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JP2010507813A - 中央演算処理装置の演算能力を高めるための暗号方法および暗号装置 - Google Patents

中央演算処理装置の演算能力を高めるための暗号方法および暗号装置 Download PDF

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Abstract

中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法が、中央演算処理装置によって暗号方法の変換関数を実行することを含んでいる。変換関数の演算は、複数の換字ボックスの使用を必要とする。本方法は、(A)中央演算処理装置の処理ビット長を検出するステップ、(B)それぞれが複数の新たな換字値を含んでおり、該新たな換字値のビット長が処理ビット長に等しい少なくとも1つの新たな換字ボックスを、処理ビット長およびビット転置シーケンスに従って元の換字ボックスから生成するステップ、および(C)ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、ステップ(B)において生成した少なくとも1つの新たな換字ボックスを利用する選択操作、ビット単位の複数のAND演算、およびビット単位の少なくとも1つのOR演算を使用して、変換関数の演算を実行するステップ、を含んでいる。少なくとも1つの新たな換字ボックスは、中央演算処理装置の処理能力を完全に活用できるよう、種々のビット処理能力(例えば、8ビット、16ビット、32ビット)に応じて設計される。

Description

本発明は、暗号方法および暗号装置に関し、さらに詳しくは、データ暗号化標準(DES:Data Encryption Standard)アルゴリズムにおいて使用されるように構成され、中央演算処理ユニットの演算能力を向上させる暗号方法および暗号装置に関する。
図1を参照すると、データ暗号化標準(DES)アルゴリズムは、対称暗号化を使用し、すなわち暗号化および復号化の両者に同一の鍵が使用される技法である。
暗号化プロセスには、主として、平文901および鍵901をブロック暗号92へと入力する入力ユニット91と、内部の暗号化処理を使用して平文901を暗号文903へと変換するブロック暗号92とが関与し、その後に暗号文903が、出力ユニット93によって出力される。
図2を参照すると、DES技法の詳細な暗号化工程は、64ビットの平文を入力する工程、ならびに平文に初期転置の処理801を加え、次いで暗号演算処理802(16ラウンドの暗号演算段階804を含んでいる)を加え、最後に別の転置803(初期転置の逆転置である)を加える工程である。
初期転置の処理801は、64ビットの平文のデータの各ビットの順序を、初期転置(IP)表に従って並べ替えることを含む。
暗号演算処理802の暗号演算段階804の各ラウンドは、主として、64ビットのデータを32ビットのデータからなる2つの部分、すなわちデータの右半分(Ri)およびデータの左半分(Li)へと分割し、データの右半分(Ri)およびサブ鍵(Ki+1)を演算のための関数(f)へと入力した後で、関数(f)の演算の結果およびデータの左半分(Li)について、ビット単位の排他的OR(ビット単位のXOR)演算を実行し、ビット単位のXOR演算の結果を、暗号演算段階804の次のラウンドのためのデータの右半分(Ri+1)とし、元のデータの右半分(Ri)を、暗号演算段階804の次のラウンドのためのデータの左半分(Li+1)とすることを含む。
初期転置の逆転置の処理803は、暗号演算処理802の演算結果のデータの各ビットの順序を、その後の暗号文としての出力のために、初期転置の逆転置(IP−1)表に従って並べ替えることを含む。
図3を参照すると、関数(f)の処理方法は、32ビットのデータ(Ri)について、データの各ビットの順序を参照拡大操作チャート(E)に従って並べ直して、32ビットのデータ(Ri)を48ビットのデータE(Ri)へと拡大する拡大操作を実行することを含む。拡大操作チャート(E)は、表1に示すとおりである。
Figure 2010507813
次いで、拡大後のデータE(Ri)およびサブ鍵(Ki+1)について、ビット単位のXOR演算が実行される。ビット単位のXOR演算から得られた結果が、一連の選択操作のために、8つの換字ボックス(Sボックス)S1〜S8へと均等に割り当てられる。それぞれのSボックス(Sj)は、別々の換字表を有しており、その機構は、6ビットの入力データの最初および最後のビット(すなわち、2ビット)を換字表(合計4行)の行番号とし、6ビットの入力データの真ん中の4ビットを換字表(合計16列)の列番号とし、行番号および列番号を座標としてとることによって対応する出力データの内容を突き止め、この内容を新たなビット値として機能させることにある。
表2が、Sボックス(S1)の換字表である。Sボックス(S1)の6ビットの入力データが(0 1101 1)2であると仮定すると、この換字方法は、この6ビットの入力データを、最初および最後のビット(01)2が表2の行1((01)2=1であるため)を表し、真ん中の4ビット(1101)2が表2の列13((1101)2=13であるため)を表しているインデックスであると考える。結果として、表2の座標(行1,列13)を参照して、5という値が得られ、この値は、4ビットの出力データへと変換された後では(0101)2である(5=(0101)2であるため)。合計で8つのSボックス(Sj)が存在するため、以上から、6×8=48ビットが入力され、4×8=32ビットが出力されることを理解できるであろう。したがって、Sボックス(Sj)のそれぞれの選択処理の後で、全体としての出力の長さは、再び32ビットに戻っている。
Figure 2010507813
最後に、すべてのSボックス(Sj)の全体としての出力に転置操作を加える必要があるが、この転置操作の方法は、32ビットのデータの各ビットの位置を転置表(P)に従って並べ替えることを含んでおり、その結果が、関数(f)の出力である。転置表(P)の配置インデックスは、表3に示すとおりである。
Figure 2010507813
復号化プロセスに関しては、暗号化プロセスの逆であって、暗号化プロセスにおいて実行される操作の逆の操作によって、暗号文を元の平文へと戻すことができる。
以上から理解できるとおり、関数(f)の演算は、ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、一連の選択操作、および転置操作の各工程を実行することを必要とし、既存の標準的な処理手順に限れば、選択操作のそれぞれのSボックス(Sj)が、一度に4ビットずつしか出力することができない。しかしながら、中央演算処理装置(CPU)のビット処理能力は常に向上しているため、それぞれの演算において、データのより多くのビットを処理することが可能である。したがって、より多くのビット(例えば、8ビット、16ビット、または32ビット)を処理することができる中央演算処理装置が使用される場合に、その処理能力を充分に活用することができない。
したがって、本発明の目的は、中央演算処理装置のビット処理能力に応じて機能し、中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法および暗号装置を提供することにある。
中央演算処理装置の演算能力を向上させるための本発明による暗号方法は、中央演算処理装置によって暗号方法の変換関数を実行することを含んでいる。変換関数は、ビット拡大操作と、ビット単位の排他的OR演算と、一連の選択操作と、ビット単位の複数の論理演算とを含んでいる。選択操作は、複数の換字ボックスの使用を必要とする。
本方法は、(A)中央演算処理装置の処理ビット長を検出するステップ、(B)それぞれが複数の新たな換字値を含んでおり、該新たな換字値のビット長が処理ビット長に等しい少なくとも1つの新たな換字ボックスを、処理ビット長およびビット転置シーケンスに従って元の換字ボックスから生成するステップ、および(C)ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、ステップ(B)において生成した少なくとも1つの新たな換字ボックスを利用する選択操作、ビット単位の複数のAND演算、およびビット単位の少なくとも1つのOR演算を使用して、変換関数を実行するステップ、を含んでいる。
中央演算処理装置の演算能力を向上させるための本発明による暗号装置は、中央演算処理装置およびブロック暗号を備えている。ブロック暗号は、換字ボックス生成ユニット、鍵生成ユニット、および暗号処理ユニットを含んでいる。
中央演算処理装置は、或る処理ビット長の処理能力を有しており、暗号方法の変換関数を実行する。変換関数は、ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、一連の選択操作、およびビット単位の複数の論理演算を含んでいる。選択操作は、複数の換字ボックスの使用を必要とする。
換字ボックス生成ユニットが、処理ビット長を検出し、処理ビット長およびビット転置シーケンスに従って、元の換字ボックスから少なくとも1つの新たな換字ボックスを生成する。鍵生成ユニットが、サブ鍵生成処理を実行する。
暗号処理ユニットが、平文/暗号文データを受け取り、ビット拡大操作、サブ鍵を使用するビット単位の排他的OR演算、換字ボックス生成ユニットによって生成された少なくとも1つの新たな換字ボックスを利用する選択操作、ビット単位の複数のAND演算、およびビット単位の少なくとも1つのOR演算による変換関数を、中央演算処理装置を利用して実行する。
本発明による暗号方法および暗号装置においては、少なくとも1つの新たな換字ボックスが、中央演算処理装置の処理ビット長および特定のビット転置シーケンスに従って生成され、新たな換字ボックスのそれぞれが、ビット長が処理ビット長に等しい複数の新たな換字値を有している。したがって、種々のビット処理能力(例えば、8ビット、16ビット、32ビット)を有するさまざまな中央演算処理装置の処理能力を、完全に活用することが可能である。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照し、好ましい実施形態についての以下の詳細な説明において明らかになるであろう。
本発明をさらに詳しく説明する前に、本明細書の開示の全体を通して、同様の構成要素は同じ参照番号によって指し示されていることに注意すべきである。
図4を参照すると、本発明による暗号装置100の好ましい実施形態においては、中央演算処理装置2が、暗号方法の変換関数を実行する。変換関数は、ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、一連の選択操作、および複数のビット単位の論理演算を含む。選択操作は、複数の換字ボックスの使用を必要とする。
変換関数は、データ暗号化標準(DES)の関数(f)に類似しており、唯一の相違は、本発明が、選択操作を実行するための新規な換字ボックスを得るために、中央演算処理装置2の処理ビット長および関数(f)の転置操作によって参照されるビット転置シーケンスと同じビット転置シーケンスを使用することにある。選択操作の結果に対して適切なビット単位のAND演算およびビット単位のOR演算を加えた後に、変換関数は、関数(f)の結果と同じ結果を、元の転置操作を必要とすることなく直接的に生み出すことができる。
暗号装置100は、ブロック暗号1、中央演算処理装置2、入力バッファ・ユニット3、および出力バッファ・ユニット4を備えている。
ここで、入力バッファ・ユニット3が、中央演算処理装置2の処理ビット長(例えば、8ビット、16ビット、または32ビット)ならびに暗号演算に必要なパラメータ(鍵、平文/暗号文)などの情報を受信して、一時的に保存する。
ブロック暗号1は、換字ボックス生成ユニット11、鍵生成ユニット12、暗号処理ユニット13、およびデータ・バッファ・ユニット14を含んでいる。
換字ボックス生成ユニット11は、入力バッファ・ユニット3内の処理ビット長データ101およびビット転置シーケンスに従って少なくとも1つの新たな換字ボックスを生成し、この少なくとも1つの新たな換字ボックスをデータ・バッファ・ユニット14に一時的に保存するためのものである。
鍵生成ユニット12は、入力バッファ・ユニット3内の鍵102を受け取り、48ビットのサブ鍵(Ki+1)を生成するためのサブ鍵(Ki+1)生成処理を実行し、サブ鍵(Ki+1)をデータ・バッファ・ユニット14に一時的に保存する。
暗号処理ユニット13は、入力バッファ・ユニット3から48ビットのデータE(Ri)103を受け取り、サブ鍵(Ki+1)および少なくとも1つの新たな換字ボックスをデータ・バッファ・ユニット14から入手して、暗号化プロセスを実行する。すでに述べたように、平文/暗号文には、16ラウンドの暗号化操作が加えられ、各ラウンドは、データ(Ri)について拡大操作テーブル(E)を参照することによって48ビットのデータE(Ri)を導出するためのビット拡大操作を実行し、どちらも48ビットのデータ長であるデータE(Ri)およびサブ鍵(Ki+1)についてビット単位の排他的OR演算を実行し、得られた48ビットの結果を選択操作のために前記少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれへと均等に割り当て、最後に選択結果に対して適切なビット単位のANDおよびビット単位のOR演算を加えることによって、関数(f)の結果と同じ結果(データ暗号化標準(DES)によってさらに処理することができる)を元の転置操作を必要とせずに導出することを必要とする。
出力バッファ・ユニット4は、暗号処理ユニット13によって暗号化または複合化処理が加えられた暗号文/平文を出力する。データ暗号化標準アルゴリズムが採用されているため、その技術的原理は当業者にとって公知であって、本発明の特徴ではなく、したがってさらなる詳細はここでは省略する。
図4および図5を参照すると、本発明による中央演算処理装置の演算能力を向上させるための暗号方法は、以下のステップを含んでおり、すなわち、ブロック暗号1によって中央演算処理装置2の処理ビット長を検出し(ステップ501)、次いで、それぞれが複数の新たな換字値(処理ビット長と同じビット長を有する)を含む少なくとも1つの新たな換字ボックスを、ブロック暗号1によって処理ビット長およびビット転置シーケンスに従って生成し(ステップ502)、ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、ステップ(502)によって生成された少なくとも1つの新たな換字ボックスを利用する選択操作、ビット単位の複数のAND演算、およびビット単位の少なくとも1つのOR演算を使用して、変換関数を実行する(ステップ503)ことを含んでいる。
本発明においては、暗号装置100が、データ暗号化標準の関数(f)と同様の変換関数を実行するために中央演算処理装置2を使用し、少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値の長さが、処理ビット長さに等しいため、中央演算処理装置2の最適な演算性能を達成することが可能である。
図6に示されるとおり、新たな換字値の構成は、元のデータ暗号化標準(DES)の8つのSボックス(S1〜S8)にもとづいている。少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値は、少なくとも1つの元のSボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である。元のデータ暗号化標準においては、Sボックス(S1〜S8)のそれぞれが、4×16の換字値(それぞれ4ビットである)を収容している行列である。
少なくとも1つの新たな換字ボックスを構成する前に、元のSボックス(S1〜S8)を、ペア、すなわち(S1,S2)、(S3,S4)、(S5,S6)、(S7,S8)に組み合わせて4つの一時行列(T1〜T4)を形成する必要があり、その後に一時行列(T1〜T4)の並べ替えが行われる。元のSボックス(S1〜S8)の換字値のそれぞれが4ビットであるため、一時行列(T1〜T4)のそれぞれの換字値は、8ビットへと拡大される。
この好ましい実施形態においては、組み合わせの方法が、元の2つのSボックスのうちの一方の換字値を最上位バイト(MSB)とし、元の2つのSボックスのうちの他方の換字値を最下位バイト(LSB)とすることからなる。
それぞれの一時行列(T1〜T4)において対応する同じ位置に位置している換字値(8ビット)が、(T1)から(T4)の順に取得され、8×4=32ビットの一時行列(U)へと順に入力される。続いて、一時行列(U)のビット位置が、参照表(P)に従って入れ替えられることで、一時行列(U)が一時行列(U’)へと変化する。このやり方で、一時行列(T1〜T4)のすべての対応する位置が上述の手順を使用して処理された後で、それぞれが32ビットのシーケンスと称される4×16の一時行列(U’)が得られる。
少なくとも1つの新たな換字ボックスの換字値の構成における本発明の原理は、少なくとも1つの元のSボックスを組み合わせ、次いで並べ替えることにあり、その方法は、少なくとも1つの新たな換字ボックスの新たな換字値のそれぞれのビット長が処理ビット長に等しくなるように、少なくとも1つの元のSボックスから対応する同じ位置の換字値を順に取り出して32ビットのシーケンスを形成し、次いで32ビットのシーケンスを、特定のビット転置シーケンスに従って少なくとも1つの新たな換字ボックスへと順に割り当てることにある。
ここで、中央演算処理装置2の処理能力が8ビットである場合、32ビットのシーケンスが、中央演算処理装置2による処理のために4つのセグメントへと分割されることに注意すべきである。各セグメントが8ビットであり、セグメント内のビットの配置インデックスは、それぞれ[16,7,20,21,29,21,28,17]、[1,15,23,26,5,18,31,10]、[2,8,24,14,32,27,3,9]、および[19,13,30,6,22,11,4,25]である。中央演算処理装置2の処理能力が16ビットである場合には、32ビットのシーケンスが、中央演算処理装置2による処理のために2つのセグメントへと分割される。各セグメントが16ビットであり、セグメント内のビットの配置インデックスは、それぞれ[16,7,20,21,29,12,28,17,1,15,23,26,5,18,31,10]および[2,8,24,14,32,27,3,9,19,13,30,6,22,11,4,25]である。中央演算処理装置2の処理能力が32ビットである場合には、32ビットのシーケンスの全体が、32ビットのセグメントと考えられる。セグメント内のビットの配置インデックスは、[16,7,20,21,29,12,28,17,1,15,23,26,5,18,31,10,2,8,24,14,32,27,3,9,19,13,30,6,22,11,4,25]である。
暗号処理ユニット13が、それぞれの一時行列(U’)(合計32ビットを含んでいる)を中央演算処理装置2の処理能力に従って、少なくとも1つの新たな換字ボックスを得るために分割するため、48ビットのデータが、変換のために少なくとも1つの新たな換字ボックスへと均等に割り当てられる。以下で、処理能力がそれぞれ8ビット、16ビット、および32ビットである種々の実施形態について説明する。
1.中央演算処理装置が8ビットの処理能力を有している場合の少なくとも1つの新たな換字ボックス
図7に示されているとおり、中央演算処理装置2の8ビットの処理能力に合致するように、一時行列(U’)の32ビットが4つの部分へと分割され、次いで4つの新たな換字ボックスへと均等に割り当てられ、新たな換字ボックスの新たな換字値として機能する。新たな換字ボックスのそれぞれは、依然として4×16の換字値を有しており、換字値はそれぞれ8ビットである。
図8に示されているとおり、新たな換字ボックス(S1’〜S4’)のそれぞれは、選択操作の結果として、2組の8ビットの出力を有している。2組の8ビットの出力に、適切なビット単位のAND演算が加えられ、所望のビット・データが得られる。次いで、得られたビット・データに、適切なビット単位のOR演算が加えられ、変換関数の結果が生成される。
この好ましい実施形態においては、中央演算処理装置2の処理能力が8ビットであり、4つの新たな換字ボックスが、新たな換字ボックス(S1’〜S4’)のそれぞれに48ビット/4=12ビットのデータが割り当てられるように構成されている。これらの12ビットが、2組の6ビットへと分割され、2組の6ビットが、対応する新たな換字ボックス(S1’〜S4’)から2つの8ビットの換字値をそれぞれ得るためのインデックスとして使用される。図9に、図8の新たな換字ボックスのうちの1つ(S1’)の新たな換字値が示されている。
再び図8を参照すると、新たな換字ボックス(S1’〜S4’)のそれぞれから2つの8ビットの換字値が得られた後、それぞれの8ビットの換字値について、ビット単位のAND演算が実行される。換言すると、一方の換字値の最上位の4ビットおよび他方の換字値の最下位の4ビットが得られ、ビット単位のOR演算によって組み合わせられ、8ビットのデータ出力が生成される。全部で4つの新たな換字ボックス(S1’〜S4’)が存在するため、全体としての出力は、8×4=32ビットのままである。
2.中央演算処理装置が16ビットの処理能力を有している場合の少なくとも1つの新たな換字ボックス
図10に示されているとおり、中央演算処理装置2の16ビットの処理能力に合致するように、一時行列(U’)の32ビットが2つの部分へと分割され、次いで2つの新たな換字ボックス(S1’’〜S2’’)へと均等に割り当てられ、新たな換字ボックスの新たな換字値として機能する。新たな換字ボックスのそれぞれは、依然として4×16の換字値を有しており、換字値はそれぞれ16ビットである。
図11に示されているとおり、新たな換字ボックス(S1’’〜S2’’)のそれぞれは、選択操作の結果として、4組の16ビットの出力を有している。4組の16ビットの出力に、適切なビット単位のAND演算が加えられ、所望のビット・データが得られる。次いで、得られたビット・データに、適切なビット単位のOR演算が加えられ、変換関数の結果が生成される。
中央演算処理装置2の処理能力が16ビットであるため、2つの新たな換字ボックスは、新たな換字ボックス(S1’’〜S2’’)のそれぞれに48ビット/2=24ビットのデータが割り当てられるように構成されている。これらの24ビットが、4組の6ビットへと分割され、4組の6ビットが、対応する新たな換字ボックス(S1’’〜S2’’)から4つの16ビットの換字値をそれぞれ得るためのインデックスとして使用される。図12に、図11の新たな換字ボックスのうちの1つ(S1’’)の新たな換字値が示されている。
再び図11を参照すると、新たな換字ボックス(S1’’〜S2’’)のそれぞれから4つの16ビットの換字値が得られた後、それぞれの16ビットの換字値について、ビット単位のAND演算が実行される。換言すると、それぞれの換字値が、それぞれ4ビットである4つの等しい部位へと分割される。データの第1の4ビット分が、第1の換字値から得られ、データの第2の4ビット分が、第2の換字値から得られ、データの第3の4ビット分が、第3の換字値から得られ、データの第4の4ビット分が、第4の換字値から得られ、このようにして得られた4つの4ビットのデータ部分が、ビット単位のOR演算によって組み合わせられ、16ビットのデータ出力が生成される。全部で2つの新たな換字ボックス(S1’’〜S2’’)が存在するため、全体としての出力は、16×2=32ビットのままである。
3.中央演算処理装置が32ビットの処理能力を有している場合の新たな換字ボックス
図13に示されているとおり、中央演算処理装置2の32ビットの処理能力に合致するように、一時行列(U’)の32ビットが、そのまま新たな換字ボックス(S1’’’)へと割り当てられ、新たな換字ボックスの新たな換字値として機能する。新たな換字ボックス(S1’’’)は、依然として4×16の換字値を有しており、換字値はそれぞれ32ビットである。
図14に示されているとおり、新たな換字ボックス(S1’’’)は、選択操作の結果として、8組の32ビットの出力を有している。8組の32ビットの出力に、適切なビット単位のAND演算が加えられ、所望のビット・データが得られる。次いで、得られたビット・データにビット単位のOR演算が加えられ、変換関数の結果が生成される。
中央演算処理装置2の処理能力が32ビットであるため、1つの新たな換字ボックスは、新たな換字ボックス(S1’’’)に48ビットのデータが割り当てられるように構成されている。これらの48ビットが、8組の6ビットへと分割され、8組の6ビットが、新たな換字ボックス(S1’’’)から8つの32ビットの換字値をそれぞれ得るためのインデックスとして使用される。図15に、図14の新たな換字ボックス(S1’’’)の新たな換字値が示されている。
再び図14を参照すると、新たな換字ボックス(S1’’’)から8つの32ビットの換字値が得られた後、それぞれの8つの32ビットの換字値について、ビット単位のAND演算が実行される。換言すると、それぞれの換字値が、それぞれ4ビットである8つの等しい部位へと分割される。データの第1の4ビット分が、第1の換字値から得られ、データの第2の4ビット分が、第2の換字値から得られ、以下同様にして、データの第7の4ビット分が、第7の換字値から得られ、データの第8の4ビット分が、第8の換字値から得られ、このようにして得られた8つの4ビットのデータ部分が、ビット単位のOR演算によって組み合わせられ、32ビットのデータ出力が生成される。新たな換字ボックス(S1’’’)は1つだけであるため、全体としての出力は、32×1=32ビットのままである。
要約すると、中央演算処理装置の演算能力を向上させるための本発明による暗号方法および暗号装置は、中央演算処理装置の処理ビット長および特定のビット転置シーケンスに対応する少なくとも1つの新たな換字ボックスを生成するように設計されている。少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれが、処理ビット長に等しいビット長を有する複数の新たな換字値を有している。したがって、4ビットを超える処理能力(例えば、8ビット、16ビットまたは32ビット)を有する中央演算処理装置について、その処理能力を完全に利用することができる。
しかしながら、上記はあくまでも本発明の好ましい実施形態にすぎず、本発明の実施の範囲を制限するものと理解してはならない。換言すると、本発明の特許請求の範囲および明細書の内容にもとづく単に均等な変種または変形はすべて、本発明の技術的範囲に包含される。
本発明は、中央演算処理装置の演算能力を向上させるための暗号方法および暗号装置に適用可能である。
データ暗号化標準(DES)アルゴリズムを実行する装置を説明するシステム・ブロック図である。 データ暗号化標準(DES)アルゴリズムの暗号化プロセスを説明するフロー図である。 図2の関数(f)の演算を説明するフロー図である。 中央演算処理装置の演算能力を向上させるための本発明による暗号装置の好ましい実施形態を説明するシステム・ブロック図である。 中央演算処理装置の演算能力を向上させる本発明による暗号方法の好ましい実施形態を説明するフロー図である。 前もってシーケンスを生成することからなる新たな換字ボックスの換字値の構成の原理を説明する概略図である。 図6において得られたシーケンスを4つの部分へと分割した後で、4つの部分のそれぞれを新たな換字値として機能するように対応する4つの換字ボックスへと均等に割り当てる様子を説明する概略図である。 中央演算処理装置の処理能力が8ビットである場合について、4つの換字ボックスを構成するステップおよび32ビットの出力を維持するステップを説明するフロー図である。 図8の換字ボックスのうちの1つの新たな換字値を含む参照表である。 図6において得られたシーケンスを2つの部分へと分割した後で、2つの部分のそれぞれを新たな換字値として機能するように対応する2つの換字ボックスへと均等に割り当てる様子を説明する概略図である。 中央演算処理装置の処理能力が16ビットである場合について、2つの換字ボックスを構成するステップおよび32ビットの出力を維持するステップを説明するフロー図である。 図11の換字ボックスのうちの1つの新たな換字値を含む参照表である。 図6において得られたシーケンスを新たな換字値として機能するように換字ボックスへと割り当てる様子を説明する概略図である。 中央演算処理装置の処理能力が32ビットである場合について、1つの換字ボックスを構成するステップおよび32ビットの出力を維持するステップを説明するフロー図である。 図14の換字ボックスの新たな換字値を含む参照表である。

Claims (28)

  1. 中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法であって、
    ビット拡大操作と、ビット単位の排他的OR演算と、複数の換字ボックスの使用を必要とする一連の選択操作と、ビット単位の複数の論理演算とを含んでいる当該暗号方法の変換関数を、中央演算処理装置が実行する暗号方法であり、
    (A)中央演算処理装置の処理ビット長を検出するステップ、
    (B)それぞれが複数の新たな換字値を含んでおり、該新たな換字値のビット長が処理ビット長に等しい少なくとも1つの新たな換字ボックスを、処理ビット長およびビット転置シーケンスに従って元の換字ボックスから生成するステップ、および
    (C)ビット拡大操作、ビット単位の排他的OR演算、ステップ(B)において生成した少なくとも1つの新たな換字ボックスを利用する選択操作、ビット単位の複数のAND演算、およびビット単位の少なくとも1つのOR演算を使用して、変換関数を実行するステップ
    を含んでいる暗号方法。
  2. ビット転置シーケンスが、データ暗号化標準(DES)アルゴリズムの関数(f)の転置操作に従っており、変換関数が、データ暗号化標準(DES)アルゴリズムの関数(f)と同じ結果を生成する請求項1に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  3. ステップ(A)において検出された中央演算処理装置の処理ビット長が8ビットである場合に、ステップ(B)の少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値が、新たな換字値のそれぞれのビット長が8ビットとなるように、少なくとも1つの元の換字ボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である請求項1に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  4. 少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの換字値が、元の換字ボックスの対応する組を複合換字ボックスへと組み合わせ、複合換字ボックスの対応する同じ位置の複合換字ボックスの換字値から32ビットのシーケンスを形成し、32ビットのシーケンスをビット転置シーケンスに従って並べ替え、32ビットのシーケンスを、新たな換字値のそれぞれのビット長が8ビットである4つの新たな換字ボックスへと割り当てること、によって得られる請求項3に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  5. 32ビットのシーケンスが、中央演算処理装置による処理のための4つのセグメントへと分割され、各セグメントが8ビットであって、各セグメントのビットの配置インデックスが、それぞれ[16,7,20,21,29,21,28,17]、[1,15,23,26,5,18,31,10]、[2,8,24,14,32,27,3,9]、および[19,13,30,6,22,11,4,25]である請求項4に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  6. ステップ(C)において、新たな換字ボックスのそれぞれが、対応する選択操作の結果として2組の8ビットの出力を有しており、8ビットの出力のそれぞれに適切なビット単位のAND演算が加えられて所望のビット・データが得られ、所望のビット・データが、適切なビット単位のOR演算を加えられた後に変換関数の結果をもたらす請求項4に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  7. ステップ(A)において検出された中央演算処理装置の処理ビット長が16ビットである場合に、ステップ(B)の少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値が、新たな換字値のそれぞれのビット長が16ビットとなるように、少なくとも1つの元の換字ボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である請求項1に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  8. 少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの換字値が、元の換字ボックスの対応する組を複合換字ボックスへと組み合わせ、複合換字ボックスの対応する同じ位置の複合換字ボックスの換字値から32ビットのシーケンスを形成し、32ビットのシーケンスをビット転置シーケンスに従って並べ替え、32ビットのシーケンスを、新たな換字値のそれぞれのビット長が16ビットである2つの新たな換字ボックスへと割り当てること、によって得られる請求項7に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  9. 32ビットのシーケンスが、中央演算処理装置による処理のための2つのセグメントへと分割され、各セグメントが16ビットであって、各セグメントのビットの配置インデックスが、それぞれ[16,7,20,21,29,12,28,17,1,15,23,26,5,18,31,10]および[2,8,24,14,32,27,3,9,19,13,30,6,22,11,4,25]である請求項8に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  10. ステップ(C)において、新たな換字ボックスのそれぞれが、対応する選択操作の結果として4組の16ビットの出力を有しており、16ビットの出力のそれぞれに適切なビット単位のAND演算が加えられて所望のビット・データが得られ、所望のビット・データが、適切なビット単位のOR演算を加えられた後に変換関数の結果をもたらす請求項8に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  11. ステップ(A)において検出された中央演算処理装置の処理ビット長が32ビットである場合に、ステップ(B)の少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値が、新たな換字値のそれぞれのビット長が32ビットとなるように、少なくとも1つの元の換字ボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である請求項1に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  12. 少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの換字値が、元の換字ボックスの対応する組を複合換字ボックスへと組み合わせ、複合換字ボックスの対応する同じ位置の複合換字ボックスの換字値から32ビットのシーケンスを形成し、32ビットのシーケンスをビット転置シーケンスに従って並べ替え、32ビットのシーケンスを、新たな換字値のそれぞれのビット長が32ビットである新たな換字ボックスへと割り当てること、によって得られる請求項11に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  13. 32ビットのシーケンスが、中央演算処理装置による処理のためのただ1つのセグメントであり、セグメントのビットの配置インデックスが、[16,7,20,21,29,12,28,17,1,15,23,26,5,18,31,10,2,8,24,14,32,27,3,9,19,13,30,6,22,11,4,25]である請求項12に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  14. ステップ(C)において、新たな換字ボックスが、対応する選択操作の結果として8組の32ビットの出力を有しており、32ビットの出力のそれぞれに適切なビット単位のAND演算が加えられて所望のビット・データが得られ、所望のビット・データが、ビット単位のOR演算を加えられた後に変換関数の結果をもたらす請求項12に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号方法。
  15. 中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置であって、
    ・或る処理ビット長の処理能力を有しており、ビット拡大操作と、ビット単位の排他的OR演算と、複数の換字ボックスの使用を必要とする一連の選択操作と、ビット単位の複数の論理演算とを含んでいる暗号方法の変換関数を実行するための中央演算処理装置、および
    ・ブロック暗号
    を備えており、
    前記ブロック暗号が、
    ・処理ビット長を検出し、処理ビット長およびビット転置シーケンスに従って元の換字ボックスから少なくとも1つの新たな換字ボックスを生成する換字ボックス生成ユニット、
    ・サブ鍵生成処理を実行するための鍵生成ユニット、および
    ・平文/暗号文データを受け取り、ビット拡大操作、サブ鍵を使用するビット単位の排他的OR演算、換字ボックス生成ユニットによって生成された少なくとも1つの新たな換字ボックスを利用する選択操作、ビット単位の複数のAND演算、およびビット単位の少なくとも1つのOR演算による変換関数を、中央演算処理装置を利用して実行する暗号処理ユニット
    を含んでいる暗号装置。
  16. ビット転置シーケンスが、データ暗号化標準(DES)アルゴリズムの関数(f)の転置操作に従っており、変換関数が、データ暗号化標準(DES)アルゴリズムの関数(f)と同じ結果を生成する請求項15に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  17. 前記換字ボックス生成ユニットによって検出された前記中央演算処理装置の処理ビット長が8ビットである場合に、該換字ボックス生成ユニットが、処理ビット長に従って8ビットの新たな換字値を有する少なくとも1つの新たな換字ボックスをもたらし、少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値は、少なくとも1つの元の換字ボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である請求項15に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  18. 少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの換字値が、元の換字ボックスの対応する組を複合換字ボックスへと組み合わせ、複合換字ボックスの対応する同じ位置の複合換字ボックスの換字値から32ビットのシーケンスを形成し、32ビットのシーケンスをビット転置シーケンスに従って並べ替え、32ビットのシーケンスを、新たな換字値のそれぞれのビット長が8ビットである4つの新たな換字ボックスへと割り当てること、によって得られる請求項17に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  19. 32ビットのシーケンスが、前記中央演算処理装置による処理のための4つのセグメントへと分割され、各セグメントが8ビットであって、各セグメントのビットの配置インデックスが、それぞれ[16,7,20,21,29,21,28,17]、[1,15,23,26,5,18,31,10]、[2,8,24,14,32,27,3,9]、および[19,13,30,6,22,11,4,25]である請求項18に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  20. 新たな換字ボックスのそれぞれが、対応する選択操作の結果として2組の8ビットの出力を有しており、8ビットの出力のそれぞれに適切なビット単位のAND演算が加えられて所望のビット・データが得られ、所望のビット・データが、適切なビット単位のOR演算を加えられた後に変換関数の結果をもたらす請求項18に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  21. 前記換字ボックス生成ユニットによって検出された前記中央演算処理装置の処理ビット長が16ビットである場合に、該換字ボックス生成ユニットが、処理ビット長に従って16ビットの新たな換字値を有する少なくとも1つの新たな換字ボックスをもたらし、少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値は、少なくとも1つの元の換字ボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である請求項15に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  22. 少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの換字値が、元の換字ボックスの対応する組を複合換字ボックスへと組み合わせ、複合換字ボックスの対応する同じ位置の複合換字ボックスの換字値から32ビットのシーケンスを形成し、32ビットのシーケンスをビット転置シーケンスに従って並べ替え、32ビットのシーケンスを、新たな換字値のそれぞれのビット長が16ビットである2つの新たな換字ボックスへと割り当てること、によって得られる請求項21に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  23. 32ビットのシーケンスが、前記中央演算処理装置による処理のための2つのセグメントへと分割され、各セグメントが16ビットであって、各セグメントのビットの配置インデックスが、それぞれ[16,7,20,21,29,12,28,17,1,15,23,26,5,18,31,10]および[2,8,24,14,32,27,3,9,19,13,30,6,22,11,4,25]である請求項22に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  24. 新たな換字ボックスのそれぞれが、対応する選択操作の結果として4組の16ビットの出力を有しており、16ビットの出力のそれぞれに適切なビット単位のAND演算が加えられて所望のビット・データが得られ、所望のビット・データが、適切なビット単位のOR演算を加えられた後に変換関数の結果をもたらす請求項22に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  25. 前記換字ボックス生成ユニットによって検出された前記中央演算処理装置の処理ビット長が32ビットである場合に、該換字ボックス生成ユニットが、処理ビット長に従って32ビットの新たな換字値を有する少なくとも1つの新たな換字ボックスをもたらし、少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの新たな換字値は、少なくとも1つの元の換字ボックスの換字値を組み合わせ、次いで並べ替えた結果である請求項15に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  26. 少なくとも1つの新たな換字ボックスのそれぞれの換字値が、元の換字ボックスの対応する組を複合換字ボックスへと組み合わせ、複合換字ボックスの対応する同じ位置の複合換字ボックスの換字値から32ビットのシーケンスを形成し、32ビットのシーケンスをビット転置シーケンスに従って並べ替え、32ビットのシーケンスを、新たな換字値のそれぞれのビット長が32ビットである新たな換字ボックスへと割り当てること、によって得られる請求項25に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  27. 32ビットのシーケンスが、前記中央演算処理装置による処理のためのただ1つのセグメントであり、セグメントのビットの配置インデックスが、[16,7,20,21,29,12,28,17,1,15,23,26,5,18,31,10,2,8,24,14,32,27,3,9,19,13,30,6,22,11,4,25]である請求項26に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
  28. 新たな換字ボックスが、対応する選択操作の結果として8組の32ビットの出力を有しており、32ビットの出力のそれぞれに適切なビット単位のAND演算が加えられて所望のビット・データが得られ、所望のビット・データが、ビット単位のOR演算を加えられた後に変換関数の結果をもたらす請求項26に記載の中央演算処理装置の演算能力を向上させる暗号装置。
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