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JP2010235266A - 薄型巻上機及び薄型巻上機用駆動モータ - Google Patents

薄型巻上機及び薄型巻上機用駆動モータ Download PDF

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JP2010235266A JP2009085440A JP2009085440A JP2010235266A JP 2010235266 A JP2010235266 A JP 2010235266A JP 2009085440 A JP2009085440 A JP 2009085440A JP 2009085440 A JP2009085440 A JP 2009085440A JP 2010235266 A JP2010235266 A JP 2010235266A
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Takafumi Ogata
尚文 尾方
Tetsushi Ono
哲志 小野
Naoaki Noguchi
直昭 野口
Tomio Hayano
富夫 早野
Hideki Nihei
秀樹 二瓶
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Hitachi Ltd
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Abstract

【課題】ブレーキドラムの外周面を制動する機械室レスエレベータ用として適用可能であり、電磁ブレーキ装置の効率的な出力を利用して小型化を図った薄型巻上機を提供する。
【解決手段】上下2箇所に対向設置さした電磁ブレーキ装置のうち、筐体1の上側の電磁ブレーキ装置6の外形形状・寸法については、厚さ(軸方向厚さ)を巻上機全体の厚さよりも小さくし、幅方向であるロープ20の二つの走行部20a,20b間方向の幅Lwを走行部20a,20b間距離(実質的に綱車2の直径に同じ)よりも小さいものとしている。電磁ブレーキ装置6については、その断面形状が正方形に近い形状を有して細長くなることがないので、その出力水準を維持しながら高い出力効率を発揮することができ、しかも大きさをコンパクトに構成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ用巻上機、特に機械室レスエレベータ用の薄型巻上機及び薄型巻上機用駆動モータに関する。
従来、エレベータにおいては、エレベータの乗りかごを昇降路で上下に昇降させるための巻上機やモータの制御装置、あるいは乗りかごが過速した際の非常制動に使われる調速機などは、一般的に、建物最上部に設けられた機械室に設置されている。その一方で、通称、機械室レスエレベータと呼ばれる機械室の無いエレベータが提供されているが、この種のエレベータは乗りかごの昇降速度が比較的遅いエレベータに用いられている。
機械室レスエレベータの場合、巻上機や制御装置等、機械室に設置していた全ての機器を昇降路に設置する必要があり、巻上機も昇降路内に設置しなくてはならない。巻上機の形状や設置形態は種々あるが、例えば、乗りかごと昇降路壁の間にある数百mm程度の隙間に巻上機を設置する形態では、厚さの薄い扁平形状の巻上機が必要であり、いわゆる薄形巻上機が使用される。
ブレーキドラムの外周面を制動する薄型巻上機については、従来、電磁ブレーキ装置の一部を成すブレーキレバー(ブレーキアーム)及びブレーキパッド(シュー)が、薄型巻上機外郭部の左右2箇所に取り付けられている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、ブレーキドラムの外周面を制動する一般的な巻上機に関し、巻上機の設置空間を省スペース化するため、電磁ブレーキ装置を巻上機の左右又は上下に集約し、電磁ブレーキ装置を左右に集約した場合は、巻上機の上下方向の空間を省スペース化することが可能となり、電磁ブレーキ装置を上下に集約した場合は、巻上機の左右方向の空間を省スペース化することが可能になるというものが提案されている(特許文献3参照)。
図10は、薄型巻上機を使用する機械室レスエレベータの昇降路断面を示す模式図である。図10に示すように、薄型巻上機18は、昇降路15と乗りかご17との間にある数百mm程度の隙間において、昇降路壁16に対面する形で設置されるのが一般的であり、更に、巻上機18の横側には釣合いおもり19が配置される。即ち、薄型巻上機18は、昇降路壁16と乗りかご17及び釣合いおもり19に四方を囲まれた形で設置される。薄型巻上機18を小型化することができれば、昇降路15の断面積を縮小することが可能となる、或いは昇降路15内の機器のレイアウト自由度を拡大することができる等のメリットが大きい。従って、薄型巻上機18の小型化、具体的には巻上機18全体の厚さと幅寸法の縮小は、エレベータにおいて非常に重要な事項である。
一方、巻上機全体の高さ寸法に関して、昇降路は高さ方向には広い空間を持っているため、高さ寸法を削減する利点は小さい。つまり、巻上機全体の高さ寸法を犠牲にしても、巻上機全体の厚さや幅寸法を縮小できれば、機械室レスエレベータの価値を高めることが可能となる。
しかしながら、特許文献1又は2等に記載のブレーキドラムの外周面を制動する型式のブレーキ装置を備える薄型巻上機に関する技術は、巻上機外郭部の左右2箇所に電磁ブレーキ装置の一部を成すブレーキレバー(ブレーキアーム)及びブレーキパッド(シュー)を配置する必要があり、その分だけ巻上機全体の幅が大きくなり、薄型巻上機の小型化を困難にするものであった。
また、特許文献3に記載の技術は、巻上機の左右又は上下の設置空間を省スペース化するものであり、薄型巻上機で最重要な厚さ方向の省スペース化を実現するものではない。また本技術は電磁ブレーキ装置を巻上機の固定部に対して独立的且つ一体的に組み立てて、形状や方式の異なる巻上機において電磁ブレーキ装置の共用化を容易にして生産性を向上することに主眼があり、機械レスエレベータ用の薄型巻上機を小型化するための技術ではない。
特開2004−2038号公報 特開2003−104666号公報 特開2000−143131号公報
そこで、電磁ブレーキ装置の効率的な出力を発揮させるように電磁ブレーキ装置の巻上機への配置や適用に工夫を施すことで、薄型巻上機の一層の小型化を図る点で解決すべき課題がある。
本発明の目的は、ブレーキドラムの外周面を制動する機械室レスエレベータ用として適用可能な薄型巻上機に関して、上記のような課題を解決し、電磁ブレーキ装置の効率的な出力を利用して小型化を容易にする薄型巻上機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明による薄型巻上機は、エレベータの懸垂荷重を支持する筐体と、当該筐体に片持ち固定支持された主軸と、当該主軸の他端に軸受を介して回転可能に取り付けられた綱車と、当該綱車と一体になって回転するとともに綱車よりも大径のブレーキドラムと、当該ブレーキドラムを制動するため前記筐体に固定された電磁ブレーキ装置とを備えた薄型巻上機において、前記電磁ブレーキ装置は、前記ブレーキドラムの外周面の外方であって且つ前記筐体の上側及び下側の2箇所に設置されており、一方の前記電磁ブレーキ装置は前記綱車に巻き掛けられたロープの二つの走行部間に配置されており、少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置は、前記巻上機軸方向の最大厚さが前記電磁ブレーキ装置を除いた前記巻上機全体の軸方向の最大厚さと同一又はそれ以下であり、且つ前記ロープの二つの走行部間方向の最大寸法が当該両走行部間距離よりも小さく、当該二つの走行部間に前記両走行部と干渉すること無く設置されていることを特徴としている。
この薄型巻上機によれば、エレベータの懸垂荷重を支持する筐体に主軸が固定支持され、主軸の他端には軸受を介して綱車が回転可能に取り付けられるとともに、綱車には綱車よりも大径のブレーキドラムが一体となって構成されている。筐体の上下2箇所には電磁ブレーキ装置が対向設置されており、少なくとも一方の電磁ブレーキ装置を綱車に巻き掛けられたロープの二つの走行部間に配置しており、このロープの両走行部間に配置されている一方の電磁ブレーキ装置の外形形状・寸法については、厚さ(軸方向厚さ)を巻上機全体の厚さよりも小さくし、幅方向(ロープの二つの走行部間方向)の寸法を当該走行部間距離(実質的に綱車の直径に同じ)よりも小さいものとしている。電磁ブレーキ装置は、巻上機全体の厚さ方向に納まる厚さと、綱車に巻き掛けられるロープの二つの走行部間に当該走行部と干渉することなく納められる幅とを有し、可及的に断面が正方形に近い形状を有して細長くなることがない。したがって、電磁ブレーキ装置については、その出力水準を維持しながら高い出力効率を発揮することができ、しかも大きさをコンパクトに構成することができる。
この薄型巻上機において、少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置を、固定部材を介して前記筐体に固定することができる。固定部材を介して電磁ブレーキ装置を筐体に固定する場合には、固定部材を含めて、厚さ(軸方向厚さ)の寸法を考慮し対処するのが好ましい。また、幅方向(ロープの二つの走行部間方向)については、固定部材はロープとの干渉を回避するように考慮し対処するのが好ましい。
また、この発明による薄型巻上機用駆動モータは、エレベータの懸垂荷重を支持する筐体と、当該筐体に片持ち固定支持された主軸と、当該主軸の他端に軸受を介して回転可能に取り付けられた綱車と、当該綱車と一体になって回転するとともに綱車よりも大径のブレーキドラムと、当該ブレーキドラムを制動するため前記筐体に固定された電磁ブレーキ装置とを備えた薄型巻上機に適用されており、前記筐体の内部には、前記筐体に巻線は集中巻きされた固定子と、前記ブレーキドラムに複数の永久磁石が前記固定子と対向配置されて成る回転子とを備えた磁石モータとして構成された三相交流モータが内蔵されていることを特徴としている。
本発明によれば、ブレーキドラムの外周面を制動する薄型巻上機に関して、電磁ブレーキ装置が、巻上機全体の厚さ方向に納まる厚さと、綱車に巻き掛けられるロープの二つの走行部間に当該走行部と干渉することなく納められる幅とを有し、可及的に断面が正方形に近い形状を有して細長くなることがない。電磁ブレーキ装置は、断面真円に近いほど高い出力効率を有するので、その出力水準を維持しながら高い出力効率を発揮することができ、しかも大きさをコンパクトに構成することができ、特に巻上機の幅寸法を一層縮小させることができる。
図1は本発明による薄型巻上機の一実施例を示す正面図である。 図2は図1に示す薄型巻上機の側面図である。 図3は図1に示す薄型巻上機を一部断面で示す断面側面図である。 図4は本発明による薄型巻上機の別の実施例を示す側面図である。 図5は図4に示す薄型巻上機の正面図である。 図6は本発明による薄型巻上機に用いる固定部材の変形例を示す図である。 図7は巻上機の比較例を示す側面図である。 図8は図7に示す比較例の正面図である。 図9は本発明による薄型巻上機のその他の実施例を一部断面で示す断面側面図である。 図10は機械室レスエレベータの昇降路断面概略図である。
図1〜3は本発明による薄型巻上機の一実施例を示す図であり、図1は当該実施例の正面図、図2は側面図、図3は一部を断面で示す断面側面図である。図1〜図3に示すように、薄型巻上機は、主たる構成要素として、筐体1、綱車2、主軸3、軸受4、ブレーキドラム5、回転子10、固定子12及び電磁ブレーキ装置6を備えている。
筐体1は鋳鉄等で製作されており、筐体1の形状はブレーキドラム5及びモータ等を内部に収められるように有底の円筒状である。筐体1の中心部に設けられたボス1aには、主軸3が片持ち固定支持されている。巻上機がエレベータ昇降路に設置される際は、筐体1は、昇降路内に取付けられた巻上機固定部材に防振ゴム(図示せず)を介して固定されて、エレベータの懸垂荷重を支持する。
筐体1の内部でかつボス1aの外側には、ボス1aと同心の円環状で且つ筐体1と一体構造の環状突起1bが設けられており、環状突起1bの外周面にモータの固定子12が固定されている。固定子12は、主たる構成要素として、電磁鋼板を積層した固定子鉄心13、三相の固定子巻線14及び絶縁部材(図示せず)を備えており、固定子巻線14は固定子鉄心13に設けられたスロット内に配置される。固定子巻線14は巻上機の薄型化を目的に、コイルエンド高さの縮小が容易な集中巻線とする。なお前述の固定子12を固定するための環状突起1bは、筐体1とは別部材で形成して筐体1にボルト固定されるようなものでも良い。
筐体1のボス1aに方持ち固定支持された主軸3の他端には、軸受4を介して綱車2が回転自在に支持されている。ブレーキドラム5は、筐体1の内部で且つ固定子12の外側に、モータの固定子12に対向する態様で配置されている。ブレーキドラム5は、鋳鉄等で綱車2と一体に成形する。ただし、ブレーキドラム5と綱車2をそれぞれ別部材とし、ボルト等で接続して構成してもよい。
ブレーキドラム5の内周面には周方向に複数の永久磁石11が張り付けられており、ブレーキドラム5は回転子ヨークを兼用する表面磁石式の回転子を構成している。したがって、この場合、ブレーキドラム5は磁性体である必要がある。永久磁石11は周方向にN極とS極を交互に配置し、N極とS極の数は同一であり、その数はモータ極数の半分である。回転子は、筐体1に固定された固定子12の外側にエアギャップGを挟んで径方向に対向する態様で配置されており、モータは所謂アウタロータ型のモータを構成している。このモータで発生した回転トルクは、ブレーキドラム5を介して綱車2に伝達され、綱車2に巻きかけられたロープ20を駆動する。
筐体1の上側及び下側、即ち、ブレーキドラム5の外周面の外方の合計2箇所には、それぞれ電磁ブレーキ装置6が1セット固定されている。各電磁ブレーキ装置6は、主たる構成要素として、電磁石7、制動バネ(図示せず)、ブレーキパッド8及びブレーキパッド支持部材9を備えている。したがって、巻上機としては、同一構造であるが、2セットの互いに独立した電磁ブレーキ装置6,6が筐体1の上側及び下側に配設されている。電磁ブレーキ装置6の筐体への固定方法は、電磁石7をボルト等で筐体1に直接固定しても良いし、図4及び図5に示すような電磁ブレーキ装置の固定部材21を別途に設けても良い。なお、電磁ブレーキ装置6は、制動能力が求められる等の場合には、筐体1の周囲に120°毎に都合3セットを配設することもできる。
筐体1の上下には孔又は切欠きが設けられており、ブレーキパッド8及びブレーキパッド支持部材9は、その穴又は切欠きの内部に配置される。電磁ブレーキ装置6,6が設置される中心位置、及びブレーキパッド8とブレーキドラム5が接触しブレーキドラム5を制動する中心位置は、上下いずれも巻上機の幅方向の中心軸上にあり、ブレーキパッド8がブレーキドラム5を外側から中心方向に押し付ける力を、互いの押し付け力で相殺できるような構成となっている。ブレーキドラム5において、ブレーキパッド8が押し付けられる部分は、軸方向で見て、綱車2寄りの位置であるので、押し付け力によってブレーキドラム5に生じる曲げ変形が小さくなっている。
次に電磁ブレーキ装置6に関して、電磁ブレーキ装置6の軸方向厚さLtは、電磁ブレーキ装置6を除いた巻上機の厚さTと同一又はそれよりも薄く、更に電磁ブレーキ装置6の幅Lw(図1で示すような綱車2やブレーキドラム5の横方向に延びる直径方向の幅)については、ロープ20の走行部20a,20b間の距離D(実質的に綱車2の直径)よりも幅狭とする。この条件を満たす電磁ブレーキ装置6であれば、部品構成や形状は問わない。例えば、電磁石7の断面形状で言えば、円形でも四角形でも構わない。なお、ここで言う電磁ブレーキ装置6とは、図4及び5に示すような電磁ブレーキ装置6の固定部材21を除いたものを言う。
薄型巻上機が機械室レスエレベータに適用された場合、一般に綱車2に巻き掛けられるロープ20のラップ角度は約180°であり、綱車2に巻き掛けられたロープ20は、巻上機から見て上方又は下方に向かって、ほぼ垂直に走るのが一般的である。したがって、ロープ20が通過する空間には、電磁ブレーキ装置6のような構造物が存在してはならない。
本薄型巻上機では、電磁ブレーキ装置6の厚さLtを、電磁ブレーキ装置6を除く巻上機の厚さTと同一又はそれよりも薄いものに限定する。そもそも機械室レスエレベータで使用する薄型巻上機は、薄型化が最重要課題である。仮に、電磁ブレーキ装置6の厚さLtが電磁ブレーキ装置6を除く巻上機の厚さTよりも厚い場合には、巻上機全体の厚さは電磁ブレーキ装置6の厚さLtで決定されてしまう。つまり、電磁ブレーキ装置6の厚さLtは、少なくとも電磁ブレーキ装置6を除く巻上機の厚さTと同一でなければ、巻上機全体の薄型化を阻害する要因となる。
また、本薄型巻上機では、電磁ブレーキ装置6の幅Lwを、ロープ20,20の両走行部間の距離D、即ち、実質的に綱車2の直径よりも小さくすることによって、綱車2の上方であって筐体1から軸方向にはみ出た空間も、電磁ブレーキ装置6の設置空間として使うことが可能となり(側面図である図2及びその断面図である図3参照)、綱車2に巻き掛けられたロープ20の両走行部20a,20b間に挟まれた空間に電磁ブレーキ装置6を設置することができる。電磁ブレーキ装置6とロープ20との干渉を避けるのと同時に、電磁石7の断面積を犠牲にすることがないので、電磁ブレーキ装置6の出力を確保することができる。また、電磁石7の断面形状を円形に近づけることができるので、電磁ブレーキ装置6の効率を高めることができる。更に、電磁ブレーキ装置6の全体が細長くなることも避けられるため、構成・構造の自由度を高め、製作性の向上を図ることができる。
このように、電磁ブレーキ装置6の軸方向厚さLtを、電磁ブレーキ装置6を除いた巻上機の厚さTと同一又はそれよりも薄くし、更に電磁ブレーキ装置6の幅Lwを綱車2の直径(実質的にD)よりも狭いものとすることによって、電磁ブレーキ装置6とロープ20の干渉を避けることが可能になるのと同時に、電磁ブレーキ装置6として効率の良い断面形状を採用することができる。具体的には、本実施例のように、綱車2及び筐体1の上部であって、且つロープ20の一方走行部とロープ20の他方走行部との間に形成される空間に電磁ブレーキ装置6を配置するのが最適である。一般に、電磁石7の断面形状は円形(真円)が最も効率が良く更に製作性も良いとされ、円形断面形状から離れるにしたがって電磁石7の効率は下がるとされており、実際も、公知又は市販の電磁石装置は円形のものが大多数である。
更に、ブレーキパッド8をブレーキドラム5に押し付けるための電磁ブレーキ装置6の出力部は、一般的には、電磁ブレーキ装置6の軸方向厚さの中央部分に配置される。電磁ブレーキ装置6が電磁ブレーキ装置6を除いた巻上機の厚さT、即ち、筐体1と綱車2との合計軸方向厚さと同等の厚さを備えている場合には、当該出力部はブレーキパッド8をブレーキドラム5の綱車2側との接続部分に近い領域に押し当てることになるので、ブレーキドラム5と一体の綱車2に対して作用する曲げ応力が過大になることを避けることができ、ひいては、綱車2の軽量化にも寄与することができる。
電磁ブレーキ装置6の幅Lwが綱車2の直径(実質的にD)より大きい場合であっても、図7及び図8に示すように、筐体1の上部にだけ配置して電磁ブレーキ装置6が綱車2の上部にかからないようにすれば、電磁ブレーキ装置6とロープ20との干渉を避けることができる。しかしながら、この場合、電磁ブレーキ装置6に備わるべき電磁石7の形状が細長くなってしまうため、電磁石7の効率が悪くなる。更に、細長い空間で電磁ブレーキ装置6を構成する必要があるため、電磁ブレーキ装置6の構成・構造の自由度が低く、小型化が重要な薄型巻上機においては更なる薄型化、小幅化に関して不利・困難である。特許文献3に記載の公知技術を薄型巻上機に適用した場合もこれに相当し、本構成の場合、特に巻上機の薄型化が困難である。
一般に、薄型巻上機の綱車2と筐体1の厚さの比率は1:1〜1:2程度であるが、筐体1の上方スペースの範囲内だけで電磁ブレーキ装置を構成する場合と、本発明のように電磁ブレーキ装置6を綱車2及び筐体1の両方の上方スペースの範囲で構成する場合、即ち電磁ブレーキ装置6を除く薄型巻上機の厚さ全体を使って電磁ブレーキ装置6を構成する場合とを比較すると、電磁ブレーキ装置に許される厚さは、前者に対して後者の方が1.5〜2倍程度大きくなる(前述の薄型巻上機の綱車と筐体の厚さの比率に対応する)。これによって、電磁ブレーキ装置6の構造自由度が高まるのと同時に、電磁石7の効率も向上するため、電磁ブレーキ装置6の小型化を容易にすることができ、最終的には薄型巻上機全体の小型化を実現することが可能となる。特許文献3に記載の装置との比較では、特に薄型化に関して有利である。
図4及び図5に示すような電磁ブレーキ装置の固定部材21を使用する場合、固定部材21の幅は綱車2の直径(実質的にD)よりも大きくても構わない。ただしこの場合、固定部材21とロープ20が干渉しないように、固定部材21の厚さを小さくするか、ロープ20を避けるための切欠き部又は凹み部などを固定部材21に設けておく必要がある。図6には、この場合の固定部材の変形例が示されている。図6(a)は固定部材の変形例の平面図であり、同(b)はその正面図である。変形例としての固定部材31は、電磁ブレーキ6に取り付けられる固定用本体32と、その両側に一体的に折れ曲がって延びて筐体1に固定用ボルト35で取り付けられる固定用脚部33,33とを備えている。固定用本体32には、その一側において、ロープ20の走行部20a,20bが干渉することなく通過できるように、切欠き(或いは凹部)34,34部が設けられている。
筐体1の上側に配置した電磁ブレーキ装置6については、固定部材21を含めた電磁ブレーキ装置6の巻上機軸方向での最大厚さLtが、電磁ブレーキ装置6を除いた巻上機全体の軸方向の最大厚さTと同一又はそれ以下とされている(図4参照)。即ち、固定部材21を含めた電磁ブレーキ装置6の厚さLtは、電磁ブレーキ装置6を除いた巻上機全体の軸方向の最大厚さTまでを利用した厚さとすることができる。
また、筐体1の上側に配置した電磁ブレーキ装置6については、固定部材21を除いた電磁ブレーキ装置6の部分において、綱車2に巻き掛けられたロープ20の二つの走行部20a,20b間方向の最大寸法Lwが当該両走行部20a,20b間距離Dよりも小さくされている。即ち、固定部材21を除いた電磁ブレーキ装置6の部分は、実質的に綱車2の直径(実質的にD)よりも小さくされており、当該二つの走行部20a,20b間に挟まれた空間に設置することが可能とされている。
更に、筐体1の上側に配置した電磁ブレーキ装置6を筐体1に固定する固定部材21の巻上機軸方向の最大厚さLfは、筐体1の当該軸方向の厚さTcと同一又はそれ以下であるとされている。即ち、固定部材21は、ロープ20の二つの走行部20a,20bと干渉しないように電磁ブレーキ装置6を筐体1に固定する必要があることから、筐体1の当該軸方向の厚さ以内の厚さに設定されている。
上記磁石ロータにおいて、固定子12は筐体1、回転子10はブレーキドラム5に固定されている。固定子12と回転子10はエアギャップGを介して径方向に対向する形で構成され、エアギャップGの直径は綱車2の直径よりも大きいとされている。
また、電磁ブレーキ装置6は制動バネ力及び電磁吸引力の増幅機構を持たない直接作動式のブレーキ装置とすることができる。この場合、制動ストローク及び電磁石の作動ギャップはブレーキパッド8とブレーキドラム5間の制動ギャップと同一である。
[その他の実施形態1]
本発明による薄型巻上機は、モータ部がインナロータ型でも実施可能である。この場合、例えば図9に示すように、モータ部周辺の構造のみをアウタロータからインナロータに変更すれば良い。図9においては、図3に示す構成要素と同等の要素には同じ符号を付すことで再度の説明を省略する。
1 筐体 1a ボス 1b 円環部
2 綱車 3 主軸
4 軸受 5 ブレーキドラム
6 電磁ブレーキ装置 7 電磁石
8 ブレーキパッド 9 ブレーキパッド支持部材
10 回転子鉄心 11 永久磁石(回転子)
12 固定子 13 固定子鉄心
14 固定子巻線 15 昇降路
16 昇降路壁 17 乗りかご
18 薄型巻上機 19 釣合いおもり
20 ロープ 20a,20b 走行部
21 固定部材
31 固定部材 32 固定用本体
33 固定用脚部 34 切欠き(凹部)
35 固定用ボルト
G エアギャップ
Lt 電磁ブレーキ装置の軸方向厚さ T 電磁ブレーキ装置を除く巻上機の厚さ
Lw 電磁ブレーキ装置の幅 D ロープの両走行部間距離
Lf 固定部材の巻上機軸方向の最大厚さ Tc 筐体の当該軸方向の厚さ

Claims (15)

  1. エレベータの懸垂荷重を支持する筐体と、当該筐体に片持ち固定支持された主軸と、当該主軸の他端に軸受を介して回転可能に取り付けられた綱車と、当該綱車と一体になって回転するとともに綱車よりも大径のブレーキドラムと、当該ブレーキドラムを制動するため前記筐体に固定された電磁ブレーキ装置とを備えた薄型巻上機において、
    前記電磁ブレーキ装置は、前記ブレーキドラムの外周面の外方であって且つ前記筐体の上側及び下側の2箇所に設置されており、一方の前記電磁ブレーキ装置は前記綱車に巻き掛けられたロープの二つの走行部間に配置されており、
    少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置は、前記巻上機軸方向の最大厚さが前記電磁ブレーキ装置を除いた前記巻上機全体の軸方向の最大厚さと同一又はそれ以下であり、且つ前記ロープの二つの走行部間方向の最大寸法が当該両走行部間距離よりも小さく、当該二つの走行部間に前記両走行部と干渉すること無く設置されていることを特徴とする薄型巻上機。
  2. 請求項1記載の薄型巻上機において、
    少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置は、固定部材を介して前記筐体に固定されていることを特徴とする薄型巻上機。
  3. 請求項2記載の薄型巻上機において、
    少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置の前記固定部材を含めた前記巻上機軸方向の最大厚さが、前記電磁ブレーキ装置を除いた前記巻上機全体の軸方向の最大厚さと同一又はそれ以下であることを特徴とする薄型巻上機。
  4. 請求項2又は3記載の薄型巻上機において、
    少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置は、前記固定部材を除いた前記電磁ブレーキ装置の部分において、前記綱車に巻き掛けられたロープの二つの走行部間方向の最大寸法が当該両走行部間距離よりも小さく、当該二つの走行部間に挟まれた空間に設置されていることを特徴とする薄型巻上機。
  5. 請求項4記載の薄型巻上機において、
    少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置を前記筐体に固定する前記固定部材は、前記ロープとの干渉を避けるための切欠き部又は凹み部を備えていることを特徴とする薄型巻上機。
  6. 請求項4又は5記載の薄型巻上機において、少なくとも前記一方の電磁ブレーキ装置を前記筐体に固定する前記固定部材の前記巻上機軸方向の最大厚さが、前記筐体の当該軸方向の厚さと同一又はそれ以下であることを特徴とする薄型巻上機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項記載の薄型巻上機において、
    前記電磁ブレーキ装置は、前記筐体に固定されており且つブレーキパッドを前記ブレーキドラムに押し当てる力を出力する電磁石を備えていることを特徴とする薄型巻上機。
  8. 請求項7記載の薄型巻上機において、
    前記両電磁ブレーキ装置は、前記ブレーキドラムの回転軸を挟んで前記ブレーキドラムへの押付力を互いに相殺できる対向位置に配置されていることを特徴とする薄型巻上機。
  9. 請求項7記載の薄型巻上機において、
    前記巻上機軸方向で見たときの、前記両電磁ブレーキ装置が設置される中心位置及び前記ブレーキドラムを制動する中心位置は、ともに、前記巻上機の軸方向中央位置であることを特徴とする薄型巻上機。
  10. 請求項7記載の薄型巻上機において、
    前記両電磁ブレーキ装置は制動バネ力及び電磁吸引力の増幅機構を持たない直接作動式のブレーキ装置であり、制動ストローク及び前記電磁石の作動ギャップは前記ブレーキパッドと前記ブレーキドラム間の制動ギャップと同一であることを特徴とする薄型巻上機。
  11. 請求項7記載の薄型巻上機において、
    前記筐体には、前記各電磁ブレーキ装置に対応して、前記ブレーキパッド及びブレーキパッド支持部材を内部に設置する穴又は切欠きが形成されていることを特徴とする薄型巻上機。
  12. 請求項7記載の薄型巻上機において、
    前記筐体の内部には、前記筐体に巻線が集中巻きされた固定子と、前記ブレーキドラムに複数の永久磁石が前記固定子と対向配置されて成る回転子とを備えた磁石モータとして構成された三相交流モータが内蔵されていることを特徴とする薄型巻上機。
  13. 請求項12記載の薄型巻上機において、
    固定子は筐体、前記回転子は前記ブレーキドラムに固定され、前記固定子と前記回転子はエアギャップを介して径方向に対向する形で構成され、前記エアギャップの直径が前記綱車の直径よりも大きいことを特徴とする薄型巻上機。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項記載の薄型巻上機において、
    機械室レスエレベータ用の薄型巻上機としてエレベータの昇降路内に設置されて適用されており、前記綱車の直径が前記巻上機全体の厚さよりも大きいことを特徴とする薄型巻上機。
  15. エレベータの懸垂荷重を支持する筐体と、当該筐体に片持ち固定支持された主軸と、当該主軸の他端に軸受を介して回転可能に取り付けられた綱車と、当該綱車と一体になって回転するとともに綱車よりも大径のブレーキドラムと、当該ブレーキドラムを制動するため前記筐体に固定された電磁ブレーキ装置とを備えた薄型巻上機に適用されており、
    前記筐体の内部には、前記筐体に巻線は集中巻きされた固定子と、前記ブレーキドラムに複数の永久磁石が前記固定子と対向配置されて成る回転子とを備えた磁石モータとして構成された三相交流モータが内蔵されていることを特徴とする薄型巻上機用駆動モータ。
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