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JP2010271017A - 加熱調理器 - Google Patents

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JP2010271017A JP2009125644A JP2009125644A JP2010271017A JP 2010271017 A JP2010271017 A JP 2010271017A JP 2009125644 A JP2009125644 A JP 2009125644A JP 2009125644 A JP2009125644 A JP 2009125644A JP 2010271017 A JP2010271017 A JP 2010271017A
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伸幸 荒井
Yukimasa Takeda
幸正 竹田
Akihiko Hirano
明彦 平野
Yuko Tango
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Abstract

【課題】加熱調理器において、排出経路に設けられた排出経路温度センサが調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができるようにする。
【解決手段】加熱調理器10は、調理庫11の下部に形成された庫内排水口11eから導出されて調理庫11内の水を調理庫11外に排出する排水口72bと調理庫11内の蒸気を含んだ空気を調理庫11外に排出する排気口73aとを備えた排出経路70に調理庫11内から排出される蒸気を含む空気の温度を検出する排出経路温度センサ75を設け、排出経路温度センサ75を排出経路70における排気口73aと排水口72bとより上流側で、自然対流により排水口72bから排出タンク72内に流入する加熱調理器10外の空気が排気口73aから排出されるときに空気の通過する経路上にない位置に設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、加熱調理器に関し、特に調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出するようにした加熱調理器に関する。
特許文献1には、食材を収容して加熱調理する調理庫と、調理庫内の空気を循環させる送風ファンと、調理庫内を加熱するヒータと、調理庫内に蒸気を供給する蒸気発生装置と、調理庫の下部に形成された庫内排水口から導出されて調理庫内の水を調理庫外に排出する排水口と調理庫内の蒸気を含んだ空気を調理庫外に排出する排気口とを備えた排出管と、排出管内に設けられて調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を検出する排出管温度センサと、この排出経路温度センサの検出温度に基づいて調理庫内の蒸気の濃度を算出する算出手段を有する制御装置を備えた加熱調理器が開示されている。この加熱調理器の排出管は、調理庫の庫内排水口から延びてその先端に水を排水する排水口と、この排水口より上流側となる中間部に蒸気を排出する排気口とを備えており、この排気口には加熱調理器の外部に蒸気を排出する排気筒が接続されている。また、排出管温度センサは、排出管内で排気口が形成された位置に設けられている。
特開2005−016743号公報
特許文献1の加熱調理器においては、調理庫内の蒸気を含んだ空気は排出管から排気筒を通って加熱調理器外に排出され、制御装置は排出管内を通って排出管温度センサにより検出される蒸気の温度に基づいて調理庫内の蒸気の濃度を算出するようにしている。このような加熱調理器においては、排出管内は調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の影響で加熱調理器外より高い温度となっており、調理庫内から排出される空気の量によっては、加熱調理器外の空気が自然対流により排水口から排出管内に流入して排気口から排気筒を通って再び加熱調理器外に排出することがある。加熱調理器外の空気が自然対流により排水口から排出管内に流入すると、調理庫内の蒸気を含んだ空気は排出管内の排気口の近傍で加熱調理器外から流入した外気により温度が低下し、排出管温度センサが調理庫内から蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができなく、制御装置は調理庫内の蒸気の濃度を正確に算出することができなかった。本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、食材を収容して加熱調理する調理庫と、調理庫内の空気を循環させる送風ファンと、調理庫内を加熱するヒータと、調理庫内に蒸気を供給する蒸気発生装置と、調理庫の下部に形成された庫内排水口から導出されて調理庫内の水を調理庫外に排出する排水口と調理庫内の蒸気を調理庫外に排出する排気口とを備えた排出経路と、排出経路内に設けられて調理庫内から排出される蒸気を含む空気の温度を検出する排出経路温度センサと、少なくとも排出経路温度センサの検出温度に基づいて調理庫内の蒸気の濃度を算出する算出手段を有する制御装置とを備えた加熱調理器であって、排出経路温度センサを排出経路における排気口と排水口とより上流側に配置したことを特徴とする加熱調理器を提供するものである。
このように構成した加熱調理器においては、調理庫内の蒸気を含んだ空気は、庫内排水口から排出経路を通って排気口から排出されるが、排出経路内は調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の影響により外部より高い温度となっており、調理庫内から排出される空気の量によっては、外部の空気が自然対流により排水口から排出経路内に流入して排気口から排出されることがある。外部の空気が自然対流により排水口から排出経路内に流入して排気口から排出されるようなことがあっても、排出経路温度センサは、排出経路における排気口と排水口とより上流側に配置されているので、外部から流入する空気の温度の影響を受けることなく調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができ、制御装置は調理庫内の蒸気の濃度を正確に算出することができる。
上記のように構成した加熱調理器において、排出経路は庫内排水口から排水口に向けて下方に傾斜するようにするのが好ましく、このようにすれば、調理庫から排出される水が排出経路内に残ることなく排水口から排出されるようになり、調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気が排出経路内に残る水で冷却されることがなく、排出経路温度センサは調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した加熱調理器において、排出経路温度センサは棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部を有し、排出経路温度センサは先端部の感温部が上側となるように排出経路内の下部に立設して取り付けるようにするのが好ましく、このようにすれば、排出経路の上部で結露した水滴が排出経路温度センサに落下しても、落下した水滴は上部の感温部から下部の感温部ではない部分に流れ落ちるので、排出経路温度センサは調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した加熱調理器において、排出経路内の排出経路温度センサが立設した位置には排出経路内を通過する水が排出経路温度センサの下部に接触するのを防ぐ突部を設けるようするのが好ましく、このようにすれば、調理庫から排出される水が排出経路内を通るときに突部により排出経路温度センサの下部に接触することがなく、排出経路温度センサは排出経路内を通過する水によりその下部を冷却されることなく調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した加熱調理器において、排出経路内の上部には排出経路温度センサの上側に排出経路内の上部で結露した水滴を排出経路温度センサの周囲に落下させる水滴誘導部を設けるようにするのが好ましく、このようにすれば、排出経路の上部で結露した水滴は排出経路温度センサに接触してこれを冷却することなくその周囲に落下するので、排出経路温度センサは調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した加熱調理器の他の実施形態において、排出経路温度センサは棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部を有し、排出経路の上部には排出経路温度センサを挿入するための挿入孔を形成し、排出経路温度センサは先端部の感温部が排出経路の下部と当接することなく下側となるように挿入孔に挿入されて排出経路内の上部に取り付けるようにするのが好ましく、このようにすれば、排出経路温度センサを排出経路内に容易に取り付けることが可能であり、排出経路に排出経路温度センサを容易に取り付けるための挿入孔を形成しても、排出経路は挿入孔が排出経路の上部に形成されているために水漏れの虞がない。また、排出経路温度センサの感温部は排出経路の下部と当接することなく取り付けられているので、排出経路の下部を流れる水により冷却されにくくなり、排出経路温度センサは調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した他の実施形態の加熱調理器において、排出経路内の上部には排出経路温度センサの周囲に排出経路内の上部で結露した水滴を排出経路温度センサの周囲に落下させる水滴誘導部を設けるようにするのが好ましく、排出経路の上部で結露した水滴は排出経路温度センサに接触してこれを冷却することなくその周囲に落下するので、排出経路温度センサは調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した他の実施形態の加熱調理器において、排出経路温度センサの感温部より上側には排出経路内の上部で結露した水滴が排出経路温度センサを伝って感温部に流下するのを防ぐ水滴流下防止部材を設けるのが好ましく、このようにすれば、排出経路の上部で結露した水滴が排出経路温度センサを伝って落下しても、水滴流下防止部材が水滴を排出経路温度センサの感温部に流下させないようにしているので、排出経路温度センサは調理庫内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
上記のように構成した各加熱調理器において、排出経路温度センサの感温部に水を散水する散水ノズルを設け、散水ノズルの散水口を感温部に向けるように配置すれば、散水ノズルは排出経路温度センサの感温部に確実に水を散水することができ、排出経路温度センサの検出温度を確実に低下させることができる。
第1実施形態の加熱調理器の平面断面図である。 図1のA−A線における縦断面図である。 図1のB−B線における縦断面図である。 排出タンクを斜め上方から見た図1のC−C線における縦断面斜視図である。 排出タンクを斜め下方から見た図1のC−C線における縦断面斜視図である。 図1のD−D線における排出タンクの縦断面図である。 制御装置のブロック図である。 水滴誘導部の形状を変更した排出タンクを斜め下方から見た図1のC−C線における縦断面斜視図である(1)。 水滴誘導部の形状を変更した排出タンクを斜め下方から見た図1のC−C線における縦断面斜視図である(2)。 第2実施形態の排出タンクの縦断面図である。
以下、本発明に係る加熱調理器の実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3に示すように、この実施形態の加熱調理器10は、食材を収容して加熱調理する調理庫11と、調理庫11内の空気を循環させる送風ファン20と、調理庫11内を加熱するヒータ30と、調理庫11内に蒸気を供給する蒸気発生装置40と、調理庫11の下部に形成された庫内排水口11eから導出されて調理庫11内の水を調理庫11外に排出する排水口72bと調理庫11内の蒸気を含んだ空気を調理庫11外に排出する排気口73aとを備えた排出経路70と、排出経路70内に設けられて調理庫11内から排出される蒸気を含む空気の温度を検出する排出経路温度センサ75と、少なくとも排出経路温度センサ75の検出温度に基づいて調理庫11内の蒸気の濃度を算出する算出手段を有する制御装置80とを備えている。而して、この加熱調理器10において、排出経路温度センサ75は排出経路70における排気口73aと排水口72bとより上流側に配置されている。以下に、この加熱調理器10について詳述する。
加熱調理器10は、ケーシング10a内に調理庫11と、送風ファン20と、ヒータ30と、蒸気発生装置40と、庫内温度センサ50と、給排気ダクト60と、排出経路70と、制御装置80とを備えている。
図1及び図2に示すように、調理庫11は、食材を収容して加熱するためのものであり、前面の一部が開口して周囲を断熱材に覆われた箱形をしている。調理庫11の前面の開口には、耐熱性ガラスの窓を備えた断熱扉12が開閉自在に設けられている。調理庫11は、食材を収容して調理する調理空間11aとこの調理空間11aに熱風を送る加熱空間11bとを有しており、これら調理空間11aと加熱空間11bとは、送風ファン20の吸込口側を通風可能に覆うファンカバー22により通風可能に仕切られている。図2に示すように、調理空間11aの左右両端側には、ホテルパン等のトレイTを上下方向に多段状に収容するための一対の支持枠13が着脱可能に取り付けられている。
図1及び図2に示すように、送風ファン20は、調理庫11内の空気を循環させるものであり、シロッコファン等の遠心ファンが用いられている。図3に示すように、送風ファン20は、調理庫11の左側面で加熱空間11b側に回転可能に取り付けられており、送風ファン20は、ファンモータ21を駆動して回転させると調理空間11a側から吸い込んだ空気を遠心方向に吐出する。調理庫11内には、送風ファン20の吸込口側に長方形の板状のファンカバー22が着脱可能に取り付けられており、このファンカバー22は、送風ファン20に異物の進入を阻止するとともに、調理庫11を調理空間11aと加熱空間11bとに通風可能に仕切るものである。
図1及び図2に示すように、ヒータ30は、調理庫11内を加熱するものであり、シーズヒータ等の周知の電気式ヒータが用いられている。図3に示すように、ヒータ30は、調理庫11の左側面で加熱空間11b側に送風ファン20の外周側に環状に取り付けられている。送風ファン20により調理庫11内の空気を循環させた状態でヒータ30を作動させると、送風ファン20は調理空間11aの空気を吸い込んで遠心方向に送風し、送風ファン20による遠心方向の送風がその外周側に取り付けられたヒータ30を通過するときに加熱されて熱風となって調理空間11aに送られる。
蒸気発生装置40は、調理庫11内に蒸気を送出するものであり、図1及び図2に示すように、ケーシング10a内の調理庫11の左側となる位置で後述する排出経路70の排出タンク72に立設している。蒸気発生装置40は、筒形状の蒸発容器内に収容した導電性の加熱体を電磁誘導加熱により発熱させて蒸気を発生させるものである。蒸気発生装置40の蒸気の送出口は、調理庫11の加熱空間11b側となる左側面の後面側上部でヒータ30の外周側となる位置に形成された蒸気の導入口11cに蒸気の送出筒を介して接続されている。送風ファン20とヒータ30とを作動させた状態では、蒸気の導入口11cから導入される蒸気は、送風ファン20とヒータ30とにより生成される熱風とともに調理空間11aに送られる。
庫内温度センサ50は調理庫11内の温度を検出するものであり、例えば熱電対が用いられている。図3に示すように、庫内温度センサ50は、調理庫11の加熱空間11b側となる左側面の前面側上部でヒータ30の外周側となる位置に取り付けられている。庫内温度センサ50は、送風ファン20を回転させたときの送風方向において蒸気の導入口11cより下流側に配置されており、調理庫11の左側面には、庫内温度センサ50の蒸気の導入口11c側に遮蔽板51が取り付けられている。遮蔽板51は、左側面から調理庫11側に突出するL形をした板部材よりなり、蒸気の導入口11cから導入される蒸気が送風ファン20による送風に乗って庫内温度センサ50に直接吹き付けられないようにするとともに、蒸気の導入口11cから蒸気と共に導入される水滴が送風ファン20による送風に乗って庫内温度センサ50に当たらないようにするものである。また、遮蔽板51は、庫内温度センサ50のヒータ30側となる位置を遮っているので、庫内温度センサ50はヒータ30の放射熱を検出しにくくなっている。
図1及び図2に示すように、給排気ダクト60は、調理庫11内に空気を供給及び排出するためのものであり、給排気筒61と、この給排気筒61内に設けられたバタフライ弁よりなるダンパー62と、ダンパー62を回転させるダンパー用モータ63とからなる。図2及び図3に示すように、給排気筒61は、調理庫11の加熱空間11b側となる左側面に形成された給排気口11dに接続されている。なお、給排気口11dは、送風ファン20の背面側となる位置に形成されている。ダンパー62は、給排気筒61の中間部に回転可能に設けられており、ダンパー用モータ63の作動により開度を変化させることで給排気筒61内を空気の通過量を調整するものである。この加熱調理器10において送風ファン20を回転させて加熱調理をしているときに、給排気筒61内を通風可能となるようにダンパー62を開放すると、調理庫11外の外気が送風ファン20の回転により給排気筒61を通って調理庫11内に導入される。また、この加熱調理器10において送風ファン20を回転させずに加熱調理をしているときに、給排気筒61内を通風可能となるようにダンパー62を開放すると、調理庫11内の空気は蒸気発生装置40により供給された蒸気または調理空間11aに収容された食材から発生する蒸気により給排気筒61を通って調理庫11外に排出される。
図1〜図3に示すように、排出経路70は、調理庫11内の水を排出するとともに蒸気を含む空気を排出するものであり、主として排出管71と、排出タンク72と、排気筒74とからなる。図2に示すように、排出管71は、調理庫11の下面から下側に延びる垂直部と左方に折れ曲がって伸びる水平部とならなる略L形の管部材よりよりなり、一端側が調理庫11の下面に形成された庫内排水口11eに接続され、他端側が排出タンク72に接続されている。図2に示すように、排出管71の水平部は、調理庫11内から排出された水が溜まって残ることのないように、庫内排水口11e側から排水口72bを備えた排出タンク72側に下方に傾斜している。
排出タンク72は、上部に着脱可能な蓋73を備えた略箱形をしており、排出タンク72の前側の側壁に形成された接続筒部72aに排出管71の他端側が連通接続されている。図4に示すように、排出タンク72は、後側部の下部に排水口72bと上部の蓋73に排気口73aが形成されている。排出タンク72の排水口72bは、調理庫11内から排出管71を通って送られる水を加熱調理器10外に排出するためのものであり、排出タンク72の排水口72bには水を加熱調理器10外に排出する排出ホース(図示しない)が接続されている。排出タンク72の排気口73aは、調理庫11から排出管71を通って送られる蒸気を含んだ空気を加熱調理器10外に排出するためのものであり、排出タンク72の排気口73aには蒸気を含んだ空気を加熱調理器10外に排出するための排気筒74が接続されている。また、排出タンク72の蓋73には、排気口73aより前側に蒸気発生装置40の排水口に接続される接続口73dが形成されている。排出タンク72の下部は、調理庫11内から排出された水が溜まって残ることのないように、庫内排水口11e側である前側から排水口72b側である後側に下方に傾斜している。
図4に示すように、排出タンク72内には、排水口72bと排気口73aとより前側に排出経路温度センサ75が設けられている。排出経路温度センサ75は、調理庫11から排出管71を通って送られる蒸気を含んだ空気の温度を検出するものであり、例えば熱電対が用いられている。排出経路温度センサ75は、排出タンク72内で庫内排水口11e側から排出される蒸気を含んだ空気の流れにおいて排水口72bと排気口73aとより上流側で、自然対流により排水口72bから排出タンク72内に流入する加熱調理器10外の空気が排気口73aから排出されるときに空気の通過する経路上にない位置に設けられている。
図4に示すように、排出経路温度センサ75は、棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部75aを有しており、先端部の感温部75aが上側となるように排出タンク72内の下部に立設している。排出タンク72の下部にはこの排出経路温度センサ75が立設した位置に円錐状の突部72cが形成されており、この突部72cは排出タンク72内を流れる水が排出経路温度センサ75の下部に接触することで感温部75aを冷却させないようにし、排出経路温度センサ75が蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができなくなることを防ぐものである。
図5及び図6に示すように、排出タンク72の上部の蓋73には、排出経路温度センサ75の上側に環状の水滴誘導部73bが形成されている。この環状の水滴誘導部73bは、排出経路温度センサ75の直上の周囲に下側に突出するよう形成されており、排出タンク72の上部の蓋73の下面に結露した水滴を排出経路温度センサ75の周囲に落下させることにより、水滴が排出経路温度センサ75に直接落下するのを防ぐためのものである。
図4〜図6に示すように、排出タンク72の上部の蓋73には、排出経路温度センサ75の左側に排出経路温度センサ75に水を散水する散水ノズル76が設けられている。この散水ノズル76には、図示しない水道などの給水源に接続されており、この散水ノズル76の散水口76aは排出経路温度センサ75の感温部75aに向けられている。散水ノズル76は、散水弁76bを開放することで給水源から供給される水を散水口76aから排出経路温度センサ75の感温部75aに散水させる。
制御装置80はマイクロコンピュータを備えており、図7に示すように、ファンモータ21、ヒータ30、蒸気発生装置40、庫内温度センサ50、ダンパー用モータ63及び排出経路温度センサ75と散水弁76bとに接続されている。制御装置80は、図示しないメモリに調理プログラムを記憶しており、この調理プログラムに基づいてファンモータ21、ヒータ30、蒸気発生装置40及びダンパー用モータ63の作動を制御している。具体的には、制御装置80は、庫内温度センサ50の検出温度から調理プログラムに基づく所定温度となるようにヒータ30の作動を制御する制御手段を備えている。また、制御装置80は、庫内温度センサ50と排出経路温度センサ75との各検出温度の相関関係から調理庫11内の蒸気濃度を算出する算出手段と、この算出手段により算出された蒸気濃度に基づいて調理プログラムに規定する所定量の蒸気濃度となるように蒸気発生装置40の作動とダンパー用モータ63の作動を制御する制御手段とを備えている。また、制御装置80は、散水弁76bを開放させることにより排出経路温度センサ75の感温部75aに水を散水させて排出経路温度センサ75による検出温度を例えば120℃から所定温度として90℃まで一端低下させたときに、排出経路温度センサ75による検出温度が元の温度である120℃に戻るのに要する時間をタイマ(図示しない)により計測することにより蒸気濃度を算出する算出手段を備えている。
上記のように構成した加熱調理器10の作動について説明する。この加熱調理器10においては、送風ファン20とヒータ30と蒸気発生装置40とを作動させると、調理庫11の調理空間11aには蒸気を含んだ熱風が供給され、調理空間11a内に収容された食材が加熱調理される。このとき、制御装置80は、調理プログラムに規定された所定温度となるように庫内温度センサ50の検出温度に基づいてファンモータ21、ヒータ30の作動を制御するとともに、調理プログラムに規定された所定の蒸気の濃度となるように庫内温度センサ50と排出経路温度センサ75との各検出温度の相関関係から算出される蒸気の濃度に基づいて蒸気発生装置40及びダンパー用モータ63の作動を制御している。
加熱調理器10で上記のように食材を加熱調理すると、調理庫11内の空気は、蒸気発生装置40から供給される蒸気と、加熱調理の際に食材から発生する蒸気とを含むようになる。調理庫11内の蒸気を含んだ空気は、庫内排水口11eから排出経路70を通って加熱調理器10外に排出される。詳述すると、調理庫11内の蒸気を含んだ空気は、排出管71を通って排出タンク72内に送られ、排出タンク72の排気口73aから排気筒74を通って加熱調理器10外に排出される。
また、加熱調理器10で上記のように食材を加熱調理すると、調理庫11内の下部には食材から発生する水や蒸気が結露して生じる水滴が落下する。調理庫11内の下部に落下した水は、庫内排水口11eから排出経路70を通って加熱調理器10外に排出される。詳述すると、調理庫11の下部に落下した水は、排出管71を通って排出タンク72内に送られ、排出タンク72の排水口72bから加熱調理器10外に排出される。
このように構成した加熱調理器10においては、調理庫11内の蒸気を含んだ空気は、庫内排水口11eから排出経路70の排出管71と排出タンク72とを通って排気口73aから排出されるが、排出タンク72内は調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の影響により外部より高い温度となっており、調理庫11内から流れ出る空気の量によっては、外部の空気が自然対流により排水口72bから排出タンク72内に流入して排気口73aから排出されることがある。外部の空気が自然対流により排水口72bから排出タンク72内に流入して排気口73aから排出されるようなことがあっても、排出経路温度センサ75は、排出タンク72における排気口73aと排水口72bとより上流側に配置されており、自然対流により排水口72bから排出タンク72内に流入する加熱調理器10外の空気が排気口73aから排出されるときに空気の通過する経路上にない位置に設けられているので、排出経路温度センサ75は、加熱調理器10外から流入する空気の温度の影響を受けることなく、調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、この加熱調理器10において、排出経路70の排出管71と排出タンク72の下部は庫内排水口11eから排水口72bに向けて下方に傾斜しているので、調理庫11から排出される水が排出経路70の排出管71と排出タンク72内に残ることなく排水口72bから排出されるようになる。これにより、調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気が排出経路70の排出管71と排出タンク72内に残る水により冷却されることがなく、排出経路温度センサ75は調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、この加熱調理器10において、排出経路温度センサ75は棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部75aを有し、排出経路温度センサ75は先端部の感温部75aが上側となるように排出タンク72内の下部に立設して取り付けられている。これにより、排出タンク72の上部の蓋73で結露した水滴が排出経路温度センサ75に落下しても、落下した水滴は上部の感温部75aから下部の感温部ではない部分に流れ落ちるので、排出経路温度センサ75は調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、この加熱調理器10において、排出タンク72内の排出経路温度センサ75が立設した位置には排出タンク72内を通過する水が排出経路温度センサ75の下部に接触するのを防ぐ円錐形状の突部72cを設けている。これにより、調理庫11から排出される水が排出タンク72内を通るときに突部72cにより排出経路温度センサ75の下部に接触することがない。よって、排出経路温度センサ75は排出タンク72内を通過する水により冷却されることなく、排出経路温度センサ75は調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、この加熱調理器10において、排出タンク72内の上部の蓋73の下面には排出経路温度センサ75の上側に排出タンク72内の上部で結露した水滴を排出経路温度センサ75の周囲に落下させる環状の水滴誘導部73bを設けている。これにより、排出タンク72内の上部の蓋73の下面で結露した水滴は排出経路温度センサ75の周囲に形成された環状の水滴誘導部73bにより排出経路温度センサ75に接触してこれを冷却することなくその周囲に落下するので、排出経路温度センサ75は調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、本実施形態の水滴誘導部73bは、排出経路温度センサ75の直上の周囲に下側に突出した環状をしているが、本発明はこれに限られるものでなく、図8または図9に示すように、排出タンク72の上部の蓋73の下面に他の形状の水滴誘導部73b1、73b2を形成するようにしてもよい。図8に示すように、水滴誘導部73b1の下面は、排出経路温度センサ75の上側で前側から後側に向けて下方に傾斜する形状をしており、水滴誘導部73b1は、排出タンク72の上部の蓋73の下面に結露した水滴を傾斜面を伝わせて排出経路温度センサ75の周囲としてその後方に落下させている。
また、図9に示すように、水滴誘導部73b2は排出経路温度センサ75の上側の前方で頂部が下側に形成された円錐形状をしており、水滴誘導部73b2は排出タンク72の上部の蓋73の下面に結露した水滴を円錐面を伝わせて排出経路温度センサ75の周囲としてその前方に落下させている。上記の水滴誘導部73b1、73b2は、排出タンク72の上部の蓋73の下面に結露した水滴を排出経路温度センサ75の周囲に落下させることができ、本実施形態の水滴誘導部73bと同様の作用効果を得ることができる。
このように、この実施形態の加熱調理器10においては、排出経路温度センサ75は調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができるので、制御装置80は、庫内温度センサ50と排出経路温度センサ75との各検出温度の相関関係から正確に蒸気の濃度を算出することができ、正確に算出された蒸気の濃度に基づき蒸気発生装置40及びダンパー用モータ63の作動を制御することで調理庫11内を所定の蒸気の濃度となるように制御することができる。
また、この加熱調理器10において、排出タンク72内の上部には排出経路温度センサ75の感温部75aに水を噴射する散水ノズル76を設け、散水ノズル76の散水口76aが排出経路温度センサ75の感温部75aに向けているので、散水弁76bを開放させて排出経路温度センサ75の感温部75aに水を散水させるときに確実に感温部75aに散水することができ、排出経路温度センサ75の検出温度を確実に低下させることができる。
(第2実施形態)
図10は第1実施形態の図6と同様に、図1のD−D線における第2実施形態の排出タンクの縦断面図であり、第2実施形態の加熱調理器10Aは、主として排出経路70Aの排出タンク72A内の一部の構造と排出経路温度センサ75Aの取り付け位置とが異なるものであり、以下に第2実施形態の加熱調理器10Aの排出タンク72Aと排出経路温度センサ75Aについて詳述し、それ以外の構成及び作用効果については第1実施形態の加熱調理器10と同様であるので詳細については省略する。
排出タンク72Aは、上部に着脱可能な蓋73Aを備えた略箱形をしており、排出タンク72Aの前側の側壁に形成された接続筒部72Aaに排出管71の他端側が連通接続されている。排出タンク72Aは、後側部の下部に排水口72Abと上部の蓋73Aに排気口73Aaが形成されている。排出タンク72Aの排水口72Abは、調理庫11内から排出管71を通って送られる水を加熱調理器10A外に排出するためのものであり、排出タンク72Aの排水口72Abには水を加熱調理器10A外に排出する排出ホース(図示しない)が接続されている。排出タンク72Aの排気口73Aaは、調理庫11から排出管71を通って送られる蒸気を含んだ空気を加熱調理器10A外に排出するためのものであり、排出タンク72Aの排気口73Aaには蒸気を含んだ空気を加熱調理器10A外に排出するための排気筒74が接続されている。排出タンク72Aの下部は、調理庫11内から排出された水が溜まって残ることのないように、庫内排水口11e側である前側から排水口72Ab側である後側に下方に傾斜している。また、排出タンク72Aの上部の蓋73Aには、排水口72Abと排気口73Aaとより上流側となる前側部に排出経路温度センサ75Aを取り付けるための挿入孔73Acが形成されている。
排出タンク72Aの上部の蓋73Aには、排水口72Abと排気口73Aaとより前側に排出経路温度センサ75Aが設けられている。排出経路温度センサ75Aは、調理庫11から排出管71を通って送られる蒸気を含んだ空気の温度を検出するものであり、例えば熱電対が用いられている。排出経路温度センサ75Aは、排出タンク72A内で排水口72Abと排気口73Aaとより庫内排水口11e側から排出される蒸気を含んだ空気の流れにおいて上流側で、自然対流により排水口72Abから排出タンク72A内に流入する加熱調理器10A外の空気が排気口73Aaから排出されるときに空気の通過する経路上にない位置に設けられている。
排出経路温度センサ75Aは、棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部75Aaを有しており、先端部の感温部75Aaが排出タンク72Aの下部と当接することなく下側となるように挿入孔73Acに挿入されて排出タンク72Aの上部の蓋73Aに取り付けられている。排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面には、排出経路温度センサ75Aの周囲に環状の水滴誘導部73Abが形成されている。この環状の水滴誘導部73Abは、排出経路温度センサ75Aの周囲で下側に突出するよう形成されており、排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面に結露した水滴を排出経路温度センサ75Aの周囲に落下させることにより、水滴が排出経路温度センサ75Aを伝って落下して排出経路温度センサ75Aを冷却するのを防ぐためのものである。排出経路温度センサ75Aには、先端部の感温部75Aaより上側の中間部に水滴流下防止部材75Abが設けられている。水滴流下防止部材75Abは倒立した漏斗形状をしており、排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面に結露した水滴が排出経路温度センサ75Aを伝って落下したときに感温部75Aaに流下するのを防ぐものである。排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面に結露した水滴は排出経路温度センサ75Aを伝って落下するときに、水滴流下防止部材75Abの円錐面を流れて感温部75Aaを流れることなく排出タンク72Aの下部に落下するので、排出経路温度センサ75Aの感温部75Aaは流下する水滴により冷却されることがなく、排出経路温度センサ75Aは調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
排出タンク72Aの上部の蓋73Aには、排出経路温度センサ75Aの左側に排出経路温度センサ75Aに水を散水する散水ノズル76が設けられており、この散水ノズル76には、図示しない水道などの給水源に接続されている。この散水ノズル76は、散水口76aが排出経路温度センサ75Aの感温部75Aaに向けられており、給水源から供給される水は散水弁76bを開放することで散水口76aから排出経路温度センサ75Aの感温部75Aaに散水される。
このように構成した第2実施形態の加熱調理器10Aにおいて、排出経路温度センサ75Aは棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部75Aaを有し、排出タンク72Aの上部の蓋73Aには排出経路温度センサ75Aを挿入するための挿入孔73Acを形成し、排出経路温度センサ75Aは先端部の感温部75Aaが排出タンク72Aの下部と当接することなく下側となるように挿入孔73Acに挿入されて排出タンク72Aの上部の蓋73Aに取り付けられている。これにより、排出タンク72Aの上部の蓋73Aに排出経路温度センサ75Aを容易に取り付けることができる。また、排出タンク72Aは、下部に排出経路温度センサ75Aを取り付けるための孔を形成することなく上部の蓋73Aに排出経路温度センサ75Aを取り付けるための挿入孔73Acを形成しているので、排出タンク72Aは水漏れの虞がない。また、排出経路温度センサ75Aの感温部75Aaは排出タンク72Aの下部と当接することなく取り付けられているので、排出タンク72Aの下部を流れる水により冷却されにくくなり、排出経路温度センサ75Aは調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、この加熱調理器10Aにおいて、排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面には排出経路温度センサ75Aの周囲に排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面で結露した水滴を排出経路温度センサ75Aの周囲に落下させる水滴誘導部73Abを設けている。これにより、排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面で結露した水滴は排出経路温度センサ75Aに接触してこれを冷却することなくその周囲に落下するので、排出経路温度センサ75Aは調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
また、この加熱調理器10Aにおいて、排出経路温度センサ75Aの感温部75Aaより上側には、排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面で結露した水滴が排出経路温度センサ75Aを伝って感温部75aに流下するのを防ぐ水滴流下防止部材75Abが設けられている。これにより、排出タンク72Aの上部の蓋73Aの下面で結露した水滴が排出経路温度センサ75Aを伝って落下しても、水滴流下防止部材75Abが水滴を排出経路温度センサ75Aの感温部75Aaに流下させないようにしているので、排出経路温度センサ75Aは調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の温度を正確に検出することができる。
このように、この実施形態の加熱調理器10Aにおいては、排出経路温度センサ75Aは調理庫11内から排出される蒸気を含んだ空気の正確な温度を検出できるので、制御装置80は、庫内温度センサ50と排出経路温度センサ75Aとの各検出温度の相関関係から正確に蒸気の濃度を算出することができ、正確に算出された蒸気の濃度に基づき蒸気発生装置40及びダンパー用モータ63の作動を制御することで調理庫11内を所定の蒸気の濃度となるように制御することができる。
10…加熱調理器、11…調理庫、20…送風ファン、30…ヒータ、40…蒸気発生装置、50…庫内温度センサ、70、70A…排出経路、72b、72Ab…排水口、72c…突部、73a、73Aa…排気口、73b、73b1、73b2…水滴誘導部、75、73Ac…挿入孔、75A…排出経路温度センサ、75a、75Aa…感温部、75Ab…水滴流下防止部材、80…制御装置。

Claims (9)

  1. 食材を収容して加熱調理する調理庫と、
    前記調理庫内の空気を循環させる送風ファンと、
    前記調理庫内を加熱するヒータと、
    前記調理庫内に蒸気を供給する蒸気発生装置と、
    前記調理庫の下部に形成された庫内排水口から導出されて前記調理庫内の水を調理庫外に排出する排水口と前記調理庫内の蒸気を含んだ空気を調理庫外に排出する排気口とを備えた排出経路と、
    前記排出経路内に設けられて前記調理庫内から排出される蒸気を含む空気の温度を検出する排出経路温度センサと、
    少なくとも前記排出経路温度センサの検出温度に基づいて前記調理庫内の蒸気の濃度を算出する算出手段を有する制御装置とを備えた加熱調理器であって、
    前記排出経路温度センサを前記排出経路における前記排気口と前記排水口とより上流側に配置したことを特徴とする加熱調理器
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路は前記庫内排水口から前記排水口に向けて下方に傾斜したことを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路温度センサは棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部を有し、
    前記排出経路温度センサは前記先端部の感温部が上側となるように前記排出経路内の下部に立設して取り付けられたことを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項3に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路内の前記排出経路温度センサが立設した位置には前記排出経路内を通過する水が前記排出経路温度センサの下部に接触するのを防ぐ突部を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項3または4に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路内の上部には前記排出経路温度センサの上側に前記排出経路内の上部で結露した水滴を前記排出経路温度センサの周囲に落下させる水滴誘導部を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路温度センサは棒形状をしてその先端部に温度を検出する感温部を有し、
    前記排出経路の上部には前記排出経路温度センサを挿入するための挿入孔を形成し、
    前記排出経路温度センサは前記先端部の感温部が前記排出経路の下部と当接することなく下側となるように前記挿入孔に挿入されて前記排出経路内の上部に取り付けられたことを特徴とする加熱調理器。
  7. 請求項6に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路内の上部には前記排出経路温度センサの周囲に前記排出経路内の上部で結露した水滴を前記排出経路温度センサの周囲に落下させる水滴誘導部を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  8. 請求項6または7に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路温度センサの感温部より上側には前記排出経路内の上部で結露した水滴が前記排出経路温度センサを伝って前記感温部に流下するのを防ぐ水滴流下防止部材を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  9. 請求項3〜8の何れか1項に記載の加熱調理器において、
    前記排出経路の上部には前記排出経路温度センサの感温部に水を散水する散水ノズルを設け、前記散水ノズルの散水口を前記感温部に向けるように配置したことを特徴とする加熱調理器。
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