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JP2010244581A - 情報処理方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】非接触ICチップ内の情報を隠蔽することができるようにする。
【解決手段】携帯電話機1のユーザは、表示部4に表示される設定画面に基づいて、入力部3を操作し、非接触ICチップ2に記憶されている情報(サービス)にプライバシ属性フラグを設定することができる。プライバシ属性フラグには、サービスの閲覧可能または閲覧不可を設定するための「閲覧許可フラグ」、および、指定された外部I/Fからのアクセス制限を設定するための「外部I/F指定フラグ」が含まれている。このプライバシ属性フラグを設定することにより、第3者がアクセスしても非接触ICチップ2内にサービスが存在しない状態とされる。本発明は、非接触ICチップ、または、非接触ICチップを内蔵する携帯電話機に適用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理方法およびプログラムに関し、特に、非接触ICチップ内の情報を隠蔽することができるようにした情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、携帯電話機にも搭載されはじめたことなどをきっかけとして、FeliCa(登録商標)などの非接触ICチップがより身近なものとなりつつある。ユーザは、非接触ICチップが搭載された携帯電話機を使って商品購入時の代金を支払ったり、駅の改札機に設けられているリーダライタに携帯電話機をかざすことによって定期券の情報を確認させたりすることができる。
図1は、非接触ICチップ内のデータの論理フォーマットの例を示す図である。
図1の例では、「エリア0000」を親の層として、「エリア0001」、「サービス0008」、および「サービス1008」が登録されている。
ここで、エリアとは、後述するサービスを管理する領域をいう。例えば、Windows(登録商標)でいうフォルダと同様のものである。このエリアは、リーダライタから送信されてきたコマンドに基づいて、1つまたは2以上生成され、そのそれぞれにより、サービスが階層的に管理される。あるエリアを親の階層として管理されるサービスにアクセスを行うためには、必要に応じて、そのアクセス側の機器(例えば、リーダライタ)に、エリアの生成時に割り当てられている鍵と同じ鍵が用意されている必要がある。
また、サービスとは、電子マネーのデータそのものなどの、データの実体を管理する領域をいう。例えば、Windows(登録商標)でいうファイルと同様のものである。このサービスも、リーダライタから送信されてきたコマンドに基づいて、1つまたは2以上、適宜、エリアを親の階層として生成される。あるサービスが管理するデータにアクセスを行うためには、必要に応じて、そのアクセス側の機器(例えば、リーダライタ)に、サービスの生成時に割り当てられている鍵と同じ鍵が用意されている必要がある。
また、図1の例においては、「サービス0008」と「サービス1008」にはそれぞれ定義情報が付加されている。
定義情報には、後述するように、ノードコード情報(サービスナンバ)、鍵バージョン、およびAllocateBlock情報(ファイルシステムに割り当てられた定義情報のブロック数)などのサービスに関する情報が含まれている。
このような論理フォーマットによりデータを管理する非接触ICチップに対して、図1に示されるように、外部の無線I/F(インタフェース)から、Request Serviceコマンドを非接触ICチップに実行させることにより、「エリア0000」、「エリア0001」、「サービス0008」、および「サービス1008」のファイル情報(上述した、サービスナンバ、鍵バージョンなどの定義情報。定義情報へのアクセスには鍵は要求されない。)を取得することができるようになされている。同様に、内部の有線I/FもRequest Serviceコマンドを実行させることにより、「エリア0000」、「エリア0001」、「サービス0008」、および「サービス1008」のファイル情報を取得することができるようになされている。
ここで、非接触ICチップのインタフェースとは、非接触ICチップにおいて実行されるコマンドの送信元と、非接触ICチップの構成のうちのコマンドを実行する構成(コマンド実行部)の間の経路のことであり、図1に示されるように、無線I/Fと有線I/Fとがある。
コマンドがリーダライタから送信されてくるものである場合、そのリーダライタと、コマンド実行部の間の経路、すなわち、電磁波、電磁波を受信する非接触ICチップの構成、受信した電磁波からデータを復調し、取得したコマンドをコマンド実行部に出力する物理的、論理的な構成が無線I/F(外部I/F)に該当する。
また、携帯端末に内蔵されている非接触ICチップにおいては、リーダライタにより生成され、送信されてきたコマンドだけでなく、その携帯端末において起動されているアプリケーション(Java(登録商標)などで書かれたプログラム)により生成されたコマンドも実行される。この場合、アプリケーション(アプリケーションを実行しているCPU)と、非接触ICチップのコマンド実行部の間にある物理的、論理的な構成が有線I/F(内部I/F)に該当する。
このように、非接触ICチップに登録された情報のうちの定義情報などは、第3者が容易に取得することが可能な情報である。
ところで、特許文献1には、個人IDなどが登録された非接触型ICカードにより、ユーザの入退出を管理する方法が開示されている。
特開2003−6578号公報
図1に示したように、Request Serviceコマンドが非接触ICチップにおいて実行されると、登録されている定義情報が無条件に外部のリーダライタなどに対して応答されており、このことは、非接触ICチップを使用するユーザにとって、第3者に対してファイルシステムに登録されている全ての情報を漏洩および公開したくない場合に問題である。
すなわち、上述したノードコードなどの情報は、ユーザがどのようなサービス(例えば、電子マネーサービス、電車の管理サービスなど)でこの非接触ICチップを用いているのかを表す情報でもあり、これを第3者が自由に取得することができることは、プライバシ保護の観点から問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、非接触ICチップ内の情報を隠蔽することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の情報処理方法は、非接触ICチップに記憶されて管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグを設定する設定ステップと、前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルを管理していないものとして応答する応答ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第1の側面のプログラムは、本発明の第1の側面の情報処理方法に対応する。
本発明の第1の側面においては、非接触ICチップに記憶されて管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグが設定され、前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルが管理されていないものとして応答される。
本発明の第2の側面の情報処理方法は、非接触通信機能を有する情報処理装置において管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグを設定する設定ステップと、前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルを管理していないものとして応答する応答ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法である。
本発明の第2の側面のプログラムは、本発明の第2の側面の情報処理方法に対応する。
本発明の第2の側面においては、非接触通信機能を有する情報処理装置において管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグが設定され、前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルが管理されていないものとして応答される。
本発明によれば、非接触ICチップ内の情報を隠蔽することができる。
非接触ICチップ内のデータの論理フォーマットの例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機におけるプライバシ機能(情報隠蔽機能)の概念について説明する図である。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機におけるプライバシ機能(情報隠蔽機能)の概念について説明する図である。 非接触ICチップの情報隠蔽の例を示す図である。 定義情報およびプライバシ属性フラグの例を示す図である。 携帯電話機の構成例を示すブロック図である。 非接触ICチップの機能構成例を示すブロック図である。 フラグ設定処理を説明するフローチャートである。 応答処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図2および図3は、本発明の一実施形態に係る携帯電話機1におけるプライバシ機能(情報隠蔽機能)の概念について説明する図である。
図2に示されるように、携帯電話機1は非接触ICチップ2を内蔵し、この非接触ICチップ2は、携帯電話機1(CPUにより実行されるアプリケーション)から供給されてきたコマンドを実行することによって、不揮発性メモリに記憶している所定のエリア、サービスの情報をアプリケーションに提供する。また、非接触ICチップ2は、携帯電話機1が図示せぬ外部のリーダライタがかざされたことを検知し、リーダライタから輻射される電磁波に応じて、そこに記憶している各種の情報を読み出して送信する。
携帯電話機1のユーザは、プライバシ機能を実現するアプリケーションを実行させたときに表示部4に表示される設定画面から、入力部3を操作し、非接触ICチップ2に記憶されている情報にプライバシ属性フラグを設定することができる。
このプライバシ属性フラグは、それが設定されているエリア、サービスの情報へのアクセスの許可/不許可を表す情報であり、例えば、図3に示すように、第3者が非接触ICチップにアクセスしてサービスの有無を問い合わせた場合、プライバシ属性フラグが設定されていないとき(アクセスを許可する状態のとき)には、銀行の口座番号を管理するサービスの情報(サービスナンバ、鍵バージョンなど)の読み出しが可能とされる。
ここで、ユーザが、図3の実線矢印の先に示すように、このサービスにプライバシ属性フラグを設定したとき(アクセスを許可しない状態のとき)には、そのフラグが設定される銀行の口座番号を管理するサービスへのアクセスが制限され、アクセスしてきた第3者からは、そのサービスが非接触ICチップ2内に存在しないものとして認識される。
このようなプライバシ属性フラグを「XXXサービス」に設定したとき、例えば、図2に示されるように、携帯電話機1の表示部4には「XXXサービス サービスを見えない状態に設定します」のメッセージが表示される。
これにより、携帯電話機1のユーザは、他人に見られたくないようなサービスにプライバシ属性フラグを設定しておくことにより、そのサービスの情報を第3者から見られないようにすること、すなわち、情報を隠蔽することができる。
図4は、非接触ICチップ2の情報隠蔽の例を示す図である。
図4の例では、非接触ICチップ論理フォーマットとして、エリア21乃至23が登録され、エリア23にはサービス24および25が登録されている。また、図4の例では、外部I/F31乃至33が示されており、携帯電話機1のユーザは、このようなエリア、サービス毎にアクセスの許可/不許可を設定することができるだけでなく、外部I/F毎に、アクセスの許可/不許可を設定することもできるようになされている。
図5は、エリア、サービスのそれぞれに付加される定義情報およびプライバシ属性フラグの例を示す図である。
定義情報には、サービスの識別情報である「ノードコード情報」(サービスコード)、この定義情報が付加されるエリア、サービスに設定されている鍵のバージョンを表す「鍵バージョン」、および、定義情報に割り当てられたブロック数(所定単位からなるメモリ領域の数)を表す「AllocateBlock情報」などのエリア、サービスに関する情報が含まれている。
プライバシ属性フラグには、サービスの閲覧可能または閲覧不可(アクセスの許可/不許可)を表す「閲覧許可フラグ」、および、アクセスを制限する外部I/Fを指定する「外部I/F指定フラグ」(外部I/F番号)が含まれている。
図4の説明に戻る。例えば、ユーザが、外部I/F31から、エリア21を隠蔽するプライバシ属性フラグを設定した場合(すなわち、エリア21に付加されるプライバシ属性フラグにおいて、閲覧許可フラグを閲覧不可に設定し、外部I/F指定フラグを外部I/F31の番号に設定した場合)、外部I/F32,33からはエリア21にアクセスすることが可能であるが、外部I/F31からはアクセスすることができない。
プライバシ属性フラグがこのような情報から構成されるようにすることにより、ユーザは、外部I/F毎に、エリア、サービスへのアクセスを制限することができる。以上のようなプライバシ属性フラグの設定に応じて行われる非接触ICチップ2の処理についてはフローチャートを参照して後述する。
図6は、携帯電話機1の構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、およびRAM(Random Access Memory)43は、バス44を介して相互に接続されている。このバス44にはまた、入出力インタフェース45も接続されており、非接触ICチップ2、入力部3、表示部4、記憶部46、インターネットなどのネットワークを介しての通信処理を行う通信部47が接続されている。
CPU41は、ROM42に記憶されているプログラム、または、記憶部46からRAM43にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。ROM42には、CPU41が使用する各種プログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータが格納される。RAM43には、CPU41が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
入力部3は、ボタン、スイッチ、あるいはジョグダイヤルなどで構成され、ユーザによる操作に対応した各種指示をCPU41に入力する。表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイで構成され、各種情報をテキストやイメージで表示する。記憶部46は、不揮発性メモリなどで構成され、CPU41が実行する各種プログラムやデータなどを記録する。
非接触ICチップ2は、CPUなどの制御部、アンテナ、およびメモリで構成されており、アンテナの負荷の変化に応じて、メモリのデータを読み出したり、あるいは、メモリにデータを書き込む。
図7は、非接触ICチップ2の機能構成例を示すブロック図である。図7に示す機能部のうちの少なくとも一部は、非接触ICチップに設けられるCPUにより所定のプログラムが実行されることによって実現される。
検索部51は、外部I/Fなどを介して供給されてきたRequest Serviceコマンドを実行し、非接触ICチップ2内に登録されているエリア、サービス(図4の例の場合、エリア21乃至23、サービス24および25)を検索する。検索部51は、検索結果をフラグ管理部52に供給する。
フラグ管理部52は、例えば、プライバシ機能を実現するアプリケーション(携帯電話機1のCPU41により実行されるアプリケーション)からの指示に従って、プライバシ属性フラグの閲覧許可フラグおよび外部I/F指定フラグを設定し、それを管理する。ユーザによりそれらのフラグが設定されたとき、ユーザの設定内容を表す情報が、CPU41により実行されるアプリケーションから供給されてくる。
また、フラグ管理部52は、検索部51から検索結果として供給されてきたエリア、サービスのプライバシ属性フラグを判定する。フラグ管理部52は、判定結果を応答部53に供給する。
応答部53は、Request Serviceコマンドの送信元に対して、Request Responseコマンドにより、フラグ管理部52から供給される判定結果に応じた応答を行う。応答部53からそのRequest Serviceコマンドの送信元に対しては、エリア、サービスが存在すること/存在しないことなどが通知される。
次に、図8のフローチャートを参照して、非接触ICチップ2が実行するフラグ設定処理について説明する。
ステップS1において、フラグ管理部52は、プライバシ機能を実現するアプリケーションからの指示に従って、プライバシ属性フラグの閲覧許可フラグおよび外部I/F指定フラグを設定する。例えば、プライバシ機能を実現するアプリケーションからの指示には、プライバシ属性フラグの閲覧許可フラグを閲覧可能または閲覧不可に設定することを指示する情報、および、外部I/F指定フラグに外部I/F番号を設定することを指示する情報が含まれている。
次に、図9のフローチャートを参照して、非接触ICチップ2が実行する応答処理について説明する。この処理は、例えば、外部のリーダライタなどから、所定のファイル(エリア、サービス)の検索を指示するRequest Serviceコマンドが送信されてきたときに実行される。
ステップS11において、検索部51は、外部I/Fを介して送信されてきたRequest Serviceコマンドを実行し、非接触ICチップ2内に登録されているファイルを検索する。検索結果はフラグ管理部52に出力される。
ステップS12において、フラグ管理部52は、検索部51による検索結果に基づいて、非接触ICチップ2内にファイルが存在するか否かを判定し、ファイルが存在すると判定した場合、ステップS13に進む。
ステップS13において、フラグ管理部52は、検索されたファイルのプライバシ属性フラグを判定する。例えば、検索されたファイルに付加されているプライバシ属性フラグの閲覧許可フラグが、閲覧可能または閲覧不可のいずれに設定されているか、および、外部I/F指定フラグに、外部I/F番号が設定されているかが判定される。
ステップS14において、フラグ管理部52は、ステップS13の処理による判定結果に基づいて、検索されたファイルが閲覧可能であるか否か、すなわち、プライバシ属性フラグの閲覧許可フラグが閲覧可能に設定されているか否かを判定し、閲覧可能に設定されていると判定した場合、ステップS15に進む。
ステップS15において、フラグ管理部52は、さらに、検索されたファイルに対して、外部I/F(いまのアクセスを行っている外部I/F)からのアクセスが可能であるか否か、すなわち、プライバシ属性フラグの外部I/F指定フラグに、いまのアクセスを行っている外部I/Fの番号が設定されていないか否かを判定する。
フラグ管理部52は、ステップS15において、検索されたファイルに対して、外部I/Fからのアクセスが可能であると判定した場合、ステップS16に進む。
ステップS16において、応答部53は、外部I/Fに対し、ファイルが存在することを示すRequest Responseコマンドで応答する。例えば、図4のエリア21に付加されているプライバシ属性フラグが閲覧可能、かつ、外部I/Fアクセス可能に設定されていた場合、応答部53は、ファイル(エリア21)が存在することをRequest Responseコマンドで応答する。
一方、フラグ管理部52は、ステップS12において、非接触ICチップ2内にファイルが存在しないと判定した場合、ステップS14において、検索されたファイルが閲覧可能ではない(すなわち、閲覧許可フラグが閲覧不可に設定されている)と判定した場合、または、ステップS15において、検索されたファイルに対して外部I/Fからのアクセスが可能ではない(すなわち、外部I/F指定フラグに外部I/F番号が設定されている)と判定した場合、ステップS17に進む。
ステップS17において、応答部53は、外部I/Fに対し、ファイルが未登録である(存在しない)ことを示すRequest Responseコマンドで応答する。例えば、図4のサービス24に付加されているプライバシ属性フラグが閲覧不可、かつ、外部I/Fアクセス不可に設定されていた場合、応答部53は、実際には存在しているファイルを、存在していないようにRequest Responseコマンドで応答する。
以上のように、ファイルシステムに登録された情報を第3者に漏洩および公開したくない場合に、ファイルに付加されるプライバシ属性フラグにアクセス制限を設定することができるようにすることにより、アクセス制限が設定されたファイルに関する情報を隠蔽する機能を提供することが可能になる。この機能により、アクセス制限が設定されたファイルは、ファイルシステムに存在しているにもかかわらず、第3者からのアクセスに対して存在していないように機能することから、ユーザのプライバシを保護することが可能になる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されている図6のROM42や、記憶部46に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
1 携帯電話機,2 非接触ICチップ, 3 入力部, 4 表示部, 31乃至33 外部I/F, 41 CPU, 51 検索部, 52 フラグ管理部, 53 応答部

Claims (6)

  1. 非接触ICチップに記憶されて管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグを設定する設定ステップと、
    前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルを管理していないものとして応答する応答ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記設定ステップでは、前記定義情報の提供の要求元を指定するフラグをさらに設定し、
    前記応答ステップでは、前記定義情報の提供の要求元が、前記設定ステップの処理により設定されているフラグにより指定されている要求元である場合、ファイルを管理していないものとして応答する
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 非接触ICチップに記憶されて管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグを設定する設定ステップと、
    前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルを管理していないものとして応答する応答ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  4. 非接触通信機能を有する情報処理装置において管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグを設定する設定ステップと、
    前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルを管理していないものとして応答する応答ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  5. 前記設定ステップでは、前記定義情報の提供の要求元を指定するフラグをさらに設定し、
    前記応答ステップでは、前記定義情報の提供の要求元が、前記設定ステップの処理により設定されているフラグにより指定されている要求元である場合、ファイルを管理していないものとして応答する
    請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 非接触通信機能を有する情報処理装置において管理されるファイルのそれぞれに、ファイルに関する情報である定義情報の閲覧可能または閲覧不可を表すフラグを設定する設定ステップと、
    前記定義情報の提供が外部から要求された場合、管理するファイルの中に、前記定義情報の閲覧不可を表すフラグが設定されているファイルがあるときには、そのファイルを管理していないものとして応答する応答ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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