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JP2010222779A - 建築用内装材 - Google Patents

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JP2010222779A
JP2010222779A JP2009067825A JP2009067825A JP2010222779A JP 2010222779 A JP2010222779 A JP 2010222779A JP 2009067825 A JP2009067825 A JP 2009067825A JP 2009067825 A JP2009067825 A JP 2009067825A JP 2010222779 A JP2010222779 A JP 2010222779A
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JP
Japan
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interior material
synthetic resin
resin plate
thin film
film layer
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JP2009067825A
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English (en)
Inventor
Toshio Nittaya
敏雄 新田谷
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YASUDA KK
Yasuda Y & Co Inc
Original Assignee
YASUDA KK
Yasuda Y & Co Inc
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Publication date
Application filed by YASUDA KK, Yasuda Y & Co Inc filed Critical YASUDA KK
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Abstract

【課題】断熱、保温効果および遮音効果を特に有し、しかも軽量で、新築住宅又は既存住宅のいずれにも採用可能な建築用内装材を提供する。
【解決手段】上面1と下面2とが複数列のリブ3によって所定間隔に仕切られた細長空間Sを有する合成樹脂板4の上面側に、表面仕上材5を重層し、前記合成樹脂板4の下面側に、金属薄膜層6を重層したものとしている。さらに、前記複数列の隣り合うリブ3間を仕切り7によってそれぞれ区画し、細長空間Sを縦方向に二段にしたものとしている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、新築住宅又は既存住宅のいずれにも採用可能な建築用内装材に関するものである。
従来、この種の建築用内装材としては、例えば図5に示したように、機能層11と化粧層12と裏面層13とを備えたものが存在する。前記機能層11は、不織布に活性化木炭粉を含浸させて担持させてなるシート材からなるとしている。さらに、化粧層12は、壁紙用の和紙からなり、通気性を有しているとしている。また、裏面層13も紙材料からなり、通気性を有しているとしている。これら機能層11と化粧層12、および機能層11と裏面層13とは、それぞれの中間に接着剤層14、14を介して互いに積層一体化されているとしている(特許文献1)。
さらに、この種の建築用内装材としては、例えば図6に示したように、基板21の少なくとも表面が吸放湿性とされ、且つ裏面には脱着自在な止着手段22、23を有する構成としたものが存在する。具体的には、基板21の表面に、吸放湿性化粧シート24と粘着剤層25とからなる積層体Sが、粘着剤層25が基板21側を向くと共に吸放湿性化粧シート24が基板21と反対側を向くようにして2層以上積層され、しかも粘着剤層25はその直上部に隣接する吸放湿性化粧シート24と共に剥離可能とするとしている(特許文献2)。
特開2002−138375号公報 特開2001−336266号公報
しかしながら、図5に示した上記従来の建築用内装材では、裏面層が通気性を有することで、機能層が有する調湿や脱臭などの機能を、裏面層を介して内側の壁面構造に対しても機能させることができるとしており、また図6に示した上記従来の建築用内装材では、吸放湿効果が良好であり、外界の温湿度の変化に伴う室内の湿度の変動幅を収束させることができるとしており、何れの建築用内装材も、採用した住宅の断熱、保温効果および遮音効果を特に有するものではなかった。
そこで、この発明は、上記従来の建築用内装材が有していなかった断熱、保温効果および遮音効果を特に有し、しかも軽量で、新築住宅又は既存住宅のいずれにも採用可能な建築用内装材を提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この発明の建築用内装材は、上面1と下面2とが複数列のリブ3によって所定間隔に仕切られた細長空間Sを有する合成樹脂板4の上面側に、表面仕上材5を重層し、前記合成樹脂板4の下面側に、金属薄膜層6を重層したものとしている。
そして、この発明の建築用内装材は、前記合成樹脂板4の細長空間Sの断面形状を、一辺が3〜10mmの四角形状とし、その細長空間Sの長さを、合成樹脂板4の縦長または横長となるものとしている。
さらに、この発明の建築用内装材は、前記複数列の隣り合うリブ3間を仕切り7によってそれぞれ区画し、細長空間Sを縦方向に二段にしたものとしている。
また、この発明の建築用内装材は、前記金属薄膜層6が、アルミ薄膜からなるものとしている。
さらに、この発明の建築用内装材は、前記金属薄膜層6が、取付け壁面Wへの粘着層を有したものとしている。
この発明の建築用内装材は、以上に述べたように構成されており、新築住宅又は既存住宅のいずれにも採用可能で、断熱、保温効果および遮音効果に優れ、しかも軽量であるので、新築住宅又は既存住宅の取付け壁面に取り付け易いものとなった。
この発明の建築用内装材の一実施形態を示す斜視図である。 この発明の建築用内装材の他の実施形態を示す斜視図である。 図1に示すこの発明の建築用内装材を壁面に取り付けた状態の断面図である。 図2に示すこの発明の建築用内装材を壁面に取り付けた状態の断面図である。 従来の建築用内装材の一例を示しており、この建築用内装材の断面図である。 従来の建築用内装材の他の例を示しており、この建築用内装材を壁面に取り付けた状態の断面図である。
以下、この発明の建築用内装材を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、この発明の建築用内装材は、図1、2に示したように、上面1と下面2とが複数列のリブ3によって所定間隔に仕切られた細長空間Sを有する合成樹脂板4の上面側に、表面仕上材5を重層したものとしている。さらに、前記合成樹脂板4の下面側には、金属薄膜層6を重層したものとしている。
合成樹脂板4の材質は、耐熱性、耐候性に優れたポリカーボネート樹脂からなるものとするのが好ましい。
表面仕上材5としては、住宅の内装材として通常用いられているビニールクロス、銘木練張り、プリントベニア等とすることができる。この表面仕上材5は、合成樹脂板4に接着剤で貼り付けたり、ビス止めして取り付けるなどして、その合成樹脂板4の上面側に重層することができる。
金属薄膜層6としては、光沢が施し易く、熱反射性に富む素材として適当なアルミ薄膜するのが好ましい。この金属薄膜層5は、アルミ箔膜として合成樹脂板4に貼り付けたり、アルミ蒸着膜として合成樹脂板4に蒸着して、その合成樹脂板4の下面側に重層することができる。また、この金属薄膜層6は、取付け壁面Wへの粘着層(図示せず)を有したものとし、その取付け壁面Wへ取り付け易くしたものとすることができる。なお、前記金属薄膜層6に粘着層を有したものとした場合には、この粘着層を剥離紙(図示せず)で被ったものとしている。
さらに、この発明の建築用内装材は、取付け壁面Wに取り付け易いように、一般的な住宅の壁面に取り付け易いように、合成樹脂板4の寸法を、縦が250cm程度、横が90cm程度にしているが、このような寸法のものに限定されるものではない。
合成樹脂板4の細長空間Sの断面形状は、一辺が3〜10mmの長方形又は正方形などの四角形状としており、その細長空間Sの長さは、合成樹脂板4の縦長または横長となるものとしている。なお、前記細長空間Sは、長さ方向に貫通したものであっても、途中で区切られたものとしてもよい。
また、図1に示したこの発明の建築用内装材は、前記細長空間Sを縦方向に一段にしたものとしているが、図2に示したこの発明の建築用内装材は、前記複数列の隣り合うリブ3間を仕切り7によってそれぞれ区画し、細長空間Sを縦方向に二段にしたものとしている。なお、細長空間Sを縦方向に二段にした場合も、前記一段の場合の細長空間Sの体積と同じにしてもよいが、図2に示したように前記一段の場合の細長空間Sの体積の二倍にするのが好ましい。いずれの場合にも、断熱、保温効果はアップするものとなるが、前記細長空間Sを縦方向に二段にし、体積も二倍にするのがより断熱、保温効果はアップするものとなる。さらに、この発明の建築用内装材は、前記細長空間Sを縦方向に三段以上にし、体積も任意の倍数にすることもできる。
以上のように構成されたこの発明の建築用内装材は、金属薄膜層6に粘着層を有し、この粘着層を剥離紙で被ったものとした場合には、剥離紙を剥がし、取付け壁面Wに粘着層を押し付けて粘着させることにより、この取付け壁面Wに間単に取り付けることができるものとなる。
さらに、この発明の建築用内装材は、金属薄膜層6に粘着層を有していないものでは、取付け壁面Wに接着剤を塗布して、この金属薄膜層6をその接着剤を塗布した取付け壁面Wに押し付けて接着させることにより、取付け壁面Wに間単に取り付けることができるものとなる。
また、この発明の建築用内装材は、金属薄膜層6に粘着層を有していないものでは、金属薄膜層6側を取付け壁面Wに沿わせた状態にして、ビス止めすることによっても、取付け壁面Wに間単に取り付けることができるものとなる。
なお、この発明の建築用内装材は、図3、4に示したように、合成樹脂板4の細長空間Sが水平方向になるようにして、取付け壁面Wに取り付けたものとしているが、合成樹脂板4の細長空間Sが垂直方向になるようにして、取付け壁面Wに取り付けたものとしてよい。前記細長空間Sを水平方向になるようにするか、垂直方向になるようにするかは、取付け壁面Wの大きさや形状に応じて、その取り付け作業が簡単に行える方を選択すればよい。
このようにして、取付け壁面Wに取り付けたこの発明の建築用内装材は、前記合成樹脂板4の細長空間S内の空気層が有する保温性や断熱性と、金属薄膜層6自体が有する断熱性や高い反射率の相乗作用で、室内の保温、断熱効果および遮音効果をより高めることになる。
さらに、この発明の建築用内装材は、前記したように取付け壁面Wに色々な方法で取り付けることができるので、新築住宅又は既存住宅のいずれにも採用可能なものとなり、しかも軽量であるので、新築住宅又は既存住宅の取付け壁面Wに取り付け易いものとなっている。
1 上面
2 下面
3 リブ
4 合成樹脂板
5 表面仕上材
6 金属薄膜層
7 仕切り
S 細長空間
W 取付け壁面

Claims (5)

  1. 上面(1)と下面(2)とが複数列のリブ(3)によって所定間隔に仕切られた細長空間(S)を有する合成樹脂板(4)の上面側に、表面仕上材(5)を重層し、前記合成樹脂板(4)の下面側に、金属薄膜層(6)を重層したことを特徴とする建築用内装材。
  2. 前記合成樹脂板(4)の細長空間(S)の断面形状を、一辺が3〜10mmの四角形状とし、その細長空間Sの長さを、合成樹脂板(4)の縦長または横長となるものとしたことを特徴とする請求項1記載の建築用内装材。
  3. 前記複数列の隣り合うリブ(3)間を仕切り(7)によってそれぞれ区画し、細長空間(S)を縦方向に二段にしたことを特徴とする請求項1記載の建築用内装材。
  4. 前記金属薄膜層(6)が、アルミ薄膜からなるものとしたことを特徴とする請求項1記載の建築用内装材。
  5. 前記金属薄膜層(6)が、取付け壁面(W)への粘着層を有したものとしたことを特徴とする請求項1記載の建築用内装材。


JP2009067825A 2009-03-19 2009-03-19 建築用内装材 Withdrawn JP2010222779A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140518A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 大日本印刷株式会社 内装建材シート及び採光システム
JP7515945B1 (ja) 2024-02-01 2024-07-16 日本遮熱株式会社 結露のない超省エネ遮熱構造

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