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JP2010257327A - プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法、およびプロジェクト管理支援プログラム - Google Patents

プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法、およびプロジェクト管理支援プログラム Download PDF

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JP2010257327A JP2009108195A JP2009108195A JP2010257327A JP 2010257327 A JP2010257327 A JP 2010257327A JP 2009108195 A JP2009108195 A JP 2009108195A JP 2009108195 A JP2009108195 A JP 2009108195A JP 2010257327 A JP2010257327 A JP 2010257327A
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Abstract

【課題】プロジェクトのスコープ変更等によるスケジュールや各タスク成果物などの変化に関して効率的で確実な管理を行い、スコープ変更後の最新情報をプロジェクトメンバへ確実に提供する。
【解決手段】プロジェクト情報を端末から受け、記憶装置にてプロジェクトID毎にフォルダ生成しプロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し最新フラグを設定する構成設定部110と、プロジェクトIDをキーに最新版フォルダを特定し最新版フォルダ中に進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する進捗管理部111と、タスクの遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを端末に送る成果物作成部113とからプロジェクト管理支援装置100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクト管理支援装置、プロジェクト管理支援方法、およびプロジェクト管理支援プログラムに関するものであり、具体的には、プロジェクトのスコープ変更等によるスケジュールや各タスク成果物などの変化に関して効率的で確実な管理を行い、スコープ変更後の最新情報をプロジェクトメンバへ確実に提供する技術に関する。
企業等でシステム開発などの各種プロジェクトを遂行する際には、プロジェクト目標、プロジェクト概要、プロジェクト体制、プロジェクトメンバの役割分担、各フェーズで実施する作業項目(アクティビティ、タスク)と作業内容、作業日程、クリティカルパスおよび各タスクでの成果物、等を記載したプロジェクト計画内容をプロジェクトメンバに説明し、プロジェクトが開始される。
プロジェクトマネージャに任命される進捗管理責任者は、プロジェクトの成果物の保管手順や進捗管理手順などの運用ルールを検討し、プロジェクトメンバへ周知する。また、各プロジェクトメンバの進捗状況や問題解決状況、成果物の作成状況を管理し、プロジェクトマネージャへ報告する。プロジェクトマネージャは、進捗管理責任者からの報告で得た情報をもとに、プロジェクトメンバやステークホルダと調整を行って、プロジェクトを円滑に進めていく。
また、プロジェクトマネージャは、プロジェクトを進めていく中で、当初計画のままでは対応出来ない課題や懸案について、プロジェクトメンバやステークホルダと調整を行い、必要であればプロジェクトのスコープを変更し、前記課題等を解決してプロジェクトを円滑に進めていく。プロジェクトのスコープが変更された場合、当初計画との違いを明確に示す為、作業日程や各タスク成果物の構成要素の変更管理等を確実に実施しておく必要がある。
既存のプロジェクト管理技術としては、例えば、プロジェクトの遂行時に作成される成果物の進捗状況を管理するプロジェクト管理システムにおいて、プロジェクトの計画時に、プロジェクトの各工程で作成すべき成果物の空の実体を初めに登録しておくようにしたことを特徴とするプロジェクト管理システム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、プロジェクトの成果物に着眼してプロジェクト計画を立案するプロジェクト管理システムにおいて、プロジェクトの成果物を管理するための構成管理にかかわる手間を軽減するプロジェクト管理装置(特許文献2参照)なども提案されている。
また、作業者が行う必要のあるすべてのタスクに対してチェック漏れを防止し、作業漏れや作業ミスを確実に防止することができるプロジェクト進捗管理システムおよび方法(特許文献3参照)なども提案されている。
特開2003−108735号公報 特開2008−276426号公報 特開2008−257286号公報
従来では、プロジェクトにおけるスコープ変更後のフェーズ、アクティビティ、タスクのスケジュールや各成果物のデータを、スコープ変更前後で明示的に区別しにくい状態で管理しており、プロジェクトメンバへのスコープ変更やその影響に関して周知漏れが生じやすく、プロジェクトの混乱やプロジェクト作業の後戻りなどプロジェクト運営に支障をきたす問題があった。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、プロジェクトのスコープ変更等によるスケジュールや各タスク成果物などの変化に関して効率的で確実な管理を行い、スコープ変更後の最新情報をプロジェクトメンバへ確実に提供する技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明のプロジェクト管理支援装置は、組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末ないし入力装置から受け付け、記憶装置において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する、構成設定部を備える。
また、前記プロジェクト管理支援装置は、プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する、進捗管理部を備える。
また、前記プロジェクト管理支援装置は、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する成果物作成部を備える。
なお、前記プロジェクト管理支援装置は、プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる成果物データをユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記成果物データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた成果物フォルダを生成して前記成果物データを格納し、以後、同一タスクに関する成果物データを受け付ける毎に成果物フォルダを作成して該当成果物データを格納し、前記成果物フォルダに最新フラグを設定する、成果物管理部を備えるとしてもよい。
この場合、前記成果物作成部は、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報を読み出し、前記最新版フォルダ内の成果物フォルダのうち最新フラグが設定された最新版成果物フォルダより成果物データを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの情報を抽出し、当該タスクの情報と現時点での前記タスクの成果物とを併記した成果表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する。
また、前記プロジェクト管理支援装置において、前記進捗管理部が、プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる課題の、解決実績データをユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記解決実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記課題に対応付けた解決実績データを格納し、以後、同一プロジェクトの課題に関する解決実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダに解決実績データを格納するとしてもよい。
この場合、前記成果物作成部は、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と解決実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報より課題の解決期限のデータを抽出し、当該解決期限と現時点での前記課題の解決実績とを併記した課題管理表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する。
また、本発明のプロジェクト管理支援方法は、コンピュータが以下の処理を実行するものである。すなわち、前記コンピュータが、組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末ないし入力装置から受け付け、記憶装置において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する処理を実行する。
また、前記コンピュータは、プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する処理を実行する。
また、前記コンピュータは、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する処理を実行する。
また、本発明のプロジェクト管理支援プログラムは、コンピュータに以下の処理を実行させるものである。すなわち、前記プロジェクト管理支援プログラムは、コンピュータに、組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末ないし入力装置から受け付け、記憶装置において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する処理と、プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する処理と、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する処理と、を実行させる。
本発明によれば、プロジェクトのスコープ変更等によるスケジュールや各タスク成果物などの変化に関して効率的で確実な管理を行い、スコープ変更後の最新情報をプロジェクトメンバへ確実に提供できる。
本実施形態のプロジェクト管理支援装置の構成例を示す図である。 本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態における、(a)プロジェクト情報、(b)プロジェクト属性情報、(c)フェーズ情報、(d)アクティビティ情報の構成例を示す図である。 本実施形態における、(a)アクティビティ依存関係情報、(b)タスク情報、(c)タスク依存関係情報の構成例を示す図である。 本実施形態における、(a)タスク属性情報、(b)成果物情報、(c)プロジェクトメンバ情報の構成例を示す図である。 本実施形態のフォルダ構成例を示す図である。 本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態における、(a)進捗実績情報、(b)課題実績情報、(c)課題内容情報の構成例を示す図である。 本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例4を示す図である。 本実施形態における、(a)成果物登録情報の構造例、(b)フォルダ構成のイメージ、をそれぞれ示す図である。 本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例5を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態のプロジェクト管理支援装置10のネットワーク構成図である。図1に示すプロジェクト管理支援装置10(以下、支援装置100)は、プロジェクトのスコープ変更等によるスケジュールや各タスク成果物などの変化に関して効率的で確実な管理を行い、スコープ変更後の最新情報をプロジェクトメンバへ確実に提供するコンピュータであり、サーバ装置を想定できる。前記支援装置100は、本発明を実現する機能を備えるべくハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置たる記憶装置101に格納されたプログラム102をRAM103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記支援装置100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力装置105、ディスプレイなどの出力装置106を備えることができる。また、ユーザ端末150との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信装置107を有している。前記支援装置100は、前記ユーザ端末150と、例えばイントラネットなどセキュリティが確保されたネットワーク190を経由して、相互にデータの送受信可能に接続されている。
続いて、前記支援装置100が、例えばプログラム102に基づき前記記憶装置101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。こうした前記支援装置100は、組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末150ないし入力装置105から受け付け、記憶装置101において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する、構成設定部110を備える。この構成設定部110は、プロジェクトの名称、開始日、終了日、フェーズ名、アクティビティ名、タスク名と各タスクにおける成果物名、タスク開始日、タスク終了日、タスク責任者、クリティカルパス情報の作業情報とプロジェクトオーナー、プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダ、プロジェクトメンバの体制情報、といった各種データの登録・変更・削除に関する情報を受付て記憶装置101への設定を行うことになる。
また、前記支援装置100は、プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末150ないし入力装置105から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置101で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する、進捗管理部111を備える。
また、前記支援装置100は、前記記憶装置101の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末150ないし出力装置106に送信する成果物作成部113を備える。
なお、前記支援装置100は、プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる成果物データをユーザ端末150ないし入力装置105から受け付けて、前記成果物データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置101で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた成果物フォルダを生成して前記成果物データを格納し、以後、同一タスクに関する成果物データを受け付ける毎に成果物フォルダを作成して該当成果物データを格納し、前記成果物フォルダに最新フラグを設定する、成果物管理部112を備えるとしてもよい。
この場合、前記成果物作成部113が、前記記憶装置101の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報を読み出し、前記最新版フォルダ内の成果物フォルダのうち最新フラグが設定された最新版成果物フォルダより成果物データを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの情報を抽出し、当該タスクの情報と現時点での前記タスクの成果物とを併記した成果表データを、ユーザ端末150ないし出力装置に送信する。
また、前記進捗管理部111が、プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる課題の、解決実績データをユーザ端末150ないし入力装置105から受け付けて、前記解決実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置101で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記課題に対応付けた解決実績データを格納し、以後、同一プロジェクトの課題に関する解決実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダに解決実績データを格納するとしてもよい。
この場合、前記成果物作成部113が、前記記憶装置101の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と解決実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報より課題の解決期限のデータを抽出し、当該解決期限と現時点での前記課題の解決実績とを併記した課題管理表データを、ユーザ端末150ないし出力装置に送信する。
他方、前記支援装置100にアクセスするユーザ端末150は、プロジェクト参加者等が利用するコンピュータ端末であり、前記支援装置100とのデータ授受に必要な処理を実行すべく、不揮発性の記憶装置たる記憶装置に格納されたプログラムをRAMに読み出し、演算装置たるCPUにより実行する。また、前記ユーザ端末150は、マウス、キーボード、ボタン類などの入力装置、ディスプレイなどの出力装置を備える。また、前記支援装置100との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信装置を当然有している。利用者=プロジェクトメンバらは、このユーザ端末150から前記支援装置100へログイン処理を行い、プロジェクトに関する進捗・課題・成果物の各データ登録を行うこととなる。
これまで示した前記支援装置100における各部110〜113はハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記支援装置100のCPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置101より該当プログラム102をRAM103に読み出して、これを実行することとなる。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるプロジェクト管理支援方法の実際手順について図に基づき説明する。なお、以下で説明するプロジェクト管理支援方法に対応する各種動作は、前記支援装置100のRAM103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図2は本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例1を示す図である。ここでは、プロジェクトメンバがユーザ端末150を介して前記支援装置100を利用する際の処理の流れを示している。この場合、前記支援装置100は、前記ユーザ端末150から、プロジェクトメンバのユーザID及びパスワードを受信し、ここで受信したデータを記憶装置101に予め保持している認証用情報(ユーザIDとパスワードとの対応表)に照合してユーザ認証を行う(20a)。
前記支援装置100は、前記ユーザ認証を経たプロジェクトメンバが所属するプロジェクトを、前記記憶装置101のプロジェクトメンバ情報603(後述する)において前記ユーザIDをキーに検索し、更に、ここで検索できたプロジェクトのIDをキーに、該当プロジェクトが含むタスクの終了期限=タスク終了日を、前記記憶装置101のタスク属性情報601(後述する)で特定し、このタスク終了日とシステム日付(支援装置100のカレンダー機能から取得)とを比較し終了期限を超過しているタスクを特定する(20b)。
前記ステップ20bにて、終了期限を超過しているタスクが特定された場合(20b:有)、前記支援装置100は、該当タスクの情報(例えば、タスクIDなど)を前記ユーザ端末150ないし出力装置106に送信する(20c)。
また、前記支援装置100は、前記記憶装置101の課題実績情報902(後述する)において、前記ステップ20bで検索できたプロジェクトIDをキーに課題とその解決期限の検索を実行し、検索した解決期限とシステム日付とを比較し解決期限を超過している課題を特定する(20d)。
前記ステップ20dにて、解決期限を超過している課題が特定された場合(20d:有)、前記支援装置100は、該当課題の情報(例えば、課題IDなど)を前記ユーザ端末150ないし出力装置106に送信する(20e)。こうした、期限超過のタスクや課題の情報をユーザ端末150ないし出力装置106に送信して表示させることで、プロジェクトの進捗が遅延していることをプロジェクトメンバに認識させることができる。
また、前記支援装置100は、前記ユーザ端末150のユーザたるプロジェクトメンバが担当しているタスクのうち未了のもの=タスク終了日のデータが未設定ものを前記記憶装置101の進捗実績情報901(後述する)で検索し、検索できたタスクのリストをユーザ端末150に送信する(20f)。或いは、前記支援装置100は、前記ステップ20fにおいて、前記プロジェクトメンバが担当しているタスクに関する課題のうち未解決のもの=解決策のデータが未設定ものを前記記憶装置101の課題内容情報903で検索し、検索できた未解決課題のリストをユーザ端末150に送信する。また、この時、前記支援装置100は、メニュー画面データを記憶装置101から読み出してユーザ端末150に送信する。一方、前記プロジェクトメンバは、前記ユーザ端末150で前記メニュー画面を閲覧し、以後の作業に必要なメニューを選択することになる。この時、ユーザ端末150は、このプロジェクトメンバによる選択を受け付けて、この選択事象を前記支援装置100に返す。前記支援装置100は、前記プロジェクトメンバによる選択事象を受信し(20g)、これに応じて、プロジェクト構成設定(20h)、プロジェクト進捗管理(20i)、プロジェクト成果物管理(20j)、プロジェクト成果物作成(20k)の各処理を実行する。これらの処理については以下の処理フロー例でそれぞれ説明する。
−−−処理フロー例2−−−
次に、前記プロジェクト構成設定の処理(20h)について説明する。図3は本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例2を示す図である。
前記支援装置100の構成設定部110は、例えば、前記ユーザ端末150に対し、入力画面データを送信し、前記入力画面を介して前記ユーザ端末150から、プロジェクトに関する指示を受け付ける(30a)。ここで受け付けた指示が登録内容の「新規登録・変更」である場合、前記構成設定部110は、記憶装置101の既登録データを抽出し、ユーザ端末150に返す(30b)。
一方、前記既登録データを受信したユーザ端末150はこれを出力装置に表示させることになる。ここで前記プロジェクトメンバは、例えば、前記表示された既登録データの所定項目に関してユーザ端末150の入力装置で入力を行う。或いは、全く新規にプロジェクトの情報について入力を行う。ユーザ端末150は入力装置で前記入力を受け付けて、該当データを前記支援装置100の構成設定部110に返す。
他方、前記支援装置100の構成設定部110は、前記入力データを受信し(30d)、当該入力データが前記既登録データの所定項目に対する変更指示である場合(30e:変更)、前記構成設定部110は、図4のプロジェクト情報401における該当プロジェクトの「最新履歴」の値をカウントアップし、この最新履歴の値が対応付いたフォルダを記憶装置101に作成する(30f)。この最新履歴の値のうち最大値=最新フラグとなる。また、前記支援装置100の構成設定部110は、前記ステップ30cで取得した入力データに応じて更新したプロジェクトの情報を、前記フォルダに格納する(30g)。
一方、前記入力データが前記既登録データの所定項目に対する変更指示でない場合(30e:新規)、前記構成設定部110は、記憶装置101において前記入力データが示すプロジェクトID毎にフォルダを生成し(30h)、当該フォルダに前記入力データ=プロジェクトの情報(図4に例示する各情報401〜404、図5に例示する各情報501〜503、図6に例示する各情報601〜603、図9に例示する各情報901〜903など)を格納する(30i)。前記構成設定部110は、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎に同様にフォルダを作成して該当プロジェクトの情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する。
なお、前記構成設定部110は、前記フォルダの作成するにあたり、前記入力データたる、プロジェクト情報401(図4(a)のテーブル構造のうちの該当1レコード)、フェーズ情報403(図4(c)のテーブル構造のうちの該当1レコード)、アクティビティ情報404(図4(d)のテーブル構造のうちの該当1レコード)、タスク情報502(図5(b)のテーブル構造のうちの該当1レコード)、成果物情報602(図6(b)のテーブル構造のうちの該当1レコード)といった情報より、各情報が含む、プロジェクトID、最新履歴、アクティビティID、タスクID、成果物ID等を抽出し(40a)、これら各IDをフォルダ名としたフォルダの生成を行うとすればよい(40b)。この場合のフォルダの階層は、プロジェクトID+最新履歴+アクティビティID+タスクID+成果物IDで構成される(図7参照)。
なお、前記ステップ30aにて受け付けた指示が登録内容の「削除」である場合、前記構成設定部110は、記憶装置101の既登録データを抽出し、ユーザ端末150に返して、削除対象となるプロジェクトの指定=プロジェクトIDをユーザ端末150から受ける(30j)。そして、前記構成設定部110は、記憶装置101より該当プロジェクトIDのフォルダを特定し削除する(30k)。
−−−テーブル構造例1−−−
続いて、前記構成設定部110により記憶装置101に格納されるプロジェクトの情報例について説明する。図4は本実施形態における、(a)プロジェクト情報401、(b)プロジェクト属性情報402、(c)フェーズ情報403、(d)アクティビティ情報404の構成例を示す図である。
前記プロジェクト情報401は、プロジェクトID(PJID)、プロジェクト名、プロジェクト概要、最新履歴の各データから構成されるものであり、図4(a)の例では、プロジェクト“PJ000001”〜“PJ000004”までの各プロジェクト情報401のレコードを例示している。前記プロジェクトID(PJID)は、プロジェクトを識別するIDである。前記プロジェクト名、プロジェクト概要は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データが含むものである。また前記最新履歴は、レコード新規登録時=フォルダ新規作成時には「000」であり、前記構成設定部110で変更処理がなされた場合にはカウントアップされる値である。前記最新履歴に登録された値が、管理すべき最新フラグとなる。
また、前記プロジェクト属性情報402は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、プロジェクト開始日(PJ開始日)、プロジェクト終了日(PJ終了日)、プロジェクトオーナーID(PJOID)、プロジェクトマネージャID(PJMID)の各データから構成されるものであり、図4(b)の例では、プロジェクト“PJ000001”〜“PJ000004”までの各プロジェクト属性情報402のレコードを例示している。このプロジェクト属性情報402は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。
また、前記フェーズ情報403は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、フェーズID、フェーズ名、依存関係ID、依存関係、の各データから構成されるものであり、図4(c)の例では、プロジェクトIDが“PJ000001”〜“PJ000003”の各プロジェクトに関するフェーズのレコードを例示している。前記フェーズIDは、プロジェクト毎に重複しない連番である。前記フェーズ名は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。前記依存関係IDは、フェーズに依存する同一プロジェクト内の他フェーズのIDを格納している。また、前記依存関係は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た、終了−開始(FS:一方が終了すると他方は開始)、開始−開始(SS:一方が開始すると他方も開始)、終了−終了(FF:一方が終了すると他方も終了)、開始−終了(SF:一方が開始すると他方は終了)のデータを格納したものである。
また、前記アクティビティ情報404は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、アクティビティID、アクティビティ名、親ID、の各データから構成されるものであり、図4(d)の例では、プロジェクトIDが“PJ000001”〜“PJ000003”の各プロジェクトに関するアクティビティのレコードを例示している。前記アクティビティIDは、プロジェクト毎に重複しない連番である。前記アクティビティ名、親IDは、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。前記親IDは、本アクティビティが属するフェーズIDが登録される。
また、図5は本実施形態における、(a)アクティビティ依存関係情報、(b)タスク情報、(c)タスク依存関係情報の構成例を示す図である。前記アクティビティ依存関係情報501は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、アクティビティID、連番、依存関係ID、依存関係から構成される。図5(a)の例では、プロジェクト“PJ000001”〜“PJ000003”の各プロジェクトに関するアクティビティのレコードを例示している。前記連番は、同一アクティビティに対して複数の依存関係がある場合に生成される。前記依存関係IDは、アクティビティに依存する同一プロジェクトの他のアクティビティIDである。前記依存関係は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た、終了−開始(FS)、開始−開始(SS)、終了−終了(FF)、開始−終了(SF)のデータを格納したものである。
また、前記タスク情報502は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、タスクID、タスク名、親IDから構成される。図5(b)の例では、プロジェクトIDが“PJ000001”のプロジェクトに関するタスク“T00001”〜“T00010”のレコードを例示している。前記タスクIDは、プロジェクト毎に重複しない連番である。前記タスク名、親IDは、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。前記親IDは、本タスクが属するアクティビティIDが登録される。
また、前記タスク依存情報503は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、タスクID、連番、依存関係ID、依存関係から構成される。図5(c)の例では、プロジェクトIDが“PJ000001”のプロジェクトに関するタスク“T00002”〜“T00010”のレコードを例示している。連番は、同一タスクに対して複数の依存関係がある場合は、連番で生成される。依存関係IDは、タスクに依存する同一プロジェクトの他のタスクIDを格納する。依存関係は、構成設定部110より入力された終了−開始(FS)、開始−開始(SS)、終了−終了(FF)、開始−終了(SF)を格納する。
図6は本実施形態における、(a)タスク属性情報、(b)成果物情報、(c)プロジェクトメンバ情報の構成例を示す図である。前記タスク属性情報601は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、タスクID、タスク開始日、タスク終了日、タスク責任者から構成される。図6(a)の例では、プロジェクトIDが“PJ000001”のプロジェクトに関するタスク“T00001”〜“T00009”のレコードを例示している。前記タスク開始日、タスク終了日、タスク責任者は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。
また、前記成果物情報602は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、タスクID、成果物ID、成果物名、成果物責任者から構成される。図6(b)の例では、プロジェクト“PJ000001”に関するタスク“T00001”〜“T00005”のレコードを例示している。前記成果物IDは、プロジェクト毎に重複しない連番である。前記成果物名、成果物責任者は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。
また、前記プロジェクトメンバ情報603は、プロジェクトID(PJID)、変更履歴、メンバID、氏名、親ID、メールアドレス等から構成される。図6(c)の例では、プロジェクト“PJ000001”に属するプロジェクトメンバ“PJ00001-01”〜“PJ00001-005”のレコードを例示している。前記メンバIDは、プロジェクトオーナー、プロジェクトマネージャ以外は、プロジェクト毎に重複しないように連番で生成される。前記氏名、親ID、メールアドレス等は、前記構成設定部110がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。前記親IDは、メンバが属する上位メンバIDが格納される。−−−処理フロー例3−−−
次に、進捗管理処理(20i)について説明する。図8は本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例3を示す図である。進捗実績の入力を受け付ける場合、前記支援装置100の進捗管理部111は、プロジェクトIDの指定を前記ユーザ端末150から受け付けて、前記プロジェクトIDをキーに、記憶装置101で該当プロジェクトIDのフォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定する(80a)。
また、前記進捗管理部111は、この最新版フォルダより、前記プロジェクトIDに対応するタスクの情報(前記タスク属性情報601)を抽出し(80b)、当該タスクの情報が含むタスク開始・終了日の情報を抽出する(80c)。
また、前記進捗管理部111は、進捗実績情報901(図9参照)のうち、前記プロジェクトIDが紐付いているレコードより、「タスク開始日」、「タスク終了日」、「進捗」の各情報を抽出し(80d)、各タスクの前記タスク開始・終了日の情報が示すタスク進捗予定期間の情報に、該当タスクに関する前記タスク開始・終了日、進捗の各情報を重ね合わせて現在の進捗状況データとしてユーザ端末150に返信する(80e)。
次に、前記前記進捗管理部111は、プロジェクトメンバが実績登録対象と指定したプロジェクトID、タスクIDと進捗実績のデータをユーザ端末150から受信し、前記進捗実績データが付帯する例えばプロジェクトIDをキーに、前記記憶装置101で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定する(80f)。また、ここで特定した最新版フォルダ中の進捗実績情報901(図9参照)として、前記タスクIDに対応付けて進捗実績データを格納する(80g)。以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する。
他方、解決実績の入力を受け付ける場合、前記進捗管理部111は、プロジェクトIDの指定を前記ユーザ端末150から受け付けて、前記プロジェクトIDをキーに、記憶装置101で該当プロジェクトIDのフォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定する(80h)。また、前記進捗管理部111は、この最新版成果物フォルダより、前記プロジェクトIDに対応する課題実績情報902(図9参照)を抽出し(80i)、当該課題実績情報902の情報を最新の課題一覧情報としてユーザ端末150に返信する(80j)。或いは、前記進捗管理部111は、前記最新版フォルダより前記課題実績情報902と課題内容情報903とを読み出し、前記課題実績情報902より課題の解決期限のデータを抽出し、当該解決期限と現時点での前記課題の解決実績(=課題内容情報903で解決策が設定された課題の数など)とを併記した課題管理表データを、ユーザ端末150に送信するとしてもよい。
続いて、前記進捗管理部111は、前記課題一覧のうちの所定課題(=課題ID)について、解決実績データをユーザ端末150から受け付けて、前記最新版フォルダ中に、前記課題に対応付けて解決実績データを格納する(80k)。以後、同一プロジェクトの課題に関する解決実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダに解決実績データを格納する。
−−−テーブル構造例2−−−
図9は、本実施形態における、(a)進捗実績情報901、(b)課題実績情報902、(c)課題内容情報903の構成例を示す図である。前記進捗実績情報901は、プロジェクトID(PJID)、タスクID、タスク開始日、タスク終了日、進捗、登録者から構成される。図9(a)の例では、プロジェクト“PJ000001”に関するタスク“T00001”〜“T00003”のレコードを例示している。前記タスク開始日、タスク終了日、進捗、登録者は、前記進捗管理部111がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。
また、前記課題実績情報902は、プロジェクトID(PJID)、課題ID、タスクID、登録日、解決期限、担当者、対応から構成される。図9(b)の例では、プロジェクト“PJ000001”に関する課題“K00001”〜“K00003”のレコードを例示している。前記課題IDは、プロジェクト毎に重複しない連番である。前記タスクID、登録日、解決期限、担当者、対応は、前記進捗管理部111がユーザ端末150から得た入力データを格納したものである。
また、前記課題内容情報903は、プロジェクトID(PJID)、課題ID、課題内容、解決策、備考から構成される。図9(c)の例では、プロジェクト“PJ000001”に関する課題“K00001”〜“K00003”のレコードを例示している。前記課題内容、解決策、備考は、課題IDに紐づくものであり、前記進捗管理部111がユーザ端末150より得た入力データを格納したものである。
−−−処理フロー例4−−−
次に、成果物管理の処理について説明する。図10は本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例4を示す図である。この場合、前記支援装置100の成果物管理部112は、プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる成果物データをユーザ端末150から受け付ける(100a)。また前記成果物管理部112は、前記成果物データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置101で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定する(100b)。
前記成果物管理部112は、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスク(のタスクID)に対応付けた成果物フォルダを生成して前記成果物データを格納する(100c)。前記最新版フォルダ中での最初の成果物フォルダの生成であれば、該当成果物フォルダに例えば、履歴の値「000」を対応付けて記憶する。以後、同一タスクに関する成果物データを受け付ける毎に、前記履歴の値をカウントアップして新たな成果物フォルダを作成し、該当成果物データを格納する(前記履歴の値の最大のものが最新フラグにあたる)。こうして、あるタスクに関して新しい成果物データが次々登録されていった場合のフォルダ構造1102の例を、図11(b)に示している。この図の例では、例えば、タスク“T00001”の成果物“S00001”として、履歴“000”から履歴“003”まで3つの成果物フォルダが作成されている状況を示している。
−−−テーブル構造例3−−−
図11は、本実施形態における、(a)成果物登録情報1101の構造例、(b)フォルダ構成のイメージ、をそれぞれ示す図である。前記成果物作成情報1100は、プロジェクトID(PJID)、成果物ID、履歴、ファイル名、登録者、登録日から構成される。図10(a)の例では、プロジェクト“PJ000001”に関する成果物“S00001”〜“S00002”のレコードを例示している。前記履歴、ファイル名、登録者、登録日は、前記成果物管理部112が前記処理フロー例4の処理に伴って格納する情報となる。
−−−処理フロー例5−−−
次に、成果物作成の処理について説明する。図12は本実施形態のプロジェクト管理支援方法の処理フロー例5を示す図である。この場合、前記支援装置100の成果物作成部113は、例えば、前記ユーザ端末150から指定を受けたプロジェクトIDをキーに特定した前記記憶装置101の前記最新版フォルダより、前記進捗実績情報901を読み出し、前記進捗実績情報901よりタスクの遂行予定期間のデータ=タスク開始・終了日の情報を抽出し(120a)、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績=「進捗」データとを併記した進捗表データを、ユーザ端末150に送信する(120b)。
また、前記成果物作成部113は、前記最新版フォルダ内の成果物フォルダのうち最新フラグが設定された最新版成果物フォルダより成果物情報602(成果物データ)を読み出し(120c)、前記進捗実績情報901より抽出した所定タスクのタスク開始・終了日の情報と、現時点での前記タスクの成果物とを併記した成果表データを、ユーザ端末150に送信する(120d)。
また、前記成果物作成部113は、前記最新版フォルダより前記課題実績情報902(プロジェクトの情報)と課題内容情報903(解決実績データ)を読み出し、前記課題実績情報902より課題の解決期限のデータを抽出し(120e)、当該解決期限と現時点での前記課題の解決実績(例:課題の解決未済)とを併記した課題管理表データを、ユーザ端末150に送信する(120f)。
次に前記成果物作成部113は、前記最新版フォルダより前記プロジェクトメンバ情報603を抽出する(120g)。また前記成果物作成部113は、前記抽出した情報が含むメンバID、親IDを基に、プロジェクトメンバ間での階層構造を作成し、体制図を作成し(120h)、前記ユーザ端末150に送信する(120i)。
以上、本実施形態によれば、プロジェクトのスコープ変更等によるスケジュールや各タスク成果物などの変化に関して効率的で確実な管理を行い、スコープ変更後の最新情報をプロジェクトメンバへ確実に提供できる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
100 プロジェクト管理支援装置
101 記憶装置
102 プログラム
103 RAM(Random Access Memory)
104 CPU(Central Processing Unit)
105 入力装置
106 出力装置
107 NIC(通信装置)
110 構成設定部
111 進捗管理部
112 成果物管理部
113 成果物作成部
150 ユーザ端末
190 ネットワーク
401 プロジェクト情報
402 プロジェクト属性情報
403 フェーズ情報
404 アクティビティ情報
501 アクティビティ依存関係情報
502 タスク情報
503 タスク依存関係情報
601 タスク属性情報
602 成果物情報
603 プロジェクトメンバ情報
701 フォルダ構成
901 進捗実績情報
902 課題実績情報
903 課題内容情報
1100 成果物登録情報
1101 成果物登録時のフォルダ構成

Claims (5)

  1. 組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末ないし入力装置から受け付け、記憶装置において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する、構成設定部と、
    プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する、進捗管理部と、
    前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する成果物作成部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクト管理支援装置。
  2. プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる成果物データをユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記成果物データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた成果物フォルダを生成して前記成果物データを格納し、以後、同一タスクに関する成果物データを受け付ける毎に成果物フォルダを作成して該当成果物データを格納し、前記成果物フォルダに最新フラグを設定する、成果物管理部を備えて、
    前記成果物作成部が、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報を読み出し、前記最新版フォルダ内の成果物フォルダのうち最新フラグが設定された最新版成果物フォルダより成果物データを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの情報を抽出し、当該タスクの情報と現時点での前記タスクの成果物とを併記した成果表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクト管理支援装置。
  3. 前記進捗管理部が、プロジェクトの進捗に伴って所定タスクに関し生じる課題の、解決実績データをユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記解決実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記課題に対応付けた解決実績データを格納し、以後、同一プロジェクトの課題に関する解決実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダに解決実績データを格納し、
    前記成果物作成部が、前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と解決実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報より課題の解決期限のデータを抽出し、当該解決期限と現時点での前記課題の解決実績とを併記した課題管理表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクト管理支援装置。
  4. コンピュータが、
    組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末ないし入力装置から受け付け、記憶装置において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する処理と、
    プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する処理と、
    前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する処理と、
    を実行するプロジェクト管理支援方法。
  5. コンピュータに、
    組織において遂行されるプロジェクトの情報を、ユーザ端末ないし入力装置から受け付け、記憶装置において前記プロジェクトのID毎にフォルダを生成し、当該フォルダに前記プロジェクト情報を格納し、以後、同一プロジェクトに関する変更指示を受け付ける毎にフォルダを作成して該当プロジェクト情報を格納し、前記フォルダに最新フラグを設定する処理と、
    プロジェクト遂行に必要な所定タスクの進捗実績データを、ユーザ端末ないし入力装置から受け付けて、前記進捗実績データが付帯するプロジェクトIDをキーに、記憶装置で該当フォルダのうち最新フラグが設定された最新版フォルダを特定し、ここで特定した最新版フォルダ中に、前記所定タスクに対応付けた進捗実績データを格納し、以後、同一タスクに関する進捗実績データを受け付ける毎に前記最新版フォルダにおける進捗実績データを更新する処理と、
    前記記憶装置の前記最新版フォルダよりプロジェクト情報と進捗実績データとを読み出し、前記プロジェクト情報よりタスクの遂行予定期間のデータを抽出し、当該遂行予定期間と現時点での前記タスクの進捗実績とを併記した進捗表データを、ユーザ端末ないし出力装置に送信する処理と、
    を実行させるプロジェクト管理支援プログラム。
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