JP2010252981A - Suction port body and vacuum cleaner - Google Patents
Suction port body and vacuum cleaner Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010252981A JP2010252981A JP2009105456A JP2009105456A JP2010252981A JP 2010252981 A JP2010252981 A JP 2010252981A JP 2009105456 A JP2009105456 A JP 2009105456A JP 2009105456 A JP2009105456 A JP 2009105456A JP 2010252981 A JP2010252981 A JP 2010252981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling wheel
- case
- traveling
- suction port
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
Description
本発明は、ケース体に回転自在に配置された走行輪を有する吸込口体およびこれを備えた電気掃除機に関する。 The present invention relates to a suction port body having a traveling wheel rotatably disposed in a case body, and a vacuum cleaner including the same.
従来、電気掃除機に用いられる吸込口体としての床ブラシは、横長のケース体と、このケース体の左右幅方向の中心域の後部に回動可能に連通接続された接続管とを備えている。ケース体の被掃除面である床面に対向する下面には、横長の吸込口が開口形成されている。また、ケース体の両側部には、敷居や絨毯などの段差の乗り越えを円滑にして床面での走行性を向上するために、大径の走行輪がそれぞれ回転自在に取り付けられている。これら走行輪は、比較的硬質の走行輪本体の外周部に、可撓性を有する円環状の車輪部が取り付けられて構成されている。そして、これら走行輪は、前端側がケース体の前部よりも前方に若干突出するように配置されている(例えば、特許文献1参照。)。 Conventionally, a floor brush as a suction port used in a vacuum cleaner includes a horizontally long case body and a connecting pipe that is rotatably connected to a rear portion of a central region in the left-right width direction of the case body. Yes. A horizontally long suction port is formed as an opening on the lower surface of the case body that faces the floor surface to be cleaned. In addition, large-diameter traveling wheels are rotatably attached to both sides of the case body in order to smoothly climb over steps such as sills and carpets and improve traveling performance on the floor surface. These traveling wheels are configured by attaching an annular wheel portion having flexibility to an outer peripheral portion of a relatively hard traveling wheel main body. And these traveling wheels are arrange | positioned so that the front end side may protrude a little forward from the front part of a case body (for example, refer patent document 1).
しかしながら、上述の床ブラシでは、壁などの障害物に向けて走行させた際に、走行輪の前部がケース体よりも先に障害物に衝突して、大きな衝撃を受けるという問題点を有している。 However, the floor brush described above has a problem that when traveling toward an obstacle such as a wall, the front part of the traveling wheel collides with the obstacle before the case body and receives a large impact. is doing.
この点、走行輪の外周の車輪部の肉厚を大きくし、車輪部をより軟質に形成することで、緩衝性を向上することが考えられるものの、このように構成した場合には、床ブラシの重量によって走行輪の車輪部が沈み込み、走行性が低下するおそれがあるという問題がある。 In this regard, although it is conceivable to improve the shock-absorbing property by increasing the thickness of the wheel part on the outer periphery of the traveling wheel and making the wheel part softer, in the case of such a configuration, the floor brush There is a problem that the wheel portion of the traveling wheel sinks due to the weight of the vehicle and the traveling performance may be deteriorated.
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、走行性を低下させることなく緩衝性を向上した吸込口体およびこれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a point, and it aims at providing the suction inlet body which improved the buffering property, without reducing running property, and a vacuum cleaner provided with the same.
本発明は、ケース体に回転自在でかつ前後方向に沿って移動可能に配置され、少なくとも最前部に位置する状態では一部がケース体の前部よりも前方に突出する走行輪と、この走行輪の後方への移動に対して前方へと反発力を付与する付勢手段とを具備したものである。 The present invention relates to a traveling wheel that is disposed on a case body so as to be rotatable and movable in the front-rear direction, and at least a portion of the traveling wheel projects forward from the front portion of the case body in a state of being located at the forefront. And an urging means for applying a repulsive force forward with respect to the rearward movement of the wheel.
本発明によれば、ケース体に回転自在でかつ前後方向に沿って移動可能に配置した走行輪の後方への移動に対して付勢手段により前方へと反発力を付与することで、ケース体の前部よりも前方に突出する走行輪の一部が障害物に衝突すると、付勢手段により前方へと反発力を付与されながら走行輪が後方へと移動して衝撃を吸収するので、例えば走行輪をより軟質化することなどによって走行性を低下させることなく、緩衝性を向上できる。 According to the present invention, the case body is provided with a repulsive force forward by the urging means with respect to the rearward movement of the traveling wheel arranged rotatably in the front and rear direction on the case body. When a part of the traveling wheel that projects forward from the front part of the vehicle collides with an obstacle, the traveling wheel moves backward while absorbing a shock while being given a repulsive force forward by the urging means. The cushioning can be improved without lowering the running performance by making the running wheels softer.
以下、本発明の一実施の形態の構成を図1ないし図8を参照して説明する。 The configuration of an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS.
図8において、11は電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12の内部に収容された電動送風機13の駆動にて生じる吸気風とともに吸い込んだ塵埃を、図示しない集塵部に捕集するものである。 In FIG. 8, reference numeral 11 denotes a vacuum cleaner. The vacuum cleaner 11 is configured to collect dust sucked together with intake air generated by driving the electric blower 13 accommodated in the cleaner body 12 (not shown). To collect.
また、掃除機本体12には、電動送風機13の動作を制御する本体制御手段としての図示しない本体制御回路が収容されているとともに、外部から空気を吸引する本体吸込口14が前部に開口されている。この本体吸込口14には、可撓性を有し湾曲可能な細長略円筒状のホース体15が連通接続されている。このホース体15の先端には、電動送風機13の動作モードなどが選択可能な手元操作部16が設けられている。この手元操作部16には、掃除する際に作業者が把持する把持部17が基端側に向けて突設され、この把持部17には、本体制御回路に所定の信号を送信して掃除機本体12内の電動送風機13などを複数の動作モードに設定する複数の設定ボタン18が設けられている。
The vacuum cleaner main body 12 houses a main body control circuit (not shown) as a main body control means for controlling the operation of the electric blower 13, and a main
さらに、手元操作部16の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管19が着脱可能に連通接続されている。すなわち、延長管19は、ホース体15を介して電動送風機13の吸込側に連通接続されている。また、この延長管19の先端には、例えば室内の被掃除面としての床面F(図2)の絨毯などの上に載置させて、この絨毯上の塵埃を吸い込む吸込口体としての床ブラシ20が着脱可能に連通接続されている。したがって、床ブラシ20は、延長管19、ホース体15および本体吸込口14を介して、電動送風機13の吸込側に連通接続される。なお、電動送風機13および本体制御回路などは、それぞれ商用交流電源、あるいは二次電池などから給電されるように構成されている。
Further, an elongated, substantially cylindrical extension tube 19 that can be extended and retracted is detachably connected to the tip of the
そして、床ブラシ20は、図1、図2、図7および図8に示すように、吸込口体本体としての横長のケース体21と、このケース体21の後部に回動可能に接続された接続管22と、ケース体21の両側部に配置された走行輪23と、この走行輪23をケース体21に保持する保持部としての保持ケース24と、ケース体21の前部に配置された前カバー25とを備えている。
As shown in FIGS. 1, 2, 7 and 8, the
ケース体21は、上側が開放された下ケース26と、この下ケース26上に取り付けられた中ケース27と、下ケース26および中ケース27の上部の後側を覆い、下ケース26および中ケース27との間で接続管22を回転可能に挟持する上ケース28とを有している。さらに、このケース体21には、図示しない駆動手段としての電動部である駆動源、すなわちモータと、このモータにより回転される回転清掃体としての回転ブラシ32とが取り付けられている。
The
下ケース26には、前端部に、回転ブラシ32が嵌合する横長四角形状の吸込口35が切り欠き形成されている。
In the
中ケース27は、下ケース26の後部に配置され、下ケース26上に一体的に固定されている。
The
また、上ケース28には、前端部に、横長四角形状の前側吸込口36が切り欠き形成されている。この前側吸込口36は、吸込口35に連通し前カバー25が嵌合するものである。
Further, the
また、モータは、正転および逆転が可能であり、図示しない制御回路によってその駆動が制御されている。 Further, the motor can rotate forward and backward, and its drive is controlled by a control circuit (not shown).
また、回転ブラシ32は、取付部材としての軸部である略円柱状の回転ブラシ組立37の周囲に、複数の清掃部材38が取り付けられている。
Further, the rotating
ここで、回転ブラシ組立37は、例えば金属、あるいは合成樹脂などにより形成されている。また、この回転ブラシ組立37の外周面には、各清掃部材38の基端側を保持する溝部39が螺旋状に形成されている。
Here, the rotating
清掃部材38は、例えば拭取部材であるブレード、掻取部材であるブラシ毛、あるいはこれらの組み合わせなどであり、基端側が回転ブラシ組立37の溝部39にそれぞれ保持されることにより、回転ブラシ組立37の外周面に対して、この回転ブラシ組立37の軸方向に沿う螺旋壁状で、かつ、回転ブラシ組立37の径方向に先端側が突出している。
The
接続管22は、吸込口35と連通しており、ケース体21から後方へと突出した端部が延長管19(図8)の先端側へと着脱可能に連通接続される。また、この接続管22は、ケース体21に対して、上下方向へと回動可能に接続されている。
The
また、図1、図3ないし図6に示すように、各走行輪23は、走行輪本体41と、この走行輪本体41の外周に取り付けられた車輪部42と、走行輪本体41を保持ケース24側と接続する接続部としての摺動保持部43とを備え、保持ケース24と一体的に、ブロック状(ユニット状)に構成されている。なお、各走行輪23の構成は、床ブラシ20の左右幅方向に対称となっているので、以下、一方の走行輪23の構成のみを説明し、他方の走行輪23の説明を省略する。
As shown in FIGS. 1, 3 to 6, each
走行輪本体41は、例えば硬質の合成樹脂などにより大径に形成されており、円形板状の本体部44と、この本体部44の外周全体に亘ってこの本体部44に対して略垂直にケース体21の側部へと延出する走行部45と、本体部44の中心軸からケース体21の側部へと延出する円筒状(ボス状)の回転軸46とを一体に有している。さらに、この走行輪本体41の回転軸46の中心は、回転ブラシ32の中心軸よりも上方で、かつ、接続管22の回動軸よりも下方に位置している。そして、走行輪本体41は、ケース体21の両側部に形成された凹部48に嵌合している。
The traveling wheel
本体部44は、少なくともケース体21の両側部の前側の部分の上下寸法よりも大きい径寸法を有している。
The
走行部45は、走行輪本体41の走行面を構成するものであり、平面状に形成されている。
The traveling
回転軸46は、保持ケース24側と接続される部分であり、軸方向に沿って複数のスリット46aを先端側から基端側へと直線状に備え、これらスリット46aが周方向に略等間隔に離間されている。このため、回転軸46は、複数の回転軸片46bに分割されている。また、これら回転軸片46bの先端部には、外方へと突出する抜け止め部である係止爪部46cがそれぞれ形成されている。
The rotating
また、車輪部42は、床面Fと接地するものであり、少なくとも走行部45の外側面を覆って(上記一実施の形態では本体部44と走行部45とのそれぞれの外側面を覆って)、走行輪本体41に貼り付けられている。この車輪部42は、例えば起毛布、あるいは不織布などの、走行輪本体41よりも軟質の各種材料により形成されている。
The
また、摺動保持部43は、保持ケース24に挟持される軸受体本体である摺動保持部本体51と、この摺動保持部本体51から側方へと突出する円筒状の軸受52とを一体に備えている。
The sliding holding
摺動保持部本体51は、保持ケース24の内部に対して、前後方向の寸法が小さく設定されており、保持ケース24内を前後方向に摺動可能となっている。
The sliding holding portion
軸受52には、回転軸46が周方向に摺動可能に挿入されている。また、この軸受52の内部には、回転軸46の各係止爪部46cが係合する係止凹部52aが段差状に形成されており、各係止爪部46cと係止凹部52aとの係合によって、走行輪本体41が軸受52に対して抜け止めされている。
A
また、保持ケース24は、摺動保持部43と付勢手段としてのコイルばね54とを内部に収容する収容部である。そして、保持ケース24は、接続部下ケースである走行輪下ケース55と接続部上ケースである走行輪上ケース56とを備え、軸受52が前後方向に沿って摺動する摺動穴57が側部に開口形成されている。また、走行輪下ケース55と走行輪上ケース56とは、複数の固定部58によって互いに一体的に固定されている。さらに、保持ケース24は、ケース体21の側部に開口形成された開口部59から摺動穴57側が露出するように配置されている。
The holding
走行輪下ケース55は、上側が開口された箱状に形成されており、底部の下側に、円筒状(ボス状)の固定凹部61,61が前後に離間されて形成されている。そして、これら固定凹部61,61には、ケース体21の下ケース26から上方に突出した固定凸部62,62が挿入嵌合されており、これら固定凹部61,61と固定凸部62,62との嵌合によって、走行輪下ケース55(保持ケース24)が下ケース26の側部に固定されている。また、走行輪下ケース55は、下ケース26から上方に突出したリブ状の規制下リブ部64により下ケース26に対する位置が規制されている。この規制下リブ部64は、走行輪下ケース55の外側面に対して、摺動穴57と反対側の側部から後部に亘って接触している。なお、走行輪下ケース55(保持ケース24)を下ケース26に対して固定する構成は、例えば固定凹部61を下ケース26に設け、固定凸部62を走行輪下ケース55に設けるなど、任意に構成することが可能である。
The traveling wheel
また、走行輪下ケース55の後部の上端には、コイルばね54の後端部を保持する付勢手段受け部であるばね受け部67が一体に形成されている。このばね受け部67は、規制下リブ部64の上方に位置しており、走行輪下ケース55(保持ケース24)の後側面よりも後方に対して突出した位置に配置されている。
A
一方、走行輪上ケース56は、下側が開口された箱状に形成されており、走行輪下ケース55の上側を覆って取り付けられている。また、この走行輪上ケース56の上部の上側は、上ケース28から下方に向けて突出したリブ状の複数の押さえリブ部71により上側から押さえられている。さらに、走行輪上ケース56は、上ケース28から下方に突出したリブ状の規制上リブ部72により上ケース28に対する位置が規制されている。この規制上リブ部72は、走行輪上ケース56の外側面に対して、摺動穴57と反対側の側部から後部に亘って接触している。
On the other hand, the traveling wheel
この結果、保持ケース24は、下ケース26と上ケース28とにより挟持された状態で開口部59から摺動穴57側が露出するように配置されている。
As a result, the holding
また、摺動穴57は、走行輪下ケース55の側部の上縁部と走行輪上ケース56の側部の下縁部との間に、前後方向に沿って長穴状に形成されている。
The sliding
各固定部58は、走行輪下ケース55の上縁部に形成された爪状の嵌合爪部75と、走行輪上ケース56の下縁部に形成された枠状の嵌合リブ部76とによりそれぞれ構成されている。そして、各嵌合爪部75が各嵌合リブ部76に係合されることによって、走行輪下ケース55と走行輪上ケース56とが一体的に固定される。
Each fixing
また、コイルばね54は、摺動保持部本体51の後部に突出した付勢手段保持部であるばね保持部78に前端部が保持され、保持ケース24のばね受け部67に後端部が保持されて前後方向に沿って水平状に配置されている。そして、このコイルばね54は、ばね保持部78とばね受け部67との間に保持された状態で自然長よりも縮んで摺動保持部43を前方へと付勢しており、この摺動保持部43が走行輪23とともに一体的に後方へと移動(摺動)した状態で前方へと反発力を付与するように構成されている。
The
このため、走行輪23は、走行輪本体41の回転軸46の中心が、自然状態(通常状態)で回転ブラシ32の中心軸よりも若干前方に位置し、コイルばね54が最大に縮んだ状態で回転ブラシ32の中心軸よりも後方に位置するように構成されている。
For this reason, the traveling
また、前カバー25は、前側吸込口36の両端間に亘って連続した横長状に形成されており、断面視で前方へと突出するように円弧状に湾曲している。さらに、この前カバー25の上端部は、前側吸込口36の上端部に回動可能に軸支されており、かつ、トーションばねなどの図示しない前カバー付勢手段により前方向へと回動するように付勢されている。また、この前カバー25の下端部は、自然状態(通常状態)で各走行輪23の前端よりも前方に突出している。
Further, the
次に、上記一実施の形態の作用を説明する。 Next, the operation of the above embodiment will be described.
各走行輪23をケース体21に組み込む際には、まず、走行輪23を保持ケース24とともにブロック状に組み上げて、下ケース26に取り付けた後、上ケース28により保持ケース24を挟持する。
When assembling each traveling
すなわち、摺動保持部43のばね保持部78にコイルばね54の前端部を保持し、このコイルばね54の後端部を走行輪下ケース55のばね受け部67に保持しつつ、摺動保持部43を走行輪下ケース55と走行輪上ケース56とで挟持し、これら走行輪下ケース55と走行輪上ケース56とを各固定部58の嵌合爪部75と嵌合リブ部76との係合によって互いに固定する。
That is, the front end portion of the
次いで、摺動保持部43の軸受52に対して、走行輪本体41の回転軸46の各回転軸片46bを挿入し、各係止爪部46cを係止凹部52aに係合させて、走行輪本体41を軸受52に対して抜け止めした状態で周方向に回転自在に軸支する。
Next, each
そして、モータ、回転ブラシ32および接続管22などを適宜組み付けた下ケース26の固定凸部62に対して、保持ケース24の固定凹部61を嵌合させるように上側から走行輪23を取り付けた後、前カバー25を取り付けた上ケース28を上方から被せて保持ケース24の上側を押さえリブ部71により押さえつけるように上ケース28と下ケース26とを互いに固定することにより、各走行輪23がケース体21の両側部に取り付けられ、床ブラシ20が完成する。この状態で、各走行輪23の前部は、ケース体21の前部よりも前方で、かつ、前カバー25の下端部よりも後方に位置し、各走行輪23の下部は、ケース体21の下面よりも下方に位置している。
After the traveling
この床ブラシ20を用いた掃除の際には、図8に示すように、接続管22を延長管19の先端部に接続し、床ブラシ20を床面F(図2)上に載置して、把持部17を把持し、所望の設定ボタン18を操作して電動送風機13を所望の動作モードで動作させた状態で、延長管19を介して床ブラシ20を前後に走行させる。
When cleaning using the
図2に示すように、床ブラシ20は、走行の際に、各走行輪23の車輪部42が床面Fに接触して回転することにより、良好な走行性を得ることができる。
As shown in FIG. 2, the
そして、床ブラシ20では、吸込口35を介して、図8に示す電動送風機13の動作により作用する負圧によって床面F(図2)上の塵埃を空気とともに吸い込んで掃除する。この吸い込まれた空気は吸込風となり、塵埃とともに、図8に示す延長管19、ホース体15および本体吸込口14を介して集塵部へと吸い込まれ、この集塵部で塵埃が捕集された後、電動送風機13へと吸い込まれて排気風となり、掃除機本体12の図示しない排気孔から排気される。
In the
また、図2(a)に示すように、床ブラシ20を前方へと走行させて床ブラシ20が壁あるいは家具などの障害物Oに衝突する際には、まず、前カバー25の下端部が障害物Oに接触してこの前カバー25が前カバー付勢手段の付勢に抗して後方へと回動し、次いで、図1(a)および図2(b)に示すように、走行輪23の前部が障害物Oに接触する。
Further, as shown in FIG. 2 (a), when the
この状態で、さらに床ブラシ20が前方へと走行することにより、図1(b)および図2(c)に示すように、各走行輪23がコイルばね54の付勢に抗しつつ摺動保持部43と一体的に後方へと摺動して衝突時の衝撃を吸収し、同時に前カバー25が後方へと回動して前側吸込口36の下部が開口するとともに、この開口した前側吸込口36の下部から、回転ブラシ32の清掃部材38の先端側の一部が突出して、障害物Oの近傍に位置する。そして、所定の設定ボタン18(図8)の操作により回転ブラシ32が回転することで、回転ブラシ32が障害物Oの近傍の床面F上の塵埃を掻き取り、前側吸込口36から吸い込んで掃除する。
In this state, when the
上述したように、上記一実施の形態では、ケース体21に回転自在でかつ前後方向に沿って移動可能に配置した走行輪23の後方への移動に対してコイルばね54により前方へと反発力を付与する構成とした。具体的に、上記一実施の形態では、走行輪本体41の回転軸46を、ケース体21に対して前後方向に沿って摺動可能の摺動保持部43の軸受52により回転自在に軸支し、コイルばね54により、摺動保持部43の後方への摺動に対して前方へと反発力を付与する構成とした。このため、ケース体21の前部よりも前方に突出する走行輪23の走行輪本体41の前部が障害物Oに衝突すると、コイルばね54により前方へと反発力を付与されながら走行輪23の走行輪本体41が後方へと移動して衝撃を吸収するので、例えば走行輪23をより軟質化することなどによって走行性を低下させることなく、緩衝性を向上できる。
As described above, in the above-described embodiment, a repulsive force is forwardly repelled by the
すなわち、車輪部42を弾性部材などとしてその厚みを増加させて充分な緩衝性を得ようとする場合などでは、車輪部42が床面Fに接触した際に、床ブラシ20の自重によって車輪部42が撓み、床面Fに対する接地面積(グリップ力)が大きくなって走行性が低下するおそれがあるのに対して、上記一実施の形態では、車輪部42の厚みを増加させることなくコイルばね54によって大きな緩衝ストロークを得ることができるので、走行時に車輪部42が撓んでグリップ力が大きくなることがなく、良好な走行性を得ることができる。
That is, in the case where the
そして、良好な緩衝性を得ることができるので、掃除の際に床ブラシ20の前側が障害物Oに衝突した際でも、この衝突の際の衝撃および衝突音を低減できる。
And since favorable buffering properties can be obtained, even when the front side of the
また、走行輪23をケース体21の両側部に配置することにより、例えば走行輪23をケース体21の中央部1箇所のみに配置する場合などと比較して、走行性をより向上できるとともに、床ブラシ20の前側が障害物Oに衝突する際に、床ブラシ20と障害物Oとの角度に拘らず少なくともいずれかの走行輪23を確実に障害物Oに接触させることができるので、緩衝性を確保できる。
Further, by disposing the traveling
さらに、下端側が走行輪23よりも前方に位置する前カバー25をケース体21に対して前後方向に沿って回動可能に配置することにより、障害物Oの近傍を掃除する際に、前カバー25が走行輪23よりも先に障害物Oに接触して後方へと回動するので、この前カバー25により前側吸込口36の下部を開いて、前側の塵埃を、この前側吸込口36の下部から吸い込むことができる。しかも、前カバー25が障害物Oに接触して後方へと回動することで開いた前側吸込口36の下部から、回転ブラシ32の清掃部材38が相対的に突出するので、回転ブラシ32を回転させると、この突出した清掃部材38によって障害物Oの近傍の床面Fの塵埃を掻き取ることができる。したがって、障害物Oの近傍の床面Fを効率よく掃除することができる。
Further, the
そして、走行輪23は、走行輪本体41が大径に形成されているので、段差などの乗り越えが円滑となり、良好な走行性を得ることができる。また、車輪部42を軟質とすることにより、障害物Oへの衝突時に、この障害物Oを傷付けることもない。
And since the traveling wheel
なお、上記一実施の形態において、走行輪23は、ケース体21に対して前後方向に沿って移動可能であれば、任意の構成とすることができる。
In the above-described embodiment, the traveling
また、前カバー25および回転ブラシ32などは、必須の構成ではない。
Further, the
さらに、電気掃除機11の細部は、上記構成に限定されるものではなく、例えばキャニスタ型の電気掃除機11だけでなく、縦長の掃除機本体12の下部に床ブラシ20を接続したアップライト型の電気掃除機、あるいはハンディ型の電気掃除機など、任意の電気掃除機でも対応させることができる。
Furthermore, the details of the vacuum cleaner 11 are not limited to the above configuration, for example, the upright type in which the
11 電気掃除機
12 掃除機本体
13 電動送風機
20 吸込口体としての床ブラシ
21 ケース体
23 走行輪
25 前カバー
41 走行輪本体
46 回転軸
52 軸受
54 付勢手段としてのコイルばね
11 Vacuum cleaner
12 Vacuum cleaner body
13 Electric blower
20 Floor brush as suction port
21 Case body
23 Wheel
25 Front cover
41 Wheel body
46 Rotation axis
52 Bearing
54 Coil spring as biasing means
Claims (5)
このケース体に回転自在でかつ前後方向に沿って移動可能に配置され、少なくとも最前部に位置する状態では一部が前記ケース体の前部よりも前方に突出する走行輪と、
この走行輪の後方への移動に対して前方へと反発力を付与する付勢手段と
を具備したことを特徴とした吸込口体。 The case body,
A traveling wheel disposed on the case body so as to be rotatable and movable in the front-rear direction, and at least in a state positioned at the foremost part, a traveling wheel that protrudes forward from the front part of the case body,
A suction port body comprising: biasing means for imparting a repulsive force forward with respect to the backward movement of the traveling wheel.
回転軸を有する走行輪本体と、
ケース体に対して前後方向に沿って移動可能に配置され、前記回転軸を回転自在に軸支する軸受とを備え、
付勢手段は、前記軸受の後方への移動に対して前方へと反発力を付与する
ことを特徴とした請求項1記載の吸込口体。 The running wheel
A traveling wheel body having a rotating shaft;
A bearing that is arranged so as to be movable in the front-rear direction with respect to the case body, and that rotatably supports the rotary shaft;
The suction port body according to claim 1, wherein the urging means imparts a repulsive force forward with respect to the backward movement of the bearing.
ことを特徴とした請求項1または2記載の吸込口体。 The suction port body according to claim 1 or 2, wherein the traveling wheels are respectively disposed on both side portions of the case body.
ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の吸込口体。 The suction according to any one of claims 1 to 3, further comprising a front cover that is arranged so as to be rotatable along the front-rear direction with respect to the case body, and at least a part of which is located in front of the traveling wheel. Mouth body.
前記電動送風機の吸込側に連通接続される請求項1ないし4いずれか一記載の吸込口体と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。 A vacuum cleaner body containing an electric blower,
A vacuum cleaner comprising: a suction port body according to any one of claims 1 to 4, which is connected to the suction side of the electric blower.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009105456A JP2010252981A (en) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | Suction port body and vacuum cleaner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009105456A JP2010252981A (en) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | Suction port body and vacuum cleaner |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010252981A true JP2010252981A (en) | 2010-11-11 |
Family
ID=43314609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009105456A Pending JP2010252981A (en) | 2009-04-23 | 2009-04-23 | Suction port body and vacuum cleaner |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010252981A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024101976A1 (en) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 삼성전자 주식회사 | Roller assembly and vacuum cleaner comprising same |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60114226A (en) * | 1983-11-25 | 1985-06-20 | 松下電器産業株式会社 | Suction tool of electric cleaner |
JPH04122230A (en) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Floor nozzle of vacuum cleaner |
JPH11197071A (en) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Sanyo Electric Co Ltd | Suction tool for floor |
JP2003093282A (en) * | 2001-09-21 | 2003-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | Suction nozzle for vacuum cleaner |
-
2009
- 2009-04-23 JP JP2009105456A patent/JP2010252981A/en active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60114226A (en) * | 1983-11-25 | 1985-06-20 | 松下電器産業株式会社 | Suction tool of electric cleaner |
JPH04122230A (en) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Floor nozzle of vacuum cleaner |
JPH11197071A (en) * | 1998-01-09 | 1999-07-27 | Sanyo Electric Co Ltd | Suction tool for floor |
JP2003093282A (en) * | 2001-09-21 | 2003-04-02 | Sanyo Electric Co Ltd | Suction nozzle for vacuum cleaner |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024101976A1 (en) * | 2022-11-07 | 2024-05-16 | 삼성전자 주식회사 | Roller assembly and vacuum cleaner comprising same |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4913879B2 (en) | Floor tools | |
JP4468440B2 (en) | Vacuum cleaner and its suction port | |
US20040261212A1 (en) | Multifunction vacuum cleaner | |
KR102125336B1 (en) | Vacuum Cleaner | |
KR20190021521A (en) | Cleaner | |
CN101152066B (en) | Duct collector head and electric dust collector using the same | |
JP4817913B2 (en) | Suction port and vacuum cleaner | |
JP2022092039A (en) | Vacuum cleaner mouthpiece and vacuum cleaner with it | |
CN106333627B (en) | Suction inlet appliance and electric dust collector | |
JP5380160B2 (en) | Suction port and vacuum cleaner | |
JP2010252981A (en) | Suction port body and vacuum cleaner | |
JP2006346279A (en) | Vacuum cleaner and its suction port | |
JP6623114B2 (en) | Vacuum cleaner suction tool and vacuum cleaner including the same | |
KR101039491B1 (en) | Nozzle of vacuum cleaner | |
JP4909669B2 (en) | Vacuum cleaner and its suction port | |
JP2017131440A (en) | Suction port body for electric vacuum cleaner and electric vacuum cleaner | |
JP2006020895A (en) | Electric vacuum cleaner | |
JP2020110506A (en) | Vacuum cleaner suction body and vacuum cleaner equipped with the same | |
EP4523588A1 (en) | Nozzle for a vacuum cleaner and a vacuum cleaner having such a nozzle | |
WO2018078725A1 (en) | Suction tool and electric vacuum cleaner | |
JP5135112B2 (en) | Suction port and vacuum cleaner | |
JP2009284982A (en) | Inlet port body and vacuum cleaner | |
JP2017023349A (en) | Suction port body and vacuum cleaner | |
JP2017012689A (en) | Suction port body and vacuum cleaner | |
JP5380089B2 (en) | Suction port, vacuum cleaner |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20120322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20130415 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20130501 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130626 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131009 |