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JP2010285037A - ストラットマウント - Google Patents

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JP2010285037A
JP2010285037A JP2009139524A JP2009139524A JP2010285037A JP 2010285037 A JP2010285037 A JP 2010285037A JP 2009139524 A JP2009139524 A JP 2009139524A JP 2009139524 A JP2009139524 A JP 2009139524A JP 2010285037 A JP2010285037 A JP 2010285037A
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JP
Japan
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metal fitting
elastic member
piston rod
height
strut mount
Prior art date
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Pending
Application number
JP2009139524A
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English (en)
Inventor
Norikatsu Namito
則克 波戸
Akihiro Saito
晃大 齋藤
Katsumi Someya
勝己 染谷
Kiyoshi Kidahashi
潔 木田橋
Hiroaki Kogure
博亮 木暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Abstract

【課題】車体を、ショックアブソーバに対して、できるだけ低い位置で支持することのできるストラットマウントを提供する。
【解決手段】ストラットマウント10は、筒部21と底部22とよりなるカップを下側に開放する向きに配置した形状をなし、底部22にはピストンロッド106の上端を取り付けるピストンロッド取付面15が形成され、このピストンロッド取付面15は、弾性部材13の、外側金具12より半径方向内側の、上面の最低高さh1と下面の最高高さh2との平均高さとして定義される弾性部材中心高さh0より高い位置に配置されており、また、弾性部材13の下面13aには、ショックアブソーバ102のスプリング108からの力を、直接的もしくはベアリングを介して間接的に受けるスプリング力入力面23を有し、このスプリング入力面23は、弾性部材13の下面13の最も低い箇所の高さh2か、この箇所から凹んだ高さhsに設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ショックアブソーバのピストンロッドと車体との相対振動を抑えるのに用いられ、前記ピストンロッドの上端に取り付けられる内側金具と、この内側金具に弾性部材を介して連結され車体を取り付けるための車体取付面を有するる外側金具とを具え、前記弾性部材は、内側金具および外側金具の両方に一体的に取り付けられているストラットマウントに関する。
車体と、車体を支持する車軸との間には、路面からの振動の車体への伝達を抑えるためのショックアブソーバが設けられ、ショックアブソーバと車体とを通常ストラットマウントと呼ばれる防振ブッシュを介して連結することが行われている。
図1は、ショックアブソーバとストラットマウントとの一例を示す斜視図であり、また、図2は、従来のストラットマウントを示す断面図であり、図1において100はホイールディスク、102はショックアブソーバ、104はロアアーム、106はショックアブソーバ102におけるピストンロッド、108はスプリング、そして、110はストラットマウントであり、ショックアブソーバ102は、このストラットマウント110を介して車体に連結される(例えば、特許文献1参照。)。
ストラットマウント110は、詳しくは、図2に示すように、ピストンロッド106に取り付けられた内側金具111と、内側金具111に弾性部材113を介して連結された外側金具112とを具え、内側金具111の内周面には、上方に開放したカップの形状をなし弾性部材113の外周側に当接することにより内側金具111対する外側金具112の軸方向上限位置を制限する上側ストッパ金具118が取り付けられ、上側ストッパ金具118のカップ形状底面部分には、下方に開放したカップの形状をなし弾性部材113の外周側に当接することにより内側金具111対する外側金具112の軸方向下限位置を制限する下側ストッパ金具116が取り付けられている。そして、下側ストッパ金具116は、ピストンロッド106の上端に取り付けられ、下側ストッパ金具116には、そのためのピストンロッド取付面115が形成されており、また、外側金具112には、これを、例えばボルト119を介して車体を取り付ける車体取付面117が設けられている。そして、弾性部材113は、内側金具111および外側金具112の両方に、例えば加硫接着によって一体的に取り付けられている。
このようなストラットマウント110に対する車両の設計サイドからの改良要求の1つは、車体高さをショックアブソーバ102に対してできるだけ低くすることであり、これは、車体の軽量化要求を実現してゆく中で、高い位置に配置されている部品の方が低い位置に配置されている部品よりも軽量化が容易であることに起因して、車体の重心位置が上昇するの抑える必要が生じてきたことによるものである。
実用新案登録第2606124号公報
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、車体を、ショックアブソーバに対して、できるだけ低い位置で支持することのできるストラットマウントを提供することを目的とする。
<1>は、ショックアブソーバのピストンロッドと車体との相対振動を抑えるのに用いられ、前記ピストンロッドの上端に取り付けられる内側金具と、この内側金具に弾性部材を介して連結され車体を取り付けるための車体取付面を有するる外側金具とを具え、前記弾性部材は、内側金具および外側金具の両方に一体的に取り付けられているストラットマウントにおいて、
前記内側金具は、筒部と底部とよりなる下側に開放するカップの形状をなし、底部には前記ピストンロッドの上端を取り付けるピストンロッド取付面が形成され、このピストンロッド取付面は、弾性部材の、外側金具より半径方向内側の、上面の最低高さと下面の最高高さとの平均高さとして定義される弾性部材中心高さより高い位置に配置されてなり、前記弾性部材の下面には、ショックアブソーバのスプリングからの力を、直接的もしくはベアリングを介して間接的に受けるスプリング力入力面を有し、このスプリング入力面は、前記弾性部材の下面の最も低い箇所の位置、または、この最も低い箇所から凹んだ位置に設けられていることを特徴とするストラットマウントである。
<2>は、<1>において、前記内側金具には、弾性部材の下面と対向して、外側金具の下方への移動を制限するストッパ部を具えることを特徴とするストラットマウントである。
<1>によれば、このピストンロッド取付面は、弾性部材中心高さより高い位置に配置されているので、弾性部材をピストンロッドの上端に対比して低くすることができ、このことによって、外側金具の上側に位置する車体支持面を、ピストンロッド取付面に対してできるだけ低くすることができ、その結果、ショックアブソーバに対して車体を低い位置で支持することができる。ショックアブソーバに対する弾性部材の高さ関係を決定付けるファクターとしては、弾性部材とピストンロッド取付面との位置関係だけでなく、弾性部材に設けられたスプリング入力面も関係し、<1>によれば、スプリング入力面は、前記弾性部材の下面の最も低い箇所の位置、または、この最も低い箇所から凹んだ位置に設けられているので、このことによっても、ショックアブソーバに対する車体位置を低くすることができる。
<2>によれば、前記内側金具には、弾性部材の下面と対向して、外側金具の下方への移動を制限するストッパ部を具えるので、外側金具の内側金具に対する下点位置を制限することができ、車体の、周囲部品との余計な干渉を防止しすることができる。
ショックアブソーバとストラットマウントとの一例を示す斜視図である。 従来のストラットマウントを示す断面図である。 本発明に係る実施形態のストラットマウントを示す断面図である。 本発明に係る実施形態の変形例のストラットマウントを示す断面図である。 本発明に係る実施形態の他の変形例のストラットマウントを示す断面図である。
本発明の実施形態について図を参照して説明する。本発明の実施形態のストラットマウント10は、先に示した図1のストラットマウント110に代えて、ショックアブソーバ102と車体との間に取り付けられる。図3は、このストラットマウント10を示す断面図であり、ストラットマウント10は、ショックアブソーバのピストンロッド6に取り付けられた内側金具11と、内側金具11に弾性部材13を介して連結された外側金具12とを具え、弾性部材13は、内側金具11および外側金具12の両方に、例えば加硫接着等の手段によって一体的に取り付けられている。なお、図3において、紙面の上側が車両上側に、紙面の下側が車両下側に対応する。また、車体側部品18は、外側金具12の上に位置する車体取付面17に位置決めされる。
本実施形態のストラットマウント10は、その特徴として、筒部21と底部22とよりなるカップを下側に開放する向きに配置した形状をなし、底部22にはピストンロッド106の上端を取り付けるピストンロッド取付面15が形成され、このピストンロッド取付面15の高さhxは、以下に説明する、弾性部材13の中心高さh0より(図示の場合aだけ)高い位置にあり、また、弾性部材13の下面13aには、ショックアブソーバ102のスプリング108からの力を、直接的もしくはベアリングを介して間接的に受けるスプリング力入力面23を有し、このスプリング入力面23(高さhs)は、前記弾性部材13の下面13aの最も低い箇所に位置するか(高さh2)、その位置から(図示の場合bだけ)凹んだ位置に設けられている。
ここで、弾性部材13の中心高さh0とは、弾性部材13の、外側金具12より半径方向内側の部分における、上面の最低高さh1と、下面の最高高さh2との平均高さを言うものとする。より具体的には、図3に示すように、弾性部材13の上面のすぐり13uの最下点と、弾性部材13の下面のすぐり13v1の最上点との平均高さである。図3においては、下面のすぐり13v1は、半径方向内側に凹となる横すぐりであるが、これが、図4に示す、上側に凹となる縦すぐり13v2の場合にも、弾性部材13の上面のすぐり13uの最下点と、弾性部材13の下面のすぐり13v2の最上点との平均高さである。
ストラットマウント10は、以上の構成を有するので、図2の従来のストラットマウント110と対比して明らかなように、弾性部材13を、ピストンロッド106の上端に対比しても、また、スプリング108に対比しても低く位置させることができ、このことによって、弾性部材13に一体的に取り付けられた外側金具12によって支持される車両の位置を低くすることができ、その結果、ショックアブソーバ102に対する車体の支持位置を従来対比大幅に低くすることができる。
また、内側金具11は、図3に示すように、弾性部材13の下面13aと対向して、外側金具12の下方への移動を制限するストッパ部25を具えるのが好ましく、外側金具12の、内側金具11に対する下点位置を制限することができ、その結果、車体の、周囲部品との余計な干渉を防止しすることができる。また、図3において、16は、内側金具11に対する外側金具の上点位置を制限するためのストッパ部である。
図5は、実施形態のストラットマウント10の変形例のストラットマウント10Aを示す断面図であり、ストラットマウント10Aが、ストラットマウント10と異なる点は、ストラットマウント10においては、車体側部品18が、外側金具12の上に載せられて取り付けられるのに対比して、ストラットマウント10Aにおいては、車体側部品18Aが、外側金具12Aに直接ボルト等で取り付けられていることによる違いだけであり、他の点については、同じ構成を有しているので詳細の説明を省略する。
10、10A ストラットマウント
11 内側金具
12、12A 外側金具
13 弾性部材
13a 弾性部材の下面
13u、13v1、13v2 すぐり
15 ピストンロッド取付面
17 車体取付面
18、18A 車体側部品
19 ボルト
21 内側金具の筒部
22 内側金具の底部
23 スプリング入力面
25 ストッパ部
100 ホイールディスク
102 ショックアブソーバ
104 ロアアーム
106 ピストンロッド
108 スプリング

Claims (2)

  1. ショックアブソーバのピストンロッドと車体との相対振動を抑えるのに用いられ、前記ピストンロッドの上端に取り付けられる内側金具と、この内側金具に弾性部材を介して連結され車体を取り付けるための車体取付面を有するる外側金具とを具え、前記弾性部材は、内側金具および外側金具の両方に一体的に取り付けられているストラットマウントにおいて、
    前記内側金具は、筒部と底部とよりなる下側に開放するカップの形状をなし、底部には前記ピストンロッドの上端を取り付けるピストンロッド取付面が形成され、このピストンロッド取付面は、弾性部材の、外側金具より半径方向内側の、上面の最低高さと下面の最高高さとの平均高さとして定義される弾性部材中心高さより高い位置に配置されてなり、前記弾性部材の下面には、ショックアブソーバのスプリングからの力を、直接的もしくはベアリングを介して間接的に受けるスプリング力入力面を有し、このスプリング入力面は、前記弾性部材の下面の最も低い箇所の位置、または、この最も低い箇所から凹んだ位置に設けられていることを特徴とするストラットマウント。
  2. 前記内側金具には、弾性部材の下面と対向して、外側金具の下方への移動を制限するストッパ部を具えることを特徴とする請求項1に記載のストラットマウント。
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