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JP2010270422A - 食事用手袋 - Google Patents

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JP2010270422A
JP2010270422A JP2009125024A JP2009125024A JP2010270422A JP 2010270422 A JP2010270422 A JP 2010270422A JP 2009125024 A JP2009125024 A JP 2009125024A JP 2009125024 A JP2009125024 A JP 2009125024A JP 2010270422 A JP2010270422 A JP 2010270422A
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gloves
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Tamotsu Shimazu
保 島津
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TREAT KK
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Abstract

【課題】容易に着脱でき、装着して食事をしても違和感がなく、コストが安く、手が蒸れてしまうことがない食事用手袋を提供する。
【解決手段】食事用手袋1の連繋部3の左右には、袋状部5、7を構成する裏シート5a、7aが連繋部3に連続して設けられている。更に、裏シート5a、7aの左右の端部には折り曲げ部5b、7bが形成されており、裏シート5a、7aに重なる表シート5c、7cが設けられている。表シート5c、7cは薄紙としてのナプキン紙によって構成され、裏シート5a、7aは薄紙としての和紙によって構成されている。また裏シート5a、7aは非フッ素系耐油紙であり、耐油性を有している。食事用手袋1は、1枚の薄紙によって構成してもよく、また複数枚の薄紙を接合して構成してもよい。またナプキン紙、和紙以外の材料によって構成してもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明はフライドチキン、ドーナツ等を手で掴んで食べる際に使用する食事用手袋に関するものである。
ナイフやフォークを使わずに手で掴んで食べる料理があり、この種の料理にはフライドチキンやドーナツ等があり、これらの料理は油で揚げられているため、そのまま手で掴むと油等が手に付いてしまう。
そこで特許文献1に記載された食事用手袋がある。この食事用手袋は上記のフライドチキン等を食べる際に装着するものである。
実用新案登録第3001531号公報
しかしながら、この特許文献1に記載された食事用手袋は、エストラマーやポリエチレン等の合成樹脂によって構成され、手をすっぽり覆うように装着するため、着脱するのが大変である。そればかりか、このような食事用手袋を装着して食事をするのはそもそも違和感がある。
食事用手袋は衛生面から使い捨てが望ましい。しかし、従来の食事用手袋は合成樹脂で構成されている等の理由でコストが高く、使い捨てするのが難しい。特にファーストフード店で上記のような食事用手袋を使い捨てするのはコストの面から困難である。
また、合成樹脂製の食事用手袋で、手をすっぽり覆うと短時間で手が蒸れてしまうという問題もある。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、容易に着脱でき、装着して食事をしても違和感がなく、コストが安く、手が蒸れてしまうことがない食事用手袋を提供することを、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、表シートと裏シートとから成り指を入れる少なくとも二つの袋状部と、前記袋状部に形成された指の挿入口と、前記挿入口どうしが間隔をあけて対向する状態で袋状部どうしを繋ぐ連繋部とを有し、且つ薄紙によって構成されており、前記袋状部の一方側へ親指を入れ、他方側の袋状部へ親指以外の指を入れ、連繋部を折り曲げて袋状部の対向面で食品を挟んで持つことを特徴とする食事用手袋である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した食事用手袋において、袋状部の縁の少なくとも一部は曲線状に形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した食事用手袋において、連繋部は袋状部どうしが互いに重なる状態に折り曲げられて、二つの袋状部は挿入口の形成された部位以外の縁部分どうしが容易に剥離できる状態で接着されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した食事用手袋において、連繋部に切り欠きが形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部には折り目をいれるための折り目用目印が設けられていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部には通気孔が形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部の内部には表シートと裏シートの一部を連結するシール部が形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項8の発明は、請求項1から7のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部は先端部へいくに従って幅寸法が小さくなる先細り形状に形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項9の発明は、請求項1から8のいずれかに記載した食事用手袋において、連繋部に破断用の弱化線が形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項10の発明は、請求項1から9のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部と連繋部を横断する破断用の弱化線が形成され、且つ前記袋状部に形成された弱化線の周辺にシール部が形成されており、前記袋状部を弱化線で破断しても破断部分で開放されず封止された状態となることを特徴とする食事用手袋である。
請求項11の発明は、請求項1から10のいずれかに記載した食事用手袋において、連繋部には、連繋部の一部を破断するときに破断進行方向の途中に位置し、破断を止める孔が形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項12の発明は、請求項1から11のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部にはマチが形成されていることを特徴とする食事用手袋である。
請求項13の発明は、請求項1から12のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部に指を入れて連繋部を折り曲げたとき互いに対向する袋状部の対向面を耐油性の材料によって構成したことを特徴とする食事用手袋である。
本発明の食事用手袋は容易に着脱することができる。また、装着しても違和感なく食事をすることができ、手が蒸れるのも防止することができる。またコストを安く抑えることができるので、使い捨てすることが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る食事用手袋の正面図である。 図1の食事用手袋の使用する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る食事用手袋の正面図である。 図3の食事用手袋の使用する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る食事用手袋の斜視図である。 図5の食事用手袋の接着された部分を剥離して使用する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態4に係る食事用手袋の斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る食事用手袋の斜視図である。 図5の食事用手袋のA−A断面図である。 本発明の実施の形態6に係る食事用手袋の正面図である。 図10の食事用手袋の使用する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態7に係る食事用手袋の正面図である。 本発明の実施の形態8に係る食事用手袋の正面図である。 図13の食事用手袋の使用する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態9に係る食事用手袋の正面図である。 図15の食事用手袋の使用する状態を説明するための図である。 本発明の実施の形態10に係る食事用手袋の正面図である。 本発明の実施の形態11に係る食事用手袋の斜視図である。
本発明の実施の形態1に係る食事用手袋1を図1、図2にしたがって説明する。
図1において符号3は連繋部を示し、この連繋部3を挟んで左右両側には袋状部5、7がそれぞれ設けられている。食事用手袋1は連繋部3を中心として線対称となる構造である。
この連繋部3の左右には、袋状部5、7を構成する裏シート5a、7aが連繋部3に連続して設けられている。更に、裏シート5a、7aの左右の端部には折り曲げ部5b、7bが形成されており、裏シート5a、7aに重なる表シート5c、7cが設けられている。表シート5c、7cは薄紙としてのナプキン紙によって構成され、裏シート5a、7aは薄紙としての和紙によって構成されている。また裏シート5a、7aは非フッ素系耐油紙であり、耐油性を有している。
裏シート5aと表シート5c、裏シート7aと表シート7cの上下の端部はそれぞれ溶着されてシール部5d、7dが形成され、袋状部5、7が形成されている。そして袋状部5の右端部、袋状部7の左端部には指の挿入口5e、7eが形成されており、挿入口5eと挿入口7eは間隔をあけて互いに対向している。袋状部5、7は余裕をもって指を入れることができるサイズとなっている。
袋状部5、7は、その外側の角部分が切り落とされており、その切られた部分の縁が曲線状に形成されている。このように角部分を切り落とすことによってシール部5d、7dの一部が除かれているので、この部分に通気孔9が形成されている。従って、通気孔9から袋状部5、7内へ空気が流入するようになっている。
連繋部3の上下の端部には半楕円形の切り欠き11がそれぞれ形成されている。
上記したように食事用手袋1は薄紙によって構成されているためコストが安く、使い捨てにすることが可能である。
次に、食事用手袋1の使用方法を説明する。
連繋部3を折り曲げて、袋状部5へ親指を入れ、袋状部7へ親指以外の指を入れて、食事用手袋1が手に装着する(図2参照)。そして、食事用手袋1が装着された手でフライドチキン等の食品を持つ。手は袋状部5、7が被っているので、裏シート5aと裏シート7aが食品に接触する。即ち、食品は袋状部5、7の対向面である裏シート5aと裏シート7aとによって挟まれているので、油等が手に付いてしまうのを防止することができる。特にこの食事用手袋1は耐油性の薄紙によって構成されているので、油が透過することはなく、油脂を多く含むフライドチキン等を持っても手に油が付くのを完全に防止することができる。
食事用手袋1は袋状部5、7に指だけを入れて手全体をすっぽり覆うものではなく、指だけを袋状部5、7に余裕をもって入れて装着するものなので、きわめて容易に着脱することが可能である。
食事用手袋1は指だけを覆い、手の甲の部分は殆ど露出しており、更に食事用手袋1は通気孔9から袋状部5、7内へ空気が流入するようになっている。従って、食事用手袋1を装着しても手が蒸れるのを防止することが可能である。
また、食事用手袋1は指だけを覆い、しかも薄紙で構成されている簡易的なものなので、この食事用手袋1をファーストフード店等で装着して食事をしても装着感、見た目において違和感が全くない。
実施の形態2に係る食事用手袋21を図3、図4にしたがって説明する。
食事用手袋21は、食事用手袋1と同様の構成部分を有するので、食事用手袋1と同様の構成部分については、同じ符号を付すことで説明を省略する。また実施の形態3以降についても同様とする。
袋状部5の表シート5cには二本の目印線23a、23bが設けられており、袋状部7の表シート7cには二本の目印線25a、25bが設けられている。
折り目用目印は目印線23a、23b、25a、25bによって構成されている。
二本の目印線23a、23bは互いに平行で、目印線23aはシール部5dと折り曲げ部5bとを結ぶ傾斜線となっており、目印線23bは挿入口5e側の端部と折り曲げ部5bとを結ぶ傾斜線となっている。また、二本の目印線25a、25bも互いに平行で、目印線25aはシール部7dと折り曲げ部7bとを結ぶ傾斜線となっており、目印線25bは挿入口7e側の端部と折り曲げ部7bとを結ぶ傾斜線となっている。
次に、食事用手袋21の使用方法を説明する。
図4に示すように袋状部5を表シート5cが重なる方向へ折り曲げて、目印線23aのところに折り目を入れ、また袋状部7を表シート7cが重なる方向へ折り曲げて、目印線25aのところに折り目を入れる。これにより袋状部5、7の折り曲げた部分が傾斜辺となる。そして折り曲げた部分を下側にして、食事用手袋21を手に装着する。
また、手が小さい場合には目印線23b、25bのところに折り目をいれる。
上記のように食事用手袋21は、袋状部5、7を折り曲げ状態にすることで袋状部5、7の折り曲げた部分が傾斜辺となるため、より容易に食品を掴むことができる。
実施の形態3に係る食事用手袋31を図5、図6にしたがって説明する。
連繋部3は袋状部5の裏シート5aと袋状部7の裏シート7aが互いに重なる状態に折り曲げられている。図5において二つの袋状部5、7の左右の縁部分どうしが容易に剥離できる状態で接着されている。なお折り曲げ部5b、7bの形成された部位の縁部分どうし、挿入口5e、7eの形成された部位の縁部分どうしは接着されていない。以下、この状態を一方開き状態ということにする。
次に、食事用手袋31の使用方法を説明する。
食事用手袋31が一方開き状態になっているときは、連繋部3と二つの袋状部5、7とによって袋が構成されており、この袋にフライドチキンCを入れる。このように食事用手袋31はフライドチキンC等の食品を入れるための袋として用いることができる。また、このままの状態でフライドチキンCを食べることも可能である。
一方側の接着された縁部分どうしを剥離して食事用手袋31を二方開き状態にして、食事用手袋31を手に装着する。これにより図6に示すように例えばドーナツDを掴んで食べることができる。
また、両側の接着された縁部分どうしをそれぞれ剥離して食事用手袋31を三方開き状態にする。これにより、食事用手袋31は実施の形態1で説明した食事用手袋1と同じ形状になり、食事用手袋1と同様に用いることができる。
実施の形態4に係る食事用手袋41を図7にしたがって説明する。
連繋部3を挟んで左右両側には袋状部45、47がそれぞれ設けられている。
袋状部45、47は、実施の形態1と異なり、その角部分を切り落とさないで矩形に形成されている。
袋状部45の表シート5c、袋状部47の表シート7cには多数の通気孔49が形成されている。従って、通気孔49から袋状部45、47内へ空気が流入するようになっている。
このように食事用手袋41は通気孔49から袋状部45、47内へ空気が流入するようになっているため、食事用手袋41を手に装着しても蒸れるのを防止することができる。
実施の形態5に係る食事用手袋51を図8、図9にしたがって説明する。
連繋部3を挟んで左右両側には袋状部55、57がそれぞれ設けられており、袋状部55、57は矩形に形成されている。
袋状部55の内部には表シート5cと裏シート5aの略中央部分を連結するシール部53が形成されている。このシール部53によって袋状部55の内部が区切られている。
上記のように袋状部55の内部が区切られているため、袋状部55に入れた親指を動かしたとき、親指だけが袋状部55の内部で動いて袋状部55が動かないということがなくなり、親指を袋状部55と一体感をもって動かすことが可能となる。
実施の形態6に係る食事用手袋61を図10、図11にしたがって説明する。
連繋部3を挟んで左右両側には袋状部65、67がそれぞれ設けられており、袋状部65、67はその下辺が傾斜しており、先端部へいくに従って幅寸法が小さくなる先細り形状に形成されている。
袋状部65、67は、その外側の角部分が切り落とされており、その切られた部分の縁が曲線状に形成されている。このように角部分を切り落とすことによって、この部分に通気孔69が形成されている。従って、通気孔69から袋状部65、67内へ空気が流入するようになっている。
食事用手袋61は袋状部65、67の下辺が傾斜しているので、容易に食品を掴むことができる。
実施の形態7に係る食事用手袋71を図12にしたがって説明する。
符号73は連繋部を示し、この連繋部73の上端部には切り欠き75が形成されている。切り欠き75は切り欠き11よりも深い寸法になっている。
上記のように連繋部73には切り欠き11よりも深い寸法の切り欠き75が形成されているため、食事用手袋71を装着したときに、切り欠き75が形成された側の部分で大きく広げることが可能である。
実施の形態8に係る食事用手袋81を図13、図14にしたがって説明する。
符号83は連繋部を示し、この連繋部83には4つの孔89a、89b、89c、89dが形成されており、これらの孔89a、89b、89c、89dは上下に間隔をあけて、直列に配置されている。
この連繋部83を挟んで左右両側には袋状部85、87がそれぞれ設けられており、袋状部85、87は矩形に形成されている。
次に、食事用手袋81の使用方法を説明する。
図14に示すように連繋部83の上端部の中央部分を、下方に向かって破断する。このとき孔89aは破断進行方向の途中に位置しているため、孔89aによって破断が停止させられる。次に連繋部83の下端部の中央部分を、上方に向かって破断する。このとき孔89dは破断進行方向の途中に位置しているため、孔89dによって破断が停止させられる。更に連繋部83を、上方に向かって破断する。このとき孔89cも破断進行方向の途中に位置しているため、孔89cによって破断が停止させられる。なお、連繋部83のより中心近くまで破断したい場合には、孔89b、89cに到達するまで破断する。
上記のように連繋部83の上端部と下端部を途中まで破断することで、食事用手袋81を装着したときに、親指と他の指の開き具合、即ち袋状部85と袋状部87との離れ(開き)具合を調節することができる。
実施の形態9に係る食事用手袋91を図15、図16にしたがって説明する。
符号93は連繋部を示し、この連繋部93を挟んで左右両側には袋状部95、97がそれぞれ設けられており、袋状部95、97は矩形に形成されている。
符号99、101はミシン目によって構成される破断用の弱化線を示し、弱化線99は連繋部93に形成されており、連繋部93を縦断している。弱化線101は袋状部95、97、連繋部93に形成されており、袋状部95、97と連繋部93を横断している。
袋状部95、97に形成された弱化線101の上側部分と下側部分には、裏シート5aと表シート5c、裏シート7aと表シート7cが溶着されてシール部95d、97dが形成されている。
次に、食事用手袋91の使用方法を説明する。
連繋部93を弱化線99で破断する。これにより食事用手袋91は二分割される。そして袋状部95、97、連繋部93を弱化線101で破断する。これにより食事用手袋91は四分割される。
このように袋状部95、97を弱化線101で破断しても、弱化線101の上側部分と下側部分にはシール部95d、97dが形成されているため、分割された袋状部95、97は、その破断部分で開放されず封止された状態となっている。
そして、分割された食事用手袋91の袋状部95、97にそれぞれ指を入れる。
また、連繋部93を弱化線99で破断せずに、袋状部95、97、連繋部93を弱化線101で破断する。これにより食事用手袋91は上下に二分割される。そして分割された食事用手袋91の一方側の袋状部95、97に親指、人差し指を入れる。
上記のように食事用手袋91は四分割又は二分割にして用いることができる。
実施の形態10に係る食事用手袋102を図17にしたがって説明する。
符号103は連繋部を示し、この連繋部103を挟んで左右両側には袋状部105、107がそれぞれ設けられており、袋状部105、107は矩形に形成されている。
袋状部107には弱化線101が形成されており、この弱化線101は袋状部107の上端部から全高の約三分の一、下がった位置に形成されている。弱化線101は袋状部107の右端から、袋状部107の左端近傍まで延びている。弱化線101の周辺部分には、裏シート7aと表シート7cが溶着されて形成されたシール部97dが設けられている。上側のシール部7dとシール部97dとの間の領域が人差し指挿入部109となっている。
次に、食事用手袋102の使用方法を説明する。
袋状部107を弱化線101で破断する。そして、食事用手袋102の袋状部105、107にそれぞれ指を入れる。このとき人差し指を人差し指挿入部109へ入れる。
上記のように袋状部107を弱化線101で破断するため、人差し指を大きく広げることができる。従って、親指と人差し指だけで小さな食品等を摘むこともでき、使い勝手が向上する。
実施の形態11に係る食事用手袋110を図18にしたがって説明する。
連繋部3を挟んで左右両側には袋状部115、117がそれぞれ設けられており、袋状部115、117は矩形に形成されている。
袋状部115、117の折り曲げ部5b、7bにはマチ119、121が形成されている。従って、このマチ119、121を広げることによって袋状部115、117の内部空間を広げることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
実施の形態2では、折り目用目印を目印線23a、23b、25a、25bによって構成し、袋状部5の表シート5cに二本の目印線23a、23bを設け、袋状部7の表シート7cに二本の目印線25a、25bを設けたが、目印線の本数は適宜変更してもよい。また、二本の目印線23a、23b(25a、25b)を互いに平行に構成したが、平行でなくてもよい。
また、袋状部5、7を折り曲げ状態に保持する保持手段を設けてもよい。例えば、表シート5c、7cに粘着シールを設ける。この粘着シールによって袋状部5、7が折り曲げ状態に保持されるため、使用感が向上する。
実施の形態5では、一方の袋状部の内部に表シートと裏シートを連結するシール部を形成したが、他方の袋状部の内部にも表シートと裏シートを連結するシール部を形成してもよい。また袋状部の内部にシール部を複数形成してもよい。
実施の形態8では、連繋部83に4つの孔89a、89b、89c、89dを形成したが、孔を3つ以下又は5つ以上形成してもよい。
実施の形態9では、食事用手袋91を四分割できる構成にしたが、分割できる数を変更してもよい。また食事用手袋91を四分割又は二分割にして用いたが、分割しないで用いてもよい。
実施の形態11では、マチの数を袋状部115、117にそれぞれ1つずつとしたが、マチを複数設けてもよく、またマチの形成箇所は適宜変更してもよいのは勿論である。例えばマチを袋状部5、7の表シート5c、7cに形成してもよい。
本発明の食事用手袋1は、1枚の薄紙によって構成してもよく、また複数枚の薄紙を接合して構成してもよい。
また、上記実施の形態に示したナプキン紙、和紙以外の材料によって構成してもよい。
本発明は、使い捨てする食事用手袋を製造する製造業に利用可能である。
1…食事用手袋 3…連繋部 5、7…袋状部
5a、7a…裏シート 5b、7b…折り曲げ部
5c、7c…表シート 5d、7d…シール部 5e、7e…挿入口
9…通気孔 11…切り欠き
21…食事用手袋 23a、23b、25a、25b…目印線
31…食事用手袋
41…食事用手袋 45、47…袋状部 49…通気孔
51…食事用手袋 53…シール部 55、57…袋状部
61…食事用手袋 65、67…袋状部 69…通気孔
71…食事用手袋 73…連繋部 75…切り欠き
81…食事用手袋 83…連繋部
85、87…袋状部 89a、89b、89c、89d…孔
91…食事用手袋 93…連繋部 95,97…袋状部
99…弱化線 101…弱化線
95d、97d…シール部
102…食事用手袋 103…連繋部 105、107…袋状部
109…人差し指挿入部
110…食事用手袋 115、117…袋状部 119、121…マチ
C…フライドチキン D…ドーナツ

Claims (13)

  1. 表シートと裏シートとから成り指を入れる少なくとも二つの袋状部と、前記袋状部に形成された指の挿入口と、前記挿入口どうしが間隔をあけて対向する状態で袋状部どうしを繋ぐ連繋部とを有し、且つ薄紙によって構成されており、前記袋状部の一方側へ親指を入れ、他方側の袋状部へ親指以外の指を入れ、連繋部を折り曲げて袋状部の対向面で食品を挟んで持つことを特徴とする食事用手袋。
  2. 請求項1に記載した食事用手袋において、袋状部の縁の少なくとも一部は曲線状に形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  3. 請求項1または2に記載した食事用手袋において、連繋部は袋状部どうしが互いに重なる状態に折り曲げられて、二つの袋状部は挿入口の形成された部位以外の縁部分どうしが容易に剥離できる状態で接着されていることを特徴とする食事用手袋。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載した食事用手袋において、連繋部に切り欠きが形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部には折り目をいれるための折り目用目印が設けられていることを特徴とする食事用手袋。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部には通気孔が形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部の内部には表シートと裏シートの一部を連結するシール部が形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部は先端部へいくに従って幅寸法が小さくなる先細り形状に形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載した食事用手袋において、連繋部に破断用の弱化線が形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部と連繋部を横断する破断用の弱化線が形成され、且つ前記袋状部に形成された弱化線の周辺にシール部が形成されており、前記袋状部を弱化線で破断しても破断部分で開放されず封止された状態となることを特徴とする食事用手袋。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載した食事用手袋において、連繋部には、連繋部の一部を破断するときに破断進行方向の途中に位置し、破断を止める孔が形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部にはマチが形成されていることを特徴とする食事用手袋。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載した食事用手袋において、袋状部に指を入れて連繋部を折り曲げたとき互いに対向する袋状部の対向面を耐油性の材料によって構成したことを特徴とする食事用手袋。
JP2009125024A 2009-05-25 2009-05-25 食事用手袋 Pending JP2010270422A (ja)

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