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JP2010226703A - レベルシフト回路及びこれを備えたスイッチ回路 - Google Patents

レベルシフト回路及びこれを備えたスイッチ回路 Download PDF

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JP2010226703A
JP2010226703A JP2009271292A JP2009271292A JP2010226703A JP 2010226703 A JP2010226703 A JP 2010226703A JP 2009271292 A JP2009271292 A JP 2009271292A JP 2009271292 A JP2009271292 A JP 2009271292A JP 2010226703 A JP2010226703 A JP 2010226703A
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Abstract

【課題】レベルシフト回路の消費電力削減を図る。
【解決手段】本発明に係るレベルシフト回路は、入力信号のレベルを、第1の電圧と前記第1の電圧より高い第2の電圧との間のレベルに変換するレベルシフト回路であって、入力信号(Vin)に基づいて、その周波数及び振幅のうち少なくとも一方が変化する発振信号を生成するセレクト回路13と、セレクト回路13から出力された発振信号(Vn1)の直流成分を除去して交流成分を出力するフィルタ回路16と、第1の電圧とフィルタ回路16の出力側電圧との間で動作し、発振信号(Vin)の交流成分における周波数及び振幅のうち少なくとも一方の変化に応じて、信号電圧が変化する制御信号(Vn2)を生成するディテクト回路14と、制御信号に基づいて第1の電圧と第2の電圧の間のレベルを有する出力信号を生成する出力回路15と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レベルシフト回路に関する。
従来より、入力信号の電圧レベルを変換し、出力信号を生成するレベルシフト回路が知られている。図6は、特許文献1に開示された回路の構成を示す図である。入力端子IN1を接地電源電圧GNDとして、入力端子IN2を入力電圧Vin、電源電圧1のマイナス側電圧を負電源電圧BCP、プラス側電圧を正電源電圧VDDとする。トランジスタ2と抵抗3、トランジスタ4からなる第一の電流パスに流れる電流値をIREF1とすれば、電流IREF1は、以下の式によって示すことができる。
Figure 2010226703
また、βが十分に大きいとすると上式は以下のように示される。
Figure 2010226703
トランジスタ4とトランジスタ7が理想的なカレントミラーをすれば、トランジスタ9のゲート電位は以下の式によって示される。
Figure 2010226703
また、トランジスタ9の入力電圧Vinに対してのしきい値は、
Figure 2010226703
抵抗6=抵抗3となるように値を設定したとすれば、トランジスタ9がON/OFFとなるしきい値は、
Figure 2010226703
となる。この値は、負電源電圧BCPに依存しない。よって、出力端子OUTの電圧は、入力端子IN2に対して、
Figure 2010226703
となり、所望の動作を得ることができる。
図7には、特許文献2に開示された内部電圧を調整することが可能な回路が示されている。電源回路100は、内部電圧調整部111、応答時間調整部113、電圧変換部としてのPチャネル型トランジスタT1、Pチャネル型トランジスタT2、T3、T4、T5、およびクロック信号検出回路21から構成されている。この回路においては、外部電圧EVccは、基準電圧Vrefによって設定される内部電圧IVccに変換され、内部電圧が変動する場合であっても、内部電圧調整部111によってその変動分が補償される。
なお、内部電圧の変動に対する内部電圧調整部111の応答速度は、応答速度時間調整部113によって調整可能である。クロック信号検出回路121は、クロック信号CLKに応じてNチャネル型トランジスタT12をアクティブとし、内部電圧調整部111の応答速度を高める。
特開2000−101403号公報 特開平11−238379号公報
しかしながら、特許文献1に開示された回路では、トランジスタ2、抵抗3及びトランジスタ4からなるパスは常にONとなり消費電力が大きい。このパスを流れる電流値は、IREF1であり、例えばVT=0.2V、BCP=−7V程度だと仮定すれば、抵抗R3が1MΩとして、IREF1=6.8uAとなる。また、トランジスタ4とトランジスタ7が理想的なカレントミラーをすれば、トランジスタ5と抵抗6、トランジスタ7からなるパスにも同じだけの電流が流れる。したがって、特許文献1に開示された回路では、常に合計13.6uAの電流が流れ続けることになる。
ここで、負電源電圧BCPをチャージポンプ回路で生成する場合にあっては、常に電流IREFがチャージポンプ回路に流れ込むため、チャージポンプ回路は、流れ込む電流によって変動する負電源電圧BCPを所定の電圧に調整するために大きな負荷がかかり、チャージポンプ回路における消費電力が大きくなるという問題がある。
例えば、特許文献1に開示されたレベルシフト回路を4つ搭載して4出力の回路を構成しようとすると、IREF1のパスを共通にしても、チャージポンプ回路には、34uAの電流が常に流れ続けることになる。
また、特許文献2に開示された回路においても、トランジスタT1〜T3を介したパス、トランジスタT6、T8、及びT11を介したパス、また、トランジスタT7、T9、T11を介したパスに電流が流れる。ここで、出力信号のLレベルを負電源電圧BCPとする場合には、特許文献1と同様に、負電源電圧BCPを生成するチャージポンプ回路に上記パスから電流が流れ込み、チャージポンプ回路における消費電力が大きくなるという問題点がある。
本発明に係るレベルシフト回路の一態様は、入力信号のレベルを、第1の電圧と前記第1の電圧より高い第2の電圧との間のレベルに変換するレベルシフト回路であって、前記入力信号に基づいて、その周波数及び振幅のうち少なくとも一方が変化する発振信号を生成するセレクト回路と、前記セレクト回路から出力された前記発振信号の直流成分を除去して交流成分を出力するフィルタ回路と、前記第1の電圧と前記フィルタ回路の出力側電圧との間で動作し、前記発振信号の交流成分における周波数及び振幅のうち少なくとも一方の変化に応じて、信号電圧が変化する制御信号を生成するディテクト回路と、前記制御信号に基づいて前記第1の電圧と前記第2の電圧の間のレベルを有する出力信号を生成する出力回路と、を有することを特徴とする。
本発明に係るレベルシフト回路によれば、入力信号を異なる信号レベルに変換するレベルシフト回路において、入力信号に応じて周波数又は振幅のうち少なくとも一方が調整された発振信号を、フィルタ回路によって直流成分をカットし、残りの交流成分の周波数又は振幅が切り替わったことをディテクト回路によって検出することで、セレクト回路を駆動する電源電圧から第1の電圧に流れ込む直流電流をカットしながら、入力信号のレベルを交流成分によって後段の出力回路に伝達し、出力回路においてレベルシフトされた出力信号を生成することができる。これにより、例えば、第1の電圧をチャージポンプ回路によって生成する場合にあっては、チャージポンプ回路へ電流が常に流れ込むことがなく、チャージポンプ回路への負荷が少なくすることができ、消費電力を削減することができる。
本発明によれば、レベルシフト回路の消費電力削減を図ることができる。
実施の形態にかかるレベルシフト回路の構成例を示す回路図である。 実施の形態にかかるレベルシフト回路の動作を示す図である。 実施の形態にかかるBCP生成回路の構成例を示す回路図である。 実施の形態にかかるレベルシフト回路を正電圧DCDCコンバータに適用したスイッチ回路の構成を示す図である。 実施の形態にかかるレベルシフト回路を負電圧DCDCコンバータに適用したスイッチ回路の構成を示す図である。 従来のレベルシフト回路の構成例を示す回路図である。 従来の他のレベルシフト回路の構成例を示す回路図である。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかるレベルシフト回路の構成例を示す回路図である。この回路は、電圧値の変化する負電源電圧BCPを用いた場合のレベルシフト回路である。図中、INは入力端子を示し、OUTは出力端子を示す。入力端子INに入力される信号の電圧範囲は、0〜VDD[V]であり、出力端子OUTから出力される信号の電圧範囲は、BCP〜VDD[V]である。
また、レベルシフト回路に接続される電源電圧は、正電源電圧のVDDと、負電源電圧BCP、及び接地電源電圧GNDの3つである。以下において、EモードFETは、エンハンスメント型のFET(Field Effect Transistor)を示し、DモードFETは、ディプレッション型のFETを示すものとする。なお、FETのしきい値をVtとして示す。
本実施の形態に係るレベルシフト回路は、入力信号のレベルを、第1の電圧と前記第1の電圧より高い第2の電圧との間のレベルに変換するレベルシフト回路であって、入力信号(Vin)に基づいて、その周波数及び振幅のうち少なくとも一方が変化する発振信号を生成するセレクト回路13と、セレクト回路13から出力された発振信号(Vn1)の直流成分を除去して交流成分を出力するフィルタ回路16と、第1の電圧とフィルタ回路16の出力側電圧との間で動作し、発振信号(Vin)の交流成分における周波数及び振幅のうち少なくとも一方の変化に応じて、信号電圧が変化する制御信号(Vn2)を生成するディテクト回路14と、制御信号に基づいて第1の電圧と第2の電圧の間のレベルを有する出力信号を生成する出力回路15と、を有する。
ここでは、フィルタ回路16を容量C1とする。第1の電圧は、負電源電圧BCPであり、第2の電圧は、電源電圧VDDである。なお、第2の電圧は、第1の電圧である負電源電圧BCPより高ければよく、外部から供給される正電源電圧VDDの他、レベルシフト回路内部で生成された内部生成電圧VREGとしてもよい。
図1に示されるレベルシフト回路は、セレクト回路13の前段に、発振回路11及びバッファ回路12を備えている。以下、各構成要素について説明する。
発振回路11は、抵抗R10〜13、容量C10、11及びEモードFET E10、11を備えている。抵抗R10は、一端が正電源電圧VDDに接続され、他端が容量C10を介してノードN2に接続されると共に、EモードFET E10のドレインに接続されている。抵抗R11は、一端が正電源電圧VDDに接続され、他端が容量C11を介してノードN1に接続されると共に、EモードFET E11のドレインに接続されている。
EモードFET E10のドレインとゲートの間には、抵抗R12が接続されている。また、EモードFET E11のドレインとゲートの間には、抵抗R13が接続されている。EモードFET E10、11のソースは、接地電源電圧GNDに接続されている。EモードFET E11のドレインは、後段のバッファ回路12に接続されている。
このように構成された発振回路11では、容量C10、11が、それぞれ抵抗R10、R11を介して充電される。そして、EモードFET E10、11のゲートがしきい値を超えると、EモードFET E10、11が交互にON/OFFとなる。これによって、発信器10は、所定の発振数で発振する。このように生成される発信器10の出力である発振信号は、抵抗R1を介してバッファ回路12のEモードFET E1のゲートに入力される。
バッファ回路12は、前段の発振回路11の出力の波形整形を行う。バッファ回路12は、抵抗R1、R2、DモードFET D1、及びダイオードDI1を備えている。DモードFET D1、ダイオードDI1及び抵抗R2は、定電流源を構成する。DモードFET D1、ダイオードDI1及び抵抗R2は、正電源電圧VDDから順に直列接続され、出力側がノードN3に接続されている。DモードFET D1のゲートは、ノードN3に接続されている。なお、D1を、ディプレッション型FETによって構成しているは、発振回路11の動作に影響を与えないためである。EモードFET E1は、ゲートが抵抗R1を介して前段の発振回路11に接続され、ソースが接地電源電圧GNDに接続され、ドレインがノードN3に接続されている。
このように構成されたバッファ回路12においては、発振回路11の出力に応じてEモードFET E1がON/OFFする。このEモードFET E1の動作に基づいて、ノードN3の電圧が、接地電源電圧GND若しくは正電源電圧から定電流源(D1、DI1、R2)の電圧ドロップ分だけ降下した電圧に切り替わる。このノードN3の電圧は、後段のセレクト回路13に出力される。
ノードN3の電圧は、セレクト回路13の抵抗R3を介してEモードFET2のゲートに出力される。説明では、ノードN3の電圧をVclkとし、後述するレベルシフト回路の動作において詳細に説明する。なお、バッファ回路12は、後段のセレクト回路13及びディテクト回路14が接続されることにより、発振回路11の発振周波数に影響を与えないために設けられる回路であって、本実施の形態にかかるレベルシフト回路にとって必ずしも必要な構成ではない。
セレクト回路13は、入力端子INの電圧レベルに応じて、発振信号の周波数又は振幅のうち少なくとも一方を切り替える。換言すれば、セレクト回路13は、周波数又は振幅を切り替えることで、発振信号を後段のディテクト回路14に出力するか否かを切り替える。セレクト回路13は、抵抗R3〜6、DモードFET D2、ダイオードDI2、及び容量C1を備えている。DモードFET D2、ダイオードDI2、及び抵抗R5は、定電流源を構成する。DモードFET D2、ダイオードDI2、及び抵抗R5は、正電源電圧VDDから順に直列接続され、DモードFET D2のゲートは、ノードN4に接続されている。ノードN4は、直列接続されたEモードFET E2、E3を介して接地電源電圧GNDに接続されている。
EモードFET E2のゲートには、前段のバッファ回路12の出力が入力される。また、EモードFET E3のゲートには、抵抗R4を介して入力端子INが接続されている。また、ノードN4と接地電源電圧GNDとの間には、EモードFET E4が接続されている。EモードFET E4のゲートには、抵抗R6を介して入力端子INの相補信号が入力される。すなわち、EモードFET E3、E4は、一方がONのときは、他方がOFFとなるように、相補的な動作を行う。
このように構成されたセレクト回路13においては、入力端子INの電圧がHレベルである場合には、EモードFET E3がONとなるため、ノードN4の電圧Vn1は、ノードN3の発振波形に対応した発振波形を示す。具体的には、ノードN3の電圧Vclkに現れる発振波形は、抵抗R3を介してEモードFET E2のゲートに入力される。
ここで、入力端子INの電圧レベルがHレベルの場合には、EモードFET E3はON状態となり、EモードFET E2のソースは、ほぼ接地電源電圧GNDとなる。よって、EモードFET E2は、ゲートに入力される発振波形(電圧Vclk)がHレベルになるとONし、LレベルになるとOFFする。これにより、ノードN4の電圧Vn1は、電圧Vclkの発振波形がHレベルの時にLow電位が現われ、Lレベルの時にHigh電位が現れる。なお、電圧Vn1の発振周波数は、電圧Vclkの発振波形の周波数を維持したままとなる。
一方、入力端子INの電圧レベルがLレベルの場合には、EモードFET E3はOFFとなり、つまりEモードFET E2のソースは接地電源電圧GNDと高抵抗を介して接続されることとなる。これにより、EモードFET E2は、前段のバッファ回路12から入力される電圧Vclkに関わらず、ほぼOFFとなる。これによって、ノードN4の電圧Vn1には、正電源電圧VDDから、定電流源(D2、DI12、R5)の電圧ドロップ分だけ降下した一定電圧が現れることとなる。
ここで、ノードN4の電圧Vn1は、EモードFET E4及び抵抗R6からなるシャント回路がない場合であっても理想的には直流電圧だが、実際には、EモードFET E2がゲート−ドレイン間容量Cgdを有しているため、小さいレベルの交流波形が現れる。そのため、図1に示すように、EモードFET E4及び抵抗R6からなるシャント回路をノードN4と接地端子との間に挿入することが好ましい。
ノードN4の電圧は、フィルタ16(容量C1)に入力される。フィルタ16は、セレクト回路13のノードN4と、ディテクト回路14のノードN5との間に接続されている。フィルタ16は、ノードN4の発振信号のうち、直流成分をカットし、交流成分のみを後段のディテクト回路14に出力する。これにより、入力端子INがHレベルの場合において、電圧Vn1の交流成分が容量C1によってノードN5に出力される。
ディテクト回路14は、セレクト回路13の出力である電圧Vn1に、交流信号が含まれるか否かを検出する。換言すれば、ディテクト回路14は、電圧Vn1に現われる信号の周波数又は振幅のうち少なくとも一方が切り替わったことを検出する。ディテクト回路14は、容量C2、EモードFET E5、E6、及び抵抗R7、R8を備えている。
ノードN5は、EモードFET E5のドレイン側に接続され、EモードFET E5及び抵抗R7を介して負電圧電源BCPに接続されている。また、ノードN5は、EモードFET E6のソース側に接続され、EモードFET E6及び容量C2を介して接地電源電圧GNDに接続されると共に、EモードFET E6及び抵抗R8を介して負電圧電源BCPに接続されている。
このように構成されたディテクト回路14では、入力端子INがHレベルの場合において、ノードN5に入力された交流成分のうち、負電源電圧BCPよりも電位の低い波形成分は、EモードFET E5、及び抵抗R7を介して負電源電圧BCPへと流れる。
また、入力端子INがHレベルの場合において、ノードN5に入力された交流成分のうち負電源電圧BCPよりも電位の高い波形成分は、EモードFET E6を介してノードN6に流れ込む。ここで、ノードN6の電圧をVn2とする。ノードN6に流れ込む電流は、ノードN6と接地電源電圧GNDとの間に接続された容量C2によって平滑化される。ここで、容量C2の両端間に発生する電圧を直流電圧Vdetとすると、電圧Vn2=BCP+Vdetとなる。ノードN6の電圧Vn2は、後段の出力回路15のEモードFET E7、E9のゲートに出力される。
一方、入力端子INがLレベルの場合では、ノードN4の直流成分は容量C1によってカットされるため、ノードN6は抵抗R8を介して負電源電圧BCPに接続される。これにより、電圧Vn2=負電源電圧BCPとなる。
出力回路15は、EモードFET E7〜9、DモードFET D3、及び抵抗R9を備えて構成されている。EモードFET E7は、ソースが負電源電圧BCPに接続され、ゲートがノードN6に接続され、ドレインがノードN7に接続されている。正電源電圧VDDとノードN7の間には、DモードFET D3と抵抗R9からなる定電流源が接続されている。また、DモードFET D3のゲートは、ノードN7に接続されている。EモードFET E9は、ソースが負電源電圧BCPに接続され、ゲートがノードN6に接続され、ソースが出力端子OUTに接続されている。また、EモードFET E8は、ソースが出力端子OUTに接続され、ゲートがノードN7に接続され、ドレインが正電源電圧VDDに接続されている。
このように構成された出力回路15では、入力端子INがHレベルにおいて、容量C2の両端間に発生する電圧VdetとEモードFET E7、E9のしきい値VtE7、VtE9との関係が以下の関係を満たせば、
Vdet>VtE7、VtE9
EモードFET E7、E9がONとなる。これにより、ノードN7の電位は負電圧電源BCPとなる。これにより、ノードN7の電圧がゲートに入力され、EモードFET E8はOFFとなる。これにより、出力端子OUTには、BCP電圧が現れる。
一方、入力端子INがLレベルにおいては、電圧Vn2は抵抗R8を介して負電源電圧BCPに接続されるため、Vn2=BCPとなる。これにより、EモードFET E7、E9は共にOFFとなる。これにより、ノードN7の電位はほぼ正電源電圧VDDとなり、EモードFET E8がONとなる。この結果、出力電圧OUTには、正電源電圧VDDが現れる。
次に、このように構成されたレベルシフト回路の全体の動作について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態に係るレベルシフト回路のそれぞれのノードにおける電圧波形を示す図である。発振回路11からは、発振波形が出力されている。この出力波形は、バッファ回路12により増幅されるが、バッファ回路12の出力波形は、発振回路11の出力波形とほとんど変わらない。このバッファ回路12の出力波形は、ノードN3の電圧Vclkに現れる。
電圧Vclkに現れる発振波形は、抵抗R3を介してEモードFET E2のゲートに入力される。ここで、入力端子INがHレベルの場合には、EモードFET E3はON状態となり、EモードFET E2のソースは、ほぼ接地電源電圧GNDとなる。よって、EモードFET E2は、そのゲートに入力される発振波形がHレベルになるとONし、LレベルになるとOFFする。
これにより、ノードN4の電圧Vn1には、発振波形がHレベルの時にLow電位が現われ、Lレベルの時にHigh電位が現れる。なお、電圧Vn1の発振波形の周波数は、電圧Vclkの発振波形の周波数を維持しままとなる。
[入力端子INがHレベルの場合]
入力端子INがHレベルの場合、ノードN4の電圧Vn1に現れる発振波形は、容量C1を介してその交流成分のみがノードN5に入力され、そのうち負電源電圧BCPよりも電位の低い波形成分は、EモードFET E5を介して負電源電圧BCPへと流れ込む。残る負電源電圧BCPよりも電位が高い波形成分は、EモードFET E6を介してノードN6へと流れ込む。このノードN6の電圧は、平滑容量C2により平滑されることで、直流電圧Vdetとなる。
そのため、Vn2=BCP+Vdetとなる。ここで、Vdet>VtE7、VtE9であれば、ノードN6に接続される出力回路15のEモードFET E7、E9はそれぞれONとなる。これによってEモードFET E7がONすることで、ノードN7の電位は、BCP電位となる。これにより、EモードFET E8はOFFする。この結果、出力端子OUTにはBCP電圧が現れる。
ここで、容量C2の両端間に発生する電圧Vdetを0.5V程度、R8=200kΩとすれば、容量C2を介して流れる電流は2.5uAとなる。
[入力端子INがLレベルの場合]
入力端子INがLレベルの場合には、EモードFET E3はOFFとなる。これにより、EモードFET E2のソースは、高抵抗を介して接地電源電圧GNDと接続されることとなり、EモードFET E2は、ノードN3の電圧Vclkに関わらずほぼOFFとなる。これによりノードN4の電圧Vn1には、正電源電圧VDDから定電流源での電圧ドロップ分だけ降下した定電圧が現れる。
このため、電圧Vn1は直流成分のみとなるが、容量C1により、電圧Vn1の直流成分はカットされる。このため、電圧Vn2は、抵抗R8を介して負電源電圧BCPに接続され、Vn2=BCPとなる。この時、出力回路EFET E7、E9は共にOFFとなり、抵抗R9とE7のドレイン端との接点電位はほぼ正電源電圧VDDとなることで、EモードFET E8がONし、出力電圧Voutには正電源電圧VDDが現れることになる(図2のVout)。
入力端子INがLレベルでは、Vn2=BCPとなり、電流は流れない。
また、出力回路15の消費電流について考えると、ノードN6の電圧Vn2がBCP+Vdetとなる場合、EモードFET E7がONとなり、DモードFET D3と抵抗R9からなる定電流源から負電源電圧BCPへと電流が流れる。この電流値は、DモードFET D3のしきい値をVtD3とすると、
VtD3/R9
となり、抵抗値R9を十分大きくしたとしても、DモードFET D3と抵抗R9からなる定電流源から負電源電圧BCPへと流れる電流は、数uA〜十数uAになる。
次に、このように構成されたレベルシフト回路の効果について説明する。入力電圧Vinに対して出力電圧Voutが切り替わる動作においては、負電源電圧BCP端子に直流成分として流れる電流値は、出力回路15を除いて、入力端子INがHレベルでは、電圧Vn2=BCP+Vdetとなる。このとき容量C2に流れる電流は、Vdet/R8となる。
次に、負電源電圧BCPをチャージポンプ回路から供給する場合を考える。チャージポンプ回路の消費電流値は負電源電圧BCPへと流れる電流値をチャージポンプ回路の段数分だけ定数倍した消費電流となり、低消費電流化を考えた場合、このチャージポンプ回路の消費電流値が大きな問題となる。
そこで、ノードN6の電圧Vn2がBCP+Vdetとなる場合の、DモードFET D3と抵抗R9からなる定電流源から負電源電圧BCPへ流れる電流について考える。ノードN6の電圧Vn2=BCP+Vdetの時に、ノードN7の電位がBCP電位となれば、EモードFET E8はOFFとなるので、抵抗R9を流れる電流は、その電位がBCP電圧以上となる端子であれば、正電源電圧VDDに限らず、どの端子(例えば、VREG)からでも流してよいことが分かる。
より具体的には、図3に示すように、負電源電圧BCPから供給される電圧を生成するチャージポンプ回路の途中段に、平滑回路を設ける。ここで、その電位をBCP3とすれば、BCP3>BCPであるので、この端子から抵抗R9に流れる電流を流しても良いことが分かる。ここで、BCP端子に流れる電流値をIBCPとし、BCP3端子から流れる電流値をIBCP3とすれば、図3に示すように、GND端子からみてBCP3端子より左側の昇圧回路の負荷電流値はIBCP−IBCP3となる。これにより、例えば図3でのチャージポンプ回路の消費電流値は、
3×(IBCP−IBCP3)+2×IBCP
となり、BCP3端子を設けない場合の電流値 5×IBCPと比較して小さくすることができる。また、換言して言えば、負荷電流値が小さくなるため、次式にて簡易的に示される昇圧回路特性において、出力電圧の絶対値を大きくすることができることとなる。
Figure 2010226703
このように構成された本実施の形態におけるレベルシフト回路においては、入力信号を異なる信号レベルに変換するレベルシフト回路において、入力信号(Vin)に応じて周波数又は振幅のうち少なくとも一方が調整された発振信号(Vin)を、フィルタ(容量C1)によって交流信号に変換し、この交流信号に基づいて周波数又は振幅が切り替わったことをディテクト回路において検出することで、セレクト回路13を駆動する電源電圧(VDD)から第1の電圧(BCP)に流れ込む直流電流をカットしながら、入力信号の信号レベルを交流信号によって後段の出力回路に伝達し、レベルシフトされた出力信号を生成することができる。
更に、電源電圧(Vdd)から第1の電圧(BCP)に常に電流が流れることがないため、第1の電圧(BCP)を生成するチャージポンプ回路に負荷がかからず、チャージポンプ回路によって消費される電力を削減することができる。
以上のように、本実施の形態にかかるレベルシフト回路においては、出力端子OUTのL/Hの切り替えが低消費電流にて実現可能である。また、構成素子にチップ面積の大きな素子を含まないため小型化が可能となる。
なお、出力回路15は、図1の回路構成に限られず、負電源電圧BCPを基準電圧として入力電圧VinのL/Hにより出力電圧を切り替える回路であれば、どのような構成であってもよい。また、第1の電圧は、負電源電圧BCPに限られず、任意の電圧レベルとすることができる。
[応用例]
次に、本実施の形態にかかるレベルシフト回路の応用例について説明する。図4は、上記の実施の形態にかかるレベルシフト回路を適用したスイッチ回路の構成を示す図である。このスイッチ回路100では、アンテナ(入力端子)ANTによって受信された信号が、コンデンサC22及びインダクタL22によって構成されるハイパスフィルタを介して点Aに入力される。この点Aの信号は、複数のFETスイッチを介して出力端子OUT1、2へ出力される。換言すれば、アンテナ(入力端子)ANTによって入力された信号が、FETスイッチによって選択的に出力端子OUT1、2から出力される。
スイッチ回路100は、ロジック付正電圧DCDCコンバータ40と複数のFETスイッチを備えている。ロジック付正電圧DCDCコンバータ40は、FET23、24からなる複数のFETスイッチのON/OFFを制御している。ロジック付正電圧DCDCコンバータ40は、本発明の実施の形態にかかるレベルシフト回路(図示せず)を備える。レベルシフト回路は、複数のFETスイッチのON/OFFを制御する制御信号を生成している。
ロジック付正電圧DCDCコンバータ40に、例えば、3ビットの入力信号が入力されるように構成した場合、3ビットの入力信号によりON/OFFが制御される8個のスイッチを接続することができる。なお、入力信号及びスイッチの個数は任意に設定することができる。図4には、複数のFETスイッチのうち、ゲート抵抗Rg23がゲートに接続され、ソース−ドレイン間に抵抗が接続されたFET23がONになり、ゲート抵抗Rg24がゲートに接続され、ソース−ドレイン間に抵抗が接続されたFET24がOFFになる場合について示した。
FET23、FET24のゲート抵抗端に電圧を印加するロジック付正電圧DCDCコンバータ40は、ONするFET23にプラス電圧を、OFFするFET24にはGND電圧を印加する。図では具体的な値として、ONするFET23に+8.2Vを、OFFするFET24には0Vを印加している。この際、FET23のソースもしくはドレインとFET24のソースもしくはドレインが接続された点Aの電圧は、FETのゲート−ソース、及びゲート−ドレイン間にできる寄生ダイオードDを介して決定される。具体的には、FET23のゲート抵抗端の電圧が+8.2V、FET24のゲート抵抗端の電圧が0Vであるので、この点Aの電圧は抵抗Rg23からFET23の寄生ダイオードDの順方向を介し、FET24の寄生ダイオードDの逆方向を介し抵抗Rg24へ抜ける電流により決定される。
ダイオードの電圧−電流特性から、この点Aの電圧は、ON側FET23の抵抗Rg23とFET23の寄生ダイオードDとにより決定される。図では具体的な値として点Aの電圧を、+7Vとしている。ここで、FET23、及びFET24の動作状態に関して改めて考えると、FET23のゲート−ソース、ゲート−ドレイン間にはプラス電圧が印加されるのでFET23はON、FET24のゲート−ソース、ゲート−ドレイン間にはマイナス電圧が印加されるのでFET24はOFFとなる。
以上の動作により、ロジック付正電圧DCDCコンバータ40は、FETスイッチのゲート抵抗に印加する電圧を制御することでFETスイッチをON、OFFすることができるが、FETスイッチ同士の接続点Aにおいて、ON側FETのゲート抵抗に印加した電圧に応じたプラス電圧が表れることになる。この点Aの電圧はFETのソース−ドレイン間に接続された抵抗Rを介して、FETのソース、ドレイン端に現れる。そのため、点Aから出力端子OUT1、OUT2に流れ込む電流をカットするために、FET23、24と出力端子OU1、OUT2との間には、それぞれDCカット用容量C23、C24が設けられている。
このように、本実施形態にかかるレベルシフト回路は、図4に示したスイッチ回路100をはじめ、既知である種々のスイッチ回路に適用することができる。なお、このスイッチ回路は、携帯電話端末等の送受信部に適用することができる。
次に、本実施の形態にかかるレベルシフト回路の他の応用例について説明する。図5は、上記の実施の形態にかかるレベルシフト回路を適用したスイッチ回路200の構成を示す図である。このスイッチ回路200では、アンテナ(入力端子)ANTによって受信された信号が、コンデンサC21及びインダクタL21によって構成されるハイパスフィルタを介して点Bに入力される。この点Bの信号は、複数のFETスイッチを介して出力端子OUT1、2へ出力される。スイッチ回路200は、ロジック付負電圧DCDCコンバータ50と複数のFETスイッチを備えている。ロジック付負電圧DCDCコンバータ50は、FET21、22からなる複数のFETスイッチのON/OFFを制御している。ロジック付負電圧DCDCコンバータ50は、本発明の実施の形態にかかるレベルシフト回路(図示せず)を備える。レベルシフト回路は、複数のFETスイッチのON/OFFを制御する制御信号を生成している。
図では、ゲート抵抗Rg21がゲートに接続され、ソース−ドレイン間に抵抗が接続されたFET21がONになり、ゲート抵抗Rg22がゲートに接続され、ソース−ドレイン間に抵抗が接続されたFET22がOFFになる場合について示した。FET21、FET22のゲート抵抗端に電圧を印加するDCDCコンバータは、ONするFET21にプラス電圧を、OFFするFET22にはマイナス電圧を印加する。
図では具体的な値として、ONするFET21に+1.2Vを、OFFするFET22には−7Vを印加している。この際、FET21のソースもしくはドレインとFET22のソースもしくはドレインが接続された点Bの電圧は、FETのゲート−ソース、及びゲート−ドレイン間にできる寄生ダイオードを介して決定される。具体的には、FET21のゲート抵抗端の電圧が+1.2V、FET22のゲート抵抗端の電圧が−7Vであるので、この点Bの電圧は、抵抗Rg21からFET21の寄生ダイオードDの順方向を介し、インダクタL21へ抜ける電流により決定される。ここで、インダクタL21の抵抗成分は抵抗21よりも十分小さいので、点Bの電位はGND電位となる。
ここで、FET21、及びFET22の動作状態に関して改めて考えると、FET21のゲート−ソース、ゲート−ドレイン間にはプラス電圧が印加されるのでFET21はON、FET22のゲート−ソース、ゲート−ドレイン間にはマイナス電圧が印加されるのでFET22はOFFとなる。以上の動作により、FETスイッチのゲート抵抗に印加する電圧を制御することでFETスイッチをON、OFFすることができる。この動作は、正電圧DCDCコンバータ40を備えた図4のスイッチ回路100と同じ動作になるが、FETスイッチ同士の接続点である点Bの電位はGNDであり、FETのソース、ドレイン端の電位もGNDとなる。そのため、図5に示すスイッチ回路200においては、出力端子OUT1、OUT2にはDCカット用容量は不要となり、図4に示すスイッチ回路100に比べ、DCカット容量分のサイズメリット、コストメリットが得られる。
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
BCP 負電源電圧
VDD 正電源電圧
GND 接地電源電圧
11 発振回路
12 バッファ回路
13 セレクト回路
14 ディテクト回路
15 出力回路
40 ロジック付正電圧DCDCコンバータ40
50 ロジック付負電圧DCDCコンバータ50
100、200 スイッチ回路
L21、L22 整合回路用インダクタ
C21〜24 DCカット容量
FET21〜24 FETスイッチ
Rg21〜24 FETのゲート抵抗
OUT1、OUT2 出力端子
ATN アンテナ(入力端子)

Claims (10)

  1. 入力信号のレベルを、第1の電圧と前記第1の電圧より高い第2の電圧との間のレベルに変換するレベルシフト回路であって、
    前記入力信号に基づいて、その周波数及び振幅のうち少なくとも一方が変化する発振信号を生成するセレクト回路と、
    前記セレクト回路から出力された前記発振信号の直流成分を除去して交流成分を出力するフィルタ回路と、
    前記第1の電圧と前記フィルタ回路の出力側電圧との間で動作し、前記発振信号の交流成分における周波数及び振幅のうち少なくとも一方の変化に応じて、信号電圧が変化する制御信号を生成するディテクト回路と、
    前記制御信号に基づいて前記第1の電圧と前記第2の電圧の間のレベルを有する出力信号を生成する出力回路と、を有するレベルシフト回路。
  2. 前記第1の電圧は、チャージポンプ回路によって生成される
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  3. 前記ディテクト回路は、前記フィルタ回路を介して入力された前記発振信号の交流成分のうち前記第1の電圧より低い電流成分をカットし、前記第1の電圧より高い電流成分に基づいて前記制御信号を生成する
    請求項1又は2に記載のレベルシフト回路。
  4. 前記セレクト回路は、
    ゲートに入力される発振信号に基づいて、定電流源から供給される電流を前記ディテクト回路に供給するか否かを切り替える第1トランジスタと、
    前記入力信号に応じて前記第1トランジスタに電流を供給するか否かを切り替える第2トランジスタと、
    を有する請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  5. 前記セレクト回路は、前記入力信号の反転信号に応じてON/OFFされ、前記ディテクト回路に入力されるノイズをカットするためのシャント回路を備えた
    請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  6. 前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタは、エンハンスメント型FETである
    請求項4に記載のレベルシフト回路。
  7. 前記第2の電圧は、電源電圧又は内部生成電圧である
    請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  8. 請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載のレベルシフト回路と、
    前記レベルシフト回路から出力される制御信号に応じて、入力端子より入力された信号を選択的に出力端子へ出力するスイッチと、を備えたスイッチ回路。
  9. 前記スイッチ回路は、複数の前記スイッチを備え、
    前記レベルシフト回路は、入力された信号に応じて前記複数のスイッチを制御する制御信号を生成する
    請求項8に記載のスイッチ回路。
  10. 前記スイッチと前記出力端子との間に配されたコンデンサを更に備えた請求項8又は9に記載のスイッチ回路。
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