネットワーク130を経由して他のデバイスと通信しうる。
一例において、システム100は、例えば、キャリア・センス多元接続(CSMA)、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)のような1または複数の多元接続スキーム、および/または、その他適切な多元接続スキームを利用することができる。TDMAは時分割多重化(TDM)を利用する。そこでは、異なる端末120のための送信は、異なる時間インタバルによる送信により直交化される。FDMAは、周波数分割多重化(FDM)を利用する。そこでは、異なる端末120のための送信は、異なる周波数サブキャリアで送信することにより直交化される。一例において、TDMAシステムおよびFDMAシステムはまた、符号分割多重化(CDM)を使用することができる。そこでは、複数の端末のための送信が、同じ時間インタバルまたは周波数サブキャリアで送られようとも、異なる直交符号(例えば、Walsh符号)を用いて直交化される。OFDMAは、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用し、SC−FDMAは、単一キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を複数の直交サブキャリア(例えば、トーン、値域等)に分割する。それらおのおのは、データを用いて変調されうる。一般に、変調シンボルは、OFDMを用いて周波数領域で送られ、SC−FDMを用いて時間領域で送られる。さらに、および/または、その代わりに、システム帯域幅は、1または複数の周波数キャリアに分割される。それらのおのおのは、1または複数のサブキャリアを含むことができる。システム100はまた、例えばOFDMAとCDMAとのような、多元接続スキームの組み合わせをも利用することができる。
一例において、アクセス・ポイント110は、プリアンブル、アクセス・ポイント識別子(AP ID)、および、アクセス・ポイントによって形成されるネットワークにおける動作のためのパラメータのリストを搬送するビーコンを定期的に送信する。図1に例示されるように、局112、114、および116は、アクセス・ポイント110の有効範囲内にあり、ビーコンを検出することができる。その結果、局112、114および116は、同期を行い、アクセス・ポイント110と関連することができる。その後、局112、114および116は、アクセス・ポイント110と通信することができる。
1つの局面によれば、アクセス・ポイント110、および/または、局112、114および/または116は、ネットワーク100によって利用されるチャネル・アクセス・モードに基づいて、ネットワーク100内で通信するためのリソースを得ることができる。チャネル・アクセス・モードは例えば、制御ベースまたはコンテンション・ベースでありうる。限定しない具体的な例によれば、IEEE 802.11通信規格は、チャネル・アクセスの2つのモードを定義する。定義された第1のチャネル・アクセス・モードは、エンハンスト分散チャネル・アクセス(EDCA)である。これは、制御チャネル・アクセス・モードである。EDCAは、CSMA原理に基づいて動作するレガシー分散調整機能(DCF)の拡張版である。定義された第2のチャネル・アクセス・モードは、コンテンション・ベースのチャネル・アクセス・モードであるハイブリッド調整機能(HCF)制御チャネル・アクセス(HCCA)である。EDCAは、アクセス・ポイント110と局112〜116の両方によって使用されうる。一方、HCCAは、一般に、アクセス・ポイント110(HCCAでは、ハイブリッド・コーディネータと称される)によって限定的にしか使用されない。
チャネル・アクセス技術を使用して、通信チャネルへのアクセスを獲得することによって、ネットワーク100内のデバイスは、ネットワーク100内の1または複数のデバイスと通信するための送信機会(TXOP)を確立することができる。一般に、ネットワーク効率は、デバイスが、単一のTXOPで複数の送信を実行することが可能である場合、コンテンション・ベースのチャネル・アクセスと制御チャネル・アクセスとの両方において大幅に改善されうる。しかしながら、これを達成するための方法は、制御チャネル・アクセス・モードについては存在するものの、コンテンション・ベースのチャネル・アクセスには、効率的な方法は存在しない。さらに、例えばEDCAのようなコンテンション・ベースのチャネル・アクセス・モードを利用するネットワークでは、従来、Request−to−Send/Clear−to−Send(RTS/CTS)交換が、TXOPにおいて、複数の局で実行されるメカニズムはない。したがって、これらの欠点を克服するために、アクセス・ポイント110および/または局112〜116は、コンテンション・ベースのチャネル・アクセス・モードを用いて確立された単一のTXOPで、複数の通信を可能にするために、本明細書に記載の様々な局面にしたがって記載された1または複数の技術を利用することができる。
通常、HCCA動作を適用するネットワークでは、アクセス・ポイントは、アクセス・ポイントのアドレスに一致するように設定された受信者アドレス(RA)を有するCFポール(コンテンション・フリー・ポール)を用いて通信リソースを確保することが許される(すなわち、アクセス・ポイントのアドレスは、“CFポール−to−self”となる)。アクセス・ポイントがCFポールを送信すると、CFポールを検出した局は、それぞれのネットワーク・アロケーション・ベクトル(NAV)を、CFポールで示される持続時間に更新することができる。その後、アクセス・ポイントは、局をポールして、ポールされたTXOPを発行することができる。一般に、所与の局のNAVは、アクセス・ポイントによって発行されたCFポールによって設定されるが、局は、それでも、そこに送られたCFポールまたはRTS/CTSフレームに応答することが許される。このメカニズムは、アクセス・ポイントが、データが送信されるべき全ての局に対してサービス提供するために十分なTXOPを確保し、個々の局への送信のために確保されたTXOPを使用することを支援する。
同様に、EDCA動作を使用するネットワークによって、フレーム交換シーケンスにおける第1のフレームであるRTS/CTSフレームまたはCTS−to−selfによって、TXOPを確立することが可能となる。しかしながら、そのようなネットワークでは、RTS/CTSフレーム交換が複数の局のために使用される従来型メカニズムは存在しない。したがって、1つの局面によれば、ネットワーク100は、RTSフレームとCTSフレームとが、単一のEDCA TXOP内において、複数の局で使用されるメカニズムを適用する。複数の局でRTS/CTSを使用することによって、ネットワーク100内のデバイスは、局が存在するかを確認し、複数の局間の通信のためのプロテクトを使用し、サウンドおよび/またはレート・フィードバックの要求および交換を行い、および/または、その他の類似のおよび適切な動作を実行する。
さらなる例によれば、初期RTSフレームおよび/またはCTSフレームは、DSSS/CCK(ダイレクト・シーケンス・スペクトル拡散/相補的符号キーイング(Complimentary Code Keying))波形を用いた2.4GHz ISM(Industrial, Scientific, and Medical)帯域によって、アクセス・ポイント110から送られうる。初期RTSフレームおよび/またはCTSフレームを送った結果、アクセス・ポイント110によってサービス提供される全ての局のNAVが設定されうる。次のRTS/CTSフレームは、サウンドおよび/またはレート情報を交換するため、意図された受信者の存在を確認するため、および/または、その他の適切な用途のために、HT波形を用いて送られうる。そのような送信スキームは、RTSフレームおよび/またはCTSフレームが、指定された局の現在の節電状態を迅速に確認する節電ケースにおいて役に立つ。
図2A乃至図2Cは、本明細書に記載の様々な局面にしたがい、送信機会中に複数の局220と通信する典型的なシステム200の動作を例示する。図2A乃至図2Bに例示するように、システム200は、アクセス・ポイント210と、複数の局220とを含む。システム200では、1つのアクセス・ポイント210と2つの局が例示されているが、システム200は、任意の数のアクセス・ポイント210および/または局220を含みうることが認識されるべきである。さらに、アクセス・ポイント210および/または局220は、任意の数のアンテナを用いてシステム200内で通信することができる。
1つの局面によれば、システム200は、例えばEDCAのようなコンテンション・ベースのチャネル・アクセス・モードを使用して動作することができる。この場合、システム200におけるアクセス・ポイント210および/またはその他のデバイスは、CSMA原理に基づいて、通信リソースを取得する。この目的のため、限定しない例によれば、図2A乃至図2Bでは、アクセス・ポイント210が、複数の局220のためにTXOPを確立し、TXOP中に、これら局のおのおのと通信するために、アクセス・ポイント210によってサービス提供される複数の局220との間でのRTS/CTSフレーム交換を用いるメカニズムが例示される。本明細書で示され、当該技術で一般的であるように、アクセス・ポイント210によってサービス提供される局220のセットは、アクセス・ポイント210の基地局サービス・セット(BSS)と称される。
一例において、アクセス・ポイント210は、図2Aに例示するように、TXOP内の初期フレームとしてCTS−to−selfフレーム230を通信することによって、TXOPを確立することができる。CTS−to−selfフレーム230は、例えば、このフレームの送信機アドレス(TA)フィールドと受信者アドレス(RA)フィールドとの両方において、アクセス・ポイント210の媒体アクセス制御(MAC)アドレスを指定するCTSフレームを送信することによって通信される。さらに、アクセス・ポイント210は、所望のTXOP持続時間212を決定し、この情報を、CTS−to−selfフレーム230の持続時間フィールドで通信する。一例において、アクセス・ポイント210は、システム200内の局220のためのペンディングの任意のデータ・フレーム、および、局220からのそれぞれの応答を送信するために必要な時間をカバーするのに十分な期間を決定することによって、TXOP持続時間212を決定することができる。あるいは、アクセス・ポイント210は、どの通信が実行されるかに基づいて、所与のアクセス・クラスのために、TXOPについて許容される最大持続時間にTXOP持続時間212を設定することができる。さらに、アクセス・ポイント210は、おのおのがCTS−to−selfフレーム230で特定されるそれぞれの送信クラスに対応する複数のTXOP持続時間212を決定することができる。
別の例では、アクセス・ポイント210のBSSにおけるおのおのの局220は、アクセス・ポイント210からCTS−to−selfフレーム230を受信すると、アクセス・ポイント210によって決定され、CTS−to−selfフレーム230内に組み込まれたTXOP持続時間212に基づいてNAV222を設定する。さらに、おのおのの局220はまた、CTS−to−selfフレーム230のRAフィールドおよび/またはTAフィールドから、アクセス・ポイント210のMACアドレスを取得し、このアドレスを、現在のTXOPホルダ・アドレス224として保存する。
図2Aによって例示される初期通信後、アクセス・ポイント210は、図2Bに例示するように、RTSフレーム240を個々の局220へ送ることができる。従来、CTSフレームは、TXOP中に実行されている進行中の送信に割り込むので、TXOP中にアクセス・ポイントが通信している局は、CTSフレームを用いてTXOP中に送られたRTSフレームに対して応答しないように構成されている。しかしながら、アクセス・ポイントが、局への送信のためにビームフォーミングを使用するように構成されている場合、アクセス・ポイントは、局のための送信を効率的に構築するために、局から、例えばレート・フィードバックやサウンドのようなチャネル情報フィードバックを要求することができる。局が、TXOP中にRTSフレームに対して決して応答しないように構成されている場合、
アクセス・ポイントは、RTSフレームで、フードバックを求める要求を送ることができず、もって、フィードバックが得られるメカニズムは何もない。従来のネットワーク動作のこの欠点を克服するために、局220は、以下に示すようにTXOPのホルダによって送られたRTSフレーム240に応答することができる。一例では、TXOP中に、RTSフレーム240が局220によって受信されると、局220は、RTSフレーム240のTAフィールドを確認して、RTSフレーム240を送ったデバイスのアドレスを決定することができる。局220は、その後、RTSフレーム240を送ったデバイスのアドレスを、局220によって保存されたTXOPホルダ・アドレス224と照合する。これらアドレスが一致しない場合、局は、このRTSフレーム240を無視することができる。一方、アドレスが一致する場合、局は、Short Inter Frame Spacing(SIFS)期間後、CTSフレーム250を用いて、RTSフレーム240に応答することができる。一例では、CTSフレーム250は、NAV222に関係なく、NAV222をリセットすることなく、局220によって送られる。
一例では、アクセス・ポイント210によって送信されたRTSフレーム240は、RTSフレーム240の目標局220からフィードバックを求める要求を含む。これを受けて、目標局220によって送信されたCTSフレーム250は、所望のフィードバックを含むことができる。その結果、アクセス・ポイント210は、図2Bに例示するRTS/CTS交換後に、目標局220のためにデータ・フレームを送信する。任意のフィードバック、および/または、RTS/CTS交換から得られる例えばサウンドおよびレート・フィードバックのようなその他の情報が、送信のために、アクセス・ポイント210によって使用されうる。1つの局面によれば、図2Bに例示するようなRTS/CTS交換や、データ送信は、アクセス・ポイント210によって確立されたTXOPがリセットされるか、あるいは終了するまで継続する。一例において、局220は、それぞれのNAV222をチェックすることによって、TXOPがいつリセットされたか、または終了したかを判定することができる。例えば、局220においてNAV222がリセットされるか、あるいは0(ゼロ)までカウント・ダウンされると、局220は、現在のTXOPがもはやアクティブではなく、そのTXOPホルダ・アドレス224をリセットできると判定する。TXOPの終了後、局220において、それぞれのTXOPホルダ・アドレス224がリセットされるので、TXOPを保持するアクセス・ポイント210によって送られたRTSに対して応答しないであろうことが認識されるべきである。
図2Cは、図2Aおよび図2Bによって例示されるように、TXOP中に、アクセス・ポイントによって送信および受信される送信の時間ライン202の一例を示す。時間ライン202によって例示されるように、TXOPは、アクセス・ポイントのBSS内の基地局へ送られたCTS−to−selfフレーム230で始まる。次に、アクセス・ポイントは、局においてどのデータ送信が実行されているかに基づいて、様々な局と、RTSフレーム240およびCTSフレーム250を交換することができる。
図3A乃至図3Cは、送信機会中に、複数の局320と通信するための別の例のシステム300の動作を例示する。図3A乃至図3Bに例示するように、システム300は、システム200と同様に、アクセス・ポイント310および複数の局320を含みうる。1つのアクセス・ポイント310と2つの局320とがシステム300で例示されているが、システム300は、任意の数のアクセス・ポイント310および/または局320を含みうることが認識されるべきである。さらに、アクセス・ポイント310および/または局320は、任意の数のアンテナを用いて、システム300内で通信することができる。システム300はまた、システム200と同様な方法で、例えばEDCAのようなコンテンション・ベースのチャネル・アクセスを用いても動作することができる。
1つの局面によれば、アクセス・ポイント310は、図3Aに例示するように、1または複数の局320とRTS/CTS交換を行うことによって、TXOPを確立することができる。より具体的には、アクセス・ポイント310は、1または複数の局320へRTSフレーム330を送信し、それに応答して、局320は、CTSフレーム335を用いて応答することができる。アクセス・ポイント310が初期RTSフレーム330を送信する局320の数および/またはアイデンティティは、任意の十分な方法によって、アクセス・ポイント310によって決定されうることが認識されるべきである。一例では、アクセス・ポイント310によって送信されるRTSフレーム330、および/または、RTSフレーム330に応答して局320によって送信されるCTSフレームは、アクセス・ポイント310によって決定された現在のTXOPの間、TXOP持続時間312に関する情報を搬送することができる。アクセス・ポイント310は、例えば、アクセス・ポイント210と類似の方法で、TXOP持続時間312を決定することができる。さらに、および/または、その代わりに、RTSフレーム330および/またはCTSフレーム335は、TXOP中に利用されるべき複数の送信クラスを指定することができる。これによって、おのおのが、指定されたTXOP持続時間312を有することができる。
一例において、初期RTSフレーム330が通信されないアクセス・ポイント310のBSS内のおのおのの局320は、アクセス・ポイント310のBSS内に他の局320を含む初期RTS/CTS交換を検出するように構成されうる。そのような交換を検出すると、局320は、検出されたRTSフレーム330および/またはCTSフレーム335に組み込まれたTXOP持続時間312に基づいてNAV322を設定する。さらに、おのおのの局320は、アクセス・ポイント310によって送信されたRTSフレーム330のTAフィールドから、および/または、RTSフレーム330に応答してRTSフレーム330が向けられた局320によって送信されたCTSフレーム335のRAフィールドから、アクセス・ポイント310のMACアドレスを取得する。その後、アクセス・ポイント310のMACアドレスは、局320によって、現在のTXOPホルダ・アドレス324として保存される。
1つの局面によれば、図3Aに例示するように、1または複数の局320とのRTS/CTS交換を用いてTXOPを初期化した後、アクセス・ポイント310は、図3Bに例示するように、BSS内の様々な局320への送信を調整および実行する。具体的な例によれば、アクセス・ポイント310が、送信機会中に、局320への送信を調整し実行する手続は、図2Bに関して記述されたように、システム200で利用される手続に類似しうる。例えば、アクセス・ポイント310は、データが送信されるべき局320へと、RTS340を通信することができる。RTSフレーム340を受信すると、目標局320は、RTSフレーム340を送信したデバイスのアドレスを判定するために、RTSフレーム340のTAフィールドをチェックすることができる。このアドレスが、局320によって保存されたTXOPホルダ・アドレス324と一致しない場合、局320は、RTSフレーム340に応答しないことを選択する。一方、アドレスが一致すると判定されると、局320は、SIFS期間後、CTSフレーム350を用いてRTSフレーム340に応答することができる。CTSフレーム350は、例えば、保存されたNAV322に関係なく、保存されたNAV322をリセットすることなく、局320によって送られうる。RTSフレーム340はさらに、それぞれの目標局320からの、サウンド、レート・フィードバック、および/または、その他のフィードバックまたは情報に対する要求を含むことができる。したがって、それぞれのRTSフレーム340に応答して通信されたCTSフレーム350は、要求された任意のフィードバックおよび/または情報を含みうる。局320からのCTSフレーム350から受け取ったフィードバックおよび/または情報は、その後、局320への次のデータ送信中に、アクセス・ポイント310によって使用されうる。
さらに、システム200と同様に、システム300におけるデータ送信およびRTS/CTS交換は、図3Bによって例示されるように、アクセス・ポイント310によって保持されるTXOPがリセットされるか、あるいは終了するまで継続する。現在のTXOPがリセットされたか、あるいは終了したものと局320が判定すると、局320は、格納しているTXOPホルダ・アドレス324をリセットすることができる。その結果、局320は、アクセス・ポイント310によって局320へ送られたどのRTSフレーム340に対しても応答しないだろう。
図3Cは、図3A乃至図3Bによって例示されるように、TXOP中にアクセス・ポイントによって送信および受信された送信の時間ライン302の例を示す。時間ライン302から観察されるように、TXOPは、RTSフレーム330とCTSフレーム335との初期交換によって、アクセス・ポイントのBSS内の1または複数の局に対して確立される。TXOPが確立された後、アクセス・ポイントは、確立されたTXOP中に、これら局とのデータ送信を実行するために、アクセス・ポイントのBSS内の様々な端末と、RTSフレーム340およびCTSフレーム350を交換することができる。
図4は、様々な局面にしたがい、送信機会中に、アクセス・ポイント420および1または複数の局430と通信するシステム400のブロック図である。システム400は、例えば、送信局410、1または複数のアクセス・ポイント420、および1または複数のダイレクト・リンク・セットアップ(DLS)局430を含みうる。図4には1つのアクセス・ポイント420と1つのDLS局430しか示されていないが、システム400は、任意の数のアクセス・ポイント420および/またはDLS局430を含みうることが認識されるべきである。
1つの局面によれば、局410は、システム200および300によって例示されるものと類似した技術を用いて、1または複数のアクセス・ポイント420および/またはDLS局430と通信するためのTXOPを確立しうる。一例において、システム400は、例えばEDCAのようなコンテンション・ベースのチャネル・アクセス・モードを使用して動作しうる。そのようなシステムでは、局410は、単一のTXOP中に、複数の局へデータを通信することを所望しうる。例えば、システム400に例示するように、送信局410は、アクセス・ポイント420へ送信するためのデータと、DLSおよび/またはその他の適切なピア・トゥ・ピア送信技術によって、他の局430へ直接送信するためのデータとの両方を有しうる。さらに、送信局410は、単一のTXOPで、これら両局へ送信することを所望しうる。この目的を達成するために、送信局410は、複数の局への効率的な送信のために、システム200およびシステム300で例示されるものと類似のメカニズムを利用しうる。
図4に例示するように、送信局410は、アクセス・ポイント420とRTS/CTS交換を実行することによって、TXOPを確立しうる。あるいは、送信局410は、アクセス・ポイント420に加えて、あるいはアクセス・ポイント420の代わりに、DLS局430、および/または、システム400内のその他任意の適切なデバイスとの初期RTS/CTS交換を実行しうることが認識されるべきである。システム400で例示された初期RTS/CTS交換を実行するために、送信局410は、アクセス・ポイント420、および/または、1または複数のその他の局へと、初期RTSフレーム440を送信しうる。これに応答して、アクセス・ポイント420および/またはその他の局は、CTSフレーム445で応答しうる。
一例において、送信局410によって送信されたRTSフレーム440、および/または、RTSフレーム440に応答してアクセス・ポイント420によって送信されたCTSフレーム445は、TXOP持続時間412に関する情報を伝送しうる。TXOP持続時間412は、送信局410によって設定されうる。あるいは、その代わりに、TXOP持続時間412は、アクセス・ポイント420によって設定されうる。例えば、送信局410によって送信された初期RTSフレーム440は、TXOPを求める要求を表すことができ、アクセス・ポイント420は、TXOP持続時間412を含むCTSフレーム445をもって、この要求に応答しうる。
初期RTS/CTSフレーム交換後、アクセス・ポイント420は、TXOP持続時間412に基づいて、NAV422を設定しうる。アクセス・ポイント420はまた、送信局410のMACアドレスに基づいて、TXOPホルダ・アドレス424を設定しうる。さらに、送信局410ではなく、アクセス・ポイント420のBSS内のおのおのの局430が、アクセス・ポイント420を含む所期RTS/CTS交換を検出するように構成されうる。そのような交換を検出すると、局430はまた、アクセス・ポイント420と類似の方式で、そのNAV432と、TXOPホルダ・アドレス434とを設定しうる。アクセス・ポイント420によって通信されたCTSフレームを検出するように局430を設定することによって、アクセス・ポイント420のBSS内の幾つかの局430が、共通の有効範囲領域内に位置するにも関わらず、送信局410からの送信を検出することができないという、潜在的な隠れノード問題が取り除かれることが認識されるべきである。
図4に示すような送信局410によるTXOP初期化が成功した後、送信局410は、前述したようなシステム200およびシステム300に関連して記述したものと同様に、システム400内の個々のデバイスとのデータ送信およびRTS/CTS交換を実行する。さらに、図4には示していないが、送信局410は、その代わりに、アクセス・ポイント420および/またはDLS局430へCTS−to−selfフレームを送信することによって、TXOPを確立しうることがさらに認識されるべきである。送信局410が、TXOPの初期化のためにCTS−to−selfフレームを利用する技術は、図2A乃至図2Cに関して以前に記述されたものに類似している。
図5は、無線通信システムにおいて、送信機会中のアクセス・ポイントと複数の局との間の通信を例示する図解500である。さらに詳しくは、図解500は、コンテンション・ベースのチャネル・アクセスを利用するシステムにおいて、TXOP中に、図解500においてSTA−AおよびSTA−Bと示される2つの端末との通信のためにアクセス・ポイント(AP)によってCTS−to−selfメッセージが使用される典型的な使用法のシナリオを例示する。時間502において、APは、チャネル・アクセスのためのコンテンションを勝ち取り、CTS−to−selfメッセージをSTA−AおよびSTA−Bに送信することによって、TXOPを確立する。時間504において、STA−AおよびSTA−Bは、時間502において送信されたCTS−to−selfメッセージに基づいて、それぞれのNAVを更新し、APのMACアドレスを、TXOPホルダ・アドレスとして格納する。
その後、APは、時間506において、サウンドおよびレート・フィードバック要求を備えたRTSメッセージをSTA−Aへ送る。その後、STA−Aは、時間506において送信されたRTSメッセージのTAアドレスと、格納されたTXOPホルダ・アドレスとのアドレス・マッチングを行う。これらのアドレスが一致する場合、STA−Aは、SIFS時間後の時間508において、CTSメッセージをAPへ送り返す。CTSメッセージは、RTSメッセージで要求されたサウンドおよびレート・フィードバックを含みうる。時間506乃至508におけるRTS/CTS交換に基づいて、APおよびSTA−Aは、時間510においてデータを交換する。時間506乃至508におけるRTS/CTS交換から得られるステアリング・ベクトルおよび/またはレート情報は、データ通信において使用されうる。
次に、時間512において、APは、サウンドおよびレート・フィードバック要求を備えたRTSメッセージをSTA−Bへ送る。その後、STA−Bは、RTSメッセージのTAアドレスと、格納されたTXOPホルダ・アドレスとを比較することができる。これらのアドレスが一致する場合、STA−Bは、SIFS時間後の時間514において、CTSメッセージをAPに送り返す。CTSメッセージは、RTSメッセージで要求されたサウンドおよびレート・フィードバックを含みうる。時間512乃至514におけるRTS/CTS交換に基づいて、APおよびSTA−Aは、時間516においてデータを交換することができる。時間512乃至514におけるRTS/CTS交換から得られるステアリング・ベクトルおよび/またはレート情報が、データ通信において使用されうる。
図6乃至図7に示すように、送信機会中に、複数の局への送信を実行する方法が例示される。これら方法は、説明を簡単にする目的で、一連の動作として図示および説明されているが、1または複数の局面によれば、幾つかの動作は、本明細書で図示され説明されたものとは異なる順番で、および/または、他の動作と同時に生じうるので、これら方法は、この動作順によって制限されないことが理解され認識されるべきである。例えば、当業者であれば、方法は、例えば状態図のような一連の相互関連する状態またはイベントとして表されうることを理解し認識するであろう。さらに、例示される全ての動作が、1または複数の局面にしたがう方法を実現するために必要とされる訳ではない。
図6に示すように、無線通信システム(例えば、システム100)における通信のために、複数のユーザ(例えば、局112乃至116)に割当を行うための方法600が例示されている。方法600は、例えば、アクセス・ポイント(例えば、アクセス・ポイント110)、局(例えば、局112、114、および/または、116)、および/または、その他任意の適切なネットワーク・エンティティによって実行されうることが認識されるべきである。
1つの局面によれば、方法600は、無線通信システム内の複数のユーザとの通信のためにTXOPを確立することによって開始される。図6に例示するように、TXOPは、ブロック602に示されるように、あるいは、ブロック604乃至606に示されるようにして構築されうる。したがって、1つの例では、方法600は、ブロック602で始まり、ここで、CTS−to−selfフレーム(例えば、CTS−to−selfフレーム230)が、所望の送信インタバル(例えば、TXOP持続時間212)を指定する。一例において、CTS−to−selfフレームは、ブロック602において、CTSフレームの送信機アドレス(TA)フィールドと受信者アドレス(RA)フィールドとの両方において方法600を実行するエンティティのMACアドレスを指定するCTSフレームを送信することによって通信される。このようにしてCTS−to−selfフレームを送信することによって、方法600を実行するエンティティは、このエンティティが動作するシステム内でTXOPを一方的に確立することができる。他の例では、システム200およびシステム300に関して上述したものと類似した方法で、所望される送信インタバルが決定され、CTS−to−selfフレーム内に埋め込まれる。さらに、および/または、その代わりに、CTS−to−selfフレームは、おのおのが自分自身の送信インタバルを有することができる複数の送信クラスを指定することができる。指定されたインタバル、および/または、ブロック602において送信されたCTS−to−selfフレーム内に埋め込まれたその他の情報に基づいて、方法600が実行されるシステムにおける他のエンティティは、それぞれのNAV(例えば、NAV222)、TXOPホルダ・アドレス(例えば、TXOPホルダ・アドレス224)、および/または、TXOPを用いるシステムにおける通信を容易にするためのその他の適切な属性を設定することができる。
あるいは、方法600は、ブロック604において例示したようなTXOPを確立することによって開始される。ブロック604では、所望の送信インタバルを指定するRTSフレーム(例えば、RTSフレーム330)が、第1のネットワーク・デバイスへ送信される。そして、ブロック6060では、この第1のネットワーク・デバイスからの応答で、CTSフレームが受信される。1つの局面によれば、第1のネットワーク・デバイスは、ブロック604乃至606において実行されるRTS/CTS交換に直接基づいて、TXOPを用いて通信するように構成されうる。さらに、このシステムにおける他のデバイスは、ブロック604において通信されたRTSフレーム、および/または、ブロック606において通信されたCTSフレームを検出し、TXOP中の通信のために、検出されたフレーム内の情報を用いるように構成されうる。一例では、ブロック602においてCTS−to−selfフレームについて説明したものと類似の方法で、所望の送信インタバルが決定され、ブロック604において送信されたRTSフレームに埋め込まれる。あるいは、ブロック604において送信されたRTSフレームは、送信インタバルのないTXOP初期化に対する要求を含み、送信インタバルが、第1のネットワーク・デバイスによって決定され、ブロック606において、方法600を実行するエンティティへ、CTSフレームで返される。代案として、ブロック602乃至604において、それぞれの送信クラスのために、複数の送信インタバルが指定されうる。
ブロック602および/またはブロック604乃至606において例示されるようなTXOP初期化の後、方法600を実行するデバイスは、1または複数の他のデバイスと通信するために、新たに確立されたTXOPを利用しうる。したがって、ブロック602および/またはブロック604乃至606において説明した動作を完了すると、方法600は、ブロック608に進み、RTSフレーム(例えば、RTSフレーム240または340)が、第2のネットワーク・デバイスへ送信される。ブロック604乃至606は、「第1のネットワーク・デバイス」を称し、ブロック608は、「第2のネットワーク・デバイス」を称しているが、必ずしも異なるネットワーク・デバイスが要求される訳ではなく、ブロック604乃至606およびブロック608における通信は、同じネットワーク・デバイスを用いて実行されうることが認識されるべきである。一例では、ブロック608において送信されたRTSフレームは、第2のネットワーク・デバイスへのデータの次の通信を初期化するために使用されうる。例えば、RTSフレームは、方法600を実行するデバイスが、第2のデバイスへの送信品質を改善できるようにするために、サウンド、レート・フィードバック、および/または、その他のフィードバックまたは情報を求める要求を含みうる。例によれば、RTSフレームに含まれる要求に応答して第2のネットワーク・デバイスから受信した情報は、方法600を実行するデバイスが、第2のネットワーク・デバイスへデータを送信する際にビームフォーミングを適用することを可能にする。
ブロック608に例示するようにRTSフレームを第2のネットワーク・デバイスへ送信した後、ブロック610において、それに応答するCTSフレームが、第2のネットワーク・デバイスから受信されうる。ブロック608において送信されたRTSフレームが、情報に対する要求を含む場合、ブロック610で受信されたCTSフレームは、この要求された情報を含むことができる。ブロック608乃至610に記述したRTS/CTS交換が正しく実行されると、方法600を実行しているデバイスは、オプションとして、ブロック612において、第2のネットワーク・デバイスへデータを送ることができる。一例において、第2のネットワーク・デバイスからの、ブロック610および/またはその他任意の適切な時間において受信されたCTSフレームから取得された任意のフィードバックまたはその他の情報は、ブロック612においてデータ送信を実行する際に利用されうる。
1つの局面によれば、方法600は、単一のTXOPを用いて、複数のネットワーク・デバイスへの送信の調整および実行を行うために利用されうることが認識されるべきである。したがって、ブロック604またはブロック606において例示するように、TXOPが確立されると、ブロック608乃至612に示す動作は、TXOPがリセットされるかあるいは終了するまで、TXOP中で、複数のネットワーク・デバイスのために反復することが認識されるべきである。
図7A乃至図7Bは、無線通信システムにおける通信のための送信機会に関連するインタバルを決定するための方法700を例示する。方法700は、例えば、アクセス・ポイント、局、および/または、無線通信システムにおけるその他任意の適切なエンティティによって実行されうることが認識されるべきである。1つの局面によれば、方法700は、TXOPが確立されたことを検出し、かつ、TXOPに関連するTXOPホルダ・アドレスおよび持続時間を決定することによって開始される。これら目的を達成するために、方法700は、様々な手法で開始されうる。したがって、方法700を開始するために適用されうる技術の限定しない例が、図7Aに例示されている。
まず、方法700は、ブロック710に示すように開始され、方法700を実行しているエンティティが動作するネットワーク内のデバイスからCTS−to−selfフレームが受信される。このCTS−to−selfフレームから、方法700を実行しているエンティティは、TXOPが確立されたことを推論することができる。さらに、ブロック710で受信されたCTS−to−selfフレームは、1または複数の送信クラス、および/または、そのホルダのアドレスに関し、TXOPの持続時間を指定するTXOPインタバルのようなTXOPに関連する情報を含みうる。次に、ブロック712では、方法700を実行するエンティティが、CTS−to−selfフレームにおいて指定されたTXOPインタバルに基づいて、NAVを更新することができる。その後、ブロック714では、方法700を実行するエンティティが、ブロック710で受信されたCTS−to−selfフレームに基づいてTXOPホルダ・アドレスを設定する。一例では、CTS−to−selfフレームがTXOPホルダによって送られ、このフレーム内のRAフィールドとTAフィールドの両方におけるTXOPホルダのMACアドレスを識別することができる。その結果、TXOPホルダ・アドレスは、ブロック714において、CTS−to−selfフレームのRAフィールドおよび/またはTAフィールドで提供されたMACアドレスとして設定されうる。ブロック714に記載された動作を完了すると、方法700は、図7Bに示すブロック740に進む。
別の例として、方法700は、ブロック720に示されるように開始され、RTSフレームが、ネットワーク・デバイスから受信される。一例では、RTSフレームが、方法700を実行しているエンティティに送られ、その結果、方法700を実行しているエンティティは、ブロック722において、応答するCTSフレームを、ブロック720においてRTSフレームを送信したデバイスへ送信することができる。一例において、方法700を実行するエンティティは、ブロック720において受信したRTSフレームから、TXOPが確立されたことを推論することができる。その結果、エンティティのNAVは、指定されたTXOPインタバルに基づいて、ブロック724において設定されうる。一例において、TXOPインタバルは、TXOPホルダによって決定され、ブロック720において受信されたRTSフレーム内で指定される。あるいは、TXOPインタバルは、方法700を実行しているエンティティによって決定され、ブロック722において送信されたCTSフレーム内のTXOPホルダに提供される。次に、ブロック726では、TXOPホルダ・アドレスが、たとえば、RTSフレームのTAフィールドで提供されたMACアドレスを識別することによって、ブロック720においてRTSフレームを送信したデバイスのMACアドレスに設定されうる。ブロック726に記載した動作を完了すると、方法700を実行しているエンティティは、TXOPを用いた通信のために正しく設定される。したがって、方法700は、図7Bに例示されるブロック740に進むことができる。
図7Aにさらに示すように、方法700は、ネットワーク・デバイス間のRTS/CTSフレーム交換が検出されるブロック730でも開始されうる。1つの局面によれば、ブロック730では、RTSフレームを検出することによって、あるいはRTSフレームに応答して送信されたCTSフレームを検出することによって、フレーム交換が検出される。ブロック730に記載したように、RTS/CTSフレーム交換を検出することによって、方法700を実行しているエンティティは、RTSフレームとCTSフレームとの何れもがエンティティに向けられていない場合であっても、そのような交換が、方法700を実行しているエンティティが動作するシステム内でTXOPを確立するために使用されていると判定することができる。ブロック730において、RTS/CTSフレーム交換が検出されると、方法700は、ブロック732に進み、方法700を実行しているエンティティのNAVが、ブロック730で検出されたRTS/CTSフレーム交換中に指定されたTXOPインタバルに基づいて設定される。次に、ブロック734において、ブロック730で検出されたRTS/CTSフレーム交換に基づいて、TXOPホルダ・アドレスが設定される。ブロック720乃至726に関して記述したように、TXOPは、TXOPホルダがRTSフレームを送信し、その返信として、ネットワーク・エンティティからCTSフレームを受信する場合に確立されうる。したがって、TXOPホルダ・アドレスは、ブロック734において、ブロック730において検出されたCTSフレームのRAフィールド、あるいは、RTSフレームのTAフィールドの何れかを用いて設定されうる。方法700は、その後、図7Bに例示するようにブロック740へ進む。
図7Bに示すように、ブロック714、726、または734に記述した動作が完了すると、方法700は、ブロック740に進み、RTSフレームの検出を試みる。その後、ブロック742において、RTSフレームが受信されたかが判定される。RTSフレームが受信されたと判定された場合、方法700は、以下に詳述するようにブロック750へ進む。反対に、RTSフレームが受信されていないと判定されると、方法700はブロック744へ進み、RTSフレームのTAフィールドによって与えられるような、RTSフレームを送信したエンティティのアドレスが、ブロック714、726、および734において設定されたTXOPホルダ・アドレスと比較される。ブロック744においてRTSフレームのTAフィードが、TXOPホルダ・アドレスと一致すると判定された場合、方法700を実行しているエンティティは、このTXOPホルダが、RTSフレームを送信したものと推論することができる。したがって、方法700はブロック746に進み、方法700を実行しているエンティティのNAVをリセットすることなく、RTSフレームを送ったデバイス(例えば、TXOPホルダ)にCTSフレームが送り返される。一例において、ブロック742乃至744で検出されたRTSフレームは、方法700を実行しているエンティティからのフィードバックに対する要求を含むことができる。したがって、RTSフレームに応答してブロック746において送信されたCTSフレームは、RTSフレームで要求されたフィードバック、および/または、その他の適切なフィードバックを含みうる。方法700はその後ブロック748に進み、RTSフレームを送ったデバイスから、データ・フレームが受信される。ブロック748では、任意の数のデータ・フレームが受信されうるか、データ・フレームが全く受信されないことが認識されるべきである。さらに、ブロック746において、送信されたCTSフレームでフィードバックが与えられた場合、このフィードバックは、ブロック748において受信されたデータ・フレームの送信のために使用されうる。
ブロック748において、記述した動作を完了すると、方法700はブロック750に進む。さらに、ブロック744において、受信したRTSフレームが、TXOPホルダによって送信されていないと判定されると、RTSフレームが破棄され、方法700は、ブロック744からブロック750へ進むことができる。RTSフレームが受信されていないと判定されると、方法700はさらに、ブロック742からブロック750へ進む。ブロック750では、方法700を実行しているエンティティのNAVがリセットされたか、あるいは、ゼロに等しいと判定される。一つの局面によれば、NAVは、方法700を実行しているエンティティによって確立されたTXOPの持続時間を表す。したがって、NAVがリセットされているか、あるいはゼロに等しくなっていると判定することによって、方法700を実行しているエンティティは、現在のTXOPがリセットされたか終了したかを効果的に判定することができる。ブロック750において、肯定的な判定がなされると、方法700はブロック752において終了し、方法700を実行しているエンティティが、格納しているTXOPホルダ・アドレスをクリアする。肯定的な判定ではない場合、方法700は、ブロック740へ戻り、RTSフレームを検出することを試みる。
図8に示すように、本明細書に記載の1または複数の実施形態が動作する無線通信システム800を例示するブロック図が提供される。一例において、システム800は、局120および局122を含む複数入力複数出力(MIMO)システムである。ここで、局120は、複数(T個)のアンテナを備え、局122は、複数(R個)のアンテナを備えている。しかしながら、局120および/または局122はまた、例えば、複数の送信アンテナが、1つのアンテナ・デバイスへ1または複数のシンボル・ストリームを送信することができる複数入力単数出力システムに適用されうることが認識されるべきである。さらに、本明細書に記載の局120および/または局122の局面は、単一の入力アンテナ・システムへの単一の出力に関連して適用されうることが認識されるべきである。さらに、システム800に例示するおのおののアンテナは、物理的なアンテナであるか、あるいは、アンテナ・アレイでありうることが認識されるべきである。
一例では、局120において、送信(TX)データ・プロセッサ814が、データ・ソース812からトラフィック・データを、および/または、コントローラ/プロセッサ830からその他のデータを受信することができる。一例において、TXデータ・プロセッサ814は、このデータを処理(例えば、フォーマット、符合化、インタレース、およびシンボル・マップ)して、データ・シンボルを生成することができる。TX空間プロセッサ816は、このデータ・シンボルを用いてパイロット・シンボルを多重化し、この多重化されたデータ・シンボルおよびパイロット・シンボルについて送信機空間処理を実行し、最大T個の出力シンボル・ストリームを、最大T個のトランシーバ(TXTR)818a乃至818tへ提供する。おのおののトランシーバ818は、出力シンボル・ストリームを処理(例えば、変調、アナログ変換、フィルタ、増幅、およびアップコンバート)し、変調信号を生成する。トランシーバ818a乃至818tからの最大T個の変調信号は、その後、アンテナ120a乃至120tからそれぞれ送信されうる。
一つの局面によれば、局122において、R個のアンテナ852a乃至852rが、局120からの変調信号を受信する。おのおののアンテナ852はその後、受信した信号を、それぞれのトランシーバ(RCVR)854へ提供する。おのおののトランシーバ854は、この受信した信号を処理(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、デジタル化、および復調)して、受信シンボルを提供する。受信(RX)空間プロセッサ856はその後、受信シンボルに関する検出を実行し、データ・シンボル推定値を提供する。RXデータ・プロセッサ858はさらに、このデータ・シンボル推定値を処理(例えば、逆インタリーブおよび復号)し、復号されたデータをデータ・シンク860へ提供する。
別の局面によれば、局122から局120への送信はまた、TXデータ・プロセッサ864において、まず、データ・ソース862からのトラフィック・データと、コントローラ870からのその他のデータとを処理することによって実行されうる。処理されたデータは、パイロット・シンボルを用いて多重化され、TX空間プロセッサ866によって空間処理され、さらに、最大R個のトランシーバ854a乃至854rによって処理される。これによって、アンテナ852a乃至852rを経由して送信される最大R個の変調信号が生成される。局120では、局122からの変調信号が、T個のアンテナ120a乃至120tによって受信され、最大T個のトランシーバ818a乃至818tによって処理され、RX空間プロセッサ822によって空間処理され、さらに、RXデータ・プロセッサ824によって処理されて、局122によって送られたデータが復元される。復元されたデータは、その後、データ・シンク826へ提供される。
一例において、局120におけるコントローラ/プロセッサ830、および、局122におけるコントローラ/プロセッサ870は、それぞれのシステムにおいて動作を指示する。さらに、局120におけるメモリ832と、局122におけるメモリ872とは、コントローラ/プロセッサ830、870それぞれによって使用されるプログラム・コードおよびデータのためのストレージを提供することができる。
図9は、本明細書に記載された様々な局面にしたがって、送信機会中に複数の端末904との通信を調整するシステム900のブロック図である。一例では、システム900は、基地局またはアクセス・ポイント902を含んでいる。例示するように、アクセス・ポイント902は、1または複数の受信(Rx)アンテナ906を経由して1または複数のアクセス端末904からの信号を受信し、1または複数の送信(Tx)アンテナ908を経由して1または複数のアクセス端末904へ送信する。したがって、アクセス・ポイント902は、受信アンテナ906から情報を受信する受信機910を備えうる。一例では、受信機910は、受信した情報を復調する復調器(Demod)912と動作可能に関連付けられうる。復調されたシンボルはその後、プロセッサ914によって分析されうる。プロセッサ914は、メモリ916に接続されうる。メモリ916は、コード・クラスタに関連する情報、アクセス端末割り当て、それに関するルックアップ・テーブル、ユニークなスクランブリング・シーケンス、および/または、その他の適切なタイプの情報を格納しうる。一例において、アクセス・ポイント902は、方法600、700および/またはその他の適切な方法を実行するためにプロセッサ914を適用することができる。アクセス・ポイント902はまた、送信機920によって送信アンテナ908を介して1または複数のアクセス端末904へ送信されるための信号を多重化する変調器918を含むことができる。
図10は、様々な局面にしたがって、送信機会中に、1または複数の基地局1008および/または端末1006との通信を容易にするシステム1000のブロック図である。一例では、システム1000は、端末または局1002を含んでいる。例示するように、端末1002は、1または複数のアクセス・ポイント1004および/または端末1006から信号を受信し、アンテナ1008を経由して、1または複数のアクセス・ポイント1004および/または端末1006へ送信することができる。さらに、端末1002は、アンテナ1008から情報を受信する受信機1010を備えうる。一例では、受信機1010は、受信情報を復調する復調器(Demod)1012と動作可能に関連付けられうる。復調されたシンボルは、その後、プロセッサ1014によって分析されうる。プロセッサ1014は、メモリ1016に接続されうる。メモリ1016は、端末1002に関連するプログラム・コードおよび/またはデータを格納することができる。さらに、端末1002は、方法600、700、および/またはその他の適切な方法を実行するプロセッサ1014を適用することができる。端末1002はまた、アンテナ1008を経由して送信機1020によって1または複数のアクセス・ポイント1004および/または端末1006へ送信するための信号を多重化する変調器1018を含みうる。
図11は、送信機会の開始と、送信機会中における複数のデバイス(例えば、ネットワーク100内のアクセス・ポイント110および/または局112乃至116)との通信とを容易にする装置1100を例示する。装置1100は、プロセッサ、ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されていることが認識されるべきである。装置1100は、アクセス・ポイント(例えば、アクセス・ポイント110)、ユーザ局(例えば、局112乃至116)、および/またはその他の適切なネットワーク・エンティティにおいて実現されることができ、所望の持続時間を指定し、CTS−to−seflフレームまたはRTS/CTS交換を用いて送信機関を確立するためのモジュール1102と、フィードバックに対する要求とともに、デバイスへRTSフレームを通信するためのモジュール1104と、要求されたフィードバックを含むCTSフレームをそのデバイスから受信するモジュール1106と、CTSフレームで受信されたフィードバックに基づいて、そのデバイスへデータを通信するモジュール1108とを含みうる。
図12は、送信期間に関連する通信インタバルを決定することと、送信機会のホルダと通信することとを容易にする装置1200を例示する。装置1200は、プロセッサ、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせ(例えば、ファームウェア)によって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されていることが認識されるべきである。装置1200は、アクセス・ポイント、ユーザ局、および/または、その他の適切なネットワーク・エンティティ内で実現され、CTS−to−selfフレームまたはRTS/CTSフレーム交換から送信機会持続時間を取得するモジュール1202と、取得した送信機会持続時間に基づいて、ネットワーク・アロケーション・ベクトルを設定するモジュール1204と、CTS−to−selfフレームを送ったか、あるいは、RTS/CTSフレーム交換を開始したデバイスのアドレスへ、送信機会ホルダ・アドレスを設定するモジュール1206と、デバイスからRTSフレームを受信するモジュール1208と、CTSフレームを送信し、このデバイスのアドレスが、送信機会ホルダ・アドレスに一致すると判定されると、このデバイスからデータを受信するモジュール1210と、ネットワーク・アロケーション・ベクトルが終了またはリセットされた場合、送信機会ホルダ・アドレスをクリアするモジュール1212とを含むことができる。
本明細書に記載した局面は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれら任意の組み合わせによって実現されうることが理解されるべきである。これらシステムおよび/または方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラム・コードまたはコード・セグメントによって実現される場合、例えば記憶装置のような機械読取可能媒体内に格納されうる。コード・セグメントは、手順、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、あるいは、命令、データ構造、プログラムからなる任意の組み合わせを表しうる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ・コンテンツを引き渡したり、あるいは受信することによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアによって実現される場合、本明細書に記載の技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、関数等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内あるいはプロセッサ外に実装される。プロセッサ外に実装される場合、当該技術で周知の様々な手段によってプロセッサへ通信可能に接続されうる。
上述したものは、1または複数の局面の一例を含んでいる。もちろん、上述した局面を記述する目的のために、考えられる全ての構成要素または方法の組み合わせを記載することは不可能であるが、当業者であれば、様々な局面の多くの更なる組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識するであろう。したがって、記載した局面は、特許請求の範囲の精神およびスコープ内にあるそのような全ての変形、修正、および変更を含むことが意図されている。さらに、用語「含む」("includes")が、詳細説明または特許請求の範囲の何れかで用いられている限り、そのような用語は、用語「備える」("comprising")が、特許請求の範囲において遷移語として適用されている場合に解釈されるように、用語「備える」("comprising")と同様に包括的であることが意図されている。さらに、詳細説明または特許請求の範囲の何れかで使用されている用語「または」("or")は、「限定しないまたは」であることと意味される。

Claims (50)

  1. 送信機会中に、複数のユーザへの送信を調整し実行する方法であって、
    clear−to−sendフレームおよびrequest−to−sendフレームから構成されたグループから選択されたフレームを1または複数のユーザへ送信することを備え、
    前記フレームは、送信機を、送信機会のホルダとして確立し、送信インタバルと前記送信機のアドレスを備え、
    前記方法はさらに、
    前記送信インタバル中に、前記送信機のアドレスと第1のユーザのアドレスとを示すrequest−to−sendフレームを前記第1のユーザに送信することと、
    前記request−to−sendフレームに応答して、前記第1のユーザからclear−to−sendフレームを受信することと、
    前記第1のユーザにデータを送信することと、
    前記送信インタバル中に、前記送信機のアドレスと第2のユーザのアドレスとを示すrequest−to−frameを第2のユーザに送信することと、
    前記request−to−sendフレームに応答して、前記第2のユーザからclear−to−sendフレームを受信することと、
    前記第2のユーザにデータを送信することと
    を備える方法。
  2. 前記フレームを1または複数のユーザに送信することは、ソースである前記送信機のアドレスと、clear−to−sendフレームの受信機とを含むclear−to−sendフレームを、前記1または複数のユーザへ送信することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記フレームを1または複数のユーザに送信することは、
    request−to−sendフレームのソースとして前記送信機のアドレスを、request−to−sendフレームの受信機として前記ユーザのアドレスとを含むrequest−to−sendフレームを、前記1または複数のユーザのうちのユーザに送信することと、
    前記request−to−sendフレームに応答して、前記ユーザからclear−to−sendフレームを受信することと
    を備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザへ送信されたrequest−to−sendフレームは、送信インタバルに対する要求を含み、前記request−to−sendフレームに応答して前記ユーザから受信したclear−to−sendフレームは、送信インタバルを示す請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のユーザおよび前記第2のユーザへデータを送信するために必要とされる時間長さを決定することによって、前記送信インタバルを決定することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のユーザおよび前記第2のユーザへデータを送信するために使用される1または複数の送信クラスについて許容される送信インタバル長さを決定することによって、前記送信インタバルを決定することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のユーザおよび前記第2のユーザへ送信されるそれぞれのrequest−to−sendフレームは、前記第1のユーザおよび前記第2のユーザそれぞれからのフィードバックを求める要求を含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記それぞれのrequest−to−sendフレームに応答して、前記第1のユーザおよび前記第2のユーザから受信されたそれぞれのclear−to−sendフレームは、フィードバックに対するそれぞれの要求によって示されるフィードバックを含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記データは、前記第1のユーザおよび前記第2のユーザによってそれぞれ受信されたclear−to−sendフレームに含まれるフィードバックを用いて、前記第1のユーザおよび前記第2のユーザへそれぞれ送信される請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のユーザから受信されたclear−to−sendフレームに含まれるフィードバックに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のユーザへ送信されるデータへ、ビームフォーミングを適用することと、
    前記第2のユーザから受信されたclear−to−sendフレームに含まれるフィードバックに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のユーザへ送信されるデータへ、ビームフォーミングを適用することと
    を備える請求項8に記載の方法。
  11. 無線通信装置であって、
    前記無線通信装置のアドレスと、送信機会(TXOP)持続時間とに関するデータを格納するメモリと、
    celar−to−sendメッセージまたはrequest−to−sendメッセージのうち、前記無線通信装置のアドレスを備える少なくとも1つのメッセージを、1または複数の局へ送信し、前記無線通信装置のアドレスを示すそれぞれのrequest−to−sendメッセージをそれぞれの局へ送信し、前記それぞれの局から、それぞれのclear−to−sendメッセージを受信し、前記それぞれの局へデータを送信するように構成されたプロセッサと
    を備える無線通信装置。
  12. 前記プロセッサは、前記無線通信装置のアドレスと、前記TXOP持続時間とを備えるclear−to−send−to−selfメッセージを送信するように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  13. 前記プロセッサは、前記無線通信装置のアドレスと、前記TXOP持続時間とを備えるrequest−to−sendメッセージを第1の局へ送信し、前記request−to−sendメッセージに応答して、前記第1の局からclear−to−sendメッセージを受信するように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  14. 前記プロセッサは、前記無線通信装置のアドレスを備えるrequest−to−sendメッセージを第1の局へ送信し、前記request−to−sendメッセージに応答して、前記TXOP持続時間を備えるclear−to−sendメッセージを前記第1の局から受信するように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  15. 前記プロセッサはさらに、前記それぞれの局へのデータの送信のために要求される時間長さとして前記TXOP持続時間を決定するように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  16. 前記プロセッサはさらに、前記それぞれの局へデータを送信するために使用される1または複数の送信クラスについて許容される送信インタバル長さとして前記TXOP持続時間を決定するように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  17. 前記プロセッサはさらに、データが送信されるそれぞれの局へ送信されるべきrequest−to−sendメッセージの中に、フィードバックに対するそれぞれの要求を埋め込むように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  18. 前記プロセッサはさらに、前記それぞれのrequest−to−sendメッセージに埋め込まれたフィードバックに対する要求に応答して、前記それぞれの局から受信されたそれぞれのclear−to−sendメッセージにおけるフィードバックを特定するように構成された請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 前記プロセッサはさらに、前記それぞれのclear−to−sendメッセージで特定されたフィードバックを用いて、前記それぞれの局へデータを送信するように構成された請求項18に記載の無線通信装置。
  20. 前記プロセッサはさらに、前記それぞれのclear−to−sendメッセージに含まれるフィードバックに少なくとも部分的に基づいて、前記データを含む信号をビームフォーミングすることによって、前記それぞれの局へデータを送信するように構成された請求項18に記載の無線通信装置。
  21. データが送信されるべき前記局は、無線アクセス・ポイントを備える請求項11に記載の無線通信装置。
  22. データが送信されるべき前記局は、少なくとも1つの無線端末を備え、
    前記プロセッサは、ダイレクト・リンク・セットアップ(DLS)を用いて、前記無線端末へデータを送信するように構成された請求項11に記載の無線通信装置。
  23. 送信インタバル中における送信のために複数のユーザを割り当てることを容易にする装置であって、
    clear−to−sendメッセージおよびrequest−to−sendメッセージのうち、送信機アドレス、受信機アドレス、および送信インタバルの長さを含む1または複数のメッセージを、1または複数の局へ送信する手段と、
    データが送信されるべきそれぞれの局へ、request−to−sendメッセージを送信する手段と、
    前記request−to−sendメッセージに応答して、前記それぞれの局から、clear−to−sendメッセージを受信する手段と
    を備える装置。
  24. コンピュータ読取可能媒体であって、
    コンピュータに、通信インタバルを特定させるためのコードと、
    前記通信インタバル中に複数のユーザとの通信のための送信機会を確立するためのメッセージを、コンピュータに、前記複数のユーザのうちの1または複数のユーザへ送信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記通信インタバル中、前記複数のユーザのうちの第1のユーザへ、要求メッセージを通信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第1のユーザからの応答メッセージを受信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記通信インタバル中、前記複数のユーザのうちの第2のユーザへ、要求メッセージを通信させるためのコードと、
    コンピュータに、前記第2のユーザから応答メッセージを受信させるためのコードと
    を備えるコンピュータ読取可能媒体。
  25. 送信期間中に複数の局へ送信するためのコンピュータ実行可能な命令群を実行する集積回路であって、
    前記命令群は、
    少なくとも部分的に、送信機アドレスと前記送信期間の長さとを指定するメッセージを、前記複数の局のうちの1または複数の局へ送信することによって、送信機会を確立することと、
    前記複数の局のうちのそれぞれの局へrequest−to−sendメッセージを送信することと、
    前記request−to−sendメッセージに応答して、前記それぞれの局からclear−to−sendメッセージを受信することと、
    前記それぞれの局へデータを通信することと
    を備える集積回路。
  26. 無線通信システムにおいて通信を開始および実行するための方法であって、
    送信機会と前記送信機会の持続時間とを保持するエンティティのアドレスを示す1または複数のclear−to−sendフレームまたはrequest−to−sendフレームを検出することと、
    前記送信機会の持続時間に基づいて、ネットワーク・アロケーション・ベクトル(NAV)を設定することと、
    request−to−sendフレームを送信したエンティティのアドレスを示すrequest−to−sendフレームを受信することと、
    前記request−to−sendフレームを送信したエンティティのアドレスが、前記送信機機会を保持するエンティティのアドレスと同じであるかを判定することと、
    これらアドレスが同じであれば、前記request−to−sendフレームを送信したエンティティへclear−to−sendフレームを送信することと
    を備える方法。
  27. 前記1または複数のclear−to−sendフレームまたはrequest−to−sendフレームを検出することは、前記送信機会を保持するエンティティのアドレスを、前記clear-to−sendフレームの受信者として示す前記clear−to−sendフレームを検出することを備える請求項26に記載の方法。
  28. 前記1または複数のclear−to−sendフレームまたはrequest−to−sendフレームを検出することは、
    前記送信機会を保持するエンティティのアドレスを、前記request−to−sendフレームの送信機として示すrequest−to−sendフレームを検出することと、
    前記request−to−sendフレームに応答して、前記送信機会を保持するエンティティへclear−to−sendフレームを送信することと
    を備える請求項26に記載の方法。
  29. 前記1または複数のclear−to−sendフレームまたはrequest−to−sendフレームを検出することは、
    前記送信機会を保持するエンティティから目標局へ送信されたrequest−to−sendフレームと、
    前記目標局から前記送信機会を保持するエンティティへ送信されたclear−to−sendフレームと
    のうちの1または複数を検出することを備える請求項26に記載の方法。
  30. 前記request−to−sendフレームを送信したエンティティのアドレスが、前記送信機会を保持するエンティティのアドレスと同じである場合、前記NAVを更新することを回避することをさらに備える請求項26に記載の方法。
  31. 前記clear−to−sendフレームを送信することは、ほぼShort interframe spaceing(SIFS)期間後、前記clear−to−sendフレームを送信することを備える請求項26に記載の方法。
  32. 前記request−to−sendフレームを受信することは、前記受信したrequest−to−sendフレーム内に埋め込まれたフィードバックに対する要求を受信することを備える請求項26に記載の方法。
  33. 前記clear−to−sendフレームを送信することは、
    前記request−to−sendフレームで要求されるフィードバックを、clear−to−sendフレーム内に埋め込むことと、
    前記request−to−sendフレームを送信したエンティティのアドレスが、前記送信機会を保持するエンティティのアドレスと同じであれば、前記clear−to−sendフレームを送信することと
    を備える請求項32に記載の方法。
  34. 前記送信機会を保持するエンティティからデータを受信することをさらに備える請求項26に記載の方法。
  35. 前記request−to−sendフレームを受信することは、
    前記NAVがリセットされたか、終了したかを判定することと、
    前記NAVがリセットされたか、終了した場合、前記request−to−sendフレームを破棄することと
    を備える請求項26に記載の方法。
  36. 無線通信装置であって、
    送信機のアドレスおよびNAVに関連するデータを格納するメモリと、
    前記送信機のアドレスと、前記送信機によって利用されるべき1または複数の送信クラスと、前記送信クラスにそれぞれ対応する送信インタバルとを示す1または複数の初期メッセージを検出し、前記送信インタバルに基づいて前記NAVを設定し、次のrequest−to−sendメッセージを受信し、前記次のrequest−to−sendメッセージのソース・アドレスを、前記送信機のアドレスと比較し、前記次のrequest−to−sendメッセージのソース・アドレスが、前記送信機のアドレスと同じであると判定すると、前記送信機へclear−to−sendメッセージを送信するように構成されたプロセッサと
    を備える無線通信装置。
  37. 前記プロセッサはさらに、前記送信機のアドレスをclear−to−sendメッセージの受信者として示すclear−to−sendメッセージを備えた1または複数の初期メッセージを検出するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  38. 前記メモリはさらに、前記無線通信装置のアドレスに関するデータを格納し、
    前記プロセッサはさらに、前記送信機のアドレスを、前記request−to−sendメッセージのソースとして、前記無線通信装置のアドレスを、前記request−to−sendメッセージの受信者として示すrequest−to−sendフレームを備える1または複数の初期メッセージを検出するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  39. 前記プロセッサはさらに、前記request−to−sendメッセージに応答して、clear−to−sendメッセージを前記送信機へ送信するように構成された請求項38に記載の無線通信装置。
  40. 前記メモリはさらに、1または複数の送信インタバルに関連するデータを格納し、
    前記プロセッサはさらに、前記clear−to−sendメッセージで、前記送信インタバルを前記送信機へ通信するように構成された請求項39に記載の無線通信装置。
  41. 前記プロセッサはさらに、前記送信機から前記無線通信装置ではないエンティティへ送信されたrequest−to−sendメッセージであるか、または、前記無線通信装置ではないエンティティから前記送信機へ送信されたclear−to−sendメッセージのうちの少なくとも1つを備える1または複数の初期メッセージを検出するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  42. 前記プロセッサはさらに、前記送信機から次のrequest−to−sendメッセージを受信すると、前記NAVを更新することを回避するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  43. 前記プロセッサはさらに、次のrequest−to−sendメッセージを受信すると、ほぼShort interrame spacing(SIFS)期間後、clear−to−sendメッセージを送信するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  44. 前記プロセッサはさらに、前記次のrequest−to−sendメッセージに埋め込まれたフィードバックを求める要求を受信するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  45. 前記プロセッサはさらに、次のrequest−to−sendメッセージに応答して送信されたclear−to−sendメッセージで要求されたフィードバックを提供するように構成された請求項44に記載の無線通信装置。
  46. 前記プロセッサはさらに、前記clear−to−sendメッセージを前記送信機へ送信すると、前記送信機からデータを受信するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  47. 前記プロセッサはさらに、前記NAVがリセットされたか、あるいは終了したかを判定し、肯定的な判定がなされると、次のrequest−to−sendメッセージを破棄するように構成された請求項36に記載の無線通信装置。
  48. 無線通信システムにおける通信インタバルの決定を容易にする装置であって、
    clear−to−sendフレームおよびrequest−to−sendフレームのうち、送信機アドレスおよび1または複数の送信インタバル持続時間を示す1または複数のフレームを検出する手段と、
    前記clear−to−sendフレームおよびrequest−to−sendフレームのうちの1または複数のフレームを検出することに続いて、request−to−sendフレームを受信する手段と、
    前記request−to−sendフレームを送信した局のアドレスと、前記送信機アドレスとを比較する手段と、
    前記request−to−sendフレームを送信した局のアドレスが、前記送信機アドレスと同じであれば、前記request−to−sendフレームを送信した局へclear−to−sendフレームを送信する手段と
    を備える装置。
  49. コンピュータ読取可能媒体であって、
    送信機会を確立するメッセージをコンピュータに検出させるためのコードと、
    前記送信機会を確立すると、コンピュータに、要求メッセージを受信させるためのコードと、
    前記要求メッセージが前記送信機会のホルダによって送信されたかを、コンピュータに判定させるためのコードと、
    前記要求メッセージが前記送信機会のホルダによって送信された場合、応答メッセージをコンピュータに送信させるためのコードと
    を備えるコンピュータ読取可能媒体。
  50. 送信機会中に無線通信システムにおいて通信するためのコンピュータ実行可能な命令群を実行する集積回路であって、
    前記命令群は、
    1または複数の局へ送信され、送信機アドレスと送信期間長さとを指定するメッセージを検出することと、
    前記送信期間中、request−to−sendメッセージを受信することと、
    前記request−to−sendメッセージを送信した局のアドレスが、前記送信機アドレスと同じである場合、前記request−to−sendメッセージに応答してclear−to−sendメッセージを送信することと、
    前記clear−to−sendメッセージを送信すると、前記送信機からデータを受信することと
    を備える集積回路。
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