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JP2010286953A - 電源制御用半導体集積回路 - Google Patents

電源制御用半導体集積回路 Download PDF

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JP2010286953A JP2009138963A JP2009138963A JP2010286953A JP 2010286953 A JP2010286953 A JP 2010286953A JP 2009138963 A JP2009138963 A JP 2009138963A JP 2009138963 A JP2009138963 A JP 2009138963A JP 2010286953 A JP2010286953 A JP 2010286953A
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Tomomitsu Ohara
智光 大原
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】過電流検出レベルの調整が容易であり出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性となる過電流保護機能を備えるとともに、寄生トランジスタによって所望の特性からはずれてしまうのを防止できるシリーズレギュレータの制御用ICを提供する。
【解決手段】入力端子と出力端子との間に接続された制御用トランジスタ(Q1)と、該制御用トランジスタを駆動制御する制御回路(11,Q2)と、制御用トランジスタにより流される電流に比例した電圧を出力する電流−電圧変換回路(12)と、該電流−電圧変換回路の出力電圧を監視する過電流保護回路(13)とを設け、過電流によって電流−電圧変換回路の出力電圧が所定レベル以上になった場合に前記制御回路に帰還電流を供給して前記制御用トランジスタ(Q1)により流される電流を低減させるとともに出力電圧を低下させるように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源装置を構成する電源制御用半導体集積回路に関し、例えば出力の過電流保護機能を備えたシリーズレギュレータの制御用半導体集積回路に利用して有効な技術に関する。
シリーズレギュレータにおいては、例えば負荷が短絡するなどして出力端子から過電流が流れ出すと、電流制御用トランジスタが発熱してICのチップ温度が上昇して内部回路が誤動作したり素子が破壊される等の不具合が発生するおそれがある。
従来、シリーズレギュレータにおいては、上記のような過電流からチップを保護するため、出力電流Ioutが所定の値を越えると、例えば図7(A)に示すように、出力電圧Voutを低下させながら出力電流Ioutを減少させて、いわゆる「フ」の字の出力電圧−出力電流特性になるように制御する過電流保護機能を設けることが行なわれている。
また、電源投入時に出力電流がコンデンサに一気に流れ込むいわゆるラッシュ電流を制限するために過電流保護回路を設けるようにした発明も提案されている(特許文献1)。
特開2003−173211号公報
上記先願発明における過電流保護機能は、過電流検出レベルのばらつきを補償して高精度の検出を行なえるようにするため、IC内部に不揮発性メモリを設けて、該メモリに記憶された制御情報に応じて過電流検出レベルを調整する調整回路を設けるようにしており、不揮発性メモリを内蔵させる必要があるためプロセスの工程数が増加してコストアップを招くという不具合がある。
本発明者らは、抵抗値を調整するだけで過電流検出レベルを調整することができ、しかも出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性となる過電流保護回路を有するシリーズレギュレータとして、図6に示すような回路を開発した。図6の回路にあっては、出力電流Ioutが所定の値を越えると、過電流検出回路13から出力制御用トランジスタQ1を制御する誤差アンプ11にフィードバックがかかってトランジスタQ1に流れる電流を抑える機能を有するとともに、例えば抵抗R3またはR4と並列にトリミング用の抵抗を設けておいて、抵抗値を調整することで過電流検出レベルの調整が可能である。
しかしながら、図6の回路にあっては、図7(B)に示すように、過電流を検出すると出力電圧Voutがある電圧Vaに下がるところまでは出力電流Ioutを「フ」の字特性に沿って減少させることはできるものの、Va以下になると出力電流Ioutが増加してしまい、所望の「フ」の字特性が得られないという課題があることを見出した。
そこで、その原因について検討を行なった。その結果、回路を構成するPNPバイポーラトランジスタQ11として、例えば図5に示すような構造のトランジスタを使用した場合、本来のトランジスタQ11の他にP型基板との間に寄生トランジスタQsが存在しており、過電流を検出して保護回路が働いて出力電圧Voutが下がると、これに応じて抵抗R3とR4の接続ノードN0の電位V0が下がるため、トランジスタQ11のコレクタ電圧がベース電圧よりも高くなる。つまり、Q11に寄生するトランジスタQsのエミッタ電圧がベース電圧よりも高くなってQsがオンされてしまう。そのため、Q13に電流が流れなくなり、誤差アンプ11に供給される帰還電流Ifが減少して出力電流Ioutが増加してしまい、所望の「フ」の字特性が得られなくなるという不具合があることが明らかとなった。
この発明は上記のような背景の下になされたもので、その目的とするところは、出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性となる過電流保護機能を備えるシリーズレギュレータの制御用半導体集積回路を提供することにある。
また、本発明は、過電流保護回路を構成するトランジスタに寄生するトランジスタによって出力電圧−出力電流特性が所望の特性からはずれてしまうのを防止できるシリーズレギュレータの制御用半導体集積回路を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明は、
入力端子と出力端子との間に接続された制御用トランジスタと、
出力のフィードバック電圧に応じて出力電圧が一定になるように前記制御用トランジスタを制御する制御回路と、
前記制御用トランジスタにより流される電流に比例した電圧を出力する電流−電圧変換回路と、
前記電流−電圧変換回路の出力電圧を監視する過電流保護回路と、を備え、
前記過電流保護回路は、
出力電圧を分圧する分圧回路と、前記電流−電圧変換回路の出力端子と接地点との間に直列に接続された第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、該第2のトランジスタと共にカレントミラー回路を構成する第3のトランジスタとを備え、前記分圧回路により分圧された電圧に応じた電圧が前記第1のトランジスタのベース端子に印加され、出力電流が所定値以上流れることによって前記電流−電圧変換回路の出力電圧が所定レベル以上になった場合に前記第1および第2のトランジスタに電流が流れ、前記カレントミラー回路によって前記制御回路に帰還電流を供給されるように構成したものである。
上記した手段によれば、出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性となる過電流保護機能を備える従来にない構成の過電流保護回路を提供することができるとともに、制御用トランジスタと直列に出力電流検出用の抵抗を設ける必要がないため損失を減らすことができる。
また、望ましくは、前記過電流保護回路は、前記分圧回路により分圧された電圧を高い方へシフトするレベルシフト回路をさらに備え、前記レベルシフト回路によりシフトされた電圧が前記第1のトランジスタのベース端子に印加されるように構成する。これにより、過電流保護回路を構成する第1のトランジスタに寄生するトランジスタによって出力電圧−出力電流特性が所望の特性からはずれてしまうのを防止することができる。
さらに、望ましくは、前記電流−電圧変換回路は、前記制御用トランジスタのサイズに縮小比例したサイズ(1/N)を有し前記制御用トランジスタと並列に設けられ、前記制御回路から前記制御用トランジスタのベース端子に印加される電圧と同一の電圧がベース端子に印加されて出力電流に比例した電流が流されるトランジスタおよび該トランジスタと直列に接続された電流−電圧変換素子を備えるように構成する。これにより、出力電流に比例した監視用の電流を生成して精度の高い過電流検出が行えるようになる。
さらに、前記制御回路は、出力電圧を分圧した電圧と所定の参照電圧との電位差に応じた電圧を出力する誤差アンプと、該誤差アンプの出力がベース端子に印加され、コレクタ端子が前記制御用トランジスタのベース端子に接続されたトランジスタとを備えるように構成する。これにより、従来の構成を大幅に変更することなく過電圧保護機能を備えたシリーズレギュレータの制御用半導体集積回路を実現することができ、回路の設計が容易となり、システム全体のコストアップを抑えることができる。
また、前記分圧回路は、直列形態に接続された複数の抵抗を備え、前記複数の抵抗のいずれか一つは抵抗値が調整可能に構成する。これにより、分圧回路の抵抗値を変更するだけで容易に過電流検出レベルの調整が可能になる。
本発明によると、出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性となる過電流保護機能を備えるシリーズレギュレータの制御用半導体集積回路を提供することができる。また、過電流保護回路を構成するトランジスタに寄生するトランジスタによって出力電圧−出力電流特性が所望の特性からはずれてしまうのを防止できるシリーズレギュレータの制御用半導体集積回路を提供することができるという効果がある。
本発明を適用したシリーズレギュレータの制御用ICの一実施形態を示す回路構成図である。 図1のシリーズレギュレータの制御用ICのより具体的な回路例を示す回路図である。 実施例のシリーズレギュレータの制御用ICにおける出力電流と出力電圧および各部の電位との関係を示す電流−電圧特性図である。 実施例のシリーズレギュレータの制御用ICにおける出力電流と帰還電流との関係を示すグラフである。 実施例のシリーズレギュレータの制御用ICを構成するPNPトランジスタのデバイス構造を示す断面図である。 本発明に先立って検討したシリーズレギュレータの制御用ICを示す回路構成図である。 図7(A)はシリーズレギュレータにおける過電流保護回路の理想的な(フの字特性)を示す電流−電圧特性図、図7(B)は本発明に先立って検討した図6(改善前)のシリーズレギュレータにおける過電流保護回路の電流−電圧特性を示す特性図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用したシリーズレギュレータの一実施形態を示す。なお、特に限定されるわけではないが、図1において一点鎖線Aで囲まれている部位の回路を構成する素子は、1個の半導体チップ上に形成され、半導体集積回路(シリーズレギュレータIC)10として構成される。C1は入力電圧Vinを安定化させる外付けのコンデンサ、C2は出力電圧Voutを安定化させる外付けのコンデンサである。
この実施形態におけるシリーズレギュレータIC10は、直流電圧源20からの直流電圧Vinが印加される電圧入力端子INと出力端子OUTとの間に接続されたPNPバイポーラトランジスタ(以下、単にトランジスタと称する)からなる制御用トランジスタQ1と、Q1のベース電圧を制御するオープンコレクタのNPNトランジスタQ2と、出力電圧Voutを直列抵抗R1,R2で分圧したフィードバック電圧VFBと参照電圧Vrefとの電位差に応じて前記トランジスタQ2を介して制御用トランジスタQ1を制御するための誤差アンプ11とを備える。この実施形態のシリーズレギュレータは、誤差アンプ11によるトランジスタQ1のフィードバック制御によって、出力電流Ioutがある値以下では出力電圧Voutを一定に保持するように動作する。
また、この実施形態のシリーズレギュレータは、上記トランジスタQ2のコレクタ電圧を受けて制御用トランジスタQ1によって流される出力電流Ioutに比例した電流を生成し電圧に変換する電流−電圧変換回路12と、該電流−電圧変換回路12で生成された電圧に基づいて出力電流Ioutが所定の値に達した場合に、上記誤差アンプ11に対して帰還電流Ifを供給して誤差アンプ11のゲインあるいは出力レベルを変化させて、制御用トランジスタQ1がそれ以上大きな電流を流さないようにフィードバックをかける過電流保護回路13とが設けられている。
過電流保護回路13は、上記抵抗R1,R2とは異なる比で出力電圧Voutを分圧する直列抵抗R3,R4と、抵抗R3とR4の接続ノードN0の電位V0を高い方へシフトするレベルシフト回路LSと、上記電流−電圧変換回路12の出力端と接地点との間に直列に接続された抵抗R5、PNPトランジスタQ11、NPNトランジスタQ12と、Q12とベースが共通接続されたNPNトランジスタQ13とを有するように構成されている。回路を構成する素子の定数の設定の仕方によっては、抵抗R5を省略して、電流−電圧変換回路12の出力端に直接トランジスタQ11のエミッタ端子を接続しても良い。
上記トランジスタQ12はベースとコレクタが結合されたいわゆるダイオード接続とされ、Q12により電流−電圧変換された電圧がトランジスタQ12とQ13のベースに共通に印加されることで、Q12とQ13はそのエミッタサイズの比に比例した電流が流れるカレントミラー回路を構成している。Qsは、トランジスタQ11のコレクタとエミッタおよび基板との間に存在する図5に示すような寄生トランジスタを図示したものである。
次に、この実施形態のシリーズレギュレータICにおける過電流保護回路13の動作について説明する。
図1の実施形態のシリーズレギュレータICは、出力電流Ioutが所定の値Ic以下の範囲では、図3に示すように、出力電流Ioutの大きさにかかわらず出力電圧Voutがほぼ一定になるように制御される。一方、このような正常動作範囲においては、電流−電圧変換回路12が出力電流Ioutに比例した電流を生成し電圧に変換するため、その電圧を受ける過電流保護回路13においては、抵抗R5とトランジスタQ11の接続ノードの電位V1が図3に示すように、出力電流Ioutの大きさに比例して高くなる。また、出力電圧Voutを分圧する抵抗R3とR4の接続ノードN0の電位V0およびそれをシフトするレベルシフト回路LSの出力電位V2はほぼ一定である。
しかして、出力電流Ioutが供給される図示しない負荷において短絡等の事故が発生して出力電流Ioutが増加し、所定の値Icに近づくと、R5とQ11の接続ノードの電位V1とレベルシフト回路LSの出力電位V2との差が開き、トランジスタQ11のエミッタ・ベース間順方向電圧Vfを越える。そのため、トランジスタQ11にコレクタ電流が流れ、その電流がQ12とQ13のカレントミラー回路によって転写され、帰還電流Ifとして誤差アンプ11に供給されるようになる。
誤差アンプ11は、この帰還電流Ifの大きさに応じて制御用トランジスタQ1に流れる電流を抑制するようにトランジスタQ2を制御するため、抵抗R1,R2の分圧抵抗による出力電圧のフィードバック制御系が有効に働かなくなり、出力電流Ioutと出力電圧Voutが共に下がり始める。出力電流Ioutが減少すると電流−電圧変換回路12の出力電圧およびQ11のエミッタ側の電圧V1が下がるが、ノードN0の電位V0およびそれをレベルシフトしたQ11のベース電位V2も下がるため、Q11に電流が流れ続け、帰還電流Ifが供給され続ける。
過電流保護回路13の上記のような動作は、Q11の導通後、V1−V2≧Vfが保たれるように抵抗R3〜R5の値を設定することで可能である。図4に、本実施形態における帰還電流Ifの変化の様子を示す。図4に示されているように、本実施形態においては、過電流保護回路13により過電流状態が検出されると出力電流Ioutが減少し、帰還電流Ifが増加する。その結果、出力電流Ioutと出力電圧Voutが「フ」の字特性に従って低下するようになる。
レベルシフト回路LSを持たない過電流保護回路を備えた図6のようなシリーズレギュレータにあっては、出力電圧Voutがある程度下がると抵抗R3とR4の接続ノードN0の電位V0がトランジスタQ11のコレクタ電圧V3よりも低くなる。そのため、寄生トランジスタQsがオンして帰還電流Ifが流れなくなって、出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性から外れてしまうおそれがあった。
これに対し、本実施形態の過電流保護回路にあっては、出力電圧Voutがかなり下がるまでレベルシフト回路LSの出力電位V2すなわちトランジスタQ11のベース電圧がコレクタ電圧V3よりも低くならないため、寄生トランジスタQsがオンしなくなって、出力電圧−出力電流特性が「フ」の字特性から外れにくくなる。また、この実施形態のシリーズレギュレータICにおいては、抵抗R3またはR4と並列にトリミング用の抵抗を設けて、抵抗値を調整することで過電流検出レベル(上記Icの値)の調整が可能である。
図2は、上記実施形態のシリーズレギュレータICのより具体的な回路例を示す。この実施例では、電流−電圧変換回路12は、制御用トランジスタQ1の1/Nのサイズを有し、エミッタがQ1のエミッタに接続されベースにQ1のベースに印加される電圧と同一の電圧が印加されることで、Q1の電流すなわち出力電流Ioutの1/Nの大きさの電流を流すトランジスタQ3と、該トランジスタQ3のコレクタと接地点との間に接続されQ3のコレクタ電流を電圧に変換する抵抗R6とを備え、トランジスタQ3と抵抗R6との接続ノードに過電流保護回路13が接続されている。Nは数100〜数1000というかなり大きな値とすることができ、それによって電流−電圧変換回路12に流れる電流を小さくすることができる。
レベルシフト回路LSは、定電流源CSと、該定電流源CSがエミッタに接続され抵抗R3,R4の接続ノードN0にベースが接続されたPNPトランジスタQ15と、Q15のコレクタと抵抗R3,R4の接続ノードN0との間に接続された抵抗R7とを備え、トランジスタQ15のコレクタにトランジスタQ11のベースが接続されることで、抵抗R3,R4の接続ノードN0の電位V0を高い方へシフトした電位がトランジスタQ11のベースに印加されるように構成されている。
この実施例のレベルシフト回路LSにあっては、定電流源CSおよびトランジスタQ15によって抵抗R7に流される電流をi、抵抗R7の抵抗値をrとおくと、ノードN0の電位V0よりもΔV(=i・r)だけ高い電圧をトランジスタQ11のベースに印加することができる。なお、レベルシフト回路LSはこのような構成に限定されず、同様な機能を有するものであればどのようなものであっても良い。
図2のシリーズレギュレータICの動作は図1のシリーズレギュレータICの動作と同じであるので、説明は省略する。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば前記実施形態では、出力分圧用の抵抗R1〜R4はオンチップの素子で構成されていると説明したが、外付けの素子を用いるように構成してもよい。
また、図1や図2のレギュレータにおいては、ICの保護機能として、過電流保護回路13を設けたものを示したが、過電流保護回路の他に、入力電圧の低電圧状態を検出する低電圧検出回路や入力電圧の過電圧状態を検出する過電圧保護回路を備えるように構成してもよい。
以上の説明では、本発明をシリーズレギュレータICに適用した例を説明したが、本発明にそれに限定されるものではなく、二次電池を充電する充電装置を構成する充電制御用ICにも利用することができる。
11 誤差アンプ
12 電流−電圧変換回路
13 過電流保護回路
LS レベルシフト回路
Q1 制御用トランジスタ
Qs 寄生トランジスタ

Claims (5)

  1. 入力端子と出力端子との間に接続された制御用トランジスタと、
    出力のフィードバック電圧に応じて出力電圧が一定になるように前記制御用トランジスタを制御する制御回路と、
    前記制御用トランジスタにより流される電流に比例した電圧を出力する電流−電圧変換回路と、
    前記電流−電圧変換回路の出力電圧を監視する過電流保護回路と、を備え、
    前記過電流保護回路は、
    出力電圧を分圧する分圧回路と、前記電流−電圧変換回路の出力端子と接地点との間に直列に接続された第1のトランジスタおよび第2のトランジスタと、該第2のトランジスタと共にカレントミラー回路を構成する第3のトランジスタとを備え、前記分圧回路により分圧された電圧に応じた電圧が前記第1のトランジスタのベース端子に印加され、出力電流が所定値以上流れることによって前記電流−電圧変換回路の出力電圧が所定レベル以上になった場合に前記第1および第2のトランジスタに電流が流れ、前記カレントミラー回路によって前記制御回路に帰還電流を供給されるように構成されていることを特徴とする電源制御用半導体集積回路。
  2. 前記過電流保護回路は、前記分圧回路により分圧された電圧を高い方へシフトするレベルシフト回路をさらに備え、前記レベルシフト回路によりシフトされた電圧が前記第1のトランジスタのベース端子に印加されていることを特徴とする請求項1に記載の電源制御用半導体集積回路。
  3. 前記電流−電圧変換回路は、前記制御用トランジスタのサイズに縮小比例したサイズを有し前記制御用トランジスタと並列に設けられ、前記制御回路から前記制御用トランジスタのベース端子に印加される電圧と同一の電圧がベース端子に印加されて出力電流に比例した電流が流されるトランジスタおよび該トランジスタと直列に接続された電流−電圧変換素子を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の電源制御用半導体集積回路。
  4. 前記制御回路は、出力電圧を分圧した電圧と所定の参照電圧との電位差に応じた電圧を出力する誤差アンプと、該誤差アンプの出力がベース端子に印加され、コレクタ端子が前記制御用トランジスタのベース端子に接続されたトランジスタとを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源制御用半導体集積回路。
  5. 前記分圧回路は、直列形態に接続された複数の抵抗を備え、前記複数の抵抗のいずれか一つは抵抗値が調整可能にされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電源制御用半導体集積回路。
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